JP4358085B2 - 機械式駐車装置の安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機械式駐車装置、例えば車両搭載用のケージやパレットを循環移動させる循環式駐車装置に特に有効な機械式駐車装置の安全装置に関するものである。
従来、循環式の一種である垂直循環式駐車装置にあっては、入出庫口側と奥側において対向配置された上下2対の上部および下部スプロケット間にわたって前後2条の無端チェーンを巻き掛け、これら無端チェーンにアタッチメントを介して複数の車両搭載用ケージを連鎖状に吊持し、上部スプロケットに連係した駆動装置によりケージ群を循環移動させる機構となっている。
この駐車装置においては、入庫時、例えば地上最下部に形成された入出庫口から車両が入出庫部に待機のケージ内に乗り入れた後、運転者が降車し、サイドドアを閉じてロックした上で退場する。
しかしながら、運転者自身や管理人には一見してサイドドアやリヤドアが閉じられているように見えても、時には不注意により半ドア状態でロックが不完全のまま見過ごされることがある。
このような場合でも、入庫時のケージの停止状態における安全確認装置では、ケージ内の所定範囲内(いわゆる許容搭載スペース)に車両が収まっていれば、その後における駐車装置のケージ循環移動が許容される。
ところが、ケージ循環移動では、上・下部における旋回移動により該旋回部を通過するケージやその搭載車両には遠心力が作用し、ロックが不完全ないわゆる半ロック状態のサイドドアやリヤドアが旋回時のその衝撃で一気に開いてケージ外に食み出し、周囲の駐車装置構造物や建物躯体に接触し、駐車装置各部および建物の躯体をも破損して被害甚大な事故を招くおそれがある。
そこで、半ロック状態のドアがケージやパレットの循環移動中に開いたとしてもケージやパレット外への食み出しを防止して建物躯体側との接触事故を物理的に阻止するための安全装置が種々提案されている。
例えば、車両のサイドドアの保護に関しては、ケージの車台側部に固定または起倒式の保護柵を設ける車両開扉事故防止装置がある(例えば、特許文献1または特許文献2参照。)。
また、ライトバン等のいわゆる5ドア車両のリヤドアの保護に関しては、ケージ旋回軌跡よりも若干外側に沿って接触検知用ワイヤを張り、リヤドアやその他逸脱物を検知するもの(例えば、特許文献3参照。)、後側ケージ枠中間部に縦方向棒状部材を固定したもの(例えば、特許文献2参照。)、ケージ後方中央上部にリヤドアの開動作を阻止する可動フェンスを設けたもの(例えば、特許文献2参照。)等が知られている。
さらに、水平多層円形循環式駐車装置におけるハッチバック式リヤドアの保護に関して、そのドアの開動作を阻止すべく、パレットに起倒式安全柵を設けたものもある(例えば、特許文献5参照。)。
特公昭56−25590号公報 特開平10−18626号公報 特公昭57−36387号公報 実公平4−23164号公報 特許第3188044号明細書
しかしながら、前記従来構造の安全装置によれば、車両が搭載される全てのケージや全てのパレットにそれぞれ大掛かりなフェンス等の重量物を取り付け、しかも入出庫時には車両の乗り込み等を許容すべく、フェンス等の一時退避機構を入出庫部に特別に設置しなければならず、設備費の高騰を招くという欠点があった。
そこで、本発明はこれらの問題点に鑑み、安価な構成で、食み出しによる事故を有効に防止する機械式駐車装置の安全装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、車両が乗降操作されると共に移動経路に沿って移動操作される車両搭載手段を備え、入出庫部に呼び出された車両搭載手段上に車両を搭載して格納する機械式駐車装置において、機械式駐車装置の建物躯体側に、前記移動経路に沿って移動される前記車両搭載手段上に搭載された前記車両の許容搭載スペース外への食み出しを検知する非接触式の車両食み出し検知器が車両搭載手段の循環移動中においては、通過中の前記車両搭載手段や前記搭載車両を検知するように配置され、前記車両食み出し検知器による前記車両の前記許容搭載スペース外への食み出し検知情報を採取するタイミングをとるためのタイミング用検知器が配置され、前記車両食み出し検知器により前記許容搭載スペース外への前記車両の食み出しが検知された際、前記車両搭載手段による移動を停止させる制御部が備えられている点にある。
また、前記タイミング用検知器が、前記建物躯体側と前記車両搭載手段との相互間にそれぞれ配置されている構造としてもよい。
さらに、前記タイミング用検知器は、前記車両搭載手段を移動操作するために駆動される回転軸部に関連して設けられたエンコーダからなる構造としてもよい。
また、前記車両食み出し検知器が、前記車両搭載手段の移動経路における旋回移動経路部分に対応して配置されている構造としてもよい。
さらに、前記車両食み出し検知器が、前記車両搭載手段の移動経路における直線移動経路部分に対応して配置されている構造としてもよい。
