JP4615572B2 - 機械式駐車場 - Google Patents

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Description

本発明は機械式駐車場に係り、特にパレットを旋回させる機構を有した機械式駐車場に関する。
一般に、少ないスペースで多数の車両を効率的に駐車できる駐車場として、機械式駐車場が知られている。また、機械式駐車場も種々の構造が提供されているが、その1つとしてパレットの上に車両を載置し、このパレットを前後或いは左右にレールや溝を利用して移動させることにより、空いているパレットスペースへ運ぶ構成としたパレット式の機械式駐車場が提供されている。また、このパレット式の機械式駐車場にリフト(昇降機構)及び立体的な駐車層を組み合わせることにより、より駐車効率を高めた機械式駐車場(機械式立体駐車場)も提供されている。
また、この種の機械式駐車場では、前進で駐車場の乗降室内に入庫すると共に、出庫時にも乗降室から前進で出庫できるよう、車両の旋回装置を設けることにより、利用者の利便を高める構成のものが提供されている。この旋回装置を設ける位置は、機械式駐車場が組み込まれる建物のスペースにより決まることが多いが、一般的には乗降室のスペースを利用して旋回させることが多い。
最近では、建物の一階等は比較的付加価値の高いフロアーであるため、乗降室以外のリフト昇降路や、車両格納棚に旋回機構を設ける方式も増えつつある。(特許文献1参照)。
特開平10−220055号公報
しかしながら、リフト昇降路を利用して旋回させる方式では、リフト旋回フレーム、パレット、及びパレットに搭載された車両が、旋回に伴い隣接する車両格納棚(車両が搭載されるパレットを格納するエリア)と干渉するため、リフト昇降路と車両格納棚を隣接して設置することが難しく、別途旋回スペースをリフト昇降路内に確保する必要がある。このため、従来のリフト昇降路を利用した旋回方式では、機械式駐車場が大型化或いは車両収容効率の低下してしまうという問題点があった。
一方、車両格納棚に旋回機構を設ける場合は、各階層に旋回機構が必要となり、旋回スペースの確保に加えて、旋回機構を組み込むことによる各階層の高さスペースが必要となり、やはり機械式駐車場の大型化或いは車両収容効率の低下が生じるという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、車両収納効率を維持しつつ設置容積の小型化を図りうる機械式駐車場を提供することを目的とする。
上記の課題は、本発明の第1の観点からは、
車両が積載されるパレットと、
前記パレットが搭載されるリフトフレームをリフト昇降路内で昇降させる昇降装置と、
前記パレットを搭載する旋回ベースを有しており、該旋回ベースを旋回させることにより、前記リフトフレーム上で前記パレットを旋回させる旋回装置と、
前記パレットと共に前記車両が駐車される複数の駐車スペースが前記リフト昇降路に隣接して設けられた車両格納棚と、
前記リフトフレームと前記駐車スペースとの間、及び前記駐車スペース同士の間で前記パレットを移載する移載装置とを有し、
前記パレット前記リフト昇降路と該リフト昇降路と隣接する前記駐車スペース内で旋回させる際、前記パレットが前記駐車スペースに移載するときの高さよりも高い位置で旋回するよう構成すると共に、前記旋回ベースが前記車両格納棚の高さと前記移載装置の高さを含む高さ範囲内で前記車両格納棚に平面的に干渉しないで回転する構成としたことを特徴とする機械式駐車場により解決することができる。

また上記発明において、前記昇降装置は、前記リフトフレームと前記駐車スペースとの間で前記パレットを移載する第1の高さ位置と、旋回するパレットが前記駐車スペースと干渉しない第2の高さ位置に、前記リフトフレームを停止させうる構成とすることが望ましい。
また上記発明において、前記リフトフレームに、前記パレットに前記車両が積載される際に該パレットを支持する転倒防止部材を設けた構成とすることが望ましい。
また上記発明において、前記パレットが前記駐車スペース内で旋回する前に、前記リフト昇降路に隣接した前記駐車スペースのパレットを退避させるパレット退避手段を設けた構成することが望ましい。
更に、上記発明において、前記パレットは前後の方向性のないリバーシブルパレットであることが望ましい。
本発明によれば、昇降装置のリフトフレームにパレットを旋回させる旋回装置を設けることにより、付加価値の高いフロアーに設けられる乗降室のスペースを小さくすることができる。また、リフト昇降路と、このリフト昇降路と隣接する駐車スペース内で、パレットを旋回可能とし、かつ旋回時においてもリフトフレームが駐車スペースと干渉しない構成としたため、旋回に必要なスペースを小さくすることができ、車両の収容効率を損なうことがない。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
図1乃至図3及び図8は、本発明の一実施形態である機械式駐車場10の全体構成を示している。図1は機械式駐車場10の正面図、図2は左側面図、図3は乗降室29の平面図、図8は本実施形態に係る機械式駐車場10を立体駐車場に適用した例を示す概略構成図である。
図8(A)は本実施形態に係る機械式駐車場10の縦断面図である。この図8(A)に示されるように、本実施形態に係る機械式駐車場10は、地上1階(1Fと示す)に乗降室29が設けられると共に、地下2階〜地下4階(B2〜B4と示す)は車両70が駐車される車両格納棚12とされた、いわゆる地下式の機械式駐車場である。また、1F及び地下1階(1Bと示す)は、例えば商業施設等が設置される付加価値の高いスペース(以下、駐車場外スペース80という)とされている。
図8(B)は、B2における車両格納棚12の平面図である。同図に示すように、車両格納棚12は、リフト11のリフトフレーム20(これについては後述する)が昇降するリフト昇降路14の周りに複数の駐車スペース24が設けられた構成とされている(図4に詳細を示す)。ここで、駐車スペース24とはパレット19と共に車両70が駐車される車両格納棚12内の一駐車領域(駐車の一単位)をいい、図8(B)に示す実施形態では駐車スペース24が34個設けられている。
