JP5660594B2 - エレベータの運転制御装置 - Google Patents

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本発明はエレベータの運転制御装置に関する。
エレベータの運転制御装置は火災発生時、火災管制運転を行って、かごを避難階に移動させ、乗客を降車させた後、エレベータの運転を停止し、かごを避難階に停止させる。
従来、火災管制運転でかごが避難階に停止している時でも、利用者の操作による個人認証が成立した時に、個人認証装置が設置された階へかごを配車して利用者を避難階へ送る避難運転の制御を行うエレベータ運転システムが提案されている(特許文献1参照)。避難用エレベータ運行制御装置も知られている(特許文献2参照)。特許文献2は、火災管制運転後に、居住者の避難にエレベータを利用するための自動避難運転モードに移行させる点、輸送効率を向上させ、全員が避難するために必要な所要時間を短縮させる点、及び避難運転可能な階にのみ避難運転を実施する点を開示する。
また、かごが避難階へ着床したとき、低速で最上階と避難階とを直行往復運転するとともに、かご上に設けた報知器を介して火災の場所等を報知するようにしたエレベータの火災管制運転装置も知られている(特許文献3参照)。
特開2008−56402号公報 特開2005−187162号公報 特開平3−279184号公報
しかし、上述した従来技術では、建物の高層化に伴う避難遅れや非常階段の利用が困難な避難弱者を効率よく避難させることができない。非常階段を通ることができない、あるいは使うことができない住人や、車椅子を必要とする利用者が建物内に取り残されてしまう可能性が従来技術では存在する。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、エレベータの避難運転制御に関し、建物に取り残された住民を、エレベータを利用して避難させ、救出することを可能とするエレベータの運転制御装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決するため、本発明の一態様によれば、複数の階床を有する建物の昇降路を昇降するエレベータのかごと、このかごを、各階床からの乗場呼びおよび前記かごからのかご呼びが指定する階床へ移動させる運転を行う運行制御手段と、この運行制御手段に、火災発生時、運転中の前記かごを避難階へ着床させる火災管制運転を実行させる火災管制運転手段と、この火災管制運転手段が前記かごを着床させる前記避難階、およびこの避難階とは別の1箇所以上の救出階の間で前記かごを巡回させる避難運転を前記運行制御手段に実行させる避難運転実行手段と、この避難運転実行手段による前記避難運転時での前記避難階、前記救出階、および前記運行制御手段に対する運行計画のそれぞれの情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記避難階および前記救出階の情報を書換え登録する救出階切換手段と、この救出階切換手段に対して書換え後の避難階および救出階の情報を入力する管理指令端末と、を備え、この管理指令端末の手動入力による前記救出階切換手段からの前記書換え後の避難階および救出階への切換え登録要求を前記避難運転実行手段は救出運転中に処理することを特徴とするエレベータの運転制御装置が提供される。
本発明によれば、建物に取り残された住民をエレベータを利用して避難させ、住人を救出することができる。
本発明の実施の形態に係るエレベータの運転制御装置を含むエレベータの構成図である。 エレベータ乗場の正面図である。 エレベータ遠隔監視システムの構成図である。 制御盤の機能ブロック図の一例である。 エレベータに設置されるセンサ類の配置例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るエレベータの運転制御装置について、図1乃至図5を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
