JP2011089291A - 充電機能を備えた機械式駐車設備及びその入庫制御方法 - Google Patents

充電機能を備えた機械式駐車設備及びその入庫制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 充電口蓋を開放して充電アダプタを接続しても、それらがパレット外形から外方にはみ出ることがないように電気車両を充電パレットの所定位置に乗り入れさせることができる機械式駐車設備の入庫制御方法を提供すること。
【解決手段】 電気車両EVを充電パレット20に乗り入れて搭載し、この電気車両EVの充電口57に充電アダプタ56を接続した状態で前記充電パレット20を所定の駐車部に格納して搭載した電気車両EVに充電する機械式駐車設備において、前記電気車両EVの充電パレット20への乗り入れに際し、運転者に対してこの電気車両EVの充電口57が配置された前・後・左・右部における充電口蓋58及び充電アダプタ56等が充電パレット20からはみ出ない距離で電気車両EVを反充電口方向に誘導案内して充電パレット20上に乗り入れさせる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気自動車への充電機能を備えた機械式駐車設備及びその入庫制御方法に関する。
従来、内燃機関を動力源とする自動車を駐車させるための機械式駐車設備として、エレベータ式、垂直循環式、水平循環式、箱型循環式、円形循環式、平面往復式、縦横パズル移動式、多段式等、種々の駐車装置が広く利用されている。
一方、近年、内燃機関に代えて電動機を動力源とした電気自動車(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「電気自動車」は、電動モータの動力(エンジン等、他の動力の併用を含む)で走行することのできるものをいう)が普及している。このような電気自動車は排気ガス量を減らせるので環境保全上優れているが、従来の燃料の代わりに電気を蓄電池(バッテリ)に充電する必要がある。そのため、上記駐車装置に格納している時間を利用して充電しようとする充電機能付きの駐車装置が発明されている。
例えば、この種の従来技術として、パレットに電気車両を搭載し、そのパレットの格納場所(駐車場所)で搭載した電気車両に充電するようにした機械式駐車装置があり、このような駐車装置においては、充電電源装置(又は駐車装置動力源用の電源装置)から、パレットに備えられた給電中継部を介して、搭載した電気車両のバッテリに充電するようにした給電回路を形成している(例えば、特許文献1,2参照)。
また、充電パレットの給電中継部と搭載した電気車両の充電接続部とを接続する方法としては、各電気車両に装備された充電アダプタ付き充電ケーブルを使用する方式、及びパレットの給電中継部に常備の充電アダプタ付き充電ケーブルを使用する方式等があるが、いずれであれ、近年の電気自動車は、小形プラグよりも電気的安定性及び接続装着の利便性の高い大形のガン形充電アダプタが主流となりつつある。このガン形充電アダプタは、ガソリン車の給油ガンに外観が類似しており、100V及び200Vのいずれの電源を使用する充電アダプタであっても同様の形態である(例えば、特許文献3参照)。
さらに、充電アダプタが小形プラグであれ、大形ガン形であれ、近時発表の電気車両の充電口蓋は、外観上、一般ガソリン車の給油口蓋と変わらず、概ね直径約150mm程度と大きい物が採用されている。
特許第2908940号公報 特開平10−30354号公報 特許第2924553号公報
ところで、一般ガソリン車と電気車両とを機械式駐車設備に駐車する上での差異は、ガソリン車は機械式駐車設備内で給油を行うことは無いので、大きな給油口蓋であっても閉じられており蓋の大小は何ら問題とはならない。
しかし、電気車両の場合には、上記した充電機能を有する機械式駐車設備内で充電口蓋を開けて充電アダプタを差し込んだ状態を維持して駐車させるため、必然的に大きな充電口蓋は開けたままとなる。特に、上記ガン形充電アダプタを差し込む場合には、ガン形充電アダプタが大きいため、充電口蓋はほぼ90°開くことになり、その充電口蓋及びガン形充電アダプタが充電パレットの外形からはみ出るおそれがある。
そして、この充電口蓋及びガン形充電アダプタが充電パレットからはみ出た電気車両を搭載した充電パレットを、例えば、エレベータ式駐車装置のエレベータ搬器によって昇降路を昇降させれば、昇降途中で駐車棚(格納棚)やこれに配置のパレットや車両に干渉するおそれがある。
さらに、近時、電気車両の実用車が次々と発表され、車幅が小さく、且つ車長が短い軽自動車や小型普通車(コンパクトカー)の実用化は勿論のこと、普通自動車や車幅の大きい大型重量車への適用も計画されている。しかし、どの車種でも、電気車両の充電口の配置は、車体の左部・右部・前部・後部等種々あり、現時点では統一されていない。
一方、一般的に、機械式駐車設備における車両搭載用パレットの幅寸法は、車幅及びタイヤ外寸の大きい大型重量車まで収容可能なように大形に形成されている。また、パレットの長さ寸法についても、車種により車長が大きく異なるうえ、車両前・後部に多少の突出物(例えば、マフラー等付属品アクセサリ)を有する大型重量車でも十分に搭載できるように余裕をもってかなり長尺に形成されている。
しかしながら、図8(a) に示すように、電気車両EVが軽自動車や小型普通車の場合には、充電パレット20の中央隆起部22の両側部に形成された車路23の範囲で、外形と車体周囲との間に空間を形成した状態で余裕をもって乗り入れることができるが、充電口57のある側に片寄って乗り入れた状態で上記したように充電口蓋58を開放して充電アダプタ56を接続すると、開放した充電口蓋58や充電アダプタ56が充電パレット20の外形Cから距離Wで外方にはみ出るおそれがある。但し、図8(b) に示すように、軽自動車や小型普通車の場合には、充電口57と反対側に片寄せして乗り入れれば、開放した充電口蓋58や充電アダプタ56が充電パレット20の立上がり側端部21の外形Cから内方に距離Wを保って外方にはみ出ることを避けることができる。
一方、図9(a) に示すように、電気車両EVが大型重量車の場合、充電パレット20の車路23の外幅がタイヤ外寸の幅寸法一杯であるため、片寄せした乗り入れができない。そのため、車体左・右部に充電口57が設けられると、充電口蓋58や充電アダプタ56がパレット外形Cから距離Wで外方にはみ出ることは避けられない。しかし、図9(b) に示すように、将来出現する可能性のある大型重量車の電気車両EVの充電口57は、機械式駐車設備における充電設備適用に限らず、平面駐車場やコンビニエンスストア等に設置される急速充電スタンドでも左・右側部の配置は幅方向の空間を要するので、車体前部(又は後部)に配置されることが予想される。
しかしながら、このように車体前部(又は後部)に配置された充電口57に充電アダプタ56を接続した場合、通常、機械式駐車設備の乗り入れ部における前・後のはみ出し規制の検出はパレットの前・後・左・右位置からはみ出ない位置のみで行われているので、入庫誘導時には正規位置に停車したと判定されていたとしても、車体前部又は後部の充電口蓋58を開けて充電アダプタ56を接続することで、その開けた充電口蓋58や充電アダプタ56が充電パレット20の前・後外方にはみ出るおそれがある。
このように、電気車両EVは、軽自動車や小型普通車又は大型重量車であっても、充電時に大きく開く充電口蓋58や充電口57に接続された充電アダプタ56が充電パレット20の外方にはみ出るおそれがある、という課題を有し、その課題が電気車両EVを機械式駐車設備に格納している時間を利用して充電する上で大きな障害となっている。
そこで、本発明は、充電口蓋を開放して充電アダプタを接続しても、それらがパレット外形から外方にはみ出ることがないように電気車両を充電パレットの所定位置に乗り入れさせることができる機械式駐車設備とその入庫制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る機械式駐車設備の入庫制御方法は、電気車両を充電パレットに乗り入れて搭載し、該電気車両の充電口に充電アダプタを接続した状態で前記充電パレットを所定の駐車部に格納して搭載した電気車両に充電する機械式駐車設備の入庫制御方法であって、前記電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、運転者に対して該電気車両の充電口が配置された前・後・左・右部における充電部分が該充電パレットからはみ出ない距離で該電気車両を反充電口方向に誘導案内して充電パレット上に乗り入れさせている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「充電部分」は、充電口蓋及び充電アダプタ等の充電のための構成部分をいう。これにより、電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、充電口の配置された方向に対して反対方向に充電部分がパレットからはみ出ない距離で電気車両を所定位置に誘導案内して乗り入れさせるので、充電時に開いた充電口蓋や接続された充電アダプタ等の充電部分が充電パレットの外方にはみ出ることを確実に防止することができる。
また、前記反充電口方向に誘導案内する乗り入れを、前・後方向の誘導案内と左・右方向の誘導案内とを同時に行うようにしてもよい。このようにすれば、乗り入れる電気車両に適した所定位置に1度の誘導案内で乗り入れさせることができ、効率的な乗り入れ作業を行うことができる。
さらに、前記誘導案内を、光による案内と音声による案内とを併用して行うようにしてもよい。このようにすれば、運転者が目と耳で乗り入れる方向及び位置を確認しながら乗り入れることができ、安定した乗り入れ作業を行うことができる。
一方、本発明に係る機械式駐車設備は、電気車両を充電パレットに乗り入れて搭載し、該電気車両の充電口に充電アダプタを接続した状態で前記充電パレットを所定の駐車部に格納して搭載した電気車両に充電する機械式駐車設備であって、前記電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、運転者に対して該電気車両の前・後・左・右部の通常検出に加え、該電気車両の充電部分が該充電パレットからはみ出ない距離で該電気車両を検出して該電気車両を前記充電口と反対方向に誘導案内して充電パレット上に乗り入れさせる入庫誘導案内手段を備えさせている。これにより、電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、運転者に対して充電口の配置された方向に対して反対方向に充電部分がパレットからはみ出ない距離で電気車両を所定位置に誘導案内して乗り入れさせるので、充電時に開いた充電口蓋や接続された充電アダプタ等の充電部分が充電パレットの外方にはみ出ることを確実に防止することができる。
また、前記入庫誘導案内手段は、前記電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、該電気車両の前・後・左・右部が所定範囲に入るように通常検出する通常用検出器と、充電口が配置された前・後・左・右部における充電部分が前記充電パレットからはみ出ない距離で電気車両を検出するように前記通常用検出器から所定距離内方向に配設された誘導用検出器とを有していてもよい。このようにすれば、通常の入庫誘導案内位置は通常用検出器で検知し、充電部分が充電パレットの外方にはみ出ないように片寄せする誘導案内位置は、通常用検出器の検知位置から所定距離内方向に配設された誘導用検出器で検出ことによって誘導しながら乗り入れさせることができる。
さらに、前記入庫誘導案内手段は、前記電気車両の前・後部及び左・右部の検出結果に基いて、電気車両の充電部分が充電パレットからはみ出ないように前・後方向及び左・右方向の案内を同時に行うように構成されていてもよい。このようにすれば、乗り入れる電気車両の充電口位置に適した位置に1度の誘導案内で乗り入れることができ、効率的な乗り入れ作業を行うことができる。
その上、前記入庫誘導案内手段は、前記電気車両の前・後・左・右部の通常検出、及び電気車両の充電部分が充電パレットからはみ出ない距離での前・後・左・右部の検出結果に基いて、光と音声で案内する案内器を具備していてもよい。このようにすれば、運転者が目と耳で乗り入れる方向及び位置を確認しながら乗り入れることができ、安定した乗り入れ作業を行うことができる。
本発明によれば、電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、充電口の配置された方向に対して反対方向に充電部分がパレットからはみ出ない距離で誘導案内して所定位置に乗り入れさせることができるので、電気車両を搭載した充電パレットを格納場所に安定して搬送することが可能となる。
本発明を採用した機械式駐車設備の一例であるエレベータ式駐車装置の全体概略正面図である。 図1に示すII−II矢視拡大平面図である。 図2に示すIII−III矢視正面図である。 図1に示すエレベータ式駐車装置の制御ブロック図である。 入庫誘導モードの選択フローチャートである。 各入庫誘導モードにおける前後方向の誘導案内時の検出器の作動と案内とを示す対応図である。 各入庫誘導モードにおける左右方向の誘導案内時の検出器の作動と案内とを示す対応図である。 従来の車体側部に充電口を有する軽自動車・小型普通車の電気車両が充電パレットに乗り入れた状態を示す図面であり、(a) は、充電口方向に片寄って乗り入れた状態の不具合を示す正面図、(b) は、反充電口方向に片寄らせて乗り入れた状態を示す正面図である。 大型重量車の電気車両が充電パレットに乗り入れた状態を示す図面であり、(a) は、車体左・右部に充電口を配置した場合の不具合を示す正面図、(b) は、車体前・後部に充電口を配置した場合を示す正面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基いて説明する。この実施の形態では、機械式駐車設備の一例として、一般車両V(非電気車両、ガソリン車等)を搭載する標準パレット90と、電気車両EVを搭載する充電パレット20とを混載した、下部90°乗り入れ方式のエレベータ式駐車装置1を例にしている。また、全ての駐車棚(駐車部)を利用契約方式とした例を説明する。
図1に示すように、エレベータ式駐車装置1は、鉄骨構造体の外面に外装板が設けられた駐車塔2を有し、この駐車塔2の地上1階が乗り入れ部3となっている。この乗り入れ部3の乗り入れ床4には、ピット5が形成されている。また、乗り入れ部3の前部(この例では左側方)には入出庫口6が設けられ、この入出庫口6には、開閉式の入出庫口扉7が設けられている。また、入出庫口6の外部側方には、運転操作盤8が配設されている。さらに、乗り入れ部3の反入出庫口側には、光による案内器である入庫案内表示器30が設けられている。
このようなエレベータ式駐車装置1は、駐車塔2の中央部の鉛直方向に昇降路10が形成され、この昇降路10を挟んで図の左右両側の鉛直方向に複数段の駐車棚11(駐車部)が設けられている。これらの駐車棚11は、鉛直方向に設けられた棚柱9に設けられている。