また、前記車両食み出し検知器により前記許容搭載スペース外への前記車両の食み出しが検知された際、その食み出しを報知するための報知手段が備えられている構造としてもよい。
さらに、前記車両搭載手段に搭載された前記車両におけるリヤドアの前記許容搭載スペース外への食み出しを検知する前記車両食み出し検知器が、高さ方向に長い検知エリアを有する構造としてもよい。
以上のように、本発明の機械式駐車装置の安全装置によれば、機械式駐車装置の建物躯体側に、移動経路に沿って移動される車両搭載手段上に搭載された車両の許容搭載スペース外への食み出しを検知する非接触式の車両食み出し検知器が配置され、該車両食み出し検知器による検知情報を採取するタイミングをとるためのタイミング用検知器が配置され、車両食み出し検知器により許容搭載スペース外への車両の食み出しが検知された際、車両搭載手段による移動を停止させる制御部が備えられた構造であり、タイミング用検知器で検知されたタイミングで、車両食み出し検知器により車両搭載手段上に搭載された車両が許容搭載スペース内に収まっているか否かを検知し、許容搭載スペース外に車両の食み出しが検知された際には車両搭載手段の移動が停止されるため、許容搭載スペース外への食み出しによる事故を有効に防止することができる。
また、非接触式の車両食み出し検知器を機械式駐車装置の建物躯体側に配置し、移動経路に沿って移動される車両搭載手段上に搭載された車両の許容搭載スペース外への食み出しを検知する構造としているため、車両搭載手段の数だけ全てに設置する必要もなく、簡単な構成で、設置数も少なくてよいため、安価に提供できる利点がある。
さらに、タイミング用検知器が、建物躯体側と車両搭載手段との相互間にそれぞれ配置されている構造とすれば、建物躯体側にタイミング用検知器のメインとなる例えば、投・受光部一体の反射型光電検知器を配置し、各車両搭載手段側にサブとなる例えば、単純構成の部品としての反射シールや鏡等の反射部を配置すればよく、簡単な構造で安価に提供できる。
また、タイミング用検知器は、車両搭載手段を移動操作するために駆動される回転軸部に関連して設けられたエンコーダからなる構造とすれば、エンコーダを車両搭載手段の位置管理とタイミング用検知器とに兼用できる利点がある。
さらに、車両食み出し検知器が、車両搭載手段の移動経路における旋回移動経路部分に対応して配置されている構造とすれば、車両搭載手段の移動に際して遠心力等による衝撃を受けやすい位置に車両食み出し検知器が配置された構造となり、半ロック状態のサイドドアやリヤドアが不用意に開放するおそれが高い箇所で、許容搭載スペース外の食み出しを検知するため、効率のよい食み出し検知が行え、食み出しによる事故を有効に防止でき、安全性の向上が図れる利点がある。
また、車両食み出し検知器が、車両搭載手段の移動経路における直線移動経路部分に対応して配置されている構造としても食み出しによる事故を有効に防止できる。
さらに、車両食み出し検知器により許容搭載スペース外への車両の食み出しが検知された際、その食み出しを報知するための報知手段が備えられている構造とすれば、利用者等に車両の食み出しによる異常事態を有効に知らせることができる。
また、車両搭載手段に搭載された車両におけるリヤドアの許容搭載スペース外への食み出しを検知する車両食み出し検知器が、高さ方向に長い検知エリアを有する構造とすれば、車種の相違によるリヤドアの開放角度の相違にも対応できる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1ないし図5に示されるように、機械式駐車装置の一例としての垂直循環式駐車装置1は、柱や梁等で構成された建物躯体2を有する駐車塔3を備え、駐車塔3内の上部および下部における入出庫口4側(前側)と奥側(後側)には、上下2対の上部スプロケット5および下部スプロケット6がそれぞれ対向配置された状態で回転自在に支持されている。
そして、上下の上部スプロケット5および下部スプロケット6間にわたって前後2条の無端チェーン7がそれぞれ巻き掛けられ、これら無端チェーン7にアタッチメント8を介して複数(本実施形態では12個)の車両搭載用ケージ9が所定間隔を有して連鎖状に吊持された構造とされている。
また、両上部スプロケット5は、駆動モータ等からなる駆動部10、該駆動部10によって正逆回転駆動される回転駆動軸11、ギヤ伝動機構12等からなる駆動装置13に連係されており、駆動装置13の駆動による上部スプロケット5の正逆回転操作により、ケージ9群が対応する方向に循環移動される構造とされている。
そして、前記駆動装置13や両上部スプロケット5は対向する梁14間にまたがって架設されたマシーンベース15上に設置されている。また、両下部スプロケット6も同様、梁16間にまたがって架設された支持部材17等を介して支持されている。
