JP2012047044A - 機械式駐車装置への車両入庫確認方法及び装置 - Google Patents

機械式駐車装置への車両入庫確認方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 機械式駐車装置に入庫動作中に入庫可能範囲からのはみ出し部を検知している限り入庫動作を終了できないようにする。
【解決手段】 機械式駐車装置の建屋12の前側壁12aに設けた乗入れ口13から建屋12内のケージ17上のパレット18上に車両20を乗り入れるようにする。上記パレット18の左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部の上方位置をレーザ光16が通るように検知センサ15を建屋12の後側壁12aに設置する。検知センサ15は、垂直方向に平らな面となるようなレーザ光16を照射するようにしたものとして、車両20の左右両側部の外方にレーザ光16が平行に照射するようにし、レーザ光16の面の範囲ではみ出し部を検知するようにする。はみ出しが検知されているときには、インターロック機構により、乗入れ口13のドア14の閉じることができないようにして入庫動作を終了することができないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、機械式駐車装置への車両入庫確認方法及び装置に関するもので、詳しくは、ドアミラーのたたみ忘れ等により車両の左右いずれか一方、または両側に入庫可能範囲からはみ出しているときは入庫動作が終わらないようにする機械式駐車装置への車両入庫確認方法及び装置に関するものである。
限られた敷地に効率よく車両を駐車するための駐車装置として、ケージをエレベータのように昇降させるようにするエレベータ式の機械式駐車装置や、ケージを垂直方向あるいは水平方向に循環させるようにする循環方式の機械式駐車装置等があり、又、これらの機械式駐車装置には、建屋の下部に設けた乗入れ口から乗入れるようにする下部乗入れ方式としたもの、駐車スペースを地上と地下に振り分けて中間位置に設けた乗入れ口から乗入れて上昇又は下降させるようにする中間乗入れ方式としたもの、更には、駐車スペースを地下に設置して上部から乗入れて下降させるようにする上部乗入れ方式としたものがある。
一方、上記の如き機械式駐車装置は、近年、多種多様の形状をした車両や異なる高さの車両を1つの駐車装置に駐車できるようにするために、駐車スペースに設けられる車収納棚同士の間隔を車高の高い車両にも対応できるようにしたり、車両積載用のパレットも、左右のホイール間の寸法が異なる多種多様の形状の車両が乗入れられるように、乗入れ部の幅も広くして車幅の異なる車両の入庫にも対応させるようにしたりしてある。
そのため、上記の如き機械式駐車装置に入庫しようとする車両を、車両積載用のパレット上に乗入れて入庫しようとする場合、パレット上の乗入れ部の幅が広いことから、乗入れる車両が左右方向のいずれか一方に片寄りすぎていても乗入れることが可能となり、乗入れた結果、その車両の利用者が気付かないままパレット上の左右方向の一方に片寄って車両が乗入れている場合が生じる。又、パレット幅いっぱいの車両が乗入れられる可能性もある。このような場合に、ドアミラーのたたみ忘れがあると、開いたままのドアミラーが、機械式駐車装置の入庫可能範囲となるパレットの左右両側部の外方位置からはみ出している場合がある。
上記のように、機械式駐車装置の入庫可能範囲からのはみ出し部がある状態にパレット上に車両が乗入れられた場合には、前記した下部乗入れ方式や中間乗入れ方式のようにパレット上に車両を乗入れて入庫動作を終了した後、パレットを上昇させる運転、あるいは、パレットを下降させる運転を開始したとき、上記はみ出しているドアミラー等のはみ出し部が、機械式駐車装置の車格納棚等の機械と接触したり、既に入庫している他の車両と接触したりして損傷を生じさせるおそれがある。
そこで、従来においては、これまでにかかる事態を未然に防止するための工夫がなされてきており、種々の方策が提案されている。
図3及び図4はその一例を示すもので、建造物1内に昇降台通路2をあけるように前後一対のラック装置3が立設されて収納されており、該前後一対のラック装置3間における床4の下方のピット5内に、昇降台6と昇降台6に設けられた車移載装置とが備えてある立体駐車場において、上記昇降台6上のパレット7上に載せられる入庫の車8の上方外方を通過する光・電波・音波等の信号を発信する発信器9を、上記前後の各ラック装置3の昇降台通路2の左側に設け、これら発信器9からの信号を受信する受信器10をラック装置3の右側に設けた構成としてある。これにより、入庫した車8が昇降台6上の設定位置からはみ出した状態でパレット上に乗入れられていると、昇降台6によって持ち上げられる車8のドアミラー11が、発信器9が発する光・電波・音波等の信号を遮断することになって、入庫した車8が昇降台6の設定位置からはみ出し部があることを検知でき、同時に、上記信号が遮断されることによるセンサーの作動により昇降台6が非常停止させられるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平6−323031号公報
