JP3889308B2 - 車両旋回システム、パレット旋回制御方法および機械式駐車設備 - Google Patents

車両旋回システム、パレット旋回制御方法および機械式駐車設備 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両旋回システム、パレット旋回制御方法および機械式駐車設備に関する。さらに詳しくは、駐車設備に入庫および出庫する車両のために、その前後方向を変更するために当該車両を搭載した可動保護柵付きのパレットを旋回させる車両旋回システム、パレット旋回制御方法、および、この車両旋回システムを備えた機械式駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
車両搬送装置に可動保護柵が備えられた駐車設備としては、たとえば特開平7−259373号公報に開示されたものが知られている。この公報はエレベータ式の駐車設備を例示している。
【0003】
図7および図8に示すように、この駐車設備51では車両搭載用のパレット(以下、単にパレットという)52を搬送するエレベータの昇降体54の左右両側辺にそれぞれ可動保護柵53が配設されている。この可動保護柵53は、昇降体54の上に載置されたパレット52の側辺に沿って倒伏および起立するものである。また、エレベータの昇降体54にはその両側辺の可動保護柵53に近接して可動保護柵53を倒伏、起立させるための操作装置55が備えられている。
【0004】
保護柵53を倒伏、起立可能、すなわち可動としたのは、パレット52上の車両Mに運転者が乗り降りする際に保護柵が車両Mのドアと干渉することを回避すべく考慮したものである。本来この保護柵53は、車両搬送中にドアが不用意に開放することによって駐車設備と干渉し、駐車設備や車両Mが損傷することを防止するために設けられたものである。そして、ドアがわずかでも開くとこの保護柵53に制限されてそれ以上は開かないようにされている。しかし、このような柵が常時立設していると運転者の乗り降りに不便である。したがって、エレベータに操作装置を備え、運転者が乗り降りする際にはこの操作装置が保護柵53を倒伏させるようにしている。
【0005】
しかしながら、昇降体に二つもの可動保護柵を設けることにより、昇降体の構造が複雑化する。さらに、二つの操作装置も備え付けねばならないので、やはり構造が複雑化するとともに昇降体の重量が増加してエレベータの製造コストが上昇する。とくに我が国においては左運転席の車両は数少ない。それにも拘わらずパレットの両側に可動保護柵を設置するのは無駄が多いといえる。
【0006】
また、駐車設備によっては、駐車設備に入庫および出庫する車両の前後方向を変更するために当該車両を搭載した可動保護柵付きのパレットを旋回させる車両旋回装置(ターンテーブル等)を備えたものがある。この駐車設備では、各パレットの両側辺にそれぞれ可動保護柵が備えられている。そして、ターンテーブルのパレット収容部、すなわち、パレットと相似の形状の開口部の両側辺にはそれぞれ操作装置が配設されている。このターンテーブル付きの駐車設備においても上記と同様の問題が生じる。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、パレットおよび旋回装置を備えた駐車設備において、パレットや旋回装置の構造の簡素化および軽量化によって駐車設備の製造コストや運転コストを低減する車両旋回システム、パレット旋回制御方法、および、この車両旋回システムを備えた機械式駐車設備を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両旋回システムは、車両の左運転席か右運転席かを判別する判別手段と、
左右のうちの一側辺に倒伏且つ起立が可能な可動保護柵を備えたパレットを収容して旋回するための車両旋回装置と、
この車両旋回装置の旋回作動を制御するための制御装置とを備えており、
上記車両旋回装置に、パレットが上下に通過可能であり且つその内部にパレットを収容可能である開口部が形成されており、
車両旋回装置に、上記開口部に収容されたパレットの前記可動保護柵を変位させるための可動保護柵操作装置が配設されており、
上記制御装置が、判別手段による判別結果に応答して、車両旋回装置に収容されたパレットの可動保護柵が搭載予定車両の運転席側に一致するように車両旋回装置の旋回を制御すべく構成されている。
【0009】
かかる構成により、パレットのいずれか一方の側辺にのみ単一の可動保護柵を備えるだけで、左運転席の車両にも右運転席の車両にも対応して可動保護柵の機能を発揮することが可能である。
【0010】
また、上記可動保護柵操作装置が車両旋回装置の開口部の周縁近傍に配設されており、
上記制御装置が、上記開口部にパレットが収容される際に、パレットの可動保護柵設置側が開口部の上記可動保護柵操作装置の設置側と対応するように、車両旋回装置の旋回を制御し、さらに、上記判別手段による判別結果に応答して上記可動保護柵操作装置の配設側が搭載予定車両の運転席側に一致するように車両旋回装置の旋回を制御すべく構成された車両旋回システムが好ましい。いずれか一方の側辺にのみ可動保護柵を備えたパレットを用い、左運転席の車両にも右運転席の車両にも対応して可動保護柵の操作を自動的に行うことが可能だからである。
【0011】
そして、上記判別手段として、利用者が車両の運転席の左右を入力することによって判別されるものを用いることができ、また、車両旋回装置へ乗り入れる車両の前面に向けて配置された撮像装置を用いることができる。この撮像装置によって得た画像を画像処理することにより、上記車両の運転席が右か左かを判別することができる。
【0012】
本発明のパレット旋回制御方法は、一側辺に倒伏且つ起立が可能な可動保護柵を備えたパレットを収容する開口部を有する車両旋回装置を所定方向に向けて待機させるステップと、
入庫しようとする車両の運転席が右か左かを判別するステップと、
この判別結果に応答して、収容しているパレットの可動保護柵の配設側が上記車両の運転席側に一致するように車両旋回装置を旋回させて停止するステップと
車両旋回装置に設置された可動保護柵操作装置によって上記可動保護柵を変位させるステップと
を含んでいる。
【0013】
かかる制御方法によれば、前述の本発明の装置と同様に、パレットのいずれか一方の側辺にのみ単一の可動保護柵を備えるだけで、左運転席の車両にも右運転席の車両にも対応して可動保護柵の機能を発揮することが可能である。その結果、当該装置の簡素化、軽量化を図ることができる。
【0014】
本発明の機械式駐車設備は、前述したうちのいずれか一の車両旋回システムと、パレットを収容するための駐車スペースと、パレットを上記車両旋回装置と駐車スペースとに搬送するための搬送装置と、この車両旋回装置に乗り入れる車両が待機する待機室とを備えている。
【0015】
かかる構成によれば、前述した作用効果を奏することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の一実施形態にかかる車両旋回システムおよびパレット旋回制御方法を説明する。
【0017】
図1は本発明の車両旋回システムを備えた水平循環式駐車設備を例示する縦断面図である。図2は図1の駐車設備の平面断面図である。
【0018】
この駐車設備1には車両Mを搭載するための複数枚のパレット2と、このパレット2を収容する駐車スペースとしての複数段の横移送路3と、パレット2を入出庫階Eおよびその下方に形成された各段の横移送路3に昇降させる第一リフト4と、パレット2を各段の横移送路3に昇降させる第二リフト5とが備えられている。この横移送路3と第一リフト4と第二リフト5とが搬送装置に該当し、これによってパレット2が水平循環させられる。パレット2はその下面に横移送路3上を横方向に移動するための車輪6を有し、その側辺には隣接パレット2と連結するための雌雄連結器7を有している。雌雄連結器7は鉄道車両同士を連結しているようなもので、連結されたパレット相互の上下相対移動によって係合および係合解除され、横移動時には連結を維持する公知のものである。また、パレット2の左右のうち一方の側辺には可動保護柵8が配設されている。
【0019】
図3に示すように、可動保護柵8はパレット2の側辺に、この側辺方向に離間してピン9aによって揺動自在に取り付けられた一対の支柱9と、一対の支柱9の上端近傍に渡された一本の梁部材10とから構成されている。梁部材10は両支柱9に対してピン10aによって揺動自在に連結されている。さらに、各支柱9の下端にはレバー11が延設されている。また、両レバー11に渡るように係合棒12がピン12aによって枢支されている。したがって係合棒12はほぼパレット2の側辺に沿って配置されていることになる。この係合棒12をその長手方向に押し引きすると、レバー11が上記ピン10a回りに回動するので支柱9が上下に揺動し、結果的に可動保護柵8全体が倒伏、起立する。
