JPWO2010032625A1 - エレベーター群管理装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は,積み残しなく適切なかご割当処理が行え,乗客が乗車すべきかごを誤りなく認識することができるエレベーター群管理装置を得ることを目的とする。そして,本発明は,同乗グループ割当部(1)は乗場操作盤(OB(i))から受ける各フロア(FL(i))毎の乗場呼び登録内容に基づき,各乗客に対し同乗グループを割り当て,乗場呼び登録を送信した乗場操作盤(OB(i))に割り当てた同乗グループ名を表示させる。同乗グループかご割当部(2)は,同乗グループ割当部(1)より割り当てられた同乗グループに対し,複数のかごのいずれかを割当かごとして割り当てるかご割当処理を実行し,割当かごを確定した場合,この確定割当かごと同乗グループとの組合わせ情報を少なくとも含む乗客案内指令(CM2)をカゴ制御部(CE(i))に与える。

Description

この発明は、複数のエレベーターを効率的に運用するエレベーター群管理装置に関するものである。
乗場または乗場から比較的離れた遠隔において、所定の操作盤を用いて行先階を入力し、割当かごを行先階別に案内するエレベーター群管理装置において、割当かごの案内方法として、従来は特許文献1〜特許文献3に開示された方法を採用するのが一般的であった。
特許文献1では、乗客が乗場呼びボタンを押した後一定時間のみ乗場呼び釦の近くの表示器に割当かごを表示する方法(第1の方法)を開示している。
また、特許文献2では、行先別に割り当てられたかごの行先階をかごの開閉扉上に表示する方法(第2の方法)を開示している。
さらに、上記第1及び第2の方法を合わせた案内方法である第3の方法として、特許文献3に開示された方法がある。
また、特許文献4にはかごの割当変更があった際に、チャイム鳴動やランプ点灯などで、割当変更があったことを示すことが開示されている。
また、特許文献5〜特許文献8はいずれも行先階をグループ化して、かごへの割当の制限するものである。また、特許文献8には割当を見直すことが記載されているが、それは行先階のグループ単位でしか変更ができない。また、行先階を見られるため、セキュリティ上の問題がある。
特許第2563545号公報 特開平9−315708号公報 国際公開第2003/000579号パンフレット 特開2003−12249号公報 特開昭60−232379号公報 特開昭61−075777号公報 特開平5−201630号公報 特開2000−219443号公報
このように、従来技術では、行先階別の割当号機を、個人毎に呼び登録時の直後のみ表示するか、かご(開閉扉)付近や乗場行先呼び釦の横に全乗客が認識可能に表示する割当かごの案内方法を採用していた。
上述した従来の割当かごの案内方法において、上記第1の方法では、その後の割当かごの見直しや変更に対応できないという問題点があった。
上記第2の方法では、行先階別にかごの割当を行うことが前提となるため、同一行先階への乗車を目的とする乗客がかごの定員以上の乗客が来た場合などに発生する積み残しを回避することができないという問題点があった。
また、上記第2の方法では、かご単位に行先階の割当状況をかごの開閉扉上の表示器に表示するため、かごの行先階を秘匿することができず、乗客の行先階が第三者に容易に察知されるというセキュリティ上の問題点があった。
上記第3の方法は、上記第1の方法と同様に、乗客が乗場呼びボタンを押した後一定時間のみ乗場呼び釦の近くの表示器に割当かごを表示するため、その後の割当かごの見直しや変更に対応できない。また、上記第2の方法と同様に、また、かご単位に行先階の割当状況を表示するため、乗客の行先階が第三者に容易に察知されてしまうというセキュリティ上の問題点があった。
また、上述した第1〜第3の方法のいずれにおいても、表示される割当かごの情報は割当かごを識別する情報のみであるため、同一かごの今回の到着時と、次回の到着時で異なる割当を行うことができない、また、行き先方向の異なる割当を同一号機に割り当てた場合を想定する必要があるため、乗客がかごの到着方向を確認して乗車する必要があり、乗客に割当かご認識に負担を強いるという問題点があった。
また、特許文献4には割当変更があった場合、チャイム鳴動やランプ点灯などで、割当変更があったことを示すのみで、複数の行先階別にかごの割当がなされている場合、どの割当に変更があったことを容易に認識できないという問題点があった。
このように、従来の割当かごの案内方法を前提としてエレベーター群を管理すると、積み残しなく適切なかご割当処理が行うことが困難であり、乗客が乗車すべきかごを誤りなく認識することも困難であるという問題点があった。加えて、かご割当の変更が行うことが実質的に困難であり、あるいはセキュリティ上の問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、積み残しなく適切なかご割当処理が行え、乗客が乗車すべきかごを誤りなく認識することができるエレベーター群管理装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーター群管理装置は、複数のかごからなるエレベーター群において、乗客の要望に応えて前記複数のかごのいずれかを乗客に割り当てて管理する装置であって、エレベーター乗場またはその近辺に設置され、乗客が行先階を登録する乗場呼び登録が可能な乗場呼び登録部と、前記乗場呼び登録毎に乗客を同乗グループに割り当て、その同乗グループ情報を前記乗場呼び登録部の近傍に配置された同乗グループ表示部に表示させる同乗グループ割当部と、少なくとも一つの前記同乗グループを前記複数のかごのいずれかに割当かごとして割り当て、前記同乗グループと前記割当かごとの対応関係を少なくとも示す乗客案内指令を発生するかご割当処理を実行する同乗グループかご割当部とを備える。
なお、本願明細書に記載の「グループ」とは、行先階のグループ化ではなく乗客個々のグループ化である。そのため、例えば、同一階から出発し、同一階へ行く乗客が多く、1台のかごに乗り切れない場合には、それらの乗客を異なるグループに割り当てることが可能となる。また、割当かごとグループを独立させることにより、呼び発生後に帰属すべきグループを乗客は認識可能であり、その後、エレベーター群管理装置は効率とサービス性を考慮して最適な時期に各グループの乗客が乗るべきかごを提示可能となる。また、かごに行先階を表示せず、乗車すべきグループを認識するための操作が利用者全員について必要となるため、エレベーター群管理装置は乗車予定人数を正確に認識することができ、運行効率を向上させることが可能となる。
この発明におけるエレベーター群管理装置は、同乗グループかご割当部により同乗グループ単位にかごの割当を行うことにより、同一乗車階及び同一行先階の乗客であっても異なる同乗グループに設定することができる。このため、同一乗車階及び同一行先階の乗客が多数出現した場合でも、積み残しなく適切なかご割当処理を行うことができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
ある乗車階における同乗グループと割当かごの関係を表形式で示す第1の例である。 ある乗車階における同乗グループと割当かごの関係を表形式で示す第2の例である。 ある乗車階における同乗グループと割当かごの関係を表形式で示す第3の例である。 実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第1の構成例を示す説明図である。 図4で示した乗り場操作盤OBの構成を示す説明図である。 図4で示した乗り場操作盤OBの設置例を示す説明図である。 この発明の実施の形態であるエレベーター群管理装置の構成を示す説明図である。 図7で示した同乗グループ割当部による同乗グループ割当処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7で示した同乗グループかご割当部による同乗グループに対するかご割当処理を示すフローチャートである。 実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第2の構成例を示す説明図である。 実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第3の構成例を示す説明図である。 図11で示した同乗グループ割当かご表示盤の第1の具体的構成例を示す説明図である。 図11で示した同乗グループ割当かご表示盤の第2の具体的構成例を示す説明図である。 図11で示した同乗グループ割当かご表示盤の第3の具体的構成例を示す説明図である。 実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第4の構成例を示す説明図である。 図15で示した同乗グループ割当かご表示盤の第1の具体的構成例を示す説明図である。 図15で示した同乗グループ割当かご表示盤の第2の具体的構成例を示す説明図である。 図15で示した同乗グループ割当かご表示盤の第3の具体的構成例を示す説明図である。
<前提>
この発明における実施の形態であるエレベーター群管理装置について説明する。本実施の形態は、乗客が乗場で行先階を指定して乗場呼び登録(乗車階及び行先階の組合せが登録される)を行なうエレベーター群管理装置において適用されるものである。
すなわち、実施の形態のエレベーター群管理装置は、乗客が乗場呼び登録を行なうと、先ず、当該乗客に対して一つの同乗グループが必ず割り当てられる。その後、エレベーター到着までに同乗グループにかごが割り当てられる。同乗グループは一緒に乗車する人のグループを意味する。
<同乗グループ割当内容>
図1〜図3は、ある乗車階における同乗グループと割当かごの関係を表形式で示す第1〜第3の例である。図1〜図3において、乗客番号は乗場呼び登録を行った乗客を識別する番号であり、個々の乗客をあらわす番号となる。なお、第1〜第3の例は同一乗車階において乗場呼び登録があった場合の同乗グループと割当かごとの関係を示している。
図1に示すように、同乗グループAに割り当てられた乗客(乗客番号1,3〜5,7)は1号機に、同乗グループBに割り当てられた乗客(乗客番号2,6,8〜10)は2号機に乗車かごが割り当てられている。すなわち、図1で示す第1の例では同乗グループと割当かごとを一対一に対応させている。
この場合、乗客番号7と乗客番号10のように同一行先階(3階)の乗客であっても異なる同乗グループに割り当てることにより、異なるかごに乗車させることが可能となる。
また、図2に示すように、同乗グループA(乗客番号1,3,5)と同乗グループC(乗客番号4,7)を1号機に、同乗グループB(乗客番号2,6,8,9)と同乗グループD(乗客番号10)を2号機に割り当てている。すなわち、図2で示す第2の例では、複数の同乗グループを一つの同一かごに割り当てている。すなわち、図2で示す第2の例では、かごの数である2台を超える4種の同乗グループA〜Dのいずれかを乗客に割当可能な構成を示している。
また、図3に示すように、同乗グループA(乗客番号1,3,5)を今回の1号機に、同乗グループB(乗客番号2,6,8,9)を今回の2号機に割り当て、同乗グループC(乗客番号4,7)を次回の1号機に、同乗グループD(乗客番号10)を次回の2号機に割り当てている。すなわち、図3で示す第3の例では同乗グループと割当かごとを一対一に対応させている。この際、同一割当かごに乗車する到着周回別の分類をも併せて行っている。したがって、同一割当かごであっても、今回到着時、次回到着時、次々回到着時など到着周回別に割り当てることができる。したがって、第3の例では、少なくとも一つの同乗グループに対し、複数のかごのいずれか及びその到着周回の組合せを割当かごとして割り当てている。
また、第1〜第3の例では、同一乗車階での同一グループとなる同乗グループの例について述べたが、同乗グループは異なる乗車階の乗客を含むように構成してもよい。
<エレベーター乗場(第1の構成例)>
図4は実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第1の構成例を示す説明図である。同図に示すように、エレベーター乗り場には3台のかご用開閉扉E1〜E3が設けられ、かご用開閉扉E1〜E3上の側壁部17に同乗グループ割当かご表示器D1〜D3が設けられる。かご用開閉扉E1,E2間の側壁に乗場操作盤OBが設けられる。なお、かご用開閉扉E1〜E3はエレベーターEV1〜EV3(図示せず)に対応して設けられている。
また、乗場操作盤OBは当該フロアの乗り場への入り口付近や、乗り場の外や、乗り場から離れた場所に設けてもよい。また、ダブルデッキ(かごを2階建てにしたエレベーター)、1シャフトマルチカー(一つのシャフト内に複数のかごを設けたエレベーター)など、1つのシャフトに複数のかごが有り、複数種の乗車階に分散されている場合がある。このような場合、複数種の乗車階のうち少なくとも一つへの移動手段、すなわち階段やエスカレータの手前に乗場操作盤OBを設けても良い。このように乗場操作盤OBを設けると、ある乗客が、行先階によって現在いるフロアから移動して別のフロアである実際の乗車階から乗車する必要が生じる場合でも、実際の乗車階への移動手段を利用する前段階において乗場操作盤OBを操作することができる。
<乗場操作盤>
図5は図4で示した乗場操作盤OBの構成を示す説明図である。同図に示すように、乗場操作盤OBは行先階入力テンキー釦31(乗場呼び登録部)及び同乗グループ表示部32から構成され、乗客は行先階入力テンキー釦31を用いて行先階を入力することができ、同乗グループ表示部32を参照して割り当てられた同乗グループを認識することができる。図5の例では、11階を行先階として入力した乗客に同乗グループAが割り当てられたことを同乗グループ表示部32から視覚的に認識させることができる。
同乗グループ表示部32への同乗グループの表示は、乗客が行先階入力テンキー釦31を操作して行先階を入力する乗場呼び登録を行った直後から一定時間だけ行われる。また、次の乗客から行先階の入力があるまで、同乗グループ表示部32による同乗グループの表示を継続するようにしてもよい。
また、図4で示した例では、エレベーター乗場に乗場操作盤OBを設けた構成例を示したが、図6に示すようにエレベーター乗場から所定距離DS離れた場所の操作盤設置台50上に乗り場操作盤OBを設けるように構成してもよい。
さらに、本実施の形態では、行先階入力テンキー釦31及び同乗グループ表示部32を一体化した乗場操作盤OBを示したが、行先階入力テンキー釦31に相当する装置と同乗グループ表示部32に相当する装置とを独立して設け、各々近傍に配置するように構成しても良い。
また、行き先階入力テンキー釦31は、玄関階から居室階の呼びなど、あらかじめ出発階と行き先階の関係を関連付けたID(Identification)を記憶している磁気カードや、ICカード、RFID(Radio Frequency Identification)などのリーダーであってもよい。この場合、上記磁気カードや、ICカードや、RFIDなどをリーダーに読み取らせることにより、上記IDを提示し、そのリーダーが設置されている出発階に対応する行き先階を指定して乗り場呼びが登録される。
また、IDを提示する方法は、指紋認証や、顔認証などの生態認証を用いてもよい。
<エレベーター群管理装置の構成>
図7はこの発明の実施の形態であるエレベーター群管理装置の構成を示す説明図である。同図に示すように、1階フロアFL1にはかご用開閉扉E1(1)〜E3(1)が設けられ、かご用開閉扉E1(1)〜E3(1)上には同乗グループ割当かご表示器D1(1)〜D3(1)が設けられ、かご用開閉扉E2(1),E3(1)間の側壁部16には乗場操作盤OB(1)が設けられる。
同様にして、2階フロアFL2にはかご用開閉扉E1(2)〜E3(2)が設けられ、かご用開閉扉E1(2)〜E3(2)上には同乗グループ割当かご表示器D1(2)〜D3(2)が設けられ、かご用開閉扉E2(2),E3(2)間の側壁部16には乗場操作盤OB(2)が設けられる。なお、乗り場操作盤OB(1)及びOB(2)のそれぞれの構成は図5で示した乗場操作盤OBと同様である。
また、乗場操作盤OBと同様に、当該階の乗場操作盤OB(1)およびOB(2)は乗り場への入り口付近や、乗り場の外や、乗り場から離れた場所に設けてもよい。また、ダブルデッキ、1シャフトマルチカーなど、1つのシャフトに複数のかごが有り、複数種の乗車階に分散されている場合、複数種の乗車階のうち少なくとも一つへの移動手段の手前に乗場操作盤OBを設けても良い。
また、図7では、便宜上、1階フロアFL1,2階フロアFL2のみ示したが、実際には各フロアも同様な構成を呈しており、i階のフロアFLiには、かご用開閉扉E1(i)〜E3(i)、同乗グループ割当かご表示器D1(i)〜D3(i)、乗場操作盤OB(i)がそれぞれ設置されている。すなわち、各エレベーターシャフト及びフロアFLi毎にかご用開閉扉及び同乗グループ割当かご表示器が設けられ、各フロアFLi毎に乗り場操作盤が設けられる。
乗場操作盤OB(1)及びOB(2)を含む乗場操作盤OB(i)は、群管理制御部5内の同乗グループ割当部1に接続され、乗場操作盤OB(i)の行先階入力テンキー釦31を操作して登録された乗場呼び登録の内容は同乗グループ割当部1に送信される。
また、各エレベーターシャフトを昇降するエレベーターEV1〜EV3(図示せず)は、カゴ制御部CE1〜CE3によって運行が制御される。なお、エレベーターEV1〜EV3は、かご用開閉扉E1(i)〜E3(i)から乗降することができる。
群管理制御部5は主として同乗グループ割当部1、同乗グループかご割当部2及び同乗グループ情報管理部3を有しており、同乗グループ割当部1は乗場操作盤OB(i)から受ける各フロアFLi毎の乗場呼び登録内容に基づき、各乗客に対し同乗グループを割り当てる。そして、同乗グループ割当部1は割り当てた同乗グループと乗場呼び登録内容とを規定した登録済み同乗グループ情報IM1を同乗グループ情報管理部3に登録する。
さらに、同乗グループ割当部1は乗場呼び登録を送信した乗り場操作盤OB(i)に対し、登録済み同乗グループ情報IM1を含む表示指令CM1を与え、当該乗り場操作盤OB(i)の同乗グループ表示部32に割り当てた同乗グループ名を表示させる。
同乗グループかご割当部2は同乗グループ情報管理部3に登録された登録済み同乗グループ情報IM1あるいは後述するかご割当済み同乗グループ情報IM2に基づき、かご割当処理を実行する。
かご割当処理は、登録済み同乗グループ情報IM1により規定されたかごが未割当の登録済み同乗グループに対する新規割当処理、かご割当済み同乗グループ情報IM2より規定された割当済み同乗グループに対する割当内容見直処理、上記割当済み同乗グループに割り当てた割当かごを確定する割当かご確定処理を含む。なお、新規割当処理により割当かごが割当られた同乗グループについての情報はかご割当済み同乗グループ情報IM2として同乗グループ情報管理部3に登録される。
同乗グループかご割当部2は、かご割当済み同乗グループ情報IM2で規定された内容でかごを運行するように制御指令をカゴ制御部CE1〜CE3に送信する。この制御指令は新規割当処理によりかご割当済み同乗グループ情報IM2を新たに生成した場合、割当内容見直処理によりかご割当済み同乗グループ情報IM2の内容が変更された場合に送信される。
同乗グループかご割当部2は、割当かご確定処理により割当かごを確定した場合、確定した割当かごを規定したかご割当済み同乗グループ情報IM2に基づき、確定割当かごと当該確定割当かごを利用する同乗グループとの組合せ情報を少なくとも含む乗客案内指令CM2を発生してカゴ制御部CE1〜CE3に与える。
乗客案内指令CM2を受けたカゴ制御部CE1〜CE3は、乗客案内指令CM2内で規定された同乗グループが確定割当かごを利用して乗降できるように、同乗グループ割当かご表示器D1(1)〜D3(1),D1(2)〜D3(2)に、同乗グループ等を表示させる。
このように、カゴ制御部CE1〜CE3は、同乗グループかご割当部2からの制御指令に基づくエレベーターEV1〜EV3の運行制御と、同乗グループかご割当部2からの乗客案内指令CM2に基づく同乗グループ割当かご表示器D1(1)〜D3(1)等への同乗グループ等を表示する乗客案内表示制御とを行う。
<同乗グループ割当処理>
図8は図7で示した同乗グループ割当部1による同乗グループ割当処理の処理手順を示すフローチャートである。同乗グループ割当部1による同乗グループ割当処理は乗客による乗場操作盤OB(i)を用いた乗場呼び登録が行われる毎に実行される。
同図を参照して、ステップS1において、新規の乗場呼び登録があるか(YES)否か(NO)を確認し、ない場合(NO)には終了する。
一方、ステップS1でYESの場合はステップS2に移行する。ステップS2において、新規の乗場呼び登録内容と同一乗車階でかつ同一行先階の乗客に対する同乗グループが割当済みで登録済み同乗グループ情報IM1として同乗グループ情報管理部3に登録されている場合、この登録済み同乗グループを割当同乗グループ候補として選択する。
そして、割当同乗グループ候補における割当済み乗客数が、あらかじめ定められた所定乗客数TH1未満である場合(YES)、ステップS4に移行し、所定乗客数TH1以上の場合、ステップS3に移行する。なお、所定乗客数TH1は“1”以上でかごの定員よりも小さな値もしくは定員に設定されている。
また、割当同乗グループの割当済み乗客数が定員に近い値の場合、同乗グループ割当部1で割当可能なかごの選択肢が小さくなってしまう。また、割当同乗グループの割当済み乗客数が小さい値の場合かつ、図1のように1つのかごに割当同乗グループは1つしか割当てられない場合には、1回に乗車させられる乗客数が小さくなり、運行効率が悪くなる。そのため、所定乗客数TH1は、図1の場合には比較的大きな値に、図2,図3の場合には比較的小さい値に設定することが望ましい。
ステップS2でNOの場合に実行されるステップS3において、新規の乗場呼び登録内容と同一乗車階、同一方向の行き先階の乗客に対する同乗グループが登録済み同乗グループ情報IM1として割当済みで同乗グループ情報管理部3に登録されている場合、この登録済み同乗グループを割当同乗グループ候補として選択する。
そして、割当同乗グループ候補における割当済み乗客数が所定乗客数TH1未満であり、かつ割当同乗グループ候補が乗車するエレベーターの必要停止数が所定停止数TH2未満である場合(YES)、ステップS4に移行する。一方、ステップS3で上記割当同乗グループ候補が上述した条件を満足しない場合、または、割当同乗グループ候補が選択できない場合(NO)、ステップS5に移行する。なお、必要停止数とは上記割当同乗グループ候補に割り当て済みの乗客の乗車階と行先階の総和を意味する。また、必要停止数は走行方向別に演算する値としてもよい。
ステップS2あるいはステップS3でYESの場合に実行されるステップS4において、新規の乗場呼び登録を行った乗客に対して、ステップS2あるいはステップS3で選択された割当同乗グループ候補を、新規の乗場呼び登録を行った乗客に対する同乗グループとして割り当て、その内容を規定した登録済み同乗グループ情報IM1を同乗グループ情報管理部3に再登録する。その後、ステップS6に移行する。
ステップS3でNOの場合に実行されるステップS5において、新規の乗場呼び登録を行った乗客に対する同乗グループとして、同乗グループ情報管理部3に登録済みの同乗グループ以外の新規の同乗グループを割り当て、その内容を規定した情報を新たな登録済み同乗グループ情報IM1として同乗グループ情報管理部3に登録する。その後、ステップS6に移行する。
ステップS4あるいはステップS5後に実行されるステップS6において、新規の乗場呼び登録を行った乗場操作盤OBに対し、登録済み同乗グループ情報IM1を含む表示指令CM1を送信する。
その結果、乗場操作盤OBは同乗グループ表示部32(図5参照)に同乗グループ名を表示し、乗客は同乗グループ表示部32を参照して自身に割当られた同乗グループ名を認識することができる。
なお、同乗グループ表示部32の制約から、同乗グループ名がAからZなどのように、あらかじめ限定されている場合には未登録の同乗グループ名から新規登録同乗グループ名を選択することにより、同乗グループ割当部1は同乗グループ割当処理を行う。
<かご割当処理>
図9は図7で示した同乗グループかご割当部2による同乗グループに対するかご割当処理を示すフローチャートである。同乗グループかご割当部2は全ての登録済み同乗グループに対し、以下で述べるかご割当処理を定期的に繰り返し実行する。
同図を参照して、ステップS11において、登録済みの同乗グループにおいてかごが未割り当てのかご未割当同乗グループNGが有るか(YES)、否か(NO)をチェックする。なお、かご未割当同乗グループNGは同乗グループ情報管理部3から登録済み同乗グループ情報IM1を参照することにより得ることができる。ステップS11でYESの場合、ステップS12に移行し、NOの場合、ステップS14に移行する。
ステップS11がYESの場合に実行されるステップS12において、かご未割当同乗グループNGに該当する全ての乗客を乗せることが出来るかごが有るか(YES)否か(NO)を、全てのかごの走行区間全てに渡って走行方向を考慮したうえで確認し、そのようなかごがある場合(YES)にはステップS13に移行し、無い場合(NO)にはステップS14に移行する。
ステップS12がYESの場合に実行されるステップS13において、かご未割当同乗グループNGに割り当てられた全乗客を乗せることができるかごのうち、かご未割当同乗グループNGを乗車させると想定した場合、割当評価関数Enの増分が最小となるかごを、割当かごとして未割当登録中同乗グループNGに割り当てる。
また、すべての当該かごの登録済み同乗グループの必要停止数TH2と未割当登録中同乗グループNGの必要停止数TH2との和の値が所定全必要停止数TH4以下のかごのうち、割当評価関数Enの増分が最小となるかごを、割当かごとして未割当登録中同乗グループNGに割り当ててもよい。
そして、かご未割当同乗グループNGに割当かごを関連づけた情報がかご割当済み同乗グループ情報IM2として同乗グループ情報管理部3に登録される。そして、かご割当済み同乗グループ情報IM2で規定された内容でかごが運行するように制御指令がカゴ制御部CE1〜CE3に送信される。この際、かご未割当同乗グループNGに対応する登録済み同乗グループ情報IM1は消去される。その後、ステップS14に移行する。
ここで、割当評価関数Enは例えば、全乗客の待ち時間や、待ち時間の2乗、満員通過の予想確率や、予報はずれの予想確率や、当該かごの登録済み同乗グループの必要停止数TH2と未割当登録中同乗グループNGの必要停止数TH2との和の値などの和として演算される。なお、満員通過の予想確率とは、統計的に満員となって通過する確率であり事前に求められる。また、予報はずれの予想確率とは、割当カゴ以外のカゴが先に到着してしまう確率を意味する。
なお、かご未割当同乗グループNGに対するかごを割当てることができなかった場合には、次回のかご割当処理時にステップS11〜S13が再び行われることになる。
上述したステップS11〜S13が未割当の同乗グループに対し割当かごを割り当てる新規割当処理となる。
ステップS11でNOの場合、ステップS12でNOの場合、あるいはステップS13後に実行されるステップS14において、同乗グループ情報管理部3に登録されているかご割当済み同乗グループ情報IM2に規定される全てのかごのうち、任意の2つのかごC1、C2として選択する。
その後、ステップS15において、かごC1、C2に割当済みの同乗グループ全てについて、新たにかごC1、C2に割振りを行なう。その際、割振りの組合せ複数あるが、全ての組合せを作成し、WG(x)とする。なお、xは各組合せを示す番号であり、1から組合せ数Nまでの値をとる。
また、組合せWGに従ってかごC1,C2に同乗グループを割り振った場合に、かごC1,C2それぞれに割り振られた同乗グループの必要停止数TH2のかご毎の和の値が所定全必要停止数TH4以下となる組合せだけをWG(x)としてもよい。
次に、ステップS16において、ステップS15では作成した組合せWG(x)でかごC1,C2を運行した場合の割当評価関数E(WG(x))を演算し、その割当評価関数E(WG(x))が最小となる組合せである待ち時間総和最小組合せWGminを選択する。割当評価関数E(WG(x))は例えば、組合せWG(x)に含まれる割当済みの登録済み同乗グループの全乗客の待ち時間や、待ち時間の2乗、満員通過の予想確率や、予報はずれの予想確率や、かごC1,C2それぞれに割り振られた組合せWGに含まれる同乗グループの必要停止数TH2のかご毎の和の値などの和として演算される。
次に、ステップS17において、待ち時間総和最小組合せWGminに従って、かごC1及びC2に割り当てる同乗グループを規定した全てのかご割当済み同乗グループ情報IM2の内容を変更する。
その後、ステップS18において、ステップS17で変更したかご割当済み同乗グループ情報IM2で規定される内容にしたがって運行されるように、カゴ制御部CE1〜CE3のうち、かごC1及びC2に対応するカゴ制御部に制御指令を送信する。
上述したステップS14〜S18で示した処理が、見直し期間において、割当ずみ同乗グループに対して割当内容を見直し、割当内容を改める割当内容見直処理である。なお、見直し期間は、同乗グループ情報管理部3にかご割当済み同乗グループ情報IM2として登録後、後述する所定時間未満割当同乗グループGXとして認識されるまでの期間となる。
続いて行われるS19〜S22は割当かごを最終確定し、乗客への案内の動作を行なう処理である。
まず、ステップS19において、かご割当済み同乗グループ情報IM2に基づき、乗車階への割当かごの到着予測時刻までの残時間があらかじめ与えられた所定時間TH3(秒)以下の所定時間未満割当同乗グループGXがあるか(YES)否か(NO)を判断し、ある場合にはステップS20に移行し、ない場合には同乗グループかご割当処理を終了する。
なお、所定時間TH3は乗場操作盤OBの位置から乗客が乗車すべきかごへ移動して、かごに乗車するために必要な時間より長い時間であればよい。また、割当かごによって、移動時間が異なるため、所定時間TH3を割当かごの種別によって変えてもよい。また、乗場操作盤OBが乗場から離れた場所に設置されている場合には、乗場操作盤の位置から乗場までの移動時間を考慮して決めてもよい。また、乗場操作盤OBでの乗場呼び登録操作から一定の時間または、乗場操作盤OBの位置から乗客が乗車かごへ移動して、かごに乗車するために必要な時間のいずれか短い時間を所定時間TH3としてもよい。
所定時間TH3は図6で示したように乗り場から所定距離DS離れた遠隔位置の操作盤設置台50上に乗り場操作盤OBが設置されている場合、乗場操作盤OBとエレベーターの乗り場との距離である所定距離DSを標準的な人の歩行速度(1m/分)で除した値としてもよい。また、乗場操作盤BOと確定前の割当中のかごの扉の位置との距離を標準的な人の歩行速度(1m/分)で除した値を所定時間TH3としてもよい。
ステップS19でYESの場合に実行されるステップS20において、所定時間未満割当同乗グループGXにおける現在の割当かごを確定割当かごとする。すなわち、所定時間未満割当同乗グループGXは見直し期間が終了した同乗グループとなるため、当該同乗グループの割当かごを確定割当かごとする。
このように、(所定の)見直し期間の終了時点は、割当かごの到着予測時刻の一定時刻前の時点に設定されている。このため、エレベーターの運行に支障を生じさせることない範囲で割当内容見直処理が行える。
また、見直し期間の終了時点を、あらかじめ与えられる新規の乗場呼び登録時から一定時間経過時点に設定しても良い。この場合、エレベーターの乗客に不安感を与えることのない一定の時間内において必ず割当内容見直処理を行うことができる。
そして、ステップS21において、所定時間未満割当同乗グループGXとステップS20で決定した確定かごとの組合せ情報を少なくとも含む乗客案内指令CM2をカゴ制御部CE1〜CE3のうち確定かごに対応するかご制御部に送信する。なお、乗客案内指令CM2は、所定時間未満割当同乗グループGX及び確定かごに対応するフロア及びエレベータシャフトに配置された同乗グループ割当かご表示器を使って、乗客に案内することを指示する指令である。また、同乗グループ割当かご表示器が行先階をも表示する構成の場合、乗客案内指令CM2には確定かごの行先階に関する情報も含まれる。なお、乗客案内指令CM2が必要とする情報は所定時間未満割当同乗グループGXに関するかご割当済み同乗グループ情報IM2から得ることができる。
その後、ステップS22において、所定時間未満割当同乗グループGXに関するかご割当済み同乗グループ情報IM2を同乗グループ情報管理部3から消去することにより、所定時間未満割当同乗グループGXを登録済み同乗グループから除外し、同乗グループかご割当処理を終了する。
なお、図4で示した構成の同乗グループ割当かご表示器D1〜D3では、1つのかごには関し一度に1つの同乗グループしか表示することができないため、図1で示す第1の例の同乗グループと割当かごの関係でかご割当処理を行わなければならない。
このように、本実施の形態のエレベーター群管理装置は、同乗グループかご割当部2により同乗グループ単位にかごの割当を行うことにより、同一乗車階及び同一行先階の乗客であっても異なる同乗グループに設定することができる。このため、同一乗車階及び同一行先階の乗客が多数出現した場合でも、積み残しなく適切なかご割当処理を行うことができる効果を奏する。
加えて、乗客は、同乗グループ及び(確定)割当かごとに関する情報を乗客が参照可能な態様で表示する同乗グループ割当かご表示器(D1(1)〜D3(1),D1(2)〜D3(2))を参照して、予め乗場操作盤OBの同乗グループ表示部32を参照することにより認識した同乗グループに基づき、乗車すべきかごを誤りなく認識することができる。
このため、上記同乗グループ割当かご表示器が行先階を表示しない場合、乗客は行先階を第三者に知られることなく乗車できるというセキュリティ効果を高めることができる。
また、本実施の形態のエレベーター群管理装置における同乗グループ割当かご表示器は、同乗グループかご割当部2より得られる乗客案内指令CM2に基づき、同乗グループ名の表示を含む同乗グループ割当かご表示処理を行う。
すなわち、同乗グループかご割当部2は、かご割当処理として、割当ずみ同乗グループに対する割当内容を見直し、割当内容を改める割当内容見直処理(図9のステップS14〜S18の処理)を行っている時点においては、未確定割当かごの同乗グループについての情報が同乗グループ割当かご表示器上に表示されていない。
したがって、同乗グループかご割当部2は上記割当内容見直処理を乗客に何ら困惑させることなく実行することができる。その結果、支障なく上記割当内容見直処理を行うことができる分、エレベーター群の運行効率を高めることができる。
<エレベーター乗場(第2の構成例)>
図10は実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第2の構成例を示す説明図である。
同図に示すように、エレベーター乗り場には3台のかご用開閉扉E1〜E3が設けられ、かご用開閉扉E1〜E3上の側壁部17に同乗グループ割当かご表示器MD1〜MD3が設けられる。かご用開閉扉E1,E2間の側壁に乗場操作盤OBが設けられる。
図10に示す第2の構成例の同乗グループ割当かご表示器MD1〜MD3は、一度に複数の同乗グループを表示可能とすることにより、図2や図3に示した第2及び第3の例のように、一つの割当かごに割当てる割当同乗グループの数を複数にすることができる。
したがって、本実施の形態のエレベーター群管理装置における同乗グループ割当部1は、例えば、図2に示すように、かごの数である所定数(2)を超える複数種(4種)の同乗グループのいずれかを乗客に割当可能であるため、一のかごに対し複数の同乗グループを割り当てることができる。
したがって、一のかごに割り当てられる同乗グループの数が多くなる分、同乗グループかご割当部2による上記新規割当処理の割当内容の自由度及び上記割当内容見直処理を見直し内容の自由度を高めることができる分、エレベーター群の運行効率をさらに高めることができる。
<エレベーター乗場(第3の構成例)>
図11は実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第3の構成例を示す説明図である。
同図に示すように、エレベーター乗り場には3台のかご用開閉扉E1〜E3が設けられ、かご用開閉扉E3上の側壁部18に沿って同乗グループ割当かご表示盤FD1が設けられる。かご用開閉扉E1,E2間の側壁部16に乗場操作盤OBが設けられる。なお、同乗グループ割当かご表示盤FD1は大型ディスプレイ等により構成される。
(第1の具体的構成例)
図12は図11で示した同乗グループ割当かご表示盤FD1の第1の具体的構成例を示す説明図である。同図に示すように、同乗グループ割当かご表示盤11は上部の同乗グループ表示部G1〜G3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する同乗グループ名を表示している。かご用開閉扉E1〜E3より1〜3号機のかごに乗降することができる。同乗グループ表示部G1〜G3はかごの実際の位置と対応するように地図形式で四角の記号を横に並べて表示しており、この四角の記号の中に割当られた同乗グループ名を表示する。
また、同乗グループ割当かご表示盤11は中央部の行先階表示部T1〜T3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する行先階を表示している。行先階表示部T1〜T3への行先階の表示は、行先階表示部T1〜T3のうち確定した割当号機の位置に対応する箇所に行先階を表示することによって行われる。
図12で示す例では、同乗グループ表示部G1及び行先階表示部T1に示すように、1号機に同乗グループAが割り当てられ、行先階は3F、4F,10F,11Fであることが表示される。同様にして、同乗グループ表示部G3及び行先階表示部T3に示すように、3号機に同乗グループBが割り当てられ、行先階は6F、8F,16F,17Fであることが表示される。
なお、同乗グループ表示部G1〜G3及び行先階表示部T1〜T3への同乗グループ及び行先階の表示は、図9で示した同乗グループかご割当部2によるかご割当処理のステップS21の実行時に該当するかご制御部へ送信された乗客案内指令CM2に基づき行われる。
さらに、同乗グループ割当かご表示盤11は下部のメッセージ表示部MGにおいて、「まもなく、Aグループのかごが参ります。19階、7階(の乗場呼び登録)受付済みです」というメッセージを表示する。したがって、メッセージ表示部MGを参照することにより、到着直前のかごの情報や、確定割当かごが決まっていない登録中割当グループの行先階が受付済みであることを乗客は認識することができる。なお、登録中割当グループの行先階が受付済みであることを表示するためには、乗客案内指令CM2に登録済み同乗グループ情報IM1の内容も含ませる必要がある。
(第2の具体的構成例)
図13は図11で示した同乗グループ割当かご表示盤FD1の第2の具体的構成例を示す説明図である。同図に示すように、同乗グループ割当かご表示盤12は上部のかご表示部K1〜K3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車するかご識別番号を表示している。かご用開閉扉E1〜E3より1〜3号機のかごに乗降することができる。かご表示部K1〜K3はかごの実際の位置と対応するように地図形式で四角の記号を横に並べて表示しており、この四角の記号の中に対応するかごの番号を表示する。
また、同乗グループ割当かご表示盤12は中央部の同乗グループ表示部WG1〜WG3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する同乗グループ名を表示している。同乗グループ表示部WG1〜WG3への同乗グループ名の表示は、同乗グループ表示部WG1〜WG3のうち確定した割当号機の位置に対応する箇所に同乗グループ名を表示することによって行われる。
図13で示す例では、かご表示部K1及び同乗グループ表示部WG1に示すように、1号機に同乗グループA,Cが割り当てられていることが表示される。同様にして、かご表示部K3及び同乗グループ表示部WG3に示すように、3号機に同乗グループB,Dが割り当てられていることが表示される。
なお、同乗グループ表示部WG1〜WG3への同乗グループの表示は、図9で示した同乗グループかご割当部2によるかご割当処理のステップS21の実行時の該当するかご制御部へ送信された乗客案内指令CM2に基づき行われる。
さらに、同乗グループ割当かご表示盤12は下部のメッセージ表示部MGにおいて、「まもなく、1号機が参ります。E,Fグループ受付済みです」というメッセージを表示する。したがって、メッセージ表示部MGを参照することにより、到着直前のかごの情報や、確定割当かごが決まっていない登録中割当グループ名が受付済みであることを乗客は認識することができる。
(第3の具体的構成例)
図14は図11で示した同乗グループ割当かご表示盤FD1の第3の具体的構成例を示す説明図である。図14に示す同乗グループ割当かご表示盤13は、図3に示す第3の例のように、割当かごを今回到着時、次回到着時、次々回到着時など到着周回別に割り当てる場合を想定している。
同図に示すように、同乗グループ割当かご表示盤13は上部のかご表示部K1〜K3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車するかご識別番号を表示している。かご用開閉扉E1〜E3より1〜3号機のかごに乗降することができる。かご表示部K1〜K3はかごの実際の位置と対応するように地図形式で四角の記号を横に並べて表示しており、この四角の記号の中に対応するかごの番号を表示する。
また、同乗グループ割当かご表示盤13は中央部の同乗グループ表示部TG1〜TG3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する同乗グループ名を到着周回別(今回,次回,次々回)に表示している。同乗グループ表示部TG1〜TG3への同乗グループ名の表示は、同乗グループ表示部TG1〜TG3のうち確定した割当号機の位置及び到着周回種別に対応する箇所に同乗グループ名を表示することによって行われる。
図14で示す例では、かご表示部K1及び同乗グループ表示部TG1に示すように、1号機の今回到着分に同乗グループA,Cが、次回到着分に同乗グループF,Iがそれぞれ割り当てられていることが表示される。同様にして、かご表示部K2及び同乗グループ表示部TG2に示すように、2号機の今回到着分に同乗グループB,Dが割り当てられていることが表示される。同様にして、かご表示部K3及び同乗グループ表示部TG3に示すように、3号機の今回到着分に同乗グループE,Gが割り当てられていることが表示される。
なお、同乗グループ表示部TG1〜TG3への同乗グループの表示は、図9で示した同乗グループかご割当部2によるかご割当処理のステップS21の実行時の該当するかご制御部へ送信された乗客案内指令CM2に基づき行われる。
さらに、同乗グループ割当かご表示盤13は下部のメッセージ表示部MGにおいて、「まもなく、1号機が参ります。E,Fグループ受付済みです」というメッセージを表示する。したがって、メッセージ表示部MGを参照することにより、到着直前のかごの情報や、確定割当かごが決まっていない登録中割当グループ名が受付済みであることを乗客は認識することができる。
本実施の形態のエレベーター群管理装置における同乗グループかご割当部2は、少なくとも一つの同乗グループに対し、複数のかごのいずれか及びその到着周回の組合せを割当かごとして割り当てるかご割当処理を実行して、図14に示すように、同乗グループ割当かご表示盤13に、同乗グループ名、割当かご及びその到着周回に関する情報を表示する。
したがって、複数のかごの定員総和を超える乗客がエレベーター群を利用する場合においても、積み残しの乗客が生じないかご割当処理が可能である効果を奏する。
なお、同乗グループかご割当部2は、到着周回をも考慮する場合、到着周回が異なる同一かごは、異なるかごと見なしてステップS12,S13の処理を行うようにする必要がある。
さらに、ステップS21における乗客案内指令CM2に到着周回に関する情報を含ませる必要がある。
<エレベーター乗場(第4の構成例)>
図15は実施の形態のエレベーター群管理装置におけるエレベーター乗場付近に設定される機器の第4の構成例を示す説明図である。
同図に示すように、エレベーター乗り場には6台のかご用開閉扉E1〜E6(E4〜E6は図示せず)が設けられ、乗客はかご用開閉扉E1〜E6から1号機〜6号機のエレベーター(かご)EV1〜EV6(EV2,EV3は図示省略)に乗降することができる。
かご用開閉扉E3付近の側壁部18に同乗グループ割当かご表示盤FD2が設けられる。この同乗グループ割当かご表示盤FD2は側壁部18に対して垂直に立設して設けられる。なお、同乗グループ割当かご表示盤FD2は大型ディスプレイ等により構成される。
(第1の具体的構成例)
図16は図15で示した同乗グループ割当かご表示盤FD2の第1の具体的構成例を示す説明図である。同図に示すように、同乗グループ割当かご表示盤21は左部の同乗グループ表示部G1〜G3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する同乗グループ名を表示している。前述したように、かご用開閉扉E1〜E3より1〜3号機のかごEV1〜EV3に乗降することができる。同乗グループ表示部G1〜G3はかごの実際の位置と対応するように地図形式で四角の記号を縦に並べて表示しており、この四角の記号の中に割当られた同乗グループ名を表示する。
また、同乗グループ割当かご表示盤21は中央部の行先階表示部T1〜T3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する行先階を表示している。行先階表示部T1〜T3への行先階の表示は、行先階表示部T1〜T3のうち確定した割当号機の位置に対応する箇所に行先階を表示することによって行われる。
他の特徴は、図12で示した同乗グループ割当かご表示盤FD1の第1の具体的構成例と同様である。
(第2の具体的構成例)
図17は図15で示した同乗グループ割当かご表示盤FD2の第2の具体的構成例を示す説明図である。同図に示すように、同乗グループ割当かご表示盤22は左のかご表示部K1〜K3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車するかご識別番号を表示している。また、同乗グループ割当かご表示盤22は中央部の同乗グループ表示部WG1〜WG3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する同乗グループ名を表示している。同乗グループ表示部WG1〜WG3への同乗グループ名の表示は、同乗グループ表示部WG1〜WG3のうち確定した割当号機の位置に対応する箇所に同乗グループ名を表示することによって行われる。
他の特徴は、図13で示した同乗グループ割当かご表示盤FD1の第2の具体的構成例と同様である。
(第3の具体的構成例)
図18は図15で示した同乗グループ割当かご表示盤FD2の第3の具体的構成例を示す説明図である。図18に示す同乗グループ割当かご表示盤23は、図3に示す第3の例のように、割当かごを今回到着時、次回到着時、次々回到着時など到着周回別に割り当てる場合を想定している。
同図に示すように、同乗グループ割当かご表示盤23は左部のかご表示部K1〜K3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車するかご識別番号を表示している。
また、同乗グループ割当かご表示盤23は中央部の同乗グループ表示部TG1〜TG3においてかご用開閉扉E1〜E3より乗車する同乗グループ名を到着周回別(今回,次回,次々回)に表示している。同乗グループ表示部TG1〜TG3への同乗グループ名の表示は、同乗グループ表示部TG1〜TG3のうち確定した割当号機の位置及び到着周回種別に対応する箇所に同乗グループ名を表示することによって行われる。
他の特徴は、図14で示した同乗グループ割当かご表示盤FD1の第3の具体的構成例と同様である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。

Claims (7)

  1. 複数のかごからなるエレベーター群において、乗客の要望に応えて前記複数のかごのいずれかを乗客に割り当てて管理するエレベーター群管理装置であって、
    エレベーター乗場またはその近辺に設置され、乗客が行先階を登録する乗場呼び登録が可能な乗場呼び登録部(31(OB))と、
    前記乗場呼び登録毎に乗客を同乗グループに割り当て、その同乗グループ情報を前記乗場呼び登録部の近傍に配置された同乗グループ表示部(32(OB))に表示させる同乗グループ割当部(1)と、
    少なくとも一つの前記同乗グループを前記複数のかごのいずれかに割当かごとして割り当て、前記同乗グループと前記割当かごとの対応関係を少なくとも示す乗客案内指令を発生するかご割当処理を実行する同乗グループかご割当部(2)とを備える、
    エレベーター群管理装置。
  2. 請求項1記載のエレベーター群管理装置であって、
    前記乗客案内指令に基づき、前記同乗グループ及び前記割当かごに関する情報を乗客が参照可能な態様で表示する同乗グループ割当かご表示処理を行う同乗グループ割当かご表示部(CE1〜CE3,D1(1)〜D3(1),D1(2)〜D3(2))をさらに備える、
    エレベーター群管理装置。
  3. 請求項2記載のエレベーター群管理装置であって、
    前記同乗グループかご割当部による前記かご割当処理は、
    未割当の前記同乗グループに対し割当かごを割り当てる新規割当処理(S11〜S13)と、
    所定の見直し期間において、前記割当かごが割当ずみの前記同乗グループに対する割当内容を見直し、割当内容を改める割当内容見直処理(S14〜S18)と、
    前記所定の見直し期間経過後において、前記割当ずみ前記同乗グループの前記割当かごを確定し、割当かごが確定後の前記同乗グループと前記割当かごとの対応関係を示す前記乗客案内指令を得る割当かご確定処理(S19〜S22)とを含む、
    エレベーター群管理装置。
  4. 請求項3記載のエレベーター群管理装置であって、
    前記所定の見直し期間の終了時点は、あらかじめ与えられる前記乗場呼び登録時から一定時間経過時点に設定されることを特徴とする(S19)
    エレベーター群管理装置。
  5. 請求項3記載のエレベーター群管理装置であって、
    前記所定の見直し期間の終了時点は、前記割当かごの到着予測時刻の一定時刻前の時点に設定されることを特徴とする
    エレベーター群管理装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載のエレベーター群管理装置であって、
    前記複数のかごは所定数のかごを含み、
    前記同乗グループ割当部は、前記所定数を超える複数種の同乗グループのいずれかを乗客に割当可能である、
    エレベーター群管理装置。
  7. 請求項2ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載のエレベーター群管理装置であって、
    前記同乗グループかご割当部による前記かご割当処理は、前記複数のかごをさらに到着周回別に分類し、少なくとも一つの前記同乗グループに対し、前記複数のかごのいずれか及びその到着周回の組合せを前記割当かごとして割り当て、前記同乗グループ、前記割当かご及びその到着周回の対応関係を示す前記乗客案内指令を発生する処理を含み、
    前記同乗グループ割当かご表示部による前記同乗グループ割当かご表示処理は、前記乗客案内指令に基づき、前記同乗グループ、前記割当かご及びその到着周回に関する情報を表示する処理を含む、
    エレベーター群管理装置。
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