JP4842134B2 - エレベータ監視システム - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの運行状況をモニタの表示により監視するためのエレベータ監視システムに関するものである。
従来のエレベータ監視装置は、複数のエレベータのかごの運行を制御する群管理制御装置から運行状況データを受信し、運行状況をモニタ上に表示する(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−189358号公報
上記のような従来のエレベータ監視装置では、インターホン装置との連携がないため、災害等が発生した緊急時に、例えばかご内の乗客が意識不明になるなどしてインターホン通話不能となっていることは検出できなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、インターホンによる通話が不能となったかご内の乗客を自動的に検出することができるエレベータ監視システムを得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ監視システムは、複数のインターホン子機装置との通話が可能なインターホン親機装置、及び複数のエレベータの運行を制御する群管理制御装置から運行状況データを受信し、エレベータの運行状況をモニタに表示する運行監視装置を備え、インターホン親機装置及び運行監視装置は、相互に通信可能になっており、運行監視装置は、インターホン親機装置から受けたインターホン子機装置との通信状態情報と、運行状況データとに基づいて、少なくともいずれか1台のエレベータのかご内で乗客がインターホン通話不能な状態であることを検出する。
この発明の実施の形態1によるエレベータ監視システムを示すブロック図である。 図1のモニタの表示内容の一例を示す正面図である。 図1の表示制御手段の動作を示すフローチャートである。 図1の入力制御手段の動作を示すフローチャートである。 図1の警告情報検出手段の動作を示すフローチャートである。 図1の警告情報検出手段における警告情報の表示条件の一例を示す説明図である。 図1の警告情報検出手段で求める総合評価値の算出基準を示す説明図である。 図1の各かごについての検出情報の一例を示す説明図である。 図8の検出情報に対応する各項目の評価値を示す説明図である。 図2の警告情報表示領域に表示される各かごの表示内容を示す説明図である。 図2の警告情報表示領域に表示される警告情報の表示順情報の一例を示す説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ監視システムを示すブロック図である。この例では、A号機〜C号機の3機のエレベータの監視を行う監視システムを示している。各エレベータのかご1〜3内には、かご1〜3内の乗客が管理室の管理人と通話するためのインターホン子機装置4〜6が設けられている。インターホン子機装置4〜6には、受話器(図示せず)がそれぞれ設けられている。
また、かご1〜3には、かご1〜3内の負荷に応じた信号を出力するかご負荷検出装置31〜33が設けられている。
管理室とは、例えば建物内の防災センターである。管理室には、インターホン親機装置7と、エレベータの運行状況を監視するための運行監視装置8とが設置されている。
インターホン親機装置7は、インターホン子機装置4〜6と通信を行うための子機通信手段9、運行監視装置8と通信を行うための第1の通信手段10、及びインターホン子機装置4〜6の中から通話先を選択するための回線選択手段11を有している。
子機通信手段9は、音声ケーブル12〜14を介してインターホン子機装置4〜6に接続されている。子機通信手段9は、インターホン子機装置4〜6の通信状態に関する情報を第1の通信手段10に入力する。
具体的には、子機通信手段9は、音声ケーブル12〜14の通信状態を周期的にモニタリングし、通信状態を通信シンボルに変換する。例えば、インターホン子機装置4〜6とインターホン親機装置7との間で通話を行っている状態(通話中)の通信シンボルは、「1」に設定されている。また、インターホン子機装置4〜6からインターホン親機装置7へ通話を行いたい旨を知らせている状態(呼出中)の通信シンボルは、「2」に設定されている。さらに、通話中及び呼出中のいずれでも無い状態(待機中)の通信シンボルは、「3」に設定されている。
例えば、インターホン子機装置4は呼出中、インターホン子機装置5,6は待機中である場合、通信状態情報は、通信状態に対応する通信シンボルをA号機、B号機、C号機の順に並べた「233」となる。子機通信手段9、回線選択手段11、表示制御手段20及び入力制御手段22には、共通の変換テーブルが予め設定されている。
