JP2870613B2 - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JP2870613B2
JP2870613B2 JP267292A JP267292A JP2870613B2 JP 2870613 B2 JP2870613 B2 JP 2870613B2 JP 267292 A JP267292 A JP 267292A JP 267292 A JP267292 A JP 267292A JP 2870613 B2 JP2870613 B2 JP 2870613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を収納する複数の
棚を上下方向に並べて備える車両収納ラックと、車両の
入庫又は出庫のための外部連通部と、外部連通部と複数
の棚との間にわたり車両を搬送する昇降部を備えた車両
搬送装置とが設けられた立体駐車場に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の立体駐車場においては、棚の収
納許容範囲からはみ出すような車両が車両搬送装置によ
って無理に棚に搬入されることに起因した事故を防止す
るために、外部連通部において車両存在許容範囲を設定
し、入庫された車両がその範囲内に収まっているかどう
かを検査するのであるが、従来では、外部連通部に入庫
された車両が外部連通部に設定された車両存在許容範囲
内に位置するか否かを検出する検出手段は、車両前後方
向に沿う車両存在許容範囲と、車両上下方向に沿う車両
存在許容範囲とについて設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、当然、車両横幅方向に沿う車両存在許
容範囲についても車両がその範囲内に位置するか否かを
検出する必要があるのであるが、これについては管理人
を配し、管理人が検査し判断する作業に従事しなければ
ならないという不便さがあった。本発明は、上述の従来
欠点を解消する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による立体駐車場
特徴構成は、外部連通部に入庫された車両が外部連通
部において設定された車両横幅方向に沿う車両存在許容
範囲内に位置するか否かを検出する一対のセンサーが設
けられ、車両が車両存在許容範囲内に位置しないことが
前記一対のセンサーにて検出されるに伴って作動する異
常処理手段が設けられ、前記一対のセンサーが、前記昇
降部の昇降経路の外側で且つ前記棚の上下幅に基づいて
定められた車両上下幅方向に沿う車両存在許容範囲の上
限高さを検出対象位置とするように配置されて、昇降部
にて上昇される前記車両の両横側部夫々が前記車両存在
許容範囲内に位置するか否かを検出するように構成され
ている点にある。
【0005】
【作用】本発明の特徴構成によれば、外部連通部に入庫
された車両が車両横幅方向に沿う車両存在許容範囲内に
収まっているかどうかを検査し、収まっていない場合に
は異常処理する この車両横幅方向に沿う車両存在許容
範囲内に収まっているかどうかの検査は、昇降部の昇降
経路の外側で且つ棚の上下幅に基づいて定められた車両
上下幅方向に沿う車両存在許容範囲の上限高さを検出対
象位置とするように配置されている一対のセンサーの検
出情報によって行われる。
【0006】つまり、車両が昇降部にて上昇されるとき
に、一対のセンサーの検出対象位置をなにも通過せず、
なにも検出にかからなければ、車両が車両横幅方向に沿
う車両存在許容範囲内に収まっていることを検出でき、
一方、一対のセンサーの検出対象位置を車両の一部が通
過して、車両の一部が検出にかかると、車両が車両横幅
方向に沿う車両存在許容範囲内に収まっていないことを
検出できるので、昇降部にて車両が上昇移動されるのを
利用して、検出対象位置を限定した簡素な構成のセンサ
ーで上記の検査を行える。
【0007】しかも、一対のセンサーを、棚の上下幅に
基づいて定められた車両上下幅方向に沿う車両存在許容
範囲の上限高さを検出対象位置としているので、入庫が
許容される全ての車両について、車両の上下方向全幅に
亘って的確に車両横幅方向に沿う車両存在許容範囲から
のはみ出しを検出できると共に、必要以上に高い位置を
