JP5256100B2 - 充電パレットとそれを備えた機械式駐車装置 - Google Patents

充電パレットとそれを備えた機械式駐車装置 Download PDF

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本発明は、搭載した電気車両に充電する給電中継部を備えた充電パレットと、それを備えた機械式駐車装置に関する。
従来、内燃機関を動力源とする車両を駐車させる機械式駐車装置として、エレベータ式、垂直循環式、水平循環式、箱型循環式、円形循環式、平面往復式、縦横パズル移動式、多段式等、種々の駐車装置が設置条件等に応じて利用されている。
一方、近年、内燃機関に代えて電動機を動力源とした電気車両(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「電気車両」は、電動モータの動力(エンジンの併用を含む)で走行することのできるものをいう)が普及している。このような電気車両は排気ガス量を減らせるので環境保全上優れているが、従来の燃料の代わりに電気を蓄電池(バッテリ)に充電する必要がある。そのため、上記したような駐車装置に格納している時間を利用して充電しようとする充電機能付きの駐車装置が発明されている。
このような駐車装置では、一般的に、パレットに電気車両を搭載し、そのパレットの駐車格納部で搭載した電気車両に充電するように構成されている。この電気車両に充電する構成としては、充電電源装置からパレットに備えられた給電中継部を介して充電ケーブルを電気車両に接続してバッテリに充電している。
なお、この種の先行技術として、電気車両のバッテリ側接続部に接続する充電側接続部をパレットに設け、このパレットを駐車棚に格納することで上記充電側接続部を駐車装置側の充電装置に接続する回路接続部を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の先行技術として、立体駐車装置のパレット上に電気車両と接続するコンセントを有するケーブルを設け、このパレットを格納スペースに収納する時の移動によって、パレット側の接点と駐車棚側の接点とが接続されるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
一方、上記パレットの給電中継部(中継スタンド)と、搭載された電気車両のバッテリの充電接続部とは、各電気車両に装備された充電ケーブルを使用する方式、及び給電中継部に常備の充電ケーブルを使用する方式等があるが、いずれの方式でも、充電ケーブル先端の充電アダプタは、小形プラグよりも、電気的安定性及び接続装着の利便性の観点から大形のガン形充電アダプタ(例えば、特許文献3参照)の採用が主流となりつつある。
特許第2789062号公報 特許第2908940号公報 特開平11−122714号公報
ところで、一般ガソリン車と電気車両とを駐車装置に格納した場合の差異として、ガソリン車は駐車装置内で給油を行うことは無いので、大きな給油口蓋であっても閉じられた状態で格納されるが、電気車両の場合には、上記充電機能付きの駐車装置に格納している間に充電するため、充電口蓋を開けて充電アダプタを差し込んだ状態を維持して駐車させることとなり、必然的に大きな充電口蓋が開けられたままの状態となる。この開放された状態の充電口蓋としては、上記充電アダプタが小形プラグ、大形ガン形アダプタのいずれであれ、外観上、一般ガソリン車の給油口蓋と変わらず、概ね直径150mm程度の大きい蓋が開放された状態となる。特に、上記ガン形アダプタ差し込み方式では、ガン形アダプタが大形のために充電口蓋がほぼ90°開いた状態となる。
一方、電気車両は、現状ではバッテリ重量や大きさ等の要因もあり、満充電での走行距離がガソリン車の満タンクに比べて劣るとされており、これをカバーするために軽量の軽自動車や小型普通車から適用されている。
これに対し、一般的な車両搭載用パレットは、図7の従来の標準パレットと同形の充電パレットに乗入れた電気車両を示す正面図のように、充電パレット120の車路120cの幅寸法tは、車幅及びタイヤ外幅寸法Tの大きい大型重量車まで搭載可能とするために大形に形成され、更に車両の乗り入れをし易くするために中央隆起部120bの横幅を小さくしているので、その車路120cの幅寸法は余裕をもたせた大きな幅となっている。
