JP4505298B2 - 立体駐車装置のパレット固定装置 - Google Patents

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本発明は、車両をパレットに搭載して昇降リフトにより昇降路を昇降し、該昇降路に沿って設けられた駐車室あるいは駐車装置にパレットごと車両を搬入出する立体駐車装置において、昇降リフト上においてパレットを固定する装置に関するものである。
車両をパレットに搭載した昇降リフトを用いてパレットごと搬送し、駐車階層において駐車室や駐車装置にパレットごと受け渡して格納するようにした立体駐車装置は広く一般に用いられている。
このような種類の立体駐車装置は、昇降路に沿って昇降する昇降リフトを有し、この昇降リフトには車両をパレットに載せてパレットごと垂直方向に搬送するようになっている。そして、昇降路に沿っては多段に駐車室を設けたり、パレットを水平循環させる機械装置等を設置し、昇降リフトからパレットごと駐車室あるいは機械装置に受け渡して車両を格納するようにしている。
このように構成された立体駐車装置において車両の入庫時には、入出庫フロアにおいて待機する昇降リフト上の空のパレットに車両が自走して乗り込む。そして、昇降リフトにより垂直搬送された後、駐車室あるいは機械装置に移載される。一方、車両の出庫時には上記と逆の動作を行う。すなわち、パレットと共に格納された車両は、格納階層に待機する昇降リフト上へ移載され、この後昇降リフトにより垂直搬送されて入出庫フロアへと至り、自走して出庫する。
上記昇降リフトは、昇降路に沿って設置される駐車室や機械装置等と密接な位置関係を保持して昇降するようになされており、したがって、昇降リフト上のパレットが正規の位置からズレた場合には、周辺の機器等と接触し危険である。そこで、昇降リフトにはパレットがズレないように固定するための装置が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、車両がパレットに乗り込む際には、パレットの端部に一時的に荷重が集中負荷されるため、瞬間的に車両の進入側のパレット端部が押し下げられて他端部が浮き上がり、これが回復するときに衝撃や騒音を発生する。このようなことを防止するために、パレットが下方に撓むことを規制するストッパを昇降リフトに設けたり、入出庫フロアでパレットの端部を下方から支持する支持部材を可動式に設けたりしている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照。)。
特開平6−240904号公報 特開平5−1479号公報 特開平6−81509号公報
しかしながら、このようにパレットの位置ズレを防止する装置と、パレットが下方に沈み込むのを防止する装置を別々に設けるのは装置が複雑となり、また、調節やメンテナンスが煩雑となる等経済的でなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成により昇降リフト上のパレットが左右前後にズレることを防止し、かつ、車両の乗り込み時にもパレットが沈み込むことを防止するのを同時に行うことができる立体駐車装置のパレット固定装置を提供することを目的とする。
本発明の立体駐車装置のパレット固定装置はこの目的に対応して、車両の入出庫を行う入出庫フロアと、車両を搭載したパレットと共にと車両を格納する格納階層と、前記入出庫フロアと前記格納階層との間で車両及びパレットを昇降する昇降リフトを備えた立体駐車装置において、前記昇降リフトに備えられ前記パレットを固定する装置であって、該固定装置はパレットの左右方向の動きを規制する左右規制手段と、前後方向の動きを規制する前後規制手段と、パレットの長手方向端部において下方より支持しパレットの沈み込みを規制する沈み込み規制手段とを備え、前記左右規制手段、前後規制手段、沈み込み規制手段は互いに連結されており、一の電動機により連動して動作するように構成している。
