JPH1030356A - 機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置 - Google Patents

機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置

Info

Publication number
JPH1030356A
JPH1030356A JP18948396A JP18948396A JPH1030356A JP H1030356 A JPH1030356 A JP H1030356A JP 18948396 A JP18948396 A JP 18948396A JP 18948396 A JP18948396 A JP 18948396A JP H1030356 A JPH1030356 A JP H1030356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
storage shelf
vehicle
lever
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18948396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3545539B2 (ja
Inventor
Takeshi Iga
剛 伊賀
Tsunekazu Yamazaki
恒和 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP18948396A priority Critical patent/JP3545539B2/ja
Publication of JPH1030356A publication Critical patent/JPH1030356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545539B2 publication Critical patent/JP3545539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドフォークの伸長ストロークが短い場
合でも、規制レバーを十分に押え込んでパレットを昇降
台と格納棚との間で確実にかつ安全に移載する。 【解決手段】 規制レバー59を格納棚3の移載方向中
央寄りに上下方向に回動自在に設け、格納棚3に移載し
たパレットPの中央立上がり部p2を構成する裏面凹所
p3の縦面p4に規制レバー59をエレベータ昇降路側
から係合させてパレットPのエレベータ昇降路側への移
動を規制し、パレットPが落下しないようにする。搭載
板37bの延出部37cを昇降台のトップフォーク37
先端側に設け、トップフォーク37の伸長動作により規
制レバー59の先端を延出部37cで下方に押え込みパ
レットPの裏面凹所p3の縦面p4から離脱させてパレ
ットPの横送りを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載パレットを一
対のスライドフォークの伸縮動作により昇降台等の搬送
手段と格納棚との間で横送りして移載する機械式立体駐
車設備のパレット落下防止装置の改良に関し、特にパレ
ットの格納棚からの落下防止対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータ式立体駐車設備等の
機械式立体駐車設備として、入出庫時、エレベータの昇
降台等の搬送手段と格納棚との間で車両をパレットごと
スライドフォークにて受け渡すようにした機械式立体駐
車設備がある。このような機械式立体駐車設備には、格
納したパレットが格納棚から落下しないようにパレット
落下防止装置を備えている場合がある。
【0003】例えば特公平4−11709号公報に開示
されているパレット落下防止装置は、格納棚(収容ラッ
ク)の最奥部に回動自在に取り付けられた規制レバー
(アーム部材)を備えてなり、該規制レバーの基端にウ
ェイト部を取り付けてその重量により規制レバーの先端
を上方に突出させ、パレット格納状態では、上記格納棚
の奥部側であるパレット長辺側の端部に設けた係合部材
に上記規制レバーの先端を搬送路側から係合させ、パレ
ットの搬送路側への移動を規制してパレットが格納棚か
ら落下しないようにしている。
【0004】一方、パレットを昇降台と格納棚との間で
移載する際には、上記昇降台を格納棚の側方に位置付け
て該昇降台に設けられた3段式の一対のスライドフォー
クを伸長させ、先端側フォークであるトップフォークの
先端で上記規制レバーの先端を下方に押え込んで上記係
合部材から離脱させ、パレットの横送りを可能にしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のパレット落下防止装置では、規制レバーは格納棚の最
奥部に取り付けられていて、各スライドフォークのトッ
プフォークは各スライドフォークが伸長途中にある時は
未だ規制レバーに達せず、該規制レバーは作動しない
が、各スライドフォークが完全に伸長しきると初めてト
ップフォークの先端が規制レバーに達し、該規制レバー
がトップフォークで押え込まれて作動するようになって
いることから、例えば各スライドフォークの伸縮ストロ
ークにムラがあって伸長時のストロークが正規の伸長ス
トロークに比べて短い場合、上記規制レバーを十分に押
え込むことができず、これでは、パレットを格納棚から
昇降台に引き込む時、上記規制レバーが係合部材に係合
したままとなっているため、パレットを格納棚から昇降
台に引き込むことができなくなる。一方、パレットを昇
降台から格納棚に払い出す時には、パレットが上記押え
込み不十分な規制レバーに乗り上げて上下方向に変位す
るため、パレットの移載が不安定になる。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、スライドフォークの伸
長ストロークが短い場合でも、規制レバーを十分に押え
込んでパレットを昇降台等の搬送手段と格納棚との間で
確実にかつ安全に横送りして移載しようとすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、規制レバーの設置場所とパレットのレバ
ー係合箇所とを特定したことを特徴とする。
【0008】具体的には、本発明は、水平方向に伸縮可
能な一対のスライドフォークを有し、該両スライドフォ
ークに車両をパレットごと搭載して搬送路に沿って搬送
する搬送手段と、上記搬送路の側方に設けられた格納棚
とを備え、入出庫時、上記搬送手段を格納棚側方に停止
させ、パレット長辺を格納棚側に向けて車両を横向きに
した姿勢で車載パレットを上記両スライドフォークの伸
縮動作により搬送手段と格納棚との間で横送りして移載
する機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置を対象
とし、次のような解決手段を講じた。
【0009】すなわち、本発明の第1の解決手段は、規
制レバーを上記格納棚の移載方向中央寄りに上下方向に
回動自在に設け、上記規制レバーの先端が上方に突出し
た状態でパレットの2つの車輪乗入部間の中央立上がり
部を構成する裏面凹所の縦面に規制レバーを搬送路側か
ら係合させてパレットの搬送路側への移動を規制する。
さらに、上記規制レバーを先端が上方に突出するよう回
動付勢する付勢手段を設ける。また、押え込み手段を上
記各スライドフォーク先端側に設け、該各スライドフォ
ークの伸長動作により上記規制レバーの先端を上記押え
込み手段で上記付勢手段の付勢力に抗して下方に押え込
み上記パレットの裏面凹所の縦面から離脱させてパレッ
トの横送りを可能にしたことを特徴とする。
【0010】上記の構成により、本発明の第1の解決手
段では、パレットが格納された状態では、規制レバー
は、格納棚の移載方向中央寄りで付勢手段により回動付
勢されて先端を上方突出させ、パレットの中央立上がり
部を構成する裏面凹所の縦面に搬送路側から係合してパ
レットの搬送路側への移動を規制している。この状態か
らパレットを格納棚から搬送手段に引き込む時には、一
対のスライドフォークが伸長する過程で、該各スライド
フォーク先端側に設けられた押え込み手段が上記規制レ
バーの先端を付勢手段の付勢力に抗して下方に押え込
み、この規制レバーの押え込み状態で上記各スライドフ
ォークがさらに伸長して受取り態勢を整え、パレットを
搭載した後、今度は収縮してパレットを格納棚から搬送
手段に引き込む。このパレット引込み時、上記規制レバ
ーは、各スライドフォーク先端が通過するまで上記押え
込み手段によって押え込まれており、各スライドフォー
ク先端が通過すると先端を上方突出させた元の姿勢に復
帰する。
【0011】このように、規制レバーが格納棚の移載方
向中央寄りに設けられ、パレットの中央立上がり部を構
成する裏面凹所の縦面に係合することから、各スライド
フォークの伸縮ストロークにムラがあって伸長時のスト
ロークが正規の伸長ストロークに比べて短い場合でも、
上記規制レバーが押え込み手段によって十分に押え込ま
れ、規制レバーがパレットの中央立上がり部を構成する
裏面凹所の縦面に係合したままとなることがなく、パレ
ットが格納棚から昇降台に確実に引き込まれる。
【0012】一方、パレットを昇降台から格納棚に払い
出す時には、パレットを搭載した各スライドフォークが
伸長する過程で、上記の引込みの時と同様に押え込み手
段が規制レバーの先端を付勢手段の付勢力に抗して下方
に押え込み、この規制レバーの押え込み状態で上記各ス
ライドフォークがさらに伸長して受渡し態勢を整え、パ
レットを格納棚に移載した後、収縮する。この収縮時、
上記規制レバーは、各スライドフォーク先端が通過する
まで上記押え込み手段によって押え込まれており、各ス
ライドフォーク先端が通過すると先端を上方突出させた
元の姿勢に復帰する。この復帰状態で、上記規制レバー
の先端がパレットの中央立上がり部を構成する裏面凹所
の縦面に搬送路側から係合し、パレットが落下しないよ
うにその搬送路側への移動を規制する。
