JPH0834505A - 在庫管理システム - Google Patents
在庫管理システムInfo
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- JPH0834505A JPH0834505A JP17136694A JP17136694A JPH0834505A JP H0834505 A JPH0834505 A JP H0834505A JP 17136694 A JP17136694 A JP 17136694A JP 17136694 A JP17136694 A JP 17136694A JP H0834505 A JPH0834505 A JP H0834505A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- controller
- inventory management
- management controller
- signal
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- Control Of Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】在庫管理コントローラから容易に入庫又は出庫
作業中の荷がどの設備にあるかを判断できる在庫管理シ
ステムを提供する。 【構成】搬送システム1は自動倉庫2,3及びコンベア
17,18側の設備と、有軌道台車M側の設備とから構
成されている。コンベア17,18の軌道V側には識別
センサ17a,18aが設けられている。これら各設備
は在庫管理コンローラ25からの入出庫作業データに基
づいて制御コントローラ24により駆動制御される。即
ち、在庫管理コントローラ25は作業者に操作に基づい
て制御コントローラ24に入出庫作業データを出力す
る。識別センサ17a,18aが荷を検出すると、制御
コントローラ24を介して在庫管理コントローラ25に
識別信号が出力される。このとき、在庫管理コントロー
ラ25は識別信号に基づいて荷が自動倉庫2,3等側又
は有軌道台車M側のいずれの側にあるかを判断する。
作業中の荷がどの設備にあるかを判断できる在庫管理シ
ステムを提供する。 【構成】搬送システム1は自動倉庫2,3及びコンベア
17,18側の設備と、有軌道台車M側の設備とから構
成されている。コンベア17,18の軌道V側には識別
センサ17a,18aが設けられている。これら各設備
は在庫管理コンローラ25からの入出庫作業データに基
づいて制御コントローラ24により駆動制御される。即
ち、在庫管理コントローラ25は作業者に操作に基づい
て制御コントローラ24に入出庫作業データを出力す
る。識別センサ17a,18aが荷を検出すると、制御
コントローラ24を介して在庫管理コントローラ25に
識別信号が出力される。このとき、在庫管理コントロー
ラ25は識別信号に基づいて荷が自動倉庫2,3等側又
は有軌道台車M側のいずれの側にあるかを判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は在庫管理システムに関
し、詳しくは荷収納装置の在庫管理を行う在庫管理コン
トローラと、各種装置を駆動制御して入出庫作業を行わ
せる制御コントローラを備えた在庫管理システムに関す
るものである。
し、詳しくは荷収納装置の在庫管理を行う在庫管理コン
トローラと、各種装置を駆動制御して入出庫作業を行わ
せる制御コントローラを備えた在庫管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、各種の荷を搬
送する搬送システムとして自動倉庫51、軌道V上を走
行する有軌道台車M、入庫コンベア52及び出庫コンベ
ア53等からなるシステムが提案されている。
送する搬送システムとして自動倉庫51、軌道V上を走
行する有軌道台車M、入庫コンベア52及び出庫コンベ
ア53等からなるシステムが提案されている。
【0003】この搬送システムによれば、自動倉庫51
に荷を入庫する場合には、入庫コンベア52から荷を有
軌道台車M上に載置する。そして、有軌道台車Mは軌道
Vに沿って走行し、自動倉庫51と対向する位置まで移
動する。有軌道台車51は入出庫コンベア56を介して
スタッカクレーン55に荷を移載し、スタッカクレーン
55は当該荷を自動倉庫51の所定の収納部54に収納
する。
に荷を入庫する場合には、入庫コンベア52から荷を有
軌道台車M上に載置する。そして、有軌道台車Mは軌道
Vに沿って走行し、自動倉庫51と対向する位置まで移
動する。有軌道台車51は入出庫コンベア56を介して
スタッカクレーン55に荷を移載し、スタッカクレーン
55は当該荷を自動倉庫51の所定の収納部54に収納
する。
【0004】又、自動倉庫51から荷を出庫する場合に
は、スタッカクレーン55は収納部54から荷を取り出
し、入出庫コンベア56を介して有軌道台車M上に荷を
載置する。有軌道台車Mは出庫コンベア53まで走行
し、当該出庫コンベア53に荷を移載する。
は、スタッカクレーン55は収納部54から荷を取り出
し、入出庫コンベア56を介して有軌道台車M上に荷を
載置する。有軌道台車Mは出庫コンベア53まで走行
し、当該出庫コンベア53に荷を移載する。
【0005】これら入出庫作業は、在庫管理コントロー
ラ57からの入庫又は出庫作業指示データに基づいて制
御コントローラ58が有軌道台車M、入庫コンベア5
2、出庫コンベア53、スタッカクレーン55及び入出
庫コンベア56を駆動制御して行われる。
ラ57からの入庫又は出庫作業指示データに基づいて制
御コントローラ58が有軌道台車M、入庫コンベア5
2、出庫コンベア53、スタッカクレーン55及び入出
庫コンベア56を駆動制御して行われる。
【0006】即ち、作業者は在庫管理コントローラ57
に接続された端末59を操作して、入庫又は出庫すべき
荷のデータ(入庫又は出庫要求信号)を入力する。する
と、在庫管理コントローラ57は荷のデータに基づいて
入庫又は出庫すべき荷が収納されている収納部54を判
断する。そして、在庫管理コントローラ57は入庫又は
出庫すべき荷が収納されている収納部54を示すデー
タ、即ち、入庫時には入庫作業指示データを、出庫時に
は出庫作業指示データを制御コントローラ58に出力す
る。
に接続された端末59を操作して、入庫又は出庫すべき
荷のデータ(入庫又は出庫要求信号)を入力する。する
と、在庫管理コントローラ57は荷のデータに基づいて
入庫又は出庫すべき荷が収納されている収納部54を判
断する。そして、在庫管理コントローラ57は入庫又は
出庫すべき荷が収納されている収納部54を示すデー
タ、即ち、入庫時には入庫作業指示データを、出庫時に
は出庫作業指示データを制御コントローラ58に出力す
る。
【0007】制御コントローラ58は入庫又は出庫作業
指示データが出力されると、前記有軌道台車M、入庫コ
ンベア52、出庫コンベア53、スタッカクレーン55
及び入出庫コンベア56を駆動制御して入庫又は出庫作
業を行う。そして、制御コントローラ58は入出庫作業
が完了すると、完了信号を在庫管理コントローラ57に
出力する。
指示データが出力されると、前記有軌道台車M、入庫コ
ンベア52、出庫コンベア53、スタッカクレーン55
及び入出庫コンベア56を駆動制御して入庫又は出庫作
業を行う。そして、制御コントローラ58は入出庫作業
が完了すると、完了信号を在庫管理コントローラ57に
出力する。
【0008】在庫管理コントローラ57に完了信号が出
力されると、在庫管理コントローラ57は要求した入庫
又は出庫作業が完了したと判断する。そして、端末59
は例えば当該端末59の表示装置59aに入庫又は出庫
作業が完了した旨の表示を行う。このとき、作業者はそ
の表示を視認することによって、要求した入庫又は出庫
作業が完了したと理解する。
力されると、在庫管理コントローラ57は要求した入庫
又は出庫作業が完了したと判断する。そして、端末59
は例えば当該端末59の表示装置59aに入庫又は出庫
作業が完了した旨の表示を行う。このとき、作業者はそ
の表示を視認することによって、要求した入庫又は出庫
作業が完了したと理解する。
【0009】又、入庫又は出庫作業の最中において、入
庫又は出庫される荷に対して行われる作業に異常が発生
した場合には、制御コントローラ58は在庫管理コント
ローラ57に異常信号を出力する。
庫又は出庫される荷に対して行われる作業に異常が発生
した場合には、制御コントローラ58は在庫管理コント
ローラ57に異常信号を出力する。
【0010】在庫管理コントローラ57は異常信号に基
づいて荷の入庫又は出庫作業中に異常が発生したと判断
する。すると、端末59は表示装置59aに各種設備の
いずれかに異常が発生したことを示す表示を表示装置5
9aに行う。例えば「異常発生」の表示を行う。
づいて荷の入庫又は出庫作業中に異常が発生したと判断
する。すると、端末59は表示装置59aに各種設備の
いずれかに異常が発生したことを示す表示を表示装置5
9aに行う。例えば「異常発生」の表示を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入庫又
は出庫作業時において、在庫管理コントローラ57側で
は、入庫又は出庫作業指示データを出力した後、入庫又
は出庫作業が完了し、入庫又は出庫完了信号が出力がさ
れるまで、荷がどこにあるのか判断できない。つまり、
作業者が操作する端末59からでは、入庫又は出庫作業
の最中の荷がどこにあるのかを判断できず、作業者は入
庫又は出庫作業中の荷の位置を理解できないという問題
がある。
は出庫作業時において、在庫管理コントローラ57側で
は、入庫又は出庫作業指示データを出力した後、入庫又
は出庫作業が完了し、入庫又は出庫完了信号が出力がさ
れるまで、荷がどこにあるのか判断できない。つまり、
作業者が操作する端末59からでは、入庫又は出庫作業
の最中の荷がどこにあるのかを判断できず、作業者は入
庫又は出庫作業中の荷の位置を理解できないという問題
がある。
【0012】従って、制御コントローラ58から異常信
号が出力されても、それがどの位置、即ち、どの設備で
異常が発生したのかを判別することができないという問
題がある。しかも、通常は各設備毎に対して異常に対す
る対処の仕方が異なるため、作業者は端末59からの情
報だけでは、異常の対処方法を判断することができない
という問題がある。
号が出力されても、それがどの位置、即ち、どの設備で
異常が発生したのかを判別することができないという問
題がある。しかも、通常は各設備毎に対して異常に対す
る対処の仕方が異なるため、作業者は端末59からの情
報だけでは、異常の対処方法を判断することができない
