JP2006169722A - 立体駐車場の場内監視システム - Google Patents

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Seiji Takahashi
誠司 高橋
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Abstract

【課題】 入出庫口扉を開いた状態での入庫誘導中に車幅方向の食み出し検知を可能とすると共に、入出庫口内部の限られたスペースにコンパクトに収容可能な立体駐車場の場内監視システムを提供する。
【解決手段】 入出庫階14に呼び出されたパレット9上に乗入れた車両Wa、Wbの車幅方向食み出しを検知する車両食み出し検知手段P6を備える。車両食み出し検知手段P6は、車両Wa、Wbの側方を通過する光軸の一方側に配置された投・受光器内蔵型光電センサ部材28と、光軸の他方側に配置されると共に光電センサ部材28に対向する再帰反射面を有する再帰反射板29とを備える。光電センサ部材28は横軸心回りに揺動操作可能に配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、立体駐車場の入出庫階において、パレット等の車両搭載手段に乗り込んだ車両が所定範囲内で停車しているかどうかを監視する監視システムであって、特に入庫車両のドアミラー等の車両サイドにおける食み出しを監視するのに有効な立体駐車場の場内監視システムに関するものである。
一般的に、機械式駐車装置を備えた立体駐車場では、1箇所または複数箇所に定められた入出庫階(あるいは入出庫部や入出庫室ともいう)が設けられ、また、この入出庫階の外部(場外)には運転操作盤が設けられている。そして、この運転操作盤の操作により空きのパレット(またはケージ、あるいはパレットレス方式の立体駐車場では櫛歯フォーク付きエレベータやコンベア等)が入出庫階に呼び出されて所定位置に配置された後、入出庫口扉が開き、車両運転者の運転により車両がパレット上に乗り込み、正規位置に停車する。
その後、運転者は降車して入出庫口から場外に退出し、運転者自身または駐車場管理人が室内の安全確認を行った上で入出庫口扉を閉じて一連の入庫作業が終了する。その後、必要に応じて機械式駐車装置の駆動により、車両が搭載されたパレットは所定の駐車スペース等に搬送される構造とされている。
このような立体駐車場では、入庫後、入出庫口扉を閉め、機械式駐車装置を駆動することになるので、車両搭載用パレットやコンベア等に対する正規停車位置への入庫誘導案内は、その後の入庫車両の各駐車スペースへ安全に(車両と駐車構造物との接触干渉無しに)格納する上で非常に重要な要件となっている。
そして、このような立体駐車場における車両の入出庫階において、車両乗入れ方向(車長方向)の規制については、車両入出庫階内の左・右側壁付近に投光器と受光器を対向配置した光電センサを用いて行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両乗入れ方向に対し直角の方向、即ち車両の幅方向のドアミラー等の食み出し検知についても光電センサを用いた検知技術が種々公知である(例えば、特許文献1〜6参照)。
そして、特許文献1に開示の車幅方向の食み出し検知構造においては、入出庫口の上部左・右に複数の投光器から構成される多光軸投光器を横長に配列し、対向する入出庫口奥側の壁下部左・右に複数の受光器から構成される多光軸受光器を横長に配列する構造とされている。
また、特許文献2に開示の車幅方向の食み出し検知構造においては、入出庫口における昇降式扉の内面左・右に1対の投光器を取り付け、対向する奥側の壁にそれぞれ複数の受光器を上下方向に配列した構造とされ、車両の入庫完了後、扉の下降閉動作途中で入庫車両の車幅方向の食み出し検知を行う構造とされている。
さらに、特許文献3に開示の車幅方向の食み出し検知構造においては、特許文献2と同様、入出庫口における開閉扉の内面左・右および奥側の壁に、それぞれ上下方向に配列された複数の投光器から構成される多光軸投光器および複数の受光器からなる多光軸受光器を取り付け、車両の入庫完了後、扉を閉めた状態で入庫車両の車幅方向の食み出し検知を行う構造とされている。
また、特許文献4に開示の車幅方向の食み出し検知構造においては、対向して設けた上下方向に沿って配列の多光軸光電センサの本体ケースを鉛直に保持したまま、即ち、前後方向のセンサ設置スペースの増大を招くことなく、光軸の傾きを任意に変更させる機構を備えた構造とされている。
さらに、特許文献5に開示の車幅方向の食み出し検知構造においては、入出庫口の開閉扉より内側の上方左・右に上下方向に沿って配列の多光軸(投光側)光電センサを室内天井から垂下したブラケットに取り付け、この光電センサに対向して室内奥側の床部に多光軸(受光側)光電センサを設置した構造とされている。