また、この実施の形態のエレベータ式駐車装置1では、上層4階が標準パレット90の駐車棚11となっており、下層3階が充電パレット20の駐車棚11となっている。図1では、右列2段目の電気自動車EVは非充電状態(充電要求無し)で示している。上記充電パレット20は、両側端に立上がり側端部21を有し、中央の中央隆起部22との間に凹状の車路23が形成されている。この形態は、標準パレット90も同一である。
一方、上記昇降路10には、パレット20,90を搬送するエレベータ搬器12が設けられている。このエレベータ搬器12は、駐車塔2の上部に設けられた昇降駆動部13の駆動シーブ14で巻かれるワイヤロープ15によって昇降路10を昇降させられる。ワイヤロープ15の反エレベータ側には、巻上げ力を軽減するカウンタウエイト16が設けられている。
さらに、エレベータ搬器12には、パレット20,90を持上げて旋回させる機能と、パレット20,90を上記駐車棚11の棚レール17との間で移載させる機能とを有するパレット移載兼持上げ旋回手段25が備えられている。各パレット20,90は、このパレット移載兼持上げ旋回手段25により、各駐車棚11とエレベータ搬器12との間を車輪24で移載されるとともに、乗り入れ部3で持上げて旋回させられる。このパレット移載兼持上げ旋回手段25は、公知の手段が採用される。
また、上記充電パレット20の駐車棚11と充電パレット20との間には給電手段50が設けられており、この給電手段50は、各駐車棚11側の電源側コネクタ51と充電パレット20側のパレット側コネクタ52とが接続されるコネクタ接続方式となっている。各駐車棚11側の電源側コネクタ51は、給電ケーブル40を介して乗り入れ部3に設けられた制御装置41に内蔵されている充電電源装置42と接続されている。この給電手段50によれば、充電パレット20を駐車棚11に格納することで、パレット側コネクタ52が電源側コネクタ51に接続されて給電されるようになっている。
さらに、上記充電パレット20には、パレット側コネクタ52に接続された中継ケーブル53を収納する給電中継部たるケーブル収納箱54が設けられており、この中継ケーブル53に接続された充電ケーブル55の先端に設けられた充電アダプタ56が電気車両EVに接続されるようになっている。
図2,3に示すように、上記乗り入れ部3には、入出庫口6から乗り入れる車両をパレットの所定位置に誘導案内する入庫誘導案内手段80が配設されている。この入庫誘導案内手段80には、乗り入れる車両がパレットの所定範囲に入るように通常検出する通常用検出器81と、この通常用検出器81に加えて、電気車両EVの前・後・左・右部における充電部分が充電パレット20の外方にはみ出ないように誘導案内するための誘導用検出器82とが備えられている。
上記通常用検出器81は、入出庫口6に設けられた車両・人検知用検出器S1と、車両後部を検知する規制用検出器S2、車両中間部を検知する実車検出器S3、車両前部を検知する規制用検出器S4、車両左側部を検知する規制用検出器S5、及び車両右側部を検知する規制用検出器S6とを有している。
また、上記誘導用検出器82は、上記規制用検出器S2,S4よりも、充電口57における開状態の充電口蓋58や充電アダプタ56等の充電部分が電気車両EVの車体からはみ出る距離(例えば、約15cm)よりも大きい距離で、前・後内方向に電気車両EVを片寄せ誘導するための誘導用検出器S12,S14と、規制用検出器S5,S6よりも開状態の充電口蓋58や充電アダプタ56等の充電部分が電気車両EVの車体からはみ出る距離(例えば、約15cm)よりも大きい距離で、左・右内方向に電気車両EVを片寄せ誘導するための誘導用検出器S15,S16とを有している。
そして、これらの検出器が備えられた入庫誘導案内手段80によれば、後述するように、上記車両後部を検知する規制用検出器S2、車両前部を検知する規制用検出器S4、車両左側部を検知する規制用検出器S5、及び車両右側部を検知する規制用検出器S6と、上記前・後内方向に電気車両EVを片寄せ誘導するための誘導用検出器S12,S14、及び左・右内方向に電気車両EVを片寄せ誘導するための誘導用検出器S15,S16とによって囲まれた所定位置に電気車両EVが誘導案内される。
この実施の形態では、上記規制用検出器S2,S4に面検知可能な多光軸ワイド光電検知器を採用することにより、軽自動車や小型乗用車から大型重量車まで、種々の車体形状を安定して検知することができるようにしている。また、上記規制用検出器S5,S6、及び誘導用検出器S15,S16にも面検知可能な多光軸ワイド光電検知器が採用されている。これらの検出器S5,S6、及びS15,S16も多光軸ワイド光電検知器を採用することにより、軽自動車や小型乗用車から大型重量車まで、種々の車体形状を安定して検知することができるようにしている。さらに、これらの検出器S5,S6、及びS15,S16を乗り入れ部3の奥下部から入出庫口6の上部に向けて斜めに光線を放射するようにすることで、最も突出する車体側方部分を検知できるようにしている。また、乗り入れ部3の奥部には、鏡35と上記入庫案内表示器30とが設けられている。これらを正面から見た配置は、図4に示す。