という問題がある。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、在庫管理コントローラ
から容易に入庫又は出庫作業中の荷がどの設備にあるか
を判断できる在庫管理システムを提供することにある。
れたものであって、その目的は、在庫管理コントローラ
から容易に入庫又は出庫作業中の荷がどの設備にあるか
を判断できる在庫管理システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、荷を収納するための収納部
を備えた荷収納装置と、荷収納装置に入庫又は出庫され
る荷を搬送する荷搬送装置と、荷を入庫又は出庫するた
めの要求データに基づいて前記収納部の在庫管理を行う
在庫管理コントローラと、前記在庫管理コントローラか
らの信号に基づいて荷収納装置及び荷搬送装置を駆動制
御する制御コントローラとを備えた在庫管理システムに
おいて、前記荷収納装置と、荷搬送装置との移載の境界
部に荷の有無を検出する識別手段を設け、在庫管理コン
トローラは識別手段の荷の検出結果に基づいて荷が荷収
納装置又は荷搬送装置のいずれに位置するかを判断する
ようにしたことをその要旨とする。
め、請求項1記載の発明は、荷を収納するための収納部
を備えた荷収納装置と、荷収納装置に入庫又は出庫され
る荷を搬送する荷搬送装置と、荷を入庫又は出庫するた
めの要求データに基づいて前記収納部の在庫管理を行う
在庫管理コントローラと、前記在庫管理コントローラか
らの信号に基づいて荷収納装置及び荷搬送装置を駆動制
御する制御コントローラとを備えた在庫管理システムに
おいて、前記荷収納装置と、荷搬送装置との移載の境界
部に荷の有無を検出する識別手段を設け、在庫管理コン
トローラは識別手段の荷の検出結果に基づいて荷が荷収
納装置又は荷搬送装置のいずれに位置するかを判断する
ようにしたことをその要旨とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記荷搬送装置を複数備え、各荷搬送装置
間に識別手段を設け、在庫管理コントローラは各識別手
段からの検出信号に基づいて荷が荷収納装置又はどの荷
搬送装置に位置するかを判断するようにしたことをその
要旨とする。
明において、前記荷搬送装置を複数備え、各荷搬送装置
間に識別手段を設け、在庫管理コントローラは各識別手
段からの検出信号に基づいて荷が荷収納装置又はどの荷
搬送装置に位置するかを判断するようにしたことをその
要旨とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、各荷搬送装置及び荷収納装置での荷
役作業時に異常が発生した場合には、在庫管理コントロ
ーラに異常信号が出力され、在庫管理コントローラはそ
の異常信号及び識別手段からの信号に基づいていずれの
荷搬送装置又は荷収納装置のいずれが異常になったかを
判断することをその要旨とする。
載の発明において、各荷搬送装置及び荷収納装置での荷
役作業時に異常が発生した場合には、在庫管理コントロ
ーラに異常信号が出力され、在庫管理コントローラはそ
の異常信号及び識別手段からの信号に基づいていずれの
荷搬送装置又は荷収納装置のいずれが異常になったかを
判断することをその要旨とする。
【0017】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、荷収納
装置に入庫されたり、出庫される荷は在庫管理コントロ
ーラに出力される要求データに基づいて当該在庫管理コ
ントローラが管理する。そして、在庫管理コントローラ
に要求データが出力されると、制御コントローラに信号
を出力し、制御コントローラは荷搬送装置及び荷収納装
置を駆動制御し、要求された荷の荷役作業を行わせる。
この荷役作業時において、荷が荷搬送装置と、荷収納装
置との境界部に移行すると、識別手段が荷を検出して、
その検出結果が在庫管理コントローラに出力される。在
庫管理コントローラはこの識別手段の検出結果に基づい
て荷が、荷搬送装置側又は荷収納装置側のいずれにある
かを判断する。
装置に入庫されたり、出庫される荷は在庫管理コントロ
ーラに出力される要求データに基づいて当該在庫管理コ
ントローラが管理する。そして、在庫管理コントローラ
に要求データが出力されると、制御コントローラに信号
を出力し、制御コントローラは荷搬送装置及び荷収納装
置を駆動制御し、要求された荷の荷役作業を行わせる。
この荷役作業時において、荷が荷搬送装置と、荷収納装
置との境界部に移行すると、識別手段が荷を検出して、
その検出結果が在庫管理コントローラに出力される。在
庫管理コントローラはこの識別手段の検出結果に基づい
て荷が、荷搬送装置側又は荷収納装置側のいずれにある
かを判断する。
【0018】請求項2記載の発明によれば、各荷搬送装
置間にも識別手段を設けたので在庫管理コントローラは
入出庫される荷がどの荷搬送装置又は荷収納装置にある
かを判断することができる。
置間にも識別手段を設けたので在庫管理コントローラは
入出庫される荷がどの荷搬送装置又は荷収納装置にある
かを判断することができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、各荷搬送装
置及び荷収納装置での荷役作業時に異常が発生すると、
在庫管理コントローラに異常信号が出力される。在庫管
理コントローラはその異常信号及び識別手段からの信号
に基づいていずれの荷搬送装置又は荷収納装置にて異常
が発生したかを判断する
置及び荷収納装置での荷役作業時に異常が発生すると、
在庫管理コントローラに異常信号が出力される。在庫管
理コントローラはその異常信号及び識別手段からの信号
に基づいていずれの荷搬送装置又は荷収納装置にて異常
が発生したかを判断する
【0020】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1,
図2に従って説明する。図1は、各ステーションからの
荷を自動倉庫に入庫したり、自動倉庫からの荷をステー
ションに出庫するための搬送システムを示している。
図2に従って説明する。図1は、各ステーションからの
荷を自動倉庫に入庫したり、自動倉庫からの荷をステー
ションに出庫するための搬送システムを示している。
【0021】この搬送システム1には、有軌道台車M、
第1,第2の自動倉庫2,3、第1〜第3のステーショ
ン4〜6が設けられている。有軌道台車Mは予め定めら
れた閉ループ状の軌道V上を走行するようになってい
る。この軌道Vは直線区間7及びカーブ区間8から構成
されている。直線区間7は互いに対向する位置に二箇所
(直線区間7a,7b)形成されている。そして、この
有軌道台車Mには荷を載置するとともに、移載作業を行
うコンベアからなる移載装置9が設けられている。又、
この移載装置9には当該移載装置9上の荷を検出する荷
検出センサ9a,9bが取着されている。荷検出センサ
9a,9bはフォトインタラプタ等の光センサからな
る。荷検出センサ9aは、移載装置9の矢印A方向(有
軌道台車Mの走行方向)に対して右端に設けられてい
る。即ち、荷検出センサ9aは移載装置9の右端に荷が
あるか否かを検出する。荷検出センサ9bは移載装置9
の左端に設けられ、当該左端に荷があるか否かを検出す
る。
第1,第2の自動倉庫2,3、第1〜第3のステーショ
ン4〜6が設けられている。有軌道台車Mは予め定めら
れた閉ループ状の軌道V上を走行するようになってい
る。この軌道Vは直線区間7及びカーブ区間8から構成
されている。直線区間7は互いに対向する位置に二箇所
(直線区間7a,7b)形成されている。そして、この
有軌道台車Mには荷を載置するとともに、移載作業を行
うコンベアからなる移載装置9が設けられている。又、
この移載装置9には当該移載装置9上の荷を検出する荷
検出センサ9a,9bが取着されている。荷検出センサ
9a,9bはフォトインタラプタ等の光センサからな
る。荷検出センサ9aは、移載装置9の矢印A方向(有
軌道台車Mの走行方向)に対して右端に設けられてい
る。即ち、荷検出センサ9aは移載装置9の右端に荷が
あるか否かを検出する。荷検出センサ9bは移載装置9
の左端に設けられ、当該左端に荷があるか否かを検出す
る。
【0022】第1,第2の自動倉庫2,3は直線区間7
a側に設けられている。第1,第2の自動倉庫2,3に
は、それぞれ一対の枠組棚2a,3aが設けられてい
る。各枠組棚2a,3aには荷を収納するための複数の
収納部10が設けられている。そして、この収納部10
は当該収納部10の位置を示すアドレスがそれぞれ設定
されている。
a側に設けられている。第1,第2の自動倉庫2,3に
は、それぞれ一対の枠組棚2a,3aが設けられてい
る。各枠組棚2a,3aには荷を収納するための複数の
収納部10が設けられている。そして、この収納部10
は当該収納部10の位置を示すアドレスがそれぞれ設定
されている。
【0023】又、第1,第2の自動倉庫2,3には、ス
タッカクレーン11,12が設けられている。スタッカ
クレーン11,12には荷を載置するためのキャリッジ
13,14が設けられている。キャリッジ13,14に
は、枠組棚2aの各収納部10に荷が収納されているか
否かを検出する荷有りセンサ13a,14aが各枠組棚
2a,3aと対向する位置にそれぞれ設けられている。
荷有りセンサ13a,14aはフォトインタラプタ等の
光センサからなる。そして、キャリッジ13,14が収
納部10との入出庫作業等の移載作業のために、当該収
納部10と対向する位置に位置決めされると、荷有りセ
ンサ13a,14aはその収納部10に荷があるか否か
を検出する。各スタッカクレーン11,12はそれぞれ
クレーンコントローラ15,16によって制御されるよ
うになっている。
タッカクレーン11,12が設けられている。スタッカ
クレーン11,12には荷を載置するためのキャリッジ
13,14が設けられている。キャリッジ13,14に
は、枠組棚2aの各収納部10に荷が収納されているか
否かを検出する荷有りセンサ13a,14aが各枠組棚
2a,3aと対向する位置にそれぞれ設けられている。
荷有りセンサ13a,14aはフォトインタラプタ等の
光センサからなる。そして、キャリッジ13,14が収
納部10との入出庫作業等の移載作業のために、当該収
納部10と対向する位置に位置決めされると、荷有りセ
ンサ13a,14aはその収納部10に荷があるか否か
を検出する。各スタッカクレーン11,12はそれぞれ
クレーンコントローラ15,16によって制御されるよ
うになっている。
【0024】更に、これら第1,第2の自動倉庫2,3
には、それぞれ軌道Vに向かって延びるコンベア17,
18が設けられている。コンベア17,18は有軌道台
車M及びスタッカクレーン11,12との間で移載作業