また、特許文献6に開示の車幅方向の食み出し検知構造においては、入出庫口の昇降式扉の内面左・右に1対の反射板を取り付け、対向する奥側の壁の左・右に投・受光器内蔵の光電センサを設置し、特許文献2と同様、車両の入庫完了後、扉の下降閉動作途中で入庫車両の車幅方向の食み出し検知を行う構造とされている。
実開平7−15960号公報 特開2001−12101号公報 実用新案登録第2562462号公報 特開2002−260503号公報 実公平7−51568号公報 特許第3091129号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示の車幅方向の食み出し検知構造によれば、多光軸投光器および多光軸受光器が横長に配列されているため、側方から見れば1位置の光軸となり、入庫対象の車両種類(普通車、スポーツカータイプ普通車、セミハイルーフ車、軽自動車、バン型軽自動車、ハイルーフ車等)によってドアミラーの高さ位置および車長方向位置が大きく(高さおよび前後とも約1m)異なるため、種々の車種の車幅方向の食み出し検知には対応できないという欠点があった。
また、前記特許文献2に開示の車幅方向の食み出し検知構造によれば、入庫完了後、利用者(運転者)は降車して入出庫口から退場し、利用者自身または管理人が扉開閉釦操作により扉を閉める。このような場合、通常の利用者は扉開閉釦操作を行い次第その場を立ち去ってしまうおそれがある。
従って、扉の閉動作に伴って食み出しを検知したとしても、その時点では利用者は駐車場付近に居ないので、駐車場管理人等がこの食み出し不良の入庫車両の処置を行わねばならず、その後の駐車場の可動に悪影響を及ぼすおそれがある。
さらに、前記特許文献3に開示の車幅方向の食み出し検知構造によっても、扉を閉めた状態で食み出し検知を行う方式であるため、前記特許文献2と同様の欠点がある。
一般的に正規位置に車両の入庫が完了すると室内の安全確認を行った上で、利用者や管理人が手動操作で入出庫口扉を閉める。この扉閉完了は正規位置入庫と室内無人の安全保証にもなっているにもかかわらず、この特許文献3では、扉閉後に車幅と車高の両方の検知を行い、それまで入庫を終えた利用者に、入出庫口での待機残留を余儀なくさせる欠点がある。
また、前記特許文献4に開示の車幅方向の食み出し検知構造によれば、光軸の傾きを変更させる方式であるため、入庫してきた車両のドアミラーの位置に応じて、投光側と受光側をそれぞれ手動ハンドル操作により厳密に角度調整しなければならず、次々と入出庫作業が続き、しかも入庫しようとする車両の車種が種々雑多では、人的労力が大きく入出庫作業時間が長くなり対応しきれない事態を招くおそれがある。
さらに、前記特許文献5に開示の車幅方向食み出し検知構造によれば、地下式駐車装置に実施した実施例を開示しており、リフトにより地上入出庫階に車両を搬出する方式においては、室内の上方は全くの空きスペースとなるため、大型長尺の多光軸ワイド光電センサであってもスペース的に余裕を持って設置できるものの、タワー式駐車装置、即ち地上建屋内や駐車塔内に機械式駐車装置を設置したものは、入出庫口を入った内部は鉄骨構造柱、梁、ワイヤロープ、扉等の複雑な構造物で占められており、これらの構造物に光軸を遮られることなく上記のような大型長尺の多光軸ワイド光電センサを設置するためのスペースは残されていないのが普通である。
また、前記特許文献6に開示の車幅方向の食み出し検知構造によれば、車両の入庫完了後、扉の下降閉動作途中で食み出し検知を行う構造とされているため、前記特許文献2や前記特許文献3と同様の欠点がある。
そこで、本発明は上記のような問題点に鑑み、入出庫口扉を開いた状態での入庫誘導中に車幅方向の食み出し検知を可能とすると共に、入出庫口内部の限られたスペースにコンパクトに収容可能な立体駐車場の場内監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、車両が乗降操作されて搬送路に沿って搬送操作される車両搭載手段を備えると共に、入出庫階に呼び出された車両搭載手段上に乗入れた車両の車幅方向及び/又は車長方向食み出しを検知するための車両食み出し検知手段を備え、車両搭載手段上に車両を搭載して格納する立体駐車場の場内監視システムにおいて、前記車両食み出し検知手段が、前記車両の側方を通過する光軸の一方側に配置された投光機能を有する光電センサ部材と、前記光軸の他方側に配置されると共に前記光電センサ部材から投光された光を受光もしくは反射する対向部材とを備え、前記光電センサ部材もしくは前記対向部材のいずれか一方が、横軸心回りに揺動操作可能に配置されると共に、他方が、前記揺動操作の範囲に対向して連続的に、もしくは間欠的に配置されている点にある。
