JPH11315644A - 3縦列型昇降式駐車装置 - Google Patents
3縦列型昇降式駐車装置Info
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- JPH11315644A JPH11315644A JP12210398A JP12210398A JPH11315644A JP H11315644 A JPH11315644 A JP H11315644A JP 12210398 A JP12210398 A JP 12210398A JP 12210398 A JP12210398 A JP 12210398A JP H11315644 A JPH11315644 A JP H11315644A
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Abstract
できる3縦列型昇降式駐車装置を提供する。 【解決手段】 手前側A、中央B、奥側Cの3基からな
る各装置が、主リフト3と駐車棚4とを備え、主リフト
と駐車棚との間でパレットに載せた自動車を幅方向に受
渡しするようになっている。また、1階部分は、手前側
Aの全面が前面空地10に、中央Bの主リフト下部が入
出庫スペース9に、奥側Cの少なくとも中央が駐車スペ
ースになっている。入出庫スペースにはパレット横送り
装置17が設置され、入出庫スペースの両側には、パレ
ット縦送り装置を内蔵し1階と2階との間を昇降する補
助リフトが設けられ、2階部分には昇降路を挟んで両側
の手前側Aと奥側Cにパレット縦送り装置が配置されて
いる。更に、奥側Cの1階部分に自動車を収納する1階
駐車装置を備えている。
Description
り、特に昇降式駐車装置を縦方向に3列並べた3縦列型
昇降式駐車装置に関する。
沿ってその両側に多段に設けられた駐車棚とを有し、リ
フトにより自動車を搬送して駐車棚に格納する昇降式駐
車装置が従来から用いられている。かかる昇降式駐車装
置の駐車台数を増すため、縦方向(車の長手方向)に複
数並べて配置する縦列型昇降式駐車装置がある。なお、
従来2縦列型昇降式駐車装置は多数存在するが、3縦列
のものは少なかった。3縦列型昇降式駐車装置は、例え
ば、特開平5−106359号「エレベータ式立体駐車
装置」に開示されている。
図示するように、建屋aの中央部に設けたエレベータシ
ャフト(昇降路)bを昇降するエレベータEに隣接し
て、その前後左右および対角位置の合計8箇所に配置さ
れた格納スペース(駐車棚)P1〜P8と、エレベータ
Eおよび格納スペースP1〜P8の床に、自動車を載せ
たパレットを縦方向、横方向に選択的に移動するパレッ
ト搬送手段(図示せず)を備えている。
ローラを配した1対の縦行ガイドと、それと直角方向を
向けてローラを配した1対の横行ガイドとを有してお
り、ローラは駆動ローラと従動ローラが交互に配してあ
る。縦行ガイドは固定されており、横行ガイドは昇降可
能で、パレットを縦行(車の長手方向の移動)させると
きには横行ガイドを下降させてパレットを縦行ガイドに
より支持し、パレットを横行(車の幅方向の移動)させ
るときには横行ガイドを上昇させて、それによりパレッ
トを支持するようになっている。
を格納する場合、エレベータEに直接隣接しているP
2,P4,P5,P7の格納スペースについてはエレベ
ータEとの間で直接自動車の受渡しをすればよいが、対
角の位置にあるP1,P3,P6,P8の格納スペース
については一旦隣接する格納スペース(P2,P4,P
5,P7のいずれか1つ)に水平移動し、次いで対角位
置の格納スペース(P1,P3,P6,P8)に水平移
動することにより車の受渡しをすることになる。この水
平移動のためP1〜P8の内いずれかの1ヶ所の格納ス
ペースをパレットのない空スペースとしておく必要があ
り、従って各階毎の駐車可能台数は7台ということにな
る。
型昇降式駐車装置(特開平5−106359号)につい
ては以下の問題点があった。 (1)7台の格納スペースに対して1台のエレベータE
で処理しており、しかもエレベータEと対角の位置にあ
る格納スペースとの間で自動車の受渡しをするには一旦
エレベータEに直接隣接する格納スペースに自動車を水