第1の通信手段10は、インターホン子機装置4〜6の通信状態に関する情報を運行監視装置8に送信する。また、第1の通信手段10は、通話先を選択するための選局情報を運行監視装置8から受け、回線選択手段11に入力する。子機通信手段9には、回線選択手段11及び音声ケーブル24を介して受話器15が接続されている。受話器15は、管理人が運行監視装置8を操作・監視しながら通話可能な位置に配置されている。
運行監視装置8は、かご1〜3の運行を制御する群管理制御装置16に接続されている。群管理制御装置16は、対応するエレベータを個別に制御する各台制御装置34〜36に接続されている。群管理制御装置16及び各台制御装置34〜36は、例えば建物の機械室内に設置されている。運行監視装置8は、かご1〜3の運行状況データを群管理制御装置16から受信する。運行状況データには、例えば階床情報(かご位置情報)、ドア開閉情報、走行方向情報、号機名称情報、かご負荷情報、災害運転情報及び身障者運転情報等が含まれている。
運行監視装置8は、第1の通信手段10と通信するための第2の通信手段17、群管理制御装置16と通信するための運行状況データ通信手段18、かご1〜3の運行状況を表示するためのモニタ19、モニタ19を制御する表示制御手段20、管理人による操作を入力するための入力装置21、入力装置21の操作に応じて動作する入力制御手段22、及び運転状況データから警告情報を検出する警告情報検出手段37を有している。
第1の通信手段10と第2の通信手段17とは、通信ケーブル23を介して接続されている。通信ケーブル23としては、イーサネット(登録商標)(「IEEE802.3委員会」によって標準化されたLAN(Local Area Network)に関する規格)の規格を満たしたケーブルが用いられる。
運行監視装置8は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)を有している。表示制御手段20、入力制御手段22及び警告情報検出手段37の機能は、運行監視装置8のコンピュータにより実現される。即ち、コンピュータの記憶部には、表示制御手段20、入力制御手段22及び警告情報検出手段37の機能を実現するためのプログラムが格納されている。入力装置21としては、コンピュータに接続されたマウス及びキーボードを用いることができる。
第2の通信手段17は、インターホン子機装置4〜6の通信状態に関する情報を第1の通信手段10から受信し表示制御手段20に入力する。即ち、第2の通信手段17は、表示制御手段20の第1のバッファ(図示せず)に通信状態情報を書き込む。そして、表示制御手段20は、通信状態情報に基づいてインターホン子機装置4〜6の通信状態をモニタ19に表示させる。
運行状況データ通信手段18で受信された運行状況データは、表示制御手段20に入力される。即ち、運行状況データ通信手段18は、表示制御手段20の第2のバッファ(図示せず)に運行状況データを書き込む。そして、表示制御手段20は、運行状況データに基づいてかご1〜3の運行状況をモニタ19に表示させる。
警告情報検出手段37で検出された警告情報は、表示制御手段20に入力される。即ち、警告情報検出手段37は、表示制御手段20の第3のバッファ(図示せず)に警告情報を書き込む。そして、表示制御手段20は、警告情報に基づいてかご1〜3の状況をモニタ19に表示させる。モニタ19としては、例えば液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いることができる。
入力制御手段22は、入力装置21の操作に応じて、インターホン親機装置7の通話先を選択するための選局情報を第2の通信手段17に入力する。選局情報は、第2の通信手段17から第1の通信手段10に送信される。
図2は図1のモニタ19の表示内容の一例を示す正面図である。モニタ19の画面は、群管理制御装置16からの運行状況データに基づく運行状況表示領域25と、子機通信手段9からの通信状態情報に基づく選局ボタン表示領域26と、災害運転の実施状況やかご1〜3内の乗客状態等に応じて警告表示を行う警告情報表示領域27とを含んでいる。運行状況表示領域25には、号機名(A号機〜C号機)、階床名(1階〜5階)、及びかご1〜3に対応したかご表示マーク1a〜3aが表示されている。
