JP5859776B2 - 立体駐車装置 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、操作者が検知範囲内にいる場合は、操作部を一度操作すれば、その後は操作者が操作部を操作しなくても、自動的に駆動装置がパレットを移動させるので、操作者が操作部を操作し続けるような面倒な手間を必要としない。また、操作者が検知範囲内にいるときにパレットは移動するので、操作者が立体駐車装置全体を目視できる状態でパレットの移動が行える。そのため、パレットを移動させているときに、操作者以外の人が立体駐車装置内に立ち入ったときは、すぐにパレットの移動を停止させることができるので、安全である。
これにより、操作部の操作時に、操作者が人検知装置の検知範囲内にいる場合は、人検知装置が検知状態となり、駆動装置を自動的に作動させるので、操作者が操作部を一度操作すれば、その後、操作者が操作部を操作していなくてもパレットは移動を続けるので、操作者が操作部を操作し続ける等の面倒な手間を必要としない。さらに、人検知装置が故障して常に非検知状態となったとしても、操作部を操作している間は駆動装置が作動しパレットが移動するので、立体駐車装置からの車両の入出庫が確実にできる。さらに、パレットの移動中において、操作者は、人検知装置が検知状態のときは検知範囲内に、人検知装置が非検知状態のときは操作部を操作し続けることができる位置にそれぞれいるので、操作者は立体駐車装置を目視でき、緊急時にすぐにパレットの移動を停止できるので、安全である。
これにより、パレットが地上位置まで移動していない場合には報知装置が警告を発するので、人検知装置の検知範囲から操作者が外れることによるパレットの移動停止と、パレットが地上位置まで移動したことによるパレットの移動停止とを判別することができる。そのため、パレットが地上位置へ移動する途中の位置で車両の入出庫を行うことを防止できるので、安全である。
図6、7に示すように、駆動装置3は、後支柱12に固定されるモータ31と、モータの出力軸に固定される駆動スプロケット32と、駆動スプロケット32に巻きかけられるチェーン33と、チェーン33が巻きつく従動スプロケット34と、従動スプロケット34に一端が連結され、前支柱11および後支柱12に回動可能に取付けられた前後方向に延びる駆動軸35と、駆動軸35の前部と後部にそれぞれ取付けられる二つの駆動スプロケット36と、パレット昇降体2の四隅下部にそれぞれ回転自在に設けられる複数の従動スプロケット37と、左右に隣接する後支柱12の上部に両端がそれぞれ固定連結され中間部が駆動スプロケット36及び従動スプロケット37に掛け渡されて駆動スプロケット36の回転力をパレット昇降体2の昇降駆動力に変換するチェーン38とを備えている。尚、モータ31は、非通電時にその逆転を防止するロック機構(図示せず)を備えている。
詳細に説明すると、昇降用操作盤4の下部には、操作部Bが配置された表面側が開口するくぼみ91が形成されている。このくぼみ91内には、第一検知センサ92、第二検知センサ93が並べて配置される。第一検知センサ92、第二検知センサ93は、図10に示すように、それぞれ発光部92a、93aと受光部92b、93bを有する光電センサである。発光部92a,93aから発せられるセンサ光92c、93cは、くぼみ91の開口部に設けた透光性のあるカバー94(図8参照)を通り、昇降用操作盤4の外側に向けて放出され、操作者に当たり反射する。この反射されたセンサ光92c、93cを受光部92b、93bが検知する、なお、図11(a)に示すように、第一検知センサ92は、昇降用操作盤4の表面から20cmまでを検知可能であり、図11(a)に示すように、第二検知センサ93は、昇降用操作盤4の表面から1.5m以内までを検知可能である。そのため、本実施例では、図11(c)に示すように、第一検知センサ92が非検知状態であり、第二検知センサ93が検知状態にあるとき、つまり操作者が昇降用操作盤4の表面より20cm離れた位置から、昇降用操作盤4の表面より1.5m離れた位置までの間に操作者がいることを検知した場合に、制御装置Cへ信号を出力する構成としている。
そして、この制御装置Cは、操作部Bの操作時に人検知装置9が検知状態である場合は、駆動装置3を自動的に作動するように構成されている。具体的に説明すると、操作部Bの下段パレット上昇スイッチ44、中段パレット上昇スイッチ45、下降スイッチ46を操作した後、操作者が検知範囲R内にいることを人検知装置9が検知した場合は、途中で下段パレット上昇スイッチ44、中段パレット上昇スイッチ45、下降スイッチ46が操作されなくなったとしても、自動的に駆動装置3が作動するように制御装置Cから駆動装置3へ信号を出力し続ける。これにより、立体駐車装置M全体を目視でき、さらに、パレットの昇降動作中に、立体駐車装置内に人が立ち入ったりするなどの危険な状態となった場合にすぐに昇降用操作盤4を操作できる検知範囲R内に操作者がいる場合は、パレットを昇降させるためにスイッチを押し続ける必要がないので、操作者が立体駐車装置を操作するための余計な手間が不要である。
立体駐車装置Mの昇降用操作盤4において、メインスイッチ42がキーによりオン操作され(ステップS1)、立体駐車装置Mが随時に作動可能な待機状態となり、図12のフローが開始される。
なお、中段パレット上昇スイッチ45をオン操作してパレット昇降体2を中間位置まで上昇させる場合、下降スイッチ46をオン操作して上昇位置にあるパレット昇降体2を中間位置、下降位置へ移動させる場合においても、パレット昇降体2を上昇位置まで上昇させる場合と略同様のため、説明は省略する。
立体駐車装置 M
ピット P
制御装置 C
パレット昇降体 2
上段パレット 21
中段パレット 22
下段パレット 23
昇降用操作盤 4
メインスイッチ 42
切換スイッチ 43
下段パレット上昇スイッチ 44
中段パレット上昇スイッチ 45
下降スイッチ 46
パレット位置検知装置 S
上昇位置検知装置 61
中間位置検知装置 62
下降位置検知装置 63
人検知装置 9
Claims (2)
- 車両を搭載可能なパレットと、
前記パレットを移動させる駆動装置と、
前記駆動装置を作動させる操作部とからなる立体駐車装置において、
前記操作部は前記パレットを上昇させる上昇スイッチと前記パレットを下降させる下降スイッチとを備え、
操作者が操作部から所定距離離れた検知範囲内にいることを検知すると信号を出力する人検知装置を設け、
前記操作部の操作時において、前記上昇スイッチまたは前記下降スイッチを操作することで前記駆動装置を作動開始させ、前記上昇スイッチまたは前記下降スイッチを操作し続けている間は前記駆動装置を作動し続け、前記駆動装置作動開始の後に前記上昇スイッチまたは前記下降スイッチの操作を中止した際に、前記人検知装置が検知状態の場合は、前記駆動装置を自動的に作動するとともに、前記人検知装置が非検知状態の場合は、駆動装置を作動停止する制御装置とを有することを特徴とする立体駐車装置。 - 前記パレットは、車両をパレット上に乗降り可能な地上位置と、地上位置より上方もしくは下方の格納位置との間で移動可能であり、
前記パレットが地上位置かもしくは格納位置に存在することを検知するパレット位置検知装置と、
前記パレット位置検知装置が非検知のときに前記駆動装置の作動が停止すると、警告を発する報知装置とをさらに備えた請求項1に記載の立体駐車装置。
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