JPH05278812A - スタッカクレーン - Google Patents

スタッカクレーン

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Publication number
JPH05278812A
JPH05278812A JP8412492A JP8412492A JPH05278812A JP H05278812 A JPH05278812 A JP H05278812A JP 8412492 A JP8412492 A JP 8412492A JP 8412492 A JP8412492 A JP 8412492A JP H05278812 A JPH05278812 A JP H05278812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
stacker crane
fixed station
fork
shelf
Prior art date
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Pending
Application number
JP8412492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Jo
義英 城
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP8412492A priority Critical patent/JPH05278812A/ja
Publication of JPH05278812A publication Critical patent/JPH05278812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の構造を簡略化する。 【構成】 スタッカクレーン7は、昇降フレーム8と、
製品パッケージ13の移載を行う移載用フォーク9と、
昇降フレーム8に設けられ、ラック12内の棚上及び固
定ステーション17上の製品パッケージ13を検出する
ための検出距離が可変な光センサ20,21とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカクレーン、特
に、製品収容庫の各棚に対する製品の入出庫及び固定ス
テーションに対する製品の搬入・搬出を行うためのスタ
ッカクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】たとえば板材加工ライン等
の自動化ラインにおいて、自動倉庫が設けられる場合が
ある。この自動倉庫は、一般に、複数段の棚を有し製品
を収容するラック(製品収容庫)と、ラックの一端に配
置され外部から倉庫内に入庫すべき製品が搬入されると
ともに倉庫内から出庫すべき製品が搬出される入出庫口
と、入出庫口に配置され製品を載置するための固定ステ
ーションと、ラックの各棚に対する製品の入出庫及び固
定ステーションに対する製品の搬入・搬出を行うための
走行可能なスタッカクレーンとを有している。
【0003】スタッカクレーンは、一般に、昇降可能な
ベースと、ベースに設けられラックの各棚または固定ス
テーションとの間で製品の移載を行う進退可能なスライ
ドフォークとを有している。また、スライドフォークの
前端部には、入庫時にラック内に先入れされた製品(先
入れ品)を検出するための先入れ品検出用光センサと、
出庫後の製品搬出時に固定ステーションに載置された製
品(載荷品)を検出するための載荷品検出用光センサと
が設けられている。これらの光センサにより、ラック内
及び固定ステーションにおいて、スライドフォークと製
品との干渉が回避されるようになっている。なお、入出
庫時においてラック内の棚位置に対するスライドフォー
クの高さ位置と固定ステーションに対するスライドフォ
ークの高さ位置とはそれぞれ異なっている。このため、
前記各光センサの取付位置(投受光部の位置)は異なっ
ている。
【0004】製品入庫の際には、外部から固定ステーシ
ョンに製品が搬入される。固定ステーション上に載置さ
れた製品は、入出庫口を介してスタッカクレーンのスラ
イドフォークに移載される。そして、スタッカクレーン
の走行及びベースの昇降により、スタッカクレーンが所
望の棚位置に移動する。次に、スライドフォークを前進
させる。このとき、スライドフォーク前端部に設けられ
た先入れ品検出用光センサが棚内の先入れ品の有無を検
出する。センサがONすれば、スライドフォークの前進
が停止されて、入庫処理が中断する。また、センサがO
Nしなければ、スライドフォークの前進及び後退によ
り、スライドフォーク側の製品が棚内に搬入されて、入
庫処理が行われる。
【0005】製品出庫の際には、スタッカクレーンの走
行及びベースの昇降により、出庫すべき製品が収容され
た棚位置にスタッカクレーンが移動する。そして、棚内
の製品がスタッカクレーンのスライドフォークに移載さ
れ、この状態からスタッカクレーンが入出庫口に移動す
る。次に、スライドフォークが固定ステーション側に前
進する。このとき、スタッカクレーン前端部に設けられ
た載荷品検出用光センサが固定ステーション側の載荷品
の有無を検出する。センサがONすれば、出庫処理が中
断する。また、センサがONしなければ、スライドフォ
ークの前進及び後退により、スライドフォーク側の製品
が入出庫口を介して固定ステーションに搬出され、出庫
処理が行われる。
【0006】前記従来のスタッカクレーンでは、上述の
ように、先入れ品検出用及び載荷品検出用の2種類のセ