なお、この実施の形態では下部90°乗り入れ方式を例にしているため、乗り入れ部3に配置された充電パレット20とエレベータ搬器12のエレベータデッキ18とサイドデッキ19とによって乗り入れ床4と同一面の床面がピット5の上部に形成されている。
図4に示すように、上記エレベータ式駐車装置1の制御ブロックとしては、パレット番号/格納棚番号/契約者暗証番号又はICカードID/電気車両の充電口位置(左,右,前,後)/充電要求有無等を一体的に記憶するRAMや、ROM、CPU等を備え、各部を制御する信号を発する制御部60(制御装置41)と、エレベータの昇降駆動部、パレットの持上げ・旋回・移載駆動部、入出庫口扉の開閉駆動部等を備えた駆動部61と、乗り入れ部の車両・人検知手段(S2,S12,S3,S4,S14,S5,S15,S6,S16)、入出庫口の車両・人検知手段(S1)等を備えた検知部62と、入庫案内表示器30と、充電用電源43に接続された充電電源装置42と、上記運転操作盤8とが、I/O装置63(入出力装置)を介して接続されており、各部の間で信号の送受信が行われるようになっている。
上記制御部60は、電気車両EVの充電口57位置と、上記通常用検出器81及び誘導用検出器82からの信号に基いて、上記入庫案内表示器30に設けられた案内灯31〜33(この例では、「前進31」、「停車32」、「後退33」)の点灯と、音声による案内器である案内放送用スピーカ34からの放送によって、入庫車両を誘導するようになっている。この案内放送用スピーカ34からの放送としては、例えば、「右寄り乗り入れ」の入庫誘導モードのときには、「右寄りに乗り入れて下さい」というように放送される。この入庫案内表示器30及び案内放送用スピーカ34も、上記入庫誘導案内手段80の一部である。なお、この案内放送用スピーカ34からの放送に代えて、「右寄り」、「左寄り」の案内灯を設けてもよい。
さらに、上記運転操作盤8には、最上部に表示部65が設けられ、その下方に、「スタート」、「安全確認」、「終了扉閉」、「空呼」、「暗証」、「取消」、「充電要求」の各釦が配置された釦部66が設けられている。釦部66の側方には、「入口番号」と「呼番号」の表示部67、入出庫を行うパレット番号や暗証番号の入力等に使用されるテンキー68、非常停止表示ランプを備えた「非常停止」釦69が設けられている。この運転操作盤8の最下部には、「制御電源」、「運転モード」、「運転管理」の各選択スイッチが配設されたスイッチ部64が設けられている。
また、上記テンキー68の側方には、駐車契約会員毎に提供されているICカード70で認証できるIC操作部71が設けられている。このIC操作部71には、認証可能状態で点灯している「緑ランプ」とICカード70を点線部分にかざしたときに点灯する「赤ランプ」とが設けられている。このIC操作部71にICカード70をかざすと、記憶されたIDが入力される。
一方、上記充電電源装置42には、各駐車棚11毎の(電磁)開閉器44が設けられており、この開閉器44に接続された電源側コネクタ51が充電パレット20のパレット側コネクタ52に接続されるようになっている。上記パレット側コネクタ52は、充電パレット20の対角位置の2箇所に設けられ、これらのパレット側コネクタ52は配線59で連結されている。これにより、充電パレット20が左右両側のいずれの駐車棚11に格納されても、接続された電源側コネクタ51からパレット側コネクタ52に給電されるようになっている。また、この例では、充電パレット20の対角位置の2箇所にケーブル収納箱54が設けられているため、電気自動車EVの車種等によって異なる充電口57の配置(前・後、左・右)に応じていずれかのケーブル収納箱54の中継ケーブル53を利用して充電できるようにしている。このケーブル収納箱54内の中継ケーブル53に充電ケーブル55が接続され、この充電ケーブル55の充電アダプタ56が電気自動車EVの充電口57に接続されてバッテリが充電される。
また、上記「前進」、「停車」、「後退」の各案内灯31〜33が設けられた入庫案内表示器30と案内放送用スピーカ34とは、上記鏡35の上部に設けられている。
以上のように構成されたエレベータ式駐車装置1において、充電要求した電気車両EVの入庫時作用を以下に説明する。なお、この実施の形態では利用契約方式の駐車設備を例にしているので、電気車両EVの駐車契約者は、契約登録時に自契約電気車両EVの充電口57の配置情報(左・右・前・後)を登録しておくものとする。
まず、図4に示す運転操作盤8において電気車両EVの契約者が自契約の充電パレット20を「充電要求」で呼び出すと、その充電パレット20はエレベータ搬器12により搬出されて乗り入れ部3に着床する(図1)。
そして、入出庫口扉7が開き、電気車両EVを前進運転で充電パレット20に乗り入れる。この乗リ入れに際し、登録されている電気車両EVの充電口配置情報に基づき選択された入庫誘導モードに応じて検知情報を取込む検出器S2,S3,S4,S5,S6、及びS12,S14,S15,S16が後述するように選択されるとともに、入庫誘導案内の表示及び放送が後述するように行われる。
