JP2005053674A - エレベータの戸制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 火災発生時に戸閉妨害を排除して救出運転を可能とするエレベータの戸制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、戸開釦71による戸閉阻止機能を無効にしたものである。また、戸安全装置21が作動すると通常時よりも低速度で強制的に戸閉動作を行うようにしたものである。更に、救出階では戸安全装置21が作動すると、戸閉障害の排除を通報するようにしたものである。更にまた、救出階では、かご3の積載荷重が所定値を超えると戸閉動作を促進して開始させるようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、火災発生階を含む救出階から避難者を救出するエレベータの戸制御装置に係るものである。
エレベータは、乗客を搬送するビル内の交通機関であり、従来から火災時の避難用に使用することが提案されている(例えば、特許文献1)。
即ち、避難者を避難させるために火災階にかごを停止させると、避難者は一斉にかごに殺到する。このため、かごは満員になったにも拘らず、猶も乗り込もうとする避難者によって戸閉が妨げられ、かごは火災階から出発できなくなることが予想される。
そこで、上記特許文献1では、火災階に複数台のかごを停止させて同時に戸開させ、避難者を各かごに分散させることによって極端な集中を避けるようにしたものである。これによって避難者による戸閉妨害が軽減され、エレベータで火災階から避難者を避難させるようにしたものである。
特開平6−16357号公報
従来の火災発生時のエレベータによる避難は、上記のとおり、火災階では複数台のかごを同時に戸開させることにより、避難者を各かごに分散させることはできる。しかし、エレベータのかごに収容できる乗客数に比べて避難者が多いことが十分考えられる。このため、分散させてかごに乗せたとしても、なお取り残された避難者によって戸閉が妨害されて、エレベータの運転が不能となる、という問題が想定される。
また、複数台のかごを火災階で同時に戸開させるために、一部のかごは既に火災階に到着しているにも拘らず、後続のかごが未到着の場合は、到着するまで待たなければ戸を開くことができない。このため、避難者の救出が遅れる、という問題もあった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、避難者による戸閉妨害を排除して救出運転を可能とするエレベータの戸制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る請求項1に記載のエレベータの戸制御装置は、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、戸開釦による戸閉阻止機能を無効にすることを特徴とするものである。
また、この発明に係る請求項2に記載のエレベータの戸制御装置は、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、戸閉障害を検出すると戸を反転させて戸開させる戸安全装置の戸閉阻止機能を無効にし、戸を反転させることなく通常時よりも戸閉速度を低くして戸閉動作を強制的に継続し、戸閉障害が排除されると通常時の戸閉速度で戸閉動作をすることを特徴とするものである。
更に、この発明に係る請求項3に記載のエレベータの戸制御装置は、救出階では戸安全装置によって戸閉障害が検出されると戸閉障害を排除するように通報するようにしたことを特徴とするものである。
更にまた、この発明に係る請求項4に記載のエレベータの戸制御装置は、救出階では、かごの積載荷重が所定値を超えると戸閉動作を促進して開始させるようにしたことを特徴とするものである。
この発明に係るエレベータの戸制御装置は、以上述べたとおり構成されているので、以下の効果を奏する。
請求項1に記載のエレベータの戸制御装置よれば、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、戸開釦による戸閉阻止機能を無効にしたので、救出運転が戸開釦によって徒に妨害されることはない、という効果を奏する。
また、請求項2に記載のエレベータの戸制御装置よれば、火災信号が発せられると、救出階では、戸閉障害を検出すると戸閉を阻止して戸開させる戸安全装置の戸閉阻止機能を無効にし、戸を反転させることなく強制的に戸閉動作を継続させるようにしたので、速やかに戸を閉じて救出運転を行うことができる、という効果を奏する。
更に、請求項3に記載のエレベータの戸制御装置よれば、救出階では戸安全装置によって戸閉障害が検出されると障害を排除するように通報するので、速やかに障害が排除されて戸を閉じることができ、救出運転を継続することができる、という効果を奏する。
更にまた、請求項4に記載のエレベータの戸制御装置よれば、救出階では、かごの積載荷重が所定値を超えると戸閉動作を促進して開始させるようにしたので、避難者を早期に避難させることができる、という効果を奏する。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
実施の形態1.
