JP5202984B2 - 駐車装置およびプログラム - Google Patents
駐車装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5202984B2 JP5202984B2 JP2008035629A JP2008035629A JP5202984B2 JP 5202984 B2 JP5202984 B2 JP 5202984B2 JP 2008035629 A JP2008035629 A JP 2008035629A JP 2008035629 A JP2008035629 A JP 2008035629A JP 5202984 B2 JP5202984 B2 JP 5202984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- vehicle
- detection sensor
- position detection
- traversing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
以下、昇降パレットが上昇する際に車両の後端部を検出する第1車両位置検出センサを備えた駐車装置の一例について説明する。
図1は、第1車両位置検出センサおよび第2車両位置検出センサを備えた駐車装置を示す側面図であり、図2は、駐車装置の制御システムを示すブロック図である。図1に示す駐車装置1は、3段3連で構成される多段式駐車装置であり、その一部である側面図が示されている。駐車装置1は、昇降パレットP1、P2、昇降モータ3、4、位置決めセンサ2、5、6、第1車両位置検出センサ7、第2車両位置検出センサ8、操作盤9、制御盤10を備えている。
以下、昇降パレットP1が上昇する際に第1車両位置検出センサを利用してパレットからはみ出した車両の後端部を検出する動作について説明する。図3は、車両後端部を検出する制御プログラムのフローチャートであり、図4は、初期状態を示す駐車装置の背面図(A)と車両後端部を検出して昇降パレットが停止した状態を示す駐車装置の背面図(B)である。
車両の最後端は、車両後部バンパー15であることが多いため、これを検出する第2車両位置検出センサ8の光軸は、駐車装置1の規格に適合する車両後部バンパーの平均的な高さに設定される。しかしながら、スペアタイヤ等の付属品を車両後部に搭載している車両や、サーフボードやスキー板などを車両上部に搭載した車両が駐車装置1に入庫した場合、車両後端部が昇降パレットP1からはみ出す場合がある。車両後端部14がはみ出した車両を搭載した昇降パレットP1が昇降した際に、駐車装置1の構造部材である梁12や駐車装置1の後部に設置された昇降モータ3等に車両後端部14が衝突することで、駐車装置1や車両が損傷する。
以下、昇降パレットが下降する際に第2車両位置検出センサを利用してパレットからはみ出した車両の後端部を検出する動作について説明する。なお、駐車装置の構成は参考例1に係るものと同様である。
図5は、初期状態を示す駐車装置の背面図(A)と車両後端部を検出して昇降パレットが停止した状態を示す駐車装置の背面図(B)である。図5(A)には、昇降パレットP2が入出庫階にあり、車両後端部14が昇降パレットP2からはみ出した状態で車両が入庫した駐車装置1の初期状態が示されている。その後、次の利用者がパレットP5に載置された車両を出庫しようとして操作盤9を操作すると、制御盤10は、昇降パレットP2を下降→横行パレットP4を左行→昇降パレットP5を上昇の順にパレットの動作の制御を行う。この際、操作盤9の番号入力部16にパレット番号(5)が入力され、操作盤9の操作部18のスタートボタンが押下されると、制御盤10の制御部20は、操作盤9で指示されたパレット番号(5)を読み込む(ステップS1)。制御盤10の制御部20は、駆動部21に駆動信号を出力して、昇降パレットP2を下降させる(ステップS2)。
第2車両位置検出センサ8は、車両の入庫の際に車両後部バンパー15を検出するために利用される既存の光電センサであり、昇降パレットP2の後端部の境界領域に位置し、車両後部バンパー15の高さで水平方向に光軸を有している。このため、昇降パレットP2が下降した際には、第2車両位置検出センサ8の出射光は、パレットからはみ出した車両後端部14によって、必ず遮光されることになる。この態様によれば、パレットからはみ出した車両後端部14が駐車装置1に衝突する前に、昇降パレットP2の下降が停止されるため、駐車装置1や車両の破損を防止することができる。
以下、昇降パレットの昇降の際も横行パレットの横行の際も車両の後端部を検出可能な第3車両位置検出センサを備えた駐車装置の一例について説明する。
図6は、初期状態を示す駐車装置の背面図(A)と車両後端部を検出して昇降パレットが停止した状態を示す駐車装置の背面図(B)である。駐車装置30は、横行パレットP4、P7、第3車両位置検出センサ31を備えている。横行パレットP4、P7は、駐車装置30の前後方向に横行ローラを備えており、横行ローラは、横行パレットP4、P7の内部に設けられた横行モータ22、23によって、駐車装置30に設けられた横行レール上を回転する。横行モータ22が回転すると、横行ローラが横行レール上を回転し、横行パレットP4は1連(図6において最左列)と2連(図6においての中央列)との間を横行し、横行モータ23が回転すると、横行ローラが横行レール上を回転し、横行パレットP7は2連と3連(図6において最右列)との間を横行する。
以下、昇降パレットP1からはみ出した車両後端部14を検出する動作について説明する。図6(A)には、昇降パレットP1が入出庫階にあり、車両後端部14が昇降パレットP1からはみ出した状態で車両が入庫した駐車装置30の初期状態が示されている。その後、次の利用者がパレットP5に載置された車両を出庫しようとして操作盤9を操作すると、制御盤10は、昇降パレットP1を上昇→横行パレットP4を左行→昇降パレットP5を上昇の順にパレットの動作の制御を行う。この際、操作盤9の番号入力部16にパレット番号(5)が入力され、操作盤9の操作部18のスタートボタンが押下されると、制御盤10の制御部20は、操作盤9で指示されたパレット番号(5)を読み込む(ステップS1)。制御盤10の制御部20は、駆動部21に駆動信号を出力して、昇降パレットP1を上昇させる(ステップS2)。
第3の車両位置検出センサ31の光軸は、規定された車高より高い位置および車両後部バンパー15の高さで水平方向に通過するため、昇降パレットP1が入出庫階から上昇の際も昇降パレットP2が入出庫階から下降の際も、第3車両位置検出センサ31の出射光が、パレットからはみ出した車両後端部14によって、必ず遮光されることとなる。また、第3車両位置検出センサ31の光軸は、横行パレットP4、P7の側端部の境界領域を鉛直方向に通過するため、横行パレットP4、P7が左行の際も右行の際も、第3車両位置検出センサ31の出射光が、パレットからはみ出した車両後端部14によって遮光されることとなる。このため、駐車装置30は、一つの車両位置検出センサ31によって、昇降パレットP1、P2および横行パレットP4、P7の動作中にパレットからはみ出した車両後端部14を検出することができる。
Claims (2)
- 車両を載置して上下に昇降する昇降パレットと、左右に横行する横行パレットと、前記昇降パレットおよび前記横行パレットの動作を制御する制御盤とを備えた駐車装置であって、