ところが、特許文献1に記載されたものは、光等の信号を水平方向に通す光軸1本の形式のものであり、多種多様の形状の車両や異なる高さの車両に取り付けられているドアミラーの位置は様々であるため、1本の光軸のみで入庫動作中に車のすべてのドアミラー等のはみ出しを検知することは不可と云えるものである。
このことから、上記特許文献1に記載されたものでは、入庫動作を終了した車両を駐車スペース位置まで移動させる過程で、入庫可能範囲からのはみ出しを検知するようにしているものである。
そのため、入庫動作を終了した車両を上方向へ移動させる過程でドアミラー等のはみ出しを検知する場合には、乗入れ口で乗入れられた車両のドアミラー位置よりも高い位置に発信器と受信器を設置するようにし、又、入庫車を、乗入れ位置よりも下方へ移動させる地下駐車のような場合には、乗入れ口から乗入れられる車両のドアミラー位置よりも低い位置に発信器と受信器を設置するようにして、機械を移動させる過程でドアミラー等のはみ出しを検知させるようにしてあり、はみ出しを検知した際は駐車装置の機械を非常停止して、前記した如き、はみ出し部が機械や他の車両に接触することがないようにしている。
しかしながら、上記従来のものでは、入庫動作を終了して、利用者が駐車装置の乗入れ口のドアから退出した後に、機械が動いている過程で車両のドアミラー等のはみ出し部が発信器から発信される光等の信号により検知されるようにし、検知されると機械を非常停止させるようにするものであるため、利用者が退出する前の入庫動作中にはみ出しを検知するものではない。
又、上記非常停止した機械を復旧させるためには、はみ出し部を確認すると共に、そのはみ出し部をなくすようにすることが必要であるが、復旧作業は利用者が退出した後であるため、利用者に非常停止の原因を解消させるようにすることはできず、機械の復旧のために別途係員が現場に急行し、ドアミラーのたたみ忘れ等を解消させて機械を復旧させる必要がある、という問題がある。
このような問題をなくすために、多光軸のセンサを取り付けて、多種多様の形状の車両や異なる高さの車両をパレット上に乗入れる入庫動作中に、はみ出し部を検知させるようにすることも考えられるが、投光する側のセンサと受光する側のセンサが必要であり、特に、受光する側のセンサを乗入れ口側に取り付けようとする場合に、取付位置を確保することが困難である、という問題がある。
そこで、本発明は、車両の入庫動作中に、ドアミラーのたたみ忘れ等による入庫可能範囲からのはみ出しを検知できるようにして、利用者が退出する前に検知することにより利用者に気付かせるようにすると共に、多種多様な形状や異なる高さの車両でドアミラーの大きさ、形状、高さ位置が異なっていても入庫可能範囲からのはみ出しを確実に検知できるようにして、はみ出しが検知されている限り、入庫動作を終了させないようにして入庫できないようにする機械式駐車装置への車両入庫確認方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、機械式駐車装置の乗入れ口から乗入れた車両を載せるパレットの左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部に、上記パレットに対して垂直方向に面となるレーザ光を、検知センサにより一方向に互いが平行となると共に一様に平らな面状に広がるように照射させ、上記乗入れ口からパレット上に車両を乗入れる入庫動作中に上記入庫可能範囲からのはみ出し部に上記垂直方向に面となるレーザ光が当ることにより、該はみ出し部を、上記照射されたレーザ光が反射してくる光で検知する構成からなる上記検知センサを用いて検知させ、該検知センサによる検知により、上記入庫可能範囲からのはみ出しを、はみ出し部として検知しているときは、インターロック機構によって、上記はみ出しが解消されない限り入庫動作を終了することができないようにすることを特徴とする機械式駐車装置への車両入庫確認方法とし、具体的には、上記方法において、検知センサが入庫可能範囲からのはみ出しを検知しているときは、はみ出しが解消されない限り、インターロック機構により乗入れ口のドアを閉じられないようにして、入庫動作を終了することができないようにする車両入庫確認方法とする。