ンサが必要であり、構造が複雑である。本発明の目的
は、構造を簡略化することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスタッカク
レーンは、製品収容庫の各棚に対する製品の入出庫及び
固定ステーションに対する製品の搬入・搬出を行うため
のスタッカクレーンであって、ベースと、フォークと、
センサとを備えている。前記ベースは、走行可能かつ昇
降可能になっている。前記フォークは、ベースに設けら
れ、各棚または固定ステーションとの間で製品の移載を
行うものである。前記センサは、ベースに配置され、棚
及び固定ステーション上の製品を検出するためのもので
あり、検出距離が可変になっている。
【0008】
【作用】本発明では、各棚に対する製品の入出庫及び固
定ステーションに対する製品の搬入・搬出の際には、ベ
ースが走行及び昇降しつつ、フォークにより製品の移載
が行われる。このとき、ベースに配置されたセンサが、
その検出距離を変えられつつ、棚上の製品及び固定ステ
ーション上の製品を検出する。したがって、各製品を検
出するためのセンサをそれぞれ設ける必要がなく、構造
を簡略化できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示している。図
1において、床面上には、下部ガイドレール1が前後方
向(紙面奥行き方向)に配設されている。下部ガイドレ
ール1の上方には、これに対向して上部ガイドレール2
が同方向に配設されている。下部ガイドレール1には下
部フレーム3が、上部ガイドレール2には上部フレーム
4がそれぞれスライド自在に係合している。下部フレー
ム3及び上部フレーム4の両端部は、それぞれフロント
マスト5及びリアマスト6によって連結されている。フ
ロントマスト5及びリアマスト6間には、スタッカクレ
ーン7が設けられている(図2参照)。
【0010】スタッカクレーン7は、昇降フレーム8
と、昇降フレーム8上に配置され製品が載置される移載
用フォーク9とを有している。昇降フレーム8は、その
両側部に配置された昇降ガイド部材18を介して、両マ
スト5及び6上に昇降自在に支持されている。また、下
部フレーム3の一端には、駆動部10が配置されてい
る。駆動部10は、図2に示すように、昇降フレーム8
をフロントマスト5及びリアマスト6に沿って昇降させ
るための昇降用モータ10aと、両フレーム3,4と両
マスト5,6を含むスタッカクレーン7全体を走行させ
るための走行用モータ10bとを有している。また、移
載用フォーク9は、図示しないモータを含む駆動機構に
より、双方向(上部ガイドレール2との直交方向)に進
退可能となっている。下部フレーム3の他端には、制御
盤11が配置されている。制御盤11には、キーボー
ド、パンチカード挿入口及びモード切り換えスイッチ等
の各種スイッチが配置されている。また、制御盤11
は、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロ
コンピュータを含んでいる。
【0011】下部ガイドレール1の両側方には、ラック
12が配置されている。各ラック12は、それぞれ製品
が収納されたパッケージ13を収容するための複数段の
棚を有している また、ガイドレール1の一端側(図1紙面手前側)の両
側方には、防護柵15が配置されている。各防護柵15
とそれぞれ対向する各ラック12との間には、製品入出
庫用のスペース(入出庫口)が形成されている。これら
の入出庫口には、製品を載置するための固定ステーショ
ン17がそれぞれ配置されている。
【0012】また、昇降フレーム8上には、図2に示す
ように、光センサ20及び21が配置されている。各光
センサ20及び21は、昇降フレーム8上においてラッ
ク12と対向する端部に1個ずつ設けられており(図4
参照)、それぞれ支柱20a及び21aによって支持さ
れている。また、各光センサ20及び21は、各々対向
するラック12の各棚及び固定ステーション17に製品
パッケージ13が載置されているか否かを検出するため
のものであり、検出距離を変え得るようになっている。
したがって、ラック12内の製品パッケージ13を検出
する場合と、固定ステーション17上の製品パッケージ
13を検出する場合とにおいて、光センサ20(または
21)の検出距離をそれぞれ異ならせることにより、1
つのセンサでラック12内の製品パッケージ13の有無
の検出及び固定ステーション17上の製品パッケージ1
3の有無の検出を行える。これにより、装置全体の構造
が簡略化される。
【0013】次に、動作について説明する。製品入庫の
際には、フォークリフト等により、入庫すべき製品パッ
ケージ13が固定ステーション17に搬入される。この
とき、スタッカクレーン7は、入出庫口、すなわち固定
ステーション17との対向位置に置かれている。この状
態から、移載用フォーク9を進退させることにより、固
定ステーション17上の製品パッケージ13を移載用フ
ォーク9上に移し替える。次に、駆動部10の走行用モ
ータ10bにより、スタッカクレーン7を走行させる。
また、昇降用モータ10aの駆動により、昇降フレーム
8を所望の棚高さ位置へ移動させて、棚に対向配置させ
る(図4参照)。
【0014】このとき、棚内に製品パッケージ13が載
置された製品パレット25が既に収容されている、すな
わち棚内に先入れ品があるとする。一方、この入庫時に
は、予め光センサ20の検出距離をL1(図5参照)に
設定しておく。なお、この距離L1は、光センサ20と
棚内の製品パレット25端面との距離に一致している。