図8(C)は、本実施形態に係る機械式駐車場10の1Fを示す平面図(乗降室29の部分のみ横断面図として示す)である。同図に示すように、乗降室29は店舗等の駐車場外スペース80と同一フロアーに設けられている。また後に詳述するように、本実施形態に係る機械式駐車場10は、車両70を乗降室29内で旋回させるのではなく、B2の昇降路及び車両格納棚12内において旋回させる構成としている。このため、本実施形態に係る機械式駐車場10では、1Fにおける乗降室29の占める占有面積を小さくすることができる。
図8(D)は、本実施形態に係る機械式駐車場10と比較するため、従来の乗降室129内で車両170を旋回させる構成の機械式駐車場を示している。従来の機械式駐車場のように乗降室129内で車両170を旋回させる方式では、乗降室129内にパレット119を旋回させる旋回スペース(図中、一点鎖線CRで示すスペース)を設ける必要がある。このため、1Fにおける乗降室129の占有面積が広くなり(特にX1,X2方向の幅が広くなり)、付加価値の高い駐車場外スペース80が乗降室129により狭められる結果となっていた。
これに対して図8(C)に示す本実施形態では、乗降室29内でパレット19(車両70)を旋回させないため、1Fにおける乗降室29の占有面積は狭くなり、付加価値の高い駐車場外スペース80を広く取ることが可能となる。
また、本実施形態に係る機械式駐車場10は、パレット19を用いたパレット式の駐車場である。このパレット式の機械式駐車場10は、リフト11を用いて車両70が積載された状態のパレット19を昇降させたり、或いは面方向に移動させたりすることにより、車両格納棚12に車両70を駐車させる構成とされている。以下、機械式駐車場10の具体的な構成について説明する。
この機械式駐車場10は図1乃至図4に示されるように、大略すると車両70が積載されるパレット19、このパレット19を昇降させるためのリフト11、及びパレット19と共に車両70を格納(駐車)する車両格納棚12等により構成されている。
またリフト11は、パレット19が搭載されるリフトフレーム20、パレット19をリフト11と車両格納棚12との間で移載する(移動させる)第1のパレット移載装置21、及びこのリフトフレーム20を昇降駆動する昇降装置22等により構成されている。
更に、機械式駐車場10は、図10に示す各種センサ72、73、76〜78、及び制御装置85等からなる制御系を有しており、上記の第1のパレット移載装置21,昇降装置22、旋回装置23,及び第2のパレット移載装置45はこの制御系により駆動制御される構成とされている。
先ず、パレット19について説明する。パレット19は車両70を積載するものであり、平面視した状態で長方形状を有している。このパレット19は、リフトフレーム20の上部に搭載さるものである。具体的には、リフトフレーム20の上部には後述するように旋回装置23が搭載され、この旋回装置23の上部には第1のパレット移載装置21が配設されている。パレット19は、この第1のパレット移載装置21の上部に搭載された状態で昇降が行われる。
尚、本実施形態で用いているパレット19は、図3に示すように車止め19a(図3に実践で示す)が一箇所のみに配設した構成とされている(いわゆる通常パレット)。しかしながら、この車止め19aに加え、パレット19の前後方向で車止め19aと対称となる位置に車止め19b(図3に一点鎖線で示す)を配置した、いわゆるリバーシブルパレットを用いることも可能である。
このリバーシブルパレットを用いた場合には、後述するようにリフト昇降路14においてパレット19を旋回させる場合において、その方向性を考慮せず旋回させることができる。このため、リバーシブルパレットを適用した場合には、車両70が出庫した後にパレットを180°旋回させる必要がなくなり、そのままで次の車両70の入庫処理を続けて行うことができるため、車両70の入出庫の円滑性を高めることができる。
次に、リフト11について説明する。リフト11は、設置面に配設された床41上に設置されている。このリフト11は、大略するとマスト15〜18、リフトフレーム20、第1のパレット移載装置21、昇降装置22、旋回装置23、カウンタウエイト30等により構成されている。
マスト15〜18は設置面13に立設された支柱であり、本実施形態では4本設けられている。しかしながら、マストの数はこれに限定されるものではなく、例えば2本のマストによりリフト11を構成することも可能である。
リフトフレーム20は、2本のサイドフレーム20Aと、これを連結する2本の連結フレーム20Bとにより構成されている。図3におけるY2方向側のサイドフレーム20Aは、その一端部をマスト15に昇降自在に支持されており、他端部をマスト16に昇降自在に支持されている。また、図3におけるY1方向側のサイドフレーム20Aは、その一端部をマスト18に昇降自在に支持されており、他端部をマスト17に昇降自在に支持されている。
2本の連結フレーム20Bは、離間配設された一対のサイドフレーム20Aを連結するよう設けられている。これにより、リフトフレーム20は、マスト15〜18に支持されて昇降動作を行う構成となる。このリフトフレーム20は、その上部に第1のパレット移載装置21及び旋回装置23が配設される。
次に、パレット旋回装置23について説明する。旋回装置23はパレット19を旋回させるものであり、旋回ベース69(図3参照)、及び図に現れない旋回用モータ、及び駆動歯車群等により構成されている。旋回ベース69は、その下部に配設された駆動用歯車群に接続しており、また駆動用歯車群には旋回用モータが接続されている。よって旋回用モータが駆動することにより、駆動用歯車群により減速処理された上で旋回ベース69は旋回駆動される構成となっている。
