JP5908721B2 - 駐車装置用リフト装置 - Google Patents

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本発明は、駐車車両を異なる階床間で移動するために使用する駐車装置用リフト装置に関する。
従来の駐車装置として、駐車車両の入出庫階と駐車階が異なるためにリフト装置を構成し、このリフト装置を使用して駐車車両を異なる階床間で移動する構成が知られている。この種の駐車装置用リフト装置は、立設した一対のガイドレールと、駐車車両を搭載可能に構成すると共にガイドレールに沿って昇降可能な昇降台と、この昇降台を昇降駆動する駆動装置とから構成している。昇降台を昇降駆動する駆動装置は、昇降台の下部に形成したピット内に昇降台を昇降駆動する駆動装置の一部であるリフト装置用モータを配置し、一方、ガイドレールの上方部にスプロケットを有する回転軸を支持し、このスプロケットに掛けた無端状のチェーンを昇降台に連結すると共に、リフト装置用モータでチェーンを駆動して昇降台の昇降を行っていた(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平11−172949号公報 特開2007−126855号公報 特開2008−95324号公報
しかしながら、従来の駐車装置用リフト装置は、昇降台の下部に形成したピット内にリフト装置用モータを配置し、一方、ガイドレールの上方部にスプロケットを有する回転軸を配置し、両者間を無端状のチェーンで連結する構成であったため、チェーンが長くなると共にピットも大きくなって、構成が複雑になっていた。
本発明の目的は、昇降台の下部に形成するピットを小型にして構成を簡略化した駐車装置用リフト装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、一対のガイドレールと、前記一対のガイドレールに沿って昇降すると共に駐車車両を搭載する昇降台と、前記昇降台を昇降する駆動装置とを有し、前記駆動装置はリフト装置用モータと、前記リフト装置用モータによって回転する回転軸と、前記回転軸に取り付けたスプロケットと、前記スプロケットに掛けられて前記昇降台とリフトウェート間を連結するチェーンとを備えた駐車装置用リフト装置において、前記一対のガイドレールの対向部間に梁部材を連結し、この梁部材に一対の軸受を設け、この軸受間に前記回転軸を回転可能に支持し、かつ、前記一対の軸受よりも内側に位置する部分の回転軸には一対のスプロケットが結合され、それぞれの両スプロケットにチェーンが掛けられ、これら両チェーンのそれぞれの一端には前記昇降台を、それぞれの他端にはガイドレールの裏面側に配置した前記リフトウェートを連結し、更に、前記梁部材に、前記回転軸の軸方向一端部と、この軸方向一端部側に位置した前記ガイドレールとの対向部に、前記リフト装置用モータと変換装置を配置し、この変換装置の入力側を前記リフト装置用モータに出力側を前記回転軸に連結したことを特徴とする。
このような構成によれば、昇降台の昇降を行う駆動装置は、従来例ではピット内に配置していたリフト装置用モータを一対のガイドレールの対向部における上方部に配置したため、従来のようにリフト装置用モータをピットの下部に配置した場合に比べてチェーンを短くできる。また、ピットを掘削するという極めて煩わしい作業を無くすことができるばかりか、ピットの深さも抑えて全体構成を簡略化することができる。また、リフト装置用モータを回転軸に近接して配置することができ、回転軸を支持するために必要な梁部材を利用してリフト装置用モータも支持することができ、回転軸の一方の端部とガイドレール間に形成されていた残余空間を積極的に活用してリフト装置用モータなどを配置し、全体を大型化することなく昇降台の駆動装置をコンパクトに構成することができる。
本発明による駐車装置用リフト装置によれば、昇降台の昇降を行う駆動装置は、従来例ではピット内に配置していたリフト装置用モータを一対のガイドレールの対向部における上方部に配置したため、従来のようにリフト装置用モータをピットの下部に配置した場合に比べてチェーンを短くできるし、また、ピットを掘削するという極めて煩わしい作業を無くすことができるばかりか、ピットの深さも抑えて全体構成を簡略化することができる。