かご表示マーク1a〜3aは、対応するかご1〜3の昇降に応じて移動する。図2では、かご1が3階、かご2が4階、かご3が1階に位置することを示している。また、かご表示マーク1a〜3aの上部又は下部には、対応するかご1〜3が向かっている方向を示す三角形(方向表示部)が付されている。図2では、かご1が下方向へ、かご2,3が上方向へ向かっていることを示している。さらに、かご表示マーク1a〜3aは、対応するかご1〜3のドアの開閉状態を表示する。図2では、かご1、3が戸閉状態、かご2が戸開状態であることを表示している。
選局ボタン表示領域26には、インターホン子機装置4〜6に対応する複数の選局ボタン4a〜6aと、選局ボタン4a〜6aに対応する号機名とが表示されている。選局ボタン4a〜6a内には、子機通信手段9からの通信状態情報に応じて対応するインターホン子機装置4〜6の通信状態が表示されている。具体的には、変換テーブルに基づいて、通信シンボルが1であれば「通話中」、通信シンボルが2であれば「呼出中」、通信シンボルが3であれば「待機中」と表示される。図2では、通信状態情報が「333」であるため、全ての選局ボタン4a〜6aに「待機中」と表示されている。
管理室の管理人は、マウスやキーボード等の入力装置21を用いて、選局ボタン4a〜6aのいずれかを指定する選局情報を入力制御手段22に入力することができる。
警告情報表示領域27には、号機名、インターホン子機装置4〜6の通信状態、及びかご1〜3の乗客状態等が表示されている。また、警告情報は、緊急度が高い号機から順に上から並べて表示されている。
図3は図1の表示制御手段20の動作を示すフローチャートである。表示制御手段20は、図3に示す処理を周期的(例えば200ミリ秒毎)に実行し、図2のようなモニタ19の表示内容を更新する。
図3に示す動作では、まず、第1のバッファに第2の通信手段17からの受信データがあるかどうかを確認する(ステップS1)。第1のバッファに受信データが無ければ、第2のバッファに運行状況データ通信手段18からの受信データがあるかどうかを確認する(ステップS4)。第2のバッファに受信データが無ければ、第3のバッファに警告情報検出手段37からの受信データがあるかどうかを確認する(ステップS7)。いずれのバッファにも受信データが無ければ処理は終了する。
第1のバッファにデータが書き込まれていた場合、選局ボタン表示領域26の表示内容を更新する(ステップS2)。例えば、第1のバッファに通信状態情報「233」が書き込まれていた場合、表示制御手段20は、A号機の通信シンボルが「2」、B号機及びC号機の通信シンボルが「3」であると認識し、変換テーブルに基づいて、選局ボタン表示領域26の表示内容をA号機「呼出中」、B号機「待機中」、C号機「待機中」と表示する。表示内容を更新したら、第1のバッファを初期化(ステップS3)し、第2のバッファ内の受信データの有無を確認する(ステップS4)。
第2のバッファにデータが書き込まれていた場合、運行状況表示領域25の表示内容を更新し(ステップS5)、第2のバッファを初期化(ステップS6)する。次に、第3のバッファ内の受信データの有無を確認する(ステップS7)。第3のバッファにデータ(警告情報表示指令)が書き込まれていた場合、警告情報表示領域27の表示内容を更新し(ステップS8)、第3のバッファを初期化(ステップS9)した後、処理を終了する。
図4は図1の入力制御手段22の動作を示すフローチャートである。この処理フローは、入力装置21を用いて選局ボタン4a〜6aのいずれかが選択されることをトリガーとして開始される。選局ボタン4a〜6aのいずれかが選択されると、選択された選局ボタン4a〜6aの表示が「待機中」又は「呼出中」であるかどうかを判断する(ステップS11)。
選択された選局ボタン4a〜6aの表示が「待機中」又は「呼出中」であった場合、入力制御手段22は、管理人が乗客との通話の開始を希望していると判断し、該選局ボタン4a〜6aの表示を「通話中」に変更する(ステップS12)。また、選択された選局ボタン4a〜6aの表示が「通話中」であった場合、入力制御手段22は、管理人が乗客との通話の終了を希望していると判断し、該選局ボタン4a〜6aの表示を「待機中」に変更する(ステップS13)。
この後、変更後の選局ボタン4a〜6aの表示内容を選局情報として第2の通信手段17へ送信する(ステップS14)。選局情報は、図2に示した変換テーブルに基づいて作成される。例えば、A号機及びC号機の選局状態が「待機中」、B号機の選局状態が「通話中」であれば、選局情報は通信シンボルを用いて「313」となる。
第2の通信手段17は、入力制御手段22からの選局情報を受信すると、その選局情報を即座に第1の通信手段10へ送信する。第1の通信手段10は、受信した選局情報を回線選択手段11に入力する。回線選択手段11は、入力された選局情報に応じて、受話器15とインターホン子機装置4〜6との回線接続のON/OFFを行う。