平移動させねばならないので、その分入出庫時間が余計
にかかり、円滑性が十分とはいえない。 (2)上記水平移動のための縦行ガイドおよび横行ガイ
ドの構造が複雑であり、かつ駆動モータが多数必要であ
る。従って、故障の機会もそれだけ多くなり、コストも
高い。
明者等は、先に、上述した問題点を解決することができ
る3縦列型昇降式駐車装置(特願平8−292117
号、未公開)を創案し出願した。しかしこの装置は、2
階と中2階との間で昇降可能なパレット横送り装置を用
いており、この中2階のために、例えば1.5〜2m程
度駐車装置の全高が高くなり、全高が制限される場合に
一定高さ内の駐車台数が減ることがあった。この問題点
を解決するために、本発明の発明者等は、更に3縦列型
昇降式駐車装置(特願平9−183590号、未公開)
を創案し出願した。しかし、特願平8−292117
号、特願平9−183590号の3縦列型昇降式駐車装
置では、1階部分に自動車を格納できないため、その分
駐車台数が少ない問題点があった。
7号、特願平9−183590号の装置を更に改良する
ことを目的とするものである。すなわち、本発明の目的
は、入出庫の円滑性に優れ、機構が簡単でコストが安
く、故障が少なく、かつ中2階等の無駄な空間がなく全
高を低くでき、更に、1階部分にも車両を格納すること
ができ、これにより一定高さ内の駐車台数を一層増加す
ることができる3縦列型昇降式駐車装置を提供すること
にある。
本発明の3縦列形昇降式駐車装置は、縦方向に縦列され
た手前側A、中央B、奥側Cの3基からなる3縦列型昇
降式駐車装置であって、各昇降式駐車装置は、パレット
横送り装置(7)を内蔵し2階まで昇降路内を昇降する
主リフト(3)と、3階以上の昇降路(2)を挟んで多
段に設けられた駐車棚(4)とを備え、主リフトと駐車
棚との間でパレットに載せた自動車を幅方向に横送りし
て受渡しするようになっており、1階部分は、手前側A
の全面が前面空地(10)になっており、中央Bの主リ
フト下部が入出庫スペース(9)になっており、該入出
庫スペースにはパレット横送り装置(17)が設置さ
れ、中央Bの入出庫スペースの両側には、パレット縦送
り装置(16)を内蔵し1階と2階との間を昇降する補
助リフト(13)が設けられ、2階部分には昇降路を挟
んで両側の手前側Aと奥側Cにパレット縦送り装置(1
6)が配置されており、更に、奥側Cの1階部分に自動
車を収納する1階駐車装置(20)を備えるものとし
た。
リフト(13)が並行して作動し、横行、昇降の2ステ
ップのみで、入出庫スペース(9)における入庫を連続
して円滑に行うことができる。逆に出庫を連続的に行う
場合も同様であり、更に、入庫と出庫が同時に行われる
場合も、空パレットが出庫予定の車を載せた実パレット
に代わる点を除き、同様である。
階のすべての駐車棚(4)は主リフト(3)に直接隣接
しており、各階の駐車棚間での水平移動がないので、円
滑性に優れている。また、B棟の1階部分と2階部分の
間を昇降する2台の補助リフト(13)を設けて交互に
連続的に入出庫できるので、入出庫時間の短縮が可能で
ある。特に、補助リフトの一方が1階に停止時に他方は
2階に位置し、次の入出庫の待機状態にあることによ
り、横行、昇降の2ステップのみで、入出庫スペースに
おける入出庫を連続して一層円滑に行うことができる。
更に立体駐車場については少くとも5m角の前面空地が
法的に義務付けられているがA棟の1階部分は全面が前
面空地になっており、従ってA棟は前面空地の上方空間
の有効利用になっている。また、各駐車棚には駆動用の
モータは無く、構造も簡単なので故障も少ない。更に、
中2階がなく、補助リフトにより2階と1階との間でパ
レットを昇降させるので、中2階に必要とされた1.5
〜2m程度の高さ分全高を低くでき、これにより一定高
さ内の駐車台数を増やすことができる。また、本発明に
よれば、更に、奥側Cの1階部分に自動車を収納する1
階駐車装置(20)を備えるので、駐車台数を更に増や
すことができる。
1階駐車装置(20)は、中央Bと奥側Cの主リフト下
部にその間をパレットを縦送りするパレット縦送り装置
(22)からなる。この構成により、入出庫スペース
(9)でパレットに載せた自動車を奥側Cの主リフト下
部に縦送りして格納することができ、その分駐車台数を
増やすことができる。
記1階駐車装置(20)は、中央Bの前記パレット横送
り装置(17)を塞いで奥側Cへ通じる通路を形成する
可動通路(24)からなる。この構成により、可動通路
(24)で中央Bのパレット横送り装置(17)を塞ぐ
ことにより、可動通路(24)を通って自動車が自走し
て奥側Cの主リフト下部に駐車することができ、その分
駐車台数を増やすことができる。
はパレット横送り装置(26)が設置され、かつ該パレ
ット横送り装置を挟んで両側に駐車棚(4)を備える。
この構成により、可動通路(24)を通って奥側Cの主
リフト下部のパレット上に入庫した車両をその両側の駐
車棚(4)に横送りして格納することができ、更に、駐
車台数を増やすことができる。
ついて図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の3縦
列型昇降式駐車装置の側面図である。図2(A)は図1
の1階部分の平面図であり、図2(B)は同じく2階部
分の平面図であり、図2(C)は同じく3階以上の平面
図である。また、図3は図1のA−A線における拡大断
面図である。
型昇降式駐車装置は、縦方向(図1で左右方向)に縦列
された手前側A、中央B、奥側Cの3基の昇降式駐車装
置からなる。各昇降式駐車装置(A棟、B棟、C棟)は
パレット横送り装置7を内蔵し2階まで昇降路2内を昇
降する主リフト3と、3階以上の昇降路を挟んで多段に
設けられた駐車棚4とを備え、主リフト3と駐車棚4と
の間でパレットに載せた自動車を幅方向(図1で紙面に
直交方向)に横送りして受渡しするようになっている。
主リフト3の昇降路である。また、昇降路2を挟んで3
階以上に多段に駐車棚4が設けられている。5はパレッ
トであり、自動車6を載せて駐車棚4に格納される。パ
レット5には4隅に車輪5aが取り付けられている。ま
た、図1、図3において、主リフト3は、昇降路2内を
昇降するケージ3aと、ケージ3aをワイヤーロープ3
cを介して吊り下げる昇降装置3bとを有している。な
お、ケージ3aは図示しないカウンタウエイトにワイヤ
ーロープを介して連結され、自重がバランスされてい
る。また、ケージ3aの上にはパレット横送り装置7が
設けられている。
突起7aを有するアーム7bを旋回させて、突起7aを
パレット5の側面に設けられ下方に開いた溝内に挿入
し、更にアーム7bを旋回させることにより、パレット
を横行させるものである。図2(C)に示すように、パ
レットは駐車棚4の長手方向両端に設けられたレール4
a上と、ケージ3の長手方向両端に設けられたレール3
d上との間で横行する。
述べた昇降式駐車装置を縦方向に3列連設したもので、
図2(A)に示すように、中央B(B棟)の1階部分に
は自動車6の入出庫口扉8を有する入出庫スペース9が
設けられている。また、B棟の手前側(この図で左側)
の棟は手前側Aの駐車装置(A棟)であり、1階部分は
全面が前面空地10になっている。
ケージ3a上のパレット横送り装置7と同様のパレット
横送り装置17が設けられている。また、長手方向の両
端部にレール9aが設けられている。
スペース9の両側には、1階と2階との間を昇降する補
助リフト13が設けられている。この補助リフト13
は、図2(A)に示すように、パレット縦送り装置16
を内蔵している。また、2階床部に補助リフト13が通
過する吹抜け開口部15が設けられている。更に補助リ
フト13は一体に昇降する天井部13aを有し、この天
井部13aにより1階停止時に吹抜け開口部15を閉鎖
するようになっている。また、補助リフト13は、側面
視コの字状のケージであり、支柱に沿ってチェーン等で
昇降されるようになっている。かかる天井部13aによ
り、1階停止時に吹抜け開口部15が閉鎖されるので、
利用者の安全性を更に高めるとともに、意匠的効果を得
ることができる。更に、図3に示すように、2階床部
は、吹抜け開口部15を除き、剛性の高い鉄骨14で構
成されている。この構成により、主リフトが下降時にオ
ーバーランした場合等でも、人の出入する入出庫スペー
スの安全性を更に高めることができる。また、中央Bの
入出庫スペースに更にターンテーブルを設置することが
好ましい。かかるターンテーブルを内蔵することによ