また、前記光電センサ部材は、投・受光器内蔵型光電センサ部材とされると共に、前記横軸心回りに揺動操作可能に配置され、前記対向部材は、前記光電センサ部材に対向する再帰反射面を有する再帰反射板からなる構造としてもよい。
さらに、前記光電センサ部材は投光器からなると共に、前記横軸心回りに揺動操作可能に配置され、前記対向部材は、前記投光器によって投光される範囲に対向して間欠的に配置された複数の受光器からなる構造としてもよい。
また、前記入出庫階における入出庫口扉が開いた状態での前記車両の入庫誘導中に、前記車両食み出し検知手段が作動される構造としてもよい。
さらに、前記車両食み出し検知手段により前記車幅方向食み出しが検知された場合に報知するための報知手段が備えられた構造としてもよい。
請求項1に記載の立体駐車場の場内監視システムによれば、車両食み出し検知手段が、車両の側方を通過する光軸の一方側に配置された投光機能を有する光電センサ部材と、前記光軸の他方側に配置されると共に光電センサ部材から投光された光を受光もしくは反射する対向部材とを備え、光電センサ部材もしくは対向部材のいずれか一方が、横軸心回りに揺動操作可能に配置されると共に、他方が、揺動操作の範囲に対向して連続的に、もしくは間欠的に配置されている構造とされており、光電センサ部材もしくは対向部材のいずれか一方を揺動操作可能とすることにより、種々の車両に対応できると共にコンパクトに構成でき、入出庫口内部の複雑な構造物に囲まれ限られたスペースにも容易に設置できる利点がある。
さらに、入出庫口扉を開いた入庫誘導中、即ち利用者が車両に乗っている間に、車幅方向の食み出し検知を行うことも可能であり、例えば、ドアミラー等の食み出しがあっても即座に車幅方向の誘導案内を行うことができ、また車幅超過の車両が入庫しようとした場合であっても、その場で入庫不可の退場案内等の善後策を講じることができ、その後の駐車装置の稼働に悪影響を及ぼさない利点がある。
また、請求項2に記載の立体駐車場の場内監視システムによれば、光電センサ部材は、投・受光器内蔵型光電センサ部材とされると共に、横軸心回りに揺動操作可能に配置され、対向部材は、光電センサ部材に対向する再帰反射面を有する再帰反射板からなる構造とされており、入庫される車両の車幅方向両側にそれぞれ単一の投・受光器内蔵型光電センサ部材を配置すると共に、それらに対向して再帰反射板をそれぞれ配置すればよく、簡単な構成で安価に提供できる利点がある。
さらに、請求項3に記載の立体駐車場の場内監視システムによれば、光電センサ部材は投光器からなると共に、横軸心回りに揺動操作可能に配置され、対向部材は、投光器によって投光される範囲に対向して間欠的に配置された複数の受光器からなる構造とされており、揺動操作される投光器はそれぞれ単一でよく、安価に提供できる利点がある。
また、請求項4に記載の立体駐車場の場内監視システムによれば、入出庫階における入出庫口扉が開いた状態での車両の入庫誘導中に、車両食み出し検知手段が作動される構造としているため、車幅方向の食み出しがあっても即座に対処できる利点がある。
さらに、請求項5に記載の立体駐車場の場内監視システムによれば、車両食み出し検知手段により車幅方向食み出しが検知された場合に報知するための報知手段が備えられた構造とされているため、報知手段によって利用者に入庫車両の車幅方向食み出しの状況を有効に知らせることができる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1ないし図3は立体駐車場における機械式駐車装置の一例としてのエレベータ式駐車装置1を示しており、外装材としての外壁パネルが装着された駐車塔2内部に、鉄骨トラス構造とされた鉄骨柱3や該鉄骨柱3に支持固定された複数の棚柱4等から構成された駐車構造物5を備えている。
駐車構造物5内の中央部には、搬送路としての上下方向に延びる昇降路6が備えられると共に、この昇降路6に沿って昇降操作自在に車両搭載手段としての昇降台7が備えられている。そして、昇降路6に沿った左右両側のスペースには、車両Wa、Wbを収容して格納する複数段の車両格納用の駐車棚8がそれぞれ階層状に配置されている。
これら各駐車棚8は、棚柱4に取り付けられた駐車棚ブラケット8aや各駐車棚ブラケット8a間にわたって支持された駐車棚レール8b等から構成され、本実施形態においては、車高の異なる車両Wa、Wbが混在して格納可能とすべく、高さ空間が一般的な高さ空間とされた普通車Wa用の駐車棚8と、高さ空間がより高い空間を有するハイルーフ車Wb用の駐車棚8とをそれぞれ適宜数、備えた構造とされている。
さらに、各駐車棚8には、それぞれ車両搭載用のパレット9が載置されており、各駐車棚8と前記昇降台7との相互間で各パレット9は転動自在に備えられた車輪9aを介して移載操作自在とされ、車両Wa、Wbはパレット9に載置されたまま駐車棚8に格納される構造とされている。