を行うようになっている。そして、コンベア17,18
の軌道V側には識別センサ17a,18aが設けられて
いる。識別センサ17a,18aはフォトインタラプタ
等の光センサからなる。
には、それぞれ軌道Vに向かって延びるコンベア17,
18が設けられている。コンベア17,18は有軌道台
車M及びスタッカクレーン11,12との間で移載作業
を行うようになっている。そして、コンベア17,18
の軌道V側には識別センサ17a,18aが設けられて
いる。識別センサ17a,18aはフォトインタラプタ
等の光センサからなる。
【0025】第1〜第3のステーション4〜6は直線区
間7b側に設けられている。第1のステーション4は入
庫用のステーションである。第2のステーション5は出
庫用のステーションである。第3のステーション6はピ
ッキング作業を行うためのステーションである。各ステ
ーション4〜6はコンベア19〜21を備えている。こ
れら各ステーション4〜6はコンベア19〜21を介し
て有軌道台車Mとの間で移載作業を行う。又、各コンベ
ア19〜21はコンベアコントローラ22によって駆動
制御される。
間7b側に設けられている。第1のステーション4は入
庫用のステーションである。第2のステーション5は出
庫用のステーションである。第3のステーション6はピ
ッキング作業を行うためのステーションである。各ステ
ーション4〜6はコンベア19〜21を備えている。こ
れら各ステーション4〜6はコンベア19〜21を介し
て有軌道台車Mとの間で移載作業を行う。又、各コンベ
ア19〜21はコンベアコントローラ22によって駆動
制御される。
【0026】更に、この搬送システム1には、軌道Vと
隣接する位置に非常ボタン23が設けられている。又、
管理事務室内には制御コントローラ24、在庫管理コン
トローラ25及び情報端末26が設けられている。そし
て、作業者は情報端末26又は在庫管理コントローラ2
5を操作することによって制御コントローラ24を介し
て自動倉庫2,3及び有軌道台車M等を制御し、入出庫
作業を行わせる。
隣接する位置に非常ボタン23が設けられている。又、
管理事務室内には制御コントローラ24、在庫管理コン
トローラ25及び情報端末26が設けられている。そし
て、作業者は情報端末26又は在庫管理コントローラ2
5を操作することによって制御コントローラ24を介し
て自動倉庫2,3及び有軌道台車M等を制御し、入出庫
作業を行わせる。
【0027】次に、上記に示す搬送システム1の電気的
構成について説明する。図2に示すように、この搬送シ
ステム1には、複数の情報端末26が設けられ、これら
情報端末26は在庫管理コントローラ25に接続されて
いる。在庫管理コントローラ25は制御コントローラ2
4に接続されている。制御コントローラ24には、クレ
ーンコントローラ15,16、コンベアコントローラ2
2、台車コントローラ27、非常ボタン23及び識別セ
ンサ17a,18aが接続されている。又、クレーンコ
ントローラ15,16には荷有りセンサ13a,14a
がそれぞれ接続されている。又、台車コントローラ27
には荷検出センサ9a,9bが接続されている。
構成について説明する。図2に示すように、この搬送シ
ステム1には、複数の情報端末26が設けられ、これら
情報端末26は在庫管理コントローラ25に接続されて
いる。在庫管理コントローラ25は制御コントローラ2
4に接続されている。制御コントローラ24には、クレ
ーンコントローラ15,16、コンベアコントローラ2
2、台車コントローラ27、非常ボタン23及び識別セ
ンサ17a,18aが接続されている。又、クレーンコ
ントローラ15,16には荷有りセンサ13a,14a
がそれぞれ接続されている。又、台車コントローラ27
には荷検出センサ9a,9bが接続されている。
【0028】クレーンコントローラ15,16は制御コ
ントローラ24からの作業指示データに基づいてスタッ
カクレーン11,12及びコンベア17,18をそれぞ
れ駆動制御する。クレーンコントローラ15,16は荷
有りセンサ13a,14aからの検出信号に基づいて、
それぞれ荷を入庫又は出庫すべき収納部10に荷がある
か否かを判断する。即ち、クレーンコントローラ15,
16は制御コントローラ24から、荷を入庫又は出庫す
べき収納部10のアドレスを示すデータが出力される
と、そのアドレスの収納部10と対向する位置にキャリ
ッジ13,14が位置するようにスタッカクレーン1
1,12を駆動する。そして、クレーンコントローラ1
5,16は、キャリッジ13,14が収納部10の位置
に停止した時の荷有りセンサ13a,14aからの検出
信号に基づいて当該収納部10に荷があるか否かを判断
する。そして、クレーンコントローラ15,16は制御
コントローラ24に入庫又は出庫すべき収納部10に荷
がある場合には荷が有る旨の信号(荷有り信号)を、荷
が無い場合には荷が無い旨の信号(荷無し信号)を出力
する。
ントローラ24からの作業指示データに基づいてスタッ
カクレーン11,12及びコンベア17,18をそれぞ
れ駆動制御する。クレーンコントローラ15,16は荷
有りセンサ13a,14aからの検出信号に基づいて、
それぞれ荷を入庫又は出庫すべき収納部10に荷がある
か否かを判断する。即ち、クレーンコントローラ15,
16は制御コントローラ24から、荷を入庫又は出庫す
べき収納部10のアドレスを示すデータが出力される
と、そのアドレスの収納部10と対向する位置にキャリ
ッジ13,14が位置するようにスタッカクレーン1
1,12を駆動する。そして、クレーンコントローラ1
5,16は、キャリッジ13,14が収納部10の位置
に停止した時の荷有りセンサ13a,14aからの検出
信号に基づいて当該収納部10に荷があるか否かを判断
する。そして、クレーンコントローラ15,16は制御
コントローラ24に入庫又は出庫すべき収納部10に荷
がある場合には荷が有る旨の信号(荷有り信号)を、荷
が無い場合には荷が無い旨の信号(荷無し信号)を出力
する。
【0029】コンベアコントローラ22は第1〜第3の
ステーション4〜6に設けられたコンベア19〜21を
駆動制御する。台車コントローラ27は有軌道台車Mの
走行及び移載装置9等を駆動制御する。台車コントロー
ラ27は軌道Vの軌道原点からの有軌道台車Mの走行位
置を演算し、その走行位置を示す信号(走行位置信号)
を制御コントローラ24に出力する。この走行位置は、
例えば有軌道台車Mに設けられ、軌道Vに沿って転動す
る計測輪の回転角度を検出するエンコーダからの検出信
号に基づいて台車コントローラ27が演算する。
ステーション4〜6に設けられたコンベア19〜21を
駆動制御する。台車コントローラ27は有軌道台車Mの
走行及び移載装置9等を駆動制御する。台車コントロー
ラ27は軌道Vの軌道原点からの有軌道台車Mの走行位
置を演算し、その走行位置を示す信号(走行位置信号)
を制御コントローラ24に出力する。この走行位置は、
例えば有軌道台車Mに設けられ、軌道Vに沿って転動す
る計測輪の回転角度を検出するエンコーダからの検出信
号に基づいて台車コントローラ27が演算する。
【0030】又、台車コントローラ27は荷検出センサ
9a,9bからの検出信号に基づいて移載装置9上の荷
の載置状態を判断する。即ち、荷検出センサ9a,9b
の両センサが荷を検出しているときには、台車コントロ
ーラ27は移載装置9上に荷が正常に載置されていると
判断する。両荷検出センサ9a,9bがいずれも荷を検
出していないときには、移載装置9上に荷が載置されて
いないと判断する。台車コントローラ26は移載装置9
上に荷が載置された状態で、荷を受け渡す移載作業時で
はないにも関わらず、荷検出センサ9a,9bの少なく
ともいずれか一方が荷を検出しなくなった時には、荷の
載置状態に異常が発生したとして異常検知信号を制御コ
ントローラ24に出力する。
9a,9bからの検出信号に基づいて移載装置9上の荷
の載置状態を判断する。即ち、荷検出センサ9a,9b
の両センサが荷を検出しているときには、台車コントロ
ーラ27は移載装置9上に荷が正常に載置されていると
判断する。両荷検出センサ9a,9bがいずれも荷を検
出していないときには、移載装置9上に荷が載置されて
いないと判断する。台車コントローラ26は移載装置9
上に荷が載置された状態で、荷を受け渡す移載作業時で
はないにも関わらず、荷検出センサ9a,9bの少なく
ともいずれか一方が荷を検出しなくなった時には、荷の
載置状態に異常が発生したとして異常検知信号を制御コ
ントローラ24に出力する。
【0031】非常ボタン23は有軌道台車Mの走行中に
おいて、作業者が押すことによって当該有軌道台車Mを
停止させるためのボタンであって、例えば作業者は非常
ボタン23を押して有軌道台車Mを停止させた後、当該
有軌道台車M上荷の載置状態をより安定した状態に修正
することができる。そして、この有軌道台車Mの停止中
において、再度非常ボタン23を押すと、有軌道台車M
は走行を再開する。
おいて、作業者が押すことによって当該有軌道台車Mを
停止させるためのボタンであって、例えば作業者は非常
ボタン23を押して有軌道台車Mを停止させた後、当該
有軌道台車M上荷の載置状態をより安定した状態に修正
することができる。そして、この有軌道台車Mの停止中
において、再度非常ボタン23を押すと、有軌道台車M
は走行を再開する。
【0032】識別センサ17a,18aはコンベア1
7,18の軌道V側に荷があるか否かをそれぞれ検出す
るセンサであって、当該コンベア17,18の軌道V側
に荷がある場合には制御コントローラ24に荷検出信号
を出力する。
7,18の軌道V側に荷があるか否かをそれぞれ検出す
るセンサであって、当該コンベア17,18の軌道V側
に荷がある場合には制御コントローラ24に荷検出信号
を出力する。
【0033】制御コントローラ24は在庫管理コントロ
ーラ24からの信号、即ち、入庫又は出庫作業指示デー
タに基づいてクレーンコントローラ15,16、コンベ
アコントローラ22及び台車コントローラ27に指令デ
ータを出力し、入庫又は出庫作業を行わせる。
ーラ24からの信号、即ち、入庫又は出庫作業指示デー
タに基づいてクレーンコントローラ15,16、コンベ
アコントローラ22及び台車コントローラ27に指令デ
ータを出力し、入庫又は出庫作業を行わせる。
【0034】制御コントローラ24はクレーンコントロ
ーラ15,16からの荷有り及び荷無し信号に基づいて
入出庫すべき収納部10に荷があるか否かを判断する。
入庫作業時において荷有り信号が出力された場合には、
制御コントローラ24は当該収納部10に既に荷が収納
され、荷を入庫できないと判断し、異常信号を在庫管理
コントローラ25に出力し、入庫作業を中止する。又、