本発明の実施の形態に係るエレベータの運転制御装置は、建物の火災発生時にかごを避難階に強制的に停止させて以後の運転を休止する火災管制運転と、予め決めた複数の階床間でかごを巡回させる避難運転とを実行する避難運転制御装置である。避難階とは例えば2階など建物の玄関階を指す。救出階とは例えば高層階側の10階、及び低層階側の地下1階など1箇所以上の階を指す。
図1はエレベータの構成図である。図2はエレベータ乗場の正面図である。エレベータ1は、昇降路2内に設置されたかご3と、メインロープ4が巻掛けられたシーブ5a及びこのシーブ5aを回転駆動するモータ5bを有する巻上機5と、昇降路2内に設けられたカウンターウェイト6と、エレベータ運転の主制御を行う制御盤7と、この制御盤7に対して避難運転の中断や中止の指令及び救出階の切換え指令などを送る管理指令端末8とを備える。
巻上機5のモータ5bは制御盤7により制御される。モータ5bのシャフトにはパルスジェネレータなどのかご位置検出部5cが取付けられている。かご位置検出部5cはモータ5bの回転に同期してパルス信号を発生させ、パルス信号の数をカウントし、かご位置情報を制御盤7に出力する。
この制御盤7に本実施形態に係るエレベータの運転制御装置が設けられる。制御盤7は、各階床の乗場呼び登録と、かご呼び登録とを入力され、かご3の移動方向の信号と、かご3の速度指令信号とを出力する。制御盤7は、この速度指令を巻上機5へ出力する。各階のフロアの天井などには火災報知器9が取付けられており、この火災報知器9からの火災発生信号が制御盤7へ出力される。制御盤7は、通信回線10aを介して遠隔監視センタ10との間で情報を送受信可能になっている。
また、建屋の各階には昇降路2とつながる乗場11が設けられている。各乗場11近くの壁体には図2に示すように乗降口12が形成され、この乗降口12に乗場ドア13が設けられている。乗降口12の脇の壁面には乗場操作盤14が設けられている。この乗場操作盤14には、乗場呼び登録用ボタン15、かご位置表示部16、スピーカ17、及び火災表示や管制運転動作の表示を行う運転状態表示部18が設けられている。乗場操作盤14の上方には避難誘導情報を表示するためのホール前表示装置20が設けられている。
運転状態表示部18及びホール前表示装置20にはいずれも多数のLEDや液晶を用いた表示機器が用いられ、文字、記号、指標などを表示する。これらの乗場呼び登録用ボタン15、かご位置表示部16、スピーカ17、運転状態表示部18及びホール前表示装置20はそれぞれ制御盤7へ壁配線により制御信号を伝送可能にされている。
また、かご3内には、かご内操作盤21と、監視用のカメラ22と、エレベータ端末装置23とが設けられている。かご内操作盤21と制御盤7との間はテールコード3aにより信号を伝送可能にされている。
かご内操作盤21は、呼び登録用のボタン類、情報の表示装置、及び音声アナウンス装置を有する。カメラ22はかご室内を撮像し、画像データをエレベータ端末装置23へ出力する。エレベータ端末装置23は、カメラ22からの画像データを通信回線10a経由で遠隔監視センタ10内のエレベータ監視用のサーバ宛に送信可能になっている。
図3はエレベータ1を含むエレベータ遠隔監視システムの構成図である。同図中、既述の符号はそれらと同じ要素を表す。エレベータ遠隔監視システム24は、各建物25のエレベータ1と、これらのエレベータ1の運行状況を管理するための遠隔監視センタ10と、各エレベータ1との間で通信することによりこれらのエレベータ1を監視するエレベータ監視装置27とを備える。遠隔監視センタ10のサーバにはカメラ22からの画像データを比較演算して異常を検出する動き検出手段26が実装されている。遠隔監視センタ10の端末は、建物25内の住人や管理者の端末と携帯電話網などにより通話可能であり、消防機関などから火災発生時、建物25の被害状況を得ることを可能にされている。エレベータ監視装置27は、各エレベータ1の制御盤7と通信し各エレベータ1の運行状況を監視する。
また、図4は制御盤7の機能ブロック図の一例である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。制御盤7は、通常運転、火災時管制運転、及び避難運転の各運転モードでのエレベータ1の運行を制御し、火災報知器9から火災発生信号を受信した場合、運転モードの切換えを行う運行制御手段(エレベータ制御手段)28と、巡回すべき1箇所以上の救出階及び避難階を巡回する避難運転をこの運行制御手段28に実行させる避難運転実行手段29とを備える。