また、このパレット旋回装置23の旋回ベース69の上部には、パレット19の搭載及び移載処理を行う第1のパレット移載装置21が設けられている。よって、旋回装置23が駆動して第1のパレット移載装置21をリフトフレーム20上で回転(旋回)させることにより、パレット19もリフトフレーム20に対して旋回動作を行う。本実施形態に係る旋回装置23は、パレット19を180°旋回できる構成とされている。
このように、旋回装置23によりパレット19を180°旋回できる構成とすることにより、入庫時に乗降室29に対して車両70を前進で入庫できると共に、出庫時においても車両70を前進で乗降室29から出庫することができる。このため、入出庫時における、機械式駐車場10を利用する者(運転者)の利便性を高めることができる。
尚、本実施形態では入庫位置と出庫位置が同一位置である構成であるためパレット19を180°旋回させる構成としたが、パレット19の旋回角度はこれに限定されるものではなく、入庫位置と出庫位置が異なる構成である場合には、他の角度で旋回できる構成としてもよい。具体的には、乗降室29のパレット19の向きと車両格納棚12内におけるパレット19の向きが異なる構成である場合には、このパレット19の向きの差に対応するよう旋回させる構成としてもよい。
ところで、上記のように、パレット19を180°旋回できる構成とすることにより利用者(運転者)の入出庫時の利便性を高めることができるが、前記のようにこのパレット19の旋回を乗降室29内で行うこととすると、付加価値の高い駐車場外スペース80が狭くなってしまう。そこで本実施形態では、このパレット19の旋回処理をB2のリフト昇降路14内で行う構成としている。
図4は、機械式駐車場10のB2の車両格納棚12を部分拡大して示す平面図である。同図では車両格納棚12の内、リフト昇降路14を囲繞するよう配置された8台の駐車スペース24のみを拡大して示している。同図に二点鎖線で示す円CRは、パレット19がパレット回転中心Oを中心として回転する際、平面視で長方形状とされたパレット19の四隅の角が描く円である。(パレット回転円CRという)。前記したマスト15〜18は、このパレット回転円CRの外側に設けられており、パレット19の旋回の邪魔にならないよう設定されている。
また本実施形態では、図2及び図9に示すように、パレット19の旋回時に旋回ベース69が車両格納棚12(具体的には、リフト昇降路14の周囲に位置する駐車スペース24)と平面的に干渉しないよう構成されている。この構成とすることにより、パレット19の旋回時に、旋回ベース69を車両格納棚12の構成物(例えば、第2のパレット移載装置45等)よりも高い位置で旋回させる必要がなく、パレット19が車両格納棚12の構成物と干渉しないことのみを考慮してパレット19の旋回高さを設定することができる。これにより、パレット19を旋回させる位置(高さ位置P2)とパレット19を車両格納棚12との間で移載する位置(高さ位置P3)との離間距離ΔHを小さくすることができ、よって機械式駐車場10の小型化(低背化)を図ることができる。
ここで、パレット回転円CRに注目すると、パレット回転円CRは、リフト昇降路14の図4におけるX2方向に位置する駐車スペース24(特にこれを駐車スペース24Aという)、及びリフト昇降路14の図4におけるX1方向に位置する駐車スペース24(特にこれを駐車スペース24Bという)と平面視で重なった状態となっている。よって、駐車スペース24A,24Bに設けられた構成物や駐車スペース24A,24Bに搭載されたパレット19の高さが、B2に位置したリフトフレーム20に搭載されたパレット19の高さと同一高さであると、パレット19の旋回を行うことができなくなってしまう。
このため本実施形態では、リフトフレーム20に搭載されたパレット19の旋回時において、旋回するパレット19が駐車スペース24A,24Bに載置されたパレット19と衝突しないよう、旋回前に駐車スペース24A,24B上のパレット19を他の駐車スペース24に移載する構成としている。
更に本実施形態では、図2に示すように、リフトフレーム20に搭載されたパレット19を旋回させる旋回時におけるパレット19の高さ(以下、この高さをP2という)を、パレット19を駐車スペース24に移載するときの高さ(以下、この高さをP3という)に比べてΔHだけ高い位置となるようにし、これにより旋回時にパレット19と駐車スペース24A,24Bの構成物が衝突しないよう構成している。この高さP2と高さP3の差ΔHは、例えば7cmに設定されている。
次に、第1のパレット移載装置21について説明する。第1のパレット移載装置21は、上記した旋回装置23上に配設されており、パレット19はこの第1のパレット移載装置21の上部に搭載される。
この第1のパレット移載装置21は、パレット19をリフト11と車両格納棚12に設けられた駐車スペース24A,24Bとの間で移載しうる構成とされている。図4を参照すると、具体的には第1のパレット移載装置21は、パレット19を図中矢印X1,X2方向に移載可能な構成とされている。
また、各駐車スペース24には、第2のパレット移載装置45が配設されている。この第2のパレット移載装置45は、パレット19を図中矢印X1,X2方向及びY1,Y2方向に移動可能に構成されている。
従って、リフト11によりリフトフレーム20がB2に移動してきた際、第1のパレット移載装置21及び駐車スペース24Aの第2のパレット移載装置45が駆動することにより、パレット19はリフトフレーム20と駐車スペース24Aとの間で移載することができる。同様に、第1のパレット移載装置21及び駐車スペース24Bの第2のパレット移載装置45が駆動することにより、パレット19はリフトフレーム20と駐車スペース24Bとの間で移載することができる。
尚、本実施形態では、リフト11の小型化を図るため、マスト15とマスト16の離間距離、及びマスト17とマスト18との離間距離を狭く設定したため、第1のパレット移載装置21はパレット19を矢印Y1,Y2方向に移載することができない構成例について説明したが、上記の各離間距離をパレット19が通過しうる距離に設定することにより、パレット19を矢印Y1,Y2方向に移載する構成とすることも可能である。
