JP2019049146A - リモコン車両の自動入出庫装置と方法 - Google Patents

リモコン車両の自動入出庫装置と方法 Download PDF

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Abstract

【課題】初心者や運転が苦手な人であっても、機械式駐車装置の搬器に対し、短時間に確実に車両を入出庫できるリモコン車両の自動入出庫装置と方法を提供する。【解決手段】自動入出庫装置20が、機械式駐車装置10と、機械式駐車装置10を制御する駐車制御装置22と、スマートキー16を操作してリモコン車両1aを遠隔操縦する格納操作装置24と、を備える。機械式駐車装置10は、搬器上の駐車位置Pに位置する車両を検出する駐車位置センサ12と、入庫室前面の停車領域Aに位置する車両を検出する停車位置センサ13と、を有する。格納操作装置24は、スマートキー16を格納し、かつスマートキー16を操作して、停車領域Aと駐車位置Pとの間でリモコン車両1aを遠隔操縦する。【選択図】図2

Description

本発明は、利用者が運転することなく、搬器上に車両を入庫し、かつ搬器上から車両を出庫するリモコン車両の自動入出庫装置と方法に関する。
機械式駐車装置(例えば、エレベータパーキング)は、入庫室内に搬器を有し、運転者が車両(例えば乗用車)を運転して搬器上に車両を駐車し、その後、装置が作動して搬器により無人の車両を格納場所へ搬送する。
搬器は、例えば折曲げパレット、フラットパレット、或いはコンベア装置であり、いずれの場合も、車両の格納効率を高めるため、搬器上の駐車領域は、必要最小限に設定されている。
そのため、運転者は、搬器上に車両を運転して駐車する際に、車両の外側全体を搬器上の駐車領域の内側に入れる必要があり運転がし難いことがある。
また、入庫時の駐車領域がうす暗い場合には、搬器上への駐車は車幅感覚等のカンに頼る運転技術に依存することとなり、初心者にとって困難であった。
搬器から車両を出庫する場合も同様である。
そこで、駐車場への自動入出庫を行う自動入出庫駐車場装置が既に提案されている(特許文献1)。
特許文献1の「自動入出庫駐車場装置」は、現在位置と目標位置とを入力し目標位置へ車両を操舵する自動操舵システムと、この自動操舵システムへの情報の入出力を行う車用無線通信機とを備えたものである。
また、乗員の乗り降りが難しい幅の狭いスペースへ駐車する際など、車外から遠隔操作で駐車させることができる「リモート・パーキング」が既に開示されている(例えば、非特許文献1)。
特許第3617659号公報
"BMWが量産車初の革新機能「リモート・パーキング」を導入。自動運転技術を応用し、車外からの遠隔操作で駐車可能。"、インターネット<URL:https://www.bmw.co.jp/ja/press/2016/20160516.html>
特許文献1の「自動入出庫駐車場装置」は、現在位置と目標位置とを入力し目標位置へ車両を操舵する自動操舵システムを前提としている。
そのため、自動操舵システムでない車両(例えば、一般車両やリモコン車両)には適用できない。
また、非特許文献1の「リモート・パーキング」は、左右に余裕のある平面駐車スペースに制限されるため、機械式駐車装置の搬器に対する入出庫には適用できない問題点があった。
本発明は上述した課題を満たすために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、初心者や運転が苦手な人であっても、機械式駐車装置の搬器に対し、短時間に確実に車両を入出庫できるリモコン車両の自動入出庫装置と方法を提供することにある。
本発明によれば、搬器上の駐車位置に位置する車両を検出する駐車位置センサと、入庫室前面の停車領域に位置する前記車両を検出する停車位置センサと、を有する機械式駐車装置と、
前記機械式駐車装置を制御する駐車制御装置と、
リモコン車両を遠隔操縦する複数の押ボタンを有するスマートキーを格納し、かつ前記スマートキーを操作して、前記停車領域と前記駐車位置との間で前記リモコン車両を遠隔操縦する格納操作装置と、を備える、リモコン車両の自動入出庫装置が提供される。
また、本発明によれば、機械式駐車装置に、搬器上の駐車位置に位置する車両を検出する駐車位置センサと、入庫室前面の停車領域に位置する前記車両を検出する停車位置センサと、を設け、
駐車制御装置により、前記機械式駐車装置を制御し、