更に制御盤7は、この避難運転実行手段29に設定された救出階の情報を書換えることにより切換え登録を行う救出階切換手段30と、運行制御手段28に対して火災管制運転を実行させる火災管制運転手段31と、遠隔監視センタ10内のエレベータ監視装置27や管理指令端末8と通信する通信手段32とを備える。
更に制御盤7は、火災報知器9を含む建物内の各種センサ類からのセンサ情報や、通信手段32からの受信データを収集して、指令を運行制御手段28に与える情報収集手段34を備える。
運行制御手段28はエレベータ制御手段として、かご呼びや乗場呼びの登録処理、かご3の昇降方向や速度の指令、巻上機5の加減速制御、ドア開閉等に必要な制御、及び乗場11における運転状態表示部18、ホール前表示装置20へ各種情報の表示制御を行う。運行制御手段28は、避難運転時、かご3内及び乗場11からの呼び登録の処理を無効にすることも可能にされている。
避難運転実行手段29は、避難階と、1箇所以上の救出階との間でかご3を巡回させるよう運行制御手段28へ運行指令を出力する。避難運転実行手段29は記憶手段33を有する。この記憶手段33は、1箇所以上の救出階の階床番号と一連の巡回される階床の順番とを記憶する。予め管理者によってこれらの情報は登録設定される。登録では、ROM等の記憶手段33に、管理者専用装置から情報が書込まれる。避難階には出入口階やロビーなどの集合スペースを有する階が選ばれる。救出階は、避難弱者が居住する階が予め解っていれば、その階である。あるいは救出階には地下階が選ばれることもある。高層建築物の場合は、分割したゾーン毎に救出階を設ける。また、避難運転実行手段29はエレベータ1の運行を中断した場合、この運行を阻害する要因が排除された場合、エレベータ1の避難運転を再開させる。
救出階切換手段30による切換えは、救出階にかご3が着床できなくなった場合に行われる。例えばガイドレールに歪みが発生したことがセンサ類により検知されると、情報収集手段34がセンサ出力により救出階切換手段30からの入力操作を受付けるようにする。
あるいは、管理者専用装置の機能と同等の機能を実装することによって、管理指令端末8やエレベータ監視装置27が登録設定に用いられてもよい。また、救出階切換手段30を使った救出階の切換え登録は、管理指令端末8又はエレベータ監視装置27を用いてもよい。
乗場操作盤14は制御盤7に図示しない伝送線により接続されているため、制御盤7はこの制御盤7側からの要求に対して乗場操作盤14からの応答がなければ異常と判断できる。乗場操作盤14の破損を、エレベータ制御装置自身が検出可能となっている。また、乗場操作盤14が破損した場合、破損を点検員が確認し、管理指令端末8を用いて救出階を切換えし、又はエレベータ監視装置27に連絡して、遠隔監視センタ10等の外部端末からの切換えによって救出階を切換えることも可能になっている。センサ類を使った制御あるいは点検員、住人、消防員の目視を契機とする制御により、救出階が切換えられ、かご3を救出に向かわせることが可能になっている。
火災管制運転手段31は火災発生時、運転中のかご3を避難階へ着床させて戸開する火災管制運転を実行し、かご3内の利用者を降車させる。火災時の管制運転の運転計画を記憶する図示しない記憶装置を火災管制運転手段31は有する。
通信手段32は、通信回線10a及び管理指令端末8との間をインターフェースする回路部と、この回路部に接続されたデータ送受信部と、制御盤7の各手段との間で情報を収受する情報入出力部とを備える。
また、センサ類について述べる。図5はエレベータ1に設置されるセンサ類の配置例を示す図である。同図でも既述の符号はそれらと同じ要素を表す。情報収集手段34には、センサ35〜40が接続され、これらのセンサ35〜40からのセンサ出力が収集される。更に、この情報収集手段34は、予め各センサ35〜40についての閾値や切換え条件等の情報を保持している。情報収集手段34は、火災管制運転手段31、避難運転実行手段29それぞれからの情報あるいは指令を受け、この情報あるいは指令を運行制御手段28へと送る。運行制御手段28は制御に関わる判断を担っており、どのように運行するかといったことを最終決定する。
