JP4391226B2 - 避難用エレベーター運行制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、火災の発生時などにおける避難用エレベーター運行制御装置に関するものである。
超高層、大規模ビルのような一つの建物に複数台で構成されるエレベーターグループが複数グループ設備され、建物の全階床をそのエレベーターグループがサービス階床として分担しているエレベーター設備では、火災の発生時、避難階であるLB 階に各グループ全台のエレベーターが一斉に帰着すると、LB 階が混雑し的確な避難誘導が困難となるので、各グループのエレベーターサービス階を基準として火災発生階を区別して検知しエレベーターに火災管制運転を指令することに優先順位を加え、優先グループの順に火災管制運転を自動的に指令するものが、特許文献1に示されている。
特開平5−8954号公報
従来の装置では火災が発生すると、直ちに火災管制運転となり、エレベーターは最寄階で停止後、避難階へ走行し以後運転は停止するため、その後はエレベーターを避難に用いることができなかった。又、実際に避難用にエレベーターを用いるためには、シャフト内やホールの安全を確認しながら運行させると共に、ダウン方向に限定された特殊な交通需要を迅速に輸送する必要がある。又、エレベーターでの避難が許可されている人が弱者などに限定されている場合など、特定者だけがエレベーターを利用できる場合には、乗場呼び操作などを限定された人だけにする必要がある等の問題点があった。
この発明にかかるエレベーター運行制御装置は、電力系統の稼働状況と、上下水道設備状況と、防火ドアの動作状況と、スプリンクラーの動作状況を検出するビル設備状況検出部、前記電力系統の稼働状況と上下水道設備状況から判断されるエレベーター装置への水漏れ状況と、エレベーターシャフトの防火ドアの動作状況と、乗場の防火ドアの動作状況と、エレベーターシャフトのスプリンクラーの動作状況と、乗場のスプリンクラーの動作状況から避難運転の可否を周期的に判断する避難運転可否判断部及び、この避難運転可否判断部の判断結果に基づいて避難運転時のエレベーターの運行を行なう避難運転実施部により構成された避難運転制御部(以下「避難運転モード制御部」という)を備えたものである。
この発明の避難用エレベーター運行制御装置によれば、火災時に避難運転の可否判断を行い、避難運転を実施する避難運転モードの開始判断を行ない、火災や避難状況に応じてエレベーターの運行を行なうとともに、各階にエレベーターでの避難要求を行なうことができる。
この発明は火災、煙発生場所情報に基づいて、適切な避難方法を決定し適切な避難方法にもとづいてエレベーターシステムを制御し、エレベーターの運行制御や避難誘導を行なうものである。
以下、図面に基づいて、この発明の各実施の形態を説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における避難用エレベーター運行制御装置の構成を示したブロック図、図2は、この発明の実施の形態1における火災発生検出部の構成を示したブロック図、図3は、避難運転モード制御部41の動作手順を示すフローチャート、図4は、避難運転可否判断部412の動作手順を示すフローチャート、図5は、この発明の実施の形態1において、避難運転指令入力部8を設けた避難用エレベーター運行制御装置の構成を示したブロック図、図6は、避難運転指令入力部8の情報によって避難運転指令の有無を判断する処理手順を示すフローチャート、図7は、この発明の実施の形態1における避難用エレベーター運行制御装置に火災管制運転モード制御部43を備えた場合の構成を示すブロック図、図8は、図7における避難運転モード制御部41の動作手順を示すフローチャートである。
図1において、かご1ー1〜1ーNは、エレベーターのかごであり、Nはかごの設置されている台数を表わす。ここで、Nは1以上の整数値である。又、乗場呼び釦2ー1〜2ーMは、乗場でエレベーターを呼ぶための釦装置であり、Mは1以上の整数値である。かご制御装置3ー1〜3ーNは、かご1ー1〜1ーNの駆動系やドア装置、照明、空調などの制御を行なうと共に、かご内操作盤の表示や、操作釦からの入力信号を受け取る。
後述するエレベーター運行制御装置4は、かご制御装置3ー1〜3ーNと通信を行ない、かご全体の運行制御指示を行なう。ここでは、かご制御装置3ー1〜3ーNとエレベーター運行制御装置4は分離しているが、エレベーター運行制御装置4の機能が、かご制御装置3ー1〜3ーNのいずれかもしくは、複数に分割して搭載することによって、エレベーター運行制御装置4とかご制御装置3ー1〜3ーNを統合してもよい。
火災発生検出部5は、火災発生時に火災発生や火災発生場所に関する火災発生情報を出力する。この火災発生検出部5は、図2に示すように煙感知器51、温度センサ52、火災報知器53の他、ビル管理者が操作する管理者用スイッチ54などのうち、1つもしくは複数を備えている。
これらの機器は、1つづつ又は複数備えている。又、複数を備えている場合には、火災・煙発生場所情報統合部55も備えている。この火災・煙発生場所情報統合部55は、煙感知器51ー1〜51ーL、温度センサ52ー1〜52ーk、火災報知器53ー1〜53ーJ、管理者用スイッチ54などの出力を統合して、火災発生状態や火災発生場所を出力する。
火災・煙発生場所情報統合部55は、自ビルだけでなく、隣接したビルに設置された火災発生検出部などと接続し、隣接ビルの火災発生情報などを得て、火災発生情報を出力しても良い。
ビル設備状況検出部6は、ビル内およびエレベーター関連の電力系統の状況や、上下水道設備状況、防火ドアやスプリンクラー等の防火設備の稼動状況等のビル設備状況情報を出力する。
避難運転乗場呼び入力部7は、避難運転の際の乗場呼びの入力を行ない、避難運転乗場呼び登録情報を出力する。これは、通常の乗場呼び釦と共用しても良いし、避難誘導者や管理者、消防士、またはエレベーターでの避難が必要と認められた弱者など、予め許可された人だけが操作可能な釦として独立して設置しても良い。
予め許可された人だけが操作可能な釦としては、カギ付きの操作釦や、電波式タグリーダーを使った操作釦、リモコンなどから構成可能である。又、この避難運転乗場呼び入力部7は、通常の乗場呼び釦と同様に、かごが到着すると、呼びを解除する構成としても良いし、呼び登録解除操作を行なうまで、呼び登録をしつづけるものとしても良い。
次に、エレベーター運行制御装置4について説明する。
このエレベーター運行制御装置4は、避難運転モード制御部41と運行制御部42から構成され、さらに避難運転モード制御部41は、図1に示すように避難運転モード開始判断部411と、避難運転可否判断部412と、避難運転実施部413と、避難運転終了部414から構成され、火災時に避難運転モードの開始決定や、避難運転動作の可否の決定ならびに、避難運転時の運行方法の決定を行ない、運行制御部42へ運行指令を出力する。
この運行制御部42はかご制御装置3ー1〜3ーNに対して、乗場呼びの割り当てや、待機動作、回送動作、停止階制限などの運行制御を行なう。又、避難運転モード時には、避難運転モード運行制御部41の出力に従って、運行制御を行なう。
以下、図1〜図3に基づいて、避難運転モード運行制御部41の動作について詳述する。
まず、避難運転モード制御部41の処理は、次のように開始される。
避難運転モード開始判断部411が、火災発生検出部5から火災発生情報を得て、図3に示すようにS1の処理で火災発生の有無を判断する。火災が発生していない場合には、S11の処理へ進み、通常運転モードを続行し、火災発生判断S1へ戻る。火災が発生している場合には、S2の処理へ進み、通常運転モード終了、避難運転モード開始処理を行ない、S3の避難運転可否判断の処理へ進む。以上の処理は避難運転モード開始判断部411で実施する。
次に、S3(避難運転可否判断)の処理は、避難運転可否判断部412で実施する。
このS3では、火災発生検出部5から出力された火災発生情報、ビル設備状況検出部6から出力されたビル設備状況情報、避難運転乗場呼び入力部7から出力された避難運転乗場呼び登録情報に基づいて、避難運転の可否判断を行なう。
この避難運転可否判断は、例えば、図4のように行なう。
図4において、S3ー1では火災発生情報の火災場所の情報に基づいて、エレベーターシャフト内やその近くのエリアまたはエレベーターシャフトと同一の防火区画内で火災や煙などが発生していないことなどから、エレベーターシャフト内が安全であると判断されれば、S3ー2へ進み、安全でないと判断されれば、S3ー5へ進む。
S3ー2では、ビル設備状況情報に基づいて、電力系統の状況や、エレベーター装置への水漏れ、エレベーターシャフト、乗場の防火ドアの稼動の有無、エレベーターシャフト、乗場でのスプリンクラーの稼動の有無によって、エレベーターの走行可否を判断する。
例えば、電力が供給されており、エレベーター装置への水漏れがなく、エレベーターシャフト、乗場の防火ドアが閉まっており、エレベーターシャフト、乗場でのスプリンクラーが動作していなければ走行可能と判断する。走行可能と判断されれば、S3ー3へ進み、走行不可と判断されれば、S3ー5へ進む。
S3ー3では、避難運転乗場呼び登録情報から避難運転用の乗場呼びの登録の有無を判断し、避難運転用の乗場呼び登録があれば、S3ー4へ進み、なければS3ー5へ進む。
S3ー4では、避難運転可能信号を出力し処理を終了する。
S3ー5では、避難運転不可信号を出力し、処理を終了する。
又、図5に示すように、避難運転乗場呼び入力部7とは別に、避難運転指令のための入力部8を設け、管理者や消防士などにより、避難運転実施指令を入力できるように構成することも可能である。
この場合におけるS3(避難運転可否判断)の処理の詳細を図6に示す。
この場合は、図6に示すように、最初のステップであるS3ー6で、避難運転指令の有無を、避難運転指令入力部8の出力から判断する。
その他の処理は図4と同じであり、説明を省略する。
なお、この避難運転指令入力部8は、消防署やエレベーター管理会社、警備会社などに設け遠隔処理を行なっても良い。また上述(段落1010)したように、予め許可された人だけが操作可能な釦としては、カギ付きの操作釦や、電波式タグリーダーを使った操作釦、リモコンなどから構成可能である。又、この避難運転乗場呼び入力部7は、通常の乗場呼び釦と同様に、かごが到着すると、呼びを解除する構成としても良いし、呼び登録解除操作を行なうまで、呼び登録をしつづけるものとしても良い。
S3(避難運転可否判断)で避難運転可能と判断されれば、S4へ進み、避難運転不可と判断されればS8へ進む。
図3に示すS4からS7の避難運転実施処理は、避難運転実施部413で実施される。S4の避難運転モード乗場呼び登録状況確認では、避難運転モード乗場呼び入力部7で入力された避難運転モード乗場呼び情報を取得し、S5へ進む。
S5では、各避難運転乗場呼び登録階へかごを移動させ、各避難運転乗場呼び登録階で乗客を乗車させるように運行指令を出力し、S6の処理へ進む。
S6では、予め設定された避難階へかごを移動させるように運行指令を出力し、S7の処理へ進む。
S7では、避難階で乗客を降車させるように運行指令を出力し、避難運転実施部413の処理を一旦終了し、S3の処理へ戻る。
又、S8における避難運転終了の処理は、避難運転終了部414で実施する。
S8では、すべてのかごが避難階へ帰着させるように運行指令を出力し、避難運転を終了し、S9へ進む。
S9では、避難階へ帰着したかごを休止させるように運行指令を出力し、S10へ進み、S10で避難運転モードを終了する。
以上の処理では、従来の火災時の動作である火災管制運転動作モードを備えていない例について説明を行なったが、例えば図7のように火災管制運転モード制御部43を備えている場合にも同様の処理が可能である。
この場合、上記火災管制運転モード制御部43は、火災発生時に一旦最寄階へ停止後、予め設定された避難階へかごを移動させ休止させる。ここでの避難階は、避難運転モードにおける避難階と同一でも良いし異なってもよい。
この場合の、避難運転モード制御部41の処理の一例を図8に示す。
図8において、S12(火災管制運転終了待ち待機)の処理以外は、図3と同様の処理を行なう。
S12では、上記火災管制運転制御部43での処理が終了し、すべてのかごが避難階で休止するまで待機を行なうが、複数のかごが設置されている場合には、すべてのかごが避難階で休止するまで待機を行なうのではなく、火災管制運転を終え避難階で休止したかごから順次避難運転モードを開始しても良い。
ここでは、運転手がいなくても、火災管制運転後に、エレベーターを避難に用いるための自動避難運転モードに移行させ、火災や避難者の状況に応じた運行制御を行なう。
以上のように、エレベーター運行制御装置を構成することにより、火災発生時にビル居住者の避難にエレベーターを利用するための避難運転モードの実施が可能となる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2における避難用エレベーター運行制御装置は、
上記実施の形態1の避難運転実施部413において、乗客を乗車させるために停止する避難運転乗場呼び登録階をいくつかのグループに分割して、グループ毎に避難運転を行なうように変更したものである。
このように、いくつかのグループに分割することにより、エレベーターの1運行あたりの停止数が減少し、輸送効率が向上し、満員通過の発生を抑制できるとともに、全員が避難するために必要な所要時間も短縮可能となる。
各グループに対する避難運転の実施はかご毎に割り当てても良いし時分割処理を行なっても良い。
以下、図9から図14に基づき避難運転実施部413、及びサービス階床グループ決定部415を詳細に説明する。
図9は、この発明の実施の形態2における避難用エレベーター運行制御装置の構成を示したブロック図である。
図9において、かご1ー1〜1ーN、乗場呼び釦2ー1〜2ーM、かご制御装置3ー1〜3ーN、火災発生検出部5、ビル設備状況検出部6、避難運転乗場呼び入力部7、避難運転指令入力部8は実施の形態1と同一の構成であり、ここでは説明を省略する。
又、エレベーター運行制御装置4において、運行制御部42ならびに避難運転モード制御部41の避難運転モード開始判断部411と、避難運転可否判断部412と、避難運転終了部414は実施の形態1と同一の構成であり、ここでは説明を省略する。
避難運転モード制御部41の動作は図10のように行なう。
図10において、S13、S14、S15以外の処理は、実施の形態1で示したものと同じとなるので説明を省略する。
避難運転モード乗場呼び登録階をサービス階床グループに分割するステップS13と、各かごサービス階床グループを割当てるステップS14とは、図9のサービス階床グループ決定部415で処理が行なわれる。また、後述するサービス階床グループに含まれる避難運転乗場呼び階へサービスを実施するステップS15は、図9の避難運転実施部413で処理が行われる。
まず、S13では避難モード乗場呼び入力部7で登録された乗場呼び階を複数のグループに分割する。分割の方法としては、例えば、予め設定されたX階床毎に連続する乗場呼び発生階をグループ化しても良い。
この場合には、例えば、避難運転モード乗場呼び階が7階、8階、9階、12階、13階、14階、18階とあった場合に、2階床づつグループ化を行なった場合、各グループは、図11のように構成される。
次に図12に基づき、S13における避難運転モード乗場呼び登録階をサービス階床グループに分割する処理の動作を説明する。
S13ー1ではグループ番号Gの、S13ー2では階床番号Fの初期化を行なう。
S13ー3では、サービス階床グループGに属する階床の数を初期化する。
次にS13ー4では、F階に避難運転モード乗場呼びが登録されているか否かを判断し、登録されている場合には、S13ー5へ、登録されていない場合には、S13ー8へ進む。
S13ー5では、F階をサービス階床グループGに追加する。
S13ー6では、サービス階床グループGに属する階床の数を1増加させる。
S13ー7ではサービス階床グループGに属する階床の数がXであるか否かを判断し、Xの場合には、S13―11へ進み、Xに満たない場合には、S13ー8へ進む。
S13―11では、グループ番号Gを1増加させ、S13ー12ではサービス階床グループGに属する階床数を初期化し、S13ー8へ進む。
S13ー8では、F階が最上階であるか否かを判断し、最上階の場合には、S13ー9へ進み、最上階でない場合にはS13ー10へ進む。
S13ー10では、階床番号Fを1増加させ、S13ー4へ戻る。
S13ー9では、そのときのグループ番号Gをサービス階床グループ数Hの値として設定し、処理を終了する。
ここで、サービス階床グループに属する階床数の最大値Xの設定は、様々な要因によって決めることが可能である。たとえば、時分割でサービス階床グループのスケジュールを行なわない場合には、グループの数がエレベーターの台数になるようにXを設定することが可能である。
この場合、避難運転モード乗場呼び階の数がRで合った場合、サービス階床グループに属する階床数の最大値Xは、下記の数式1によって得られる。
(数式1)
X =R/N
上記の数式において、Xはサービス階床グループに属する階床数の最大値、Rは避難運転モード乗場呼び階の数、Nはかご台数である。なお、1階床づつ処理を行なう場合には、X=1と置けばよい。
又、サービス階床グループの分割の仕方としては、Xを一定値とする以外に、各サービス階床グループに属する階床の居住人口が均一になるように設定しても良い。
この場合の処理を図13に示す。
図13において、S13ー1〜S13−11は図12と同様の処理を行なう。
以下、S13ーA〜S13ーFについて説明する。
S13ーAでは、避難運転モード乗場呼び発生階の居住人口の総和Sを求める。
S13ーBでは、避難運転モード乗場呼び発生階の居住人口の総和Sをかご台数Nで割って1グループあたりの居住人口受け持ち数Uを演算する。
S13ーCでは、サービス階床グループGの受け持ち居住人口Vの初期化を行なう。
S13ーDでは、サービス階床グループGの受け持ち居住人口Vにサービス階床グループGに追加されたF階の居住人口を加算する。
S13ーEでは、1グループあたりの居住人口受け持ち数Uとサービス階床グループGの受け持ち居住人口Vの比較を行ない、UよりVが大きい場合には、S13−11に進み、小さい場合にはS13ー8へ進む。
S13ーFでは、サービス階床グループGの受け持ち居住人口Vの初期化を行なう。
次に、図10に示すS14では、S13で分割されたサービス階床グループを割り当てるかごや、割り当てる順序を決定する。例えば、時分割処理を行なわない場合、かご台数とサービス階床グループ数が同一であれば、1台のかごに1つのサービス階床グループGを割り当てればよい。
又、かご台数よりサービス階床グループ数が小さければ、複数のかごを1つのサービス階床グループに割り当てればよい。
その際、1つのサービス階床グループに割り当てる、かごの数Yは、下記の数式2によって得られる。
(数式2)
Y = N/S
上記の数式において、Yは1つのサービス階床グループに割り当てる、かごの数、Nはかご台数、Sはサービス階床グループ数である。
又、時分割処理を行なう場合には、例えば、火災発生階を含むサービス階床グループから、順に上方の階を含むサービス階床グループへ割り当てを行なっていき、最上階を含むサービス階床グループまで処理を終えると、次に、火災発生階を含むサービス階床グループより1つ下サービス階床グループから順に下方の階を含むサービス階床グループへ割り当てを行なっていくことができる。
この場合の処理を図14に示す。ここで、サービス階床グループの番号Gには、Gの番号が大きいほど上方の階床が属しているものとする。
S14ー1では、割り当て対象かごCの初期化を行なう。
S14ー2では、割り当て対象サービス階床グループGを火災発生階もしくは、その直上の避難モード乗場呼び発生階を含むサービ階床グループEに初期設定する。
S14ー3は、サービス階床グループGの割当てかご台数Qを初期化する。
S14ー4は、かごCをサービス階床グループGに割り当て、S14ー5でかごCを1増加させる。
S14ー6では、かごCがかご台数Nより大きいか否かを判断し、大きい場合には、処理を終了し、小さい場合にはS14ー7へ進む。
S14ー7では、サービス階床グループGの割当てかご台数Qを1増加させる。
S14ー8では、Qと予め設定された1グループあたりの割当てかご台数の上限値Wを比較し、QがWより大きい場合には、S14ー9に進み、小さい場合には、S14ー4に戻る。
S14ー9では、割当て対象サービス階床グループGが火災発生階もしくは、その直上の避難モード乗場呼び発生階を含むサービス階床グループEより大きいかを判断し、大きい場合にはS14ー12へ、小さい場合にはS14ー10へ進む。
S14ー10では、割当て対象サービス階床グループGがグループ番号の最小値1であれば、処理を終了し、1より大きければ、S14−11へ進む。
S14−11では、割り当て対象サービス階床グループGのグループ番号Gを1減少させて、S14ー3へ戻る。
S14ー12では、割り当て対象サービス階床グループGのグループ番号Gがサービス階床グループ数Hと等しければ、S14ー13へ進み、サービス階床グループ数Hより小さければ、S14ー14へ進む。
S14ー13では、割当て対象サービス階床グループGがグループ番号を火災発生階もしくは、その直上の避難モード乗場呼び発生階を含むサービス階床グループEより1つ小さい値に設定し、S14ー3へ戻る。
S14ー14では、割り当て対象サービス階床グループGのグループ番号Gを1増加させて、S14ー3へ戻る。
図10に示す、サービス階床グループに含まれる避難運転乗場呼び階へサービスを実施するステップS15は、避難運転実施部413で処理が行なわれる。ここでは、かごに割り当てられたサービス階床グループに含まれる各避難運転乗場呼び発生階へ順次移動し、乗客を乗車させていく。
以上のように、エレベーター運行制御装置を構成することにより、避難運転モードにおいて、エレベーターの1運行あたりの停止数が減少し、輸送効率が向上し、満員通過の発生を抑制できるとともに、全員が避難するために必要な所要時間も短縮可能となる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3における避難用エレベーター運行制御装置は、
エレベーター全体に加えて、階床毎にも避難運転可否判断を行なうものである。
すなわち、上記実施の形態1の避難運転可否判断部412において、火災発生検出部5から出力された火災発生情報、ビル設備状況検出部6から出力されたビル設備状況情報、避難運転乗場呼び入力部7から出力された避難運転乗場呼び登録情報に基づいて、階床毎ならびにエレベーター全体の避難運転の可否判断を行ない、次の避難運転実施部413において、この避難運転可否判断部412で避難運転可と判断された階床に避難運転を行なうように変更したものである。
その他の構成は実施の形態1と同じであるため、ここでは避難運転可否判断部412と避難運転実施部413について、図15、図16に基づき説明する。
まず、避難運転可否判断部412における階床毎ならびにエレベーター全体の避難運転の可否判断は、例えば図15のように行なう。
S3ーAー1では、火災発生情報の火災場所の情報に基づいて、エレベーターシャフト内が安全であると判断されれば、S3ーAー2へ進み、安全でないと判断されれば、S3ーAー7へ進む。
S3ーAー2では、ビル設備状況情報に基づいて、電力系統の状況や、エレベーター装置への水漏れ、エレベーターシャフト、乗場の防火ドアの稼動の有無、エレベーターシャフト、乗場でのスプリンクラーの稼動の有無によって、エレベーターの走行可否を判断する。