前記昇降台7は、略矩形状に枠組み構成された昇降フレームを備え、昇降フレームにおける四隅部分が各々吊り下げ索体としての4本のワイヤロープ10によって吊り下げられている。これら4本のワイヤロープ10は、それぞれ駐車構造物5の天井部に設けられた各そらせシーブ11を経た後、昇降駆動機構12の駆動車12aに向けて1箇所に集められ、さらに下方へ引き出されてカウンタウエイト13に連結されている。
そして、昇降駆動機構12の正逆駆動により、駆動車12aが正逆回転駆動操作され、各ワイヤロープ10が巻上げ、巻下ろしされて、昇降台7が昇降操作されるように構成されている。この際、昇降台7が昇降路6に沿って上下方向に昇降されるように、昇降台7を昇降案内するガイド柱6aが上下方向に立設されている。ここに、これらワイヤロープ10、そらせシーブ11、昇降駆動機構12等により昇降台7を昇降操作する昇降装置が構成されている。
また、昇降台7には、従来同様、各駐車棚8との相互間でパレット9の移載操作や、パレット9上に搭載された車両Wa、Wbの方向転換を行うためのパレット移載・旋回装置7aが適宜備えられている。さらに、図3に示されるように、移載されたパレット9の車輪9aを支持するための支持レール7bが備えられている。
車両Wa、Wbがパレット9に対して乗降操作される入出庫階14としての地上階には、昇降台7が着床するピット15や、車両Wa、Wbが出入する入出庫口16が備えられ、入出庫口16には昇降式の入出庫口扉17が開閉操作自在に備えられている。なお、本実施形態では、入出庫口扉17は上下二分割構造とされている。また、入出庫口扉17の上方には入出庫口扉17昇降駆動用の駆動モータ機構等からなる昇降駆動部17aが備えられている。
さらに、入出庫口16を構成する左・右縦枠体18aおよび上部枠体18bからなる三方枠構造の枠組み構造体18における上部枠体18b外面側、および入出庫口16に対向する駐車構造物5内における奥側の壁面側には、電光表示等による入出庫口案内表示器19および入庫案内表示器20がそれぞれ備えられている。
また、地上階における昇降路6の両側には、パレット9の旋回に支障がない高さ位置に乗降デッキ22が備えられ、乗降床を構成している。
さらに、地上階における駐車構造物5内には、着床状態のパレット9に対する車両Wa、Wbの入出庫状態や停止位置を検知して制御するための例えば、投光器と受光器との対からなる光電センサP1、P3や、投・受光器内蔵型の光電センサ部材P2a、P4a、P5aと再帰反射板P2b、P4b、P5bとの組合せからなるの車両食み出し検知手段P2、P4、P5が適宜高さ位置に配置されている。
即ち、入出庫口16付近には、車両Wa、Wbの進入方向に対して略直角な方向にビームを出射する光電センサP1および車両食み出し検知手段P2が、前記進入方向に対して適宜距離、離隔して配置されている。この際、光電センサP1は水平方向に沿ってビームを出射する構造とされているが、車両食み出し検知手段P2は後述する車両食み出し検知手段P6、P7と同様、光電センサ部材P2aに連動連結された駆動モータP2cにより、適宜速度で、かつ所定の角度、上下方向に反復揺動操作自在に構成され、その揺動範囲に沿ってビームを出射する構造とされている。そして、対向配置された再帰反射板P2bは光電センサ部材P2aの揺動範囲に対応して上下方向に適宜長さを有した細長状に構成され、対向する壁面等に貼り付け固定されている。また、駐車構造物5内の前記進入方向中央部には、前記進入方向に対して傾斜する横方向へ水平のビームを出射する光電センサP3が配置されている。
さらに、駐車構造物5内の前記進入方向奥側には、前記進入方向に対して略直角な方向にビームを出射する車両食み出し検知手段P4、P5が、前記進入方向に対して適宜距離、離隔して配置されている。これら車両食み出し検知手段P4、P5も前記車両食み出し検知手段P2と同様に構成されており、光電センサ部材P4a、P5aに連動連結された駆動モータP4c、P5cにより、それぞれ適宜速度で、かつ所定の角度、上下方向に反復揺動操作自在に構成されると共に、対向する壁面等には再帰反射板P4b、P5bがそれぞれ貼り付け固定されている。
そして、光電センサP1および車両食み出し検知手段P2のビームの遮光によって車両Wa、Wbの入庫・出庫が検知されるように制御されており、例えば、光電センサP1を遮光した後、その状態で車両食み出し検知手段P2も遮光されれば、車両Wa、Wbの入庫と判断され、車両食み出し検知手段P2を遮光した後、その状態で光電センサP1も遮光されれば、車両Wa、Wbの出庫と判断される。また、車両食み出し検知手段P2は車両Wa、Wbの後端位置規制用検知器としての機能も発揮する構造とされ、入庫する車両Wa、Wbが車両食み出し検知手段P2のビームを遮光していれば、前進を促すように制御される。
車両食み出し検知手段P4は車両Wa、Wbの停止位置規制用検知器として機能し、入庫する車両Wa、Wbが車両食み出し検知手段P4のビームを遮光していれば、後退を促すように制御される。また、光電センサP3のビームの遮光によってパレット9上に車両Wa、Wbが搭載されているかどうかが判断される。
車両食み出し検知手段P5は車両Wa、Wbの前端位置規制用検知器として機能し、入庫する車両Wa、Wbが車両食み出し検知手段P5のビームを遮光していれば、後退を促すように制御される。また、車両食み出し検知手段P2と車両食み出し検知手段P5の双方でビームを遮光していれば、車長オーバーとして出庫を促すように制御される。
また、パレット9の両側部に対応して、パレット9に搭載される車両Wa、Wbの車幅方向の食み出しを検知するための車両食み出し検知手段P6、P7がそれぞれ配置されている。これら各車両食み出し検知手段P6、P7は、図4ないし図6にも示されるように、投光器26と受光器27を内蔵した投・受光器内蔵型の光電センサ部材28と、該光電センサ部材28から出射されるビームをその出射方向に反射するいわゆる再帰反射機能を有する再帰反射板29とを備えた構造とされている。
そして、図4および図5に示されるように、枠組み構造体18の上部枠体18b上の左右にそれぞれ取り付けられた支持ブラケット31の一側面側に枢支ピン32を介して揺動板33が揺動自在に支持され、揺動板33の一側面に光電センサ部材28が取り付け固定されている。
また、支持ブラケット31の他側面には、光電センサ部材28を揺動操作するための揺動操作用の減速機付き正逆転操作自在な駆動モータ34が装着されており、この駆動モータ34からの出力回転軸35は支持ブラケット31の一側面側に突出され、その突出端部にはリンクプレート36の一端部が固定され、リンクプレート36の他端部にはカムローラ37が転動自在に支持されている。そして、揺動板33に形成された長孔部33aに、前記カムローラ37が長孔部33aの長手方向に沿って相対摺動自在に嵌合されている。
この状態で、駆動モータ34が所定量正逆転駆動されることにより、リンクプレート36が揺動操作され、このリンクプレート36の揺動に伴ってカムローラ37が長孔部33aに沿って相対摺動し、このカムローラ37と長孔部33aとの相対摺動により、揺動板33は枢支ピン32回りに所定角度揺動操作され、ここに、光電センサ部材28が横軸心としての枢支ピン32の軸心回り、即ち水平軸心回りの上下方向に所定角度(およそ俯角5度〜20度程度)だけ往復揺動可能な構造とされている。そして、これら揺動板33、駆動モータ34、リンクプレート36、カムローラ37等により、光電センサ部材28を往復揺動させる揺動駆動装置が構成されている。
また、再帰反射板29は、図3に示されるように、地上階における奥側に傾斜状に配置固定され、光電センサ部材28の揺動操作によって投光される範囲に対応する所定長さを有した縦長状に構成されている。この再帰反射板29は、例えば、図6に示されるように、細長状の支持板39に粘着テープ40等を介して再帰反射シート(もしくはテープ)41を貼り付けることによって構成されている。
そして、入出庫口16側上部の左右にそれぞれ設置された各光電センサ部材28の投光器26から斜め下方に向けて出射されたビームは、車両Wa、Wbの進入方向に沿って奥側に案内され、それぞれ再帰反射板29の再帰反射面を構成する再帰反射シート41で反射されて、光電センサ部材28の受光器27でそれぞれ受光される構造とされている。
ここに、各車両食み出し検知手段P6、P7は、それぞれ車両Wa、Wbの左端および右端規制用検知器として機能し、ビームの遮光によりドアミラーWc等の食み出しによる再入庫案内や車幅オーバーによる出庫を促すように制御される。そして、車両食み出し検知手段P6、P7における車両Wa、Wbの側方を通過する光軸の一方側は光電センサ部材28により構成され、他方側は再帰反射板29により構成される。
また、駐車装置1の場外における入出庫口16の一側部には、この駐車装置1を運転制御するための操作盤44が備えられており、図7に示されるように、操作盤44には電源を入り切りするための電源スイッチ45、利用者等が利用する際に自己ID番号等の各種操作情報を入力するテンキー46、音声案内や警報器を兼ねたスピーカ47、非常停止スイッチ48、情報表示用の液晶等からなる表示部49等が備えられている。
また、駐車装置1を運転制御する制御部としての制御装置50を備え、制御装置50は、CPU50aやメモリ50b等を備えてなり、操作盤44からの操作信号等に応じて、昇降装置による昇降台7の昇降制御、昇降台7に備えられたパレット移載・旋回装置7aによるパレット9の移載制御やパレット9の旋回制御、入出庫口扉17の開閉制御、入庫誘導用の各光電センサ・車両食み出し検知手段P1〜PH5のビームの受光・遮光による車両Wa、Wbの検知制御、車幅方向即ちサイド用の各光電センサ部材28のビームの受光・遮光による車両Wa、Wbの車幅方向食み出しの検知制御、各光電センサ部材28を所定角度で往復揺動させる揺動駆動装置の駆動制御、入出庫口案内表示器19や入庫案内表示器20に対する各種の表示制御、異常時に警報器としてのスピーカ47等から警報を発して報知する警報制御等を行っている。
次に、この駐車装置1における車両Wa、Wbの入出庫動作の制御を図8に示されるフローチャートに基づき説明する。
先ず、入出庫の呼び操作があったかどうかが判断され(ステップS1)、呼び操作があれば、呼び操作が入庫かどうかが判断され(ステップS2)、入庫であれば入出庫階14に空パレット9が呼び出される(ステップS3)。
その後、入出庫階14に空パレット9が到着したかどうかが判断され(ステップS4)、呼び出された空パレット9が入出庫階14に到着すれば、入出庫口16における入出庫口扉17が開操作され(ステップS5)、運転者は、車両Wa、Wbを運転して昇降台7上に搭載されている空パレット9に乗込む(ステップS6)。なおこの際、入出庫口扉17が開くと、各車両食み出し検知手段P2、P4、P5は、適宜速度で、所定の角度、上下首振り状に反復揺動操作される。
その後、ステップS7に移行して、入出庫階14に備えられた各光電センサ・車両食み出し検知手段P1〜P5の検知状態により、車両Wa、Wbが乗入れ方向に対して正規位置に停車しているかどうかが判断され、正規位置に停車していない場合には、場内の正面に位置する入庫案内表示器20による正規位置停車の誘導案内表示により、正規位置に停車するよう運転者に報知する(ステップS8)。
この場合の入庫案内表示器20による誘導案内表示としては、例えば、光電センサP1、車両食み出し検知手段P2のみ検知の場合「前進して下さい。」、光電センサP3のみ検知の場合「正規位置です。停車して下さい。」、光電センサP3、車両食み出し検知手段P4のみ検知の場合「行き過ぎました。少し後退して下さい。」、車両食み出し検知手段P2、光電センサP3のみ検知の場合「もう少し前進して下さい。」、車両食み出し検知手段P2、P4、P5および光電センサP3のみ検知の場合「車長オーバーです。入庫できませんので、後退して退場願います。」等の表示がなされる。ここに、各車両食み出し検知手段P2、P4、P5は車長方向の食み出し検知機能を有する。
なお、ステップS7において、乗入れ方向正規位置に停車していると判断された状態であっても、この段階では、まだ「降車」の案内表示は行われない。
そして、ステップS7において、光電センサP3のみの検知により、車両Wa、Wbが乗入れ方向正規位置に停車していると判断されると、車幅方向食み出し検知を行うためのサイド用光電センサ部材28の揺動指令がなされ(ステップS9)、光電センサ部材28が所定角度、適宜速度で(比較的低速で)揺動され、この光電センサ部材28の揺動操作過程において、遮光物が検知されるかどうかで車幅方向のサイド食み出しの有無が判断される(ステップS10)。この遮光物の検知は、再帰反射板29の再帰反射による受光量が所定の閾値を下回った場合に、遮光されたと判断される。
そして、遮光物が検知されると、ドアミラーWc等のサイド食み出しがある旨や、車両Wa、Wbの乗り込み修正の案内表示が入庫案内表示器20によりなされる(ステップS11)。例えば、「左(または右)あるいは左右サイドが食み出しています。ドアミラーを閉じた上で、乗入れ直して下さい。」等の表示がなされ、2〜3回程度、乗入れ直しても、左右サイド共に遮光物検知と判断した場合には、「サイド食み出しで入庫できません。後退して退場願います。」等の表示がなされる。
また、ステップS10において、遮光物を検知しない場合には、サイド用光電センサ部材28の所定角度の一往復揺動が完了したかどうかが判断され(ステップS12)、一往復揺動が完了すれば、車両Wa、Wbからの降車および駐車装置1内からの退場の案内表示を入庫案内表示器20により行う(ステップS13)。
その後、降車して入出庫口16から退場した運転者等の利用者(もしくは管理人)は、入出庫階14における室内の無人確認を行った上で、操作盤44により入出庫口扉17の閉操作を行う(ステップS14)。そして、入出庫口扉17の閉動作が完了したかどうかが判断され(ステップS15)、閉動作が完了すれば、車両Wa、Wbが搭載された昇降台7は上昇し、入庫状態のパレット9を元の駐車棚8に移載して格納し、一連の作業が終了する。
また、前記ステップS2において、呼び操作が入庫でなく出庫であれば、ステップS16に移行して、従来同様の一連の出庫動作が行われる。
このような出庫動作としては、例えば、出庫要求のパレット9が入出庫階14に呼出され、呼出されたパレット9が入出庫階14に到着すれば、パレット移載・旋回装置7aによる旋回駆動により、パレット9は180度旋回操作されて、搭載されている車両Wa、Wbの方向転換がなされ、車両Wa、Wbの向きが入出庫口16方向に向けられる。