前記各ケージ9は、車両Wが乗降される平面視略矩形の車台19と、該車台19の前側および後側にそれぞれ立設状に取り付けられた門型状の前側ケージ枠20および後側ケージ枠21と、前側ケージ枠20と後側ケージ枠21の上部を互いに連結する連結軸22とを備え、前側ケージ枠20および後側ケージ枠21の上端部が、前後の無端チェーン7に取り付けられアタッチメント8にそれぞれ吊軸23を介して揺動自在に支持されている。
また、ケージ9の各車台19における下部の左右両側には、前後に離隔して下ローラ24がそれぞれ転動自在に支持されると共に、前後の各ケージ枠20、21における左右の肩部には、肩ローラ25がそれぞれ転動自在に支持されている。
そして、各ケージ9の循環移動に際して、各下ローラ24や各肩ローラ25が接離自在に案内される外側直線ガイド26、内側直線ガイド27、左右の上反転ガイド28、左右の下反転ガイド29がそれぞれ備えられると共に、前後の各無端チェーン7を接離自在に案内するチェーンガイド30がそれぞれ備えられている。
また、駐車塔3における入出庫部としての地上階には、地上床32よりも低く構成されたピット33が備えられ、ピット33に到着したケージ9に対して車両Wが乗降するための入出庫口4が備えられ、入出庫口4には入出庫口扉34が開閉操作自在に備えられている。さらに、入出庫口4の上方部および入出庫口4に対向する駐車塔3内の奥壁面側には、電光表示等による入出庫口案内表示器35や入庫案内表示器36が備えられている。
また、地上階における駐車塔3内の建物躯体2側には、図1ないし図3に示されるように、ケージ9に対する車両Wの入出庫状態や停止位置を検知して制御するための例えば、投光器と受光器との対からなる光電装置からなる複数の入庫誘導用検知器P1〜P4、サイドドア食み出し検知器Q1、リヤドア食み出し検知器R1が適宜高さ位置に配置されている。
即ち、入出庫口4付近には、車両Wの進入方向に対して略直角な方向へ水平のビームを出射する入庫誘導用検知器P1、P2が、前記進入方向に対して適宜距離、離隔して配置されている。また、駐車塔3内の前記進入方向中央部には、前記進入方向に対して傾斜する横方向へ水平のビームを出射する入庫誘導用検知器P3が配置されている。さらに、駐車塔3内の前記進入方向奥側には、前記進入方向に対して略直角な方向へ水平のビームを出射する入庫誘導用検知器P4が、前記進入方向に対して適宜距離、離隔して配置されている。
また、ケージ9の左右両側部に対応して、それぞれ車両Wの進入方向にビームを出射するサイドドア食み出し検知器Q1がそれぞれ配置されている。この際、サイドドア食み出し検知器Q1は、例えば、奥側の投光器が適宜高さ位置に配置され、入出庫口4側の受光器はピット33内に配置された構造とされ、斜め下方に向けてビームを出射する配置構造とされている。
さらに、車両Wの後方上部に対応する適宜高さ位置に、車両Wの進入方向に対して略直角な方向へ水平のビームを出射するリヤドア食み出し検知器R1が配置されている。
そして、入庫誘導用検知器P1、P2のビームの遮光によって車両Wの入庫・出庫が検知されるように制御されており、例えば、入庫誘導用検知器P1を遮光した後、その状態で入庫誘導用検知器P2も遮光されれば、車両Wの入庫と判断され、入庫誘導用検知器P2を遮光した後、その状態で入庫誘導用検知器P1も遮光されれば、車両Wの出庫と判断される。また、入庫誘導用検知器P2は車両Wの後端食み出しを規制する後端食み出し検知器としての機能も発揮する構造とされ、入庫する車両Wが入庫誘導用検知器P2のビームを遮光していれば、前進を促すように制御される。
前記入庫誘導用検知器P2、P3、P4は車両Wの停止位置規制用検知器として機能し、入庫誘導用検知器P2、P3共に遮光の状態から入庫誘導用検知器P2のみ受光となったときに、車両Wは正規位置に収まったと判断される。
前記入庫誘導用検知器P4は車両Wの前端食み出しを規制する前端食み出し検知器として機能し、入庫する車両Wが入庫誘導用検知器P4のビームを遮光していれば、後退を促すように制御される。また、入庫誘導用検知器P2と入庫誘導用検知器P4の双方でビームを遮光していれば、車長オーバーとして出庫を促すように制御される。
左右の前記サイドドア食み出し検知器Q1は、それぞれ車両Wの左端および右端の食み出しを規制するサイド食み出し検知器として機能し、ビームの遮光によりサイドドアWaの閉め忘れ報知や車幅オーバーによる出庫を促すように制御される。
また、リヤドア食み出し検知器R1は車両WのリヤドアWbによる食み出しを規制するリヤ食み出し検知器として機能し、入庫する車両Wがリヤドア食み出し検知器R1のビームを遮光していれば、リヤドアWbの閉め忘れ報知を行うように制御される。
このようなサイドドアWaやリヤドアWbの閉め忘れ報知は、例えば案内表示器35、36やスピーカにより行われる。