例えば、選局情報が「313」であった場合、回線選択手段11は、「通話中」を示す通信シンボルがB号機に割り当てられていると判断し、B号機のインターホン子機装置5に接続された音声ケーブル13と、受話器15に接続された音声ケーブル24との接続を行う。これにより、B号機のかご2内の乗客と管理室の管理人との通話が可能となる。
次に、警告情報の表示手順について説明する。各台制御装置34〜36は、かご負荷検出装置31〜33からの情報に基づいて、かご最大積載荷重に対する検出重量の比率(かご負荷)を百分率で求める。求められたかご負荷の情報は、群管理制御装置16を経由して運行状況データ通信手段18に送信される。また、各台制御装置34〜36で検出される各種情報(車椅子運転動作中等の情報)もかご負荷情報と同様の手順で警告情報検出手段37へ送られる。
図5は図1の警告情報検出手段37の動作を示すフローチャートである。警告情報検出手段37は、図5に示す処理を周期的(例えば1秒毎)に実行する。処理が開始されると、警告情報検出手段37は、まず評価対象となるかご番号Nを0にセットする(ステップS21)。次に、NをN+1に設定する(ステップS22)。そして、評価対象として現在選択されているかごが警告情報を表示するための全ての表示条件を満たしているかどうかを判定する(ステップS23)。全ての表示条件を満たしていれば、緊急度の総合評価を算出する(ステップS24)。
表示条件を満たしていない場合、及び総合評価の算出が終了した場合、評価対象として現在選択されているかごがM番目(Mはかごの設置台数)のかごであるかどうかを確認する(ステップS25)。即ち、全てのかごについて警告情報の評価が終了したかどうかを確認する。評価すべきかごが残っていれば、NをN+1に設定し、次のかごについて表示条件の検討を行う。N=Mであった場合は、総合評価演算の結果に基づいて警告情報表示指令を作成し、表示制御手段20に送る(ステップS26)。
図6は図1の警告情報検出手段37における表示条件の一例を示す説明図である。警告情報検出手段37は、図6の全ての表示条件を満たすとき、緊急度の総合評価を実行し、警告情報表示指令を出力する。
図6において、災害運転情報のフラグのON/OFF条件は以下の通りである。
ON条件:災害管制運転動作を検出
OFF条件:以下の(1)〜(3)のいずれかを満たした場合
(1) かご負荷情報の検出情報が0%になった(該当するかご内が無人になった)
(2) 該当するかごのインターホン子機装置の通信状態が「通話中」となった(該当するかごに対して通話を実施した)
(3) 該当するかごのインターホン子機装置の通信状態が「呼出中」となった(該当するかごから通話の意思が示された)
未検出時間情報のカウント開始・終了条件は以下の通りである。
カウント開始条件:かご負荷情報及び災害運転情報の表示条件が満たされた(当該かご内が有人であり、災害管制運転動作を開始した)
カウント終了(0秒にリセット)条件:上記の(1)〜(3)のいずれかを満たした場合
言い換えると、次のようなときに全ての表示条件を満たすことになる。即ち、かご内に乗客がいる状態で災害運転が開始されたにも拘わらず、予め設定された時間(図6では180秒)以上かごから降車することが無く、かつインターホン子機装置からの呼出もインターホン親機装置7からの通話も行われていない状態である。
なお、未検出時間情報の表示条件は、適宜設定すればよく、例えば60秒としてもよい。
また、かご負荷情報の表示条件は、有人であるか無人であるかを検出できればよいため、検出誤差を考慮して例えば3%を閾値としてもよい。
さらに、かご負荷検出装置としては、あらゆるタイプのものを適用することができ、かごに直接搭載されていないタイプのものであってもよい。
次に、総合評価値の算出方法について説明する。図7は図1の警告情報検出手段37で求める総合評価値の算出基準を示す説明図である。ここで、身障者運転情報のフラグのON/OFF条件は以下となる。
ON条件:身障者運転動作を検出した
OFF条件:上記の(1)〜(3)のいずれかを満たした場合
警告情報検出手段37は、図7及び次式に基づいて各かご毎に緊急度の総合評価値を求める。
総合評価値=α×未検出時間情報の評価値+β×かご負荷情報の評価値+γ×災害運転情報の評価値+δ×身障者運転情報の評価値
図8は図1の各かご1〜3についての検出情報の一例を示す説明図、図9は図8の検出情報に対応する各項目の評価値を示す説明図である。即ち、図1のかご1〜3の検出情報が図8の通りであったとすると、各項目は図9のように求められる。
全ての評価係数α、β、γ、δを1とすると、各号機の総合評価値は次の通りとなる。