しかしながら、上記軽自動車や小型普通車の電気車両EVの場合には、余裕をもってパレット120の車路120cに乗り入れることができるものの、車路120cの大きな幅の範囲で乗入れることができるので、充電パレット120の立ち上がり側縁部120aに設けられた中継スタンド153側に電気車両EVの充電口180のある側が片寄るように乗入れることも可能である(図では、距離Uで充電口側に片寄っている)。そのため、このように片寄って乗入れた場合、上記したようにガソリン車では閉じられた給油口蓋は大きさが格納中に問題となることはないが、電気車両EVでは格納中に充電口蓋181を開けてガン形充電アダプタ156を充電口180に差込み装着すると、上記したように充電口蓋181がほぼ90°開いた状態となり、その充電口蓋181の外端部がパレット120の外形ラインS(はみ出し規制ライン)から側方にはみ出るおそれがある(図では、はみ出し距離Wで、はみ出た状態を示している)。
そして、そのまま電気車両EVを搭載したパレット120が駐車格納部に搬送されると、その搬送時に充電口蓋181のはみ出した外端部が駐車装置の構造体や隣接する駐車車両に干渉するおそれがある。
そこで、本発明は、電気車両のパレット上への乗込みに際し、物理的手段で電気車両を反充電口側に片寄らせるように誘導案内して乗込ませることができる充電パレットと、それを備えた機械式駐車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の充電パレットは、充電口を具備した電気車両に充電する給電中継部を有する充電パレットであって、前記充電パレットは、前記電気車両の充電パレットへの乗込みに際し、該電気車両の前記充電口の蓋が開放時にパレット側方に突出しない距離で反充電口側に片寄せして乗込ませる誘導案内手段を備えていることを特徴とする。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における誘導案内手段は、電気車両のパレット上への乗込みに際し、物理的手段によって電気車両が反充電口側に片寄って乗込むように誘導案内する手段をいう。また、片寄せする「距離」は、反充電口側に片寄せするために誘導案内する量である。これにより、電気車両のパレットへの乗込みに際し、電気車両が誘導案内手段によって物理的に充電口蓋を開放してもパレット側方にはみ出ない距離で反充電口側へ片寄らせて乗込むように誘導案内されるので、駐車後に充電口蓋を開けても、この充電口蓋の外端部がパレットの側方にはみ出るのを確実に防止することができる。
また、前記誘導案内手段は、前記充電パレットの車路上で、乗込む電気車両のタイヤを反充電口側に誘導案内する案内体であってもよい。このようにすれば、電気車両の乗込み時にタイヤが案内体に沿って反充電口側に誘導案内され、物理的に反充電口側に片寄らせて乗込ませることができる。
さらに、前記案内体は、前後方向端部に、該案内体の外形から前記パレットの端部に向けて縮小する先端部保護部材を有していてもよい。このようにすれば、電気車両の乗込み時における初期段階で、電気車両のタイヤを先端部保護部材から案内体の外形に向けて誘導してスムーズに乗込ませることができる。
また、前記先端部保護部材は、軟質材料で形成されていてもよい。この軟質材料としては、例えば、樹脂材料が用いられる。このようにすれば、乗込み時にタイヤが接触して擦れても、タイヤを傷付けることがないようにできる。
さらに、前記案内体は、パレット幅方向に位置調整可能に構成されていてもよい。このようにすれば、電気車両の充電口蓋を開放させた時の外端部の突出距離に応じて、乗込み時に片寄せする誘導案内の距離を調整することができる。
一方、本発明の機械式駐車装置は、前記いずれかに記載の充電パレットを備えた機械式駐車装置であって、前記充電パレットに搭載した電気車両に充電する機能を備えていることを特徴とする。これにより、充電パレットに乗込む電気車両は反充電口側に片寄せするように誘導案内されて乗込むので、駐車中の電気車両は充電口蓋を開放しても外端部がパレット側方にはみ出ることはなく、電気車両を搭載した充電パレットの移動も安定して行え、駐車部で駐車装置に備えられた充電機能によって安定した充電を行うことができる。
本発明によれば、電気車両のパレット入庫時に、この電気車両を反充電口側に片寄せするように誘導案内して乗込ませることができるので、充電口蓋を開放させてもパレット側方にはみ出ることはなく、常に駐車中の充電を安定して行うことが可能となる。
本発明を採用した機械式駐車装置の一例であるエレベータ式駐車装置の全体概略正面図である。 図1に示すエレベータ式駐車装置の乗入れ部の拡大図である。 図1に示すエレベータ式駐車装置の充電パレットの斜視図である。 図3に示す充電パレットの片寄せ誘導案内手段である案内体を示す図面であり、(a) は第1例の案内体と先端部保護部材とを示す断面図、(b) は第2例の先端部保護部材を示す斜視図、(c) は案内体を幅方向に調整可能とした例を示す断面図である。 図1に示すエレベータ式駐車装置の制御ブロック図である。 図3に示す充電パレットに乗入れた電気車両を示す正面図である。 従来の標準パレットと同形の充電パレットに乗入れた電気車両を示す正面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を採用した機械式駐車装置の一例であるエレベータ式駐車装置の全体概略正面図である。図2は、図1に示すエレベータ式駐車装置の乗入れ部の拡大図であり、電気車両が入庫した状態を示している。図3は、図1に示すエレベータ式駐車装置の充電パレットの斜視図、図4は、図3に示す充電パレットの片寄せ誘導案内手段である案内体を示す図面であり、(a) は第1例の案内体と先端部保護部材とを示す断面図、(b) は第2例の先端部保護部材を示す斜視図、(c) は案内体を幅方向に調整可能とした例を示す断面図である。この実施の形態では、機械式駐車装置の一例として、一般車両V(非電気車両、ガソリン車等)を搭載する標準パレット30と、電気車両EVを搭載する充電パレット20とを混載した、下部90°乗入れ方式のエレベータ式駐車装置1を例にしている。
図1に示すように、エレベータ式駐車装置1は、鉄骨構造体の外面に外装板が設けられた駐車塔2を有し、この駐車塔2の地上1階が乗入れ部3となっている。この乗入れ部3の乗入れ床4には、ピット5が形成されている。また、乗入れ部3の前部(この例では左側部)には入出庫口6が設けられ、この入出庫口6には、開閉式の入出庫口扉7が設けられている。また、入出庫口6の外部側方には、運転操作盤8が配設されている。このようなエレベータ式駐車装置1は、駐車塔2の中央部の鉛直方向に昇降路10が形成され、この昇降路10を挟んで図の左右両側の鉛直方向に複数段の駐車棚11(駐車格納部)が設けられている。これらの駐車棚11は、鉛直方向に設けられた棚柱9に支持されている。
また、この実施の形態のエレベータ式駐車装置1では、上層4階が標準パレット30の駐車棚11となっており、下層3階が充電パレット20の駐車棚11となっている。これら標準パレット30と充電パレット20とは、両側端部に立上り側縁部20a,30aを有し、中央部に中央隆起部20b,30bを有し、それらの間に凹状の車路20c,30cが形成されたものである。
さらに、この実施の形態では、上層4階の標準パレット30をフリーロケーション方式(契約利用者であれば、どの駐車棚でも格納可能)とし、下層3階の充電パレット20を固定契約方式(個々の充電パレット20及び駐車棚11に対し、契約者及び電気車両EVの充電口配置を固定した契約)としている。
この電気車両EVの充電口配置を固定した契約としては、電気車両EVは、車種により充電口80(図では、充電口蓋81を示す)の配置が、右前・右後・左前・左後と概ね4種類あるため、後述するように、個々の電気車両EVが前進運転で乗込む際、充電口80のある側に、片寄せ誘導案内手段22及び中継スタンド53が位置するように充電パレット20を乗入れ部3に着床させるためのものである。従って、上記電気車両EVの固定契約者は、充電口80の位置が左右異なる電気車両EVへ車種を変更する乗換え等を行う場合は、充電口80の位置の変更登録が必要となる。
また、上記固定契約方式においては、契約対象の電気車両EVの車種によって、充電口蓋81を開けて充電アダプタ56(図2)を差し込み接続した際の蓋81の突出距離が異なるため、予め充電口蓋81を90°開いた状態で車側面(好ましくは、タイヤ外側面)からの突出距離を実測し、90°開いた状態の充電口蓋81の外端部がパレット内側に収まるように、片寄せ誘導案内手段22(後述する、案内体23)の横幅が定められて固定される。
一方、上記昇降路10には、パレット20,30を搬送するエレベータ搬器12が設けられ、このエレベータ搬器12は、駐車塔2の上部に設けられた昇降駆動部13の駆動シーブ14で巻かれるワイヤロープ15によって昇降路10を昇降させられる。ワイヤロープ15の反エレベータ側には、カウンタウエイト16が設けられている。
また、エレベータ搬器12には、パレット20,30を持上げて旋回させる機能と、パレット20,30を上記駐車棚11の棚レール18との間で移載させる機能とを有するパレット移載兼持上げ旋回手段17が備えられている。各パレット20,30は、このパレット移載兼持上げ旋回手段17により、各駐車棚11とエレベータ搬器12との間を車輪21で移載されるとともに、乗入れ部3で旋回させられる。このパレット移載兼持上げ旋回手段17は、公知の手段が採用される。
さらに、この実施の形態の駐車装置1には、コネクタト接続方式の給電手段が備えられており、上記充電パレット20を格納する各駐車棚11に電源側コネクタ40が設けられ、充電パレット20を格納することで、この充電パレット20側に設けられたパレット側コネクタ41が接続されるようになっている。上記各電源側コネクタ40は、充電ケーブル42を介して乗入れ部3に設けられた制御盤43に内蔵された充電電源装置44と接続されている。
図2に示すように、乗入れ部3の反入出庫口側には、入庫誘導案内灯50と鏡51が設けられている。また、この乗入れ部3には、入出庫口6から奥の方に向けて光電検知器PH1〜PH4が設けられており、電気車両EVの乗入れ位置をこれらの光電検知器PH1〜PH4が検知して、その電気車両EVの位置に応じた案内表示が上記入庫誘導案内灯50に表示されるようになっている。図示する状態は、入庫した電気車両EVが正規位置に停車した状態を示している。
図2,3に示すように、上記充電パレット20は、一側方の立上り側縁部20a上に中継スタンド53が設けられている。この実施の形態では、中継スタンド53を充電パレット20の一側方の前後2箇所に設けることにより、電気車両EVの充電口80の位置が前後いずれでも、その充電口80の位置に応じて適した中継スタンド53から充電できるようにしている。図2では、入出庫口6側の中継スタンド53によって電気車両EVに給電している。
これらの中継スタンド53は、充電パレット20の長手方向中央部から前後方向に向けて起倒可能となっており、充電パレット20上に乗り入れた電気車両EVの充電口80位置に応じて、適した方の中継スタンド53の取手54を利用者が持って起立させて使用できるようにしている。この中継スタンド53を使用時にのみ起立させ、不使用時には倒伏させる起倒式とすることにより、入出庫時に中継スタンド53が利用者の視界を遮ることがないようにしている。この中継スタンド53の上部に設けられた充電アダプタ収納用箱体55内には、電気車両EVの充電口80に接続する充電アダプタ56を有する充電ケーブル57が設けられている。
図3に示すように、上記充電パレット20は、上述したように、中央隆起部20bと左・右両端部の立上り側縁部20aとの間に左右2条の凹状車路20cを形成したパレットであり、標準パレット30と同様の形状である。そして、この充電パレット20には、上記中継スタンド53が設けられた立上り側縁部20aの内側の車路20cに、立上り側縁部20aの内側に沿って片寄せ誘導案内手段22が設けられている。
この片寄せ誘導案内手段22は、全体として車路20cのほぼ全長に亘るもので、長尺の案内体23(例えば、角パイプ材、C型チャンネル材等)と、これの前・後端部に固設された、充電パレット20の端部に向けて、パレット外側方で且つ下方に先細り湾曲状に縮小するように形成された先端部保護部材24とを有している。
上記案内体23としては、高さは立上り側縁部20aとほぼ同じ高さに形成され、横幅は、この充電パレット20に対して契約している電気車両EVの、充電口蓋81の大きさ、開放した時のはみ出し距離、及びタイヤ外幅寸法に応じて、開放した充電口蓋81がパレット側方にはみ出さない寸法に定められている。また、上記先端部保護部材24としては、例えば、軟性樹脂材等の軟質材料が用いられ、タイヤが接触して擦れたとしても、タイヤを傷付けることなく案内体23の内面へ向けて誘導案内するようにしている。
図4(a) に示すように、この実施の形態の先端部保護部材24は、充電パレット20の車路20cに固定ボルト25で固定された案内体23の端板26に、取付ボルト27によって固定されている。この先端部保護部材24は、案内体23に接着等の手段で固定してもよい。また、この先端部保護部材24は、図4(b) に示すように、L形板状に形成された先端部保護部材28を案内体23に取付ボルト29で固定するようなものでもよい。さらに、図4(c) に示すように、上記案内体23は、車路20cの幅方向に調整可能に構成されていてもよい。この図では、案内体23の下面に幅方向に延びる長孔23aを設け、車路20cに固定するボルト・ナット23bによって案内体23の幅方向固定位置を調整できるようにしている。この長孔23aは案内体23又は車路20cのいずれにあってもよい。このようにすれば、案内体23の位置を調整して電気車両EVの片寄せ距離を調整することができ、車種変更による片寄せ距離の変更を容易に行うことができる。
なお、上記案内体23としては、全充電パレット20について、上記図4(a) に示すように、各充電パレット20に対して、搭載する電気車両EVに応じて適切な横幅をもつ案内体23を固定するようにしてもよいが、上記図4(c) に示すように、所定の横幅の案内体23を用意して車路20c上で幅方向の取り付け位置を調整できるようにしてもよい。
図5は、図1に示すエレベータ式駐車装置の制御ブロック図である。図示するように、上記駐車装置1の制御ブロックとしては、パレット番号/格納する駐車棚番号/契約者暗証番号又はICカードID/電気車両EVの充電口位置/充電要求有無等を一体的に記憶するRAMや、ROM、CPU等を備え、各部を制御する信号を発する制御部60(制御盤)と、エレベータの昇降駆動部、パレットの持上げ・旋回・移載駆動部、入出庫口扉の開閉駆動部等を備えた駆動部61と、乗入れ部の車両・人検知手段、入出庫口の車両・人検知手段等を備えた検知部62と、入庫誘導案内灯50と、外部交流電源46に接続された充電電源装置44と、上記運転操作盤8とが、I/O装置63(入出力装置)を介して接続されており、各部の間で信号の送受信が行われる。
上記制御部60は、この実施の形態では、現状の電気車両EVの普及状況から、駐車装置1を上述した図1に示す充電パレット20と標準パレット30の混載型とし、各充電パレット20毎に格納する駐車棚番号や電気車両EVの充電口位置等を記憶させる固定契約方式とすることで、各充電パレット20毎の充電料金課金を公平化するようにしている。また、このように各充電パレット20毎に電気車両EVの充電口位置等を記憶させることにより、各契約者毎の電気車両EVのタイヤ外寸法、及び充電口蓋81の開状態における側方はみ出し距離に応じた片寄せ誘導案内手段22を各充電パレット20毎に設置できるようにしている。
さらに、上記運転操作盤8には、最上部に表示部65が設けられ、その下方に、「スタート」、「安全確認」、「終了扉閉」、「空呼」、「暗証」、「取消」、「充電要求」の各釦が配置された釦部66が設けられている。この釦部66の側方には、「入口番号」と「呼番号」の表示部67、入出庫を行うパレット番号や暗証番号の入力等に使用されるテンキー68、非常停止表示ランプを備えた「非常停止」釦69、及び駐車契約会員毎に提供されているICカード70によって認証できるIC操作部71が設けられている。このIC操作部71には、認証可能状態で点灯している「緑ランプ」とICカードを点線部分にかざしたときに点灯する「赤ランプ」とが設けられている。このIC操作部71にICカード70をかざすと、記憶されたIDが入力される。このICカードが提供されている駐車契約会員であれば、ICカード70を忘れても暗証番号を入力することで操作可能である。この運転操作盤8の最下部には、「制御電源」、「運転モード」、「運転管理」の各選択スイッチが配設されたスイッチ部72が設けられている。
一方、上記充電電源装置44には、各駐車棚毎の開閉器45が設けられており、図では、最下部の開閉器45に接続された電源側コネクタ40が充電パレット20のパレット側コネクタ41と接続されている。
また、上記パレット側コネクタ41は、充電パレット20に設けられたケーブル集結部47に配線48で接続され、このケーブル集結部47から立上がり側縁部20aに設けられた上記中継スタンド53と配線48で接続されている。この例では、充電パレット20の一側方(図示する右側)の2箇所に中継スタンド53が設けられており、長手方向前後位置に設けることによって、駐車する電気車両EVの充電口80の位置に応じてこれらの中継スタンド53を使い分けることができるようにしている。さらに、この実施の形態では、充電パレット20の対角位置に上記パレット側コネクタ41が設けられており、充電パレット20が左右両側のいずれの駐車棚11に格納されても電源側コネクタ40と接続されるようになっている。
そして、上記中継スタンド53の充電アダプタ56を電気車両EVの充電口80に接続することにより、配線82を介して電気車両EVのバッテリ83が充電される。このバッテリ83の充電状況は、充電ECU84(電子コントロールユニット)によって管理されている。
