JPH05338716A - スタッカクレーンの目的位置到着照合装置 - Google Patents

スタッカクレーンの目的位置到着照合装置

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JPH05338716A
JPH05338716A JP16693292A JP16693292A JPH05338716A JP H05338716 A JPH05338716 A JP H05338716A JP 16693292 A JP16693292 A JP 16693292A JP 16693292 A JP16693292 A JP 16693292A JP H05338716 A JPH05338716 A JP H05338716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stacker crane
detected
stop position
traveling
detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP16693292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Komine
健二 小峰
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP16693292A priority Critical patent/JPH05338716A/ja
Publication of JPH05338716A publication Critical patent/JPH05338716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相対番地方式の簡単な制御構造で、信頼性の
高い制御を実現する。 【構成】 棚連1の前面をレール5に沿って走行するス
タッカクレーン2の走行台車6には、検出装置11が備
えられている。走行台車6が物品Wの受け渡し位置に停
止した時に、検出装置11は棚連1の各柱3にそれぞれ
配置された被検出板12a〜d検出する。制御部に記憶
された停止位置のデータと、検出装置11が検出した内
容とを比較して異なっていた場合には、非常停止したり
警報を発ししたりして、停止位置のずれによる事故や故
障の発生を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカクレーンに関
し、特に制御構造が簡単であっても、運転の信頼性を高
めることのできるスタッカクレーンの目的位置到着照合
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場や倉庫内等において、複数の間口を
有する棚の前面を走行・昇降して物品の入出庫を行なう
スタッカクレーンを含む自動倉庫が利用されている。物
品の受け渡しのために、スタッカクレーンの昇降台は各
間口に対して一定の位置に停止するよう制御しなければ
ならない。スタッカクレーンの運転制御方式は、相対番
地方式と絶対番地方式とに大別される。一般に相対番地
方式は、制御装置が記憶装置内に目的位置である各停止
位置の座標を有しており、例えばX−Y座標で原点から
(x,y)で表わされる位置に向かってスタッカクレー
ンを目的地までの距離だけ走行させ、昇降台を昇降させ
るようにする。これに対して一般に絶対番地方式は、各
停止位置に対して一定の位置に遮蔽板等の被検出手段を
備え、スタッカクレーン側に備えたフォトセンサ等の検
出手段により被検出手段を検出し、検出した位置を基準
に停止位置を決定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】相対番地方式による
と、制御装置は記憶装置に予め記憶した座標に基づいて
スタッカクレーンを運転するので、制御構造は簡単であ
るが、スタッカクレーンの走行車輪のスリップや昇降台
のチェーンの経年による伸び等により、アブソリュート
エンコーダにより検知される走行・昇降の距離が不正確
になり、初期設定した座標と実際の停止位置とにずれが
生じ、故障や事故が発生する可能性があった。これを防
止するためには、走行車輪のスリップの影響を受けない
ように、ラックピニオン方式で駆動したりしなければな
らず、設備的に大掛かりになっていた。絶対番地方式に
よれば、常に正確な停止位置が得られるが、各検出手段
からの信号に従ってスタッカクレーンを制御するため
に、制御装置が複雑で大規模にならざるをえなかった。
【0004】よって本発明の目的は、簡単な制御構造で
高い信頼性を実現させるスタッカクレーンの目的位置到
着照合装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、相対番地方式で制御されるスタッカクレー
ンにおいて、スタッカクレーンが各停止位置に停止した
時にスタッカクレーン側に備えた検出手段が検出できる
位置に、各停止位置の絶対番地を表示する被検出手段を
配置し、スタッカクレーンが停止する毎に検出した絶対
番地と指令内容とを比較する比較手段を備えてスタッカ
クレーンの目的位置到着照合装置を構成した。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0007】本発明に係るスタッカクレーンの目的位置
到着照合装置においては、相対番地方式により制御され
るスタッカクレーンが、指令を受けて一定位置に停止し
た時に、スタッカクレーン側に備えた検出手段が各停止
位置の絶対番地を表示する被検出手段を検出する。検出
手段により検出された絶対番地と、指令内容とは比較手
段により比較され、両者が不一致の場合には比較手段が
信号を送って非常停止させたり警報が発せられたりする
ことにより、事故や故障の発生を未然に防止することが
できる。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1、2はそれぞれ、本発明に係るスタッ
カクレーンの目的位置到着照合装置の一実施例が適用さ
れた自動倉庫の一部を示す平面図及び同じ自動倉庫の棚
連部分を示す正面図である。
【0010】各図において、自動倉庫は棚連1とスタッ
カクレーン2とからなる。棚連1は複数立設された柱3
と、各柱3から水平方向に突設されたキャンチ4とを含
む。2つのキャンチ4の間に物品Wが載せられる。スタ
ッカクレーン2は、棚連の前面をレール5に沿って走行
する走行台車6と、走行台車6に立設されたマスト7、
7に沿って昇降する昇降台8とを含む。
【0011】昇降台8にはフォーク9が備えられてお
り、キャンチ4、4との間を伸縮して物品Wの入出庫を
行なう。物品Wは、棚連1と、棚連1の端近くに配置さ
れている入出庫ステーション10との間を搬送される。
【0012】走行台車6の棚連1に対する面には、水平
方向に4つ反射型の光電センサが配列された検出装置1
1が備えられている。一方、棚連1の各柱3の下端近く
には、検出装置11に対応する被検出板12a〜dが配
設されている。各被検出板12a〜dは、走行台車6が
棚連1との間で物品Wの受け渡しを行なうことのできる
位置に停止した時に、検出装置11により検出できる位
置にそれぞれ配置されている。各被検出板12は、4つ
の光反射部、もしくは光吸収部を有しており、その配列
は各被検出板12ごとに異なる。
【0013】図3は、被検出板12c及び検出装置11
を示す。図3(b)に示すように、非検出板12cは、
図視左から光反射部13、光反射部13、光吸収部1
4、光反射部13の順に並べてなり、よってこれを検出
する検出装置11の各光電センサは、図3(a)に示す
ように図視左からON、ON、OFF、ONとなる。
【0014】同様に、図2に示すように各被検出板12
は、光反射部13と光吸収部14の組み合わせよりな
り、例えば被検出板12aは4つとも光反射部13であ
り、被検出板12dは左から2つが光反射部13、残り
が光吸収部14である。よって検出装置11の各光電セ
ンサのON、OFFの組み合わせも異なるので、検出装
置11は各停止位置の識別を行なうことができる。
【0015】図4はスタッカクレーン2の制御部の主要
部分を示すブロック図である。検出装置11からの信号
は、CPU15に送信される。CPU15は、搬送指令
が送られてくると記憶部16に記憶した相対番地のデー
タに基づき、走行駆動モータ17を駆動させる。走行駆
動モータ17の回動は、エンコーダ18により検知さ
れ、CPU15に送られるので、CPU15は指令され
た相対番地のデータに一致する距離まで走行駆動モータ
17を駆動させ、停止させるようにしてスタッカクレー
ン2を制御する。
【0016】このようなスタッカクレーン2は、搬送指
令に対し記憶部16に記憶した相対番地のデータに基づ
いて走行台車6を一定の停止位置に停止させる。停止位
置に停止した時、検出装置11は、被検出板12を検出
し、信号をCPU15に送信する。CPU15は搬送指
令と検出装置11からの信号の内容を照合する。先述の
ように走行台車6の各停止位置は、各被検出板12a〜
cにより識別されるので、適正な位置に走行台車6が停
止していれば、両者の内容は合致する。
【0017】もしもCPU15が記憶部16に記憶した
データより定めた停止位置から、走行台車6の実際の停
止位置がずれていた場合には、検出装置11が指令内容
とは異なる停止位置を表示する信号を送信してくるの
で、走行車輪のスリップ等の原因により停止位置にずれ
が生じていることが判別できる。
【0018】ずれの生じていることが判明すると、CP
U15は受け渡し作業を中止し、走行台車6を図1の6
aに示す原点に戻し、原点のリセットを行なう。これに
よりずれを調整し、データと実際の停止位置を合致させ
ることができる。
【0019】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0020】例えば、本実施例では走行停止位置の照合
のみを行なったが、昇降停止位置の照合を同様の手段に
より行なうことも可能である。また、検出手段及び被検
出手段の組も図視の例に限定されるものではなく、例え
ば遮蔽板と透過型光電センサとの組み合わせでも代用す
ることができる。
【発明の効果】以上のように、本発明に係るスタッカク
レーンの目的位置到着照合装置によれば、相対番地方式
によるスタッカクレーンの停止位置決め制御におけるず
れを自動的に補正し、故障や事故を未然に防止すること
ができるので、簡単な制御構造で信頼性の高い制御を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るスタッカクレーンの目的
位置到着照合装置の一実施例を適用した自動倉庫の一例
を示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示した自動倉庫の棚連の部分を
示す正面図である。
【図3】図3(a)(b)は、検出装置及び被検出板を
示す拡大平面図及び拡大正面図である。
【図4】図4は、図1の実施例におけるスタッカクレー
ンの制御部の主要部分を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 棚連 2 スタッカクレーン 3 柱 5 レール 6 走行台車 11 検出装置 12 被検出板 W 物品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対番地方式で制御されるスタッカクレ
    ーンにおいて、スタッカクレーンが各停止位置に停止し
    た時にスタッカクレーン側に備えた検出手段が検出でき
    る位置に、各停止位置の絶対番地を表示する被検出手段
    を配置し、スタッカクレーンが停止する毎に検出手段に
    より検出した絶対番地と指令内容とを比較する比較手段
    を備えたスタッカクレーンの目的位置到着照合装置。
JP16693292A 1992-06-02 1992-06-02 スタッカクレーンの目的位置到着照合装置 Pending JPH05338716A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16693292A JPH05338716A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 スタッカクレーンの目的位置到着照合装置

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JP16693292A JPH05338716A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 スタッカクレーンの目的位置到着照合装置

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JPH05338716A true JPH05338716A (ja) 1993-12-21

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290510A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Murata Mach Ltd 搬送装置
JP2006290571A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Murata Mach Ltd 搬送装置
JP2009511386A (ja) * 2005-10-10 2009-03-19 ヘーネル アンド カンパニー 複数のラックユニットを含む収納ラック
JP2009137724A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Murata Mach Ltd 自動倉庫

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