検出対象位置とはしていないので、車両の上昇開始後、
迅速にはみ出しを検出することができるものとなり、利
用者等が過度に待たされることがないようにできる。
【0008】更に、一対のセンサーの検出対象位置が昇
降部の昇降経路の外側となるように配置されるので、一
対のセンサーにて上昇移動する昇降部が検出されてしま
うようなことがなく、車両のみを的確に検出するので、
車両についての情報のみを抽出するような処理を必要と
せず検出処理が複雑化してしまうのを回避できる。
【0009】
【発明の効果】上記の特徴構成によれば、簡素な構成の
センサーで車両が車両横幅方向に沿う車両存在許容範囲
からのはみ出しを検出できるのであるが、昇降部にて車
両が上 昇移動されるのを利用する関係上、上記はみ出し
の検出が遅れたり、又、その遅れを回避するために上下
幅方向で十分な検出範囲が確保できないものとなってし
まうおそれがあるところを、棚の上下幅に基づいて定め
られた車両上下幅方向に沿う車両存在許容範囲の上限高
さを基準にセンサーの検出対象位置を設定することで、
車両の上下方向全幅に亘る的確なはみ出し検出を迅速に
行えるものとできる。 もって、上述のように検出処理の
複雑化を回避しながら、管理人が、車両の車両横幅方向
に沿う車両存在許容範囲からのはみ出しを検査する作業
に従事しなければならない不便さを解消し得るに至っ
た。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1に示す立体駐車場は、複数個の棚1を
上下方向に並べたラック部分に車両Gを収納する車両収
納ラックAと、その地上階部分に形成され外部連通口2
有し、ドライバーによって前記車両Gが進入され、且つ
ドライバーによって前記車両Gが退出される外部連通部
Bと、昇降部3を備え前記車両収納ラックAと前記外部
連通部Bとの間にわたり前記車両Gの搬送を行う車両搬
送装置Cとを備えて成る。
【0011】以後、本実施例において、外部連通口2よ
り外部連通部Bの奥を臨む方向を立体駐車場の奥行方向
とし、前記奥行方向と直交し外部連通口2の開口の横幅
にわたる方向を立体駐車場の横幅方向とする。
【0012】前記車両収納ラックAは、その内部におい
て前記奥行方向の両側に一対のラック部分を備え、その
夫々が複数個の棚1を上下方向に並べて備えている。そ
して、前記棚1は、車両搭載用のパレットPと、パレッ
トPの長手方向両端縁部を載架支持する一対の受け枠1
a,1aを並置して構成され、車両Gは、パレットPに
搭載された状態で収納される。前記一対のラック部分の
間には、昇降用通路Sが、各ラック部分の側脇に沿い且
つその下端は外部連通部Bに突入するように形成されて
いる。
【0013】前記外部連通部Bは、車両Gの入庫のとき
及び出庫のときには、その内部に前記昇降部3が位置す
る状態となり、外部連通口2を有し、下部には昇降用通
路Sの下端に連設するようにピット4が設けられ、ピッ
ト4内に昇降操作及び旋回操作可能なターンテーブル5
aを備えた旋回装置5が備えられて成る。
【0014】前記車両搬送装置Cは、図2に示すよう
に、パレットPを搭載して昇降用通路S内を昇降する昇
降部3と、昇降部3を昇降させる昇降駆動機構Dとから
構成されている。前記昇降部3は、フレーム3aと、パ
レットPを載置支持し且つ棚1との間での移載を行う2
本の伸縮フォーク3bと、フレーム3aの長手方向両側
端部にそれぞれ垂直に立設する側板3cと、その側板3
cの上部に屋根状に取り付けられた遮蔽体3dと、床板
3eとから構成されている。前記昇降駆動機構Dは、2
系統の索状体6により昇降部3及びバランスウェイト7
を接続し、索状体6を、吊下プーリー8a,8b,8
c,8d及び昇降駆動装置9の駆動プーリー9aに巻回
することによって構成されている。従って、昇降部3
は、その長手方向が前記横幅方向を向き、昇降用通路S
内に索状体6により吊下支持され、昇降駆動装置9の作
動によって昇降移動させられる。
【0015】図3には、外部連通部Bの内部が示されて
いる。昇降部3は、前記ピット4内に降下している。パ
レットPは、その長手方向を前記奥行方向に向け、入出
庫位置としての外部連通部Bのほぼ中央部に載置されて
いる。車両Gは、外部連通口2を通って外部連通部B内
に進入し、そのまま直進してパレットP上に搭載され