この方向転換が終了すると、入出庫口扉17が開操作され、利用者は駐車装置1内に入場して車両Wa、Wbに乗込み、前進運転で退場する。
利用者は、その後、操作盤44により入出庫口扉17の閉操作を行えば、入出庫口扉17が閉じ、昇降台7は空パレット9を搭載したまま、入出庫階14で待機され、一連の作業が終了する。
本実施形態は以上のように構成されており、車両Wa、Wbの車幅方向食み出しを検知するための車両食み出し検知手段P6、P7における投光・受光機能を有する光電センサ部材28を揺動操作可能に配置しているため、図3に示されるように、パレット9上に乗入れる車両Wa、Wbが普通車やハイルーフ車等の車種の異なる車両であっても、光電センサ部材28の揺動操作によってドアミラーWc等のサイド食み出し検知が可能となり、ここに、左右それぞれ単一の光電センサ部材28の配置であっても種々の車両のドアミラーWc等の食み出し検知に対応できると共に、左右それぞれ単一の光電センサ部材28でよいため、コンパクトに構成できると共に安価に提供でき、しかも入出庫口16内部の複雑な構造物に囲まれ限られたスペースにも容易に設置でき、汎用性に優れる利点がある。
即ち、枠組み構造体18の上部枠体18b上に光電センサ部材28を配置した構造としているが、入出庫口扉17の開状態で、入庫作業中に食み出し検知を行う制御としているため、入出庫口扉17の閉状態で入出庫口扉17の裏側に位置する構造となっても何ら支障がなく、設置調整が容易である。
また、光電センサ部材28に対向して配置された対向部材としての再帰反射板29は、支持板39の表面に市販の再帰反射シート41(テープ)を貼り付けることによって容易に構成でき、簡単な構成で安価に提供できる利点がある。
さらに、入出庫階14における入出庫口扉17が開いた状態での車両Wa、Wbの入庫誘導中に、光電センサ部材28が揺動操作されて車幅方向の食み出し検知を行う制御としているため、例えば、ドアミラーWc等の車幅方向の食み出しがあっても即座に車幅方向の誘導案内を行うことができ、また車幅超過の車両Wa、Wbが入庫しようとした場合であっても、その場で入庫不可の退場案内等の善後策を講じることができ、即座に対処できるため、その後の駐車装置の稼働に悪影響を及ぼさない利点がある。
また、車両食み出し検知手段P6、P7により車幅方向食み出しが検知された場合に報知するための報知手段としての入庫案内表示器20が備えられているため、入庫案内表示器20によって利用者に入庫車両Wa、Wbの車幅方向食み出しの状況を有効に知らせることができる利点がある。
さらに、車長方向の食み出し検知のための各車両食み出し検知手段P2、P4、P5も車幅限度検知手段P6、P7と同様、揺動操作される光電センサ部材P2a、P4a、P5aと再帰反射板P2b、P4b、P5bとから構成されており、単一の光電センサ部材P2a、P4a、P5aの配置であっても種々の車両のバンパーやマフラー等の食み出し検知に有効に対応でき、また、前記特許文献2や特許文献3に開示のような多光軸の光電センサを配置する場合と比較して、コンパクトに構成できると共に安価に提供でき、限られたスペースにも容易に設置できる利点がある。
なお、上記実施形態において、報知手段として入庫案内表示器20により表示する構造を示しているが、スピーカ等による音声で案内する構成であってもよい。
また、光電センサ部材28を枠組み構造体18の上部枠体18bに設置した構造とされているが、棚柱4や梁51等に支持ブラケットを介して入出庫口扉17よりも内側に設置する構造としてもよい。
さらに、光電センサ部材28の所定角度の往復揺動により食み出し検知を行う制御を示しているが、一方向所定角度の揺動で食み出し検知を行う制御であってもよく、また、光電センサ部材28の揺動操作される所定角度も、光電センサ部材28と再帰反射板29との配置関係に応じて最適な角度に適宜決定すればよい。
また、上記実施形態において、車両食み出し検知手段P6、P7として、投・受光器内蔵型の光電センサ部材28とその対向部材として連続的な細長状の再帰反射板29とからなる構造を示しているが、一方側の光電センサ部材として投光器を横軸心回りに揺動操作可能に配置し、他方側の対向部材として、その投光器によって投光される範囲に対向して間欠的に配置された複数の受光器からなる構造としてもよい。
この場合、投光器の揺動操作を所定角度位置毎に瞬時停止して、対向配置された各受光器での受光・遮光により食み出し検知を行うように制御してもよい。この場合においても、スペース的に余裕の少ない入出庫口16側には揺動操作する投光器を配置し、スペース的に余裕のある奥側に、複数の受光器を上下方向に適宜間隔を有して配列するようにすればよい。従って、この場合においても、揺動操作される投光器はそれぞれ単一でよく、安価に提供できる利点がある。