A号機:総合評価値=1×2+1×1+1×1+1×0=4
B号機:総合評価値=1×2+1×1+1×1+1×1=5
C号機:総合評価値=1×1+1×1+1×1+1×0=3
ここで、評価係数α、β、γ、δは、各評価項目の重み付けを行うための係数であるため、重視すべき項目があれば、その度合いに応じて値を大きく設定すればよい。例えば、身障者を助けることに重点をおく場合、係数δを例えば2に設定すればよい。
また、かご負荷情報の評価値は、推定される乗客数に応じて変化させてもよい。
次に、警告情報表示の実施方法について説明する。警告情報検出手段37は、各かごの総合評価値に基づいて警告情報表示指令を作成し、表示制御手段20に送る。警告情報表示指令を受けると、表示制御手段20は、図2に示したように、警告情報表示領域27に警告情報を表示する。警告情報表示領域27に表示される内容は、図10の通りである。ここで、インターホン状態とは、図2の選局ボタン表示領域26に表示されている内容と同じであり、選局ボタンとしての機能も持っている。また、号機名、未検出時間情報、かご負荷情報、災害運転情報及び身障者運転情報は、総合評価値値を算出する際に用いた情報である。
図11は図2の警告情報表示領域27に表示される警告情報の表示順情報の一例を示す説明図である。この例は、上記の総合評価値の計算例に基づくものである。
上記のようなエレベータ監視システムでは、インターホン親機装置7及び運行監視装置8が相互に通信可能になっており、運行監視装置8は、通信状態情報と運行状況データとに基づいて、インターホン通話不能な乗客の存在を検出するので、インターホンによる通話が不能となったかご1〜3内の乗客を自動的に検出することができる。
また、運行監視装置8は、予め設定された時間以上かご1〜3内に乗客がいる状態で災害運転が行われ、かつインターホン通話が非検出であるとき、乗客がインターホン通話不能な状態であると判定するので、検出精度を向上させることができる。
さらに、運行状況データには、かご負荷情報と災害運転情報とが含まれているので、かご1〜3内の乗客の有無と、災害運転が行われているかどうかを効率良く判定することができる。
さらにまた、運行監視装置8は、乗客がインターホン通話不能な状態であることを検出したとき、かご1〜3毎の緊急度を評価する演算を実行しモニタ19に表示するので、救出作業の効率を向上させることができる。
また、管理人は、運行監視装置8の前に居ながらにして、エレベータの運行状況をモニタリングしながら、所望のかご1〜3内の乗客とインターホン通話を行うことができる。これにより、緊急事態が発生した場合にも、管理人は、かご1〜3内の乗客とのインターホン通話をより速やかに行うことができる。

Claims (7)

  1. 複数のインターホン子機装置との通話が可能なインターホン親機装置、及び
    複数のエレベータの運行を制御する群管理制御装置から運行状況データを受信し、上記エレベータの運行状況をモニタに表示する運行監視装置
    を備え、
    上記インターホン親機装置及び上記運行監視装置は、相互に通信可能になっており、
    上記運行監視装置は、上記インターホン親機装置から受けた上記インターホン子機装置との通信状態情報と、上記運行状況データとに基づいて、少なくともいずれか1台のエレベータのかご内で乗客がインターホン通話不能な状態であることを検出するエレベータ監視システム。
  2. 上記運行監視装置は、予め設定された時間以上上記かご内に乗客がいる状態で災害運転が行われ、かつインターホン通話が非検出であるとき、乗客がインターホン通話不能な状態であると判定する請求項1記載のエレベータ監視システム。
  3. 上記運行状況データには、かご負荷情報と災害運転情報とが含まれている請求項1記載のエレベータ監視システム。
  4. 上記運行監視装置は、乗客がインターホン通話不能な状態であることを検出したとき、上記かご毎の緊急度を評価する演算を実行し上記モニタに表示する請求項1記載のエレベータ監視システム。
  5. 緊急度を評価する演算は、複数の評価項目毎の評価値の合計を求める演算である請求項4記載のエレベータ監視システム。
  6. 緊急度を評価する演算は、複数の評価項目毎の評価値と、上記評価項目毎の重み付けをするための評価係数との積の合計を求める演算である請求項4記載のエレベータ監視システム。
  7. 上記運行状況データには身障者運転情報が含まれており、上記評価項目には、上記身障者運転情報の評価が含まれている請求項6記載のエレベータ監視システム。
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