る。車両Gが搭載されたパレットPは、その中央部の下
方に位置する前記旋回装置5のターンテーブル5aによ
って持ち上げられ、90度旋回され、更に、図4に示す
ように、昇降部3が上昇するに伴って、昇降部3上に移
載される。図3及び図4中には、各種のセンサーが示さ
れている。これらのセンサーは、すべていわゆるフォト
・カプラ型のセンサーで構成され、受光部及び発光部を
有し、その光軸が点線で示してある。以下、これらのセ
ンサーについて説明する。
【0016】外部連通口2には、その光軸を前記横幅方
向に張る、上下はみ出しセンサー10、及び、車両通過
センサー11が備えられている。上下はみ出しセンサー
10の光軸は、前記車両収納ラックAを構成する棚1の
上下幅に基づいて定められた、車両上下幅方向に沿う車
両存在許容範囲W1の上限高さに設定されている。従っ
て、車両存在許容範囲W1を越えた車両Gが外部連通口
2を通過するに伴って、はみ出し部分によりその光軸が
遮られることによって、車両Gが車両存在許容範囲W1
内に位置しないことが検出される。車両通過センサー1
1の光軸は、比較的低い位置で、且つ、一般的車両が存
在する高さに設定されている。従って、外部連通口2を
通過する車両Gにより、その光軸が遮られることによっ
て、車両Gの進入及び退出が検出される。
【0017】外部連通部Bの内部には、その光軸を前記
横幅方向に張る、前後はみ出しセンサー12F,12
R、車両定位置センサー13F,13R、及び、左右は
み出しセンサー14L,14R、並びに、その光軸を前
記奥行方向に張る、ドア開きセンサー15L,15R、
及び、車ズレセンサー16a,16bが備えられてい
る。前後はみ出しセンサー12F,12Rの光軸は、前
記入出庫位置に載置されているパレットPの長手方向両
端縁の夫々に沿い、且つ、一般的車両が存在する高さに
設定され、両光軸間の間隔は、車両前後幅方向に沿う車
両存在許容範囲W2の前方限界及び後方限界を規定して
いる。従って、車両Gの車体により、前後はみ出しセン
サー12Fの光軸が遮られることによって、車両Gがパ
レットPの前記奥行方向奥側にはみ出してしまったこと
が検出され、前後はみ出しセンサー12Rの光軸が遮ら
れることによって、車両GがパレットPの前記奥行方向
手前側にはみ出していることが検出され、さらに、両セ
ンサー12F,12Rの光軸が遮られることによって、
車両Gが車両存在許容範囲W2を越える車両前後長を持
つことが検出される。車両定位置センサー13F,13
Rの光軸は、前記前後はみ出しセンサー12F及び12
Rの光軸の中間で、且つ、前記パレットPの長手方向中
央の両側にそれぞれ配置され、一般的車両が存在する高
さに設定されている。従って、車両Gの車体によりその
光軸が遮られることによって、車両GがパレットP上に
搭載されていることが検出され、さらに、車両定位置セ
ンサー13Fのみの光軸が遮られることによって、車両
GがパレットPの前記奥行方向奥側に偏って搭載されて
いることが検出され、車両定位置センサー13Rのみの
光軸が遮られることによって、車両GがパレットPの前
記奥行方向手前側に偏って搭載されていることが検出さ
れ、そして、両センサー13F,13Rの光軸が遮られ
ることによって、車両GがパレットP上の定位置に搭載
されていることが検出される。尚、車両定位置センサー
13F,13Rの光軸間の間隔は、例えば軽自動車など
の比較的車両前後長の短い車両も含めた一般的車両の前
後長よりも狭くしておくことが必要であるが、パレット
P上の車両搭載の偏りを有効に検出するためには、でき
るだけ広い方が良い。
【0018】ドア開きセンサー15L,15Rの光軸
は、前記パレットPの長手方向両横側縁に沿い、且つ、
一般的車両のドアの高さに設定されている。従って、前
記パレットPに搭載された車両Gのドアが開いた状態に
なると、その光軸が遮られて、ドア開きが検出される。
【0019】車ズレセンサー16a,16bの光軸は、
昇降部3の長手方向両端縁に沿い、且つ、一般的車両が
存在する高さに設定されている。従って、パレットPが
前記旋回装置5によって90度旋回された後に、搭載さ
れている車両Gが前後にズレている場合には、その光軸
が遮られて、車ズレが検出される。
【0020】一対のセンサーである左右はみ出しセンサ