入庫作業時において荷無し信号が出力された場合には、
収納部10は荷を入庫できる状態であると判断して、入
庫作業を行わせる。
ーラ15,16からの荷有り及び荷無し信号に基づいて
入出庫すべき収納部10に荷があるか否かを判断する。
入庫作業時において荷有り信号が出力された場合には、
制御コントローラ24は当該収納部10に既に荷が収納
され、荷を入庫できないと判断し、異常信号を在庫管理
コントローラ25に出力し、入庫作業を中止する。又、
入庫作業時において荷無し信号が出力された場合には、
収納部10は荷を入庫できる状態であると判断して、入
庫作業を行わせる。
【0035】出庫作業時において、荷有り信号が出力さ
れた場合には制御コントローラ24は収納部10に出庫
すべき荷があると判断し、出庫作業を行わせる。又、出
庫作業時において、荷無し信号が出力された場合には、
制御コントローラ24は収納部10に出庫すべき荷が無
いと判断して、異常信号を在庫管理コントローラ25に
出力する。
れた場合には制御コントローラ24は収納部10に出庫
すべき荷があると判断し、出庫作業を行わせる。又、出
庫作業時において、荷無し信号が出力された場合には、
制御コントローラ24は収納部10に出庫すべき荷が無
いと判断して、異常信号を在庫管理コントローラ25に
出力する。
【0036】制御コントローラ24は台車コントローラ
27から異常検知信号が出力されると、在庫管理コント
ローラ25に異常信号を出力する。制御コントローラ2
4は識別センサ17aからの荷検出信号を第1の識別信
号として在庫管理コントローラ25に出力する。制御コ
ントローラ24は識別センサ18aからの荷検出信号を
第2の識別信号として在庫管理コントローラ25に出力
する。
27から異常検知信号が出力されると、在庫管理コント
ローラ25に異常信号を出力する。制御コントローラ2
4は識別センサ17aからの荷検出信号を第1の識別信
号として在庫管理コントローラ25に出力する。制御コ
ントローラ24は識別センサ18aからの荷検出信号を
第2の識別信号として在庫管理コントローラ25に出力
する。
【0037】在庫管理コントローラ25は情報端末26
等から入庫要求信号が出力されると、入庫要求信号に基
づいて荷を入庫する収納部10のアドレスを判別し、そ
の収納部10のアドレスを示す入庫作業指示データを制
御コントローラ24に出力する。同様に、在庫管理コン
トローラ25は情報端末26等から出庫要求信号が出力
されると、出庫要求信号に基づいて出庫する荷が収納さ
れた収納部10のアドレスを判別し、そのアドレスを示
す出庫作業指示データを制御コントローラ24に出力す
る。
等から入庫要求信号が出力されると、入庫要求信号に基
づいて荷を入庫する収納部10のアドレスを判別し、そ
の収納部10のアドレスを示す入庫作業指示データを制
御コントローラ24に出力する。同様に、在庫管理コン
トローラ25は情報端末26等から出庫要求信号が出力
されると、出庫要求信号に基づいて出庫する荷が収納さ
れた収納部10のアドレスを判別し、そのアドレスを示
す出庫作業指示データを制御コントローラ24に出力す
る。
【0038】在庫管理コントローラ25は、入庫作業に
おいて入庫作業指示データを制御コントローラ24に出
力してから第1又は第2の識別信号が出力されるまでの
間、荷は有軌道台車M上に位置すると判断する。そし
て、この間に制御コントローラ24から異常信号が出力
された場合には、在庫管理コントローラ25は有軌道台
車M上において異常が発生したと判断する。
おいて入庫作業指示データを制御コントローラ24に出
力してから第1又は第2の識別信号が出力されるまでの
間、荷は有軌道台車M上に位置すると判断する。そし
て、この間に制御コントローラ24から異常信号が出力
された場合には、在庫管理コントローラ25は有軌道台
車M上において異常が発生したと判断する。
【0039】在庫管理コントローラ25は、入庫作業に
おいて第1の識別信号が出力されてから入庫が完了する
までの間、荷は第1の自動倉庫2又はコンベア17に位
置していると判断する。そして、この間に制御コントロ
ーラ24から異常信号が出力された場合には、在庫管理
コントローラ25は第1の自動倉庫2又はコンベア17
での作業中に異常が起きたと判断する。
おいて第1の識別信号が出力されてから入庫が完了する
までの間、荷は第1の自動倉庫2又はコンベア17に位
置していると判断する。そして、この間に制御コントロ
ーラ24から異常信号が出力された場合には、在庫管理
コントローラ25は第1の自動倉庫2又はコンベア17
での作業中に異常が起きたと判断する。
【0040】在庫管理コントローラ25は、入庫作業に
おいて第2の識別信号が出力されてから入庫が完了する
までの間、荷は第2の自動倉庫3又はコンベア18に位
置していると判断する。そして、この間に制御コントロ
ーラ24から異常信号が出力された場合には、在庫管理
コントローラ25は第2の自動倉庫3又はコンベア18
での作業中に異常が起きたと判断する。
おいて第2の識別信号が出力されてから入庫が完了する
までの間、荷は第2の自動倉庫3又はコンベア18に位
置していると判断する。そして、この間に制御コントロ
ーラ24から異常信号が出力された場合には、在庫管理
コントローラ25は第2の自動倉庫3又はコンベア18
での作業中に異常が起きたと判断する。
【0041】在庫管理コントローラ25は、出庫作業時
において出庫作業指示データを制御コントローラ24に
出力してから第1の識別信号が出力されるまでの間、第
1の自動倉庫2又はコンベア17に位置していると判断
する。そして、この間に制御コントローラ24から異常
信号が出力された場合には、在庫管理コントローラ25
は第1の自動倉庫2又はコンベア17での作業中に異常
が起きたと判断する。
において出庫作業指示データを制御コントローラ24に
出力してから第1の識別信号が出力されるまでの間、第
1の自動倉庫2又はコンベア17に位置していると判断
する。そして、この間に制御コントローラ24から異常
信号が出力された場合には、在庫管理コントローラ25
は第1の自動倉庫2又はコンベア17での作業中に異常
が起きたと判断する。
【0042】在庫管理コントローラ25は、出庫作業時
において出庫作業指示データを制御コントローラ24に
出力してから第2の識別信号が出力されるまでの間、荷
は第2の自動倉庫3又はコンベア18に位置していると
判断する。そして、この間に制御コントローラ24から
異常信号が出力された場合には、在庫管理コントローラ
25は第2の自動倉庫3又はコンベア18での作業中に
異常が起きたと判断する。
において出庫作業指示データを制御コントローラ24に
出力してから第2の識別信号が出力されるまでの間、荷
は第2の自動倉庫3又はコンベア18に位置していると
判断する。そして、この間に制御コントローラ24から
異常信号が出力された場合には、在庫管理コントローラ
25は第2の自動倉庫3又はコンベア18での作業中に
異常が起きたと判断する。
【0043】在庫管理コントローラ25は第1又は第2
の識別信号が出力されてから、出庫が完了するまでの
間、荷は有軌道台車M上に位置していると判断する。そ
して、この間に制御コントローラ24から異常信号が出
力された場合には、在庫管理コントローラ25は有軌道
台車M上において異常が発生したと判断する。
の識別信号が出力されてから、出庫が完了するまでの
間、荷は有軌道台車M上に位置していると判断する。そ
して、この間に制御コントローラ24から異常信号が出
力された場合には、在庫管理コントローラ25は有軌道
台車M上において異常が発生したと判断する。
【0044】又、在庫管理コントローラ25は入出庫す
べき荷の位置を判断すると、表示部25aに表示させ
る。例えば、有軌道台車M上に荷がある場合には表示部
25aに「有軌道台車」の表示がされる。第1の自動倉
庫2又はコンベア17に荷がある場合には「第1の自動
倉庫」の表示がされる。第2の自動倉庫3又はコンベア
18に荷がある場合には「第2の自動倉庫」の表示がさ
れる。
べき荷の位置を判断すると、表示部25aに表示させ
る。例えば、有軌道台車M上に荷がある場合には表示部
25aに「有軌道台車」の表示がされる。第1の自動倉
庫2又はコンベア17に荷がある場合には「第1の自動
倉庫」の表示がされる。第2の自動倉庫3又はコンベア
18に荷がある場合には「第2の自動倉庫」の表示がさ
れる。
【0045】又、在庫管理コントローラ25は異常が発
生したと判断すると、どの設備で異常が発生したかを示
す表示を表示部25aに行う。例えば、有軌道台車M上
に荷があるときに異常が発生した場合には「有軌道台
車:異常発生」の表示が行われる。第1の自動倉庫2又
はコンベア17に荷があるときに異常が発生した場合に
は「第1の自動倉庫:異常発生」の表示がされる。第2
の自動倉庫3又はコンベア18に荷があるときに異常が
発生した場合には「第2の自動倉庫:異常発生」の表示
がされる。
生したと判断すると、どの設備で異常が発生したかを示
す表示を表示部25aに行う。例えば、有軌道台車M上
に荷があるときに異常が発生した場合には「有軌道台
車:異常発生」の表示が行われる。第1の自動倉庫2又
はコンベア17に荷があるときに異常が発生した場合に
は「第1の自動倉庫:異常発生」の表示がされる。第2
の自動倉庫3又はコンベア18に荷があるときに異常が
発生した場合には「第2の自動倉庫:異常発生」の表示
がされる。
【0046】在庫管理コントローラ25は入庫完了信号
又は出庫完了信号が制御コントローラ24から出力され
ると、入庫又は出庫作業が完了したと判断する。そし
て、その旨の表示を表示部25aに行う。例えば表示部
25aには、入庫が完了した時「入庫完了」の表示がな
される。出庫が完了した時「出庫完了」の表示がなされ
る。
又は出庫完了信号が制御コントローラ24から出力され
ると、入庫又は出庫作業が完了したと判断する。そし
て、その旨の表示を表示部25aに行う。例えば表示部
25aには、入庫が完了した時「入庫完了」の表示がな
される。出庫が完了した時「出庫完了」の表示がなされ
る。
【0047】情報端末26は在庫管理コントローラ25
との間で各種データの授受を行うことができる。即ち、
情報端末26は作業者が操作することによって在庫管理
コントローラ25に各種データを出力する。例えば情報
端末26は作業者の操作に基づいて在庫管理コントロー
ラ25に入庫要求信号を出力する。情報端末26は作業
者の操作に基づいて在庫管理コントローラ25に出庫要
求信号を出力する。
との間で各種データの授受を行うことができる。即ち、
情報端末26は作業者が操作することによって在庫管理
コントローラ25に各種データを出力する。例えば情報
端末26は作業者の操作に基づいて在庫管理コントロー