また、車両食み出し検知手段P6、P7において、再帰反射板29や受光器を所定角度揺動可能に配置し、対向する光電センサ部材28や投光器を上下方向に間隔を有して配置する構造であってもよい。
さらに、入出庫階14が地上階とされた構造の駐車装置1を示しているが、地上階以外の2階等が入出庫階14とされる構造であってもよく、さらには入出庫階14が複数箇所に備えられた構造であってもよく、上記実施形態に何ら限られない。
また、実施形態においては、パレット9方式によるエレベータ式駐車装置1を示しているが、垂直循環式や地下式のパレット循環方式等の他の駐車装置構造にも適用でき、さらには、パレット9を使用せずに、昇降台7に搭載されたコンベヤ上に直接、車両Wa、Wbを載せる方式や、昇降台7に形成された櫛歯フォーク上に車両Wa、Wbのタイヤを載せる方式や、昇降台7に形成した各前後1対のスライドフォークで車両Wa、Wbの各タイヤを挟持する方式等のパレット9を使用しないいわゆるパレットレス方式の駐車装置であってもよく、さらには地下式駐車装置や多段式駐車装置等の昇降搬送に限らず、横行搬送であってもよく、各種の機械式駐車装置に適用できる。
さらに、光電センサ部材28の揺動機構も、実施形態に開示の構造に限らず、他のリンク機構やボールネジ機構を使用した構造であってもよく、所定角度揺動可能な構造であればよい。
また、車長方向の食み出し検知として、光電センサ部材P2a、P4a、P5aと再帰反射板P2b、P4b、P5bとからなる車両食み出し検知手段P2、P4、P5を用いた構造を示しているが、光電センサP1、P3と同様、投光器と受光器からなる光電センサや、上下方向複数の投光器と上下方向複数の受光器からなるいわゆる多光軸光電センサ構造としてもよい。
本発明の実施形態に係るエレベータ式駐車装置の外装板を除去した外観正面図である。 図1のII−II線断面拡大矢視図である。 図1のIII−III線断面拡大矢視図である。 図2のIV−IV線断面拡大矢視図である。 図4のV−V線矢視図である。 再帰反射板の一部断面説明図である。 制御ブロック図である。 入庫動作のフローチャートである。
符号の説明
1 エレベータ式駐車装置
6 昇降路
7 昇降台
8 駐車棚
9 パレット
14 入出庫階
16 入出庫口
17 入出庫口扉
20 入庫案内表示器
26 投光器
27 受光器
28 光電センサ部材
29 再帰反射板
Wa、Wb 車両
P1、P3 光電センサ
P2、P4、P5 車両食み出し検知手段
P6、P7 車両食み出し検知手段

Claims (5)

  1. 車両が乗降操作されて搬送路に沿って搬送操作される車両搭載手段を備えると共に、入出庫階に呼び出された車両搭載手段上に乗入れた車両の車幅方向及び/又は車長方向食み出しを検知するための車両食み出し検知手段を備え、車両搭載手段上に車両を搭載して格納する立体駐車場の場内監視システムにおいて、
    前記車両食み出し検知手段が、前記車両の側方を通過する光軸の一方側に配置された投光機能を有する光電センサ部材と、前記光軸の他方側に配置されると共に前記光電センサ部材から投光された光を受光もしくは反射する対向部材とを備え、
    前記光電センサ部材もしくは前記対向部材のいずれか一方が、横軸心回りに揺動操作可能に配置されると共に、他方が、前記揺動操作の範囲に対向して連続的に、もしくは間欠的に配置されていることを特徴とする立体駐車場の場内監視システム。
  2. 請求項1に記載の立体駐車場の場内監視システムにおいて、
    前記光電センサ部材は、投・受光器内蔵型光電センサ部材とされると共に、前記横軸心回りに揺動操作可能に配置され、
    前記対向部材は、前記光電センサ部材に対向する再帰反射面を有する再帰反射板からなることを特徴とする立体駐車場の場内監視システム。
  3. 請求項1に記載の立体駐車場の場内監視システムにおいて、
    前記光電センサ部材は投光器からなると共に、前記横軸心回りに揺動操作可能に配置され、
    前記対向部材は、前記投光器によって投光される範囲に対向して間欠的に配置された複数の受光器からなることを特徴とする立体駐車場の場内監視システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の立体駐車場の場内監視システムにおいて、
    前記入出庫階における入出庫口扉が開いた状態での前記車両の入庫誘導中に、前記車両食み出し検知手段が作動されることを特徴とする立体駐車場の場内監視システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の立体駐車場の場内監視システムにおいて、
    前記車両食み出し検知手段により前記車幅方向食み出しが検知された場合に報知するための報知手段が備えられたことを特徴とする立体駐車場の場内監視システム。
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