JPH07144714A - スタッカクレーンの昇降制御装置 - Google Patents

スタッカクレーンの昇降制御装置

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JPH07144714A
JPH07144714A JP29526193A JP29526193A JPH07144714A JP H07144714 A JPH07144714 A JP H07144714A JP 29526193 A JP29526193 A JP 29526193A JP 29526193 A JP29526193 A JP 29526193A JP H07144714 A JPH07144714 A JP H07144714A
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JP
Japan
Prior art keywords
shelf
stacker crane
rack
raising
lifting
Prior art date
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Pending
Application number
JP29526193A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Namikawa
紘一 並河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP29526193A priority Critical patent/JPH07144714A/ja
Publication of JPH07144714A publication Critical patent/JPH07144714A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカクレーンの昇降台を目標の棚位置ま
で昇降して停止させるときに、棚位置の検出に誤差がで
きないように棚検知構成を改良する。 【構成】 スタッカクレーンSの昇降台1を昇降して、
ラックRの所望の棚高さに合わせて停止させるための昇
降停止制御装置であって、昇降台1に非接触型のセンサ
ー21a・21bを配置してラックRの棚受10を検出
し、荷物Wの出し入れ時に昇降台1を昇降して所望の棚
受位置で停止すべく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動倉庫で荷物の出し入
れを行うスタッカクレーンの昇降台を、所望の棚位置で
停止させるための昇降位置制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫において、ラックと入・出庫ス
テーションの間をスタッカクレーンが走行するように配
設して、荷物の格納や搬出ができるようにすることは従
来から行われており、該スタッカクレーンの昇降台をラ
ックの所望の棚の位置で停止できるように、スタッカク
レーンのマストには、棚位置に合わせてプレート等より
なる被検知部材を固定し、その被検知部材は昇降台に設
けた検知部材(センサー)によって検知して、昇降時に
は所望の棚の位置に至るとセンサーが被検知部材を検知
して昇降を停止するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにスタッカク
レーンの昇降台の停止位置はマスト上の被検知物を検出
して停止させるようにした構成であったので、棚に重い
荷物を載せたときにはその重みにより棚受が撓み、棚の
実際の高さとマスト上の被検知物の高さの間に誤差が生
じることがあった。従って、この撓みを予想して棚の位
置はスライドフォークを挿入できるだけの余分な間隔を
予め開けておき、そして、更に、ラックの組み付け精度
も高く保つようにしていた。よって、組立に時間がかか
り、ラック自体の寸法精度も高く保つ必要があり、スラ
イドフォーク挿入部の上下間隔も余分に長くしていたの
で、コストアップとなっていたのである。そこで、本発
明はラックの組立精度を特に高くする必要がないように
昇降制御機構を改良するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために次のように構成したものである。即
ち、スタッカクレーンの昇降台を昇降して、ラックの所
望の棚高さに合わせて停止させるための昇降停止制御装
置であって、昇降台に非接触型のセンサーを配置してラ
ックの棚受を検出し、荷物の出し入れ時に昇降台を昇降
して所望の棚受位置で停止すべく構成したものである。
【0005】
【作用】このような手段を用いることによって、スタッ
カクレーンSの昇降台1を昇降させて所望の棚位置で停
止させるときに、昇降台1に設けたセンサー21によっ
てラックRの棚受10に設けた被検出部材20を検知し
て、昇降モーターの駆動を停止させて、昇降台1を所望
の棚の高さに合わせて停止させ、スライドフォーク2を
スライドさせて荷物の出し入れを行うのである。
【0006】
【実施例】本発明の解決しようとする課題及び解決手段
は以上の如くであり、添付した図面に従い実施例の構成
を説明する。図1はスタッカクレーンとラックの正面
図、図2はスタッカクレーンの昇降台斜視図、図3はス
タッカクレーンとラックの一部拡大正面図、図4はラッ
クの側面図、図5は昇降台の昇降速度と棚の被検知位置
までの距離との関係を示す図である。
【0007】図1において、自動倉庫における床上にラ
ックRと平行に走行レール14が敷設され、該走行レー
ル14と天井部に平行に配設した上ガイドレールとの間
でスタッカクレーンSが前後に走行できるように配設さ
れている。該スタッカクレーンSの構成は、走行レール
14上に載置される走行体8の前後にマスト12・12
を立設し、該マスト12・12上端に上部フレームを固
設して枠組し、該走行体8前部上には操作ボックス3を
載置し、後部上に駆動ボックスを配置して走行モーター
や昇降台1の昇降モーターを収納し、前記マスト12・
12の間に昇降台1を昇降可能に配置している。
【0008】該昇降台1は図2に示すように、中央上に
スライドフォーク2を横設して荷物Wを載置できるよう
にし、該スライドフォーク2は昇降台1上に設けたスラ
イドモーターMにて左右にスライド可能としており、該
昇降台1の前側には前支持体15を立設し、後には後支
持体16を立設して、前支持体15前面と後支持体16
後面にそれぞれガイドローラー9・9・・・を突出して
前記マスト12・12の両側で挟むように配置して、昇
降時にガイドするようにしている。5は昇降用のチェー
ン、6は荷崩れ検知ワイヤーである。
【0009】そして、前記走行レール14の両側にはラ
ックR・Rが平行に配設されており、該ラックRは図
1、図3、図4に示すように、支柱4・4・・・を所定
間隔をあけて床上に立設し、該支柱4と支柱4の間に水
平方向に棚受10・10・・・と梁11・11・・・を
所定間隔をあけて横設しており、棚受10・10・・・
は前後方向に横架して、一つの棚空間に例えば、二つの
荷物Wを載置できるようにして、中央の支柱を省いてコ
スト低減化を図り、前記梁11は左右方向に横設して左
右の支柱4・4の間を固定補強している。そして、棚受
10の荷物Wを載置する中央位置のスタッカクレーンS
側の側面には、反射板等よりなる被検知部材20が貼設
され、後述する昇降台1に設けたセンサー21a・21
bによって棚受の被検知部材20を検知して停止位置制
御するようにしている。
【0010】一方、前記昇降台1の側面の前後方向中央
には前記被検知部材20と対向できる位置に上下にセン
サー21a・21bが配設されており、該センサー21
は光センサー又は超音波センサー、磁気センサー等から
なる非接触型のセンサーからなり、センサー21a・2
1bは前記棚受10の被検知部材20を検出するように
している。但し、センサー21がパレットや荷物等と区
別して棚受10のみ検出できれば被検知部材20は必要
としない。
【0011】また、昇降台1前部に立設した前支持体1
5の前面(又は後支持体16の後面でも可能)にも上下
にセンサー22a・22bが配設されて、マスト12側
面に突出した被検出部材である遮蔽板23・23・・・
が棚の上下方向の間隔に合わせて突出されている。前記
センサー22はフォトインターラプタ等より構成され
て、センサー22の凹部内に遮蔽板23が入り込んだ時
にONする構成としており、センサー22aは昇降台1
が上昇時に遮蔽板23を検出して棚の位置を確認すると
ともに、荷物を出し入れする所望の棚で遮蔽板23を検
出すると減速するように制御され、センサー22bは同
様に昇降台1が下降する時に遮蔽板23を検知すると、
棚位置を確認して所望の棚位置であれば減速するように
制御されている。
【0012】つまり、昇降台1の昇降モーター及びセン
サー21a・21b・22a・22bは制御回路に接続
されていて、図5に示すように、例えば昇降台1を上昇
させて所望の棚で停止する時には、昇降モーターを駆動
して昇降台1を上昇加速して速度V3になると、その速
度V3で上昇させ、昇降台1が所望の棚まで上昇してセ
ンサー22aが遮蔽板23を検知すると(高さL1の位
置)、速度V2まで減速し、センサー21aが棚受10
に貼設した被検知部材20を検知すると(高さL2の位
置)、更に速度V1まで減速し、タイマーで所定時間
後、または、センサー21bが被検知部材20を検知す
る位置(高さL3)で制動して停止させる。この位置は
荷物を載せる棚受10と昇降台1の高さが合致する位置
であり、荷物を取り出す場合、スライドフォーク2をラ
ックR側に伸長して、棚受10上のパレットの挿入孔に
フォークが挿入して確実に取り出すことができる。尚、
格納する場合にはもう少し上昇させた位置からスライド
フォークを伸長させて前記位置まで下降して格納する。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので次の
ような効果を奏するものである。即ち、スタッカクレー
ンの昇降台に設けたセンサーによって棚受を直接検知し
て、棚受に合わせた位置で停止して荷物の出し入れを行
うので、棚受が荷物によって撓んでいても、昇降台の停
止位置と棚受との高さがズレることがなく、確実に荷物
の出し入れができるようになったのである。また、従来
のようにマスト等で間接的に棚位置を検出して昇降台を
停止させないので、ラックの組み付け精度や寸法精度を
高く保つ必要がなくなり、製造コスト及び組立コストを
低減でき、組み付け作業も簡単に行えるようになるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカクレーンとラックの正面図である。
【図2】スタッカクレーンの昇降台斜視図である。
【図3】スタッカクレーンとラックの一部拡大正面図で
ある。
【図4】ラックの側面図である。
【図5】昇降台の昇降速度と棚の被検知位置までの距離
との関係を示す図である。
【符号の説明】
S スタッカクレーン 1 昇降台 2 スライドフォーク 10 棚受 20 被検知部材 21a・21b センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカクレーンの昇降台を昇降して、
    ラックの所望の棚高さに合わせて停止させるための昇降
    停止制御装置であって、昇降台に非接触型のセンサーを
    配置してラックの棚受を検出し、荷物の出し入れ時に昇
    降台を昇降して所望の棚受位置で停止すべく構成したこ
    とを特徴とするスタッカクレーンの昇降制御装置。
JP29526193A 1993-11-25 1993-11-25 スタッカクレーンの昇降制御装置 Pending JPH07144714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29526193A JPH07144714A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 スタッカクレーンの昇降制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29526193A JPH07144714A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 スタッカクレーンの昇降制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07144714A true JPH07144714A (ja) 1995-06-06

Family

ID=17818307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29526193A Pending JPH07144714A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 スタッカクレーンの昇降制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179427A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Ihi Corp 搬送装置
CN109835649A (zh) * 2019-03-11 2019-06-04 重庆工程职业技术学院 一种感应触发的立体仓库
KR102381208B1 (ko) * 2021-09-15 2022-04-01 주식회사 삼원팩 논스톱 수직 로테이트형 체인모듈과 롤러컨베이어 수직 승하강 리프트모듈로 이루어진 하이브리드형 50Kg 고하중 물품 논스톱 자동화리프트장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02233405A (ja) * 1989-03-08 1990-09-17 Daifuku Co Ltd 自動倉庫

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