JP2009120317A - 自動倉庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】自走台車とバッファ用中継棚とが多段に配置された自動倉庫において、入出庫の処理能力を向上させる。
【解決手段】格納棚13を多段に有する左右格納庫2,3の間の移載通路1に格納庫自走台車14が多段に配置されている。格納庫1,2の外側には中継棚4,5と昇降台10,11とが配置されており、荷Wは中継棚4,5を経由して昇降台10,11と自走台車14とに受け渡される。中継棚4,5は複数のゾーン37,38,39に分かれており、自走台車14との間での荷Wの受け渡しは任意のゾーン37,38,39で行える。入出庫が単発の場合は荷Wの受け渡しは外側ゾーン37で行い、入出庫が連続する場合は受け渡しは内側ゾーン39で行う。これにより、バッファ機能は確保しつつ自走台車14と昇降台10,11との能力をフルに発揮させて入出庫能力をアップできる。
【選択図】図4

Description

本願発明は、荷が自走台車と昇降台と中継棚とを介して格納棚に入出庫される自動倉庫に関するものである。
自動倉庫には多数の方式があるが、荷の出し入れ方式から見ると、荷の出し入れを1台のスタッカクレーンで行う方式と、各棚段(或いは複数の棚段ごと)に対応して設けた水平走行式の自走台車を使用する方式とに大別される。後者の自走台車方式の自動倉庫は各段の棚と入出庫コンベアとに荷を受け渡すための昇降台を有しており、また、格納棚と昇降台との間にはコンベア式(動力駆動式)の中継棚が配置されている。
自走台車は一般に各棚段に対応して配置されているが(例えば特許文献1)、1台の自走台車で複数段の棚段に対応したものも提案されている(例えば特許文献2)。中継棚は一種の仮置き台であり、一般に、複数の荷を載せ得る長さとすることでバッファ機能(貯蔵機能)を持たせている。
特開2000−118638号公報 特開2004−123240号公報
既述のとおり、自走台車方式の自動倉庫において中継棚はバッファ機能を持たせるために複数の荷を直列に載置できる長さになっており、かつ、先行した荷があっても後続の荷を搬送できるように中継棚は複数(一般には2つ又は3つ)のゾーンに分けられていて、各ゾーンはモータで個別に駆動されるようになっている。そして、自走台車と中継棚との間の荷の受け渡しは自動倉庫に近接したゾーンで行うように設定されている。
さて、自動倉庫への荷の入庫・出庫の繁閑は千差万別であり、また、特定の棚に荷の入庫又は出庫が集中することもある。そして自走台車方式の自動倉庫の可動状態を本願発明者が観察したところ、昇降台に待ち時間が発生したり自走台車に待ち時間が発生したりというように、昇降台と自走台車との動きにロスが生じることがあった。
本願発明はこのような知見を端緒に成されたものであり、自走台車方式の自動倉庫において、自走台車と昇降台と中継棚を効率的に駆動して入出庫の能率をアップさせることを目的とするものである。
自走台車方式の自動倉庫の特徴は入出庫の処理能力がスタッカクレーン方式の自動倉庫に比べて格段に高いことであり、この特徴は、自走台車が多段に配置されていることと、各自走台車が高い安定性の故にスタッカクレーンに比べて高速で走行することとによって実現している。他方、中継棚はコンベア方式であって慣性力が生じない状態で停止させねばならないため、搬送速度は自走台車に比べて遥かに遅い。例えば、自走台車は毎分250m以上の高速で走行し得るが、中継棚は毎分30〜35m程度の速度しかない。本願発明者は、この自走台車と中継棚との速度差に着目して本願発明を完成させるに至った。
本願発明に係る自動倉庫は、移載通路を挟んだ両側又は片側に格納棚を多段に配置した格納庫が配置されており、前記移載通路には、1段又は複数段の格納棚に対応して入出庫用の自走台車が水平走行自在に配置されており、更に、前記格納庫の外側のうち平面視で格納棚の延長線上に位置した箇所に、格納棚に近接したコンベア式の中継棚と、前記中継棚を挟んで格納庫と反対側に位置した昇降台とが配置されており、荷は中継棚を経由して昇降台と自走台車とに移し替えられるようになっており、かつ、前記自走台車は中継棚の搬送速度よりも遥かに速い速度で走行するようになっている、という基本構成になっている。