り、入出庫スペースにおいて車の向きを反転することが
でき、前進入庫、前進出庫が可能となる。
には昇降路2を挟んで両側の手前側Aと奥側Cにパレッ
ト縦送り装置16が配置されている。パレット縦送り装
置16は、パレットの長手方向に延びかつ上下移動可能
な縦送り用レール16aと、このレール16aに取り付
けられた鍔付ローラ16bとからなり、縦送り用レール
16aを上昇させると、鍔付ローラ16b上にパレット
が載り同時にパレットの車輪が横送り用レールから外れ
て、鍔付ローラ16bの回転によりパレットを縦方向に
移動させることができる。逆に縦送り用レール16aを
下降させると、鍔付ローラ16bがパレットから離れ同
時にパレットの車輪が横送り用レール上に乗って、パレ
ット横送り装置7,17によりパレットを横方向に移動
させることができる。
の作動説明図である。以下、この図を用いて本発明の装
置の作動を説明する。なお、駐車開始前にすべての駐車
棚には車の載らない空パレットを置いておく。 (A)入出庫時には、図3に示すように、一方の補助リ
フトは1階(B地点)に、他方の補助リフトは2階に位
置する。1階の入出庫スペースAのパレット横送り装置
17により、1階に位置する補助リフトから入出庫スペ
ースAに空パレットが横送りされている。また、2階に
位置する補助リフトは空パレットを載せている。 (B)車が入出庫スペースAのパレット上に入庫すると
()、車を載せた実パレットを1階に位置する補助リ
フト上に横行させ(′)、同時に2階に位置する空パ
レットを載せた補助リフト13を下降させる()。次
に実パレットを載せた補助リフト13が上昇し
(′)、同時に1階に位置する補助リフト13から空
パレットが入出庫スペースAに横送りされる()。従
って、2つの補助リフトは並行して作動し、横行、昇降
の2ステップのみで、入出庫スペースAにおける入庫を
連続して円滑に行うことができる。逆に出庫を連続的に
行う場合も同様であり、更に、入庫と出庫が同時に行わ
れる場合も、空パレットが出庫予定の車を載せた実パレ
ットに代わる点を除き、同様である。
ト13からの作動順序は、中央Bの駐車装置(以下「B
棟」という)の場合と、手前側A(A棟)と奥側C(C
棟)の場合で若干相違する。B棟に駐車する場合には、
2階(C地点)に位置する補助リフト13からB棟の主
リフト上にパレットを移載し()、主リフトが上昇し
て()、A棟の所定の駐車棚に車を載せた実パレット
を移載して入庫が完了する。更に、続けてA棟に入庫す
る場合には、別の駐車棚から空パレットを主リフト上に
移載し、2階まで下降して2階に位置する補助リフト上
に空パレットを移載する。また、A棟から出庫する場合
には、空パレットの代わりに出庫予定の車を載せた実パ
レットを同様に補助リフト13上に移載する。A棟又は
C棟に駐車する場合には、補助リフト13上のパレット
縦送り装置16と、A棟又はC棟のパレット縦送り装置
16とを連動させて、2階に位置する補助リフトから予
めA棟又はC棟にパレットを縦送りする()。その後
の作動順序は、B棟の場合と同様である。また、入庫を
続けて行う場合及び出庫する場合も、補助リフト上にパ
レット縦送り装置によりパレットを縦送りする必要があ
る点を除き、B棟の場合と同様である。
の階のすべての駐車棚4は主リフト3に直接隣接してお
り、各階の駐車棚間での水平移動がないので、円滑性に
優れている。また、B棟の1階部分と2階部分の間を昇
降する2台の補助リフト13を設けて交互に連続的に入
出庫できるので、入出庫時間の短縮が可能である。特
に、補助リフト13の一方が1階に停止時に他方は2階
に位置し、次の入出庫の待機状態にあることにより、横
行、昇降の2ステップのみで、入出庫スペースにおける
入出庫を連続して一層円滑に行うことができる。更に立
体駐車場については少くとも5m角の前面空地が法的に
義務付けられているがA棟の1階部分は全面が前面空地
になっており、従ってA棟は前面空地の上方空間の有効
利用になっている。また、各駐車棚には駆動用のモータ
は無く、構造も簡単なので故障も少ない。
階と1階との間でパレットを昇降させるので、中2階に
必要とされた1.5〜2m程度の高さ分全高を低くで
き、これにより一定高さ内の駐車台数を増やすことがで