又、建屋の乗入れ口からパレット上に車両を乗入れてパレットとともに昇降させて駐車させるようにしてある機械式駐車装置において、上記建屋内の所要個所に、上記パレットの左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部を通って上記パレットに対して垂直方向に一様に平らな面状に広がるようなレーザ光を照射すると共に、該照射した光が反射してくる光により検知対象物を検知する構成からなる検知センサを設置し、且つ上記検知センサを表示装置に接続し、上記パレット上に車両を乗入れる入庫動作中にはみ出し部を上記検知センサで検知して、上記表示装置に表示させ、更に、上記入庫可能範囲から上記検知対象物がはみ出している場合に、該検知対象物のはみ出し部が上記検知センサにより検知している間は、入庫動作を終了することができないように制御するインターロック機構を設けた構成を有することを特徴とする機械式駐車装置への車両入庫確認装置とし、具体的には、上記構成において、インターロック機構は、検知センサがはみ出しを検知しているとき乗入れ口のドアを閉じられないようにするものとした車両入庫確認装置とする。
本発明の機械式駐車装置への車両入庫確認方法及び装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
すなわち、本発明は、機械式駐車装置の乗入れ口から乗入れた車両を載せるパレットの左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部に、上記パレットに対して垂直方向に面となるレーザ光を、検知センサにより一方向に互いが平行となると共に一様に平らな面状に広がるように照射させ、上記乗入れ口からパレット上に車両を乗入れる入庫動作中に上記入庫可能範囲からのはみ出し部に上記垂直方向に面となるレーザ光が当ることにより、該はみ出し部を、上記照射されたレーザ光が反射してくる光で検知する構成からなる上記検知センサを用いて検知させ、該検知センサによる検知により、上記入庫可能範囲からのはみ出しを、はみ出し部として検知しているときは、インターロック機構によって、上記はみ出しが解消されない限り入庫動作を終了することができないようにすることを特徴とする機械式駐車装置への車両入庫確認方法とし、具体的には、上記方法において、検知センサが入庫可能範囲からのはみ出しを検知しているときは、はみ出しが解消されない限り、インターロック機構により乗入れ口のドアを閉じられないようにして、入庫動作を終了することができないようにする車両入庫確認方法としてある。更に、本発明は、建屋の乗入れ口からパレット上に車両を乗入れてパレットとともに昇降させて駐車させるようにしてある機械式駐車装置において、上記建屋内の所要個所に、上記パレットの左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部を通って上記パレットに対して垂直方向に一様に平らな面状に広がるようなレーザ光を照射すると共に、該照射した光が反射してくる光により検知対象物を検知する構成からなる検知センサを設置し、且つ上記検知センサを表示装置に接続し、上記パレット上に車両を乗入れる入庫動作中にはみ出し部を上記検知センサで検知して、上記表示装置に表示させ、更に、上記入庫可能範囲から上記検知対象物がはみ出している場合に、該検知対象物のはみ出し部が上記検知センサにより検知している間は、入庫動作を終了することができないように制御するインターロック機構を設けた構成を有することを特徴とする機械式駐車装置への車両入庫確認装置とし、具体的には、上記構成において、インターロック機構は、検知センサがはみ出し部を検知しているとき乗入れ口のドアを閉じられないようにするものとした車両入庫確認装置としてある。
このような方法及び構成としてあるので、パレット上に車両を乗入れる入庫動作中に、ドアミラーのたたみ忘れ等による入庫可能範囲からのはみ出し部を検知センサにより検知することができ、上記検知センサが作動して、はみ出しが検知されたときは、インターロック機構によって、入庫動作を終了できないようにすることができる。すなわち、乗入れ口のドアを閉じることができないようにすることができる。これにより、はみ出しがある旨を、利用者が検知センサからの指令で表示装置に表示されていることに気付かずに、乗入れ口のドアから退出して該ドアを閉じようとしても、ドアを閉じることができず、したがって、利用者が車両をパレット上に乗入れを完了して入庫動作を終了したと勘違いをして立ち去ろうとしても、上記ドアが閉じられなければ機械を動かすことができないことから、入庫動作を終了させることができないようにすることができる。これにより、機械の非常停止につながることがなくなり、別途係員に復旧作業の要請をするということをなくすことができる。