【0013】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、規制レバーの回動中心をそのほぼ重心位置
に対応して設けたことを特徴とする。
【0014】上記の構成により、本発明の第2の解決手
段では、付勢手段の付勢力が規制レバーに作用しなくな
っても、該規制レバーは回動中心と重心位置とがほぼ対
応していることにより、基本的には静止状態が保たれる
ことから、例えば縦揺れ地震が起こってそのはずみで付
勢手段の付勢力が規制レバーに作用しなくなっても、規
制レバーには回動力は働かず、突出姿勢を保ってパレッ
トに対する係合が確保され、パレットが落下しないよう
に移動規制される。なお、従来例として挙げた公報で
は、規制レバー(アーム部材)の基端にウェイト部を取
り付けてその重量により規制レバーの先端を上方に突出
させる偏荷重方式を採用しているため、地震等が発生す
ると上下方向に激しいバタつきが発生し、規制レバーが
パレットから外れてパレットが落下するおそれがある。
【0015】本発明の第3の解決手段は、第1の解決手
段において、パレットを搭載する搭載板を各スライドフ
ォーク先端側上面に設ける。さらに、該搭載板に外側方
に延出する延出部を設け、該延出部でもって押え込み手
段を構成したことを特徴とする。
【0016】上記の構成により、本発明の第3の解決手
段では、パレットを搭載する搭載板の一部で押え込み手
段が構成されていることから、部品の共用化が図られて
その分だけ費用が掛からず、構造もシンプルとなる。
【0017】本発明の第4の解決手段は、第1の解決手
段において、パレットの短辺側両端を下方から支持する
2条の棚レールで格納棚を構成する。さらに、移動規制
手段をパレットの短辺側両端に設け、該移動規制手段を
上記各棚レールに係合させてパレットの上下方向及び移
載方向と水平に直交する方向への移動を規制するように
したことを特徴とする。
【0018】上記の構成により、本発明の第4の解決手
段では、パレットは搬送路側に移動規制されるだけでな
く、それと直交する上下方向及び左右方向にも移動規制
され、格納状態がさらに安定する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0020】図17は本発明の実施の形態に係るパレッ
ト落下防止装置を備えた機械式立体駐車設備としての下
部乗入れ方式のエレベータ式立体駐車設備Aを示す。同
図において、1は建物、2,2,…は、該建物1内部の
下端部分及び上端部分を除くスペースの左右両側に階層
状に設けられた複数段の格納スペースであって、該各格
納スペース2には格納棚3が設置され、該格納棚3には
車両Cを搭載するパレットPが載置されている。
【0021】上記左右両側の格納スペース2,2の間に
は、上下方向に延びる搬送路としてのエレベータ昇降路
4が設けられ、上記各格納棚3がこのエレベータ昇降路
4の両側方に上下方向に所定の間隔をあけて列設されて
いる。上記エレベータ昇降路4には、エレベータ5を構
成する搬送手段としての昇降台6がその四隅を4本のワ
イヤロープ7,7,…の一端に連結せしめて昇降可能に
吊り下げられて配置され、入出庫時、上記昇降台6を目
的の格納棚3の側方に上昇させて該格納棚3との間で車
両CをパレットPごと受け渡すようになされている。な
お、8,8,8は従動プーリ、9は図示しないモータに
より駆動させる駆動プーリ、10はワイヤロープ7の他
端に連結されたバランスウェイトであり、該各従動プー
リ8、駆動プーリ9は建物1内部の上端部分のスペース
を機械室11として該機械室11に設置されている。
【0022】上記建物1の下端には、車両Cが入出庫す
る入出庫口12が形成され、該入出庫口12の奥部に
は、上記エレベータ昇降路4に続く車両入出庫スペース
13が設けられている。上記エレベータ昇降路4下端の
床面にはピット14が凹設され、該ピット14内には、
ベース本体15に旋回台16が設けられた旋回装置17
が設置され、該旋回装置17の作動により、旋回台16
上のパレットPに乗り入れた車両Cの向きを方向変換す
るようになされている。そして、上記エレベータ5及び
旋回装置17等により、車両Cを入出庫するエレベータ
式立体駐車装置Bを構成している。
【0023】図9に示すように、上記建物1は、地面に
立設された4本の支柱18,18,…や、相隣る支柱1
8,18間に水平に橋絡された多数本の梁19,19,
…等の鋼材によって組み付けられた鉄骨構造体と、該鉄
骨構造体の外側に設けられた外装パネル(図示せず)等
からなり、上記各格納棚3は、各格納スペース2の両サ
イドに水平に設けられた2本の棚レール3a,3aで構
成され、パレットPの短辺側両端を該両棚レール3a,
3aで下方から支持して車載パレットPを格納スペース
2に格納するようになっている。図9中、20は上記各
棚レール3aの一端が取り付けられる棚柱である。
【0024】上記昇降台6は、2本の縦フレーム21,
21と2本の横フレーム22,22とで枠組まれた昇降
台本体23を備えてなり、該昇降台本体23の中程に
は、2本の縦フレーム24,24と2本の横フレーム2
5,25とで枠組まれた支持枠26が昇降台本体23に
対して上方移動可能に取り付けられ、該支持枠26の四
隅には上記旋回装置17で車両Cを方向変換する際にパ
レットPを旋回装置17との間で搭載支持する受け部2
7,27,…が取り付けられている。上記昇降台本体2
3の前後両端には支持フレーム28,28が取り付けら
れ、該各支持フレーム28の両端に上記各ワイヤロープ
7の一端が連結され、昇降台6がエレベータ昇降路4に
吊下げ支持されている。図10にも示すように、上記各
支持フレーム28の両端にはガイドローラ29,29が
ブラケット30によって支持され、該各ガイドローラ2
9は上記各棚柱20であるH形鋼のフランジ20aに係
合し、昇降台6の昇降動作に伴って該フランジ20aを
上下方向に転動するようになっている。なお、上記昇降
台本体23の車両乗降り側である前端(図9下端)に
は、車両C及び人が乗り降りする乗降デッキ31が設け
られている。
【0025】上記昇降台6(昇降台本体23)の両支持
フレーム28,28の内側には、水平方向に伸縮可能な
一対のスライドフォーク32,32がそれぞれ設置さ
れ、昇降台6は該両スライドフォーク32,32に車両
CをパレットPごと搭載して上記エレベータ昇降路4を
昇降するようになっている。
【0026】図11及び図12にも示すように、上記各
スライドフォーク32は、昇降台本体23の縦フレーム
21,21に固定されたベースフォーク33を備えてな
り、該ベースフォーク33は平行に配置された2つのベ
ースフレーム33a,33aをプレート33bで連結し
て構成され、上記各ベースフォーク33aの内側には複
数個のガイドローラ34,35が所定間隔をあけて転動
自在に取り付けられている。
【0027】上記ベースフォーク33にはミドルフォー
ク36が移動可能に支持され、該ミドルフォーク36
は、平行に配置された2つのミドルフレーム36a,3
6aをプレート36bで連結して構成され、該両ミドル
フレーム36a,36aを上記ベースフォーク33の各
ガイドローラ34,35に案内せしめてベースフォーク
33に対し進退するようになっている。
【0028】上記ミドルフォーク36には、空パレット
P又は車載パレットPを搭載するトップフォーク37が
移動可能に支持され、該トップフォーク37の両サイド
外側には上記ベースフォーク33と同様に複数個のガイ
ドローラ34,35が所定間隔をあけて転動自在に取り
付けられ、上記トップフォーク37のミドルフォーク3
6に対する進退動作を上記各ガイドローラ34,35に
よって案内するようになっている。
【0029】図13にも示すように、上記各ベースフォ
ーク33の裏側には3個のスプロケット38,39,4
0が配置され、該各スプロケット38,39,40には
チェーン41が巻き掛けられ、該チェーン41の両端は
上記ミドルフォーク36の前後両端にそれぞれ連結され
ている。また、上記ミドルフォーク36の裏側には2個
のスプロケット42,43が配置され、そのうち先端側
のスプロケット42にはチェーン44が巻き掛けられ、
該チェーン44の両端は上記ベースフォーク33及びト
ップフォーク37の基端にそれぞれ連結されている一
方、上記他の基端側のスプロケット43にも別のチェー
ン45が巻き掛けられ、該チェーン45の一端は上記ベ
ースフォーク33及びトップフォーク37の先端にそれ
ぞれ連結されている。
【0030】上記一対の両ベースフォーク33,33の
スプロケット38,38にはシャフト46の両端が連結
され、該シャフト46には従動スプロケット47が取り
付けられている一方、上記昇降台6の昇降台本体23に
は、出力軸48aに駆動スプロケット49が取り付けら
れた駆動モータ48が設置され、該駆動スプロケット4
9と上記従動スプロケット47にはエンドレスチェーン
50が巻き掛けられている。そして、入出庫時、昇降台
6を格納棚3側方に停止させ、駆動モータ48の正転・
逆転動作によって3本のチェーン41,44,45を走
行させることにより、ミドルフォーク36及びトップフ
ォーク37をその両側の格納棚3,3の一方側で進退さ
せ、この進退動作つまり両スライドフォーク32,32
の伸縮動作及び後述する位置決め装置57による上下動
作により、パレット長辺を格納棚3側に向けて車両Cを
横向きにした姿勢で車載パレットPを上記昇降台6と格
納棚3との間で横送りして移載するようになされてい
る。
【0031】上記各格納棚3側の両棚柱20,20に
は、転動自在なローラ51が取付金具52によって各格
納棚3に対応して複数個取り付けられ、一方、上記昇降
台6側の前後2つの支持フレーム28,28両端にはス
ライドガイド53が1つずつ取り付けられ、該各スライ
ドガイド53の基端には流体圧シリンダ54が設置され
ている。図14に拡大詳示するように、該流体圧シリン
ダ54の水平方向に延びるピストンロッド54a先端に
はプレート状の案内部材55が連結金具55aによって
連結され、上記流体圧シリンダ54の伸縮作動により上
記案内部材55をスライドガイド53の上下のガイド溝
53a,53aに沿って水平方向に進退させるようにな
っている。
【0032】上記案内部材55の先端には、上記ローラ