同図でかご3下方のセンサ35は昇降路2内の複数本のガイドレール41近辺に設けられ、これらのレール近傍に決められた基準線との距離を計測する測距センサである。あるいは、ガイドレール41に対して空隙を介して磁気力を発生させることによりかご3をガイドレール41に沿って非接触状態で案内する構成をエレベータ1がとる場合、センサ35は、ガイドレール41及びかご3間のギャップを測定する。
センサ36は、かご出入口付近などに設けられ、戸開閉の検出、かご板の歪みの診断等を行う。戸開閉の検知機能として接点スイッチ、及び歪みの有無の検知機能として測距センサがそれぞれセンサ36に用いられる。センサ36は乗場ドア13と、かごドア42の係合位置の変化量を算出し、変化量が閾値を超えた場合に異常状態であると判断する。
センサ37は、昇降路2の壁面または図示しないピット内に設けられ、浸水を検知したときに浸水検知信号を出力する浸水感知センサが用いられる。
センサ38は、かご3の荷重の検出、かご3のバッテリへの電源遮断の検出、かご3の振動検出、かご室の室温や気圧などを検知し、これらのセンサ値を出力する。
センサ39は巻上機5のモータ5bの負荷状態を、回転が停止していることの検出等を行う。
センサ40は磁束の変化によりメインロープ4表面に現れる傷や破断、凹凸を検出する。火災が昇降路2内にまで及んだことが検知されるようにされている。
また、カメラ22からの静止画像は遠隔監視センタ10内に設けられたサーバの動き検出手段26にて画像解析される。動き検出手段26は画像の変化により異常信号を生成する。異常が検出されると、エレベータ監視装置27から制御盤7へ通知される。
このような構成のエレベータ1(図1)では、予め管理者が管理指令端末8を用いて予め救出階、避難階を登録設定する。救出階として例えば避難弱者が居住する階が選ばれる。高層建物では、エレベータ1のサービス階を複数個のゾーンに分割し、各ゾーンの中央近辺の階床が救出階に選ばれる。制御盤7はエレベータ1の運転モードを通常運転モードで運行制御する。
建物に煙が発生すると、火災報知器9は火災発生検出信号を、制御盤7へ送る。制御盤7は火災発生階を各乗場操作盤14に報知する。制御盤7は、火災発生検出信号と、エレベータ識別情報とを遠隔監視センタ10へ通報する。
最初に、制御盤7は火災時管制運転を行う。エレベータ走行中に制御盤7が火災検知した場合は、かご3を避難階へ直行運転して、着床後、一定時間戸開し、運転休止する。無駄な動きを省き、避難の遅れが生じないようになっている。
火災時管制運転が終了すると、制御盤7は避難運転の開始が可能か否かを判定する。制御盤7の情報収集手段34は、センサ35〜40からのセンサ値が異常であるかどうかを判断する。制御盤7は避難運転の開始が不可であれば、全てのエレベータを休止させたままとする。制御盤7は昇降路2内の機器等に損傷がないかどうかを人に判定させる時間を与える。制御盤7は、避難運転の開始が可能であれば、記憶手段33に記憶された巡回運転シーケンスに基づいて避難運転を開始する。あるいは、運行制御手段28が、各種SW(センサ)の状況から避難運転を開始しても可能であると自己判断した場合、記憶手段33に記憶された巡回運転シーケンスに基づいて避難運転を開始するようにしてもよい。制御盤7はかご3内及び乗場11からの呼び登録の処理を無効にさせてもよい。
制御盤7はかご3を救出階に着床させ戸開させる。制御盤7は、かご内操作盤21に対してかご3内でアナウンスさせ、避難運転の旨を報知させ、乗場操作盤14に対しても避難運転のアナウンス及び放送を行わせる。制御盤7から外部の動き検出手段26へかご室内の画像が伝送される。制御盤7あるいは建物の管理用端末から遠隔監視センタ10の管理者の端末へ通報される。必要に応じて消防機関にも公衆回線により連絡が伝えられる。
遠隔監視センタ10には建物のエレベータ1の仕様が予め保存されており、この仕様をエレベータ監視装置27が読込み、住人の人数や、避難弱者の居住階の情報が、現場へ有線、無線、あるいは通信回線10a等により通報されるようにしてもよい。
また、動き検出手段26は、基準画像を蓄積しており、基準画像とカメラ22からの画像との間の画像差分を演算する。画像差分の結果は、エレベータ監視装置27から制御盤7に対して行われる。避難運転中、制御盤7は救出階の乗場11と救出階以外の乗場11とにおける人の有無を監視する。制御盤7は、記憶手段33に記憶された救出運転の運転計画データを随時読込み、各乗場11でのアナウンスと表示とを実行し、かご3内でも必要な情報のアナウンス、表示を行う。
この状況下において、運行制御手段28は、火災管制運転手段31による火災管制運転が完了した後、避難運転実行手段29により少なくとも1箇所以上の救出階と、避難階とを巡回させる巡回運転を行う。制御盤7は巡回運転中に、安全性を脅かす事態が生じるかどうかを常時監視し続ける。この事態が万一発生した場合、制御盤7は、運行制御手段28を介してエレベータ1の運転を一時停止させる。
これにより、制御盤7の扉を開けたところに設けられる避難運転用の手動登録スイッチ等の専用機器を用いることなく、住人を避難させることが出来る。また、乗場呼び機器が損傷した場合においても、自動的に指定された救出階と避難階とを巡回運転できるようになり、建物内の逃げ遅れた住人を、エレベータ1を用いて避難階させることが出来る。
このようにして、本実施形態に係るエレベータの運転制御装置によれば、建物に取り残された住民をエレベータを利用して全員避難させ、全ての住人を救出することができるようになる。
(第1の変形例)
また、救出階切換手段30は、救出階の指定を被災状況に応じて切換えるようにしてもよい。火災発生階や、煙が発生した位置、又は避難弱者の住居階と救出階又は避難階との間の関係などに応じて切換える。救出運転をしている最中でも、避難運転実行手段29は救出階切換手段30からの切換え要求を処理するようにしている。予め記憶手段33には、救出階の切換えを行う条件や運転計画が登録されてある。
火災報知器9から火災発生信号を情報収集手段34が通知されると、火災発生階が初期設定された救出階のいずれかと重なるかどうかを避難運転実行手段29は判定する。例えば火災発生階が救出階と重なった場合、避難運転実行手段29は、情報収集手段34からの情報を、記憶手段33に記憶された所定の運転計画と比較し、読出した運転手順に沿って救出階の切換え指令を運行制御手段28へ出力する。避難運転実行手段29は、火災階を避けるようにかご3を折返し運転させるなどの制御などを行う。避難弱者の居住階の上下各階を救出階とするような切替えなどが行えるようになる。
センサ35〜40のいずれかから情報を情報収集手段34が通知されると、避難運転実行手段29は、火災によりエレベータ1がダメージを受けたかどうかを判定する。ダメージを受けた場合、避難運転実行手段29は建物に設けたセンサ35〜40により損傷の有無を検出させる。
センサ35によりいずれかのガイドレール41に歪みが生じた場合、センサ出力により救出階を避難運転実行手段29は切換える。乗場ドア装置内に設けられたセンサ36が乗場ドア13の戸開、戸閉の信号を監視して、かご3側に指令した状態と異なるかどうかを避難運転実行手段29は判定し、10階の乗場ドア13に異常が生じたと判断すると、救出階を別階にする。消火の水が昇降路2に流れ落ちていることがセンサ37により検知され、救出階が切換えられる。例えば最下階が救出階に設定されている場合は、最下階より1階床上の階が救出階へと切替えられるなどされる。
災害状況に応じて、避難運転実行手段29は、避難運転を中断するか、又は避難階まで走行させてから終了させるか、のいずれを優先すべきかを選択する。この優先度情報は記憶手段33に予め登録される。救出運転することよりもかご3内に乗った人の安全を優先させるという運行が可能になる。
(第2の変形例)