前記昇降パレットおよび前記横行パレットの後端部の境界領域の平面内で矩形状に周回し、規定された車高より高い位置および車両後部のバンパーの高さで水平方向に通過すると共に、前記横行パレットの両側端部の境界領域を鉛直方向に通過する光軸を有する車両位置検出センサと、
前記昇降パレットが上昇中もしくは下降中または前記横行パレットが左行中もしくは右行中に、前記車両位置検出センサの出射光がパレットからはみ出した前記車両の後端部によって遮光された場合に、前記昇降パレットの上昇もしくは下降または前記横行パレットの左行もしくは右行を停止させる制御盤と
を備えることを特徴とする駐車装置。 - 車両を載置して上下に昇降する昇降パレットと、左右に横行する横行パレットと、前記昇降パレットおよび前記横行パレットの動作を制御する制御盤とを備えた駐車装置の動作を制御するプログラムであって、
前記駐車装置は、前記昇降パレットおよび前記横行パレットの後端部の境界領域の平面内で矩形状に周回し、規定された車高より高い位置および車両後部のバンパーの高さで水平方向に通過すると共に、前記横行パレットの両側端部の境界領域を鉛直方向に通過する光軸を有する車両位置検出センサを備え、
前記制御盤に、
前記昇降パレットが上昇中もしくは下降中または前記横行パレットが左行中もしくは右行中に、前記車両位置検出センサの出射光がパレットからはみ出した前記車両の後端部によって遮光された場合に、前記昇降パレットの上昇もしくは下降または前記横行パレットの左行もしくは右行を停止させる制御を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008035629A JP5202984B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | 駐車装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008035629A JP5202984B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | 駐車装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009191567A JP2009191567A (ja) | 2009-08-27 |
JP5202984B2 true JP5202984B2 (ja) | 2013-06-05 |
Family
ID=41073832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008035629A Expired - Fee Related JP5202984B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | 駐車装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5202984B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740034Y2 (ja) * | 1989-03-30 | 1995-09-13 | 新明和工業株式会社 | 複数段式駐車設備のドア保護装置 |
JPH04166576A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-12 | Toshiba Corp | 自動車運搬用エレベータの安全装置 |
JPH0519460U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-12 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備の安全装置 |
JP3018022B2 (ja) * | 1993-03-02 | 2000-03-13 | 新明和工業株式会社 | 多段式立体駐車設備 |
JP3232401B2 (ja) * | 1996-08-19 | 2001-11-26 | 富士変速機株式会社 | 格納物の寸法検出装置 |
JP3957426B2 (ja) * | 1999-06-29 | 2007-08-15 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備の停車位置検出装置 |
JP3959520B2 (ja) * | 2002-07-19 | 2007-08-15 | 富士変速機株式会社 | 乗込場の検出装置 |
-
2008
- 2008-02-18 JP JP2008035629A patent/JP5202984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009191567A (ja) | 2009-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008195503A (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2010255377A (ja) | 機械式駐車装置に入庫する車両のはみ出し部検知方法及び装置 | |
JP2008247558A (ja) | 物品搬送装置 | |
JP5202984B2 (ja) | 駐車装置およびプログラム | |
JP4358085B2 (ja) | 機械式駐車装置の安全装置 | |
JP6964984B2 (ja) | 機械式駐車場 | |
JP2019127690A (ja) | 駐車装置 | |
JP5105174B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP5859776B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP2010100408A (ja) | スタッカクレーン | |
JP4257591B2 (ja) | 物品移載装置 | |
KR200299792Y1 (ko) | 자동차용 리프트 | |
JP2663045B2 (ja) | 機械式駐車装置における検出装置の自己故障検出方法 | |
JP4257590B2 (ja) | 昇降式の物品搬送装置 | |
JP2009214986A (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2003040596A (ja) | オーダーピッキング車 | |
JP4767506B2 (ja) | フォークリフトのフォーク制御装置 | |
JP2894461B2 (ja) | 物品昇降装置の昇降制御装置 | |
JP4399737B2 (ja) | 物品移載装置 | |
JPH08158690A (ja) | 機械式駐車設備及びその格納制御方法 | |
JP6955440B2 (ja) | 機械式駐車設備の搬器制御システムとそれを備えた機械式駐車設備 | |
JP4462950B2 (ja) | 無人フォークリフトの荷置き制御装置 | |
JP4321268B2 (ja) | 自動倉庫 | |
JP4893966B2 (ja) | 自動倉庫 | |
JP2003054888A (ja) | 三方向スタッキングトラック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100118 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5202984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |