JP5421744B2 - 充電機能付き駐車装置のパレット - Google Patents
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Description
また、充電装置を電気自動車の充電用接続部(コネクタ)へ給電接続部を接続させたままパレットを昇降させるときに、電気自動車の充電用接続部(コネクタ)を覆う蓋(図示せず)や給電接続部がパレットよりはみ出た場合には隣接する他のパレットへ干渉し問題となることがありうる。
自動車が積載されてその重量を支持するパレット本体と、該パレット本体に自動車が乗り込む時に該自動車のタイヤの通過範囲を規制する規制部材と、を備え、
前記パレット本体は、該パレット本体へ自動車が乗り込む時に該自動車の左右のタイヤがそれぞれ通過できるように前後方向に延びている1対のタイヤ積載面と、充電装置が設置される左右方向の端部である装置設置用端部と、を有し、
前記規制部材は、1対のタイヤ積載面のうち、左右方向に関して、装置設置用端部と反対側にあるタイヤ積載面における装置設置用端部側の一部を塞ぐように該一部から上方に立ち上がっており、かつ、前後方向に関して、該タイヤ積載面に沿って延びるように前記パレット本体に接合されている、ことを特徴とする充電機能付き駐車装置のパレットが提供される。
前記規制部材は、該中央部に左右方向に隣接するように前記パレット本体に接合されている。
本発明の実施形態による効果は、以下で明らかにする。
図1は、本発明が適用可能な駐車装置10の全体構成例を示す。図1において、パレット3a、3b、3cが配置可能な駐車位置(即ち、駐車スペース)が上下に4段設けられている。
図2は、図1のA−A矢視図であり、1階のパレット3aとその付近の構造を示す。図3は、図1のB−B矢視図、または、図1のC−C矢視図であり、2階または3階のパレット3bとその付近の構造を示す。図4は、図1のD−D矢視図であり、4階のパレット3cとその付近の構造を示す。なお、図3、図4において、パレット3a、3b、3cを1点鎖線で示し、図2〜図4において、自動車1を2点鎖線で示す。
2階、3階または4階の各パレット3b、3cにとっては、当該パレットが下降できる1階の位置が、自動車1が当該パレットに自走して乗り込み可能な入庫位置になるとともに、自動車1が当該パレットから自走して乗り出し可能な出庫位置にもなる。
本発明の実施形態によると、充電機能付き駐車装置10は、電気自動車1がパレット3a、3bまたは3cに積載されている時に、該電気自動車1に充電を行う充電装置20を備える。
図6は、図2のVI−VI矢視図である。図7(A)は、図3のVII−VII矢視図であり、図7(B)は、図7(A)の状態からパレット3bを下降させた状態を示す。図8(A)は、図4のVIII−VIII矢視図であり、図8(B)は、図8(A)の状態からパレット3bを下降させた状態を示す。なお、図7(A)、図8(A)では、フレーム15、構造体9、スプロケット23a、23b、23c、23d、23e、チェーン17、18を破線で示している。
給電用接続部29が、パレット3a、3b、3cに積載された電気自動車1の充電用接続部に接続されている時に、パレット3a、3b、3cが移動しても該移動に追従できる長さを給電ケーブル25が有している。
図11に基づいて、本発明の実施形態によるパレットの構成を説明する。
図11(A)は、図10のパレットに相当するが、本発明を適用した場合の構成を示す。すなわち、図11(A)は、図10のパレットのみを示しているが、後述の規制部材53を設けた場合の図である。図11(B)は、図11(A)のB−B矢視図である。すなわち、図11(B)はパレットの平面図である。図11のパレット3は、上述のパレット3a、3bまたは3cである。図11(C)は、パレット3において、後述の規制部材53を設けていない場合を示す。図11(D)は、図11(B)の前方側部分に相当するが、他の構成例を示す。
この例では、充電装置20として、上述した給電接続部29、給電ケーブル25または25a、ロック機構31、操作部33、ポール41、および保持部材43が、装置設置用端部51bに設置されている。パレット3aの場合は、充電装置20として、さらに、ドラム35も設置される。図11において、1点鎖線で示す領域Xは、充電装置20が設置され、電気自動車1へ充電装置20を接続するのに確保すべき必要な領域である。