ラ25に入庫要求信号を出力する。情報端末26は作業
者の操作に基づいて在庫管理コントローラ25に出庫要
求信号を出力する。
【0048】更に、情報端末26の表示部26aには前
記表示部25aと同一の表示を行うことができる。又、
在庫管理コントローラ25及び情報端末26には復帰キ
ーが設けられ、異常発生時に復帰キーを押すことによっ
て制御コントローラ24に復帰信号が出力される。
記表示部25aと同一の表示を行うことができる。又、
在庫管理コントローラ25及び情報端末26には復帰キ
ーが設けられ、異常発生時に復帰キーを押すことによっ
て制御コントローラ24に復帰信号が出力される。
【0049】次に、第1,第2の自動倉庫2,3側及び
有軌道台車M側で発生する異常について説明する。第
1,第2の自動倉庫2,3側で発生する異常とは、入庫
時においては入庫すべき収納部10に既に別の荷が収納
されており、入庫すべき荷を入庫できない場合である。
又、出庫時においては出庫すべき収納部10に荷が無
く、出庫できない場合である。そして、これら第1,第
2の自動倉庫2,3側での異常は、自動で復帰できる異
常である。
有軌道台車M側で発生する異常について説明する。第
1,第2の自動倉庫2,3側で発生する異常とは、入庫
時においては入庫すべき収納部10に既に別の荷が収納
されており、入庫すべき荷を入庫できない場合である。
又、出庫時においては出庫すべき収納部10に荷が無
く、出庫できない場合である。そして、これら第1,第
2の自動倉庫2,3側での異常は、自動で復帰できる異
常である。
【0050】即ち、入庫時において前記異常が発生し、
作業者が情報端末26の復帰キーを押すと、在庫管理コ
ントローラ25は制御コントローラ24に復帰信号を出
力する。すると、制御コントローラ24はスタッカクレ
ーン11,12上の荷をコンベア17上に一旦載置させ
る。そして、スタッカクレーン11,12を駆動して、
入庫すべき収納部10に収納されている荷を取り出して
他の収納部10に収納する。その後、制御コントローラ
24は、スタッカクレーン11,12を駆動して再度コ
ンベア17上の荷を当該スタッカクレーン11,12上
に載置して、入庫すべき前記収納部10に荷を入庫させ
る。
作業者が情報端末26の復帰キーを押すと、在庫管理コ
ントローラ25は制御コントローラ24に復帰信号を出
力する。すると、制御コントローラ24はスタッカクレ
ーン11,12上の荷をコンベア17上に一旦載置させ
る。そして、スタッカクレーン11,12を駆動して、
入庫すべき収納部10に収納されている荷を取り出して
他の収納部10に収納する。その後、制御コントローラ
24は、スタッカクレーン11,12を駆動して再度コ
ンベア17上の荷を当該スタッカクレーン11,12上
に載置して、入庫すべき前記収納部10に荷を入庫させ
る。
【0051】出庫時において異常が発生し、作業者が情
報端末の復帰キーを押すと、在庫管理コントローラ25
は、出庫すべき荷が収納されている他の収納部10を再
度演算し、当該収納部10のアドレスを示す復帰信号を
制御コントローラ24に出力する。すると、制御コント
ローラ24は復帰信号に基づいてスタッカクレーン1
1,12を新たに求めた他の収納部10まで移動させ、
当該収納部10に荷を入庫させる。
報端末の復帰キーを押すと、在庫管理コントローラ25
は、出庫すべき荷が収納されている他の収納部10を再
度演算し、当該収納部10のアドレスを示す復帰信号を
制御コントローラ24に出力する。すると、制御コント
ローラ24は復帰信号に基づいてスタッカクレーン1
1,12を新たに求めた他の収納部10まで移動させ、
当該収納部10に荷を入庫させる。
【0052】又、有軌道台車M側での異常は移載装置9
上の荷が荷崩れ等を起こし、有軌道台車Mから落下した
場合等である。この有軌道台車M側の異常は、作業者が
落下した荷を手作業にて運搬する必要がある異常であ
る。
上の荷が荷崩れ等を起こし、有軌道台車Mから落下した
場合等である。この有軌道台車M側の異常は、作業者が
落下した荷を手作業にて運搬する必要がある異常であ
る。
【0053】即ち、有軌道台車M側に異常が発生する
と、作業者は手作業にて異常を復帰させる。入庫作業時
に有軌道台車M側に異常が発生すると、作業者は落下し
た荷を拾い上げコンベア17,18まで運び、当該コン
ベア17,18上に載置させる。つまり、自動倉庫2,
3側に荷を載置する。その後、作業者は情報端末26の
復帰キーを押すと、在庫管理コントローラ26は荷がコ
ンベア17,18上に有ると判断して、制御コントロー
ラ24に復帰信号を出力する。すると、制御コントロー
ラ24はスタッカクレーン11,12を駆動して、当該
コンベア17,18上の荷を収納部10に入庫する。
と、作業者は手作業にて異常を復帰させる。入庫作業時
に有軌道台車M側に異常が発生すると、作業者は落下し
た荷を拾い上げコンベア17,18まで運び、当該コン
ベア17,18上に載置させる。つまり、自動倉庫2,
3側に荷を載置する。その後、作業者は情報端末26の
復帰キーを押すと、在庫管理コントローラ26は荷がコ
ンベア17,18上に有ると判断して、制御コントロー
ラ24に復帰信号を出力する。すると、制御コントロー
ラ24はスタッカクレーン11,12を駆動して、当該
コンベア17,18上の荷を収納部10に入庫する。
【0054】又、出庫作業時に有軌道台車Mに異常が発
生すると、作業者は落下した荷を拾い上げ、出庫用のコ
ンベア20上に荷を載置する。その後、作業者は復帰キ
ーを押すと、在庫管理コントローラ25は出庫作業が完
了したと判断する。
生すると、作業者は落下した荷を拾い上げ、出庫用のコ
ンベア20上に荷を載置する。その後、作業者は復帰キ
ーを押すと、在庫管理コントローラ25は出庫作業が完
了したと判断する。
【0055】次に、上記のように構成した搬送システム
の作用及び効果について説明する。まず、この搬送シス
テム1における入庫作業の場合について説明する。情報
端末26から入庫すべき荷の品番等の各種データを示す
入庫要求信号が出力されると、在庫管理コントローラ2
5は入庫要求信号に基づいて当該荷を入庫できる収納部
10があるか否かを判断する。在庫管理コントローラ2
5は荷を入庫できる収納部10があると判断すると、そ
の収納部10のアドレスを判別し、当該収納部10のア
ドレスを示す入庫作業指示データを制御コントローラ2
4に出力する。
の作用及び効果について説明する。まず、この搬送シス
テム1における入庫作業の場合について説明する。情報
端末26から入庫すべき荷の品番等の各種データを示す
入庫要求信号が出力されると、在庫管理コントローラ2
5は入庫要求信号に基づいて当該荷を入庫できる収納部
10があるか否かを判断する。在庫管理コントローラ2
5は荷を入庫できる収納部10があると判断すると、そ
の収納部10のアドレスを判別し、当該収納部10のア
ドレスを示す入庫作業指示データを制御コントローラ2
4に出力する。
【0056】制御コントローラ24は入庫作業指示デー
タに基づいて台車コントローラ27に走行指令信号を出
力する。すると、台車コントローラ27は走行信号に基
づいて第1のステーション4のコンベア19と対向する
位置まで走行し停止する。有軌道台車Mが第1のステー
ション4に停止すると、制御コントローラ24は台車コ
ントローラ27及びコンベアコントローラ22に移載指
令信号を出力し、コンベア19上の荷を有軌道台車Mの
移載装置9上に移載する。このとき、台車コントローラ
27は両荷検出センサ9a,9bが荷を検出した時、荷
は正常に移載装置9上に載置されたと判断して完了信号
を制御コントローラ24に出力するとともに、移載装置
9の駆動を停止する。又、コンベアコンローラ22は制
御コントローラ24からの指令に基づいてコンベア19
の駆動を停止する。
タに基づいて台車コントローラ27に走行指令信号を出
力する。すると、台車コントローラ27は走行信号に基
づいて第1のステーション4のコンベア19と対向する
位置まで走行し停止する。有軌道台車Mが第1のステー
ション4に停止すると、制御コントローラ24は台車コ
ントローラ27及びコンベアコントローラ22に移載指
令信号を出力し、コンベア19上の荷を有軌道台車Mの
移載装置9上に移載する。このとき、台車コントローラ
27は両荷検出センサ9a,9bが荷を検出した時、荷
は正常に移載装置9上に載置されたと判断して完了信号
を制御コントローラ24に出力するとともに、移載装置
9の駆動を停止する。又、コンベアコンローラ22は制
御コントローラ24からの指令に基づいてコンベア19
の駆動を停止する。
【0057】制御コントローラ24は完了信号が出力さ
れると、台車コントローラ27に走行指令データを出力
し、入庫すべき収納部10がある例えば第1の自動倉庫
2と対向する位置まで走行し、その位置に停止する。制
御コントローラ24は有軌道台車Mが停止すると、台車
コントローラ27及びクレーンコントローラ15に移載
指令データを出力し、有軌道台車M上の荷をコンベア1
7上に載置する。
れると、台車コントローラ27に走行指令データを出力
し、入庫すべき収納部10がある例えば第1の自動倉庫
2と対向する位置まで走行し、その位置に停止する。制
御コントローラ24は有軌道台車Mが停止すると、台車
コントローラ27及びクレーンコントローラ15に移載
指令データを出力し、有軌道台車M上の荷をコンベア1
7上に載置する。
【0058】このとき、識別センサ17aは荷を検出
し、荷検出信号を制御コントローラ24に出力し、制御
コントローラ24は第1の識別信号を在庫管理コントロ
ーラ25に出力する。在庫管理コントローラ25はその
識別信号に基づいて荷が有軌道台車M側から自動倉庫2
側に移行したと判断する。
し、荷検出信号を制御コントローラ24に出力し、制御
コントローラ24は第1の識別信号を在庫管理コントロ
ーラ25に出力する。在庫管理コントローラ25はその
識別信号に基づいて荷が有軌道台車M側から自動倉庫2
側に移行したと判断する。
【0059】更に、クレーンコントローラ15はコンベ
ア17上の荷をスタッカクレーン11のキャリッジ13
上に載置させ、当該スタッカクレーン11を駆動して荷
を入庫すべき収納部10に収納する。そして、入庫すべ
き収納部10に荷を収納することによって入庫作業は完
了する。
ア17上の荷をスタッカクレーン11のキャリッジ13
上に載置させ、当該スタッカクレーン11を駆動して荷
を入庫すべき収納部10に収納する。そして、入庫すべ
き収納部10に荷を収納することによって入庫作業は完
了する。
【0060】この入庫作業時において、在庫管理コント
ローラ25は入庫作業指示データを出力した後、識別信
号が出力されるまでの間に異常信号が出力されると、在