本発明の立体駐車装置のパレット固定装置によれば、前記左右規制手段、前後規制手段、沈み込み規制手段は互いに連結されており、一の電動機により連動して動作するようにしているため、製造コストを低減することができ、またメンテナンス等も容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明のパレット固定装置を備えた昇降リフト10の断面視正面図及び平面図である。昇降リフト10は平面視で矩形状に枠組みされており、上部にパレット11を載せる。さらにパレット11には車両12を搭載し、車両12の入出庫フロアと、パレット11と共に車両12を格納する格納階層との間で垂直搬送を行う。昇降リフト10にはパレット11を固定、開放可能なパレット固定装置を備えている。
パレット固定装置は、昇降リフト10の長手方向に対してパレット11の前後方向の位置を固定する前後規制手段14と、左右方向の位置を固定する左右規制手段15,15と、パレット11端部の沈み込みを規制する沈み込み規制手段16とからなっており、これらは昇降リフト10に固設した電動機17により駆動される。(以後、昇降リフト10の長手方向に対し左右方向を左右と、前後方向を前後と表現する。)
図3は前後規制手段14を表す側面図である。昇降リフト10の中央付近に設けられた前後規制手段14においては、昇降リフト10の中央連結フレーム21,21間に取り付けられた第一ローラアーム軸19に第一ローラブラケット18が、左右方向に回動可能に軸支されている。第一ローラブラケット18の一先端部には第一ローラ20が枢着されており、また、第一ローラアーム軸19を介して第一ローラ20とほぼ反対方向には第一駆動アーム部材22が一体に延出形成されている。そして、前記電動機17の出力軸には第一駆動レバー23が片持ち状に嵌着されており、該第一駆動レバー23の端部と前記第一駆動アーム部材22の端部とが第一連結ロッド24によりピン連結されている。
このような構成においては、電動機17の出力軸を回転駆動させることにより、第一ローラブラケット18を直立状態と傾倒状態に左右方向に回動させる。一方、パレット11の下部には左右方向に下面を開口部としてコ字状に第一係合部材25が形成されており、前記第一ローラブラケット18が直立状態のときに第一ローラ20が第一係合部材25に係合し、パレット11が前後に移動しないように規制するようにしている。
つぎに、図1、図2及び図4を参照して左右規制手段15の構成を説明する。左右規制手段15、15は、昇降リフト10の中央部から前後方向にやや離れて設けられており、前後に対称となるように構成されている。まず、昇降リフト10の左右方向に架け渡された支持フレーム26には、中央部で前後方向に並設した連結部材27,27が形成されており、該連結部材27,27間に第二ローラアーム軸28が支持されている。該第二ローラアーム軸28には第二ローラブラケット29が前後方向に回動可能に軸支されている。第二ローラブラケット29の先端部には第二ローラ30が枢着されており、また、第二ローラアーム軸28を介して第二ローラ30と逆方向にやや傾斜して第二駆動アーム部材31が一体に延出形成されている。一方、電動機17の出力軸には、平板状の第二駆動レバー32がその中央部で嵌着されている。
第二駆動レバー32の両端部にはそれぞれ連結バー33、33の一端部がピン連結されており、それぞれの連結バー33,33の他端部は、前後の第二ローラブラケット29の第二駆動アーム部材31,31の端部とピン連結している。
このような構成において、電動機17の出力軸を回転させることにより第二駆動レバー32を回転させ、連結バー33、33を介して第二ローラブラケット29、29を互いに同時に直立状態と傾倒状態に前後方向に回動させる。一方、パレット11の下部には前後方向に下面を開口部として溝状の係合部34が形成されており、前記第二ローラブラケット29,29が直立状態のときに第二ローラ30,30が係合部34に係合し、パレット11が左右に移動しないように規制するようにしている。
つぎに、図1、図2及び図5を参照して昇降リフト10の前端部に備えた沈み込み規制手段16の構成を説明する。昇降リフト10の長手方向端部を左右に連結している端部連結フレーム35の上面には、左右両端部からやや内側位置にブラケット36,36が固着されている。該ブラケット36は、2本のチャンネル材を間隔を開けて立設した形状であり、このチャンネル材の上部で軸37の両端を支持している。この軸37にはローラレバー38を回動可能に枢着している。
ローラレバー38の一端にはローラ39が軸支されており、軸37をはさんで他方の端部にはバー40が連結されている。このバー40は平面視でT字形状をなしており、左右方向に延びた横部材41の両端部でローラレバー38,38に連結されており、該横部材41の中央部からは前後方向に縦部材42が延び、該縦部材42の端部は左右規制手段15の第二駆動アーム部材31と連結している。
このように構成したことにより、前記左右規制手段15の動作と連動してバー40が前後動を行い、沈み込み規制手段16の左右両端に備えたローラレバー38,38が同時に回動させられることにより、ローラ39,39が直立位置と傾倒位置との間で回動させられるようにしている。そして、ローラ39,39が直立位置にあるときには、該ローラ39,39はパレット11の端部下面に当接して支持し、したがって、車両12が進入して荷重がパレット11の端部に負荷されても下方へと沈み込むことがない。
以上説明したように本発明のパレット固定装置は、前後規制手段14、左右規制手段15、及び沈み込み規制手段16に備えた各ローラが直立位置にくることによりパレット11を固定するようにしたものであって、以下の如く動作を行う。
まず、入出庫フロアにおいては、パレット固定装置の前後規制手段14、左右規制手段15、及び沈み込み規制手段16に備えた各ローラは、電動機17の駆動力により直立位置に回動させられており、前後左右方向の動きを固定されている。そして、この状態のパレット11上に車両12が進入すると、パレット11の端部に荷重が瞬時に負荷されるが、このとき沈み込み規制手段16のローラ39,39がパレット11を下方から支持しているため、パレット11の端部は沈み込むことはない。
このようにして車両12がパレット11に乗り込んだ後、昇降リフト10が駆動されて垂直移動を行い、車両12及びパレット11を格納する格納階層へと移送を行う。格納階層に到着すると昇降リフト10が停止し、次いで、パレット固定装置の電動機17が駆動され、前後規制手段14、左右規制手段15、及び沈み込み規制手段16に備えた各ローラは傾倒位置へと回動させられてパレット11の固定が開放される。このとき、各ローラはパレット11の移動に際して障害のない位置に回動させられている。この後、パレット11及び車両12は別途備え付けられた移送装置により、駐車室あるいは駐車機械装置等に移載させられて格納される。
次に、空になった昇降リフト10上には空のパレット11、あるいは出庫する車両12を搭載したパレット11が移送されてきて戴置される。そして、今度はパレット固定装置の電動機17を逆方向に回転駆動して各ローラを直立位置へと回動させパレット11を固定する。次いで、昇降リフト10が駆動されて垂直移動を行い、パレット11及び車両12は入出庫フロアに移送され、入出庫フロアで停止した後車両12は自走して出庫する。
車両及びパレットを搭載した昇降リフトの正面図 昇降リフトの平面図 前後規制手段を示す側面図 左右規制手段を示す側面図 沈み込み規制手段を示す側面図
符号の説明
10 昇降リフト
11 パレット
12 車両
14 前後規制手段
15 左右規制手段
16 沈み込み規制手段
17 電動機
18 第一ローラブラケット
19 第一ローラアーム軸
20 第一ローラ
21 中央連結フレーム
22 第一駆動アーム部材
23 第一駆動レバー
24 第一連結ロッド
25 第一係合部材
26 支持フレーム
27 連結部材
28 第二ローラアーム軸
29 第二ローラブラケット
30 第二ローラ
31 第二駆動アーム部材
32 第二駆動レバー
33 連結バー
34 係合部
35 端部連結フレーム
36 ブラケット
37 軸
38 ローラレバー
39 ローラ
40 バー
41 横部材
42 縦部材

Claims (1)

  1. 車両の入出庫を行う入出庫フロアと、車両を搭載したパレットと共に車両を格納する格納階層と、前記入出庫フロアと前記格納階層との間で車両及びパレットを昇降する昇降リフトを備えた立体駐車装置において、前記昇降リフトに備えられ前記パレットを固定する装置であって、該固定装置はパレットの左右方向の動きを規制する左右規制手段と、前後方向の動きを規制する前後規制手段と、パレットの長手方向端部において下方より支持しパレットの沈み込みを規制する沈み込み規制手段とを備え、前記左右規制手段、前後規制手段、沈み込み規制手段は互いに連結されており、一の電動機により連動して動作することを特徴とする立体駐車装置のパレット固定装置。
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