図1から図7は、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、エレベータの戸制御装置の全体構成を示すブロック図である。以下、平常時と火災時の戸制御装置の動作について説明する。
1.平常時の動作
かご3が目的階に到着すると、目的階到着信号70が発せられて戸開指令手段51から戸開指令が出力される。この戸開指令によって戸開制御回路52が作動し、戸閉電動機8に駆動されて戸9が開かれる。
戸9が開放されてからの時間が戸開放時間計測手段55によって計測され、所定時間Tdが経過すると、又は戸閉釦72が操作されると通常戸閉指令手段56から戸閉指令が出力される。この戸閉指令によって通常戸閉制御回路57が作動し、戸閉電動機8に駆動されて戸9が閉じられる。
戸開釦71が操作されると、又は戸安全装置21が戸閉障害を検出すると通常戸閉阻止手段53が作動し、戸閉開始が阻止され、又は戸開指令手段51が作動して閉じつつある戸9は反転して戸開する。
2.火災時の動作
火災が発生して火災感知機16が作動すると、救出階指定手段61では、火災発生階を含めた上の階を救出階として指定する。救出階に残留している者は避難者として救出される。
まず、目的階到着信号70が発せられると、救出階判定手段62は、その時に作動しているかご位置検出装置15から目的階が救出階であるか否か判定する。この判定結果に基いて、それぞれ異なった戸9の開閉制御が行われる。
2.1) 目的階が救出階の場合
かごの到着した目的階が救出階判定手段62によって救出階と判定されると、戸開釦無効手段63が作動して戸開釦71による戸閉阻止機能が無効にされる。戸閉は、戸閉釦72と戸開放時間計測手段55による戸閉に加えて、かごの積載荷重が所定値W、例えば、定格積載荷重の80%以上になった場合も戸閉促進手段64が作動して通常戸閉制御回路57による戸閉が開始される。
また、救出階では、戸安全装置21が作動すると、通常戸閉阻止手段53によって一旦戸閉が阻止されて戸9は停止する。戸安全装置21の作動時間が動作時間計測手段66によって計測され、所定時間Ts継続すると、強制戸閉制御回路67が作動して低速度で戸9を強制的に閉じる。戸安全装置21の作動中は、通報装置10が作動して戸閉障害を排除するように指令する。
強制戸閉動作中に戸安全装置21が復帰した場合は、強制戸閉動作は中止されて通常戸閉制御回路57によって戸9が閉じられる。
2.2) 目的階が避難階の場合
避難階は、救出階から搬送された救出者を降ろす階である。従って、戸閉動作が妨げられることはないので、避難階は平常時の戸9の開閉動作と同じである。
図2は、1階13(1)から4階13(4)(以下、総称する場合は「階13」とする。)からなるビルの縦断面図で、昇降路1の上部には機械室2が設けられている。各階13には昇降路1に通じる出入口が設けられており、各出入口には乗場戸14(1)〜14(4)が設けられている。昇降路1には、エレベータのかご3が収納されて主索6に吊持されている。主索6は機械室2に設置された巻上機5に巻き掛けられて垂下され、他端に釣合錘4が吊持されている。
かご3には、戸開釦71及び戸閉釦72を備えたかご操作盤7が設けられている。かご3の出入口には、戸閉電動機8に駆動されて開閉するかご戸9が設けられており、かご3が階13に到着すると、乗場戸14と連動して開閉し、乗客18はかご3と階13とを乗降することができる。
各階13(1)〜13(4)に対応させてかご位置検出装置15(1)〜15(4)(以下、総称する場合は「かご位置検出装置15」とする。)が設けられており、かご3が到着した階13のかご位置検出装置15がカム17に対向して作動する。
また、各階13(1)〜13(4)には、火災感知器16(1)〜(4)(以下、総称する場合は「火災感知器16」とする。)が取り付けられており、火災が発生すると作動してエレベータ制御盤12へ伝える。
更に、かご3には通報手段であるスピーカ10と、かご3の積載荷重を計測する秤装置11も設置されている。
図3は、エレベータの戸制御装置の電気回路を示すブロック図である。