簡易な固定として、タイヤ1aの通過範囲を制限・案内できる程度に強度を有するような止め具(図示しない)により着脱式とすることでもよい。
また、着脱式にするうえ、パレット中央部51cの左右どちらにも着脱させることを可能とさせることにより、充電装置が両側に設けられた、もしくは、充電装置が左右どちらにでも設置が可能となった場合に、任意の反対側に電気自動車1の通過を制限させたい場合にも対応することが可能となる。
また、電気自動車でない普通の自動車が入庫することにより電気自動車1へ充電装置20を接続するのに確保すべき必要な領域が無い場合や、十分に小型で従来のパレットでも充電装置20が設置される領域Xが確保され通過を制限させる必要の無い場合などで、従来のパレットで問題ない場合でも外すことによってタイヤを規制することなく使用することもできる。
さらに、図11(D)に示すように、規制部材53の前方側端部53aの左右方向の幅が、電気自動車1が乗り込む側の前方側(図11(D)の下側)から後方側に移行するにつれて大きくなるようにしてもよい。これにより、前方側端部53aの側面55によりタイヤ1aを案内できる。なお、側面55、58、59は、前後方向に延びる仮想鉛直平面に対して同程度の角度で傾いているのがよい
また、図1の駐車装置10においては、パレット3b、3cに積載された電気自動車1の充電用接続部に給電用接続部29を図10のように接続した状態で、パレット3b、3cが上昇しても、給電用接続部29がフレーム15や静止側の構造体9に衝突することを防止できる。
このように、2つの規制部材53を、中央部51cの両側にて、中央部51cに左右方向に隣接して設けることで、パレット本体上における電気自動車1の位置を適切な範囲に制限することができる。
なお、図12(B)において、図11(D)と同様に、側面55、58、59を設けてもよい。
従って、当該給電ケーブルと当該給電接続部がパレットの装置設置用端部に設置されていれさえすれば、本発明は、他の二多段式駐車装置や、エレベータ式駐車装置や、水平循環式駐車装置や、平面往復式駐車装置などのパレットにも適用可能である。
なお、他の二多段式駐車装置は、例えば、特開2002−030820号公報に記載されており、エレベータ式駐車装置は、例えば、特開2009−270252号公報に記載されており、水平循環式駐車装置は、例えば、特開2008−095324号公報に記載されており、平面往復式駐車装置は、例えば、特開2002−00462号公報に記載されている。
3b 2階または3階用のパレット、
3c 4階用のパレット、5、7、9 静止側の構造体、
10 駐車装置、11、13 駆動輪、15 フレーム、
17、18 チェーン、19 昇降装置、20 充電装置、
21 駆動シャフト、
23a、23b、23c、23d、23e スプロケット、
25、27 給電ケーブル、29 給電接続部、31 ロック機構、
31a カム、31b 対向部材、33 操作部(レバー)、35 ドラム、
37 滑車、51 パレット本体、51a タイヤ積載面、51b 装置設置用端部、51c 中央部、53 規制部材
Claims (2)
- 駐車装置に設けられるとともに、駐車対象の電気自動車が積載されるパレットであって、
自動車が積載されてその重量を支持するパレット本体と、該パレット本体に自動車が乗り込む時に該自動車のタイヤの通過範囲を規制する規制部材と、を備え、
前記パレット本体は、該パレット本体へ自動車が乗り込む時に該自動車の左右のタイヤがそれぞれ通過できるように前後方向に延びている1対のタイヤ積載面と、充電装置が設置される左右方向の端部である装置設置用端部と、を有し、
前記規制部材は、1対のタイヤ積載面のうち、左右方向に関して、装置設置用端部と反対側にあるタイヤ積載面における装置設置用端部側の一部を塞ぐように該一部から上方に立ち上がっており、かつ、前後方向に関して、該タイヤ積載面に沿って延びるように前記パレット本体に接合されている、ことを特徴とする充電機能付き駐車装置のパレット。 - 前記パレット本体は、左右方向に関して前記1対のタイヤ積載面の間に位置する中央部を有し、該中央部は、これらタイヤ積載面から上方に立ち上がっており、
前記規制部材は、該中央部に左右方向に隣接するように前記パレット本体に接合されている、ことを特徴とする請求項1に記載の充電機能付き駐車装置のパレット。
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