51を係合案内する案内溝56が形成され、該案内溝5
6は、水平方向に延びる第1案内溝部56aと、該第1
案内溝部56aに連続し溝奥に向かって斜め下方に延び
る第2案内溝部56bとからなり、上記第1案内溝部5
6aの開放端部には溝幅を外側に向かって拡大する傾斜
面56cが形成されている。
【0033】そして、上記ローラ51、案内部材55及
び流体圧シリンダ54により位置決め装置57が構成さ
れ、該位置決め装置57は、車両Cを搬出入しようとす
る格納棚3側とその反対側の格納棚3側とに2つずつ所
定間隔をあけて設けられている。そして、昇降台6が格
納棚3の側方に停止した状態で、上記昇降台6の四隅の
4つの案内部材55,55,…を各流体圧シリンダ54
の同期した伸長作動により進出させ、その進出動作に伴
ってその案内溝56の傾斜面56cをガイドとして上記
ローラ51を第1案内溝部56aに係合させることによ
り、図16(b)に示すように、両スライドフォーク3
2,32の各トップフォーク37の車両搭載レベルLf
を格納棚3の車両載置レベルLt よりも低い位置に変位
させて位置決めしたり、さらに、この位置決め状態から
上記各流体圧シリンダ54の同期した伸長作動により上
記案内部材55を進出させてローラ51を案内部材55
の第2案内溝部56bに係合させることにより、図16
(d)に示すように、両スライドフォーク32,32の
各トップフォーク37の車両搭載レベルLf を格納棚3
の車両載置レベルLt よりも高い位置に変位させて位置
決めし、これにより昇降台6を上下方向に2段階に位置
決めするようになっている。
【0034】図1〜6に示すように、上記格納棚3の各
棚レール3aには、本発明の特徴とするパレット落下防
止装置Dが設置されている。該パレット落下防止装置D
は、上記各棚レール3aの移載方向中央寄りに回動軸5
8によって上下方向に回動自在に取り付けられた規制レ
バー59を備えてなり、該規制レバー59は、先端側に
摺接板59aを有し、上記回動軸58によって回動中心
Oがそのほぼ重心位置に対応するように取り付けられて
いる。上記規制レバー59の回動中心O近くには、規制
レバー59の回動を規制するストッパー60が取り付け
られ、該ストッパー60には付勢手段としてのコイルス
プリング61の一端が連結され、該コイルスプリング6
1の他端は上記棚レール3aにピン62によって連結さ
れ、上記規制レバー59を先端が棚レール3a上方に突
出するようにコイルスプリング61のばね力によって回
動付勢し、かつ規制レバー59がそれ以上回動しないよ
うにストッパー60を棚レール3aの縦壁部3b下端の
下壁部3cに下方から当接させている。この状態で、規
制レバー59は格納棚3の奥部側に傾斜した姿勢でその
先端を棚レール3aから上方に突出させている。そし
て、上記規制レバー59の先端が上方に突出した状態
で、パレットPの2つの車輪乗入部p1,p1間の中央
立上がり部p2を構成する裏面凹所p3の縦面p4に上
記規制レバー59の先端をエレベータ昇降路4側から係
合させてパレットPのエレベータ昇降路4側への移動を
規制するようになっている。なお、これとは逆にパレッ
トPの格納棚3奥部側への移動規制は、棚レール3a奥
部側の端部に上方突出した張出部3eによって行うよう
になっている。図1及び図2中、64は棚レール3a前
端を棚柱20に取り付けるためのブラケットであり、棚
レール3a後端は梁19にブラケット65によって取り
付けられている。
【0035】一方、上記各スライドフォーク32の先端
側であるトップフォーク37は、2つの断面「コ」の字
形の鋼材からなるトップフレーム37a,37aを平行
に配置し、該両トップフレーム37a,37aの上面
は、パレットPを搭載する搭載板37bによって橋絡さ
れている。該搭載板37bには、外側方に延出する押え
込み手段としての延出部37cが一体に形成され、上記
各スライドフォーク32の伸長動作により上記規制レバ
ー59の先端(摺接板59a)を上記延出部37c下面
で上記コイルスプリング61のばね力に抗して下方に押
え込み、上記パレットPの裏面凹所p3の縦面p4から
離脱させてパレットPの横送りを可能にするようになっ
ている。
【0036】また、上記パレットPの短辺側両端の下面
には、移動規制手段としての内方に折れ曲がった規制フ
レーム63が取り付けられ、該規制フレーム63の上側
水平フレーム部63a及び下側水平フレーム部63bを
上記各棚レール3aの縦壁部3b上端の上壁部3dに係
合させてパレットPの上下方向への移動を規制するとと
もに、規制フレーム63の縦フレーム部63cを各棚レ
ール3aの上壁部3d外端に係合させてパレットPの移
載方向と水平に直交する方向つまり左右方向への移動を
規制するようになっている。
【0037】次に、上述の如く構成されたエレベータ式
立体駐車設備Aにおいて、車両Cを入出庫する要領と、
その際におけるパレット落下防止装置Dの作動について
説明する。
【0038】<入庫>まず、入出庫口12から車両入出
庫スペース13に進入した入庫車両Cが下降待機中のエ