また、エレベータ1の救出階の指定や切替えは、遠隔監視センタ10側から行ってもよい。エレベータ監視装置27に予め避難運転実行時の指令の送出手順を既述したソフトウェアを保持しておき、エレベータ監視装置27がこのソフトウェアに火災状況を分析するためのセンサ信号を建物内やエレベータ1のセンサ35〜40から取得する。センサ出力に基づき、サーバが避難運転に必要な情報を制御盤7へ送り、制御盤7が自動的に避難運転を行う。この場合、例えば火災発生階や煙発生位置、乗場ドア13の損傷具合などの情報から制御盤7は救出階を切替える。
また、救出階の指定、切替えは、管理指令端末8を用いて行ってもよい。最適な階を消防員や管理者が選択し、これらの者が管理指令端末8を用いて記憶手段33の登録階の書換えを行うことにより救出階は切替え可能である。
また、建物で取得されたセンサ情報を、遠隔監視センタ10と、管理指令端末8との両方に送る手段を制御盤7に設けてもよい。センサ情報を送るべき宛先を、遠隔監視センタ10及び管理指令端末8間で切替えし、いずれかに送る手段を制御盤7に実装してもよい。これにより、遠隔監視センタ10と通信できない状況時、手動で救出階が切換え可能になる。
また、遠隔監視センタ10と制御盤7との通信により得られた運行状況や、監視卓に表示されるかご3内の画像によって監視員が現場に指示し、現場で管理指令端末8が切換え操作する。このようにすれば、広範囲で連携した対応が図れる。
(第3の変形例)
また、住人に救出階位置を報知するための手段を設けてもよい。例えば表示器やアナウンスを各部屋に設置し、屋内配線によって、建物の管理者側あるいは遠隔監視センタ10側から情報を通知されるようにしておく。
遠隔監視センタ10のエレベータ監視装置27は、住居である建物に火災が発生した場合、住人が契約する携帯電話機の通信キャリアのサーバに対して火災発生を通知するようにもできる。外出先で携帯電話機から切換えられるべき救出階情報を送信し、指令を出す。このようにすれば、避難の確実性を高められる。
(第4の変形例)
また、避難運転実行手段29による避難運転の完了に制限時間を設けてもよい。被災状況に応じて避難運転を中断、終了させる機能を制御盤7は設けてもよい。
エレベータ監視装置27は、常時、通信回線10aを介して各エレベータ1に対して情報収集のための問い合わせを行い、運行状況情報を収集するようにしている。建物には地震等の防災用のセンサも設けられており、かご3のセンサ38は人員の荷重を検出する荷重検出装置からの荷重信号を監視している。この変形例では、これらの出力信号を制御盤7が収集して、エレベータ監視装置27へ送るようにする。
一方、エレベータ監視装置27のソフトウェアに避難運転の中断又は終了させるための手段を設けておく。この手段は、避難運転時、制御盤7からの建物内のセンサ35〜40からのセンサ値を収集するようにし、予めソフトウェアに実装されたセンサの閾値をセンサ値が越えたかどうかを判定するようにする。
これにより、被害が甚大であるとソフトウェアが判定した場合、予期せぬ事態が起こりうる状況が発生するとエレベータ監視装置27は判断し、制御盤7に対して避難運転を中断、中止させる信号を送る。
また、エレベータ監視装置27は情報収集用のパケットを生成して制御盤7へ送り、制御盤7により火災発生階や火災発生位置の情報を書込まれたパケットを送り返してもらうようにした別のソフトウェアを実装してもよい。一例として、エレベータ監視装置27は火災発生時、情報収集パケットを生成し、予め保持する建物の電話番号記憶部から電話番号を読出してダイヤルアップを行って、パケットを送る。エレベータ監視装置27は、外部の情報提供サービス機関などから図示しないインターネットを介して火災発生した建物の周辺の風向きを収集する。エレベータ監視装置27は、制御盤7からの火災発生階、位置の情報と、外部から得た風向き情報とから、最適な救出階を選択し、この最適階と避難階とを巡回させるよう制御盤7へ信号を送る。これを受けると、制御盤7は救出階を切替える。
このようにすれば、ある階が火災により戸開や、乗場操作用の機器に異常が発生したり、避難運転自体を建物で実行できないような状況になった場合、遠隔監視センタ10から適切な指示を出せる。エレベーかご3内に利用者が居るかどうかは、かご内荷重センサによって検出可能であるため、荷重検出信号を考慮して制御盤7が切替え制御を行う。