そして、入庫誘導用検知器P3のみの両方のビーム遮光によってケージ9上に車両Wの搭載が検知されている状態で、その他の入庫誘導用検知器P1、P2、P4、サイドドア食み出し検知器Q1、リヤドア食み出し検知器R1の各ビームが遮光していなければ、ケージ9上の所定位置、即ち、車両Wの許容搭載スペース内に収まった状態で車両Wが搭載されていると判断し、駆動装置13による各ケージ9の所定の移動経路に沿った循環移動操作が可能となるように制御される。
また、本実施形態では、ケージ9の移動経路における上部および下部の旋回移動経路部分に対応して、ケージ9に搭載された車両Wの左右両側のサイドドアWaの許容搭載スペース外への食み出しを検知する前記同様のサイドドア食み出し検知器Q2〜Q6や、車両WのリヤドアWbの許容搭載スペース外への食み出しを検知する前記同様のリヤドア食み出し検知器R2〜R4が、建物躯体2側にさらに配置された構造とされている。
即ち、ケージ9がピット33の車両乗入位置(着床位置)に静止した状態を想定した場合において、該ケージ9の循環移動方向前後に位置した各ケージ9のそれぞれの許容搭載スペース外の左右両側部および後上部にそれぞれ対応して、各サイドドア食み出し検知器Q2、Q6およびリヤドア食み出し検知器R2が配置されると共に、ピット33に位置するケージ9と対向する最上位置のケージ9および該ケージ9の循環移動方向前後に位置した各ケージ9のそれぞれの許容搭載スペース外の左右両側部および後上部にそれぞれ対応して、各サイドドア食み出し検知器Q3、Q4、Q5およびリヤドア食み出し検知器R3、R4が配置されている。この際、各サイドドア食み出し検知器Q2〜Q6や各リヤドア食み出し検知器R2〜R4は、ケージ9の構造体を避けた支障のない位置にそれぞれ配置される。
そして、特に、最上位置におけるケージ9のリヤドアWbによる食み出しを検知するためのリヤドア食み出し検知器R4は、光電装置を高さ方向に複数配置した高さ方向に長い検知エリアを有するワイドセンサ構造とされている。
ここに、各サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6や各リヤドア食み出し検知器R1〜R4は、所定の移動経路に沿って移動されるケージ9上に搭載された車両Wの許容搭載スペース外への食み出しを検知する非接触式の車両食み出し検知器を構成している。
また、各サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6や各リヤドア食み出し検知器R1〜R4によって、所望の検知情報を採取するタイミングをとるためのタイミング用検知器Tが配置されており、タイミング用検知器Tは各ケージ9と建物躯体2側との相互間にそれぞれ配置された構造とされている。
即ち、本実施形態においては、図6にも示されるように、タイミング用検知器Tは反射シールTa(あるいは反射用鏡)と投光器38・受光器39一体の反射型光電検知器Tbとからなり、各ケージ9の一部、例えば、吊軸23の前部、後側ケージ枠21の上部水平部もしくは左または右脚部等に、反射シールTaをそれぞれ貼り付け(あるいは反射用鏡を取り付け)、建物躯体2側にケージ9の反射シールTaに対応して反射型光電検知器Tbを配置した構造とされている。そして、本実施形態においては、最上位置にケージ9が静止した状態における該ケージ9における反射シールTaに対向して反射型光電検知器Tbが備えられた構造とされている。
そして、本実施形態においては、ケージ9が車両乗入位置としての着床位置を通過するタイミングで検知タイミングが設定されており、特定場所において、瞬間的な各ケージ9の配置と各車両食み出し検知器としてのサイドドア食み出し検知器Q1〜Q6、リヤドア食み出し検知器R1〜R4とタイミング用検知器Tの三者が常に一定の相対的な配置関係となるように設定されている。
そして、各ケージ9の循環移動に際して、タイミング用検知器Tの反射型光電検知器Tbにより反射シールTaによる反射ビームを検知すれば、各サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6や各リヤドア食み出し検知器R1〜R4によって、各ケージ9の許容搭載スペース外への食み出しを検知するように制御されている。
また、駐車装置1の場外における入出庫口4の一側部には、この駐車装置1を運転操作するための運転操作盤41が備えられており、この運転操作盤41からの操作により運転制御される構造とされている。
駐車装置1を運転制御する制御部としての制御装置42は、CPU43と記憶部44とを有している。記憶部44は、制御プログラムを記憶したROM45と各種のデータを記憶したRAM46とを有している。CPU43は、ROM45に格納された制御プログラムに従って、所定の各種の制御動作を行う。
CPU43は、I/O装置47を介して、運転操作盤41、案内表示器48、駆動部49および検知器50のそれぞれと接続されている。
そして、前記駆動部49は、駐車装置1における無端チェーン7等を駆動する駆動装置13を有する駐車装置駆動部49Aと、入出庫口4に設けられた入出庫口扉34の開閉駆動動作等を行う入出庫口扉開閉駆動部49Bとを有している。