レベータ5の昇降台6上の空パレットPに乗り入れ、出
庫に備えてつまり前進で退出できるように車両旋回装置
17の作動により車両Cの向きを方向変換した後、上記
昇降台6を入庫しようとする目的の格納棚3の側方に上
昇させる(図15(a)参照)。この状態で、入庫車両
Cは両スライドフォーク32,32つまり両トップフォ
ーク37,37の搭載板37bに搭載され、両スライド
フォーク32,32の各トップフォーク37の車両搭載
レベルLf は、格納棚3(棚レール3a)の車両載置レ
ベルLt よりも下方に位置している。なお、上記昇降台
6の四隅に設けられた4つの案内部材55,55,…
は、格納棚3側のローラ51,51,…に干渉しないよ
うに後退している。一方、パレット落下防止装置Dの規
制レバー59は、コイルスプリング61のばね力とスト
ッパー60の回動規制とにより格納棚3の奥部側に傾斜
した姿勢でその先端を棚レール3aから上方に突出させ
ている(図7(a)参照)。
【0039】次いで、4基の流体圧シリンダ54,5
4,…を同期して伸長作動させ、4つの案内部材55,
55,…を両側の格納棚3,3側に進出させ、該各案内
部材55の第1案内溝部56aを経て第2案内溝部56
bに一気に係合させる(図15(b)参照)。これによ
り、両スライドフォーク32,32の各トップフォーク
37の車両搭載レベルLf が格納棚3の車両載置レベル
Lt よりも高くなり、この状態で昇降台6が4つの位置
決め装置57,57,…によって四方から安定して水平
に位置決めされる。
【0040】その後、両スライドフォーク32,32を
駆動モータ48の駆動により伸長させ、入庫車両Cをパ
レットPごと格納スペース2に移載する(図15(c)
参照)。この際、各トップフォーク37の搭載板37b
の延出部37c下面が規制レバー59の先端(摺接板5
9a)を下方に押え込みながら摺動するので、パレット
Pは規制レバー59と干渉しない。また、両スライドフ
ォーク32,32の各トップフォーク37は上述の如く
格納棚3の棚レール3a上方に距離を隔てて位置してい
るので、移載時にパレットPは格納棚3(棚レール3
a)と干渉しない(図7(b)参照)。
【0041】しかる後、上記各案内部材55を各流体圧
シリンダ54の収縮作動により後退させ、各ローラ51
を各案内部材55の第2案内溝部56bから第1案内溝
部56aに切換え係合させる(図15(d)参照)。こ
れにより、両スライドフォーク32,32の各トップフ
ォーク37の車両搭載レベルLf が格納棚3の車両載置
レベルLt よりも低くなり、入庫車両CがパレットPご
と格納棚3に受け渡される。このトップフォーク37の
下降に伴い、規制レバー59の先端(摺接板59a)が
さらに下方に押え込まれる(図7(c)参照)。
【0042】その後、上記両スライドフォーク32,3
2を駆動モータ48の駆動により収縮させた後(図15
(e)参照)、上記各案内部材55を各流体圧シリンダ
54の収縮作動により後退させて各ローラ51を案内溝
56から離脱させる(図15(f)参照)。これによ
り、トップフォーク37の搭載板37bの延出部37c
が規制レバー59の先端(搭載板59a)から離れ、該
規制レバー59がコイルスプリング61のばね力とスト
ッパー60の回動規制とにより格納棚3の奥部側に傾斜
した姿勢でその先端を棚レール3aから上方に突出し、
パレットPの中央立上がり部p2の裏面凹所p3の縦面
p4にエレベータ昇降路4側から係合してパレットPの
落下を防止する(図7(d)参照)。また、この状態
で、パレットP短辺側両端の規制フレーム63,63が
各棚レール3aに係合し、パレットPの上下方向及び移
載方向と水平に直交する方向(左右方向)への移動を規
制している。続いて入庫がある場合には昇降台6を車両
入出庫スペース13の側方まで下降させる一方、出庫が
ある場合には昇降台6を目的の出庫車両Cが格納されて
いる格納棚3の側方まで昇降させる。
【0043】<出庫>まず、空の昇降台6を出庫車両C
が格納されている格納スペース2の格納棚3側方まで昇
降させる。この状態で、両スライドフォーク32,32
の各トップフォーク37の車両搭載レベルLf は、格納
棚3(棚レール3a)の車両載置レベルLt よりも下方
に位置している。なお、上記昇降台6の四隅に設けられ
た4つの案内部材55,55,…は、格納棚3側のロー
ラ51,51,…に干渉しないように後退している(図
16(a)参照)。一方、パレット落下防止装置Dの規
制レバー59は、コイルスプリング61のばね力とスト
ッパー60の回動規制とにより格納棚3の奥部側に傾斜
した姿勢でその先端を棚レール3aから上方に突出し、
パレットPの中央立上がり部p2の裏面凹所p3の縦面
p4にエレベータ昇降路4側から係合してパレットPの
落下を防止している(図8(a)参照)。
【0044】次いで、4基の流体圧シリンダ54,5
4,…を同期して伸長作動させ、4つの案内部材55,
55,…を両側の格納棚3,3側に進出させ、該各案内
部材55の第1案内溝部56aに係合させる(図16
(b)参照)。これにより、昇降台6が4つの位置決め