建物はビル管理会社により管理されているため、エレベータ1がビル管理会社のネットワークを使うようにしてもよい。カメラ22からの監視画像や、他のセンサ情報をビル管理会社へ送るようにしてオペレーションを行っても、上述した効果と同様の効果を得られる。
(第5の変形例)
また、消防署員が指揮車で建物に出動した後、業務用無線機器で情報を通知し合う。あるいは防災無線により監督機関が情報を通信することもある。上記通信手段32に、建物内のセンサ情報や階床番号情報を変調する回路と、出力された変調信号を業務用無線機器等が使う無線周波数帯とは別の周波数帯の周波数を使って無線変調する無線回路と、管理会社に設けられた同周波数を受信可能な無線受信端末へ無線送信するアンテナとを接続する。これにより、管理会社に情報が伝わり、管理会社経由で避難階の切替えが可能となる。
あるいは、直接無線信号の周波数と同じ周波数帯の周波数で情報を無線送信するようにしてもよい。業務用無線機器や防災無線の受信端末に必要な情報が伝送され、これにより、消防署側から避難階の切替えが可能となる。
(他の実施例)
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上記の実施形態では、避難階は第2階であったが、1階及びその直下の地下1階の2箇所を避難階としてもよい。制御盤7を構成する演算装置はROM及びCPU、RAMなどからなる。センサ類の設置箇所やセンサ種別なども種々変更可能である。例えば、運行制御手段28は、センサ35〜40のいずれか1種又は2種以上のセンサ値を組合せ、避難運転を継続し、停止、中断などの状況分析を行い、運転の切換えや停止などの要否を判定する。
また、上記の実施形態では、避難運転の実行時に、制御盤7は、避難階への着床と連動させて、建物内の照明の点灯させるように制御してもよい。夜間、あるいは停電が発生して迷った人、目の不自由な人がいる場合でも避難の確実性を高められる。制御盤7からは避難階の階床番号を出力し、制御盤7と配線接続された建物側の管理システムが点灯制御をしたり、乗客への周知のために点滅制御などを行う。
建物内に、住人の車椅子に無線識別媒体を取付けておき、天井にこの無線識別媒体と情報通信を行える受信器を設けておく。これにより、予め登録しておいた無線識別媒体のIDと、受信した無線識別媒体のIDとを比較検知することによって、避難弱者のいる階床では、取り残される人をなくすことができる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…エレベータ、2…昇降路、3…かご、3a…テールコード、4…メインロープ、5…巻上機、5a…シーブ、5b…モータ、5c…かご位置検出部、6…カウンターウェイト、7…制御盤(エレベータの運転制御装置)、8…管理指令端末、9…火災報知器、10…遠隔監視センタ、10a…通信回線、11…乗場、12…乗降口、13…乗場ドア、14…乗場操作盤、15…乗場呼び登録用ボタン、16…かご位置表示部、17…スピーカ、18…運転状態表示部、20…ホール前表示装置、21…かご内操作盤、22…カメラ、23…エレベータ端末装置、24…エレベータ遠隔監視システム、25…建物、26…動き検出手段、27…エレベータ監視装置、28…運行制御手段、29…避難運転実行手段、30…救出階切換手段、31…火災管制運転手段、32…通信手段、33…記憶手段、34…情報収集手段、35…40…センサ、41…ガイドレール、42…かごドア。

Claims (6)

  1. 複数の階床を有する建物の昇降路を昇降するエレベータのかごと、
    このかごを、各階床からの乗場呼びおよび前記かごからのかご呼びが指定する階床へ移動させる運転を行う運行制御手段と、
    この運行制御手段に、火災発生時、運転中の前記かごを避難階へ着床させる火災管制運転を実行させる火災管制運転手段と、
    この火災管制運転手段が前記かごを着床させる前記避難階、およびこの避難階とは別の1箇所以上の救出階の間で前記かごを巡回させる避難運転を前記運行制御手段に実行させる避難運転実行手段と、