格納操作装置により、リモコン車両を遠隔操縦する複数の押ボタンを有するスマートキーを格納し、かつ前記スマートキーを操作して、前記停車領域と前記駐車位置との間で前記リモコン車両を遠隔操縦する、リモコン車両の自動入出庫方法が提供される。
上記本発明によれば、自動入出庫装置は、機械式駐車装置と、機械式駐車装置を制御する駐車制御装置と、スマートキーを操作してリモコン車両を遠隔操縦する格納操作装置と、を備える。従って、格納操作装置により、スマートキーを操作して入庫室前面の停車領域と搬器上の駐車位置との間でリモコン車両を遠隔操縦することができる。
この構成により、入庫時において、格納操作装置により、リモコン車両を停車領域から駐車位置まで遠隔操縦することができ、出庫時において、格納操作装置により、リモコン車両を駐車位置から停車領域まで遠隔操縦することができる。
従って、本発明によれば、スマートキーを格納操作装置に格納するだけで、リモコン車両の入出庫ができるので、初心者や運転が苦手な人であっても、機械式駐車装置の搬器に対し、短時間に確実にリモコン車両を入出庫できる。
機械式駐車装置の一例を示す正面図である。 本発明による第1実施形態の自動入出庫装置の平面図(A)とスマートキーの模式図(B)である。 格納操作装置の平面図である。 第1実施形態の自動入出庫装置における入庫時のフロー図である。 第1実施形態の自動入出庫装置における出庫時のフロー図である。 本発明による第2実施形態の自動入出庫装置の平面図(A)とスマートキーの模式図(B)である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、機械式駐車装置10の一例を示す正面図である。
この例おいて、機械式駐車装置10は、エレベータ式駐車装置である。
またこの図において、1は車両(例えば乗用車)、2は車両1を載せる搬器、3は移動路、4は格納棚、5は移動路3を移動するケージ、6は本体フレーム、7は本体フレーム6の上部に設置されたトラクション方式(摩擦駆動式)の巻上機である。
この例において、移動路3は昇降路であり、ケージ5は、車両1が載る搬器2を載せて昇降路3を昇降する。また格納棚4は、昇降路3に沿って配置され、搬器2をそれぞれ格納する。
なお、上述した機械式駐車装置10は、エレベータ式駐車装置に限定されず、その他の機械式駐車装置であってもよい。
また、搬器2は、この例ではパレット(例えば、折曲げパレット)であるが、本発明はこれに限定されず、フラットパレット、串型ケージ、或いはコンベア装置であってもよい。
図2は、本発明による第1実施形態の自動入出庫装置20の平面図(A)とスマートキー16の模式図(B)である。
本発明による自動入出庫装置20は、機械式駐車装置10の搬器2に対するリモコン車両1aを対象とする。なお、機械式駐車装置10は、リモコン車両1aに限定されず、その他の車両1も駐車対象とすることが好ましい。
以下、「その他の車両1」を区別が必要な場合に「一般車両1b」と呼ぶ。また区別が必要な場合を除き、リモコン車両1aと一般車両1bの両方を単に「車両1」と呼ぶ。
図2(A)において、機械式駐車装置10は、駐車位置センサ12と停車位置センサ13とを有する。
駐車位置センサ12は、搬器上の駐車位置Pに位置する車両1(リモコン車両1aと一般車両1b)を検出する。駐車位置Pは、搬器上の駐車領域であり、機械式駐車装置10が作動して搬器2により無人の車両1を格納場所へ搬送できる位置に設定されている。
駐車位置センサ12は、例えば駐車位置Pに位置する車両1の前後位置と幅方向位置を検出する複数の光電管センサである。
停車位置センサ13は、入庫室前面の停車領域Aに位置する車両1(リモコン車両1aと一般車両1b)を検出する。入庫室前面の停車領域Aは、初心者や運転が苦手な人であっても、車両1を簡単に停車できるように、駐車位置Pよりも広く設定されている。
停車位置センサ13は、例えば複数の光電管センサ、静電センサ、カメラである。
リモコン車両1aは、スマートキー16により遠隔操縦可能な車両1である。
図2(B)において、スマートキー16は、その表面(以下「操作面」)にリモコン車両1aを遠隔操縦する複数の押ボタン17を有する。この例で、複数の押ボタン17は、前後進ボタン17a、起動停止ボタン17b、及びハンドル操作ボタン17cを有する。
前後進ボタン17aは、前進ボタンFと後進ボタンBからなり、各ボタンを押すことで、リモコン車両1aに前進信号又は後進信号を出力する。
起動停止ボタン17bは、単一の押しボタンであり、ボタンを押すごとに、リモコン車両1aのエンジンの起動信号と停止信号を交互に出力する。なお、リモコン車両1aは、エンジンを搭載しない電気自動車であってもよい。電気自動車の場合、起動停止ボタン17bは、電源スイッチをON又はOFFに切換える。
ハンドル操作ボタン17cは、右回転ボタンRと左回転ボタンLからなり、各ボタンを押すことで、リモコン車両1aにハンドルの右回転信号又は左回転信号を出力する。
なお、押ボタン17の構成は、上述の例に限定されず、その他の構成であってもよい。
図2(A)において、本発明による自動入出庫装置20は、上述した機械式駐車装置10の他に、駐車制御装置22と格納操作装置24とを備える。
駐車制御装置22は、例えばコンピュータ(PC)であり、機械式駐車装置10を制御する。
格納操作装置24は、スマートキー16を格納する。また、格納操作装置24は、スマートキー16を操作して、停車領域Aと駐車位置Pとの間で押ボタン17を操作し、リモコン車両1aを遠隔操縦する。
図3は、格納操作装置24の平面図であり、(A)はスマートキー16の格納時、(B)はスマートキー16の取り外し時を示している。
図3において、格納操作装置24は、複数のクレードル26、アクセス部28、認証装置30、及びクレードル移動装置32を有する。格納操作装置24は、この例では箱形容器24a(直方体)に形成され、その上面(又は側面)に操作面24bを有している。
箱形容器24aの内部には、複数のクレードル26を格納するクレードル格納部25が設けられている。
また操作面24bは、機械式駐車装置10を利用する利用者が容易に操作できる位置に設けられている。
複数のクレードル26は、スマートキー16をロック可能に格納する。この例では、クレードル26は、機械式駐車装置10の車両収容台数(例えば20台)に相当する数が、箱形容器24a(クレードル格納部25)に収容されている。
アクセス部28は、スマートキー16の1つに利用者がアクセス可能に構成されている。この例では、アクセス部28は、操作面24bに設けられた開口であり、この開口に位置する1つのクレードル26が外部からアクセスできるようになっている。
この例で、クレードル26は、スマートキー16を収容する凹部26aを有する容器であり、スマートキー16の操作面を下向きにして凹部26aに収容し、図で左右及び上下に設けられた把持爪26bによりスマートキー16を把持する。
また、把持爪26bは、スマートキー16をロック可能であり、駐車制御装置22により、スマートキー16のロックとロック解除ができるようになっている。
この例でクレードル26は、スマートキー16を操作する機能を有する。例えば、図3(B)に示すように、クレードル26の凹部26aの下面に複数の起伏素子27がマトリックス状(この例では3列5行)に設けられ、各起伏素子27が複数の押ボタン17に対応して位置し、下向きに収容されたスマートキー16の押ボタン17を操作するようになっている。
なお、起伏素子27は、例えば圧電素子、又は電磁ソレノイドであるが、その他の機構、例えばロボットハンドであってもよい。
認証装置30は、スマートキー16を認証する。
この例で、認証装置30は、操作面24bに設けられたテンキー30aを有し、アクセス部28に位置するスマートキー16に対し、認証番号を入力するようになっている。入力された認証番号(例えば4桁の数字)は、アクセス部28に位置するスマートキー16と1:1に対応する。
認証番号は、例えば認証装置30に設けられた記憶装置に記憶する。
なお、認証装置30はこの例に限定されず、指紋認証、網膜認証、ICカード発行機、などでもよい。
クレードル移動装置32は、複数のクレードル26をアクセス部28とクレードル格納部25との間で移動する。
例えばクレードル移動装置32は、複数のクレードル26を箱形容器24aの内部で循環移動する機能を有する。なお、クレードル移動装置32は、クレードル26をアクセス部28とクレードル格納部25との間で移動できる限りでその他の構成であってもよい。
なお、クレードル移動装置32は必須ではなく、これを省略し、単一のクレードル26と単一のアクセス部28を有する複数のキーケース(図示せず)をクレードル格納部25に設けてもよい。
この場合、アクセス部28は、例えば各キーケースに設けられたロック可能な開閉扉であり、クレードル26のロック機構は省略することができる。
図2(A)において、機械式駐車装置10は、さらに、車両位置検出センサ15を有する。