この場合には、光センサ20により、棚内の製品パレッ
ト25が検出される。このように、棚内に先入れ品があ
ることが検出されれば、入庫処理は中断する。また、棚
内に先入れ品がなければ、光センサ20がONとなら
ず、入庫処理が継続して行われる。すなわち、移載用フ
ォーク9を前進及び後退させることにより、移載用フォ
ーク9上に載置された製品パッケージ13が棚内に入庫
される。このようにして、入庫処理が終了する。
【0015】製品出庫の際には、ラック12内から出庫
すべき製品パッケージ13がスタッカクレーン7の移載
用フォーク9上に移し替えられ、この状態でスタッカク
レーン7が入出庫口に移動して、固定ステーション17
に対向する。また、この出庫処理の際には、図6に示す
ように、光センサ20の検出距離がL2に設定されてい
る。なお、この距離L2は、固定ステーション17に製
品パッケージ13が載置されている場合において、光セ
ンサ20と固定ステーション17側の製品パレット25
との距離に一致している。固定ステーション17に製品
パレット13を載置する製品パレット25が載置されて
いる、すなわち既に載荷品がある場合には、光センサ2
0により、製品パレット25が検出される。これによ
り、出荷処理が中断する。また、固定ステーション17
に載荷品がない場合には、光センサ20がONとなら
ず、出庫処理が継続して行われる。すなわち、固定ステ
ーション17に対して移載用フォーク9を前進及び後退
させることにより、移載用フォーク9上に載置された製
品パッケージ13が固定ステーション17に搬出され
る。このようにして、出庫処理が終了する。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るスタッカクレーンでは、棚
及び固定ステーション上の製品を検出するための検出距
離が可変なセンサがベースに設けられるので、装置全体
の構造を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体斜視図。
【図2】スタッカクレーンの全体斜視図。
【図3】その昇降フレーム部分の全体斜視図。
【図4】前記実施例の動作を説明するための図。
【図5】前記実施例の動作を説明するための図。
【図6】前記実施例の動作を説明するための図。
【符号の説明】
7 スタッカクレーン 8 昇降フレーム 9 移載用フォーク 12 ラック 13 製品パッケージ 20,21 光センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品収容庫の各棚に対する製品の入出庫及
    び固定ステーションに対する製品の搬入・搬出を行うた
    めのスタッカクレーンであって、走行可能かつ昇降可能
    なベースと、前記ベースに設けられ前記各棚または固定
    ステーションとの間で製品の移載を行うフォークと、前
    記ベースに配置され前記棚及び固定ステーション上の製
    品を検出するための検出距離が可変なセンサとを備えた
    スタッカクレーン。
JP8412492A 1992-04-06 1992-04-06 スタッカクレーン Pending JPH05278812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8412492A JPH05278812A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 スタッカクレーン

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JP8412492A JPH05278812A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 スタッカクレーン

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Publication Number Publication Date
JPH05278812A true JPH05278812A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13821771

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8412492A Pending JPH05278812A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 スタッカクレーン

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JP (1) JPH05278812A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7973198B2 (en) 2007-04-25 2011-07-05 Basf Se Method for synthesizing optically active carbonyl compounds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7973198B2 (en) 2007-04-25 2011-07-05 Basf Se Method for synthesizing optically active carbonyl compounds

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