つまり、充電要求の電気車両EVが入庫する際、制御装置41が、その電気車両EVの充電口57の配置情報(前・後・左・右)に基づき、「後寄り乗り入れ」、「前寄り乗り入れ」、「右寄り乗り入れ」、「左寄り乗り入れ」のうち該当する入庫誘導モードを選択し、その入庫誘導モードによって後述するように入庫誘導案内を行うようになっている。
図5に示すように、上記入庫誘導モードの選択は、以下のような入庫誘導モードの選択フローチャートに基いて行われる。まず、入庫要求か否かが判断され(a) 、入庫要求の場合には、充電要求の電気車両EVか否かが判断される(b) 。充電要求されていない電気車両EV(非電気車両)の場合、入庫誘導モードとして、「標準」を選択した入庫が行われる(c) 。上記(b) の判断で、充電要求されている電気車両EVの場合には、以下のように充電口57の配置に応じた入庫誘導モードが選択される。
この例では、上記(b) の判断で充電要求されている場合、充電口57が「前」か判断され(d) 、「前」の場合には入庫誘導モードとして「後寄り乗り入れ」を選択した入庫が行われる(e) 。充電口57が「前」でない場合には「後」か判断され(f) 、「後」の場合には入庫誘導モードとして「前寄り乗り入れ」を選択した入庫が行われる(g) 。また、上記充電口57が「後」でない場合には「左」か判断され(h) 、「左」の場合には入庫誘導モードとして「右寄り乗り入れ」を選択した入庫が行われる(i) 。充電口57が「左」でない場合には「右」と判断され、入庫誘導モードとして「左寄り乗り入れ」を選択した入庫が行われる(j) 。なお、このような「前」、「後」、「左」、「右」の判断は、他の順に行ってもよい。
図6,7に示すように、上記各入庫誘導モードにおいて選択された検出器は、以下のように作動して誘導案内が行われる。図示する検出器の欄における検知情報は、「○;物体非検知」「●;物体検知」「×;検知情報無視」を示す。
図6に基いて、まず、電気車両EVの前・後方向の誘導案内を説明する。「標準乗り入れ」の場合、入出庫口6に設けられた車両・人検知用検出器S1と、通常の規制用検出器S2,S3,S4とによる車両検知によって誘導案内が行われる。この誘導案内は、乗り入れ部3に入庫して検出器S1が非検知となった後、車両後部を検知する規制用検出器S2と、車両前部を検知する規制用検出器S4とが非検知で、パレット上の車両を検知する検出器S3が物体検知となる正規の停車状態で「停車」するように誘導案内される。この誘導案内は、上記入庫案内表示器30に設けられた「前進」、「停車」、「後退」の各案内灯31〜33が各検出器の検知情報に基いて選択的に点灯することによって行われる。
一方、「後寄り乗り入れ」の場合、入出庫口6に設けられた車両・人検知用検出器S1と、通常の規制用検出器S2,S3と、誘導用検出器S14とによる車両検知によって誘導案内が行われる。この誘導案内は、乗り入れ部3に入庫して検出器S1が非検知となった後、車両後部を検知する規制用検出器S2と、車両前部を検知する誘導用検出器S14とが非検知で、パレット上の車両を検知する検出器S3が物体検知となる後寄りの停車状態で「停車」するように誘導案内される。この誘導案内も、入庫案内表示器30に設けられた「前進」、「停車」、「後退」の各案内灯31〜33が各検出器の検知情報に基いて選択的に点灯することによって行われる。
また、「前寄り乗り入れ」の場合、入出庫口6に設けられた車両・人検知用検出器S1と、通常の規制用検出器S3,S4と、誘導用検出器S12とによる車両検知によって誘導案内が行われる。この誘導案内は、乗り入れ部3に入庫して検出器S1が非検知となった後、車両後部を検知する誘導用検出器S12と、車両前部を検知する規制用検出器S4とが非検知で、パレット上の車両を検知する検出器S3が物体検知となる前寄りの停車状態で「停車」するように誘導される。この誘導案内も、入庫案内表示器30に設けられた「前進」、「停車」、「後退」の各案内灯31〜33が各検出器の検知情報に基いて選択的に点灯することによって行われる。
次に、図7に基いて、電気車両EVの左・右方向の誘導案内を説明する。この例では、左・右方向の誘導案内後に「降車」の案内を行う例を説明する。「標準乗り入れ」の場合、通常の規制用検出器S5,S6とによる車両検知によって誘導案内が行われる。この誘導案内は、乗り入れ部3に入庫した電気車両EVが、車両側部を検知する規制用検出器S5,S6が非検知となるはみ出し無しの位置に誘導され、正規の停車状態で「降車」の案内が行われる。この誘導案内は、各検出器の検知情報に基いて上記入庫案内表示器30に設けられた案内放送用スピーカ34からの音声放送によって行われる。
一方、「右寄り乗り入れ」の場合、通常の規制用検出器S6と誘導用検出器S15とによる車両検知によって誘導案内が行われる。この誘導案内は、乗り入れ部3に入庫した電気車両EVが、車両の左側部を検知する誘導用検出器S15と、車両の右側部を検知する規制用検出器S6とが非検知となるはみ出し無しの右寄りの位置に誘導され、右寄りの停車状態で「降車」の案内が行われる。この誘導案内も、各検出器の検知情報に基いて上記案内放送用スピーカ34からの音声放送によって行われる。
また、「左寄り乗り入れ」の場合、通常の規制用検出器S5と誘導用検出器S16とによる車両検知によって誘導案内が行われる。この誘導案内は、乗り入れ部3に入庫した電気車両EVが、車両の左側部を検知する規制用検出器S5と、車両の右側部を検知する誘導用検出器S16とが非検知となるはみ出し無しの左寄りの位置に誘導され、左寄りの停車状態で「降車」の案内が行われる。この誘導案内も、各検出器の検知情報に基いて上記案内放送用スピーカ34からの音声放送によって行われる。
さらに、上記前・後方向の誘導案内と左・右方向の誘導案内とは、同時に行うようにすれば停車時にその電気車両EVの充電口位置に適した所定位置に1度の入庫誘導案内で停車させることができ、その状態で「降車」の案内を行うようにすれば効率的な入庫誘導案内を行うことができる。なお、上記説明とは逆に、左・右方向の誘導案内を行った後、前・後方向の誘導案内を行うようにしてもよく、これらの誘導案内は同時でもいずれかを先に行うようにしてもよい。
このように、前・後方向及び左・右方向の誘導案内が行われることで、電気車両EVに乗り込んだ運転者は、その誘導案内に従うことにより、自ずと電気車両EVを充電口57と反対側に寄せた所定位置に入庫することができる。
そして、電気車両EVの運転者が降車し、例えば、電気車両EVに装備の充電ケーブル55(例えば、約5m)を取り出し、充電パレット側部の最寄のケーブル収納箱54(給電中継部)から引き出された中継ケーブル53に接続するとともに、電気車両EVの充電口蓋58を開け、ガン形充電アダプタ56を把持して上記充電口57の接続部に差込んで接続する。このとき、上記入庫案内表示器30による片寄せ入庫誘導案内によって電気車両EVが反充電口方向(前・後・左・右のいずれかの方向)に充電部分がパレットからはみ出ない距離で片寄せされているので、開状態の充電口蓋58、充電アダプタ56及び充電ケーブル55のいずれも、電気車両EVの車体からははみ出るが、充電パレット20から外方にはみ出ることはない。
その後、利用者が退場し、入出庫口扉7が閉鎖されると、電気車両EVを搭載した充電パレット20は自動的に元の駐車棚11に格納される。この充電パレット20の格納作業も、上記したように開状態の充電口蓋58、充電アダプタ56及び充電ケーブル55のいずれも充電パレット20から外方にはみ出ないので、常に安定した格納作業を行うことができる。
以上のように、上記入庫制御方法によれば、乗り入れ部3における通常の入庫誘導案内を行うための規制用検出器S2,S4及びS5,S6に加えて片寄せ誘導用検出器S12,S14及びS15,S16を付設し、それらを制御する方法を設定することで、電気車両EVの充電口57に対して反対方向に、充電部分がパレットからはみ出ない距離で電気車両EVを片寄せした所定位置に乗り入れるように入庫誘導案内することができるので、充電時に大きく開く充電口蓋58や充電口57に接続された充電アダプタ56が充電パレット20の外方にはみ出るおそれを解消することが可能となる。
すなわち、入庫時の誘導案内に従って入庫すれば、乗り入れた電気車両EVの充電口57の位置に対して反対方向に車両を片寄らせて乗り入れるので、軽自動車や小型普通車等であれば、上述した図7(b) に示すように充電口蓋58を開放して充電アダプタ56を接続したとしても、その充電口蓋58及び充電アダプタ56等の充電部分が充電パレット20の外形からはみ出ることがない所定位置に確実に乗り入れることができる。
また、大型重量車等で前部又は後部に充電口57が設けられた電気車両EVであっても、車体前部に充電口57を有する電気車両EVに対しては「後寄り」に、また車体後部に充電口57を有する電気車両EVに対しては「前寄り」に乗り入れるように誘導案内して、充電パレット20に乗り入れた状態で充電口57の位置に対して反対方向に電気車両を充電部分がパレットからはみ出ない距離で片寄らせて乗り入れることができるので、上述した図8(b) に示すように充電口蓋58を開放して充電アダプタ56を接続したとしても、その充電口蓋58及び充電アダプタ56等の充電部分が充電パレット20の外形からはみ出ることがない所定位置に確実に乗り入れることができる。
従って、上記したように片寄せして乗り入れされた電気車両EVは、乗り入れ後に充電口蓋58を開放して充電アダプタ56を接続すれば、その後のパレット搬送等の入庫作業を安定して迅速に進めることができる。
なお、上記実施の形態では、駐車設備として下部90°乗り入れ方式のエレベータ式駐車装置1を例に説明したが、下部180°乗り入れ方式でもよく、またエレベータ式駐車装置に限らず、水平循環式、垂直循環式、箱型循環式、円形循環式、平面往復式、縦横パズル移動式、多段式等、車両搭載用の充電パレットを使用する全ての機械式駐車装置に適用できる。
また、上記実施の形態では、充電パレット20への給電手段50の一例としてコネクタ接続方式を採用しているが、例えば、駐車塔2側と充電パレット20側とに、トロリー給電線と可動集電子体とが対となるようにそれぞれ設けられたトロリー給電方式を採用してもよく(例えば、このトロリー給電方式としては、本出願人が先に出願した特願2008−257635号が採用できる)、給電方式としては種々の形態が採用可能である。
さらに、上記実施の形態のエレベータ式駐車装置1では、電気自動車EV用の充電パレット20と、充電付帯器具無しの一般的な標準パレット90とを混載させるようにしたが、全てのパレットを充電パレット20としてもよい。
また、上記実施の形態では、利用契約方式を例に説明したが、任意の空パレットに入庫させるフリーロケーション方式、即ち不特定利用者が空パレットを呼び出して入庫する方式でもよい。この場合、電気車両EVに対して充電要求を行う利用者が、運転操作盤8にて「充電要求」を選択するとともに「電気車両EVの充電口57の配置(前・後・左・右)」を選択するようにすればよい。
さらに、上述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係る入庫制御方法は、充電口が車体の様々な方向に設けられた電気車両を格納して充電する機械式駐車設備に利用できる。
1 エレベータ式駐車装置
3 乗り入れ部
6 入出庫口
7 入出庫口扉
8 運転操作盤
11 駐車棚
12 エレベータ搬器
20 充電パレット
21 立上がり側端部
23 車路
30 入庫案内表示器(案内器)
31〜33 案内灯
34 案内放送用スピーカ(案内器)
35 鏡
40 給電ケーブル
41 制御装置
42 充電電源装置
50 給電手段
51 電源側コネクタ
52 パレット側コネクタ
53 中継ケーブル
54 ケーブル収納箱
55 充電ケーブル
56 充電アダプタ
57 充電口
58 充電口蓋
60 制御部
61 駆動部
62 検知部
80 入庫誘導案内手段
81 通常用検出器
82 誘導用検出器
EV 電気車両
S1 車両・人検知用検出器
S2,S4 規制用検出器
S3 実車検出器
S5,S6 規制用検出器
S12,S14 誘導用検出器
S15,S16 誘導用検出器

Claims (7)

  1. 電気車両を充電パレットに乗り入れて搭載し、該電気車両の充電口に充電アダプタを接続した状態で前記充電パレットを所定の駐車部に格納して搭載した電気車両に充電する機械式駐車設備の入庫制御方法であって、
    前記電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、運転者に対して該電気車両の充電口が配置された前・後・左・右部における充電部分が該充電パレットからはみ出ない距離で該電気車両を反充電口方向に誘導案内して充電パレット上に乗り入れさせることを特徴とする機械式駐車設備の入庫制御方法。
  2. 前記反充電口方向に誘導案内する乗り入れを、前・後方向の誘導案内と左・右方向の誘導案内とを同時に行うようにした請求項1に記載の機械式駐車設備の入庫制御方法。
  3. 前記誘導案内を、光による案内と音声による案内とを併用して行うようにした請求項1又は請求項2に記載の機械式駐車設備の入庫制御方法。
  4. 電気車両を充電パレットに乗り入れて搭載し、該電気車両の充電口に充電アダプタを接続した状態で前記充電パレットを所定の駐車部に格納して搭載した電気車両に充電する機械式駐車設備であって、
    前記電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、運転者に対して該電気車両の前・後・左・右部の通常検出に加え、該電気車両の充電部分が該充電パレットからはみ出ない距離で該電気車両を検出して該電気車両を前記充電口と反対方向に誘導案内して充電パレット上に乗り入れさせる入庫誘導案内手段を備えさせていることを特徴とする機械式駐車設備。
  5. 前記入庫誘導案内手段は、前記電気車両の充電パレットへの乗り入れに際し、該電気車両の前・後・左・右部が所定範囲に入るように通常検出する通常用検出器と、充電口が配置された前・後・左・右部における充電部分が前記充電パレットからはみ出ない距離で電気車両を検出するように前記通常用検出器から所定距離内方向に配設された誘導用検出器とを有している請求項4に記載の機械式駐車設備。
  6. 前記入庫誘導案内手段は、前記電気車両の前・後部及び左・右部の検出結果に基いて、電気車両の充電部分が充電パレットからはみ出ないように前・後方向及び左・右方向の案内を同時に行うように構成されている請求項4又は請求項5に記載の機械式駐車設備。
  7. 前記入庫誘導案内手段は、前記電気車両の前・後・左・右部の通常検出、及び電気車両の充電部分が充電パレットからはみ出ない距離での前・後・左・右部の検出結果に基いて、光と音声で案内する案内器を具備している請求項4〜6のいずれか1項に記載の機械式駐車設備。
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