きる。
分の平面図である。この図に示すように、本発明の3縦
列型昇降式駐車装置は、更に、奥側Cの1階部分に自動
車を収納する1階駐車装置20を備えている。
を示している。この1階駐車装置20は、中央Bと奥側
Cの主リフト下部にその間をパレット(好ましくは専用
パレット)を縦送りするパレット縦送り装置22からな
る。パレット縦送り装置22の機構は、上述したパレッ
ト縦送り装置16と同様である。また、この実施形態で
は、入出庫スペース9の下部に設けられたターンテーブ
ル11と、1階部分の入出庫スペース9と奥側Cとの間
に設置された昇降式の入庫案内鏡23とを備えている。
スペース9と奥側Cの間に位置する時には、図4に示し
たように、通常の3縦列型昇降式駐車装置として作動さ
せることができる。更に、入庫案内鏡23を上昇させて
入出庫スペース9と奥側Cの間の仕切りを無くし、パレ
ット縦送り装置22により専用パレットを入出庫スペー
ス9まで縦送りし、その上に車を入庫させ、次いで専用
パレットを奥側Cまで縦送りすることにより、奥側Cの
中央部(主リフト下部)を駐車スペースとして格納する
ことができ、その分駐車台数を増やすことができる。ま
た、この実施形態では、奥側Cを通り抜けができないた
め、ターンテーブル11により車を旋回させて、前進で
入庫及び出庫ができる。なお、奥側Cの両側のスペース
は、電気室や機械室当に用いることができる。
を示している。この1階駐車装置20は、中央Bのパレ
ット横送り装置17を塞いで奥側Cへ通じる通路を形成
する可動通路24からなる。また、この例では、更に、
奥側Cの1階部分の主リフト下部には設置されたパレッ
ト横送り装置26と、パレット横送り装置26を挟んで
両側に設けられた駐車棚4とを備えている。パレット横
送り装置26は、上述したパレット横送り装置17と同
様である。なお、この実施形態では、奥側Cが通り抜け
できるようになっており、そのためターンテーブル11
は設けられていない。その他の構成は、図5と同様であ
る。
スペース9と奥側Cの間に位置する時には、図4に示し
たように、通常の3縦列型昇降式駐車装置として作動さ
せることができる。更に、入庫案内鏡23を上昇させて
入出庫スペース9と奥側Cの間の仕切りを無くし、可動
通路24により中央Bのパレット横送り装置17を塞ぐ
ことにより、可動通路24を通って自動車が自走して奥
側Cの主リフト下部に駐車することができ、その分駐車
台数を増やすことができる。更に、パレット横送り装置
26とこれを挟んで両側に駐車棚4を備えることによ
り、可動通路24を通って奥側Cの主リフト下部のパレ
ット上に入庫した車両をその両側の駐車棚4に横送りし
て格納することができ、更に、駐車台数を増やすことが
できる。
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。例えば、図5に示した3縦列型昇
降式駐車装置において、図6と同様のパレット横送り装
置17を更に設けて駐車台数を増加させてもよい。
降式駐車装置は、入出庫の円滑性に優れ、機構が簡単で
コストが安く、故障が少なく、かつ中2階等の無駄な空
間がなく全高を低くでき、更に、1階部分にも車両を格
納することができ、これにより一定高さ内の駐車台数を
一層増加することができる、等の優れた効果を有する。
である。
である。
である。
である。
である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 縦方向に縦列された手前側A、中央B、
奥側Cの3基からなる3縦列型昇降式駐車装置であっ
て、各昇降式駐車装置は、パレット横送り装置(7)を
内蔵し2階まで昇降路内を昇降する主リフト(3)と、
3階以上の昇降路(2)を挟んで多段に設けられた駐車
棚(4)とを備え、主リフトと駐車棚との間でパレット
に載せた自動車を幅方向に横送りして受渡しするように
なっており、 1階部分は、手前側Aの全面が前面空地(10)になっ
ており、中央Bの主リフト下部が入出庫スペース(9)
になっており、該入出庫スペースにはパレット横送り装
置(17)が設置され、中央Bの入出庫スペースの両側
には、パレット縦送り装置(16)を内蔵し1階と2階
との間を昇降する補助リフト(13)が設けられ、 2階部分には昇降路を挟んで両側の手前側Aと奥側Cに
パレット縦送り装置(16)が配置されており、 更に、奥側Cの1階部分に自動車を収納する1階駐車装
置(20)を備える、ことを特徴とする3縦列型昇降式
駐車装置。 - 【請求項2】 前記1階駐車装置(20)は、中央Bと
奥側Cの主リフト下部にその間をパレットを縦送りする
パレット縦送り装置(22)からなる、ことを特徴とす
る請求項1に記載の3縦列型昇降式駐車装置。 - 【請求項3】 中央Bの入出庫スペースに更にターンテ
ーブルを設置する、ことを特徴とする請求項2に記載の
3縦列型昇降式駐車装置。 - 【請求項4】 前記1階駐車装置(20)は、中央Bの
前記パレット横送り装置(17)を塞いで奥側Cへ通じ
る通路を形成する可動通路(24)からなる、ことを特
徴とする請求項1に記載の3縦列型昇降式駐車装置。 - 【請求項5】 奥側Cの1階部分の主リフト下部にはパ
レット横送り装置(26)が設置され、かつ該パレット
横送り装置を挟んで両側に駐車棚(4)を備える、こと
を特徴とする請求項4に記載の3縦列型昇降式駐車装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12210398A JP3891528B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 3縦列型昇降式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12210398A JP3891528B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 3縦列型昇降式駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11315644A true JPH11315644A (ja) | 1999-11-16 |
JP3891528B2 JP3891528B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=14827725
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12210398A Expired - Fee Related JP3891528B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 3縦列型昇降式駐車装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3891528B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103397797A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-11-20 | 杭州大中泊奥科技有限公司 | 一带多的高速升降机械式停车设备 |
CN106315098A (zh) * | 2016-08-26 | 2017-01-11 | 南通通州意达港口机械有限公司 | 用于高效物流仓储的货柜九宫格堆取周转系统及其方法 |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP12210398A patent/JP3891528B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103397797B (zh) * | 2013-07-23 | 2015-09-09 | 杭州大中泊奥科技有限公司 | 一带多的高速升降机械式停车设备 |
CN106315098A (zh) * | 2016-08-26 | 2017-01-11 | 南通通州意达港口机械有限公司 | 用于高效物流仓储的货柜九宫格堆取周转系统及其方法 |
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JP3891528B2 (ja) | 2007-03-14 |
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