装置57,57,…によって四方から安定して水平に位
置決めされる。
【0045】その後、両スライドフォーク32,32を
駆動モータ48の駆動により伸長させる(図16(c)
参照)。この際、トップフォーク37の搭載板37bの
延出部37c下面が規制レバー59の先端(摺接板59
a)を下方に押え込みながら摺動するので、パレットP
は規制レバー59と干渉しない。また、両スライドフォ
ーク32,32の各トップフォーク37は上述の如く格
納棚3の下方に距離を隔てて位置しているので、伸長時
にトップフォーク37はパレットPと干渉しない(図8
(b)参照)。
【0046】しかる後、上記各案内部材55を各流体圧
シリンダ54の伸長作動によりさらに進出させ、各ロー
ラ51を各案内部材55の第1案内溝部56aから第2
案内溝部56bに切換え係合させる(図16(d)参
照)。これにより、両スライドフォーク32,32の各
トップフォーク37の車両搭載レベルLf が格納棚3の
車両載置レベルLt よりも高くなり、出庫車両Cがパレ
ットPごとスライドフォーク32に受け渡され、トップ
フォーク37の搭載板37bに搭載される。このトップ
フォーク37の上昇に伴い、規制レバー59の先端(摺
接板59a)が上方に僅かに起き上がる(図7(c)参
照)。
【0047】その後、上記両スライドフォーク32,3
2を駆動モータ48の駆動により収縮させて出庫車両C
を昇降台6に移載した後(図16(e)参照)、上記各
案内部材55を各流体圧シリンダ54の収縮作動により
後退させ、各ローラ51を案内溝56の第2案内溝部5
6bから第1案内溝部56aを経て一気に離脱させ(図
16(f)参照)、昇降台6を車両入出庫スペース13
の側方に下降させ、入出庫口12から退出させる。これ
により、トップフォーク37の搭載板37bの延出部3
7cが規制レバー59の先端(摺接板59a)から離
れ、該規制レバー59がコイルスプリング61のばね力
とストッパー60の回動規制とにより格納棚3の奥部側
に傾斜した姿勢でその先端を棚レール3aから上方に突
出する(図8(d)参照)。引き続いて出庫がある場合
には目的の出庫車両Cが格納されている格納棚3の側方
まで上昇して上述の如き要領にて出庫車両Cを出庫する
一方、入庫がある場合にはそのまま下降した状態で入庫
車両Cを搭載して上記の<入庫>で説明した要領にて入
庫する。
【0048】このように、本例では、各トップフォーク
37の伸長過程で規制レバー59を搭載板37bの延出
部37cで押え込むようにしていることから、各スライ
ドフォーク32の伸縮ストロークにムラがあって伸長時
のストロークが正規の伸長ストロークに比べて短い場合
でも、上記規制レバー59を十分に押え込むことがで
き、パレットPを昇降台6と格納棚3との間で確実にか
つ安全に横送りして移載することができる。
【0049】また、規制レバー59の回動中心Oとその
重心位置とをほぼ同じ位置にしたので、地震等の衝撃で
コイルスプリング61が外れても、規制レバー59を元
の位置に動かないように保持してパレットPが落下しな
いように係合状態を確保することができる。
【0050】さらに、規制レバー59を押え込む押え込
み手段を搭載板37bの一部である延出部37cで構成
したので、部品の共用化を図ってその分だけ費用を低減
することができ、構造もシンプルにすることができる。
【0051】また、パレットPの短辺側両端に設けた規
制フレーム63を棚レール3aに係合させてパレットP
の上下方向及び移載方向と水平に直交する方向への移動
を規制するようにしたので、格納状態のさらなる安定化
を図ることができる。
【0052】なお、本例では、機械式立体駐車設備がエ
レベータ式立体駐車設備である場合を示したが、スライ
ドフォークを備えたものであれば走行台車が搬送路を走
行する場合にも適用することができるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
規制レバーを格納棚の移載方向中央寄りに上下方向に回
動自在に設け、該規制レバーの先端突出部をパレットの
2つの車輪乗入部間の中央立上がり部を構成する裏面凹
所の縦面に搬送路側から係合させてパレットの搬送路側
への移動を規制するようにしたので、スライドフォーク
の伸長ストロークが短い場合でも、規制レバーを十分に
押え込んでパレットを昇降台等の搬送手段と格納棚との
間で確実にかつ安全に横送りして移載することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレット落下防止装置が取り付けられた棚レー
ルの側面図である。
【図2】パレット落下防止装置が取り付けられた棚レー
ルの平面図である。
【図3】パレット落下防止装置の側面図である。
【図4】図3のIV−IV線における断面図である。
【図5】格納スペースに格納された状態のパレットの斜
視図である。
【図6】格納スペースに格納された状態のパレットを一
部破断してパレット落下防止装置を露呈させた斜視図で
ある。
【図7】(a)〜(d)はパレットを昇降台から格納棚
に払い出す時のパレット落下防止装置の作動図である。