車両位置検出センサ15は、例えばレーザーセンサであり、リモコン車両1aの位置をリアルタイムに検出する。「リモコン車両1aの位置」は、少なくとも車幅と、車両1の前端又は後端、及び車両1の前進方向を含む。
自動入出庫装置20は、停車領域Aと駐車位置Pとの間でハンドル操作ボタン17cを操作し、リモコン車両1aを遠隔操縦する。
本発明によるリモコン車両1aの自動入出庫方法は、機械式駐車装置10に、上述した駐車位置センサ12と停車位置センサ13を設けるステップを有する。
本発明による自動入出庫方法は、さらに、駐車制御装置22により、機械式駐車装置10を制御するステップと、格納操作装置24により、スマートキー16を操作して、停車領域Aと駐車位置Pとの間でリモコン車両1aを遠隔操縦するステップとを有する。
図4は、第1実施形態の自動入出庫装置20における入庫時のフロー図である。
この図において、第1実施形態の入庫フローは、S1〜S8の各ステップ(工程)からなる。
ステップS1において、利用者が機械式駐車装置10の停車領域Aにリモコン車両1aを停車し、エンジンを止め、スマートキー16を持って降車する。
ステップS2において、利用者は、スマートキー16をアクセス部28にあるクレードル26に格納する。
ステップS3において、利用者は、認証装置30を操作して、認証番号を入力する。認証装置30による利用者の認証は、この例以外の、指紋認証、網膜認証、ICカードの発行、などでもよい。
ステップS1〜S3により、入庫時に必要な利用者の作業は終了する。
次いで、自動入出庫装置20は、以下のステップS4〜S8を実行する。
ステップS4において、ステップS3の認証後に、アクセス部28のスマートキー16を取り外しができないようにロックする。
ステップS5において、機械式駐車装置10の動作を開始し、空の搬器2を入出庫部に移動し、入出庫部の扉を全開する。
ステップS6において、アクセス部28のスマートキー16を操作して、リモコン車両1aのエンジンを始動し、リモコン車両1aを駐車位置Pまで遠隔操縦する。
この遠隔操縦は、この例では、車両位置検出センサ15で検出されたリモコン車両1aの位置に基づき、リモコン車両1aの前進(又は後進)とリモコン車両1aのハンドル操作とにより実行される。
ステップS6は、例えば、以下の順で行うことが好ましい。
(1)リモコン車両1aの停止状況を確認する。
(2)停車領域Aから搬器上の駐車位置Pまでの経路を生成する。
(3)スマートキー16の押ボタン17を操作する。車両移動中は常に状況を監視する。
ステップS7において、駐車位置センサ12により駐車位置Pに位置するリモコン車両1aを検出すると、遠隔操縦を停止し、エンジンを停止する。
ステップS7は、例えば、以下の順で行うことが好ましい。
(4)搬器上の駐車位置Pまで移動したら操作を停止する。
(5)搬器上の駐車位置Pに正しく停止できていない場合は、再度、リモコン車両1aを移動させる。
ステップS8において、機械式駐車装置10の動作を再開し、入出庫部の扉を全閉し、リモコン車両1aを載せた搬器2を所定の格納棚4に移動する。また、並行して、アクセス部28のクレードル26をクレードル格納部25に移動する。
ステップS8が完了すると、機械式駐車装置10は停止し、待機状態となる。
上述したように、本発明の方法では、入庫時において、スマートキー16が格納操作装置24に格納された後、格納操作装置24により、リモコン車両1aを停車領域Aから駐車位置Pまで遠隔操縦する。
図5は、第1実施形態の自動入出庫装置20における出庫時のフロー図である。
この図において、第1実施形態の出庫フローは、T1〜T6の各ステップ(工程)からなる。
ステップT1において、機械式駐車装置10に到着した利用者は、認証装置30のテンキー30aを操作して、認証番号を入力する。認証装置30による認証は、この例以外の、指紋認証、網膜認証、ICカード、などでもよい。
出庫時に必要な利用者の作業は、ステップT1とステップT6のみであり、その他のステップは、自動入出庫装置20により実行される。
ステップT2において、入力された認証番号に対応するスマートキー16を収容したクレードル26を、クレードル格納部25からアクセス部28に移動する。並行して、機械式駐車装置10の動作を開始し、リモコン車両1aを載せた搬器2を入出庫部に移動し、入出庫部の扉を全開する。
ステップT3において、アクセス部28のスマートキー16を操作して、リモコン車両1aのエンジンを始動し、リモコン車両1aを駐車位置Pから入庫室前面の停車領域Aまで遠隔操縦する。
この遠隔操縦は、この例では、車両位置検出センサ15で検出されたリモコン車両1aの位置に基づき、リモコン車両1aの前進(又は後進)とリモコン車両1aのハンドル操作とにより実行される。
ステップT3は、例えば、以下の順で行うことが好ましい。
(1)リモコン車両1aの停止状況を確認する。
(2)駐車位置Pから停車領域Aまでの経路を生成する。
(3)スマートキー16の押ボタン17を操作する。車両移動中は常に状況を監視する。
ステップT4において、停車位置センサ13により停車領域Aに位置するリモコン車両1aを検出すると、遠隔操縦を停止し、エンジンを停止する。すなわち、リモコン車両1aが停車領域Aまで移動したらスマートキー16の操作を停止する。
ステップT5において、機械式駐車装置10の入出庫部の扉を全閉し、機械式駐車装置10を停止し、待機状態とする。並行して、アクセス部28のスマートキー16のロックを解除する。
ステップT6において、利用者は、アクセス部28からスマートキー16を取り出し、停車領域Aのリモコン車両1aに乗車し、リモコン車両1aのエンジンを始動して出車する。
上述したように、本発明の方法では、出庫時において、格納操作装置24により利用者が認証された後、格納操作装置24により、リモコン車両1aを駐車位置Pから停車領域Aまで遠隔操縦する。
図6は、本発明による第2実施形態の自動入出庫装置20の平面図(A)とスマートキー16の模式図(B)である。
図6(B)において、複数の押ボタン17は、上述した前後進ボタン17aと起動停止ボタン17bであり、ハンドル操作ボタン17cは省略されている。
図6(A)において、リモコン車両1aは、障害物(図示せず)を検出するレーダー8と、障害物から幅方向に等間隔を隔てて前進又は後進する移動制御器9と、を有する。
機械式駐車装置10は、複数の車両案内部材14を有し、上述した車両位置検出センサ15は省略されている。
複数の車両案内部材14は、駐車位置Pと停車領域Aとの間に設けられ駐車位置Pの幅方向中心線から幅方向に等間隔を隔てて位置する。
車両案内部材14は、リモコン車両1aのレーダー8で障害物として検出されるが、車両1及び人に対し障害物とならない高さであることが好ましい。例えば、車両案内部材14は、棒状のポール、縁石形状、であるのがよい。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の場合、入庫時のステップS6における遠隔操縦は、前進ボタンFを起伏素子27で押すことにより実行される。
すなわち、この例では、複数の車両案内部材14が、駐車位置Pの幅方向中心線から幅方向に等間隔を隔てて位置しており、リモコン車両1aは、移動制御器9により、駐車位置Pの幅方向中心線に沿って前進する。
この構成により、停車領域Aから駐車位置Pまでの経路生成を省略することができる。
第2実施形態の場合、出庫時のステップT3における遠隔操縦は、後進ボタンBを圧電素子で押すことにより実行される。
すなわち、この例では、複数の車両案内部材14が、駐車位置Pの幅方向中心線から幅方向に等間隔を隔てて位置しており、リモコン車両1aは、移動制御器9により、駐車位置Pの幅方向中心線に沿って後進する。
なお、機械式駐車装置10が、搬器2の旋回装置(図示せず)を備えており、前進で出庫(前進出庫)ができる場合には、上記後進ボタンBに代えて前進ボタンFを押して前進する。
この構成により、第1実施形態における駐車位置Pから停車領域Aまでの経路生成を省略することができる。
入出庫時のその他の方法は、第1実施形態と同様である。
上述した本発明の実施形態によれば、自動入出庫装置20が、機械式駐車装置10と、機械式駐車装置10を制御する駐車制御装置22と、スマートキー16を操作してリモコン車両1aを遠隔操縦する格納操作装置24と、を備える。従って、格納操作装置24により、スマートキー16を操作して入庫室前面の停車領域Aと搬器上の駐車位置Pとの間でリモコン車両1aを遠隔操縦することができる。
この構成により、入庫時において、格納操作装置24により、リモコン車両1aを停車領域Aから駐車位置Pまで遠隔操縦することができ、出庫時において、格納操作装置24により、リモコン車両1aを駐車位置Pから停車領域Aまで遠隔操縦することができる。
従って、本発明によれば、スマートキー16を格納操作装置24に格納するだけで、リモコン車両1aの入出庫ができるので、初心者や運転が苦手な人であっても、機械式駐車装置10の搬器2に対し、短時間に確実にリモコン車両1aを入出庫できる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