本発明の実施の一形態としてエレベータ方式の機械式駐車装置に適用した状態の概要を示す乗入れ口側から見た正面図である。 図1の概略側面図である。 従来のエレベータ方式の駐車装置の乗入れ部分の側面図である。 図3のIV−IV矢視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の実施の一形態として、エレベータ方式の機械式駐車装置で且つ下部乗入れ方式のものに適用した場合を示す。建屋12の前側壁12aの下部には、乗入れ口13を設け、該乗入れ口13は、ドア14で開閉できるようにしてある。建屋12の後側壁12bの内側面(入庫する車両の前方側に位置する壁の内側面)の所要個所には、垂直方向に平らな面状となるレーザ光16を照射するようにした検知センサ15を設置し、該検知センサ15によって、ケージ17上の車両積載用のパレット18上に乗入れられる車両のドアミラー等のはみ出し部を面でとらえて検知するようにし、はみ出し部が検知されると、音又は文字の表示装置(図示せず)に表示させて利用者に知らせるようにする。
詳述すると、建屋12内の中央部分に設けられるケージ昇降部19を挟むように左右両側部には、車格納棚20を所要高さ間隔で多段に設置してなる駐車スペースが設けられ、上記ケージ昇降部19を昇降できるように支持されているケージ17上のパレット18上には、ドア14を開けた状態の乗入れ口13から車両21が乗入れられるようにしてある。図1に示す如くパレット18上に車両21が乗入れられて入庫動作が終了すると、乗入れ口13のドア14を閉じてロックし、しかる後、機械が動き始めてケージ17とともに車両21を上昇させるようにしてある機械式駐車装置において、上記乗入れ口13が設けられている建屋12の前側壁12aに対向する建屋12の後側壁12bの内面の2個所には、平らな面状のレーザ光16を照射してスキャンしながら反射してくる光により検知対象物を検知するようにしてある検知センサ15をそれぞれ設置する。該検知センサ15は、レーザ光16が上記パレットに対して垂直な面として乗入れ口13の方向に照射するようにする。更に、建屋12内には、警報音や文字表示をする表示装置(図示せず)を設置して、上記検知センサ15がはみ出しを検知して作動すると、上記表示装置に信号が送られて、アラームが発せられると共に、目視できる「はみ出し」の文字表示が行われるようにする。
更に、上記検知センサ15がはみ出しを検知しているときは、はみ出しが解消しない限り入庫動作を終了することができないような制御をして、利用者がはみ出しに気付かずに乗入れ口13のドア14を閉じようとしても、該ドア14を閉じることができないようにしてある。すなわち、検知センサ15が作動して、はみ出しを検知しているときには、乗入れ口13のドア14を閉じようとしてもドア14を閉じることができないようにするため、すなわち、ドア14を閉じてロックさせることができないようにするためのインターロック機構(図示せず)を設け、利用者が検知センサ15からの指令で表示装置に表示されていることやアラームに気付かずにいた場合等、乗入れ口13のドア14から退出してドア14を閉じようとしても、インターロック機構によりドア14を閉じることができないようにしてある。これにより、乗入れ口13のドア14が閉じられてロックされなければ、機械が動き始めることがないので、入庫動作を終了することができないようにしてある。
また、上記検知センサ15の設置個所は、ケージ17上のパレット18上に乗入れた車両21の左右両側部の外方位置である入庫可能範囲の境界部に、レーザ光16が垂直方向に面として通過させられるようにして、多種多様な形状の車両がパレット18上に乗入れられた場合でも、入庫可能範囲からはみ出し部があると、そのはみ出し部を検知できるような左右2個所の位置とし、更に、あらゆる高さの車両が入庫されてドアミラー22の高さが異なる場合でも面として検知できるような高さ位置とするようにする。
上記構成としてあるので、図1及び図2に示す如く、建屋12の奥側となる後側壁12bの内側面の2個所に設置してある検知センサ15からは、乗入れ口13がある建屋12の前側の方向へ向う一方向にのみレーザ光16が照射される。レーザ光16は、図示の如くパレット18に対して垂直方向に一様に広がる平らな面として広い角度で照射され、しかも、左右の2個所で互いに平行に照射される。これにより、ケージ17上のパレット18上に車両21を乗入れて入庫動作を行っているとき、パレット18上に乗入れられた車両21がパレット18で片寄り、入庫可能範囲からのはみ出し部があると、このはみ出し部がレーザ光16にかかるので、直ちに且つ確実にはみ出しを検知することができる。この際、はみ出し部は、レーザ光16によって面で検出することができ、且つ一方向からの1つの検知センサ15で検知することができるので、面の範囲で、はみ出しを確実に検知することができる。