また第1及び第2のパレット移載装置21,45としては、本出願人が先に出願した特公平7−29681号公報に開示された搬送装置を適用することができる。同公報に開示された搬送装置は、モータにより駆動される駆動車輪をパレット19の四隅位置に対応する位置に配設されている。第1のパレット移載装置21及び第2のパレット移載装置45に搭載されたパレット19は、この駆動車輪を駆動させることにより移動される。また、この四隅位置に配設された4個の駆動車輪は、アクチュエータにより90°回転可能な構成とされている。更に、駆動車輪の回転方向は正転及び逆転のいずれの方向に対しても行いうる構成となっている。従って、パレット19は、第1のパレット移載装置21及び第2のパレット移載装置45により直交する四方向に移動可能な構成となる。
次に、パレット19を昇降させるための各種装置・機器について説明する。本実施形態では、昇降装置22、カウンタウエイト30、環状チェーン37〜40、及びスプロケット46〜52等を用いてパレット19を昇降動作させる構成としている。
リフトフレーム20の四隅位置には、環状チェーン37〜40が接続されている。マスト15に配設される環状チェーン37は、その上部がスプロケット46Aに巻架(噛合)されると共に下部がスプロケット46Bに巻架(噛合)されている。同様に、マスト16に配設される環状チェーン38は上部でスプロケット47Aに巻架(噛合)されると共に下部でスプロケット47Bに巻架(噛合)され、マスト17に配設される環状チェーン39(図に現れず)は上部でスプロケット48Aに巻架(噛合)されると共に下部でスプロケット48Bに巻架(噛合)され、更にマスト18に配設される環状チェーン40は上部でスプロケット49Aに巻架(噛合)されると共に下部でスプロケット49Bに巻架(噛合)されている。
また、スプロケット46A〜49Aはマスト15〜18の上端部に配設され、スプロケット46B〜49Bは後述するように昇降装置22に配設されている。これにより、リフトフレーム20は4本の環状チェーン37〜40にその四隅位置を支持された構成となる。
カウンタウエイト30は環状チェーン37と環状チェーン38との間、及び環状チェーン39と環状チェーン40との間に配設されている(一方のカウンタウエイト30のみ図2に示す)。このカウンタウエイト30は、昇降されるパレット19,リフトフレーム20,第1のパレット移載装置21等(以下、リフトフレーム等という)の総重量に基づき、これと対応する重さに設定されている。このカウンタウエイト30の重力は、スプロケット46A〜52Aを介してリフトフレーム等の重量方向と反対側方向に作用する。このため、リフトフレーム20を昇降させる際、小さい駆動力で重量の大なる車両70を昇降動作させることが可能となり、よって昇降装置22の小型化及び低消費電力化を図ることができる。
昇降装置22は図1及び図2に示すように、リフトフレーム20の下部に配設される。この昇降装置22は、図5に示すように、床41に固定されたフレーム61上にモータ60、駆動シャフト64,65、減速機62,63、及び連結シャフト66A,66B,67A,67B等を配設した構成とされている。
モータ60は前後双方向に出力可能なモータであり、一方の出力軸が駆動シャフト64に接続され、他方の出力軸が駆動シャフト65に接続されている。駆動シャフト64は、減速機62に接続されている。この減速機62では、モータ60の回転を減速し、連結シャフト66A,66Bの回転力として出力する。同様に、駆動シャフト65は、減速機63に接続されている。この減速機63では、モータ60の回転を減速し、連結シャフト67A,67Bの回転力として出力する。
連結シャフト66Aは、減速機62と接続された端部と反対側の端部にスプロケット46Bが設けられている。このスプロケット46Bは、前記のように環状チェーン37が巻架される。連結シャフト66Bは、減速機62と接続された端部と反対側の端部にスプロケット47Bが設けられている。このスプロケット47Bは、前記のように環状チェーン38が巻架される。
連結シャフト67Aは、減速機63と接続された端部と反対側の端部にスプロケット49Bが設けられている。このスプロケット49Bは、前記のように環状チェーン40が巻架される。連結シャフト67Bは、減速機63と接続された端部と反対側の端部にスプロケット48Bが設けられている。このスプロケット48Bは、前記のように環状チェーン39が巻架される。
従って、モータ60が駆動すると、駆動シャフト64,65、減速機62,63、連結シャフト66A,66B,67A,67Bを介して各スプロケット46B〜49Bが回転し、よって各スプロケット46B〜49Bに巻架されている環状チェーン37〜40は回転付勢される。これにより、環状チェーン37〜40に接続されたリフトフレーム20は昇降され、これに伴いリフトフレーム20に搭載されているパレット19も昇降動作を行う。
次に、機械式駐車場10の制御系について説明する。機械式駐車場10の制御系は、図10に示すように、第1及び第2位置検出センサ72,73、上限センサ76、下限センサ77、パレット検出センサ78、及び制御装置85等により構成されている。この各センサ72,73,76,77,78は、制御装置85に接続されている。また、制御装置85には、前記した第1のパレット移載装置21、昇降装置22、旋回装置23、及び第2のパレット移載装置45等が接続されている。
第1及び第2位置検出センサ72,73は、図6に示されるように、リフトフレーム20のマスト15に近接した位置に配設されている。第1位置検出センサ72と第2位置検出センサ73は、リフトフレーム20の移動方向(矢印Z1,Z2方向)に離間して配置されている。この第1位置検出センサ72と第2位置検出センサ73の離間距離は、図2を用いて説明した離間距離ΔH(本実施形態では7cm)と同じ高さに設定している。
この第1及び第2位置検出センサ72,73は、いずれも内部に発光素子と受光素子が内蔵されたセンサであり、マスト15に配設された遮光板74が通過することにより信号を生成する。本実施形態では、第2位置検出センサ73が下部に、それよりΔHだけ高い位置に第1位置検出センサ72が配設された構成とされている。
遮光板74は、以下説明する高さ位置P1〜P5に対応する位置に設けられている。本実施形態の説明では、高さ位置としてP1〜P5(図1,図2参照)を設定し、これを検出することによりリフトフレーム20の昇降制御処理を実施する構成としている。この高さ位置P1〜P5は、それぞれパレット19の高さを示している。
高さ位置P1は、パレット19が最上部位置に移動した状態の位置である。パレット19が高さP1の時、乗降室29内において車両70はパレット19上に進入し、またパレット19から退出する。
高さ位置P2は、パレット19の旋回位置である。この高さ位置P2は、パレット19が旋回する際に駐車スペース24A,24Bの構成物と干渉しない高さである。また、高さ位置P3は、パレット19がB2の車両格納棚12に設けられた駐車スペース24との間でパレット19の移載処理を行う高さ位置である。前記のように、この高さ位置P2と高さ位置P3は、ΔHだけ離間して設定されている。
高さ位置P4は、パレット19がB3の車両格納棚12に設けられた駐車スペース24との間でパレット19の移載処理を行う高さ位置である。更に、高さ位置P5は、パレット19がB4の車両格納棚12に設けられた駐車スペース24との間でパレット19の移載処理を行う高さ位置であり、パレット19が最下部に位置した状態である。
リフトフレーム20に搭載されたパレット19が昇降して上記した各高さ位置P1〜P5に達した際、リフトフレーム20に配設された各位置検出センサ72,73はマスト15に設けられた各高さ位置P1〜P5に対応した遮光板74と係合する。これにより、第1及び第2位置検出センサ72,73において発光素子から受光素子に向かう光は遮光板74により遮られ、これを検出することによりP1〜P5の高さ位置検出を行うことができる。
特に、パレット19が旋回処理を行うB2における高さ検出では、高さ位置P2と高さ位置P3の二つの高さを検出する。本実施形態では、乗降室29においてパレット19上に積載した車両70を所定の駐車スペース24に移送する途中で、具体的にはB2のリフト昇降路14においてパレット19を旋回させ、車両70の方向を転換する構成としている。このため、方向転換した車両70をB2の車両格納棚12の駐車スペース24に移載する場合には、高さ位置P2と高さ位置P3においてリフトフレーム20の下降を停止させる必要がある。このため、本実施形態では互いに高さ方向(Z1,Z2方向)にΔHだけ離間配置した第1位置検出センサ72と第2位置検出センサ73とを設けた構成としている。
リフトフレーム20が高さ位置P2に向け下降すると、先ず下部に配置された第2位置検出センサ73が遮光板74と係合し光が遮断される。よって、第2位置検出センサ73からの信号はOFF(遮光されることにり、信号はOFFとなる)となり、これにより制御装置85はパレット19が高さ位置P2に移動したことを検出することができる。
更にリフトフレーム20が下降すると、第2位置検出センサ73よりΔHだけ高い位置に配置された第1位置検出センサ72が図示しない別の遮光板と係合し光が遮断される。よって、第1位置検出センサ72からの信号がOFFとなることにより、制御装置85はパレット19が高さ位置P3に移動したことを検出することができる。
尚、他の高さ位置P1,P4,P5の検出も、これと同様の検出方法により検出される。また、本実施形態ではパレット19の旋回処理はB2のみで行い、1F,B3,B4の各階においてはパレット19の旋回は実施しない構成としている。このため、1F,B3,B4の各階においてはパレット19の移載位置よりもΔHだけ高い位置においてリフトフレーム20を停止させるための検出処理は実施する必要はない。
上限センサ76はマスト15に配設されており、リフトフレーム20がマスト15の上限位置まで移動した際、リフトフレーム20と係合して信号を制御装置85に送信する構成とされている。一方、下限センサ77もマスト15に配設されており、リフトフレーム20がマスト15の下限位置まで移動した際、リフトフレーム20と係合して信号を制御装置85に送信する構成とされている。尚、上記説明に用いた図6は、リフトフレーム20が上限位置に移動した状態と下限位置に移動した状態を合わせて示した図としている。
パレット検出センサ78は、B2〜B4の各車両格納棚12に配設された全ての駐車スペース24に配設されている。このパレット検出センサ78は、駐車スペース24にパレット19が搭載されているか否かを検出する。各パレット検出センサ78は制御装置85に接続されており、よって制御装置85は全ての駐車スペース24におけるパレットの有無を検出することができる。
次に、車両70を入庫するときの機械式駐車場10の動作について、制御装置85が実施する制御動作と共に説明する。
車両70を機械式駐車場10に入庫するには、乗降室29の外側に配設された操作パネル(図示せず)から入庫操作を行い、カーゲート27を開く。カーゲート27が開くと、乗降室29においてリフトフレーム20(旋回装置23)の上部に配置された第1のパレット移載装置21に搭載されたパレット19上に車両70を進行させる。
このパレット19への車両70の進行の際、パレット19の端部には車両70の荷重により転倒モーメント(図1に矢印Mで示すモーメント)が作用する。よって、これに対する対処を行わない場合には、車両70が傾いたり、最悪の場合には車両70が転倒したりするおそれがあるが、本実施例ではこれを防止するために転倒防止ローラ25を設けた構成としている。
この転倒防止ローラ25は、リフトフレーム20に設けられた中間フレーム20Cに配設されている。中間フレーム20Cは、リフトフレーム20のパレット19の回転中心Oに対しY1,Y2方向に対称な位置に配置されており、この各中間フレーム20C上にそれぞれ2個の転倒防止ローラ25が設けられている。
図7は、転倒防止ローラ25の配置位置を拡大して示す図である。同図に示すように、中間フレーム20Cにはホルダ28が立設されており、このホルダ28の上部に転倒防止ローラ25が配設された構成とされている。また、ホルダ28の高さは、転倒防止ローラ25がパレット19の下面に転動自在に接触しうる高さに設定されている。
上記構成とされた転倒防止ローラ25を設けることにより、入庫時に車両70がパレット19に進行し、パレット19に車両70の荷重により転倒モーメントMが発生しても、このモーメントMは転倒防止ローラ25により受けられ、よってパレット19が傾いたり転倒したりすることを防止することができる。また、パレット19は旋回装置23によりリフトフレーム20上で旋回するが、旋回時にはパレット19の旋回に伴い転倒防止ローラ25は転動するため、転倒防止ローラ25を設けてもパレット19の旋回は円滑に行われる。尚、転倒防止ローラ25の高さは、旋回時に干渉しない高さに下げてもよい。
車両70は、乗降室29内のパレット19上の規定停止位置まで進行すると停止する。運転者は車両70から降り、カーゲート27の開口から乗降室29の外側に出て、図示しない操作盤により入庫操作を行う。
制御装置85は、操作盤から入庫操作信号が送信されると、先ずカーゲート27を閉める。続いて制御装置85は昇降装置22を駆動してリフトフレーム20を下降させる。前記したように、本実施形態では車両70の方向転換を行うための旋回をB2において行う構成としている。
また、リフトフレーム20には第1及び第2位置検出センサ72,73が設けられており、マスト15のB2に対応する位置には遮光板74が設けられている。この遮光板74は、パレット19が高さ位置P2に達した際に第2位置検出センサ73と係合し、制御装置85にパレット19が高さ位置P2に達したことを知らせる信号(以下、この信号をP2信号という)を送信する。
制御装置85は、第2位置検出センサ73からP2信号が送信されるまで、リフトフレーム20の下降を続けるよう昇降装置22を制御する。そして、第2位置検出センサ73からP2信号が送信されると、制御装置85は昇降装置22を停止させる。これにより、入庫される車両70が搭載されたパレット19は、リフト昇降路14内の高さ位置P2の位置に停止される。
また、操作盤から入庫操作信号が送信されると、制御装置85は上記の昇降装置22の駆動制御と同時に、B2における車両格納棚12の駐車スペース24A,24B(図4及び図8(B)参照)にパレット19が搭載されているか否かを検出する。この検出処理は、駐車スペース24A,24Bに配設されているパレット検出センサ78からの信号に基づき行われる。
そして、駐車スペース24A,24Bにパレット19が搭載されていると判断されると、制御装置85は駐車スペース24A,24B及びこれに隣接する駐車スペース24にある第2のパレット移載装置45を駆動することにより、駐車スペース24A,24Bに搭載されていたパレット19をパレット回転円CRと干渉しない他の駐車スペース24に移載させる。
制御装置85は、入庫される車両70が搭載されたパレット19がリフト昇降路14内の高さ位置P2の位置に停止されたこと、及び駐車スペース24A,24Bにパレット19が存在しないことを確認すると、続いて旋回装置23を駆動して車両70が搭載されたパレット19を高さ位置P2で旋回させる。
図1及び図2は車両70を90°旋回させた状態を示している。また、図9はパレット19(車両70は図示せず)を135°旋回しした状態を示している。この旋回処理は、パレット19が180°旋回するまで行われる。これにより、車両70の向きは、乗降室29に進行してきたときの向きと反対の向きとなる。
ここで、前記のようにパレット19の旋回時の旋回軌跡であるパレット回転円CRは、駐車スペース24A及び駐車スペース24Bと平面視で重なった状態となっている。しかしながら、本実施形態ではパレット19の旋回する高さ位置P2を駐車スペース24A,24Bの構成物と干渉しない高さにおいて旋回させる構成としている。
この際、本実施形態ではパレット19の旋回時までに駐車スペース24A,24B上のパレット19をパレット回転円CRと干渉しない他の駐車スペース24に移載する構成、並びに、旋回ベース69と駐車スペース24が干渉しない構成としているため、パレット19を旋回させる高さ位置P2を、パレット19を移載する高さ位置である高さ位置P3に近接させることができる。具体的には、高さ位置P2と高さ位置P3の離間距離ΔHは、前記のように7cmと極めて近接させることが可能となった。
これにより、旋回を行う階層(本実施形態ではB2)における旋回に必要なスペースを小さくすることができ、機械式駐車場10における車両70の収容効率を維持することができる。具体的には、パレット19の旋回軌跡であるパレット回転円CRを駐車スペース24A,24Bと平面視で重なる構成とすることにより、機械式駐車場10の特に図中X1,X2方向に対する小型化を図ることができた。また、パレット19の旋回時までに駐車スペース24A,24Bのパレット19を、パレット回転円CRと干渉しない他の駐車スペース24に移載しておくことにより、機械式駐車場10の特に高さ方向(Z1,Z2方向)の小型化を図ることができた。
上記のように車両70を積載したパレット19旋回処理が終了すると、制御装置85は車両70を所定の駐車スペース24に移載する処理を実施する。仮に、車両70を駐車する階層がB2である場合には、制御装置85は昇降装置22を駆動してリフトフレーム20をパレット19が高さ位置P3の位置となるまで下降させる。具体的には、制御装置85は昇降装置22を駆動してリフトフレーム20を下降させると共に、第1位置検出センサ72からパレット19が高さ位置P3に達したことを知らせる信号(P3信号)が送信されると、昇降装置22を停止させる。これにより、車両70を積載したパレット19は、高さ位置P3に位置決めされる。
一方,車両70を駐車する階層がB2以外の階層である場合には、制御装置85は昇降装置22を駆動して、車両70を駐車する階層までリフトフレーム20を下降させる。そして車両70をB3に駐車する場合には、B3に対応する遮光板74と第2位置検出センサ73(第1位置検出センサ72を用いることも可能)が係合し、パレット19が高さ位置P4に達したことを知らせる信号(P4信号)が送信されると、制御装置85は昇降装置22を停止させる。また、車両70をB4に駐車する場合には、B4に対応する遮光板74と第2位置検出センサ73(第1位置検出センサ72を用いることも可能)が係合し、パレット19が高さ位置P5に達したことを知らせる信号(P5信号)が送信されると、制御装置85は昇降装置22を停止させる。
この際、リフトフレーム20に第1又は第2位置検出センサ72,73と共にリフトフレーム20の昇降に伴い信号を生成するパルスエンコーダを設け、このパルスエンコーダによりリフトフレーム20(パレット19)の概略位置を検出し、第1又は第2位置検出センサ72,73により最終的な停止位置の検出を行う構成としてもよい。
上記のようにパレット19が車両70を駐車する所定の階層に停止されると、制御装置85はリフトフレーム20に設けられている第1のパレット移載装置21、及び駐車スペース24A(或いは駐車スペース24B)に設けられている第2のパレット移載装置45を駆動し、リフトフレーム20に搭載されているパレット19(車両70)を駐車スペース24A(或いは駐車スペース24B)に移載する。続いて、制御装置85は第1及び第2のパレット移載装置21,45を駆動することにより、車両70を積載したパレット19を所定の駐車スペース24に移載すると共に、車両格納棚12内に存在する空のパレット19をリフトフレーム20上の第1のパレット移載装置21に移載する。
この空パレット19の第1のパレット移載装置21への移載処理が終了すると、制御装置85は昇降装置22を駆動することにより空パレット19を高さ位置P2上昇させ、一端この高さで停止させる。続いて、制御装置85は旋回装置23を駆動して空パレット19を180度旋回させる。これにより、空パレット19は車両70の入庫に対応した向きとなる(以下、この旋回処理を空パレット旋回処理という)。続いて、制御装置85は再び昇降装置22を駆動させ、このパレット19が高さ位置P1となるまでリフトフレーム20を上昇させる。以上の処理を行うことにより、車両70の入庫処理は終了する。
続いて、車両70を出庫するときの機械式駐車場10の動作について、制御装置85が実施する制御動作と共に説明する。
車両70を機械式駐車場10から出庫するには、乗降室29の外側に配設された操作パネル(図示せず)から出庫操作を行う。この出庫操作前の状態では、空のパレット19が乗降室29内に位置した状態、即ち高さ位置P1に停止した状態となっている。
操作パネルから出庫信号が送信されると、制御装置85はリフトフレーム20に搭載されているパレット19(空のパレット19)を出庫指示があった車両70が駐車されている階層まで下降させる。以下の説明では、B4の車両格納棚12の駐車スペース24に格納された車両70に対して出庫指示があったとして説明する。
制御装置85は、リフトフレーム20の下降に伴い、第1位置検出センサ72からのP2信号によりパレット19が高さ位置P2に達したと判断すると、一旦リフトフレーム20の下降を停止させる。本実施形態では、パレット19として前記した標準パレットを用いているため、この高さ位置P2において旋回装置23を駆動し、空パレット19を180°旋回させる。
尚、パレット19として前記したパレット19の前後方向の対称位置に車止め19a,19bを配設したリバーシブルパレットを用いた場合には、パレット19の前後方向の方向性を考慮する必要がなくなるため、上記の空パレット旋回処理を実施する必要がなくなる。このため、空パレット旋回処理を実施に要する時間を短縮することができ入出庫の円滑性を高めることができると共に、省電力化を図ることもできる。
上記の空パレット旋回処理が終了すると、制御装置85は再び昇降装置22駆動してリフトフレーム20を下降させる。そして、第2位置検出センサ73(第1位置検出センサ72を用いることも可能)からP5信号が送信されると、制御装置85は昇降装置22を停止させる。これにより、空パレット19は高さ位置P5に位置決めされた状態となる。
続いて、制御装置85は現在の車両格納棚12における車両70の格納状況を考慮した上で適宜パレット19の移送処理を行い、出庫しようとする車両70が搭載されたパレット19を例えば駐車スペース24Aに移送すると共に、駐車スペース24Bのパレット19を他の駐車スペース24に移送する。
次に、制御装置85は第1のパレット移載装置21及び第2のパレット移載装置45を駆動することにより、先ず第1のパレット移載装置21に搭載されていた空パレット19をB4の駐車スペース24Bに移載する。次に、出庫させようとする車両70(以下、出庫車両70という)が積載されたパレット19を駐車スペース24Aから第1のパレット移載装置21上に移載する。
出庫車両70が積載されたパレット19が第1のパレット移載装置21上に移載されると、制御装置85は昇降装置22を駆動してパレット19が高さ位置P1となるまでリフトフレーム20を上昇させる。制御装置85は、出庫車両70が積載されたパレット19が高さ位置P1まで上昇したことを第2位置検出センサ73(第1位置検出センサ72を用いることも可能)からのP1信号により確認すると、カーゲート27を開く。
運転者は出庫車両70に乗り込み、出庫車両70をパレット19から先進させ、乗降室29から退出させる。その後、運転者は操作パネルを操作することによりカーゲート27を閉める。以上の処理を行うことにより、出庫車両70の出庫処理は終了する。尚、続いて入庫を行う場合には、パレット19を高さ位置P2まで下げて旋回し、その後に高さ位置P1まで上昇させる処理(空パレット旋回処理)を行う必要がある(パレット19がリバーシブルパレットである場合、この空パレット旋回処理は不要である)。