そして、請求項1の発明では、前記中継棚は、昇降台に近接した外側ゾーンと格納棚に近接した内側ゾーンとの2つのゾーンを含む複数のゾーンから成っており、各ゾーンは個別に駆動されていて各ゾーンに1つの荷を停止させ得る一方、前記自走台車は、中継棚の少なくとも外側ゾーンと内側ゾーンとの2つの箇所で荷を受け渡しできるように停止位置が選択可能になっている。
請求項2の発明は、請求項1に加えて、前記中継棚は、外側ゾーンと内側ゾーンとの間に位置した中間ゾーンを有しており、前記自走台車は中間ゾーンとの間にも荷を受け渡しできるように停止位置が選択可能になっている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明の具体例である。すなわちこの発明では、各段の自走台車と中継棚における荷の受け渡しが、1): 入庫に際して中継棚に先行した荷の滞留がなくてしかも後続の入庫が連続しない場合は、荷を中継棚の外側ゾーンから自走台車に移載する、2): 入庫が所定時間以内の間隔で連続する場合は、連続する全ての荷を中継棚の内側ゾーンから自走台車に移載する、3): 出庫要求が所定時間の間隔以内で連続している場合は、連続する各荷は自走台車から中継棚の内側ゾーンに移載する、4): 後続の出庫が所定時間継続して存在しない単発出庫でしかも中継棚に荷の滞留がない場合は、荷を自走台車から外側ゾーンに移載する、というように制御される。
この請求項3における「所定時間」とは、中継棚のバッファ機能を理由しないと自走台車又は昇降台に待機時間が生じるような時間をいい、一般には、数秒〜十数秒の時間であると言える。
さて、本願発明の自動倉庫において入出庫のための動く要素は昇降台と中継棚と自走台車とがあるが、昇降台も中継棚も自走台車も荷の処理時間(移動時間)は相違する。特に、自動倉庫の格納棚は長さが数十mあることが普通で格納位置によって自走台車の走行時間はかなり相違する。そこで、昇降台と中継棚と自走台車との処理時間を加味した一般的で単純な制御態様を工夫することが可能になる。
請求項4の発明はその例であり、この発明では、入庫及び出庫とも中継棚と自走台車との荷の受け渡しは外側ゾーンの箇所で行われる基本設定になっており、中継棚に荷の滞留があるか、又は、後続の入庫又は出庫が所定時間以内に連続する場合は、自走台車と中継棚の荷の受け渡しが内側ゾーン又は中間ゾーンで行われるように設定されている。この請求項4でいう「所定時間」も請求項3と同様である。
なお、本願発明は請求項2〜4で特定した構成以外の構成も含んでいる。例えば、荷の基本受け渡し位置を請求項4とは逆にした制御態様も採用可能である。すなわち、自走台車と中継棚との荷の受け渡し基本位置を内側ゾーンに設定しておいて、例えば中継棚の外側ゾーン又は中間ゾーンに荷の滞留がなくしかも後続の入庫又は出庫が連続しない場合は、それら外側ゾーン又は中間ゾーンとの間で荷を受け渡すという制御態様である。
自走台車は中継棚に比べて10倍近い高速で走行し得るので、例えば請求項3や請求項4のような制御プログラムを採用することにより、入庫に際して中継棚を経由して荷を昇降台から自走台車に移行させる時間、及び、出庫に際して中継棚を経由して荷を自走台車から昇降台に移行させる時間とを従来に比べて短縮させることができる。これによって自走台車と昇降台との効率的な使用が可能になり、その結果、荷のバッファ機能を損なうことなく入出庫の処理能率を向上させることができるのである。
一般に自動倉庫は2つの格納庫が対向して配置されており、そして、2群の中継棚及び2つの昇降台を入庫用と出庫用とに専用化して使用することが多く、その場合、出庫のために中継棚に移動させた自走台車に入庫用の中継棚から荷を取り込むことで入出庫の効率を高めることが行われているが、本願発明では、例えば、出庫用中継棚の外側ゾーンに出庫することで出庫時間を節約すると共に、入庫用中継棚の外側ゾーンから荷を自走台車に取り込むという制御を行うことにより、入庫と出庫との効率を向上させることができる。このような制御が可能になる点も本願発明の利点の一つである。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).自動倉庫の概要
まず、図1〜3に基づいて自動倉庫の概要を説明する。図1は部分的な概略斜視図、図2は格納庫の部分的な概略平面図、図3は要部の一部平面図である。
自動倉庫は、移載通路1を挟んで相対向して配置された左格納庫2及び右格納庫3との一対の格納庫、平面視で左右格納庫2,3の一端部(前端部)に接続された左中継棚4と右中継棚5との一対の中継棚、左右中継棚4,5を挟んで中継棚4,5の手前に配置された左昇降移載装置6と右昇降移載装置7との一対の昇降移載装置、左昇降移載装置6の手前に位置した左入出庫コンベア8と右昇降移載装置7の手前に位置した右入出庫コンベア8との一対の入出庫コンベアを備えており、図示していないが、入出庫コンベア8,9は主搬送コンベアに接続されている。
本実施形態では方向を示す用語として便宜的に左右と前後との文言を使用しているが、図1に矢印で表示しているように、昇降移載装置6,7から格納棚2,3に向いた方向を正面視として、これを基準に左右と前後の定義している。また、入出庫コンベア8,9は入庫と出庫とのうち少なくともいずれかを行うコンベアという意味であり、左右の入出庫コンベア8,9が入庫と出庫とに専用化される場合もあるし、入庫と出庫とが時間的にずれて集中する場合は両方が入庫又は出庫に特化する場合もある。
左格納庫2と左中継棚4と左昇降移載装置6とは平面視で直線状に並ぶように配置されており、右格納庫3と右中継棚5と右昇降移載装置7とは平面視で直線状に並ぶように配置されている。従って、中継棚4,5と昇降移載装置6,7とは平面視で格納棚2,3の延長線上に位置している。
昇降移載装置6,7はそれぞれコラム(マスト,支柱)6a,7aとこれに上下動自在に装着した昇降台10,11とを有している。コラム6a,7aは中継棚4,5の延長線の左右内側に配置されている。昇降台10,11は左右長手のローラの多数本で構成されたローラコンベア方式であり、各ローラはタイミングベルトで同時に回転するようになっており、かつ、タンミイグベルトは図示しない横送りモータで駆動される。なお、ローラ方式に代えてベルト方式のコンベアを採用することも可能である。昇降台10,11はベルト又はチェンによって吊られており、ベルト又はチェンは図示しない昇降モータで駆動される。
(2).格納庫及び自走台車
格納庫2は移載通路1に向けて開口した多段の格納棚13を有しており、移載通路1には各段の格納棚13に対応して自走台車14が水平走行自在に配置されている。また、中継棚4,5も各格納棚13の段の箇所ごとに設けられている。格納庫2,3と中継棚4,5とは一体に連続しており、多数の支柱15や横フレーム16によって骨組みが構成されている。なお、格納棚13は前後に隣り合った支柱15の間の部分が単位エリアになっており、各単位エリアに複数個の荷Wを並置できる(なお、単位エリアに並置できる荷Wの個数は荷幅によって相違する。)。
各段の格納棚13及び中継棚4,5の箇所には移載通路1に露出した左右一対のレール(フロントフレーム)17が配置されており、自走台車14はレール17の上面を走行する。格納棚13は棚板を有する平棚方式であり、荷Wはレール17を介して自走台車14と格納棚13及び中継棚4,5とに滑り移動する。
図3に示すように、自走台車14は基枠18を備えており、基枠18に、レール17の上面を転動する前後左右の車輪19、走行駆動ユニット20、固定式荷受け板21と可動式荷受け板22とを有する荷受け部、などが配置されている。詳細は省略するが、片方のレール17には移載通路1の側に段落ちした段部が形成されていてこの段部にタイミングベルト23が重ね配置されている一方、走行駆動ユニット20はタイミングベルト23に噛合する駆動プーリとアイドルプーリ(いずれも図示せず)と走行モータ24とを有しており、走行モータ24で駆動プーリを正逆回転させることで自走台車11は任意の位置に走行できる。
固定式荷受け板21は基枠18に固定されている一方、可動式荷受け板22は図示しないガイド手段によって基枠18に前後動自在に取り付けられており、両者は常に一部が重なり合っており、荷幅モータ25によって重複幅寸法を変化させることができる。そして、固定式荷受け板21には固定側ピッキングユニット26が取り付けられて、可動式荷受け板22には可動側ピッキングユニット27が取り付けられている。
図3に模式的に示すように、ピッキングユニット26,27は、左右長手で左右動不能のベースフレーム28と、ベースフレーム28に左右動自在に装着された中間フレーム29と、中間フレーム29に左右動自在に装着されたエンドフレーム30とを有しており、エンドフレーム30の左右両端に払い出し爪31が水平回動自在に取り付けられている。前後ピッキングユニット26,27の中間フレーム29とエンドフレーム30とは倍速機構によって同時に駆動される。また、前後ピッキングユニット26,27は1台の第1ピッキングモータ32で同時に駆動され、かつ、前後の払い出し爪31はそれぞれ第2ピッキングモータ(図示せず)で駆動される。
図2に示すように、左右の払い出し爪31は片方がエンドフレーム30から荷載置部に横向き突出している状態では他方はエンドフレーム30の内部に後退しており、払い出し爪31の水平回動とエンドフレーム30の左右動との組み合わせにより、荷Wは押したり引いたりされて自走台車14と格納棚13又は中継棚4,5とに移し替えられる。また、荷幅モータ25を駆動すると、可動受け板22及び可動側ピッキングユニット27が前後動して荷載置部の間隔を広狭調節できる。
(3).中継棚の構成
次に、図4,5も参照して中継棚4,5の構成を説明する。図4はおおむね図3と同じ箇所を模式的に表示した平面図、図5は図3の V-V視概略断面図である。
中継棚4,5は、内外の支持枠34,35で多数のローラ36を回転自在に支持してなるローラコンベア方式になっている。そして、中継棚4,5は、昇降移載装置6,7に近接した外側ゾーン37と格納棚13に近接した内側ゾーン38とこれらに挟まれた第3ゾーン39との3つのゾーンに分かれており、ローラ36の群は各ゾーン37,38,39毎に個別に駆動される。ローラ36の駆動手段としては、各ローラ36の端部にタイミングプーリ40を固定してこれにタイミングベルト41を噛合せしめ、タイミングベルト41を第1〜第3の減速機付きモータ42,43,44で駆動している。
図3に示す符号45はガイド板であり、タイミングベルト41はガイド板45の外側に配置されている。図5に模式的に示すように、各ゾーン37,38,39には、昇降移載装置6,7に近い始端に荷Wの進入を検知する検荷センサー46を配置している。
各ゾーン37,38,39は個別に駆動されるので、各ゾーン37,38,39に荷Wを停止させることができる。他方、既述のとおり自走台車14は可動式荷受け板22と可動側ピッキングユニット27とを前後動させることで荷幅Wの違いに対応できるようになっている。そこで、本実施形態では、自走台車14を各ゾーン37,38,39の箇所に停止させるにおいて、固定側ピッキングユニット26が各ゾーン37,38,39の奥部の所定位置に位置するように設定している。
従って、各ゾーン37,38,39における荷Wの停止位置は、各ゾーン37,38,39における固定側ピッキングユニット26の停止位置の僅かに手前の位置が基準位置47,48,49になっており、荷Wは、格納棚13に向いた後端面(入荷時には進行方向に向かった前端面で出荷時には進行方向に向かって後端面)が基準位置47,48,49になるように停止させられる。
具体的には、基準位置47,48,49から検荷センサ46までの基準間隔Lは予め判っているので、検荷センサ46がONになってから荷Wが基準間隔Lだけ移動するように各モータ42,43,44を駆動する。検荷センサを基準位置47,48,49に配置して、検荷センサが荷を検知すると送りを停止させるように制御することも可能であり、或いは、各ゾーン37,38,39の始端部と基準位置との両方に検荷センサを配置することも可能である。
なお、検荷センサ46は接触式と非接触式とを問わず、非接触式の場合も透光式や反射式など各種のものを採用できる。配置位置もローラ群の下方や側方、上方など特に限定はない。また、各ゾーン37,38,39において基準位置47,48,49の近傍に荷Wの存在を検知する在荷検荷センサを設けることも可能である。また、各ゾーン37,38,39の奥行き寸法(前後寸法)は、各ゾーン37,38,39に最も幅が大きい荷Wを載せた時に隣り合った荷Wの間にピッキングフレーム29,30が余裕を持って入り得る間隔が空く寸法に設定したらよい。
中継棚4,5の送り方法としてはベルトコンベアのような他のコンベアも採用できる。また、駆動機構としては、シリンダを使用した送りやリニアモータを使用した送りなど各種の送り機構や採用できる。プッシャーによる押し又は引きによって荷Wを送る方式も「コンベア式」の概念に含まれる。荷Wを各ゾーン37,38,39の基準位置47,48,49に正確に停止させるため、可動式のストッパーを設けることも可能である。
(4).制御の具体例(入庫例)
次に、図6〜図8に基づいて自走台車14と中継棚4,5との制御の具体例を説明する。図6では右昇降台11と右中継棚5とによる入庫の例を示している。このうち図6(A)は、荷Wが連続して特定の段の右中継棚5に送られていて各ゾーン37,38,39に荷Wが滞留している状態を示しており、この場合は、右中継棚5はバッファ機能を優先して荷Wは内側ゾーン39から自走台車14に移載される。
図6(A)では既に荷Wが各ゾーン37,38,39に載置されている状態を示しているが、入庫要求が特定の右中継棚5に連続している場合は、右昇降台11が遊ぶ状況を回避するため、バッファ機能を優先して荷Wは内側ゾーン38に向けて搬送しており、自走台車14にはメインコントローラMCと第8ローカルコントローラLCとを介して内側ゾーン39での受け取りが指示される。
図6(B)では、特定段の右格納棚13への入庫要求が連続せずに単発である状態を示しており、この状態では、荷Wは外側ゾーン37から自走台車14に受け渡される。荷Wが右昇降台11から外側ゾーン37に以降する以前に自走台車14が稼働していない場合は、自走台車14は外側ゾーン37の箇所まで走行して待機していることになる。自走台車14が稼働している状態で荷Wが右昇降台11から右中継棚5に移行した場合は、第1モータ42のみを駆動して荷Wは外側ゾーン37に停止させておき、自走台車14には外側ゾーン37までの走行指令を発したらよい。
仮に中継棚4,5の全長が3mあるとして、中継棚4,5の搬送速度を毎分30mと仮定すると、荷Wが右昇降台11から内側ゾーン38に搬送されるのに約3秒掛かるが、外側ゾーン37から移載することで1個の荷Wに2秒以上の時間を節約することができる。自動倉庫では膨大な数の荷Wが扱われるので、1個当たり1秒ずつ節約しても全体として見ると処理能力(単位時間あたりの処理個数)を格段にアップすることができるのである。
図6(C)では、2個だけの荷Wが特定段に連続した場合を示しており、この場合は、1番目の荷Wは第3ゾーン39に搬送してここから自走台車14に移載している。2番目の荷Wは外側ゾーン37から自走台車14に移載しても良いし、第3ゾーン39又は内側ゾーン38から自走台車14に移載しても良い。自走台車14が1番目の荷Wを格納してから戻るまでにある程度の時間が掛かるからである。
(5).制御の具体例(出庫例)
図7では左中継棚4と左昇降台10とを使用した出庫例を示している。このうち図7(A)に示す例は、左中継棚4に滞荷がなくてしかもこの左中継棚4からの出庫要求が所定時間以内に連続しない状態(単発出庫状態)での出庫方法を示しており、この状態で荷Wは自走台車14から左中継棚4の外側ゾーン37に移載される。従って、荷Wは僅かの距離を搬送するだけで左昇降台10に移載され、その結果、左昇降台10が待機しているロスを無くして出庫処理能力をアップできる。
この(A)の例では、制御系統内では、特定の左中継棚4を経由して出庫要求があると、その左中継棚4に滞荷がある否かが判断され、次いで、後続の荷Wの出庫要求があるか否かが判断され、どちらもNoである場合は自走台車14に外側ゾーン37までの走行が指令され、自走台車14の可動フレーム29,30が後退し切ると第1モータ42が駆動されて荷Wは左昇降台10に移行することになる。
図7(B)に示す例は出庫が連続する状態を示しており、この場合は、荷Wは自走台車14から左中継棚4の内側ゾーン38に移載されて、内側ゾーン38から外側ゾーン37に搬送される。左中継棚4に滞荷がない状態で連続した出庫要求がある場合は、1番目の荷Wは外側ゾーン37に移載して2番目以降の荷Wから内側ゾーン38に移載することも可能である。
なお、特定段の格納棚13からの出庫が連続して当該特待段の荷Wの引き取りが昇降台10によって間断なく行われる場合は、荷Wは自走台車14から外側ゾーン37に移載される。特定段の格納棚13に出庫要求(或いは入庫要求)が連続することで他の段の格納棚13からの出庫(或いは入庫)に待ち時間が生じることがあるが、本願発明では連続する出庫(或いは入庫)を外側ゾーン38で行うことにより、1つの荷物W当たりの昇降台10(11)への送り込み時間(或いは取り込み時間)を最小化することができ、これにより、自動倉庫全体としての出庫又は入庫の効率を向上できる。
図7(C)に示すのは、外側ゾーン37のみに滞荷があって更に出庫要求が出されている場合であり、この場合は荷Wは自走台車14から内側ゾーン39に移載している。
(6).制御の具体例(入出庫混合例)
自動倉庫では入庫と出庫とが特定時間帯に集中したり、或いは入庫と出庫とが同時に行われたりと多種多様の入出庫態様が存在する。図8(A)では入庫時と出庫時との両方において受け渡し位置が外側ゾーン37である場合を示している。このように入庫と出庫とが外側ゾーン37で行われるケースの一例は入庫及び出庫とも単発の場合である。この例は図7(B)と図7(A)との組み合わせに該当する。
他方、出庫に際しては自走台車14から出庫中継棚4に荷Wが押し移動させられて、入庫に際しては入庫用中継棚5から荷Wが自走台車14に引き込まれるが、ある段の格納棚13に入庫と出庫とが継続している場合、図8(A)のように外側ゾーン38で出庫と入庫とを行うことにより、自走台車14は出庫位置に停止したままで入庫用中継棚5の外側ゾーン38から荷Wを引き込むことになる。このように制御すると、荷Wが中継棚4,5を移動する時間が最小であることと、自走台車14は一々走行することなく出庫と入庫とを行うことができることにより、入出庫の効率を向上させることができる。
図9(B)に示すのは、単位時間当たりで見て入庫頻度は多くて出庫頻度が少ない場合の制御例であり、入庫時の受け渡しは内側ゾーン38で行って出庫時の受け渡しは外側ゾーン37で行っている。従って、図6(A)と図7(A)との組み合わせになる。
(7).他の制御バリエーション
自走台車14と昇降台10,11との待機時間を無くすために考慮する要素として、a:中継棚4,5に滞荷があるか、あるとしたらどこに滞荷しているのか、b:入庫要求又は出庫要求が連続しているか、c:自走台車14の往復動にどれだけの時間が掛かるのか(格納位置によって時間は相違する)、d:中継棚4,5における各ゾーン37,38,39の処理時間の相違、e:昇降台10,11の処理速度、などが挙げられる。従って、各荷Wの入庫及び出庫に際してこれらの要素を考慮してどのゾーン37,38,39で受け渡しを行うべきかを演算することも可能である。
他方、入庫にしても出庫にしても、中継棚4,5と自走台車14との間の荷Wの受け渡しは外側ゾーン37で行うのが最も効率的であると言える(外側ゾーン37で受け渡す場合と内側ゾーン38で受け渡す場合とで自走台車14の移動時間は僅かながら異なるが、自走台車14の走行速度は高速なのでこの時間差は実際に無視できる。)。そこで、入庫も出庫も外側ゾーン37の箇所で受け渡しすることを基準設定として、滞荷がある場合と入庫又は出庫が連続している場合とを考慮要素として制御することも可能である。
すなわち、個々の荷Wの入荷又は出荷ごとに中継棚4,5に滞荷があるか否かと所定時間内(例えば10秒以内)に後続の荷Wがあるか否かを判断し、両方ともNoである場合は基本設定のとおりに外側ゾーン37で受け渡し、いずれかがYesである場合は基本設定とクリアーして内側ゾーン38(又は中間ゾーン39)で受け渡しを行い、そして処理が済むたびに基本設定にリセットするのである。
多数の荷の入庫順序や出庫順序は予め判っているので、適当な時間幅(例えば数十秒〜数分)をとって自走台車14の群と中継棚4,5の群と昇降台10,11の群との駆動順序を演算し、この順序に基づいて各中継棚4,5での滞荷の有無と入出庫連続の有無とを判断することにより、最適な受け渡しゾーンを選択することも可能である。この場合は、時間幅は同じであるが始期と終期とが半分ずつずれた2つの制御系を並行して設けて、2つの制御系で各装置に交互に指令を出すことで全体的な連続性を持たせることも可能である。
(8).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば中継棚におけるゾーンの数は3つには限らず2つ又は4つ以上とすることも可能である。左右の中継棚の群を有している自動倉庫の場合は、左中継棚の群と右中継棚の群とでゾーンの数を異ならせることも可能である。3つ以上のゾーンを有する場合、自走台車との間での荷Wの受け渡しは外側ゾーン37と内側ゾーン38のみで行い、中間のゾーンは緩衝部としてのみ使用することも可能である。
また、本願発明は、特許文献2のように自走台車が昇降式ピッキングユニットを有する自動倉庫や、1台の自走台車に複数段の荷受け部とピッキングユニットとを設けている自動倉庫にも適用できる。
実施形態に係る自動倉庫の部分的な概略斜視図である。 格納庫の部分的な概略平面図である。 要部の一部平面図である。 おおむね図3と同じ箇所を模式的に表示した平面図である。 図3の V-V視概略断面図である。 制御例を示す図である。 制御例を示す図である。 制御例を示す図である。
符号の説明
1 移載通路
2,3 格納庫
4,5 中継棚
6,7 昇降移載装置
10,11 昇降台
13 格納棚
14 自走台車
37 外側ゾーン
38 内側ゾーン
39 第3ゾーン
51 制御装置

Claims (4)

  1. 移載通路を挟んだ両側又は片側に格納棚を多段に配置した格納庫が配置されており、前記移載通路には、1段又は複数段の格納棚に対応して入出庫用の自走台車が水平走行自在に配置されており、更に、前記格納庫の外側のうち平面視で格納棚の延長線上に位置した箇所に、格納棚に近接したコンベア式の中継棚と、前記中継棚を挟んで格納庫と反対側に位置した昇降台とが配置されており、荷は中継棚を経由して昇降台と自走台車とに移し替えられるようになっており、かつ、前記自走台車は中継棚の搬送速度よりも遥かに速い速度で走行するようになっている、
    という構成において、
    前記中継棚は、昇降台に近接した外側ゾーンと格納棚に近接した内側ゾーンとの2つのゾーンを含む複数のゾーンから成っており、各ゾーンは個別に駆動されていて各ゾーンに1つの荷を停止させ得る一方、前記自走台車は、中継棚の少なくとも外側ゾーンと内側ゾーンとの2つの箇所で荷を受け渡しできるように停止位置が選択可能になっている、
    自動倉庫。
  2. 前記中継棚は、外側ゾーンと内側ゾーンとの間に位置した中間ゾーンを有しており、前記自走台車は中間ゾーンとの間にも荷を受け渡しできるように停止位置が選択可能になっている、
    請求項1に記載した自動倉庫。
  3. 各自走台車と各中継棚と各昇降台との駆動を制御する制御装置が備えられており、各段の自走台車と中継棚における荷の受け渡しが、
    1): 入庫に際して中継棚に先行した荷の滞留がなくてしかも後続の入庫が連続しない場合は、荷を中継棚の外側ゾーンから自走台車に移載する、
    2): 入庫が所定時間以内の間隔で連続する場合は、連続する全ての荷を中継棚の内側ゾーンから自走台車に移載する、
    3): 出庫要求が所定時間の間隔以内で連続していて中継棚に荷の滞留がない場合は、連続する各荷は自走台車から中継棚の外側ゾーンに移載する、
    4): 出庫要求が所定時間の間隔以内で連続していて中継棚に荷が滞留している場合は、連続する各荷は自走台車から中継棚の内側ゾーンに移載する、
    5): 後続の出庫が所定時間継続して存在しない単発出庫でしかも中継棚に荷の滞留がない場合は、荷を自走台車から外側ゾーンに移載する、
    というように制御される、
    請求項1又は2に記載した自動倉庫。
  4. 入庫及び出庫とも中継棚と自走台車との荷の受け渡しは外側ゾーンの箇所で行われる基本設定になっており、中継棚に荷の滞留があるか、又は、後続の入庫又は出庫が所定時間以内に連続する場合は、自走台車と中継棚の荷の受け渡しが内側ゾーン又は中間ゾーンで行われるように設定されている、
    請求項1又は2に記載した自動倉庫。
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