JPH0519460U - 機械式駐車設備の安全装置 - Google Patents

機械式駐車設備の安全装置

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JPH0519460U
JPH0519460U JP6953891U JP6953891U JPH0519460U JP H0519460 U JPH0519460 U JP H0519460U JP 6953891 U JP6953891 U JP 6953891U JP 6953891 U JP6953891 U JP 6953891U JP H0519460 U JPH0519460 U JP H0519460U
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JP
Japan
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vehicle
protrusion
transport mechanism
pallet
control device
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Withdrawn
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JP6953891U
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Inventor
尚 藤原
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入庫時のはみ出し確認に加えて、格納時におけ
るはみ出し確認も行えるようにし、車体等のはみ出しに
よる駐車設備本体及び車輌の破損事故を一掃する。 【構成】一群の車載パレット1と、該各車載パレット1
を入出庫位置と格納位置との間で移送する搬送機構2と
を備えている。そして、上記車載パレット1の上面に設
定された制限空間Sからの車輌5等のはみ出しを検知す
るはみ出し検知手段7が上記各車載パレット1に設けら
れている。更に、上記搬送機構2を運転制御する制御装
置4と上記各はみ出し検知手段7とが信号線13を介し
て電気的に接続されている。加えて、上記制御装置4に
は、はみ出し検知手段7が車輌5等のはみ出しを検知す
ると、搬送機構2を強制的に停止する強制停止手段4a
が設けらている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、入庫時における車載パレット上の制限空間からの車体はみ出しと、 格納時における車輌状態の異常を検知する機械式駐車設備の安全装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、機械式駐車設備において、制限寸法を越える車輌を車載パレットに搭 載し、あるいは車体の一部が制限空間からはみ出る不良駐車状態のままで車輌パ レットを搬送運転すると、車輌を傷付けたり、駐車設備本体に損害をもたらすこ とがある。こうした破損事故を防止するために、入庫車輌の外形寸法や駐車状態 の適否をチェックすることは、実公平1−19726号公報、実公平1−358 85号公報、及び特公昭57−61869号公報において公知である。
【0003】 これら従来の安全装置は、いずれも入出庫口に設置した検知手段で入庫車輌の 外形寸法及び駐車状態をチェックし、検知結果に異常がない状態でのみ、車輌が 搭載された車載パレットやケージを所定位置へ格納している。そして、この検知 手段としては、光電管等のフォトセンサが用いられており、その光路によって制 限空間を規定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した機械式駐車設備において、車載パレット等に搭載した車輌が入庫時の 状態を維持し続ける限り、何の問題もない。しかしながら、車載パレットの揺れ や加速度運動等によって、車体やその積荷が制限空間の外へはみ出る場合があり 、その際に、破損事故を起すおそれがあるという問題があった。例えば、ドアの ロックや車止めが不確実であったり、また、積荷の固定が不十分であると、車体 や積荷の一部が外力を受けて制限空間の外へはみ出ることがあり、特に、入庫後 の安全性を確保できない点に問題があった。
【0005】 本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、入庫時のはみ出し確認に加えて 、格納時におけるはみ出し確認も行えるようにし、車体等のはみ出しによる駐車 設備本体及び車輌の破損事故を一掃することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案が講じた手段は、はみ出し確認のための監 視手段を個々の車載パレットに設けるようにしたものである。
【0007】 具体的に、本考案が講じた手段は、先ず、一群の車載パレットと、該各車載パ レットを入出庫位置と格納位置との間で移送する搬送機構とを備えた機械式駐車 設備を前提としている。
【0008】 そして、上記車載パレットの上面に設定された制限空間からの車輌等のはみ出 しを検知するはみ出し検知手段が上記各車載パレットに設けられている。更に、 上記搬送機構を運転制御する制御装置と上記各はみ出し検知手段とが信号線を介 して電気的に接続されている。加えて、上記制御装置には、はみ出し検知手段が 車輌等のはみ出しを検知すると、搬送機構を強制的に停止する強制停止手段が設 けられた構成としている。
【0009】
【作用】
上記の構成により、本考案では、車載パレットのそれぞれにはみ出し検知手段 を設けるているので、車載パレットが入出庫位置と格納位置との間のどの位置に あっても、車輌等が制限空間からはみ出しているか否かを確認できる。そして、 入庫後に車載パレットの揺れ等によって車体やその積荷が制限空間からはみ出る と、そのはみ出しをはみ出し検知手段が直ちに検知して、この検知信号に基づい て強制停止手段が搬送機構を停止するようにしている。
【0010】
【考案の効果】 従って、本考案に係る機械式駐車設備の安全装置によれば、入庫時のはみ出し 確認に加えて、その後の格納移送時や出庫移送時にも、制限空間からの車輌等の はみ出しを検知しているので、車輌状態が異常であれば搬送機構の運転を即座に 停止することができ、車輌等のはみ出しを原因とする駐車設備本体及び車輌自体 の破損事故を一掃できることから、駐車時の管理責任に関して責任負担を軽減す ることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】 図1に示すように、1は車載パレット、2は該各車載パレット1を移送する搬 送機構、3は該搬送機構2を駆動するモータ、4は該モータ3の運転状態を制御 する制御装置、5は上記車載パレット1に搭載された車輌である。そして、上記 各車載パレット1は、搬送機構2によって入出庫位置と格納位置との間で移送さ れるように構成されている。