庫管理コントローラ25は有軌道台車M側に異常が発生
したと判断する。すると、その異常表示が在庫管理コン
トローラ25及び情報端末26の表示部25a,26a
にそれぞれ表示される。このとき、作業者は情報端末2
6の表示部26aの表示を視認して有軌道台車M側に異
常が発生したと判断する。即ち、有軌道台車Mから荷が
落下し、荷崩れ等の異常が起きた場合には、作業者はそ
の荷を手作業にて搬送しコンベア17上に載置する。
ローラ25は入庫作業指示データを出力した後、識別信
号が出力されるまでの間に異常信号が出力されると、在
庫管理コントローラ25は有軌道台車M側に異常が発生
したと判断する。すると、その異常表示が在庫管理コン
トローラ25及び情報端末26の表示部25a,26a
にそれぞれ表示される。このとき、作業者は情報端末2
6の表示部26aの表示を視認して有軌道台車M側に異
常が発生したと判断する。即ち、有軌道台車Mから荷が
落下し、荷崩れ等の異常が起きた場合には、作業者はそ
の荷を手作業にて搬送しコンベア17上に載置する。
【0061】そして、荷をコンベア17上に載置した
後、作業者が復帰キーを押すことにより、在庫管理コン
トローラ25から制御コントローラ24に復帰信号が出
力され、制御コントローラ24は復帰信号に基づいてコ
ンベア17上の荷を収納部10に入庫すべくコンベア1
7及びスタッカクレーン11を駆動制御する。
後、作業者が復帰キーを押すことにより、在庫管理コン
トローラ25から制御コントローラ24に復帰信号が出
力され、制御コントローラ24は復帰信号に基づいてコ
ンベア17上の荷を収納部10に入庫すべくコンベア1
7及びスタッカクレーン11を駆動制御する。
【0062】又、入庫作業時において、在庫管理コント
ローラ25は識別信号が出力された後、入庫が完了する
までの間に異常信号が出力されると、在庫管理コントロ
ーラ25は第1の自動倉庫2側で異常が発生したと判断
する。例えば在庫管理コントローラ25は入庫すべき収
納部10に既に荷が載置されていると判断する。
ローラ25は識別信号が出力された後、入庫が完了する
までの間に異常信号が出力されると、在庫管理コントロ
ーラ25は第1の自動倉庫2側で異常が発生したと判断
する。例えば在庫管理コントローラ25は入庫すべき収
納部10に既に荷が載置されていると判断する。
【0063】この場合、情報端末26の復帰キーを押す
と、復帰信号が在庫管理コントローラ25から制御コン
トローラ24に出力される。制御コントローラ24はこ
の復帰信号に基づいてスタッカクレーン11上の荷を一
旦コンベア17に載置させる。そして、制御コントロー
ラ24はスタッカクレーン10に入庫すべき収納部10
に既に入庫されている荷を取り出し、別の収納部10に
収納する。更に、制御コントローラ24はスタッカクレ
ーン10を一旦コンベア17上に載置した荷を入庫すべ
き収納部10に入庫する。従って、自動で異常状態を解
除できる。
と、復帰信号が在庫管理コントローラ25から制御コン
トローラ24に出力される。制御コントローラ24はこ
の復帰信号に基づいてスタッカクレーン11上の荷を一
旦コンベア17に載置させる。そして、制御コントロー
ラ24はスタッカクレーン10に入庫すべき収納部10
に既に入庫されている荷を取り出し、別の収納部10に
収納する。更に、制御コントローラ24はスタッカクレ
ーン10を一旦コンベア17上に載置した荷を入庫すべ
き収納部10に入庫する。従って、自動で異常状態を解
除できる。
【0064】続いて、出庫作業の場合について説明する
情報端末26から出庫すべき荷の品番等の各種データを
示す出庫要求信号を出力すると、在庫管理コントローラ
25は出庫要求信号に基づいて、出庫すべき荷が収納さ
れた収納部10があるか否かを判断する。在庫管理コン
トローラ25は荷を出庫できる収納部10があると判断
すると、その収納部10のアドレスを判別し、当該収納
部10のアドレスを示す出庫作業指示データを制御コン
トローラ24に出力する。
情報端末26から出庫すべき荷の品番等の各種データを
示す出庫要求信号を出力すると、在庫管理コントローラ
25は出庫要求信号に基づいて、出庫すべき荷が収納さ
れた収納部10があるか否かを判断する。在庫管理コン
トローラ25は荷を出庫できる収納部10があると判断
すると、その収納部10のアドレスを判別し、当該収納
部10のアドレスを示す出庫作業指示データを制御コン
トローラ24に出力する。
【0065】制御コントローラ24は出庫作業指示デー
タに基づいてクレーンコントローラ15に移載指令デー
タを、台車コントローラ27に走行指令データを出力す
る。クレーンコントローラ15は出庫すべきアドレスの
収納部10から荷を取り出し、コンベア17上に載置す
る。又、台車コントローラ27は走行指令データに基づ
いて有軌道台車Mをコンベア17と対向する位置まで走
行させる。そして、有軌道台車Mがコンベア17と対向
する位置に停止すると、制御コントローラ24からの指
令に基づいてクレーンコントローラ15はコンベア17
を、台車コントローラ27は移載装置9を駆動し、コン
ベア17上の荷を移載装置9上に移載する。そして、台
車コントローラ27は両荷検出センサ9a,9bが荷を
検出した時、荷は正常に移載装置9上に載置されたと判
断して完了信号を制御コントローラ24に出力するとと
もに、移載装置9の駆動を停止する。更に、制御コント
ローラ24は完了信号が出力されると、クレーンコント
ローラ15は制御コントローラ24からの駆動停止信号
に基づいてコンベア17の駆動を停止する。
タに基づいてクレーンコントローラ15に移載指令デー
タを、台車コントローラ27に走行指令データを出力す
る。クレーンコントローラ15は出庫すべきアドレスの
収納部10から荷を取り出し、コンベア17上に載置す
る。又、台車コントローラ27は走行指令データに基づ
いて有軌道台車Mをコンベア17と対向する位置まで走
行させる。そして、有軌道台車Mがコンベア17と対向
する位置に停止すると、制御コントローラ24からの指
令に基づいてクレーンコントローラ15はコンベア17
を、台車コントローラ27は移載装置9を駆動し、コン
ベア17上の荷を移載装置9上に移載する。そして、台
車コントローラ27は両荷検出センサ9a,9bが荷を
検出した時、荷は正常に移載装置9上に載置されたと判
断して完了信号を制御コントローラ24に出力するとと
もに、移載装置9の駆動を停止する。更に、制御コント
ローラ24は完了信号が出力されると、クレーンコント
ローラ15は制御コントローラ24からの駆動停止信号
に基づいてコンベア17の駆動を停止する。
【0066】このとき、識別センサ17aは荷を検出
し、荷検出信号を制御コントローラ24に出力し、制御
コントローラ24は第1の識別信号を在庫管理コントロ
ーラ25に出力する。在庫管理コントローラ25は荷が
自動倉庫2側から有軌道台車M側に移行したと判断す
る。
し、荷検出信号を制御コントローラ24に出力し、制御
コントローラ24は第1の識別信号を在庫管理コントロ
ーラ25に出力する。在庫管理コントローラ25は荷が
自動倉庫2側から有軌道台車M側に移行したと判断す
る。
【0067】そして、制御コントローラ24は完了信号
が出力されると、台車コントローラ27に走行指令デー
タを出力する。すると、有軌道台車Mは第2のステーシ
ョン5のコンベア20と対向する位置まで走行し停止す
る。有軌道台車Mが第2のステーション5に停止する
と、制御コントローラ24は台車コントローラ27及び
コンベアコントローラ22に移載指令信号を出力し、移
載装置9上の荷をコンベア20上に移載する。このと
き、台車コントローラ27は両荷検出センサ9a,9b
が荷を検出しなくなった時、荷は正常に移載装置9上に
載置されたと判断して完了信号を制御コントローラ24
に出力する。そして、制御コントローラ24は完了信号
が出力されると、出庫作業が完了したとして、出庫完了
信号を在庫管理コントローラ25に出力する。
が出力されると、台車コントローラ27に走行指令デー
タを出力する。すると、有軌道台車Mは第2のステーシ
ョン5のコンベア20と対向する位置まで走行し停止す
る。有軌道台車Mが第2のステーション5に停止する
と、制御コントローラ24は台車コントローラ27及び
コンベアコントローラ22に移載指令信号を出力し、移
載装置9上の荷をコンベア20上に移載する。このと
き、台車コントローラ27は両荷検出センサ9a,9b
が荷を検出しなくなった時、荷は正常に移載装置9上に
載置されたと判断して完了信号を制御コントローラ24
に出力する。そして、制御コントローラ24は完了信号
が出力されると、出庫作業が完了したとして、出庫完了
信号を在庫管理コントローラ25に出力する。
【0068】この出庫作業時において、在庫管理コント
ローラ25は出庫作業指示データを出力した後、識別信
号が出力されるまでの間に異常信号が出力されると、在
庫管理コントローラ25は自動倉庫2側に異常が発生し
たと判断する。すると、その旨の異常表示が在庫管理コ
ントローラ25及び情報端末26の表示部25a,26
aにそれぞれ表示される。このとき、作業者は情報端末
26の表示部26aの表示を視認して自動倉庫2側に異
常が発生したと判断する。例えば出庫すべき荷が収納さ
れているアドレスの収納部10に荷が無いと判断する。
ローラ25は出庫作業指示データを出力した後、識別信
号が出力されるまでの間に異常信号が出力されると、在
庫管理コントローラ25は自動倉庫2側に異常が発生し
たと判断する。すると、その旨の異常表示が在庫管理コ
ントローラ25及び情報端末26の表示部25a,26
aにそれぞれ表示される。このとき、作業者は情報端末
26の表示部26aの表示を視認して自動倉庫2側に異
常が発生したと判断する。例えば出庫すべき荷が収納さ
れているアドレスの収納部10に荷が無いと判断する。
【0069】この場合、情報端末26の復帰キーを押す
と、復帰信号が在庫管理コントローラ25から制御コン
トローラ24に出力される。制御コントローラ24はこ
の復帰信号に基づいて再度、前記収納部10を除く収納
部10の中から出庫すべき荷が収納されている収納部1
0を検索する。
と、復帰信号が在庫管理コントローラ25から制御コン
トローラ24に出力される。制御コントローラ24はこ
の復帰信号に基づいて再度、前記収納部10を除く収納
部10の中から出庫すべき荷が収納されている収納部1
0を検索する。
【0070】そして、制御コントローラ24は新たに検
索した収納部10から荷を取り出して出庫作業を開始す
る。即ち、自動で異常に対処することができる。又、出
庫作業時において、在庫管理コントローラ25は識別信
号が出力された後、出庫が完了するまでの間に異常信号
が出力されると、在庫管理コントローラ25は有軌道台