図6は、図3に示す充電パレットに乗入れた電気車両を示す正面図である。図示するように、上記充電パレット20によれば、乗入れられる電気車両EVは、充電パレット20に備えられた片寄せ誘導案内手段たる案内体23によって反充電口側(図の右側)に誘導されて乗入れられることとなり、この例の電気車両EVでは、右後部に充電口80が備えられているため、乗入れ時に案内体23によってタイヤ85がパレット左側(図では右側)に誘導され、左側に片寄った状態で乗入れられることとなる(図では、距離Uで反充電口側に片寄っている)。
そして、このように左側に片寄った状態で乗入れることにより、右側の立上り側縁部20cに設けられた中継スタンド53の充電アダプタ56を接続するために電気車両EVの充電口蓋81を開放したとしても、この充電口蓋81の外端部が充電パレット20の外形ラインS(はみ出し規制ライン)から側方にはみ出すことはない(図では、はみ出し規制ラインの内側に、距離Wで充電口蓋81の外端部が位置した状態を示している)。
このように構成された充電パレット20が備えられたエレベータ式駐車装置1によれば、以下のようにして電気車両EVを充電パレット20に乗入れて、駐車中に安定して充電することができる。以下の説明では、上記した図面中の符号を付して入庫時と出庫時とを説明する。
[入庫時]
(1) 運転操作盤8において電気車両EVの契約者が自契約の充電パレット20を呼び出すと、その充電パレット20はエレベータ搬器12により搬出され乗入れ部3に着床し、さらに外部で待機している電気車両EVの充電口80と、充電パレット20の片寄せ誘導案内手段22及び中継スタンド53のある側が一致する方向に90°旋回させられる。
(2) そして、入出庫口扉7が開き、利用者は電気車両EVを前進運転で充電パレット20に乗り入れ、所定位置に停車する。この乗込みに際し、電気車両EVは片寄せ誘導案内手段22により充電口80と反対側に片寄せ誘導案内される。
(3) その後、電気車両EVから利用者が降車し、充電口80に近い前・後いずれかの中継スタンド53を起立させた上で充電口蓋81を開ける。次いで、中継スタンド53の上部の箱体55を開け、ガン形充電アダプタ56を把持して上方外部に引き出し、充電アダプタ56を上記充電口80の接続部に差込み接続する。このとき、上記(1) の片寄せ誘導案内により、電気車両EVが入庫時に反充電口側に片寄せされているため、開状態の充電口蓋81の外端部が充電パレット20の側方にはみ出ることは物理的に回避される。
(4) 利用者が退場し、入出庫口扉7を閉じる。これにより、電気車両EV搭載の充電パレット20が、上記と同方向に90°旋回させられた後、エレベータ搬器12によって元の駐車棚11に搬送されて格納される。これにより、入庫動作が終了する。
[出庫時]
(5) 上記の電気車両EVの入庫利用者が出庫する場合、出庫要求を行うことにより、上記電気車両EV搭載の充電パレット20がエレベータ搬器12により搬出され、乗入れ部3に着床し、上記と同方向に90°旋回して待機する。これで電気車両EVの前部が入出庫口扉7側に差し向けられる。
(6) その後、利用者が入場し、充電アダプタ56を充電口80の接続部から外して充電アダプタ収納用箱体55内に収納し、充電口蓋81を閉めた上で、中継スタンド53を充電パレット20上の元の水平状に寝かせたに状態に倒す。
(7) そして、利用者は電気車両EVに乗車し、運転して退場して、入出庫口扉7を閉じる。
(8) これにより、充電パレット20が上記と同方向に90°旋回の上、エレベータ搬器12によって元の駐車棚11に格納される。これにより、出庫動作が終了する。
なお、上記実施の形態のエレベータ式駐車装置1の場合には、下部90°乗入れ方式であるため、入庫から出庫の一連の動作が反復される場合、この電気車両EVが毎回入庫するときには、充電口80が片寄せ誘導案内手段22及び中継スタンド53と同じ側となるように配置されて着床して待機される。即ち、[充電パレット20の呼び出し旋回着床時の90°旋回+電気車両EV搭載充電パレット20の90°同方向旋回で駐車棚11への搬送+出庫呼び出し旋回着床時の同方向90°旋回+出庫後、空充電パレット20の90°同方向旋回で駐車棚11に格納] となるので、入出庫の一連の同方向90°旋回×4回=360°旋回となるため、次回の入庫時、元の配置に戻っている。
そのため、90°乗り入れ方式の場合、標準パレット30であれ充電パレット20であれ、入出庫の度に90°づつ旋回させることが必然的に行われるので、上記充電口80の方向を合わせるための旋回は、余分な旋回とはならない。
以上のように、上記エレベータ式駐車装置1によれば、電気車両EVが入庫時に片寄せ誘導案内手段に案内されて反充電口側に片寄せされた状態で乗り入れられるので、充電パレット20上に乗り入れる電気車両EVは、充電口80の蓋81を最大突出状態まで開放させても充電パレット20の側方からはみ出すことがない状態で常に乗り入れることができる。
従って、上記したような、簡単な構造で、且つ改造が容易で安価な片寄せ誘導案内手段22を充電パレット20の一方の車路20cに付設するのみで、電気車両EVの充電口80の蓋81が大きく側方に開いた充電状態では、蓋81の外端部が充電パレット20の側方にはみ出るおそれがある、という電気車両EVをエレベータ式駐車装置1に駐車させて充電する時に生じるおそれのある課題を確実に解消することができる。
なお、上記実施の形態では、駐車装置として下部90°乗入れ方式のエレベータ式駐車装置1を例に説明したが、下部180°乗入れ方式でもよく、またエレベータ式駐車装置に限らず、水平循環式、垂直循環式、箱型循環式、円形循環式、平面往復式、縦横パズル移動式、多段式等、車両搭載用の充電パレット20を使用する全ての機械式駐車装置に適用できる。
また、上記実施の形態では、充電パレット20への給電手段としてコネクタ接続方式を採用しているが、例えば、駐車塔2側と充電パレット20側とのいずれかに、トロリー給電線と可動集電子体とが対となるようにそれぞれ設けられたトロリー給電方式を採用してもよく(例えば、このトロリー給電方式としては、本出願人が先に出願した特願2008−257635号が採用できる)、給電方式も種々の形態が適用可能である。
さらに、上記実施の形態のエレベータ式駐車装置1では、標準パレット30と充電パレット20とを混載させた例を説明したが、全てのパレットを充電パレット20としてもよい。
また、上記実施の形態では、中継スタンド53を充電パレット20の前後2箇所に有する構成としたが、契約式で搭載機種が特定されている場合には1箇所であってもよく、上記実施の形態に限定されるものではない。
さらに、上述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係る充電パレットは、電気車両の乗入れ時に、充電時に開放させる充電口蓋がパレットからはみ出すことを物理的に防いで駐車させたい充電パレットに利用できる。
1 エレベータ式駐車装置
3 乗入れ部
8 運転操作盤
11 駐車棚(駐車格納部)
12 エレベータ搬器
20 充電パレット
22 片寄せ誘導案内手段
23 案内体
24 先端部保護部材
28 先端部保護部材
30 標準パレット
40 電源側コネクタ
41 パレット側コネクタ
42 充電ケーブル
43 制御盤
44 充電電源装置
53 中継スタンド
56 充電アダプタ
57 充電ケーブル
60 制御部
70 ICカード
71 IC操作部
80 充電口
81 充電口蓋
85 タイヤ
EV 電気車両
S 外形ライン(はみ出し規制ライン)
U 距離
X 距離

Claims (6)

  1. 充電口を具備した電気車両に充電する給電中継部を有する充電パレットであって、
    前記充電パレットは、前記電気車両の充電パレットへの乗込みに際し、該電気車両の前記充電口の蓋が開放時にパレット側方に突出しない距離で反充電口側に片寄せして乗込ませる誘導案内手段を備えていることを特徴とする充電パレット。
  2. 前記誘導案内手段は、前記充電パレットの車路上で、乗込む電気車両のタイヤを反充電口側に誘導案内する案内体である請求項1に記載の充電パレット。
  3. 前記案内体は、前後方向端部に、該案内体の外形から前記パレットの端部に向けて縮小する先端部保護部材を有している請求項2に記載の充電パレット。
  4. 前記先端部保護部材は、軟質材料で形成されている請求項3に記載の充電パレット。
  5. 前記案内体は、パレット幅方向に位置調整可能に構成されている請求項2〜4のいずれか1項に記載の充電パレット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の充電パレットを備えた機械式駐車装置であって、
    前記充電パレットに搭載した電気車両に充電する機能を備えていることを特徴とする機械式駐車装置。
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