【0013】 図2及び図3に示すように、上記車載パレット1は、車輌5を支持するための 台板6を有し、その上方に搭載車輌の体積限界となる制限空間Sが設定されてい る。該制限空間Sは、搬送機構3の搬送形態、格納スペースの大きさ、格納時に おける車載パレット1の配置形態等を考慮して直方体状に設定され、車輌5ある いはその積荷の前後、左右及び上方の外郭線限界を規定している。
【0014】 一方、本考案の特徴として、上記各車載パレット1の四隅には支柱11が立設 され、該支柱11には、上記制限空間Sからの車輌5等のはみ出しを検知するた めのはみ出し検知手段7を設けている。
【0015】 該はみ出し検知手段7は、制限空間Sの左右両側に設けた一対の第1検知器8 と、制限空間Sの上面に設けた第2検知器9と、制限空間Sの後面に設けた一組 の第3検知器10とから構成されている。該各検知器8,9,10はいずれも光 電管を検出素子とする光センサからなり、該第1検知器8はミラー反射型の検知 センサで、上記第2及び第3検知器9,10は透過型の検知センサで構成されて いる。
【0016】 図3は、上記各検知器8,9,10の配置形態を示している。第1検知器8は 、投受光部8aを制限空間Sの側面後方の下隅に配置する一方、再帰ミラー8b を側面前方の上隅に配置して構成されている。そして、該検知器8は、主として 車輌5のドアが制限空間Sからはみ出ることを検知するようになっている。また 、上記第2検知器9は、投光器9aと受光器9bを、制限空間Sの上面の対角線 に沿って配置して構成され、主として車輌5のルーフに積まれたスキーやサーフ ボードの上方へのはみ出しを検知するようになっている。また、上記第3検知器 10は、二組の投光器10aと受光器10bを、両投光器が交差する状態で制限 空間Sの後面に配置したものであり、主としてリヤドアなどの車輌5の後部構造 のはみ出しを検知するようになっている。
【0017】 第1ないし第3検知器8,9,10は、図1に示すように、各車載パレット1 に設けたアンプ12と信号線13を介して制御装置4に接続されている。そして 、該制御装置4には、各車載パレット1において、検知器8,9,10のいずれ かひとつでもはみ出し状態を検知すると、モータ3への通電を停止し、搬送機構 2を強制的に停止させる強制停止手段4aが設けられている。更に、上記制御装 置4は、必要に応じて、いずれの車載パレット1においてはみ出しが生じたかを 表示器によって表示し、処理作業が必要な車載パレット1を特定するようにして もよい。
【0018】 以上のようにした機械式駐車設備によれば、入庫時のはみ出し確認を各車載パ レット1において行えるのはもちろん、格納ないしは出庫時にも、各車載パレッ トごとに車輌5やその積荷が制限空間Sからはみ出したことを即座に検知し、搬 送機構2を停止させ、あるいはその起動を阻止できるので、車輌5等のはみ出し を原因とする破損事故を一掃することができる。
【0019】 尚、上記実施例においては、第1ないし第3検知器8,9,10によってはみ 出し状態の検知を行うようにしたが、各車載パレット1において使用する検知器 の数、配置形態は実施例と異っていてもよい。
【0020】 また、上記第1ないし第3検知器8,9,10は、光電管以外のフォトセンサ ーや超音波センサーを検知素子とすることもできる。
【0021】 また、本考案は、あらゆる形態の機械式駐車設備に適用できるので、駐車設備 の格納形態や搬送機構造は一切限定されるものではないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械式駐車設備を示す概略構成図である。
【図2】車載パレットの側面図である。
【図3】はみ出し検知手段の配置形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 車載パレット 2 搬送機構 3 モータ 4 制御装置 4a 強制停止手段 5 車輌 7 はみ出し検知手段 8,9,10 検知器 11 支柱 13 信号線 S 制限空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一群の車載パレットと、該各車載パレッ
    トを入出庫位置と格納位置との間で移送する搬送機構と
    を備えた機械式駐車設備において、 上記車載パレットの上面に設定された制限空間からの車
    輌等のはみ出しを検知するはみ出し検知手段が上記各車
    載パレットに設けられており、 上記搬送機構を運転制御する制御装置と上記各はみ出し
    検知手段とが信号線を介して電気的に接続されており、 上記制御装置には、はみ出し検知手段が車輌等のはみ出
    しを検知すると、搬送機構を強制的に停止する強制停止
    手段が設けられていることを特徴とする機械式駐車設備
    の安全装置。
JP6953891U 1991-08-30 1991-08-30 機械式駐車設備の安全装置 Withdrawn JPH0519460U (ja)

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JP6953891U JPH0519460U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 機械式駐車設備の安全装置

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JPH0519460U true JPH0519460U (ja) 1993-03-12

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006169722A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Shinmaywa Engineerings Ltd 立体駐車場の場内監視システム
JP2009191567A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nippatsu Parking Systems:Kk 駐車装置およびその制御プログラム
JP2009275342A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 駐車装置
JP2011089291A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Shinmaywa Industries Ltd 充電機能を備えた機械式駐車設備及びその入庫制御方法
JP2019143395A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 新明和工業株式会社 機械式駐車設備の制御方法及び機械式駐車設備

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Effective date: 19951102