【図8】(a)〜(d)はパレットを格納棚から昇降台
に引き込む時のパレット落下防止装置の作動図である。
【図9】エレベータ式立体駐車設備の横断平面図であ
る。
【図10】昇降台の側面図である。
【図11】スライドフォークの平面図である。
【図12】スライドフォークの側面図である。
【図13】スライドフォークの伸縮機構を示す斜視図で
ある。
【図14】位置決め装置の側面図である。
【図15】(a)〜(f)は車両の入庫手順を示す説明
図である。
【図16】(a)〜(f)は車両の出庫手順を示す説明
図である。
【図17】エレベータ式立体駐車設備の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
3 格納棚 3a 棚レール 4 エレベータ昇降路(搬送路) 6 昇降台(搬送手段) 32 スライドフォーク 37b 搭載板 37c 延出部(押え込み手段) 59 規制レバー 61 コイルスプリング(付勢手段) 63 移動規制手段 A エレベータ式立体駐車設備(機械式立体駐車設
備) C 車両 D パレット落下防止装置 O 規制レバーの回動中心 P パレット p1 車輪乗入部 p2 中央立上がり部 p3 裏面凹所 p4 縦面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に伸縮可能な一対のスライドフ
    ォークを有し、該両スライドフォークに車両をパレット
    ごと搭載して搬送路に沿って搬送する搬送手段と、 上記搬送路の側方に設けられた格納棚とを備え、 入出庫時、上記搬送手段を格納棚側方に停止させ、パレ
    ット長辺を格納棚側に向けて車両を横向きにした姿勢で
    車載パレットを上記両スライドフォークの伸縮動作によ
    り搬送手段と格納棚との間で横送りして移載する機械式
    立体駐車設備のパレット落下防止装置であって、 上記格納棚の移載方向中央寄りに上下方向に回動自在に
    設けられ、先端が上方に突出した状態でパレットの2つ
    の車輪乗入部間の中央立上がり部を構成する裏面凹所の
    縦面に搬送路側から係合してパレットの搬送路側への移
    動を規制する規制レバーと、 該規制レバーを先端が上方に突出するよう回動付勢する
    付勢手段と、 上記各スライドフォーク先端側に設けられ、該各スライ
    ドフォークの伸長動作により上記規制レバーの先端を上
    記付勢手段の付勢力に抗して下方に押え込み上記パレッ
    トの裏面凹所の縦面から離脱させてパレットの横送りを
    可能にする押え込み手段とを備えたことを特徴とする機
    械式立体駐車設備のパレット落下防止装置。
  2. 【請求項2】 規制レバーの回動中心は、そのほぼ重心
    位置に対応して設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置。
  3. 【請求項3】 各スライドフォーク先端側上面には、パ
    レットを搭載する搭載板が設けられ、該搭載板には、外
    側方に延出する延出部が設けられ、該延出部でもって押
    え込み手段を構成していることを特徴とする請求項1記
    載の機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置。
  4. 【請求項4】 格納棚は、パレットの短辺側両端を下方
    から支持する2条の棚レールからなり、 パレットの短辺側両端には、上記各棚レールに係合して
    パレットの上下方向及び移載方向と水平に直交する方向
    への移動を規制する移動規制手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の機械式立体駐車設備のパレ
    ット落下防止装置。
JP18948396A 1996-07-18 1996-07-18 機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置 Expired - Fee Related JP3545539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18948396A JP3545539B2 (ja) 1996-07-18 1996-07-18 機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18948396A JP3545539B2 (ja) 1996-07-18 1996-07-18 機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1030356A true JPH1030356A (ja) 1998-02-03
JP3545539B2 JP3545539B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=16242023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18948396A Expired - