JP5485671B2 - エレベータシステム - Google Patents
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Description
しかし、近年では積極的にエレベータを避難に利用する研究がなされている。火災時のエレベータ利用避難は自動運転によっても可能であるが、避難時の的確な避難誘導やパニック防止、載りすぎ防止の安全確保の目的から、防災センターの要員や訓練を事前に受講した専門運転手により避難運転を行う(例えば、特許文献1参照)。
また、火災発生時は緊急状態であり、防災センターの要員や専用運転の訓練を受けた人も多忙な状況にあり、避難用に多数のエレベータを運転しようとしても運転手を確保することができないという問題がある。
図1は、この発明の実施の形態に係るエレベータシステムの機能別全体構成例を示すブロック図である。
この発明の実施の形態に係るエレベータシステムは、エレベータを利用する避難計画案を作成し、避難運転指令を行う避難支援装置1、ビル全体の防災機器含めビル内制御装置を管理統括するビルマネジメントシステム2、各階に設置された火災感知器3、各階に設置された放送装置4、複数のエレベータを群として管理制御するエレベータ群管理装置5、各エレベータを制御するエレベータ制御装置6、およびエレベータかご7を備える。
なお、ビルへの入退出管理またはビル内の居室への入退室管理が行われてセキュリティ管理が完備されたビルにおいてはビルの出入り口などでICカードによる認証を行い、このICカードに含まれる情報から在館者を検出しても良い。
また、ビルマネジメントシステム2は、避難支援装置1から送信される運転モードに関する報知および案内を居室、廊下、階段、エレベータ乗場に放送装置4から行う。
また、エレベータ群管理装置5は、避難支援装置1から送信される避難運転の可否および避難運転が可能なときの運転モードの指令に従って各エレベータを避難運転する。
なお、避難支援装置1は、マイクロコンピュータから構成され、上述の手段はソフトウェアによって構成されている。
なお、事前に在館している弱者の多い少ないが判明しているときは弱者の多いゾーンの危険順位を高くする判定を行っても良いし、他の要件で判定を行っても良い。
ステップS100において、火災感知器3により火災が検知された後火災発生が確定すると、火災発生の確定情報がビルマネジメントシステム2から避難支援装置1に送信されるので、火災が発生したか否かを判定する。火災が発生したと判定したときステップS101に進み、火災が発生していないと判定したときS100を繰り返す。
ステップS101において、各エレベータは火災管制運転と呼ばれる運転に移行する。この火災管制運転は走行中のエレベータが最寄り階に戸閉停止し、この後避難階に帰着して戸開して乗客を降車させた後に運転を休止するものである。
ステップS104において、エレベータに関係するゾーンの判定された危険度に従って当該エレベータを自動避難運転または専用運転手付避難運転のいずれの運転を行うか選択する。また、専用運転手付避難運転を行うゾーン情報を派遣すべき運転手要員に伝達する。この伝達方法として、例えば司令室のパネル上でいずれの運転を行うようにして、運転手が確認するようにしても良いし、携帯電話などの無線連絡を行っても良い。
ステップS106において、エレベータを使用する避難が完了したか否かの判定が行われる。エレベータを使用する避難が完了したと判定した場合はエレベータ利用避難サービスを終了する。エレベータを使用する避難が完了していないと判定した場合はステップS105に戻る。
このエレベータを使用する避難が完了したか否かの判定の条件として3つが考えられる。一つ目は防災員、消防隊など人間の判断により運転終了と判定し、運転終了と入力された場合、二つ目は火災の進展あるいは消化活動の浸水等によりエレベータ運転の安全が脅かされた場合、三つ目は乗車がなくなり、避難完了と判定された場合である。
そして、一つ目の条件は、マニュアル入力され、二つ目と三つ目の条件は、乗降車センサーなどエレベータ関連設備のセンサーにより自動判定可能である。
ステップS108において、エレベータを使用する避難が完了したか否かの判定が行われる。エレベータを使用する避難が完了したと判定した場合はエレベータ利用避難サービスを終了する。エレベータを使用する避難が完了していないと判定した場合はステップS107に戻る。この完了判定条件はステップS106と同等の条件である。
なお、上述では危険優先判定を行うことによって専用運転手付避難運転と自動避難運転を自動的に選択する方法について述べたが、マニュアル操作によって人為的に判定する方法を採用しても差し支えない。
Claims (2)
- ビル内火災発生時に利用者を避難させるためにエレベータの避難運転を行うエレベータシステムにおいて、
火災が発生した階床と火災状況に応じて上記ビル内のゾーン別に危険度の判定を行う手段と、
危険度の判定結果に応じて、専用の運転手が運転を行う専用運転手付避難運転、および、火災階を含まないゾーンをサービスするエレベータを避難運転可能エレベータと判断し、当該エレベータに対して火災が発生した階床に応じて救出階を設定し、玄関階と救出階との間を往復する自動避難運転とのいずれか一方を選択し、選択した当該運転を行う手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータシステム。 - 上記専用運転手付避難運転を行う全てのエレベータでかご停止階と出発判定とを揃えて運転する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
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Family Applications (1)
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