JP4321268B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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Description
このようなラックへの荷の出し入れを正確に且つ効率よく行うために、ラックの支柱の位置を把握する必要があり、従来、スタッカクレーンに支柱の位置を検出する位置センサを装備し、入出庫動作に先立って、入出庫時の走行速度より低速の学習速度でスタッカクレーンを基準位置から走行させながら位置センサにより各支柱の位置を学習していた。
そこで、特許文献1に開示された方法では、各支柱の概略位置を予備データとして記憶させておき、この予備データに対応する区間は低速で、それ以外の区間は高速でそれぞれスタッカクレーンを走行させて支柱位置の学習を行っている。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、容易に且つ短時間でラックの支柱や棚板の位置を正確に学習することができる自動倉庫を提供することを目的とする。
学習減速ドグが支柱に対応して固設され、減速ドグセンサが学習減速ドグを検出すると、学習減速区間にわたってスタッカクレーンが低速で走行する。また、学習定位置ドグが学習減速ドグに対応して固設され、定位置ドグセンサが学習定位置ドグを検出すると、位置検出区間内で位置センサにより支柱の位置が検出される。学習減速区間以外の区間はスタッカクレーンが高速で走行する。
学習減速ドグが棚板に対応して固設され、減速ドグセンサが学習減速ドグを検出すると、学習減速区間にわたってキャリッジが低速で移動する。また、学習定位置ドグが学習減速ドグに対応して固設され、定位置ドグセンサが学習定位置ドグを検出すると、位置検出区間内で位置センサにより棚板の位置が検出される。学習減速区間以外の区間はキャリッジが高速で移動する。
実施の形態1
図1(a)及び(b)に、この発明の実施の形態1に係る自動倉庫の内部を示す。自動倉庫内には、複数の支柱1と棚板2とによりラック3が構築され、このラック3に沿ってスタッカクレーン4が走行するための走行路5が敷設されている。また、自動倉庫の床面には、それぞれ複数の支柱1に対応する複数の学習用ドグ6が走行路5に沿って配列され固設されている。各学習用ドグ6は、所定の長さL1を有する学習減速ドグ7と、この学習減速ドグ7の上に形成され且つ学習減速ドグ7の長さL1より短い長さL2の学習定位置ドグ8とから構成されている。
また、台車10の走行やキャリッジ13の昇降等の制御を行うための制御盤19が台車10上に搭載されており、この制御盤19にラック3の支柱1の位置の学習を司る学習制御部20が内蔵されている。
まず、荷の入出庫動作に先立ってラック3の支柱1の位置の学習が行われる。学習制御部20の制御により、時刻t0にスタッカクレーン4を基準位置、例えば図示しない荷受け台の位置から走行路5に沿って高速の所定の速度V1で走行させる。台車10のドグセンサ保持部15に取り付けられた減速ドグセンサ16が時刻t1に学習用ドグ6の学習減速ドグ7を検出してONすると、学習制御部20はラック3の支柱1の位置が近づいたと判断して図示しない走行モータを制御することによりスタッカクレーン4の走行速度を速度V1から低下させる。そして、時刻t2にスタッカクレーン4の走行速度が低速の所定の速度V2まで低下すると、減速ドグセンサ16が学習減速ドグ7の検出を終えてOFFするまでの学習減速区間にわたってこの速度V2を維持するようにスタッカクレーン4を走行させる。
減速ドグセンサ16が学習減速ドグ7を検出してONしている学習減速区間のみ低速の速度V2で走行し、学習減速区間以外の区間では高速の速度V1で走行するので、短時間で支柱1の位置を学習することができる。
なお、各学習用ドグ6はそれぞれ支柱1に対応して自動倉庫の床面に固設されているため、支柱1以外の位置で例えば棚板2の上に載置されている荷等により時刻t9からt10まで位置センサ14がONしても、このとき定位置ドグセンサ17は学習用ドグ6の学習定位置ドグ8を検出することがなくOFF状態となっており、学習制御部20は支柱1として誤認識することがない。
上述した実施の形態1では、スタッカクレーン4を走行路5に沿って走行させて各支柱1の位置を学習したが、同様にしてマスト11及び12に沿ってキャリッジ13を昇降させることにより各棚板2の位置(高さ)を学習することができる。
図3に示されるように、所定の支柱1に、それぞれ複数の棚板2に対応する複数の学習用ドグ21が鉛直方向に配列され固設されている。各学習用ドグ21は、所定の長さを有する学習減速ドグ22と、この学習減速ドグ22の上に形成され且つ学習減速ドグ22より短い学習定位置ドグ23とから構成されている。
減速ドグセンサ25が学習減速ドグ22を検出してONしている学習減速区間のみ低速の速度V4でキャリッジ13を上昇させ、学習減速区間以外の区間では高速の速度V3で上昇させるので、短時間で棚板2の位置を学習することができる。
なお、キャリッジ13を上昇させながら棚板2の位置を検知したが、逆にキャリッジ13を例えば最上位位置から下降させつつ棚板2の位置を検知して学習することもできる。
また、各学習用ドグ21はそれぞれ棚板2に対応して自動倉庫の床面に固設されているため、棚板2以外の位置で例えばラック3のビーム等により位置センサ24がONしても、このとき定位置ドグセンサ26がOFF状態となっている限り、学習制御部20は棚板2として誤認識することがない。
Claims (2)
- スタッカクレーンの走行路に沿って支柱と棚板とにより荷を収容するためのラックが構築されている自動倉庫において、
前記支柱に対応して固設されると共に学習減速区間を規定する学習減速ドグと、
前記学習減速ドグに対応して固設されると共に前記学習減速区間内に位置検出区間を規定する学習定位置ドグと、
前記スタッカクレーンに配設され且つ前記学習減速ドグを検出するための減速ドグセンサと、
前記スタッカクレーンに配設され且つ前記学習定位置ドグを検出するための定位置ドグセンサと、
前記スタッカクレーンに配設され且つ前記支柱の位置を検出するための位置センサと、
前記スタッカクレーンを移動させると共に前記支柱の位置を学習する学習制御部と
を備え、
前記学習制御部は、
前記スタッカクレーンを基準位置から走行させると共に、
前記減速ドグセンサが前記学習減速ドグを検出すると、前記スタッカクレーンを前記学習減速区間にわたって低速で走行させ、
前記定位置ドグセンサが前記学習定位置ドグを検出すると、前記位置検出区間内で前記位置センサにより検出された前記支柱の位置を学習し且つ前記学習減速区間以外の区間は高速で走行させる
ことを特徴とする自動倉庫。 - スタッカクレーンの走行路に沿って支柱と棚板とにより荷を収容するためのラックが構築されている自動倉庫において、
前記棚板に対応して固設されると共に学習減速区間を規定する学習減速ドグと、
前記学習減速ドグに対応して固設されると共に前記学習減速区間内に位置検出区間を規定する学習定位置ドグと、
前記スタッカクレーンのキャリッジに配設され且つ前記学習減速ドグを検出するための減速ドグセンサと、
前記スタッカクレーンのキャリッジに配設され且つ前記学習定位置ドグを検出するための定位置ドグセンサと、
前記スタッカクレーンのキャリッジに配設され且つ前記棚板の位置を検出するための位置センサと、
前記スタッカクレーンのキャリッジを移動させると共に前記棚板の位置を学習する学習制御部と
を備え、
前記学習制御部は、
前記スタッカクレーンのキャリッジを基準位置から移動させると共に、
前記減速ドグセンサが前記学習減速ドグを検出すると、前記スタッカクレーンのキャリッジを前記学習減速区間にわたって低速で移動させ、
前記定位置ドグセンサが前記学習定位置ドグを検出すると、前記位置検出区間内で前記位置センサにより検出された前記棚板の位置を学習し且つ前記学習減速区間以外の区間は高速で移動させる
ことを特徴とする自動倉庫。
Priority Applications (1)
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JP2004005908A JP4321268B2 (ja) | 2004-01-13 | 2004-01-13 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005200120A JP2005200120A (ja) | 2005-07-28 |
JP4321268B2 true JP4321268B2 (ja) | 2009-08-26 |
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Family Applications (1)
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- 2004-01-13 JP JP2004005908A patent/JP4321268B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2005200120A (ja) | 2005-07-28 |
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