かご3の出入口上部には、間口方向に隔てて滑車82、83が取り付けられ、ワイヤロープ84が張設されている。かご戸9は、両引戸9L、9Rで構成され、それぞれワイヤロープ84に係止されている。滑車83には、かご戸9の位置を検出するエンコーダ85が取り付けられている。滑車82はベルトを介して戸閉電動機8に駆動され、ワイヤロープ84を介して戸9を開閉する。
また、左右の戸9L、9Rの先端部には、戸安全装置21L、21R(以下、総称する場合は「戸安全装置21」とする。)が設けられていて、それぞれ可動部21aL、21aR(以下、総称する場合は「可動部21a」とする。)と、この可動部21aによって作動するスイッチ21bL、21bR(以下、総称する場合は「可動部21b」とする。)が設けられている。
エレベータ制御盤12には、CPU41と、図5から図7に示した制御プログラムが記録されたROM42と、一時的なデータが記録されるRAM43と、外部機器からの信号が入力される入力回路44と、演算結果が出力される出力回路45と、エンコーダ85からの信号に基いて戸9の位置を演算し、図3(a)に示した位置対応の速度曲線に沿って戸9を開くように戸閉電動機8を制御する戸開制御回路52と、同様に図3(b)に示した位置対応の通常の速度曲線に沿って戸9を閉じるように戸閉電動機8を制御する通常戸閉制御回路57と、同様に図3(c)に示した位置対応の低速度で戸9を強制的に閉じる強制戸閉制御回路67と、戸9の全閉信号を出力回路45を介して受けて巻上機5を起動させ、かご3の目的階到着信号を出力して戸開制御回路52を作動させる昇降制御回路31とが組み込まれている。
なお、入力回路44は、秤装置11、昇降制御回路31、かご位置検出装置15、火災感知器16、戸開釦71、戸閉釦72及び戸安全装置21にそれぞれ接続されている。
また、出力回路45は、スピーカ10、昇降制御回路31、戸開制御回路52、通常戸閉制御回路57及び強制戸閉制御回路67にそれぞれ接続されている。
図4は、強制戸閉動作を示す説明用図である。
図4(a)は、開口幅Woの全開状態を示し、この状態から戸9は、通常戸閉制御回路57によって閉じ始めて開口幅W1になったときに、同図(b)に示したとおり、乗客18が戸9に触れて戸安全装置21が作動したとする。戸9は開口幅W1の状態で一旦停止する。戸安全装置21が、所定時間Ts(例えば、5秒)継続して作動したとすると、戸9は強制戸閉制御回路67によって制御されて低速度で戸閉動作を再開する。戸9は乗客18を押して戸閉動作を進行させ、同図(c)に示したとおり、開口幅W2まで閉じた時点で乗客18がかご3内に乗り込み、戸安全装置21が復帰したとする。以後、戸9は通常戸閉制御回路57によって戸閉動作を再開して、同図(d)に示したとおり、戸9を全閉させる。
図5は、エレベータの運転を示す流れ図である。
手順S11で、人為操作によって平常運転が指令されてエレベータが稼動状態になると、手順S12で、火災感知器16が作動したか否かチェックする。火災感知器16が作動した場合は、手順S13で、火災感知器16が作動した階13を含む上方階を救出階13sに指定する。手順S14で、運転モードは救出運転モードに設定され、手順S15で救出運転が行われる。救出運転は、救出階13sから避難者をかご3に乗せて避難階に降ろす往復運転である。避難階は、ここでは1階13(1)とする。手順S16を介して救出運転は終了するまで継続される。救出運転が終了すると、エレベータの運転は終了、即ち、休止する。
手順S12で、火災感知器16が作動していない場合は、手順S17へ移り、運転モードを平常運転モードに設定し、手順S18で平常運転が行われる。平常運転は、乗場呼び及びかご呼びに順次応答して、ビル内の交通の用に供される運転である。平常運転は人為操作によってリセットされて終了するので、手順S19で、かご3が呼びに応答する毎に平常運転が終了したか否かチェックされる。終了していない場合は、手順S12へ戻り、以下、上記の処理が繰り返される。
図6及び図7は、救出運転時の戸開閉動作を示す流れ図である。
3.救出階13sでの戸開閉動作