前記検知器50は、車両Wの入出庫に際してケージ9が所定の着床位置に存在しているか否かを検知するケージ着床検知器51、前記入庫誘導用検知器P1〜P4、前記サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6、前記リヤドア食み出し検知器R1〜R4、前記タイミング用検知器Tを有している。そして本実施形態では、ケージ着床検知器51としては、下部スプロケット6の回転軸部に連係して設けられたエンコーダが用いられ、各ケージ9が着床位置に到着したか否かを検知するように制御されている。なお、この場合において、ピット33におけるケージ9の着床を、リミットスイッチや近接スイッチ等のその他の検知器を用いて検知する構造であってもよい。
前記案内表示器48は、前記入出庫口案内表示器35や入庫案内表示器36を有している。
そして、CPU43は、検知器50による検知情報等に基づいて、駐車装置1を駆動部49によって駆動すると共に、案内表示器48を用いて各種の案内表示を行う。
前記運転操作盤41には、現在車両Wが搭載されていないケージ9の数(すなわち空車台数)を表示する空車台数表示部52と、現在車両Wが搭載されているケージの数(すなわち実車台数)を表示する実車台数表示部53と、入出庫対象として呼び出すケージ9の番号を表示する呼番号表示部54と、車両W入庫中のケージ番号に対応する部分を点灯させることによって、車両Wがどのケージ9に入庫しているかを知ることができる実車表示ランプ部55が備えられている。また、入力操作用のテンキー56、空のケージ9を呼び出す空呼釦57、入出庫口扉34開閉操作用の扉開釦58および扉閉釦59、緊急時の非常停止釦60、音声案内や警報器を兼ねたスピーカ61、駐車装置1の駆動動作を開始させるためのスタート釦62等も備えられている。
そして、駐車装置1に対する車両Wの入庫動作に際しては、空呼釦57およびスタート釦62を順次押し操作すれば、制御装置42は、入出庫口4に近い空ケージ9を検索して選択すると共に、循環方向(時計回りあるいは反時計回り)を決定する。その後、駆動部49(駐車装置駆動部49A)によってケージ9群が循環駆動され、入出庫口4に空ケージ9が到着したと判定されると、ケージ9群の循環駆動が停止し、入出庫口扉開閉駆動部49Bによって入出庫口扉34が開駆動される。
その後、運転者が入庫作業を行う。具体的には、運転者は、車両Wに乗車し、当該車両Wを前進させて、入出庫口4のケージ9の所定位置に当該車両Wを停止させて降車し、駐車塔3の内部から退出して、安全を確認した上で扉閉釦59を押し操作する。制御装置42は、ケージ9の許容搭載スペース内に車両Wの入庫が完了したこと、駐車塔3内が適宜配置されたセンサ等により無人であることを検知した後に、入出庫口扉開閉駆動部49Bによって入出庫口扉34を閉駆動する。そして、車両Wの入庫ケージ番号が記憶部44に記憶され、入庫動作が終了する。
次に、車両Wの出庫動作に際しては、対応するケージ番号をテンキー56により入力した後、スタート釦62を押し操作する。制御装置42は、対応したケージ番号を選択して、そのケージ9をより短時間で入出庫口4に移動させることが可能な循環方向(時計回りあるいは反時計回り)を決定する。その後、駆動部49(駐車装置駆動部49A)によってケージ9群が循環駆動され、入出庫口4に対象ケージ9が到着したと判定されると、ケージ9群の循環移動が停止し、入出庫口扉開閉駆動部49Bによって入出庫口扉34が開駆動される。
その後、運転者が出庫作業を行う。具体的には、運転者は、駐車塔3内に入り、車両Wに乗車し、車両Wを後退させてケージ9から出庫させた後、一旦降車して、安全を確認した上で運転操作盤41の扉閉釦59を押し操作する。制御装置42は、出庫が完了したこと、駐車塔3内が無人であることを検知した後に、入出庫口扉開閉駆動部49Bによって入出庫口扉34を閉駆動する。そして、車両Wが出庫されたケージ9は空ケージ9として記憶部44に記憶され、出庫動作が終了する。
次に、上記の車両Wの入出庫動作における各ケージ9の循環移動に関連して、本実施形態における安全装置による安全確認の制御動作を図8に示されるフローチャートに基づき説明する。
先ず、車両Wの入出庫作業中か否かが判断され(ステップS1)、入出庫作業中であれば、ステップS2に移行して、入出庫作業完了か否かが判断され、入出庫作業が完了すれば、ステップS3に移行して、車両Wの前端および後端用入庫誘導用検知器P2、P4、各サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6および各リヤドア食み出し検知器R1〜R4が全て非検知か否かが判断される。