本実施形態では入庫時においてリフト昇降路14内の高さ位置P2で車両70を180°旋回させてあるため、出庫時には出庫車両70の前方はカーゲート27側に向いており、よって乗降室29から車両70を前進により退出させることができ、運転者の利便性を高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
具体的には、本実施形態では車両格納棚12がB2〜B4の立体的な駐車場に本発明を適用した例について説明したが、一層のみの車両格納棚12である場合においても本発明は適用可能なものである。
また本実施形態では、B2の高さ位置P2におけるリフト昇降路14においてのみパレット19を旋回させる構成としたが、B3,B4のいずれの階層においてもパレット19を旋回しうる構成とすることも可能である。しかしながら、この構成とした場合には、B3及びB4のいずれの階層においても、旋回させない構成に比べて高さ(Z1,Z2方向の高さ)をΔHだけ高くする必要があり、機械式駐車場10が大型化してしまう。このため、上記した本実施形態の方が利益は大である。
また、上記した実施形態では、第1のパレット移載装置21及び第2のパレット移載装置45として特公平7−29681号公報に開示された搬送装置を適用した例を示したが、第1のパレット移載装置21及び第2のパレット移載装置45はこれに限定されるものではなく、パレット19を回転できる構成であれば、他の搬送装置を用いることも可能である。
図1は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の正面図である。 図2は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の左側面図である。 図3は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の乗降室の平面図である。 図4は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の車両格納棚の部分拡大して平面図(パレット旋回前の図)である。 図5は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の昇降装置を示す平面図である。 図6は、本発明の一実施形態である機械式駐車場のマストを拡大して示す正面図である。 図7は、本発明の一実施形態である機械式駐車場に用いる転倒防止ローラを拡大して示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 図8は、本発明の一実施形態である機械式駐車場を適用した立体駐車場の概略構成図であり、(A)は機械式駐車場の正面図、(B)は駐車棚の平面図、(C)は乗降室を有する階の平面図、(D)は比較のために従来の乗降室を有する階の平面図である。 図9は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の車両格納棚の部分拡大して平面図(パレット旋回中の図)である。 図10は、本発明の一実施形態である機械式駐車場の制御系を示すブロック図である。
符号の説明
10 機械式駐車場1
11 リフト
12 車両格納棚
13 設置面
14 リフト昇降路
15〜18 マスト
19 パレット
20 リフトフレーム
20A サイドフレーム
20B 連結フレーム
20C 中間フレーム
21 第1のパレット移載装置
22 昇降装置
23 旋回装置
24 駐車スペース
25 転倒防止ローラ
29 乗降室
30 カウンタウエイト
45 第2のパレット移載装置
60 昇降用モータ
62,63 減速機
70 車両
72 第1位置検出センサ
73 第2位置検出センサ
74,74´ 遮光板
76 上限センサ
77 下限センサ
78 パレット検出センサ
80 駐車外スペース
85 制御装置
CR パレット回転円

Claims (5)

  1. 車両が積載されるパレットと、
    前記パレットが搭載されるリフトフレームをリフト昇降路内で昇降させる昇降装置と、
    前記パレットを搭載する旋回ベースを有しており、該旋回ベースを旋回させることにより、前記リフトフレーム上で前記パレットを旋回させる旋回装置と、
    前記パレットと共に前記車両が駐車される複数の駐車スペースが前記リフト昇降路に隣接して設けられた車両格納棚と、
    前記リフトフレームと前記駐車スペースとの間、及び前記駐車スペース同士の間で前記パレットを移載する移載装置とを有し、
    前記パレット前記リフト昇降路と該リフト昇降路と隣接する前記駐車スペース内で旋回させる際、前記パレットが前記駐車スペースに移載するときの高さよりも高い位置で旋回するよう構成すると共に、前記旋回ベースが前記車両格納棚の高さと前記移載装置の高さを含む高さ範囲内で前記車両格納棚に平面的に干渉しないで回転する構成としたことを特徴とする機械式駐車場。
  2. 前記昇降装置は、
    前記リフトフレームと前記駐車スペースとの間で前記パレットを移載する第1の高さ位置と、旋回するパレットが前記駐車スペースと干渉しない第2の高さ位置に、前記リフトフレームを停止させうる構成である請求項1記載の機械式駐車場。
  3. 前記リフトフレームに、前記パレットに前記車両が積載される際に該パレットを支持する転倒防止部材を設けた請求項1又は2記載の機械式駐車場。
  4. 前記パレットが前記駐車スペース内で旋回する前に、前記リフト昇降路に隣接した前記駐車スペースのパレットを退避させるパレット退避手段を設けた請求項1乃至3のいずれか一項に記載の機械式駐車場。
  5. 前記パレットは前後の方向性のないリバーシブルパレットである請求項1乃至4のいずれか一項に記載の機械式駐車場。
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