図6において、手順S21で、かご3が救出階13sに停止している場合は手順S22へ移り、戸開釦71を無効にする。従って、救出階13sでは戸開釦71によって戸3を開くこと、即ち、戸閉動作を阻止することはできない。手順S23で、救出階13sにかご3が到着して戸開前の場合は、手順S24で戸開指令がだされる。この指令に基いて、戸開制御回路52は図3(a)に示す速度曲線に従って戸9を開く。戸9が全開するのを待って手順S25から手順S26へ移る。手順S26で、戸9が開放されてから所定時間Td、例えば、10秒間が経過すると、手順S29へ移り、図3(b)の通常速度の戸閉指令に従って戸閉指令が出される。また、所定時間Td経過前であっても戸閉釦72が操作された場合(手順S27)、積載荷重Wが、80%に達した場合(手順S28)、いずれも手順S29へ移り、図3(b)に示す通常速度による戸閉指令が出される。この指令に基いて、戸閉制御回路57は図3(b)に示す速度曲線に従って戸9を閉じる。
図7の手順S30と手順S31によって、戸3が全閉するまで戸安全装置21の作動が監視される。戸安全装置21が作動すると手順S32へ移り、一旦戸閉停止指令が出され、手順S33で戸閉障害を排除するようにスピーカ10を介して放送される。即ち、戸閉を妨げないように乗客18に移動を命ずる。手順S34と手順S35によって、戸安全装置21の作動時間Tsが計測される。作動時間Tsが5秒に達する前にと安全装置21が復帰した場合は、手順S41へ移り、図3(b)の通常速度による戸閉指令が再開される。作動時間Tsが5秒以上継続した場合は、手順S36で、強制戸閉が開始される旨スピーカ10を介して放送され、手順S37で、強制戸閉指令が出される。この指令に基いて強制戸閉制御回路67は、図3(c)に示す速度曲線に従って戸9を閉じる。
手順S38と手順S39によって、戸3が全閉するまで戸安全装置21の作動が監視され、作動している場合は手順S40で、戸閉障害を排除するようにスピーカ10を介して放送される。強制戸閉指令の下で戸9が全閉した場合は、手順S38から手順42へ移り、救出階13sから避難階13(1)へ昇降指令がだされる。
途中で障害が排除されて戸安全装置21が復帰した場合は、手順S39から手順S41へ移り、図3(b)に示す通常速度による戸閉指令が出されて手順S30へ移る。手順S30と手順S31で戸安全装置21の作動を監視した状態で戸9が全閉した場合は、手順S42で昇降指令が出され、かご3は乗客18を救出階13sから避難階13(1)へ搬送する。
4.避難階13(1)での戸開閉動作
かご3が救出階13sに停止していない場合は、手順S21から手順S51へ移る。かご3が避難階13(1)に停止している場合は、手順S52へ移り、到着して戸開前の場合は、手順S53で戸開指令がだされる。この指令に基いて、戸開制御回路52は図3(a)に示す速度曲線に従って戸9を開く。戸9が全開するのを待って手順S54から手順S55へ移る。戸9が開放されてから所定時間Tdが経過した場合(手順S55)、又は戸閉釦72か操作された場合(手順S56)、手順S57へ移る。ここで、図3(b)に示す通常速度による戸閉指令が出され、戸閉制御回路57は図3(b)に示す速度曲線に従って戸9を閉じる。手順S58と手順S59によって、戸3が全閉するまで戸安全装置21の作動が監視される。戸安全装置21が作動すると手順S60へ移り、戸9を反転させて全開させる。手順S60から手順S57へ戻って再び通常速度による戸閉指令が出される。戸9が全閉すると手順S58から手順S61へ移り、避難階13(1)から救出階13sへ昇降指令が出されて動作を終了する。
なお、救出運転は、救出階13sと避難階13(1)の往復運転であるから、他の階には停止しない。従って、手順S51で避難階13(1)に停止していない場合は、かご3は昇降中であり、戸の開閉動作には関係しないので戸開閉動作は終了となる。
上記実施の形態1によれば、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階13sでは、戸開釦71による戸閉阻止機能を無効にしたので、救出運転が戸開釦71によって徒に妨害されることはない。
また、救出階13sでは、戸安全装置21の戸閉阻止機能を無効にし、戸9を反転させることなく戸閉速度を通常時よりも低下させて強制的に戸閉動作を継続させ、戸安全装置21が復帰すると通常時の戸閉速度で戸閉動作をするようにしたので、避難者18による戸閉が妨害されたとしても戸3を閉じることができ、救出運転を継続することができる。
更に、救出階13sでは戸安全装置21によって戸閉障害が検出されると戸閉障害を排除するようにスピーカ10によって通報するようにしたので、速やかに戸9を閉じることができ、避難者18を早期に避難階13(1)まで搬送することができる。
更にまた、救出階13sでは、かご3の積載荷重Wが80%に達した場合は、戸閉動作を促進して開始させるようにしたので、避難者18を早期に避難階13(1)まで搬送することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸制御装置の全体構成を示すブロック図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータが設置されたビルの縦断面図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸制御装置の電気回路を示すブロック図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸制御装置の強制戸閉動作を示す説明用図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの運転を示す流れ図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸制御装置の救出運転時の戸開閉動作を示す流れ図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸制御装置の救出運転時の戸開閉動作を示す流れ図。
符号の説明
1 昇降路、 2 機械室、 3 かご、 4 釣合錘、 5 巻上機、 6 主索、 7 かご操作盤、 8 戸閉電動機、 9 かご戸、 10 スピーカ、 11 秤装置、 12 エレベータ制御盤、 13 階床、 14 乗場戸、 15 かご位置検出装置、 16 火災感知器、 17 カム、 18 乗客、 21 戸安全装置、 31 昇降制御回路、 51 戸開指令手段、 52 戸開制御回路、 53 通常戸閉阻止手段、 55 戸開放時間計測手段、 56 通常戸閉指令手段、 57 通常戸閉制御回路、 61 救出階指定手段、 62 救出階判定手段、 63 戸開釦無効手段、 64 戸閉促進手段、 65 強制戸閉指令手段、 66 動作時間継続手段、 70 目的階到着信号、 71 戸開釦、 72 戸閉釦、 82 プーリ、 83 プーリ、 84 ワイヤロープ、 85 エンコーダ。

Claims (4)

  1. かごが目的階に到着すると戸を開き、上記戸が開いてから所定時間が経過すると若しくは戸閉釦が操作されると戸閉動作を開始し、戸開釦が操作されると上記戸閉動作を阻止して戸開させる戸閉阻止機能を備えたエレベータの戸制御装置において、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、上記戸開釦による上記戸閉阻止機能を無効にする戸開釦無効手段を備えたエレベータの戸制御装置。
  2. かごが目的階に到着すると戸を開き、上記戸が開いてから所定時間が経過すると又は戸閉釦が操作されると戸閉動作を開始し、戸閉障害を検出する戸安全装置が作動すると上記戸閉開始を阻止し又は上記戸を反転させて戸開させる戸閉阻止機能を備えたエレベータの戸制御装置において、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、上記戸閉阻止機能を無効にし、上記戸安全装置によって上記戸閉障害が検出されると上記戸を反転させることなく通常時よりも低速度で戸閉動作を継続し、上記戸閉障害が排除されると上記通常時の戸閉速度で戸閉動作をする強制戸閉手段を備えたエレベータの戸制御装置。
  3. 戸安全装置によって戸閉障害が検出されると上記戸閉障害の排除を指令する通報手段を備えた請求項2に記載のエレベータの戸制御装置。
  4. かごが目的階に到着すると戸を開き、上記戸が開いてから所定時間が経過すると又は戸閉釦が操作されると戸閉動作を開始するエレベータの戸制御装置において、火災信号が発せられると、火災発生階を含め避難者を救出する救出階では、上記かごの積載荷重が所定値以上になると上記戸閉動作を開始させる戸閉促進手段を備えたエレベータの戸制御装置。
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