そして、各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が全て非検知であれば、各ケージ9の循環駆動の許可指令が出力される(ステップS4)。また、各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4のいずれかが検知されていれば、ケージ9群の循環駆動をさせない不許可指令が出力され(ステップS5)、異常事態を促す警報指令がスピーカ61等から出力される(ステップS6)。そして入出庫作業完了時においては、入庫誘導用検知器P2、P4、サイドドア食み出し検知器Q1もしくはリヤドア食み出し検知器R1のいずれかが検知されている場合には、車両Wの所定位置への入れ直しを促す警報指令がスピーカ61等から出力され、他のサイドドア食み出し検知器Q2〜Q6もしくはリヤドア食み出し検知器R2〜R4のいずれかが検知されている場合には、緊急異常事態を促す警報指令がスピーカ61等から出力される。
また、ステップS1において、車両Wの入出庫作業中でなければ、ケージ9群が循環移動中か否かが判断され、ケージ9群の循環移動中でなければステップS3に移行する。そして、ケージ9群の循環移動中であれば、タイミング用検知器Tが検知したか否かが判断され(ステップS8)、タイミング用検知器Tにより検知タイミングが検知されれば、車両Wの前端および後端用入庫誘導用検知器P2、P4、各サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6および各リヤドア食み出し検知器R1〜R4により検知情報が採取され、各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が全て非検知か否かが判断される(ステップS9)。
そして、各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が全て非検知であれば、各ケージ9の循環駆動の継続許可指令が出力される(ステップS10)。また、各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4のいずれかが検知された場合には、各ケージ9の循環駆動の非常停止指令の信号が出力され(ステップS11)、ケージ9の循環移動が停止される。そして、緊急異常事態を促す警報指令がスピーカ61等から出力される(ステップS6)。
図9は各ケージ9の循環移動と各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4の動作タイミングを示すタイムチャートで、車両Wの入出庫作業中は、ケージ9の循環駆動が停止されており、この際、タイミング用検知器Tは検知状態となっている。
そして、ケージ9に対する車両Wの乗り入れ通過によって入庫誘導用検知器P2が検知し(X1)、車両Wの正規停止位置を越えれば、車両Wの前端検知用の入庫誘導用検知器P4が検知し(X2)、入庫誘導案内に従い車両Wを後退させ、正規位置に停車すれば、入庫誘導用検知器P4は非検知となる。
また、入出庫作業中において、運転者の車両W乗降時にはサイドドアWaの開閉操作によりサイドドア食み出し検知器Q1が検知する(X3)。
次に、ケージ9の循環移動中においては、各サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6は通過中のケージ9の車台19や搭載車両Wを検知し(X4)、各リヤドア食み出し検知器R1〜R4は通過中のケージ9の吊軸23や車台19や搭載車両Wを検知する(X5)。
そして、ケージ9の循環移動によるケージ9の1ピッチ移動毎に、タイミング用検知器Tの反射光受光検知により検知タイミングが検知され(X6)、この際に、各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が全て非検知であれば、非常停止指令の信号は発信(出力)されない(X7)。
また、ケージ9の循環移動によりタイミング用検知器Tにより検知タイミングが検知された際(X8)、許容搭載スペース外への食み出し、例えば、リヤドア食み出し検知器R1〜R4のいずれかがリヤドアWbを検知した場合(X9)、リヤドアWbが開いている等による食み出しと判断し、非常停止指令信号を発信し(X10)、ケージ9群の循環移動が非常停止される(X11)。
本実施形態は以上のように構成されており、ケージ9に搭載された車両Wの許容搭載スペース外への食み出しを検知する非接触式の入庫誘導用検知器P2、P4、サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6、リヤドア食み出し検知器R1〜R4が備えられ、これら各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4による検知情報を採取するタイミングをとるためのタイミング用検知器Tが備えられているため、タイミング用検知器Tで検知されたタイミングで各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4により検知された検知情報から搭載されている車両Wが許容搭載スペース内に収まっているか否かを検知し、サイドドアWaやリヤドアWbの開動作等による許容搭載スペース外への車両Wの食み出しが検知された際には、ケージ9の循環移動が停止されるため、許容搭載スペース外への食み出しによる建物躯体2やその他駐車装置1構造物等との接触による事故を有効に防止できる。