A 停車領域、B 後進ボタン、F 前進ボタン、L 左回転ボタン、
P 駐車位置、R 右回転ボタン、1 車両(乗用車)、
1a リモコン車両、1b 一般車両、2 搬器、3 移動路(昇降路)、
4 格納棚、5 ケージ、6 本体フレーム、7 巻上機、8 レーダー、
9 移動制御器、10 機械式駐車装置、12 駐車位置センサ、
13 停車位置センサ、14 車両案内部材、
15 車両位置検出センサ(レーザーセンサ)16 スマートキー、
17 押ボタン、17a 前後進ボタン、17b 起動停止ボタン、
17c ハンドル操作ボタン、20 自動入出庫装置、
22 駐車制御装置、24 格納操作装置、24a 箱形容器、
24b 操作面、25 クレードル格納部、26 クレードル、
26a 凹部、26b 把持爪、27 起伏素子、28 アクセス部、
30 認証装置、30a テンキー、32 クレードル移動装置

Claims (8)

  1. 搬器上の駐車位置に位置する車両を検出する駐車位置センサと、入庫室前面の停車領域に位置する前記車両を検出する停車位置センサと、を有する機械式駐車装置と、
    前記機械式駐車装置を制御する駐車制御装置と、
    リモコン車両を遠隔操縦する複数の押ボタンを有するスマートキーを格納し、かつ前記スマートキーを操作して、前記停車領域と前記駐車位置との間で前記リモコン車両を遠隔操縦する格納操作装置と、を備える、リモコン車両の自動入出庫装置。
  2. 前記格納操作装置は、前記スマートキーをロック可能に格納する複数のクレードルと、
    前記スマートキーの1つに利用者がアクセス可能なアクセス部と、
    前記アクセス部の前記スマートキーを認証する認証装置と、を有する、請求項1に記載のリモコン車両の自動入出庫装置。
  3. 複数の前記クレードルを前記アクセス部とクレードル格納部との間で移動するクレードル移動装置を有する、請求項2に記載のリモコン車両の自動入出庫装置。
  4. 単一の前記クレードルと単一の前記アクセス部を有する複数のキーケースを有する、請求項2に記載のリモコン車両の自動入出庫装置。
  5. 前記機械式駐車装置は、前記リモコン車両の位置をリアルタイムに検出する車両位置検出センサを有し、
    複数の前記押ボタンは、前記リモコン車両に前進信号又は後進信号を出力する前後進ボタンと、前記リモコン車両のエンジンの起動信号又は停止信号を出力する起動停止ボタンと、前記リモコン車両のハンドルを操作するハンドル操作ボタンを有し、
    前記格納操作装置は、前記停車領域と前記駐車位置との間で前記押ボタンを操作する、請求項1に記載のリモコン車両の自動入出庫装置。
  6. 前記リモコン車両は、障害物を検出するレーダーと、前記障害物から幅方向に等間隔を隔てて前進又は後進する移動制御器と、を有し、
    複数の前記押ボタンは、前記リモコン車両に前進信号又は後進信号を出力する前後進ボタンと、前記リモコン車両のエンジンの起動信号又は停止信号を出力する起動停止ボタンと、を有し、
    前記機械式駐車装置は、前記駐車位置と前記停車領域との間に設けられ前記駐車位置の幅方向中心線から幅方向に等間隔を隔てて位置する複数の車両案内部材を有する、請求項1に記載のリモコン車両の自動入出庫装置。
  7. 機械式駐車装置に、搬器上の駐車位置に位置する車両を検出する駐車位置センサと、入庫室前面の停車領域に位置する前記車両を検出する停車位置センサと、を設け、
    駐車制御装置により、前記機械式駐車装置を制御し、
    格納操作装置により、リモコン車両を遠隔操縦する複数の押ボタンを有するスマートキーを格納し、かつ前記スマートキーを操作して、前記停車領域と前記駐車位置との間で前記リモコン車両を遠隔操縦する、リモコン車両の自動入出庫方法。
  8. 入庫時において、前記スマートキーが前記格納操作装置に格納された後、前記格納操作装置により、前記リモコン車両を前記停車領域から前記駐車位置まで遠隔操縦し、
    出庫時において、前記格納操作装置により利用者が認証された後、前記格納操作装置により、前記リモコン車両を前記駐車位置から前記停車領域まで遠隔操縦する、請求項7に記載のリモコン車両の自動入出庫方法。
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