上記のように入庫動作中にドアミラー22等がはみ出していることが検知できると、車両の利用者が乗入れ口13から外部へ立ち去る前にアラームや文字表示等で利用者に知らせることが可能となる。これによりドアミラー21がはみ出している場合は、利用者が自らドアミラーのたたみ忘れを知ることができて、ドアミラー21をたたみ、入庫可能範囲からのはみ出しを解消させることができることになる。
ところが、ドアミラー22等のはみ出しを検知しているときに、アラームや文字表示等により利用者に知らせても、利用者がこれに気付かずに乗入れ口13から外部へ退出してドア14を閉じようとした場合、本発明では、インターロック機構によりドア14を閉じることができないようにしてある。そのため、利用者が車両をパレット18上に乗入れを完了して入庫動作を終了したと勘違いをして立ち去ろうとしても、ドア14を閉じることができなければ、ドア14をロックできないため、機械は動き始めることができないので、入庫動作を終了させることはできないことになる。したがって、利用者が立ち去る前に、利用者にはみ出し部があることを知らせることができる。その結果、入庫動作を終了させる前に、利用者が自らはみ出しを無くすようにすることができ、はみ出し部を有したまま機械を動かすことで発生していた機械の非常停止等をなくすことができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、検知センサ15を建屋の後側壁12aの内側面に取り付けるようにした場合を示したが、上部乗入れ方式の如く、乗入れ口から下方へケージを移動して駐車するようにしてあるような場合には、建屋12の後側壁12aに代えて天井部に取り付けるようにしてもよく、この場合は、パレット18上の入庫可能範囲に乗入れられた車両の前後方向のほぼ中央部の上方から下方向にレーザ光を照射させるようにすればよいこと、又、本発明は機械式駐車装置全般に適用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
12 建屋
13 乗入れ口
14 ドア
15 検知センサ
16 レーザ光
17 ケージ
18 パレット
21 車両
22 ドアミラー

Claims (4)

  1. 機械式駐車装置の乗入れ口から乗入れた車両を載せるパレットの左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部に、上記パレットに対して垂直方向に面となるレーザ光を、検知センサにより一方向に互いが平行となると共に一様に平らな面状に広がるように照射させ、上記乗入れ口からパレット上に車両を乗入れる入庫動作中に上記入庫可能範囲からのはみ出し部に上記垂直方向に面となるレーザ光が当ることにより、該はみ出し部を、上記照射されたレーザ光が反射してくる光で検知する構成からなる上記検知センサを用いて検知させ、該検知センサによる検知により、上記入庫可能範囲からのはみ出しを、はみ出し部として検知しているときは、インターロック機構によって、上記はみ出しが解消されない限り入庫動作を終了することができないようにすることを特徴とする機械式駐車装置への車両入庫確認方法。
  2. 検知センサが入庫可能範囲からのはみ出しを検知しているときは、はみ出しが解消されない限り、インターロック機構により乗入れ口のドアを閉じられないようにして、入庫動作を終了することができないようにする請求項1記載の機械式駐車装置への車両入庫確認方法。
  3. 建屋の乗入れ口からパレット上に車両を乗入れてパレットとともに昇降させて駐車させるようにしてある機械式駐車装置において、上記建屋内の所要個所に、上記パレットの左右両側部外方位置となる入庫可能範囲の境界部を通って上記パレットに対して垂直方向に一様に平らな面状に広がるようなレーザ光を照射すると共に、該照射した光が反射してくる光により検知対象物を検知する構成からなる検知センサを設置し、且つ上記検知センサを表示装置に接続し、上記パレット上に車両を乗入れる入庫動作中にはみ出し部を上記検知センサで検知して、上記表示装置に表示させ、更に、上記入庫可能範囲から上記検知対象物がはみ出している場合に、該検知対象物のはみ出し部が上記検知センサにより検知している間は、入庫動作を終了することができないように制御するインターロック機構を設けた構成を有することを特徴とする機械式駐車装置への車両入庫確認装置。
  4. インターロック機構は、検知センサがはみ出しを検知しているとき乗入れ口のドアを閉じられないようにするものとした請求項3記載の機械式駐車装置への車両入庫確認装置。
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