この際、何らかの原因でケージ9の軌道がずれて、車両W自体でなく、ケージ9の一部を検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が検知した場合にも同様の停止処理がなされるため、この点からも上記のような事故を有効に防止できる。
また、車両食み出し検知器として、投光器と受光器とからなる非接触式の検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4をそれぞれ駐車装置1の建物躯体2側に配置し、所定の移動経路に沿って移動される各ケージ9上に搭載された車両Wの許容搭載スペース外への食み出しを検知する構造としているため、従来のようにケージ9の数だけ全てに設置する必要もなく、簡単な構成で、設置数も少なくてよいため、安価に提供できる利点がある。
さらに、タイミング用検知器Tも、建物躯体2側とケージ9との相互間にそれぞれ配置された非接触式の構造としており、この点からも簡単な構造で安価に提供できると共に、特に、建物躯体2側にタイミング用検知器Tのメインとなる投光器38・受光器39一体の反射型光電検知器Tbを配置し、各ケージ9側にサブとなる単純構成の反射シールTaを貼り付ける構造としてるため、多数必要とされる物品が安価な反射シールTaでよいため、より一層安価に提供できる。この場合、各ケージ9毎に電気配線を施す必要もなく、構造の簡素化が図れる。
また、車両食み出し検知用の各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が、ケージ9の循環移動経路における旋回移動経路部分に対応してそれぞれ配置された構造とされているため、ケージ9の移動に際して特に遠心力等による衝撃を受けやすい位置に各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4が配置された構造となり、ここに、半ロック状態のサイドドアTaやリヤドアTbが不用意に開放するおそれが高い箇所で、許容搭載スペース外の食み出しを検知するため、効率のよい食み出し検知が行え、食み出しによる事故をより有効に防止でき、安全性の向上が図れる利点がある。
さらに、車両食み出し検知用の各検知器P2、P4、Q1〜Q6、R1〜R4により許容搭載スペース外への車両Wの食み出しが検知された際、その食み出しを報知するための報知手段としてのスピーカ61が備えられているため、利用者等に車両Wの食み出しによる異常事態を有効に知らせることができる。なお、この際、入出庫口案内表示器35や入庫案内表示器36やスピーカ61等により異常事態の原因を報知する構造としてもよく、さらには、運転操作盤41に異常の検知位置を表示灯等により識別可能に構成としてもよい。
また、駐車装置1の最上位置において配置されたリヤドア食み出し検知器R4が、高さ方向に長い検知エリアを有するワイドセンサ構造とされているため、車種の相違によるリヤドアWbの開放角度の相違にも対応でき、この点からも安全性の向上が図れる利点がある。
なお、上記実施形態において、サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6やリヤドア食み出し検知器R1〜R4を旋回移動経路部分に配置した構造を示しているが、左右の鉛直直線移動経路部分にも同様にサイドドア食み出し検知器やリヤドア食み出し検知器を配置する構造としてもよい。
この場合、より多くの箇所で、各ケージ9上に搭載された車両Wの許容搭載スペース外への食み出しを検知でき、安全性の向上が図れる利点がある。
また、本実施形態では、タイミング用検知器Tによる検知タイミングを、ケージ9の1ピッチ移動毎に合わせた構造とされているが、タイミング用検知器Tを追加したり、配置位置の移動により、1ピッチ移動の途中、例えば半ピッチ移動位置に合わせて検知タイミングをとる構造であってもよく、検知タイミング数を増やす構造としてもよい。
さらに、タイミング用検知器Tが反射シールTaと反射型光電検知器Tbとから構成される構造を示しているが、サイドドア食み出し検知器Q1〜Q6やリヤドア食み出し検知器R1〜R4と同様、建物躯体2側に投光器と受光器を離間して対向配置した透過式光電装置としてもよい。そして例えば、ケージ9のケージ枠19、20等の一部やアタッチメント8のプレートを披検知部(遮光部)とすればよい。
また、タイミング用検知器Tとして光電装置を用いた構造を示しているが、近接スイッチを用いる構造としてもよく、あるいは非接触式検知器に代えて、リミットスイッチのような接触式検知器を用いる構造としてもよい。