車M側で異常が発生したと判断する。例えば荷崩れ等の
異常が起きた場合には、作業者はその荷を手作業にて搬
送しコンベア20上に載置する。
索した収納部10から荷を取り出して出庫作業を開始す
る。即ち、自動で異常に対処することができる。又、出
庫作業時において、在庫管理コントローラ25は識別信
号が出力された後、出庫が完了するまでの間に異常信号
が出力されると、在庫管理コントローラ25は有軌道台
車M側で異常が発生したと判断する。例えば荷崩れ等の
異常が起きた場合には、作業者はその荷を手作業にて搬
送しコンベア20上に載置する。
【0071】そして、作業者が情報端末26の復帰キー
を押すことにより、在庫管理コントローラ25は出庫作
業が完了したと判断する。尚、入出庫作業において、第
2の自動倉庫3に入庫又は出庫すべき収納部10がある
場合にも、前記第1の自動倉庫2に入庫又は出庫すべき
収納部10がある場合と同様の作用を奏する。
を押すことにより、在庫管理コントローラ25は出庫作
業が完了したと判断する。尚、入出庫作業において、第
2の自動倉庫3に入庫又は出庫すべき収納部10がある
場合にも、前記第1の自動倉庫2に入庫又は出庫すべき
収納部10がある場合と同様の作用を奏する。
【0072】従って、本実施例によれば、自動倉庫2,
3側のコンベア17,18の軌道V側(有軌道台車Mと
自動倉庫2,3との境界部)に識別センサ17a,18
aを設けたので、荷が自動倉庫2,3側又は有軌道台車
M側のいずれにあるかを容易に検出できる。そして、在
庫管理コントローラ25は識別センサ17a,18aか
らの検出信号に基づいて荷が自動倉庫2,3側又は有軌
道台車M側いずれの側にあるかを容易に判断することが
できる。
3側のコンベア17,18の軌道V側(有軌道台車Mと
自動倉庫2,3との境界部)に識別センサ17a,18
aを設けたので、荷が自動倉庫2,3側又は有軌道台車
M側のいずれにあるかを容易に検出できる。そして、在
庫管理コントローラ25は識別センサ17a,18aか
らの検出信号に基づいて荷が自動倉庫2,3側又は有軌
道台車M側いずれの側にあるかを容易に判断することが
できる。
【0073】在庫管理コントローラ25は制御コントロ
ーラ24からの異常信号を、識別センサ17a,18a
からの信号に基づいて自動倉庫2,3側又は有軌道台車
M側いずれの側での荷役作業中に異常が発生したかを容
易に判断することができる。従って、自動倉庫2,3側
での異常に対する対処の仕方と、有軌道台車M側での異
常に対する対処の仕方が異なっていても、作業者はいず
れの設備側で異常が起きたかを判断するだけで、容易に
対処する方法を判断できる。
ーラ24からの異常信号を、識別センサ17a,18a
からの信号に基づいて自動倉庫2,3側又は有軌道台車
M側いずれの側での荷役作業中に異常が発生したかを容
易に判断することができる。従って、自動倉庫2,3側
での異常に対する対処の仕方と、有軌道台車M側での異
常に対する対処の仕方が異なっていても、作業者はいず
れの設備側で異常が起きたかを判断するだけで、容易に
対処する方法を判断できる。
【0074】又、荷がどこの設備にあるかを示す表示が
表示部25a,26aに表示されるので、作業者はその
表示を視認して容易に荷がどの設備にあるかを判断する
ことができる。
表示部25a,26aに表示されるので、作業者はその
表示を視認して容易に荷がどの設備にあるかを判断する
ことができる。
【0075】同様に、どの設備での荷役作業において異
常が発生したかが表示部25a,26aに表示されるの
で、作業者はその表示を視認して容易に荷がどの設備で
の荷役作業時に異常が発生したかを判断することができ
る。
常が発生したかが表示部25a,26aに表示されるの
で、作業者はその表示を視認して容易に荷がどの設備で
の荷役作業時に異常が発生したかを判断することができ
る。
【0076】又、識別センサ17a,18aは光センサ
であるので、容易に荷を検出することができる。有軌道
台車Mには、移載装置9上の荷を検出する荷検出センサ
9a,9bを設けたので、自動で移載装置9上に荷があ
るか否かを判断できる。更に、両荷検出センサ9a,9
bの検出状態によって荷が確実に載置されているか否か
を判断することができる。
であるので、容易に荷を検出することができる。有軌道
台車Mには、移載装置9上の荷を検出する荷検出センサ
9a,9bを設けたので、自動で移載装置9上に荷があ
るか否かを判断できる。更に、両荷検出センサ9a,9
bの検出状態によって荷が確実に載置されているか否か
を判断することができる。
【0077】又、非常ボタン23を押すことによって有
軌道台車Mを停止させることができるので、作業者は容
易に有軌道台車Mを停止させ、有軌道台車M上の荷の傾
き等を修正することができる。
軌道台車Mを停止させることができるので、作業者は容
易に有軌道台車Mを停止させ、有軌道台車M上の荷の傾
き等を修正することができる。
【0078】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更し
て次のように実施することもできる。 (1)上記実施例において、搬送システム1上に例えば
複数の有軌道台車Mを設け、複数の荷を搬送することが
可能なシステムに応用してもよい。
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更し
て次のように実施することもできる。 (1)上記実施例において、搬送システム1上に例えば
複数の有軌道台車Mを設け、複数の荷を搬送することが
可能なシステムに応用してもよい。
【0079】このシステムにおいて、各荷には各荷の内
容を示すとともに、各荷を識別するためのバーコードが
記載されている。そして、コンベア17,18に設けら
れた前記識別センサ17a,18aはバーコードリーダ
であって、各荷のバーコードの内容を読み取るようにな
っている。
容を示すとともに、各荷を識別するためのバーコードが
記載されている。そして、コンベア17,18に設けら
れた前記識別センサ17a,18aはバーコードリーダ
であって、各荷のバーコードの内容を読み取るようにな
っている。
【0080】識別センサ17a,18aがバーコードを
読み取ると、読取信号が制御コントローラ24に出力さ
れる。すると、制御コントローラ24は読取信号に基づ
いて在庫管理コントローラ25に、どの荷を検出したか
(読み取ったか)を示す荷識別信号を出力する。そし
て、在庫管理コントローラ25はその荷読取信号に基づ
いて読み取られた荷が自動倉庫2,3側又は有軌道台車
M側にあるかを判断する。このように、在庫管理コント
ローラ25は制御コントローラ24から順次出力される
荷識別信号に基づいて各荷の位置を判断し、当該各荷の
位置を例えば表示部25a,26aに表示させる。
読み取ると、読取信号が制御コントローラ24に出力さ
れる。すると、制御コントローラ24は読取信号に基づ
いて在庫管理コントローラ25に、どの荷を検出したか
(読み取ったか)を示す荷識別信号を出力する。そし
て、在庫管理コントローラ25はその荷読取信号に基づ
いて読み取られた荷が自動倉庫2,3側又は有軌道台車
M側にあるかを判断する。このように、在庫管理コント
ローラ25は制御コントローラ24から順次出力される
荷識別信号に基づいて各荷の位置を判断し、当該各荷の
位置を例えば表示部25a,26aに表示させる。
【0081】一方、どの荷をどの有軌道台車Mに配車す
るかは、制御コントローラ24が入庫又は出庫作業指示
データに基づいて判断する。従って、在庫管理コントロ
ーラ25は、どの荷がどの有軌道台車Mに載置されてい
るかを、例えば制御コントローラ24からの機台信号に
基づいて判断する。
るかは、制御コントローラ24が入庫又は出庫作業指示
データに基づいて判断する。従って、在庫管理コントロ
ーラ25は、どの荷がどの有軌道台車Mに載置されてい
るかを、例えば制御コントローラ24からの機台信号に
基づいて判断する。
【0082】(2)上記実施例では、識別センサ17
a,18aを制御コントローラ24に接続した。これに
対し、識別センサ17aをクレーンコントローラ15
に、識別センサ18aをクレーンコントローラ16に接
続してもよい。又、識別センサ17a,18aを直接在
庫管理コントローラに接続してもよい。
a,18aを制御コントローラ24に接続した。これに
対し、識別センサ17aをクレーンコントローラ15
に、識別センサ18aをクレーンコントローラ16に接
続してもよい。又、識別センサ17a,18aを直接在
庫管理コントローラに接続してもよい。
【0083】(3)上記実施例では、識別センサ17
a,18aを光センサから構成し、荷を光学的に検出し
た。これに対し、識別センサ17a,18aを荷重セン
サから構成し、荷の重量から当該荷を検出してもよい。
又、識別センサ17a,18aをイメージスキャナ等か
ら構成してもよい。
a,18aを光センサから構成し、荷を光学的に検出し
た。これに対し、識別センサ17a,18aを荷重セン
サから構成し、荷の重量から当該荷を検出してもよい。
又、識別センサ17a,18aをイメージスキャナ等か
ら構成してもよい。
【0084】(4)上記実施例において、コンベア1
7,18の自動倉庫2,3側に識別センサ17a,18
aを設けてもよい。この場合、コンベア17,18は有
軌道台車M側の設備となる。又、コンベア17,18の
長手方向の中央部に識別センサ17a,18aを設けて
もよい。この場合、コンベア17,18の中央部から自
動倉庫2,3側が自動倉庫2,3側の設備となり、中央
部から軌道V側が有軌道台車M側の設備となる。 (5)上記実施例において、識別センサ17a,18a
をコンベア17,18の軌道V側のみならず、自動倉庫
2,3側にも設け、コンベア装置17,18を一つの荷
搬送装置として見なしてもよい。
7,18の自動倉庫2,3側に識別センサ17a,18
aを設けてもよい。この場合、コンベア17,18は有
軌道台車M側の設備となる。又、コンベア17,18の
長手方向の中央部に識別センサ17a,18aを設けて
もよい。この場合、コンベア17,18の中央部から自
動倉庫2,3側が自動倉庫2,3側の設備となり、中央
部から軌道V側が有軌道台車M側の設備となる。 (5)上記実施例において、識別センサ17a,18a
をコンベア17,18の軌道V側のみならず、自動倉庫
2,3側にも設け、コンベア装置17,18を一つの荷
搬送装置として見なしてもよい。
【0085】この場合、在庫管理コントローラ25は識
別センサ17a,18a等からの検出結果に基づいて荷
がどの装置で荷役作業が行われているかを、より詳しく
判断することができる。即ち、荷が 自動倉庫2,3、
コンベア装置17,18、有軌道台車Mのいずれに位置
するかを判断できる。
別センサ17a,18a等からの検出結果に基づいて荷
がどの装置で荷役作業が行われているかを、より詳しく
判断することができる。即ち、荷が 自動倉庫2,3、
コンベア装置17,18、有軌道台車Mのいずれに位置
するかを判断できる。
【0086】(6)上記実施例では、荷搬送装置を有軌
道台車Mのみから構成した。これを、複数の荷搬送装置
から構成してもよい。例えば荷搬送装置として有軌道台
車Mに加えて無人フォークリフトを使用してもよい。即
ち、無人フォークリフトは入庫作業時においてコンベア
19上に荷を載置するとともに、出庫作業時においてコ
ンベア20から荷を受け取る。この場合、各コンベア1
9,20の軌道Vとは反対側に識別センサが設けられ
る。
道台車Mのみから構成した。これを、複数の荷搬送装置
から構成してもよい。例えば荷搬送装置として有軌道台
車Mに加えて無人フォークリフトを使用してもよい。即
ち、無人フォークリフトは入庫作業時においてコンベア
19上に荷を載置するとともに、出庫作業時においてコ
ンベア20から荷を受け取る。この場合、各コンベア1
9,20の軌道Vとは反対側に識別センサが設けられ
る。
【0087】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1記載の在庫管理システムにおいて、荷収
納装置は自動倉庫2,3であり、荷搬送装置は有軌道台
車Mであって、自動倉庫2,3の異常時には在庫管理コ
ントローラからの指令に基づいて自動で異常を解除して
荷役作業を開始され、有軌道台車Mの異常時には手動で
異常を解除するようにした在庫管理システム。
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1記載の在庫管理システムにおいて、荷収
納装置は自動倉庫2,3であり、荷搬送装置は有軌道台
車Mであって、自動倉庫2,3の異常時には在庫管理コ
ントローラからの指令に基づいて自動で異常を解除して
荷役作業を開始され、有軌道台車Mの異常時には手動で
異常を解除するようにした在庫管理システム。
【0088】この在庫管理システムによれば、作業者は
異常を自動で解除できるのか、手作業(手動)で異常を
解除しなければならないのか容易に判断することができ
る。従って、異常に対して迅速に対処できる。
異常を自動で解除できるのか、手作業(手動)で異常を
解除しなければならないのか容易に判断することができ
る。従って、異常に対して迅速に対処できる。
【0089】(2)請求項1〜3記載の在庫管理システ
ムにおいて、識別センサは光センサである在庫管理シス
テム。識別センサは光センサであって、荷は光学的に検
出されるので、容易且つ確実に荷を検出することができ
る。
ムにおいて、識別センサは光センサである在庫管理シス
テム。識別センサは光センサであって、荷は光学的に検
出されるので、容易且つ確実に荷を検出することができ
る。
【0090】尚、本明細書において使用した用語「荷収
納装置」及び「荷搬送装置」を次のように定義する。
「荷収納装置」とは、複数の収納部を有し、各収納部毎
に当該収納部の位置を示すデータ(アドレス)が付され
た装置であって、上記実施例に示す自動倉庫のみなら
ず、単に棚を仕切ることによって複数の収納部を形成し
た倉庫等をも含む意味である。
納装置」及び「荷搬送装置」を次のように定義する。
「荷収納装置」とは、複数の収納部を有し、各収納部毎
に当該収納部の位置を示すデータ(アドレス)が付され
た装置であって、上記実施例に示す自動倉庫のみなら
ず、単に棚を仕切ることによって複数の収納部を形成し
た倉庫等をも含む意味である。
【0091】「荷搬送装置」とは、荷を搬送する装置で
あって、上記実施例に示す有軌道台車及び無人フォーク
リフトのみならず、有人のフォークリフト、単なるコン
ベア装置等をも含む意味である。
あって、上記実施例に示す有軌道台車及び無人フォーク
リフトのみならず、有人のフォークリフト、単なるコン
ベア装置等をも含む意味である。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、在庫管理コントローラは入出庫作業中の荷が
荷収納装置及び荷搬送装置のいずれにあるかを容易に判
断することができる。請求項2記載の発明によれば、在
庫管理コントローラは複数の荷搬送装置の内のどの荷搬
送装置に入出庫作業中の荷があるかを容易に判断でき
る。請求項3記載の発明によれば、在庫管理コントロー
ラはどの荷収納装置又は荷搬送装置に異常が起きたのか
を容易に判断することができる。
によれば、在庫管理コントローラは入出庫作業中の荷が
荷収納装置及び荷搬送装置のいずれにあるかを容易に判
断することができる。請求項2記載の発明によれば、在
庫管理コントローラは複数の荷搬送装置の内のどの荷搬
送装置に入出庫作業中の荷があるかを容易に判断でき
る。請求項3記載の発明によれば、在庫管理コントロー
ラはどの荷収納装置又は荷搬送装置に異常が起きたのか
を容易に判断することができる。
【図1】本発明を具体化した一実施例における搬送シス
テムを示す模式図である。
テムを示す模式図である。
【図2】一実施例における搬送システムの電気ブロック
図である。
図である。
【図3】従来例における搬送システムを示す模式図であ
る。
る。
2,3…荷収納装置としての自動倉庫、10…収納部、
17a,18a…識別手段としての識別センサ、24…
制御コントローラ、25…在庫管理コントローラ、M…
荷搬送装置としての有軌道台車。
17a,18a…識別手段としての識別センサ、24…
制御コントローラ、25…在庫管理コントローラ、M…
荷搬送装置としての有軌道台車。
Claims (3)
- 【請求項1】 荷を収納するための収納部を備えた荷収
納装置と、 荷収納装置に入庫又は出庫される荷を搬送する荷搬送装
置と、 荷を入庫又は出庫するための要求データに基づいて前記
収納部の在庫管理を行う在庫管理コントローラと、 前記在庫管理コントローラからの信号に基づいて荷収納
装置及び荷搬送装置を駆動制御する制御コントローラと
を備えた在庫管理システムにおいて、 前記荷収納装置と、荷搬送装置との移載の境界部に荷の
有無を検出する識別手段を設け、在庫管理コントローラ
は識別手段の荷の検出結果に基づいて荷が荷収納装置又
は荷搬送装置のいずれに位置するかを判断するようにし
た在庫管理装置。 - 【請求項2】 前記荷搬送装置を複数備え、各荷搬送装
置間に識別手段を設け、在庫管理コントローラは各識別
手段からの検出信号に基づいて荷が荷収納装置又はどの
荷搬送装置に位置するかを判断するようにした請求項1
記載の在庫管理システム。 - 【請求項3】 各荷搬送装置及び荷収納装置での荷役作
業時に異常が発生した場合には、在庫管理コントローラ
に異常信号が出力され、在庫管理コントローラはその異
常信号及び識別手段からの信号に基づいていずれの荷搬
送装置又は荷収納装置のいずれが異常になったかを判断
する請求項1又は2記載の在庫管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17136694A JPH0834505A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 在庫管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17136694A JPH0834505A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 在庫管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834505A true JPH0834505A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15921852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17136694A Pending JPH0834505A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 在庫管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834505A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000272713A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Daifuku Co Ltd | 物品保管設備 |
JP2015510479A (ja) * | 2012-01-26 | 2015-04-09 | ハンミ アイティー カンパニー,リミテッド | 棚のスキャナー、スキャニング装置及びスキャニング方法 |
CN104828657A (zh) * | 2015-04-20 | 2015-08-12 | 南京我乐家居制造有限公司 | 用于板材生产线的智能出库装置和方法 |
JP2019533624A (ja) * | 2017-09-30 | 2019-11-21 | ベイジン ギークプラス テクノロジー カンパニー リミテッド | 小包ドロップ方法、仕分けロボットおよび仕分けシステム |
CN113844817A (zh) * | 2021-11-01 | 2021-12-28 | 江苏昱博自动化设备有限公司 | 一种仓储搬运用直线定位搬运机器人及控制方法 |
CN113895838A (zh) * | 2021-10-09 | 2022-01-07 | 温州医科大学附属第二医院(温州医科大学附属育英儿童医院) | 中药取药传送装置 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17136694A patent/JPH0834505A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9864883B2 (en) | 2012-01-26 | 2018-01-09 | Hanmi It Co., Ltd. | Scanner, scanning apparatus and scanning method for a shelf |
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CN113895838B (zh) * | 2021-10-09 | 2023-09-29 | 温州医科大学附属第二医院(温州医科大学附属育英儿童医院) | 中药取药传送装置 |
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