    この避難運転実行手段による前記避難運転時での前記避難階、前記救出階、および前記運行制御手段に対する運行計画のそれぞれの情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記避難階および前記救出階の情報を書換え登録する救出階切換手段と、
    この救出階切換手段に対して書換え後の避難階および救出階の情報を入力する管理指令端末と、を備え、
    この管理指令端末の手動入力による前記救出階切換手段からの前記書換え後の避難階および救出階への切換え登録要求を前記避難運転実行手段は救出運転中に処理することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  2. 前記昇降路内の複数本のガイドレール近辺に設けられ基準線との距離を計測する第1センサと、かご出入口に設けられ戸開閉の検出およびかご板の歪みを診断する第2センサと、前記昇降路の壁面またはピット内に設けられ浸水を検知する第3センサと、前記かごの荷重検出、前記かごのバッテリへの電源遮断の検出、前記かごの振動検出および前記かご室の室温及び気圧を検知する第4センサと、巻上機モータの負荷状態を検出する第5センサと、メインロープの傷、破断及び凹凸を検出する第6センサとを備え、
    前記第1センサからのガイドレール歪み検出、前記第2センサからの戸開閉状態の検出、前記第3センサからの水の検出、前記第4センサからの乗車の検出、前記第5センサからのモータ回転検出および前記第6センサからの火災損傷検出を含むこれらのセンサからのセンサ出力、および火災報知器からの火災感知信号を収集する情報収集手段と、を更に備え、
    前記救出階切換手段はこの情報収集手段が収集した前記センサ出力、前記火災感知信号、および前記記憶手段の前記避難階および前記救出階の情報に基づいて前記救出階を切換えることを特徴とする請求項1記載のエレベータの運転制御装置。
  3. 前記救出階切換手段および通信回線との間で信号送受信を行う通信手段と、
    この通信手段を介して前記救出階切換手段へ前記書換え後の避難階および救出階の情報を遠隔送信するエレベータ監視装置とを更に備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの運転制御装置。
  4. 前記避難運転実行手段は、前記避難運転の実行中、かご内操作盤に前記避難運転あるいは避難階及び救出階の情報を表示させ、又はこの避難運転あるいは前記情報の音声アナウンスを報知させ、各階床の乗場操作盤に前記避難運転の表示又は音声アナウンスを報知させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの運転制御装置。
  5. 前記避難運転実行手段による前記避難運転が完了するまでに要する制限時間を記憶する制限時間設定手段を更に備え、
    前記避難運転実行手段は前記制限時間が満了すると、前記避難運転を停止することを特徴とする請求項1記載のエレベータの運転制御装置。
  6. 前記昇降路内の複数本のガイドレール近辺に設けられ基準線との距離を計測する第1センサと、かご出入口に設けられ戸開閉の検出およびかご板の歪みを診断する第2センサと、前記昇降路の壁面またはピット内に設けられ浸水を検知する第3センサと、前記かごの荷重検出、前記かごのバッテリへの電源遮断の検出、前記かごの振動検出および前記かご室の室温及び気圧を検知する第4センサと、巻上機モータの負荷状態を検出する第5センサと、メインロープの傷、破断及び凹凸を検出する第6センサとを備え、
    前記第1センサからのガイドレール歪み検出、前記第2センサからの戸開閉状態の検出、前記第3センサからの水の検出、前記第4センサからの乗車の検出、前記第5センサからのモータ回転検出および前記第6センサからの火災損傷検出を含むこれらのセンサからのセンサ出力、および火災報知器からの火災感知信号を収集する情報収集手段と、を更に備え、
    前記避難運転実行手段はこの情報収集手段が収集した情報と、予め保持する条件とに基づいて前記避難運転を中断あるいは停止することを特徴とする請求項1記載のエレベータの運転制御装置。
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