ー14L,14Rの光軸は、図3から明らかなように、
昇降部3の昇降経路の外側でそれの長手方向両横側縁に
沿い、且つ、前記車両存在許容範囲W1の上限高さを検
出対象位置とするように配置されている。そして、両セ
ンサー14L,14Rの光軸間の間隔は、前記棚1の車
両収納空間に基づいて定められた、車両横幅方向に沿う
車両存在許容範囲W3の左限界及び右限界を規定してい
る。図4には、昇降部3の上昇が開始された直後の、外
部連通部Bの内部が示されている。車両Gは、昇降部3
によって上昇されるに伴って、必ず、左右はみ出しセン
サー14L,14Rの両光軸間の中間部分を通過する。
従って、車両Gのいかなる高さにおいて車両存在許容範
囲W3を越えるはみ出し部分が存在していても、昇降部
3が上昇するに伴って必ずその光軸が遮られ、車両Gが
車両存在許容範囲W3内に位置しないことが検出され
る。
【0021】図5には、本実施例による立体駐車場の制
御機構Hが示されている。制御機構Hは、マイクロコン
ピュータによる制御部17を主要部とし、管理装置1
8、昇降駆動装置9、及び、旋回装置5が接続され、管
理装置18からの入庫指令又は出庫指令に従い、昇降部
3の昇降操作、及び、旋回装置5のターンテーブル5a
の旋回操作を管理すべく構成されている。さらに、制御
部17には、前記の全てのセンサー10,11,12
F,12R,13F,13R,14L,14R,15
L,15R,16a,16b、非常停止ボタン19、及
び、案内板20が接続されており、センサーから送られ
る信号及び非常停止ボタン19からの信号に基づいて昇
降部3の昇降操作、旋回装置5の旋回操作、及び、案内
板20の表示を管理する異常処理手段101が構成され
ている。
【0022】尚、管理装置18は、外部連通口2の側脇
の立体駐車場の外壁側に備えられている。非常停止ボタ
ン19は、外部連通部B内部の外部連通口2近くの前記
横幅方向内壁面上に備えられ、制御機構Hの制御による
立体駐車場の動作を緊急停止することができる。案内板
20は、外部連通部B内部の前記奥行方向奥側正面に備
えられ、電光掲示により各種のメッセイジが表示され
る。
【0023】本実施例の立体駐車場における車両Gの入
庫作業は、以下の様に行う。車両Gの入庫待ち状態にお
ける外部連通部Bの内部は、図3に示す状態になってい
る。車両Gは、外部連通口2を通って外部連通部B内に
進入する。車両Gの進入は車両通過センサー11によっ
て検出され、案内板20には、そのまま直進してパレッ
トP上の定位置に停止すべき旨の案内が表示される。し
かし、同時に、上下はみ出しセンサー10によって上側
はみ出しが検出された場合には、案内板20には、異常
を確認した旨の案内が表示され、一旦車両Gが外部連通
口2を通って外部連通部B外に退出するまでは、入庫作
業に係る以後の操作を停止する。
【0024】外部連通部B内に進入した車両Gは、その
まま直進してパレットP上に至る。まず、前後はみ出し
センサー12Rにより車両Gの存在が検出されることに
なるので、案内板20には、もう少し前進すべき旨の案
内が表示される。前後はみ出しセンサー12Rの車両検
出が消滅した後は、車両定位置センサー13Rにのみ車
両が検出される場合には、もう少し前進すべき旨の案内
が表示され、車両定位置センサー13Fにのみ車両が検
出される場合には、もう少し後退すべき旨の案内が表示
される。また、車両定位置センサー13F,13Rの両
方に車両が検出されている場合において、前後はみ出し
センサー12Fにも車両の存在が検出される場合には、
もう少し後退すべき旨の案内が表示され、前後はみ出し
センサー12F,12Rのどちらにも車両の存在が検出
されない場合には、車両を停止し、固定し、下車すべき
旨の案内が表示される。そして、前後はみ出しセンサー
12Rの車両検出が消滅しないうちに、前後はみ出しセ
ンサー12Fにも車両が検出された場合には、異常を確
認した旨の案内が表示され、一旦車両Gが外部連通口2
を通って外部連通部B外に退出するまでは、入庫作業に
係る以後の操作を停止する。
【0025】ドライバーは、パレットP上に搭載された
車両Gから下車して、管理装置18の前にやって来る。
そして、外部連通部B内の安全を確認した後、入庫作業
に係る以後の操作を開始することを、制御機構Hに指令