例えば、電力が供給されており、エレベーター装置への水漏れがなく、エレベーターシャフト、乗場の防火ドアが閉まっており、エレベーターシャフト、乗場でのスプリンクラーが動作していなければ走行可能と判断する。走行可能と判断されれば、S3ーAー3へ進み、走行不可と判断されれば、S3ーAー7へ進む。
S3ーAー3では、避難運転乗場呼び登録情報から、避難運転用の乗場呼びの登録の有無を判断し、避難運転用の乗場呼び登録があれば、S3ー4へ進み、なければS3ー7へ進む。
S3ーAー4では、避難運転乗場呼び登録情報と火災発生情報、ビル設備状況情報から、各階毎に避難運転可否判断を行なう。
このS3ーAー4の可否判断は、例えば図16のように行なう。
S3ーAー4ー1では、判断する階Fの初期化を行なう。
S3ーAー4ー2では、避難運転乗場呼び登録情報からF階に乗場呼びの有無を判断し、乗場呼びがあれば、S3ーAー4ー3へ、なければS3ーAー4ー6へ進む。
S3ーAー4ー3では、火災発生情報の火災発生場所の情報に基づいて、F階乗場が安全であると判断されれば、S3ーAー4ー4へ進み、安全でないと判断されれば、S3ーAー4ー6へ進む。
S3ーAー4ー4では、ビル設備状況情報からF階乗場の防火ドアの開閉状況などからF階の安全性を判断し、安全であると判断されれば、S3ーAー4ー5へ進み、安全でないと判断されればS3ーAー4ー6へ進む。
S3ーAー4ー5では、F階の避難運転可能設定を行ない、S3ーAー4ー7へ進む。
S3ーAー4ー6では、F階の批判運転不可設定を行ない、S3ーAー4ー7へ進む。
S3ーAー4ー7では、全ての階について、避難運転可否判断を行なったか否かを判断し、全ての階についての判断が終了した場合にこの処理を終了する。
又、避難運転可否判断が終了していない階がある場合には、S3ーAー4ー8へ進み、F階を1階床増加して、S3ーAー4ー2へ戻る。
図16で行われた一連の処理(図15のS3ーAー4)が終わると、図15のS3ーAー5へ進み、S3ーAー4で設定した、各階の避難運転可能設定から、避難運転可能階床が1つでもあるか否かを判断し、1つでも避難運転可能階がある場合には、S3ーAー6へ進み、全くない場合には、S3ーAー7へ進む。
S3ーAー5では、避難運転可能信号を出力し処理を終了する。
S3ーAー7では避難運転不可信号を出力し、処理を終了する。
避難運転実施部413については、S4、S5の処理以外は実施の形態1と同じであるため、S4、S5について説明を行なう。
S4の避難運転モード乗場呼び登録状況確認では、避難運転可否判断部412で設定された各階避難運転可能設定を取得し、S5へ進む。
S5では、各避難運転可能設定階へかごを移動させ、各避難運転乗場可能設定階で乗客を乗車させるように運行指令を出力し、実施の形態1と同じようにS6の処理へ進む。
以上のように、エレベーター運行制御装置を構成することにより、避難運転モードにおいて、各階毎に安全性を確認しながら避難運転を行なうことが可能となり、一部の階のみ危険な場合にもその階を除いて、避難運転可能な階にのみ避難運転を実施することが可能となる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの構成を示したブロック図である。 図1に示した火災発生検出部5の構成を示したブロック図である。 避難運転モード制御部41の動作手順を示すフローチャートである。 避難運転可否判断部412の動作手順を示すフローチャートである。 図1のブロック図に避難運転指令入力部8を設けた場合のブロック図である。 避難運転指令入力部8の出力から、避難運転指令の有無を判断する処理手順を示すフローチャートである 火災管制運転モード制御部43を備えた場合の構成を示したブロック図である。 避難運転モード制御部4の処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターシステムの構成を示したブロック図である。 この発明の実施の形態2における避難運転モード制御部41の動作手順を示すフローチャートである。 