さらに、タイミング用検知器Tを別途配置した構造を示しているが、駐車装置1自体のケージ着床検知手段として下部スプロケット6の回転軸部に関連して設けられたエンコーダを利用して、ケージ9の1ピッチ移動を検知し、タイミング用検知器Tとして用いる構造としてもよい。
この場合、エンコーダの兼用化が図れ、別途タイミング用検知器Tを設ける必要がなく、コスト低減が図れる。
また、車両搭載手段としてケージ9を開示しているが、パレット等であってもよく、従って、機械式駐車装置として垂直循環式駐車装置1を示しているが、水平多層円形循環式駐車装置、水平循環式駐車装置、多段式駐車装置、エレベータ式駐車装置等、あらゆる機械式駐車装置に適用できる。さらには、スタッカークレーン式の立体倉庫や一般物流のコンベア装置にも適用することもできる。
本発明の実施形態にかかる垂直循環式駐車装置の全体正面図概略図である。 図1のII−II線矢視図である。 地上入出庫階における平面概略図である。 最上位置におけるケージの側面説明図である。 図4のV−V線矢視図である。 図4のVI部分拡大図である。 駐車装置の制御ブロック図である。 食み出し有無の安全確認用のフローチャートである。 ケージの循環移動と検知器の動作タイミングを示すタイムチャートである。
符号の説明
1 垂直循環式駐車装置
2 建物躯体
3 駐車塔
4 入出庫口
5 上部スプロケット
6 下部スプロケット
7 無端チェーン
8 アタッチメント
9 ケージ
10 駆動部
42 制御装置
61 スピーカ
W 車両
Wa サイドドア
Wb リヤドア
P1〜P4 入庫誘導用検知器
Q1〜Q6 サイドドア食み出し検知器
R1〜R4 リヤドア食み出し検知器
T タイミング用検知器
Ta 反射シール
Tb 反射型光電検知器

Claims (7)

  1. 車両が乗降操作されると共に移動経路に沿って移動操作される車両搭載手段を備え、入出庫部に呼び出された車両搭載手段上に車両を搭載して格納する機械式駐車装置において、
    機械式駐車装置の建物躯体側に、前記移動経路に沿って移動される前記車両搭載手段上に搭載された前記車両の許容搭載スペース外への食み出しを検知する非接触式の車両食み出し検知器が車両搭載手段の循環移動中においては、通過中の前記車両搭載手段や前記搭載車両を検知するように配置され、
    前記車両食み出し検知器による前記車両の前記許容搭載スペース外への食み出し検知情報を採取するタイミングをとるためのタイミング用検知器が配置され、
    前記車両食み出し検知器により前記許容搭載スペース外への前記車両の食み出しが検知された際、前記車両搭載手段による移動を停止させる制御部が備えられていることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  2. 請求項1に記載の機械式駐車装置の安全装置において、
    前記タイミング用検知器が、前記建物躯体側と前記車両搭載手段との相互間にそれぞれ配置されていることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  3. 請求項1に記載の機械式駐車装置の安全装置において、
    前記タイミング用検知器は、前記車両搭載手段を移動操作するために駆動される回転軸部に関連して設けられたエンコーダからなることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の機械式駐車装置の安全装置において、
    前記車両食み出し検知器が、前記車両搭載手段の移動経路における旋回移動経路部分に対応して配置されていることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の機械式駐車装置の安全装置において、
    前記車両食み出し検知器が、前記車両搭載手段の移動経路における直線移動経路部分に対応して配置されていることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の機械式駐車装置の安全装置において、
    前記車両食み出し検知器により前記許容搭載スペース外への前記車両の食み出しが検知された際、その食み出しを報知するための報知手段が備えられていることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の機械式駐車装置の安全装置において、
    前記車両搭載手段に搭載された前記車両におけるリヤドアの前記許容搭載スペース外への食み出しを検知する前記車両食み出し検知器が、高さ方向に長い検知エリアを有することを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
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