する。この時、ドア開センサー15L,15Rにドア開
きが検出された場合には、異常を確認した旨の案内が管
理装置18及び案内板20に表示され、管理装置18に
もう一度入庫作業の開始指令がされるまでは、以後の操
作を停止する。ドア開きが検出されない場合には、パレ
ットPは、旋回装置5により90度旋回され、その長手
方向を前記横幅方向に向けて昇降部3の上方に移動され
る。この時、例えばサイドブレーキの掛け忘れなどによ
り、車両Gが、パレットP上で前後にズレることがあ
る。車ズレセンサー16a,16bにより車ズレが検出
された場合には、入庫作業を緊急停止する。
【0026】車ズレが検出されない場合には、昇降部3
が上昇されるに伴ってパレットPが昇降部3上に移載さ
れ、更に、所定の棚1に向かって上昇される。この時、
左右はみ出しセンサー14L,14Rによって左右のは
み出しが検出された場合には、異常を確認した旨の案内
が管理装置18及び案内板20に表示され、昇降部3は
下降し旋回装置5が作動して、パレットPは、一旦前記
入出庫位置に戻される。そして、管理装置18にもう一
度入庫作業の開始指令がされるまでは、以後の操作を停
止する。ちなみに、最近の自動車事情においては、左右
のはみ出しとは、開閉自在に取り付けられたドア・ミラ
ーの閉じ忘れである場合が多く、この場合には、ドライ
バーは、一旦戻された車両Gのドア・ミラーを閉じ、も
う一度入庫開始指令をすることによって、入庫作業を完
了できる。左右はみ出しが検出されない場合には、昇降
部3は棚1に上昇し、伸縮フォーク3bによってパレッ
トPを棚1に移載して、入庫作業を終了する。
【0027】〔別実施例〕 上述の実施例においては、各種センサーは、すべてフォ
ト・カプラ型のセンサーで構成されていたが、センサー
の種類、構造は、所期の目的を達成できるものであれば
各種変更できる。また、フォト・カプラ型のセンサーの
受光部及び発光部の取り付け位置も、適宜変更できる。
一つのセンサーを、複数のフォト・カプラで構成しても
良い。異常処理手段101の異常処理の内容も、適宜変
更できる。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体駐車場の全体構造を示す側面図
【図2】車両搬送装置の構造を示す斜視図
【図3】外部連通部の内部を示す上面図
【図4】外部連通部の内部を示す側面図
【図5】制御機構を示すブロック線図
【符号の説明】
A 車両収納ラック B 外部連通部 C 車両搬送装置 G 車両 W3 車両横幅方向に沿う車両存在許容範囲 1 棚 3 昇降部 14L センサー 14R センサー 101 異常処理手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両(G)を収納する複数の棚(1)を
    上下方向に並べて備える車両収納ラック(A)と、前記
    車両(G)の入庫又は出庫のための外部連通部(B)
    と、前記外部連通部(B)と前記複数の棚(1)との間
    にわたり前記車両(G)を搬送する昇降部(3)を備え
    た車両搬送装置(C)とが設けられた立体駐車場であっ
    て、 前記外部連通部(B)に入庫された前記車両(G)が前
    記外部連通部(B)において設定された車両横幅方向に
    沿う車両存在許容範囲(W3)内に位置するか否かを検
    出する一対のセンサー(14L),(14R)が設けら
    れ、前記車両(G)が前記車両存在許容範囲(W3)内
    に位置しないことが前記一対のセンサー(14L),
    (14R)にて検出されるに伴って作動する異常処理手
    段(101)が設けられ 前記一対のセンサー(14L),(14R)が、前記昇
    降部(3)の昇降経路の外側で且つ前記棚(1)の上下
    幅に基づいて定められた車両上下幅方向に沿う車両存在
    許容範囲(W1)の上限高さを検出対象位置とするよう
    に配置されて、昇降部(3)にて上昇される前記車両
    (G)の両横側部夫々が前記車両存在許容範囲(W3)
    内に位置するか否かを検出するように構成されている
    体駐車場。
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