避難運転モード乗場呼び階のグループ化を行なった場合の一例を示す構成図である。 避難運転モード乗場呼び登録階をサービス階床グループに分割するステップS13の処理の動作手順を示すフローチャートである。 各サービス階床グループに属する階床の居住人口が均一になるように設定する場合の動作手順を示すフローチャートである。 サービス階床グループの時分割処理を行なう場合の動作手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3における避難運転可否判断部412の動作手順を示すフローチャートである。 図15のS3ーAー4において、各階毎に避難運転可否判断可否判断を行う動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1〜1−N:エレベーターかご
2−1〜2−M:乗場呼び釦
3−1〜3−N:かご制御装置
4: エレベーター運行制御装置
41: 避難運転モード制御部
411:避難運転モード開始判断部
412:避難運転可否判断部
413:避難運転実施部
415:サービス階床グループ決定部
42: 運行制御部
43: 火災管制運転モード制御部
5: 火災発生検出部
51−1〜51−L:煙感知器
52−1〜52−K:温度センサー
53−1〜53−J:火災報知器
54:管理者用スイッチ
55:火災・煙発生場所情報統合部
6: ビル設備状況検出部
7: 避難運転乗場呼び入力部
8: 避難運転指令入力部

Claims (5)

  1. 電力系統の稼働状況と、上下水道設備状況と、防火ドアの動作状況と、スプリンクラーの動作状況を検出するビル設備状況検出部、前記電力系統の稼働状況と上下水道設備状況から判断されるエレベーター装置への水漏れ状況と、エレベーターシャフトの防火ドアの動作状況と、乗場の防火ドアの動作状況と、エレベーターシャフトのスプリンクラーの動作状況と、乗場のスプリンクラーの動作状況から避難運転の可否を周期的に判断する避難運転可否判断部及び、この避難運転可否判断部の判断結果に基づいて避難運転時のエレベーターの運行を行なう避難運転実施部により構成された避難運転制御部を備えたことを特徴とするエレベーター運行制御装置。
  2. 前記避難運転可否判断部は、避難運転用の乗場呼び登録の有無を判断し、その結果に基づいて避難運転の可否判断を行なうことを特徴とする請求項1記載のエレベーター運行制御装置。
  3. 火災発生情報を検出する火災発生検出部及び、前記火災発生情報から火災発生の有無を判断し、通常運転モードの終了と避難運転モードの開始を判断する避難運転モード開始判断部を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター運行制御装置。
  4. 火災発生情報を検出する火災発生検出部、前記火災発生情報から火災発生の有無を判断し、通常運転モードの終了と避難運転モードの開始を判断する避難運転モード開始判断部、及び避難用乗場呼び登録階が登録され、前記避難運転モードの開始判断結果に基づいて避難運転時のエレベーター運行を行なう避難運転実施部を備え、避難運転用の乗場呼び登録数の数が均一化するように乗場呼び登録階をグループに分割することを特徴とするエレベーター運行制御装置。
  5. 火災発生情報を検出する火災発生検出部、前記火災発生情報から火災発生の有無を判断し、通常運転モードの終了と避難運転モードの開始を判断する避難運転モード開始判断部、避難用乗場呼び登録階が登録され、前記避難運転モードの開始判断結果に基づいて避難運転時のエレベーター運行を行なう避難運転実施部、及び避難運転モード乗場呼び登録階をサービス階床グループに分割するサービス階床決定部を備え、前記サービス階床グループに属する階床の居住人口が均一化するようにサービス階をグループごとに分割することを特徴とするエレベーター運行制御装置。
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