JP3053348B2 - パレット段積み装置 - Google Patents

パレット段積み装置

Info

Publication number
JP3053348B2
JP3053348B2 JP7028449A JP2844995A JP3053348B2 JP 3053348 B2 JP3053348 B2 JP 3053348B2 JP 7028449 A JP7028449 A JP 7028449A JP 2844995 A JP2844995 A JP 2844995A JP 3053348 B2 JP3053348 B2 JP 3053348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
pallets
stacking
payout
placing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7028449A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08217246A (ja
Inventor
操一郎 高野
新一 鈴木
俊彦 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP7028449A priority Critical patent/JP3053348B2/ja
Publication of JPH08217246A publication Critical patent/JPH08217246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053348B2 publication Critical patent/JP3053348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫の収納部に部
品箱等の物品を収納するために使用されるパレットを段
積みするためのパレット段積み装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図10,図11に示すように、自
動倉庫の各収納部に荷を収納するために使用されるパレ
ットPは、自動倉庫の各収納部毎に設置された専用の鉄
パレットPaと、鉄パレットPa上に載置され、部品が
収納された部品箱等を載置するための物品載置用の木パ
レットPwとから構成されるものがある。
【0003】自動倉庫に入庫される部品箱等は、木パレ
ットPw上に載置された状態でトラック等によって自動
倉庫の入庫コンベアまで搬送される。そして、入庫コン
ベアにて、部品箱は木パレットPwごと入庫すべき収納
部から搬送された鉄パレットPa上に載置される。そし
て、自動倉庫の収納部には、鉄パレットPa上に木パレ
ットPwごと部品箱が載置された状態で収納される。
【0004】又、自動倉庫の幾つかの収納部には、収納
部から出庫されたことによって、部品箱が載置されてい
ない鉄パレットPaと木パレットPwとからなる空のパ
レットPが収納されている。
【0005】これら空のパレットPは、所定時間毎に自
動倉庫の払い出しコンベア51から払い出して、木パレ
ットPwを回収する必要がある。払い出しコンベア51
には、払い出し装置52が設けられ、その払い出し装置
52の払い出し爪53の駆動によって、空のパレットP
は鉄パレットPaと木パレットPwとに分離され、上部
の木パレットPwのみが段積み装置54へと移動し、そ
の段積み装置54によって回収される。
【0006】段積み装置54は木パレットPwを載置す
る載置台55と、載置台55を昇降させる昇降用脚56
とを備え、アクチュエータ57の駆動に基づいて載置台
55は昇降するようになっている。又、段積み装置54
には複数のパレット検出スイッチ(以下、「検出スイッ
チ」という。)58が上下方向に等間隔に設けられてい
る。この検出スイッチ58間の間隔は段積みされた木パ
レットPwの間隔である。そして、各検出スイッチ58
は載置台55の被検出部59を検出することによってオ
ンされる。
【0007】最上部に位置する検出スイッチ58がオン
した時の載置台55の高さ(図10参照)は、載置台5
5の上面が木パレットPwを段積み可能な段積み高さと
なり、載置台55の上面に1段目の木パレットPwが載
置される。この場合、載置台の55の上面が載置部とな
る。
【0008】1段目の木パレットPwが載置台55に載
置されると、載置台55は上から二番目の検出スイッチ
58bがオンするまで下降する。そして、検出スイッチ
58bがオンすると、1段目の木パレットPwの上面が
段積み高さに位置し、載置台55の載置部となり、その
1段目の木パレットPwの上面に2段目の木パレットP
wを載置する。そして、以下、順次検出スイッチ58が
オンする毎に木パレットPwを段積みしていく。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
各検出スイッチ58は等間隔に設置されているため、高
さが異なる木パレットPwを段積みすると、各検出スイ
ッチ58のオン時における載置台55の載置部の高さ
は、段積み高さとは異なる高さとなり、スムーズに木パ
レットPwを載置することができないという問題があ
る。
【0010】そこで、図12に示すように、払い出し装
置52上に設置された木パレットPwの高さを計測装置
60で計測することによって、その計測した量だけ載置
台55を下降させる段積み装置61が提案されている。
【0011】この段積み装置61では、計測装置60の
高さ検出装置62が木パレットPwの高さを検出する
と、その検出信号を計測コントローラ63に出力する。
そして、計測コントローラ63は、段積み装置61を制
御するNC装置64のNCコントローラ65に指令信号
を出力し、NCコントローラ65はアンプ66を介して
駆動モータ67及びボールネジ68を駆動して、段積み
装置61の載置台55の昇降量を制御する。
【0012】しかしながら、この段積み装置61では、
高さの異なる木パレットPw毎に、その木パレットPw
の高さを測定しなければならず、段積み装置61を制御
するための処理等が複雑になるという問題がある。又、
計測装置60は高価であるので、段積み装置61のコス
トが上昇するという問題がある。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、正確且つ容易に載置台
の載置部を段積み高さに位置決めできるパレット段積み
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、自動倉庫から払い出される
空のパレットを段積みするパレット段積み装置におい
て、自動倉庫からのパレットを搬送する搬送装置と、前
記搬送装置を駆動制御する搬送制御手段と、前記搬送装
置から受け渡されたパレットを順次段積みする載置台
と、前記載置台を昇降させるための昇降手段と、前記搬
送装置からのパレットを載置する載置台の載置部に対し
てパレットを受け渡すことができる段積み高さに設けら
れ、発光部と受光部とを備えた光センサであって、発光
部が水平方向に向けて発した光を受光部が受光したか否
かによって、その載置部が段積み高さに位置したか否か
を識別する載置部識別手段と、前記載置部識別手段の識
別結果に基づいて昇降手段を制御して載置台を昇降さ
せ、前記載置部を段積み高さに位置決めする昇降制御手
段とを備え、前記自動倉庫から搬出される空のパレット
は、自動倉庫の各収納部毎に設けられた専用パレット
と、前記専用パレット上に載置されて同専用パレットと
ともに空のパレットを構成する物品を載置するための物
品載置用パレットとからなり、搬送装置と、段積み装置
との間には、専用パレットと物品載置用パレットとを区
分けする払い出し装置を設け、払い出し装置にて払い出
された物品載置用パレットを載置台に段積みすることを
その要旨とする。
【0015】
【0016】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、前記搬送制御手段は自動倉庫の在庫を管理
する在庫管理手段に接続され、その在庫管理手段からの
指令に基づいて搬送装置を駆動して、前記専用パレット
上に載置されて同専用パレットとともに空のパレットを
構成する部品載置用パレットを所定時間毎に自動倉庫か
ら搬出することをその要旨とする。
【0017】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、自動倉
庫に収納された空のパレットは搬送制御手段からの指令
信号に基づいて搬送装置が駆動されることにより、自動
倉庫から搬出され、載置台の載置部に順次段積みされ
る。
【0018】この段積み時において、例えば載置台にパ
レットが載置されていない状態では載置台の上面が載置
部となる。従って、昇降制御手段は昇降手段を制御し
て、載置部識別手段がその載置部を識別するまで載置台
を昇降させる。そして、載置識別手段の発光部から水平
方向に向けて発した光を受光部が受光したか否かによっ
て、載置部識別手段が載置台の載置部を識別した時、即
ち、載置台の載置部が段積み高さに位置した時、昇降制
御手段は昇降を停止させる。すると、載置部は段積み高
さに位置する。そして、載置部が段積み高さにある状態
において、自動倉庫から搬送装置にて搬送されたパレッ
トは載置台上に移載され、載置部に載置される。
【0019】次に、載置台上にパレットが載置される
と、載置されたパレットの上面が載置部となり、その載
置部にパレットを載置するために、昇降制御手段は昇降
手段を駆動して載置台を下降させる。この下降時におい
て、載置部識別手段がその載置部(パレットの上面)を
識別すると、昇降制御手段はその載置部が段積み高さに
あるとして載置台の下降を停止する。そして、搬送装置
にて搬送されたパレットは載置台へと移載され、載置部
に載置される。
【0020】以下、載置部にパレットが載置される毎に
昇降制御手段が昇降手段を制御して載置台の載置部を段
積み高さに位置させ、その段積み高さに位置した載置部
に順次パレットを載置することによって、載置台上にパ
レットが段積みされる。
【0021】又、前記自動倉庫から搬出される空のパレ
ットは、自動倉庫の各収納部毎に設けられた専用パレッ
トと、前記専用パレット上に載置されて同専用パレット
とともに空のパレットを構成する物品を載置するための
物品載置用パレットとから構成されている。この場合、
搬送手段にて空のパレットが払い出し装置に搬送される
と、払い出し装置は専用パレットと、物品載置用パレッ
トとを区分けし、物品載置用パレットが載置台に順次段
積みされる。
【0022】請求項記載の発明によれば、在庫管理手
段は所定時間毎に、搬送制御手段に指令信号を出力し、
搬送制御手段はその指令信号に基づいて搬送装置を駆動
することによって、前記専用パレット上に載置されて同
専用パレットとともに空のパレットを構成する物品載置
用パレットを自動倉庫から搬出する。従って、自動倉庫
から所定時間毎に定期的に物品載置用パレットが搬出さ
れる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図8に従って説明する。図1は、自動倉庫1の概略を示
す平面図である。
【0024】自動倉庫1は、左右一対の枠組棚2a,2
bからなり、各枠組棚2a,2bには荷Wを収納するた
めの複数の収納部3が形成されている。即ち、収納部3
は前後方向(奥行き方向)及び上下方向(段方向)に複
数形成されている。各枠組棚2a,2b間には、走行レ
ール4が敷設され、その走行レール4に沿ってスタッカ
クレーン5が走行するようになっている。スタッカクレ
ーン5には、走行台上に立設された前後一対のマストに
対して昇降可能な昇降キャリッジ6が設けられている。
この昇降キャリッジ6にはフォーク7が設けられてい
る。
【0025】各枠組棚2a,2bの最後部(図1におい
て左側)、最下段に位置する部位には、荷Wを入庫する
ための入庫コンベア10a,10bが設けられている。
枠組棚2aの外側には、荷Wを出庫するための出庫コン
ベア11が設けられている。この出庫コンベア11は、
枠組棚2aの最下段の第10連に位置する部位に設けら
れた出庫受渡しコンベア12aと、出庫受渡しコンベア
12aから出庫された荷Wを自動倉庫1から搬出するた
めに一旦載置しておく荷載置用コンベア12bとからな
る。荷載置用コンベア12bは枠組棚2aに対して平行
に設けられている。
【0026】又、枠組棚2aの最下段の第6連に位置す
る部位には、搬送手段としての払い出しコンベアが設け
られている。この払い出しコンベア13は空のパレット
を出庫するためのコンベアである。払い出しコンベア1
3は第1払い出しコンベア13aと第2払い出しコンベ
ア13bとからなり、第2払い出しコンベア13bに
は、空のパレットを払い出すための払い出し装置14が
設置されている。払い出し装置14の右側には、空のパ
レットを載置するための段積み装置15が設けられてい
る。
【0027】又、枠組棚2aの外側には、再入庫コンベ
ア16が設けられている。再入庫コンベア16は自動倉
庫1に搬入するための荷Wを一旦載置するための再入庫
搬入コンベア16bと、スタッカクレーン5との間で荷
Wの受け渡しを行う再入庫受渡しコンベア16aとから
なる。この再入庫受渡しコンベア16は第1連、再下
段の位置する収納部3に対応する部位に設置され、再入
庫搬入コンベア16は再入庫受渡しコンベア16
ら前方に枠組棚2aに平行に設置されている。
【0028】これら入庫コンベア10a,10b、出庫
コンベア11、払い出しコンベア13及び再入庫コンベ
ア16は、ベルトにて駆動されるベルトコンベアであっ
て、各コンベア毎に設けられた後記するコンベア駆動モ
ータの駆動に基づいて駆動される。
【0029】図8は、この自動倉庫1の収納部3に収納
される荷Wを示している。荷Wは、パレットPと、パレ
ットP上に載置された物品としての部品箱17とからな
る。この部品箱17内には部品が収納されている。そし
て、パレットPは自動倉庫1の各収納部3毎に設置され
た専用パレットとしての鉄パレットPaと、部品箱17
を載置する物品載置用パレットとしての木パレットPw
とからなり、鉄パレットPa上に木パレットPwが載置
され、木パレットPw上に部品箱17が載置される。
【0030】この自動倉庫1では、各収納部3毎にそれ
ぞれ鉄パレットPaが配置されている。又、収納部3に
収納される部品箱17は木パレットPw上に載置された
状態でトラックT等によって自動倉庫1に搬送される。
そして、搬送された木パレットPw上の部品箱17を自
動倉庫1に入庫する場合には、まず、目的の収納部3か
ら何も載置されていない鉄パレットPaをスタッカクレ
ーン5等を駆動して、入庫コンベア10a上まで搬送さ
せる。次に、前記部品箱17を木パレットPwとともに
入庫コンベア10a上の鉄パレットPa上に載置する。
そして、入庫コンベア10a上に載置された荷Wは、ス
タッカクレーン5等を介して目的の収納部3に収納され
る。
【0031】又、自動倉庫1から荷Wを出庫する場合に
は、荷Wを収納部3から出庫搬出コンベア12b上に搬
出し、載置する。そして、出庫搬出コンベア12b上に
載置された荷Wを鉄パレットPaごと荷役搬送車Mの各
台車M1〜M3上に移載する。即ち、鉄パレットPa、
木パレットPw及び部品箱17を荷役搬送車M側に移載
する。
【0032】そして、荷役搬送車Mは荷Wを組付ライン
まで搬送し、組付ラインにて部品箱17を供給する。組
付ラインに部品箱17を供給すると、荷Wは再入庫コン
ベア16まで搬送され、再入庫コンベア16上に載置さ
れる。そして、再入庫コンベア16上に載置された荷W
は自動倉庫1の収納部3に収納される。この場合、全部
の部品箱17が組付ラインに供給された荷Wであって
も、即ち、鉄パレットPaと木パレットPwとからのみ
なる荷W(以下、「空のパレットP」という。)であっ
ても、自動倉庫1の収納部3に収納される。
【0033】自動倉庫1の収納部3に収納された空のパ
レットPは、所定時間毎に払い出しコンベア13を介し
て払い出される。払い出しコンベア13にて払い出され
た空のパレットPの木パレットPwは払い出し装置14
及び段積み装置15によって回収される。
【0034】図2は、木パレットPwを回収するための
払出し装置14と、段積み装置15とを示す側面図であ
り、図3は、各装置14,15の平面図である。払い出
し装置14は、第2払い出しコンベア13b側に設けら
れている。即ち、払い出し装置14は、第2払い出しコ
ンベア13bが上部に設置されている。払い出し装置1
4は、空のパレットPが払い出し装置14にて払い出し
ができる位置(払い出し可能位置)にあるか否かを検出
するリミットスイッチL1を設けている。
【0035】払い出し装置14の両側には、一対の駆動
チェーン18が設けられている。各駆動チェーン18は
自動倉庫1の連方向に向かって延びている。一対の駆動
チェーン18間は駆動ベルト19を介して爪駆動モータ
20に連結され、駆動モータ20の駆動に基づいて駆動
チェーン18は駆動される。駆動チェーン18には、各
駆動チェーン18を懸架するようにその形状が門型の払
い出し爪21が取り付けられている。そして、爪駆動モ
ータ20が駆動されることにより、払い出し爪21は連
方向へ移動する。
【0036】この場合、払い出し爪21は後進端(図2
において左端)から前進端(図2において右端)まで移
動するようになっている。後進端及び前進端にはリミッ
トスイッチL2,L3が設けられている。そして、第2
払い出しコンベア13b上に空パレットPが載置された
状態で、払い出し爪21が後進端から前進端まで移動す
ると、払い出し爪21は鉄パレットPaの上方を移動
し、木パレットPwのみを段積み装置15側へ移動させ
る。即ち、払い出し装置14は、払い出し爪21によっ
て鉄パレットPaと木パレットPwとを区分けし、木パ
レットPwを段積み装置15側へ移動させる。
【0037】段積み装置15は、基板22と、載置台2
3と、基板22と載置台23とを昇降可能に連結する昇
降用脚24とから構成されている。昇降用脚24は交差
した一対の連結棒から形成され、交差したポイントと、
基板22とは電動アクチュエータ25にて連結されてい
る。即ち、電動アクチュエータ25のロッド25aが伸
びると、載置台23は上昇し、ロッド25aが縮むと、
載置台23は下降する。
【0038】更に、段積み装置15において、払い出し
装置14での鉄パレットPaの高さに対応する高さ、即
ち、木パレットPwを載置するための段積み高さには、
載置部識別手段としての高さセンサ26が設置されてい
る。
【0039】この高さセンサ26は、載置台23の木パ
レットPwを載置する載置部を識別するためのセンサで
ある。載置台23の載置部は、木パレット23が1枚も
載置されていない状態の場合には、載置部23の上面2
3xが載置部となる。図4に示すように、複数枚の木パ
レットPwが載置台23上に載置されている場合には、
その最上段に位置する木パレットPwの上面Pxが載置
部となる。
【0040】そして、高さセンサ26は発光部と受光部
とを備えた光センサであって、発光部からの光を反射す
る反射板26aは前記高さセンサ26と同一の高さに設
けられている。即ち、発光部は水平方向に光を発する。
そして、この高さセンサ26と反射板26aとの間に障
害物がなければ、発光部から発光された光は反射板26
aにて反射され、その反射光を受光部が受光する。この
ように発光部からの光を受光部が受光している場合に
は、高さセンサ26はパレットPwや載置台23等の障
害物を検出していないことを示すオフ信号を出力する。
【0041】一方、高さセンサ26と反射板26aとの
間に前記障害物があれば、発光部が発光した光が遮ら
れ、受光部は反射光を検出しない。このように発光部か
らの光を受光部が受光していない場合には、高さセンサ
26は障害物を検出したことを示すオン信号を出力す
る。
【0042】又、段積み装置15には、段積み装置15
の異常を報知する報知器27が設けられている。この報
知器は異常時に点灯することによって作業者等に異常を
報知する。
【0043】次に、上記のように構成した自動倉庫の電
気的構成について説明する。図5に示すように、在庫管
理手段としての在庫管理コンピュータ31はメモリ31
aを備え、メモリ31aには各収納部3毎の在庫データ
が記憶されている。在庫データは収納部3に収納されて
いる部品の品番、部品の数量及び部品箱の数量等のデー
タからなる。在庫管理コンピュータ31はタイマ31b
を備え、タイマ31bにて時間を計時できるようになっ
ている。又、在庫管理コンピュータ31には、キーボー
ド32及びディスプレイ33が接続されている。
【0044】更に、在庫管理コンピュータ31には制御
コンピュータ34が接続され、制御コンピュータ34は
メモリ34aを備えている。又、制御コンピュータ34
には、キーボード35及びディスプレイ36が接続され
ている。
【0045】制御コンピュータ34には、地上コントロ
ーラ37及び搬送制御手段としてのコンベアコントロー
ラ38が接続されている。地上コントローラ37は、光
通信器Ha,Hbを介して、スタッカクレーン5に設け
られたクレーンコントローラ39と通信可能に設けられ
ている。
【0046】コンベアコントローラ38には、第1,第
2入庫コンベア10a,10bを駆動するためのコンベ
ア駆動モータS1,S2、荷出庫コンベア12を駆動す
るためのコンベア駆動モータS3、第1払い出しコンベ
ア13aを駆動するためのコンベア駆動モータS4、第
2払い出しコンベア13bを駆動するためのコンベア駆
動モータS5及び再入庫コンベア16を駆動するための
コンベア駆動モータS6が接続されている。更に、コン
ベアコントローラ38には、空のパレットPが所定の位
置(払い出し可能位置)まで搬送されたか否かを検出す
るリミットスイッチL1が接続されている。
【0047】又、コンベアコントローラ38には、昇降
制御手段としての払い出しコントローラ40が接続され
ている。払い出しコントローラ40には、高さセンサ2
6が接続されている。この高さセンサ26は木パレット
Pw及び載置台23等の障害物を検出するとオン信号を
払い出しコントローラ40に出力する。又、前記障害物
を検出しない場合には、高さセンサ26はオフ信号を出
力する。払い出しコントローラ40には、リミットスイ
ッチL2,L3が接続されている。リミットスイッチL
2は払い出し爪21を検出すると、払い出し爪21は後
退端にあるとして爪検出信号を払い出しコントローラ4
0に出力する。又、リミットスイッチL3は払い出し爪
21を検出すると、払い出し爪21は前進端にあるとし
て爪検出信号を払い出しコントローラ40に出力する。
【0048】更に、払い出しコンベア40には、爪駆動
モータ20、電動アクチュエータ25及び報知器27が
接続されている。次に、上記のように構成した自動倉庫
の作用及び効果について説明する。
【0049】組付ラインに部品箱17ごと部品を供給し
た荷Wは、再入庫コンベア16a上に載置される。この
場合、パレットP上に部品箱17が載置されている、い
ないに関わらず、所定の収納部3に収納される。従っ
て、自動倉庫1の各収納部3には部品箱17がある荷W
や、部品箱17がない荷W(いわゆる空のパレットP)
が収納されることになる。
【0050】この場合、在庫管理コンピュータ31はタ
イマ31bの計時に基づいて所定の時間毎に収納部3に
収納された空のパレットPをその収納部3から、払い出
しコンベア13へと払い出す。この払い出し時におい
て、在庫管理コンピュータ31は在庫データに基づいて
鉄パレットPaと木パレットPwとからのみなる空のパ
レットPを収納した収納部3を判別する。
【0051】以下、空のパレットPの払い出し及び段積
み方法について図6に示すフローチャートに従って説明
する。まず、払い出しコントローラ40は高さセンサ2
6からの信号に基づいて載置台23の載置部を段積み高
さに位置させ、載置部上に木パレットPwを段積みでき
る状態にする。例えば高さセンサ26がオフ信号を出力
している時には、払い出しコントローラ40は、一旦高
さセンサ26がオンするまで載置台23を上昇させる。
そして、次に高さセンサ26がオフするまで載置台23
を下降させることにより載置部を段積み高さに位置決め
する。一方、例えば高さセンサ26がオン信号を出力し
ている時には、払い出しコントローラ40は、高さセン
サ26がオフするまで載置台23を下降させることによ
って、載置部を段積み高さに位置決めする。
【0052】そして、ステップ101において、空パレ
ットPがスタッカクレーン5から第1払い出しコンベア
13aに受け渡されると、コンベアコントローラ38は
コンベア駆動モータS4,S5を駆動して、第1,第2
払い出しコンベア13a,13bを駆動する。
【0053】そして、ステップ102にて、コンベアコ
ントローラ38は第1リミットスイッチL1から検出信
号が出力されたか否かを確認する。即ち、空パレットP
が払い出し位置にあるか否かを判断する。空パレットP
が払い出し位置になければ、ステップ101にて第1,
第2コンベア駆動モータS4,S5を駆動し続ける。そ
して、ステップ102にて第1リミットスイッチL1か
ら検出信号が出力されると、ステップ103にて、コン
ベアコントローラ38は空のパレットPが払い出し位置
にあるとして、第1,第2コンベア駆動モータS4,S
5の駆動を停止し、第1,第2払い出しコンベア13
a,13bを停止させる。そして、コンベアコントロー
ラ38は、第1,第2払い出しコンベア13a,13b
を停止させた旨を知らせる報知信号を払い出しコントロ
ーラ40に出力する。
【0054】すると、ステップ104にて払い出しコン
トローラ40は爪駆動モータ20を正転することによっ
て払い出し爪21を段積み装置15側へ前進させる。そ
して、木パレットPwを段積み装置15の荷載置台23
へと移動させる。
【0055】この場合、ステップ105にて、払い出し
コントローラ40は、第3リミットスイッチL3によっ
て払い出し爪21が検出され、爪検出信号が出力された
か否かを確認する。即ち、払い出し爪21が前進端に位
置するか否かを判別する。爪検出信号が出力されていな
ければ、払い出しコントローラ40は、ステップ104
にて前進端に位置していないと判断し、払い出し爪21
を前進させ続ける。
【0056】そして、ステップ106にて、第3リミッ
トスイッチL3が払い出し爪21を検出し、爪検出信号
が出力されると、払い出しコントローラ40は払い出し
爪21が前進端に達したとして、払い出し爪21の前進
を停止させる。このとき、木パレットPwは段積み装置
15上に載置される。
【0057】段積み装置15上に木パレットPwが載置
されると、ステップ107にて払い出しコントローラ4
0は爪駆動モータ21を逆転し、払い出し爪21を後退
させる。そして、ステップ108にて、払い出しコント
ローラ40は第2リミットスイッチL2が払い出し爪2
1を検出したか否かを判断する。即ち、払い出しコント
ローラ40は第2リミットスイッチL2からの爪検出信
号に基づいて払い出し爪21が後退端に位置するか否か
を判断する。そして、第2リミットスイッチL2が爪検
出信号を出力していなければ、払い出しコントローラ4
0は払い出し爪21が後退端に位置しないと判断し、ス
テップ107へ戻り、払い出し爪21を後退させ続け
る。又、ステップ108にて、払い出しコントローラ4
0に第2リミットスイッチL2からの爪検出信号が出力
された時には、払い出しコントローラ40はステップ1
09にて払い出し爪21の駆動を停止させ、払い出し爪
21を後退端に停止させる。更に、払い出しコントロー
ラ40は第2リミットスイッチL2から爪検出信号が出
力されると、払い出しコントローラ40はコンベアコン
トローラ38に払い出し爪21が後退端に位置する旨を
示す後退端停止信号を出力する。すると、ステップ11
0にてコンベアコントローラ38はコンベア駆動モータ
S4,S5を逆転することによって払い出しコンベア1
3を駆動することにより。第2払い出しコンベア13a
上の鉄パレットPaを自動倉庫1側に搬送する。この鉄
パレットPaは、ステップ111にて第1払い出しコン
ベア13aからスタッカクレーン5に受け渡され、所定
の収納部3に収納される。
【0058】一方、払い出しコントローラ40は、図7
に示すように、前記ステップ107〜111と平行し
て、ステップ106にて払い出し爪21を払い出し位置
で停止させると、ステップ112にて、高さセンサ26
が木パレットPwを検出したか否かを判断する。即ち、
載置台23に木パレットPwが移載され、載置台23上
に載置されたか否かを判断する。そして、高さセンサ2
6が木パレットPwを検出していない場合には、ステッ
プ113にて、払い出しコントローラ40は正常に木パ
レットPwが段積み装置15側に移載されず、払い出し
異常が発生したと判断し、ステップ114にて、払い出
しコントローラ40は報知器27を点灯させる。
【0059】又、ステップ112にて、高さセンサ26
が木パレットPwを検出し、載置台23に木パレットP
wが移載され、載置台23上に木パレットPwがあると
判断した場合には、ステップ115にて、払い出しコン
トローラ40は電動アクチュエータ25を駆動して、載
置台23を下降させる。そして、ステップ116にて、
払い出しコントローラ40は、高さセンサ26が木パレ
ットPwを検出しているか否かを判断する。即ち、払い
出しコントローラ40は、高さセンサ26が木パレット
Pwを載置するための載置部を識別したか否かを判断す
る。検出センサ26が木パレットPwを検出し、オン信
号を出力していれば、未だ載置部を識別していないとし
て、ステップ115へ移り、載置台23を下降させ続け
る。この下降時において、高さセンサ26が木パレット
Pwを検出した状態から、木パレットPwを検出しなく
なった時、即ち、オン信号からオフ信号を出力した時、
払い出しコントローラ40は高さセンサ26が載置部を
識別したと判断する。すると、ステップ117にて、払
い出しコントローラ40は載置台23の下降を停止し、
ステップ118にて、払い出しを完了する。
【0060】この下降を停止した時、払い出された木パ
レットPwの上面Px、即ち、載置台23の載置部は段
積み高さに位置する。このように、自動倉庫1から払い
出された木パレットPwを、段積み高さに位置する載置
部に載置するとともに、載置された木パレットPwの上
面を載置部として、段積み高さまで下降させることによ
って、順次自動倉庫1から払い出された木パレットPw
は、載置台23上に段積みされる。
【0061】従って、本実施例によれば、高さセンサ2
6が載置台23の木パレットPwを載置する載置部を識
別した時、載置台23の下降を停止させることによって
容易に載置部を段積み高さに位置決めできる。しかも、
高さセンサ26が直接載置部を識別することから、図4
に示すようにたとえ高さ方向の幅が異なる木パレットP
wを順次段積みする場合であっても、高さセンサ26は
載置部が段積み高さに位置するか否かを識別するので、
最上段に位置する木パレットPwの高さ方向の幅に関係
なく、載置部を段積み高さに確実に位置決めできる。
【0062】高さセンサ26は、段積み高さに位置し、
側方から水平方向に向かって木パレットPwや載置台2
3を検出しているので、載置部、例えば最上段に位置す
る木パレットPwの上面Pxを、高さセンサ26が載置
台23又は木パレットPwを検出しているか否かに基づ
いて容易に識別することができる。即ち、載置台23の
木パレットPw又は載置台23を高さセンサ26が検出
した状態(高さセンサのオン状態)で、載置台23を下
降させ、高さセンサ26がオン状態からオフ状態となっ
た時、載置部は段積み高さにあると判断すればよいので
容易に判断できる。
【0063】又、第2払い出しコンベア13bには、払
い出し装置14を設けたので、鉄パレットPaと木パレ
ットPwとを容易に区分けできる。このため、木パレッ
トPwをだけを容易に段積み装置15上に段積みするこ
とができる。しかも、これら段積みされた木パレットP
wを再度集め、各木パレットPw上に部品箱17等の物
品を載置させることにより、容易に且つ効率良く、トラ
ック等にて自動倉庫1に搬送される木パレットPwと部
品箱17とからなる搬送用の荷物を作ることができる。
【0064】更に、払い出し装置14によって、木パレ
ットPwは側方、即ち、枠組棚2aと平行に搬出される
ので、段積み装置15を外方に突出させることなく払い
出しコンベア13の側方に設置でき、自動倉庫1の設置
スペースをコンパクト化できる。
【0065】加えて、在庫管理コンピュータ31からの
指令信号に基づいて空のパレットPは所定時間毎にまと
めて自動倉庫1から搬出されるので、木パレットPwの
段積み作業を集中して効率良く行うことができる。
【0066】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更
して次のように実施できる。 (1)上記実施例では、各コンベアの駆動制御をコンベ
アコントローラ38にて、払い出し装置14及び段積み
装置15の駆動制御を払い出しコントローラ40にて行
った。これを、払い出しコントローラ40を使用するこ
となく、コンベアコントローラ38にて払い出し装置1
4及び段積み装置15の駆動制御を行ってもよい。
【0067】
【0068】(3)上記実施例において、図9に示すよ
うに、高さセンサ26と反射板26aの下方に、それぞ
れ高さセンサ26と同型の異常センサ41及び反射板4
1aを設けてもよい。この異常センサ41を備えた段積
み装置15によれば、例えば載置台23上に木パレット
Pwが載置されると、載置されたパレットPw上に次の
木パレットPwを載置できるように、載置台23は木パ
レットPwの上面が段積み高さになるまで下降する(図
7のフローチャートのステップ112〜117参照)。
この段積み高さに載置部が位置する場合には、異常セン
サ41は木パレットPwを検出しオンしている。
【0069】しかしながら、例えば載置台23に上方か
ら外力がかかったり、油漏れ等によって載置台23が払
い出しコントローラ40の制御とは関係なく下降する場
合がある。この場合、載置台23の下降によって、やが
て異常センサ41は載置台23を検出しなくなりオフす
る。すると、払い出しコンピュータ40は載置台23が
異常に下降し、正常に木パレットPwを載置できないと
判断して、報知器27を点灯させ、作業者に異常が発生
した旨を報知する。従って、異常センサ41に基づいて
報知器27が点灯されることによって、作業者は載置台
23の下降による異常を容易に確認できる。
【0070】又、前記異常センサ41を備えた段積み装
置15において、載置台23の異常な下降によって異常
センサ41がオフされた時、払い出しコンピュータ40
は報知器27を点灯させる代わりに、電動アクチュエー
タ25を駆動して、載置部23が再度段積み高さに位置
するまで載置台23を上昇させてもよい。この場合、載
置台23の下降による異常が発生しても自動で載置台2
3は上昇し、異常に対処するので、段積み装置15の作
業性を低下させることなく、効率良く段積み作業を行う
ことができる。
【0071】(4)上記実施例において、電動アクチュ
エータ25に代えて例えば油圧又は空圧にて駆動される
アクチュエータを使用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、載置部識別手段は載置部を段積み高さにて識
別するので、部品載置用パレットが順次載置台上に載置
されることにより載置部が順次変化する場合でも、容易
且つ正確に載置部を段積み高さに位置決めできる。
【0073】又、払い出し装置にて、専用パレットと専
用パレット上に載置されて同専用パレットとともに空の
パレットを構成する物品載置用パレットとを区分けでき
るので、容易に物品載置用パレットを載置台上に段積み
できる。
【0074】請求項記載の発明によれば、専用パレッ
ト上に載置されて同専用パレットとともに空のパレット
を構成する物品載置用パレットが所定時間毎に自動倉庫
から搬出されるので、まとめて物品載置用パレットの段
積み作業を行え、段積み作業を効率良く行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動倉庫の一段目を模式的に示す概略構成
図。
【図2】 払い出し装置及び段積み装置を示す側面図。
【図3】 払い出し装置及び段積み装置を示す平面図。
【図4】 段積み装置に木パレットが段積みされた状態
を示す側面図。
【図5】 自動倉庫の電気ブロック図。
【図6】 段積み装置の作用を示すフローチャート。
【図7】 段積み装置の作用を示すフローチャート。
【図8】 自動倉庫に収納される荷を模式的に示す側面
図。
【図9】 別例の払い出し装置及び段積み装置を示す側
面図。
【図10】 従来例の払い出し装置及び段積み装置を示
す側面図。
【図11】 従来例の払い出し装置及び段積み装置を示
す平面図。
【図12】 従来例の払い出し装置及び段積み装置を示
す側面図。
【符号の説明】
1…自動倉庫、13…搬送装置としての払い出しコンベ
ア、23…載置台、23x…載置部としての載置台の上
面、25…昇降手段としての電動アクチュエータ、26
…載置部識別手段としての高さセンサ、31…在庫管理
手段としての在庫管理コンピュータ、38…搬送制御手
段としてのコンベアコントローラ、40…昇降制御手段
としての払い出しコントローラ、P…パレット、Pa…
パレットを構成する専用パレットとしての鉄パレット、
Pw…パレット又はパレットを構成する物品載置用パレ
ットとしての木パレット、Px…載置部としての木パレ
ットの上面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 俊彦 愛知県知立市西町宮後66番地 (56)参考文献 特開 昭63−258301(JP,A) 特開 平6−48572(JP,A) 特開 昭60−197526(JP,A) 実開 昭60−119004(JP,U) 実開 昭48−76680(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 57/00 - 57/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫から払い出される空のパレット
    を段積みするパレット段積み装置において、 自動倉庫からのパレットを搬送する搬送装置と、 前記搬送装置を駆動制御する搬送制御手段と、 前記搬送装置から受け渡されたパレットを順次段積みす
    る載置台と、 前記載置台を昇降させるための昇降手段と、 前記搬送装置からのパレットを載置する載置台の載置部
    に対してパレットを受け渡すことができる段積み高さに
    設けられ、発光部と受光部とを備えた光センサであっ
    て、発光部が水平方向に向けて発した光を受光部が受光
    したか否かによって、その載置部が段積み高さに位置し
    たか否かを識別する載置部識別手段と、 前記載置部識別手段の識別結果に基づいて昇降手段を制
    御して載置台を昇降させ、前記載置部を段積み高さに位
    置決めする昇降制御手段とを備え 前記自動倉庫から搬出される空のパレットは、自動倉庫
    の各収納部毎に設けられた専用パレットと、前記専用パ
    レット上に載置されて同専用パレットとともに空のパレ
    ットを構成する物品を載置するための物品載置用パレッ
    トとからなり、搬送装置と、段積み装置との間には、専
    用パレットと物品載置用パレットとを区分けする払い出
    し装置を設け、払い出し装置にて払い出された物品載置
    用パレットを載置台に段積みする パレット段積み装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送制御手段は自動倉庫の在庫を管
    理する在庫管理手段に接続され、その在庫管理手段から
    の指令信号に基づいて搬送装置を駆動して、前記専用パ
    レット上に載置されて同専用パレットとともに空のパレ
    ットを構成する部品載置用パレットを所定時間毎に自動
    倉庫から搬出する請求項に記載のパレット段積み装
    置。
JP7028449A 1995-02-16 1995-02-16 パレット段積み装置 Expired - Lifetime JP3053348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028449A JP3053348B2 (ja) 1995-02-16 1995-02-16 パレット段積み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028449A JP3053348B2 (ja) 1995-02-16 1995-02-16 パレット段積み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08217246A JPH08217246A (ja) 1996-08-27
JP3053348B2 true JP3053348B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=12248986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7028449A Expired - Lifetime JP3053348B2 (ja) 1995-02-16 1995-02-16 パレット段積み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053348B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775399B1 (ko) * 2006-04-25 2007-11-12 한솔이엠이(주) 제지 선별장치
US7461682B2 (en) * 2006-10-12 2008-12-09 Kenneth Biktjorn Method and apparatus for serially applying an adhesive onto members of one or more wood stacks
JP4849255B2 (ja) * 2007-03-20 2012-01-11 株式会社ダイフク 作業設備
WO2012101718A1 (ja) * 2011-01-26 2012-08-02 村田機械株式会社 自動倉庫システム、搬出方法
DE102017110744A1 (de) * 2017-05-17 2018-11-22 Homag Plattenaufteiltechnik Gmbh Abstapeleinrichtung, Werkstückbearbeitungsanlage sowie Verfahren zum Betreiben einer Abstapeleinrichtung
CN109248967A (zh) * 2018-11-01 2019-01-22 珠海菲高科技股份有限公司 带叠料装置的冲压产品收集装置及收叠方法
CN111846849B (zh) * 2020-08-27 2023-02-10 智新半导体有限公司 一种自动与agv和后道设备对接托盘的缓存设备
CN112173731B (zh) * 2020-09-29 2022-08-12 智瑞半导体有限公司 一种用于igbt生产的缓存设备
KR102390215B1 (ko) * 2020-12-29 2022-04-25 민권식 포장용상자를 담는 박스의 운반과 포장용상자를 담을 수 있도록 하는 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08217246A (ja) 1996-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3053348B2 (ja) パレット段積み装置
JP2007246226A (ja) 物品卸し装置及びその物品卸し装置を備えた物品収納設備
JP2009120317A (ja) 自動倉庫
US4950119A (en) Storage and retrieval system
RU2323149C1 (ru) Транспортная система склада высокоплотного ярусного хранения груза на поддонах
JP4552766B2 (ja) 物品保管設備
JP3128358B2 (ja) 段積みしたシート状包装体の自動ピッキング方法及び装置
JP2005206259A (ja) パレットレス自動倉庫
JP2017030884A (ja) パレット分離設備
JP3396771B2 (ja) デパイラ装置
JP5105180B2 (ja) 物品収納設備
JP3797069B2 (ja) 物品保管設備
KR101324272B1 (ko) 화물 버퍼
JP4067292B2 (ja) 処理設備
JP4026462B2 (ja) 物品保管設備
JP2003054707A (ja) 物品保管設備
JP3480556B2 (ja) 搬送設備
JP2612989B2 (ja) 自動倉庫の制御方法
JP5034753B2 (ja) 自動倉庫及びその入庫方法
JPH032763B2 (ja)
JP2003054711A (ja) 物品収納装置
JPH09142615A (ja) 自動倉庫における荷載置板の循環供給方法及び自動倉庫における荷載置板の循環供給システム、並びに自動倉庫
JP2002347925A (ja) 整列コンベヤ及びこれを用いた搬出システム
JPH0474250B2 (ja)
JP3870492B2 (ja) 商品貯留出荷システム