【0020】
また、一方の支柱のレバー11には起立方向への付勢手段としてのコイルばね13が取り付けられている。コイルばね13は伸張した状態でその一端が上記レバー11に取り付けられ、他端がパレット2に取り付けられている。このコイルばね13の復元力によって可動保護柵8は起立状態にされている。図示したパレット2では、可動保護柵8が設けられた側辺とは反対側の側辺には何ものも設置されていないが、本発明ではかかる構成に限定されない。必要に応じて倒伏、起立しない固定保護柵を設けてもよい。
【0021】
上記両リフト4、5はともに二列の無端チェーン14にパレット2の車輪6が乗って転動するレール15が架設されたものである。また、図2に示すように駐車設備1の入出庫階Eにはパレット旋回装置16が装備されている。この旋回装置16は円盤状のターンテーブル(旋回テーブル)17を有している。ターンテーブル17は、パレット2を車両Mの入出庫方向(矢印Fで示す)と横移送路3において配置される方向(矢印Gで示す)との間に旋回させるものである。本実施形態ではF方向とG方向とは90゜の角度をなしている。
【0022】
ターンテーブル17は入出庫階Eの床に形成された凹所18内に旋回可能に支持されている。この凹所18にはターンテーブル17を旋回させるためのモータを有する旋回駆動装置26が配設されている。ターンテーブル17の中央部にはちょうどパレット2が上下方向に通過しうる寸法の開口部19が形成されている。また、ターンテーブル17の下面には上記開口部19に向けて進出および待避するパレット支持装置(図示しない)が配設されている。このパレット支持装置が作用することにより、上記開口部がパレット収容部として機能する。
【0023】
また、図2および図3に示すように、開口部19の一側辺にはパレット2の可動保護柵8を倒伏、起立させるための操作装置20が配設されている。この操作装置20は油圧シリンダ21と油圧シリンダのロッド21aの先端に取り付けられた係合部21bとから構成されている。この係合部21bは上記可動保護柵8の係合棒12に対し、上下相対移動によって係合および係合解除される。パレット2が上記開口部19に収容されているときは、係合部21bと係合棒12との係合状態が維持される。そして、ロッド21aが伸長することにより、上記コイルばね13の復元力に打ち勝って係合棒12を変位させ、可動保護柵8を倒伏させる。ロッド21aが縮短するとコイルばね13の復元力によって可動保護柵8は起立状態に戻る。
【0024】
図2に示すように、入出庫階Eには扉22が設けられている。扉22の内側には上記ターンテーブル17が設置され、扉22の外側には入庫しようとする車両が待機する待機室23が形成されている。この待機室23には利用者が扉22の開閉およびパレットの呼び出し等の操作をするための操作盤24と、ターンテーブル17の旋回動作を制御するための制御装置25とが配設されている。
【0025】
パレット2は、ターンテーブル17に収容されるときに必ずその可動保護柵8の設置されている側が上記開口部19における操作装置20の設置側に一致しなければならない。本実施形態では、横移送路3においてはパレット2は全てその可動保護柵8の設置側が同一となるように整列される。そして、ターンテーブル17は、第一リフト4によってパレット2が開口部19内に上昇させられてくるときには、その操作装置20の設置側がパレット2の可動保護柵8設置側に一致するように位置している。これは上記制御装置25によって実行される。
【0026】
また、パレット2を収容したターンテーブル17は、入庫のために待機している車両の運転席の位置(右または左)に対応しなければならない。そこで、入庫予定車両の運転席が右か左かを判別し、その結果に対応して可動保護柵8の設置側が車両の運転席側に一致するようにターンテーブル17を旋回させておく。本実施形態では車両は後退ではなく前進してターンテーブルのパレットに乗り入れるものに限定している。このために、たとえば待機室への入口に「前進して入庫してください」「バックでの入庫を禁止する」等の注意表示をしておくのが好ましい。
【0027】
そして、利用者は上記操作盤24に自己の車両が右運転席であること、または左運転席であることを指示する。指示方法としては、図4に示すように、予め各利用者が自己の識別と自己の車両の運転席の左右位置を制御装置25のメモリ25aに記録(登録)しておく。そして、入出庫時に当該利用者であることを記憶したIDカード(磁気カード等)を操作盤24を通して制御装置25に読み込ませる。制御装置25の判別部25bでは登録事項(記憶された利用者データ)と照合して運転席の左右を判別する。ターンテーブル制御部25cは判別結果に対応してターンテーブルの回転方向および回転角度を選定し、ターンテーブル17の旋回駆動装置26に駆動信号を送る。
【0028】
図5に示すように旋回駆動装置26は、横移送路に配列されるパレットの方向(機械心の方向)に向いて待機しているターンテーブル17(図5(a))を、駆動信号に応答して、入庫車両の運転席の側に可動保護柵8が対応するように、右運転席の車両に対しては90゜だけ左回転して停止し(図5(b))、左運転席の車両に対しては90゜だけ右回転して停止する(図5(c))。
【0029】
または、上記IDカードに代えて、利用者が操作盤24のたとえばテンキーによって当該利用者のID番号を入力し、制御装置25が登録事項と照合して運転席の左右を判別するようにしてもよい。または、操作盤24に右を表示したボタンと左を表示したボタンとを配設し、利用者が直接このボタンによって運転席の左右を入力するようにしてもよい。または、図1および図2に示すごとく、待機室23の車両の前面を撮像し得るようにテレビカメラ等の撮像装置27を設置してもよい。そして、この撮像装置27よって得た当該車両の前面の画像を画像処理することにより、運転席が右か左かを判別するのである。
【0030】
以上説明した運転席の判別手段を含む操作盤24および制御装置25、ならびに車両旋回装置16が車両旋回システムを構成する。この車両旋回システムの動作を含んだ駐車設備1への入庫手順の一例を図6を参照しながら説明する。
【0031】
まず、(1)入庫車両が前進して待機室に入る。(2)運転者等が操作盤に対して入庫のためにID入力等の操作を行う。(3)制御装置ではこの入力データを読みとり、(4)予め登録してある利用者データとの照合を行う。ここで入庫しようとする車種を識別し、(5)この車両が右運転席であるか否かを判別する。ここで、ターンテーブルは横移送路に配列されたパレットの方向(機械心の方向)に向いて停止している。すなわち、入出庫方向に対して90゜の角度をなす方向を向いて停止している。(6)右運転席の車両であると判断すれば入庫方向に向けて90゜だけ左回転して停止する。(7)右運転席の車両で無いと判断すれば、左運転席の車両であるとして(8)入庫方向に向けて90゜だけ右回転して停止する。(9)ターンテーブルが停止すると扉が開き、パレットの可動保護柵が倒伏させられる。(10)車両はターンテーブル上のパレットに乗り入れ、運転者は車両から降りてドアを閉める。(11)パレットの可動保護柵が起立させられる。
【0032】
前述したように、本実施形態では横移送路3においてはパレット2は全てその可動保護柵8の設置側が同一となるように整列されている。したがって、右運転席の車両と左運転席の車両とはその前後方向が逆になって収容されている。しかし、かかる構成に限定されない。運転席の左右に拘わらず全車両をその前後方向が同一となるように横移送路に収容してもよい。その場合は、利用者が自己の車両を出庫させるときに、呼び出された車両の運転席の位置に対応してターンテーブルが旋回しなければならない。この場合でも、出庫しようとする利用者が自己のIDを入力したり、加えて運転席の左右を入力することにより、当該車両が入庫した際に入力したデータに基づいて制御装置がターンテーブルを旋回させるようにすればよい。
【0033】
以上説明した実施形態では、リフトを用いた水平循環式の駐車設備を例にとったが、本発明ではとくにこの型式の駐車設備に限定されない。エレベータ式の立体駐車設備であってもよく、その他の駐車設備であってもよい。要するに、入出庫する車両を載せて旋回させる車両旋回装置を備えた駐車設備であれば本発明を適用することができる。また、上記旋回装置としてはとくにターンテーブルを有するものにも限定されない。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、パレットや車両旋回装置の構造が簡素化され、軽量化されるため、駐車設備の製造コストや運転コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械式駐車設備の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の駐車設備のII−II線断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図1の駐車設備における制御装置を示すブロック図である。
【図5】図4の制御装置によるターンテーブルの旋回作動を示す平面図である。
【図6】図1の駐車設備の動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】従来の駐車設備における可動保護柵を備えたパレット昇降体の一例を示す側面図である。
【図8】図7のパレット昇降体の正面図である。
【符号の説明】
1・・・駐車設備
2・・・パレット
3・・・横移送路
4・・・第一リフト
5・・・第二リフト
6・・・車輪
7・・・雌雄連結器
8・・・可動保護柵
9・・・支柱
9a・・ピン
10・・・梁部材
10a・・ピン
11・・・レバー
12・・・係合棒
12a・・ピン
13・・・コイルばね
14・・・無端チェーン
15・・・レール
16・・・パレット旋回装置
17・・・ターンテーブル
18・・・凹所
19・・・開口部
20・・・操作装置
21・・・油圧シリンダ
21a・・ロッド
21b・・係合部
22・・・扉
23・・・待機室
24・・・操作盤
25・・・制御装置
26・・・旋回駆動装置
27・・・撮像装置
E・・・入出庫階
M・・・車両

Claims (6)

  1. 車両の左運転席か右運転席かを判別する判別手段と、
    左右のうちの一側辺に倒伏且つ起立が可能な可動保護柵を備えたパレットを収容して旋回するための車両旋回装置と、
    該車両旋回装置の旋回作動を制御するための制御装置とを備えており、
    上記車両旋回装置に、パレットが上下に通過可能であり且つその内部にパレットを収容可能である開口部が形成されており、
    車両旋回装置に、上記開口部に収容されたパレットの前記可動保護柵を変位させるための可動保護柵操作装置が配設されており、
    上記制御装置が、判別手段による判別結果に応答して、車両旋回装置に収容されたパレットの可動保護柵が搭載予定車両の運転席側に一致するように車両旋回装置の旋回を制御する車両旋回システム。
  2. 上記可動保護柵操作装置が車両旋回装置の開口部の周縁近傍に配設されており、
    上記制御装置が、上記開口部にパレットが収容される際に、パレットの可動保護柵設置側が開口部の上記可動保護柵操作装置の設置側と対応するように、車両旋回装置の旋回を制御し、さらに、上記判別手段による判別結果に応答して上記可動保護柵操作装置の配設側が搭載予定車両の運転席側に一致するように車両旋回装置の旋回を制御する請求項1記載の車両旋回システム。
  3. 上記判別手段が、利用者が車両の運転席の左右を入力することによって判別されるものである請求項1記載の車両旋回システム。
  4. 上記判別手段が、車両旋回装置へ乗り入れる車両の前面に向けて配置された撮像装置を有しており、該撮像装置によって得た画像を画像処理することにより、上記車両の運転席が右か左かを判別するように構成されてなる請求項1記載の車両旋回システム。
  5. 一側辺に倒伏且つ起立が可能な可動保護柵を備えたパレットを収容する開口部を有する車両旋回装置を所定方向に向けて待機させるステップと、
    入庫しようとする車両の運転席が右か左かを判別するステップと、
    該判別結果に応答して、収容しているパレットの可動保護柵の配設側が上記車両の運転席側に一致するように車両旋回装置を旋回させて停止するステップと
    車両旋回装置に設置された可動保護柵操作装置によって上記可動保護柵を変位させるステップと
    を含んでなるパレット旋回制御方法。
  6. 請求項1〜4のうちのいずれか一の項に記載された車両旋回システムと、
    パレットを収容するための駐車スペースと、
    パレットを上記車両旋回装置と駐車スペースとに搬送するための搬送装置と、
    該車両旋回装置に乗り入れる車両が待機する待機室とを備えてなる機械式駐車設備。
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