本発明の一実施の形態による駐車装置用リフト装置を示す断面図である。 図1に示した駐車装置用リフト装置の昇降台を示す平面図である。 図2に示した昇降台の正面図である。 図2に示した昇降台をガイドレールに組み立てた状態を示す側面図である。 図1に示した駐車装置用リフト装置の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
駐車装置は、図1に示すように複数階床に駐車スペース1,2を有したり、出入り口と駐車スペース2の階床が異なるために駐車車両3を移動するリフト装置4を構成している。このリフト装置4は、一対のガイドレール5A,5Bを昇降路壁に固定し、図示を省略した駆動装置を用いてガイドレール5A,5Bに沿って昇降する昇降台6を設け、この昇降台6に可動トレー7上に搭載した駐車車両3を載せ、所定の駐車階へと移動した後、可動トレー7と共に駐車車両3を所定のスペースへと移動して格納するようにしている。リフト装置4を構成した昇降路下部には、ピット8を形成しており、詳細は後述するが、このピット8内には昇降台6を昇降する駆動装置のうちリフト装置用モータが配置されていない。
リフト装置4を構成する昇降台6は、図2および図3の平面図および側面図に示すように両側に一対の端部横方向部材9A,9Bを対向配置し、端部横方向部材9A,9B間を連結部材10A,10B,10Cで結合して強固に構成している。端部横方向部材9A,9Bの一方側端には、ガイドレール5A,5Bの背面側に沿って上下方向に走行する上部ガイド部材11A,11Bと、ガイドレール5A,5Bの前面側に沿って上下方向に走行する下部ガイド部材12A,12Bと、ガイドレール5の側面に沿って上下方向に走行する側部ガイド部材13A,13Bとを回転可能に支持している。
昇降台6上の端部横方向部材9A,9Bおよび連結部材10B,10Cを中心とした位置には、詳細を図5に示したトレー送り装置が構成され、このトレー送り装置の上方部に駐車車両を搭載可能な可動トレー7が載せられる。連結部材10B,10Cまたはそれら間に結合した部材には、駐車車両を搭載した可動トレー7を縦方向に移動するときに移動方向を案内するガイドローラ14A,14Bと、可動トレー7を横方向に移動するときに移動方向を案内するガイドローラ15A,15Bとを回転可能に支持している。
図4は、昇降台6をガイドレール5A,5Bに組み立てた状態を示す側面図であり、端部横方向部材9Aは、駐車車両を実際に搭載する部分となる昇降台搭載部16と、この昇降台搭載部16をガイドレール5Aへ片持ち支持する片持ち支持部17とを有している。昇降台搭載部16は強度部材であるI形鋼からなり、昇降方向に上部端面16Aと下部端面16Bとが位置するように配置し、昇降台搭載部16のガイドレール5A側には片持ち支持部17を一体的に結合している。片持ち支持部17には、ガイドレール5Aの背面側に配置した上部ガイド部材11Aを回転可能に支持し、ガイドレール5Aの前面側で上部ガイド部材11Aよりも下方に配置した下部ガイド部材12Aを回転可能に支持しており、上部ガイド部材11Aと下部ガイド部材12A間には、所定の対向距離が上下方向に確保されている。
上部ガイド部材11Aと下部ガイド部材12Aにおけるガイドレール5Aへの接触部間には、昇降台搭載部16および駐車車両の荷重を受けるために必要な対向距離が上下方向に確保され、昇降台搭載部16を構成するI形鋼における上部端面16Aが上部ガイド部材11Aにおけるガイドレール5Aへの接触部よりも下方に位置し、また昇降台搭載部16を構成するI形鋼における下部端面16Bが下部ガイド部材12Aにおけるガイドレール5Aへの接触部よりも上方に位置し、上述した上部ガイド部材11Aと下部ガイド部材12Aにおけるガイドレール5Aへの接触部間の対向距離を利用して納まるように昇降台搭載部16の同方向厚みが設定されている。
昇降台搭載部16は強度部材であり、また駐車車両が搭載されるためにそれなりの重量物となり、また片持ち支持部17による片持ち支持構造であるため、上部ガイド部材11Aおよび下部ガイド部材12Aをそれぞれガイドレール5Aに圧接するような回転モーメントが作用するが、昇降方向の上部に上部端面16Aを位置させ下方に下部端面16Bを位置させたI形鋼によってこれに耐えて昇降する構造である。
特に、昇降台搭載部16を片持ち支持する片持ち支持部17は、上部ガイド部材11Aと下部ガイド部材12A間に対向距離を確保しているが、この部分を利用して両端面16A,16Bを昇降方向の上下に配置したI形鋼で構成した昇降台搭載部16を配置しているため、昇降台6全体としても昇降方向の厚みを上述した対向距離内に納めることができる。
このような構成によれば、昇降台搭載部16および駐車車両の荷重を片持ち支持部材17で受けられるように上部ガイド部材11A,11Bと下部ガイド部材12A,12Bとを所定距離隔てて配置することになるが、この距離を十分に活用して、昇降台搭載部16のもしくは昇降台6の昇降方向厚みを設定することができるので、下方に大きく突出する従来の筋交い材を持たない小型化した駐車装置用リフト装置とすることができる。このため、図1に示したピット8の深さも抑えることができる。また、ピットを掘削するという極めて煩わしい作業を無くすことができる。
ガイドレール5A,5Bの側面に設けた側部ガイド部材13A,13Bは、昇降台6をガイドレール5A,5Bに沿って補助的に案内するもので、ガイドレール毎に複数設けても良い。詳細な説明を省略しているが、ガイドレール5B側も同様の構成である。
ガイドレール5A,5Bの近傍には、昇降台6を昇降する駆動装置が構成されており、詳細は後述するが昇降台6を上下動するとき干渉しない位置にリフト装置用モータ18を縦型に配置し、このリフト装置用モータ18の回転軸は、詳細な図示を省略したギヤなどの伝達部品から成る変換装置19を介して詳細を後述する回転軸20に連結され、リフト装置用モータ18の回転によって回転軸20を回転するようにしている。回転軸20にはスプロケット21Aが結合されており、スプロケット21Aに掛けたチェーン22Aの一端部は端部結合部23によって端部横方向部材9Aに連結され、またチェーン22Aの他端部は図示しないリフトウェートに連結されている。
さらに、図5を用いてリフト装置4の駆動装置について説明する。一対のガイドレール5A,5Bにおける上方部の対向部間には梁部材24が結合されており、この梁部材24を利用して一対の軸受25A,25Bを支持している。これらの軸受25A,25B間に上述した回転軸20を回転可能に支持している。一対の軸受25A,25Bよりも内側に位置する部分の回転軸20には一対のスプロケット21A,21Bが結合され、それぞれの両スプロケット21A,21Bにチェーン22A,22Bが掛けられている。両チェーン22A,22Bのそれぞれの一端は上述したように端部横方向部材9A,9Bに連結され、それぞれの他端はガイドレール5A,5Bの裏面側に配置したリフトウェート26に連結されている。リフトウェート26は、ガイドレール5A,5Bの裏面側に立設した一対のガイドレール27A,27Bによって上下方向に案内される。
図4に示したリフト装置用モータ18および変換装置19は、回転軸20の一方の端部に設けた軸受25Aとガイドレール5A間に形成されている空間部に配置し、梁部材24にそれぞれ取り付けられている。リフト装置用モータ18は変換装置19の下部に配置し、リフト装置用モータ18の回転軸は変換装置19の入力側に連結されており、変換装置19の出力側は回転軸20に連結されている。
リフト装置用モータ18によって回転軸20が回転すると、回転軸20に結合されたスプロケット21A,21Bも共に回転し、スプロケット21A,21Bに掛けたチェーン22A,22Bが移動し、昇降台6を上昇もしくは下降させる。このとき昇降台6は、ガイドレール5A,5Bに沿って配置した上述の上部ガイド部材11A,11Bと下部ガイド部材12A,12Bによって円滑に昇降するように案内され、チェーン22A,22Bの他端部に連結されているリフトウェート26によって補助される。
図4および図5から分かるように、リフト装置用モータ18をガイドレール5A,5Bの上方に配置しているため、従来のようにリフト装置用モータ18をピット8の下部に配置した場合に比べてチェーン22A,22Bを短くできるし、またピット8の深さも抑えることができる。また、リフト装置用モータ18を回転軸20に近接して配置しているため、回転軸20を支持するために必要な梁部材24を利用してリフト装置用モータ18も支持することができる。さらに、回転軸20の軸長は、ガイドレール5A,5B間の対向距離よりも一般的に小さいので、回転軸20の一方の端部とガイドレール5A間に残余空間が形成されることになるが、この残余空間を積極的に活用してリフト装置用モータ18および変換装置19を配置しているため、全体を大型化することなく、昇降台6の駆動装置をコンパクトに構成することができる。
次に、上述した駆動装置によって昇降操作される昇降台6の具体的な構成例を説明する。図5に示した昇降台6の上面には、図2〜図4に示したガイドローラ14A,14Bとガイドローラ15A,15Bとの突出を許すような構造の枠体28を構成しており、この枠体28上にトレー送り装置を構成している。ここでは、ガイドローラ14A,14Bとガイドローラ15A,15Bの図示を省略している。このトレー送り装置は、中央部の支持板29上に構成した切替駆動装置と、支持板30上に構成した第一駆動装置と、支持板31上に構成した第二駆動装置と、切替駆動装置と第一駆動装置間を連結する連結ロッド32と、切替駆動装置と第二駆動装置間を連結する連結ロッド33とを有している。
中央部の支持板29上に構成した切替駆動装置は、モータ34と、このモータ34によって回転する回転軸35と、長手方向中間部をこの回転軸35に連結したレバー36とを有する切替駆動装置を構成している。
支持板30上に構成した第一駆動装置は、回転軸37によって支持板30へ回転可能に設けた回転プレート38と、この回転プレート38に取り付けたモータ39と、モータ39によって回転駆動するフリクションローラである送りローラ40と、回転軸37を中心にした仮想正方形の各頂点に配置するなどして等間隔で配置した複数のガイドローラ41とを有している。支持板31上に構成した第二駆動装置も同様であり、回転軸42によって支持板31へ回転可能に設けた回転プレート43と、この回転プレート43に取り付けたモータ44と、モータ44によって回転駆動するフリクションローラである送りローラ45と、回転軸42を中心にして等間隔で配置した複数のガイドローラ46とを有している。
支持板29上に構成した切替駆動装置の回転可能なレバー36の一方端には、連結ロッド32を介して第一駆動装置の回転プレート38の端部が連結されており、またレバー36の他方端には連結ロッド33を介して第二駆動装置の回転プレート43の端部が連結されている。図示の状態では、第一駆動装置の送りローラ40および第二駆動装置の送りローラ45は、昇降台6の長手方向に向いているが、切替駆動装置のモータ34によってレバー36を反時計方向に90度回転駆動すると、連結ロッド32を介して連結した第一駆動装置は回転軸37を中心にして回転プレート38を反時計方向に90度だけ回転すると共に、連結ロッド33を介して連結した第二駆動装置は回転軸42を中心にして回転プレート43を反時計方向に90度だけ回転し、送りローラ40,45は昇降台6の幅方向を向くことになる。このときのモータ39,44の位置を点線で示している。
今、図1に示したリフト装置4の昇降台6に、駐車車両が搭載された可動トレー7を乗せると、図4から分かるように昇降台6の昇降台搭載部16には駐車車両の荷重が加わるが、この荷重は同じ仮想平面で上部ガイド部材11A,11Bをガイドレール5A,5Bの背面側に押圧すると共に、ガイド部材12A,12Bをガイドレール5A,5Bの前面側に押圧することになり、ほぼ同じ位置の仮想平面に配置された昇降台搭載部16はその厚み方向で力を受けることになる。このため、昇降台搭載部16は、従来のように昇降台搭載部16の下方側に筋交い材を設けることなく、十分の機械強度を保持することができる。従って、昇降台搭載部16は、上下方向では極端に厚みを増すことなく強度を得ることができるので、I形鋼で簡単に構成することができる。
昇降台6に、駐車車両を搭載した可動トレー7を乗せた状態で、図5に示したリフト装置用モータ18を上昇方向に駆動すると、回転軸20が回転すると共に、回転軸20に結合されたスプロケット21A,21Bも共に回転し、チェーン22A,22Bが移動する。このとき、チェーン22A,22Bの一端部に連結したリフトウェート26はガイドレール27A,27Bに沿って下降方向に移動し、チェーン22A,22Bの他端部に連結した昇降台6は、上部ガイド部材11A,11Bと、下部ガイド部材13A,13Bと、側部ガイド部材12A,12Bとによって案内されながらガイドレール5A,5Bに沿って上昇方向に移動する。
その後、駐車車両の駐車階に到達すると、駐車スペースが昇降台6の横方向であれば、トレー送り装置の中央部に構成した切替駆動装置のモータ34を駆動し、第一駆動装置および第二駆動装置の送りローラ40,45を横向きに切り替える。その後、第一駆動装置および第二駆動装置のモータ39,44を駆動すると、送りローラ40,45は可動トレー7の下部に設けた図示しない固定ガイドに圧接しており、しかも、横方向に回転するため、可動トレー7を横方向に移動して昇降台6から降ろすことができる。このとき、図2に示したガイドレールガイドローラ15A,15Bを利用しながら昇降台6の横方向に移動させることができる。その後は周知の方法で、駐車スペース側のトレー送り装置を制御しながら可動トレー7を駐車スペース側に移動する。
このような駐車装置用リフト装置によれば、リフト装置4を構成する昇降台6の昇降を行う駆動装置は、従来例ではピット8内に配置していたリフト装置用モータ18をガイドレール5A,5Bの上方部に配置したため、従来のようにリフト装置用モータ18をピット8の下部に配置した場合に比べてチェーン22A,22Bを短くできるし、またピット8の深さも抑えることができる。また、ピットを掘削するという極めて煩わしい作業を無くすことができる。
また、リフト装置用モータ18を回転軸20に近接して配置しているため、回転軸20を支持するために必要な梁部材24を利用してリフト装置用モータ18も支持することができるし、回転軸20の軸長は、ガイドレール5A,5B間の対向距離よりも一般的に小さいので、回転軸20の一方の端部とガイドレール5A間に残余空間が形成されることになり、この残余空間を積極的に活用してリフト装置用モータ18および変換装置19を配置し、全体を大型化することなく昇降台6の駆動装置をコンパクトに構成することができる。さらに、リフト装置用モータ18や変換装置19やチェーン22A,22B等を一対のガイドレール5A,5B間の上方部に集中的に配置できるので、これらの保守点検は昇降台6上から行うことができ作業も容易になる。
尚、本発明の他の実施の形態では、昇降部4の上面側に図5に示したトレー送り装置を構成したが、図示の構成のトレー送り装置に限定するものではなく、また可動トレーの移動を別の方式で行うものであっても良いし、昇降台6も図示の構成に限らず他の構成のものを使用することもできる。
1 駐車スペース
2 駐車スペース
3 駐車車両
4 リフト装置
5A,5B ガイドレール
6 昇降台
7 可動トレー
8 ピット
9A,9B 端部横方向部材
10A〜10C 連結部材
11A,11B 上部ガイド部材
12A,12B 下部ガイド部材
13A,13B 側部ガイド部材
14A,14B ガイドローラ
15A,15B ガイドローラ
16 昇降台搭載部
16A 上部端面
16B 下部端面
17 片持ち支持部
18 リフト装置用モータ
19 変換装置
20 回転軸
21A,21B スプロケット
22A,22B チェーン
23 端部結合部
24 梁部材
25A,25B 軸受
26 リフトウェート
27A,27B ガイドレール
28 枠体
29〜30 支持板
32,33 連結ロッド
34 モータ
35 回転軸
36 レバー
37 回転軸
38 回転プレート
39 モータ
40 送りローラ
41 ガイドローラ
42 回転軸
43 回転プレート
44 モータ
45 送りローラ
46 ガイドローラ

Claims (1)

  1. 一対のガイドレールと、前記一対のガイドレールに沿って昇降すると共に駐車車両を搭載する昇降台と、前記昇降台を昇降する駆動装置とを有し、前記駆動装置はリフト装置用モータと、前記リフト装置用モータによって回転する回転軸と、前記回転軸に取り付けたスプロケットと、前記スプロケットに掛けられて前記昇降台とリフトウェート間を連結するチェーンとを備えた駐車装置用リフト装置において、
    前記一対のガイドレールの対向部間に梁部材を連結し、この梁部材に一対の軸受を設け、この軸受間に前記回転軸を回転可能に支持し、かつ、前記一対の軸受よりも内側に位置する部分の回転軸には一対のスプロケットが結合され、それぞれの両スプロケットにチェーンが掛けられ、これら両チェーンのそれぞれの一端には前記昇降台を、それぞれの他端にはガイドレールの裏面側に配置した前記リフトウェートを連結し、更に、前記梁部材に、前記回転軸の軸方向一端部と、この軸方向一端部側に位置した前記ガイドレールとの対向部に、前記リフト装置用モータと変換装置を配置し、この変換装置の入力側を前記リフト装置用モータに出力側を前記回転軸に連結したことを特徴とする駐車装置用リフト装置。
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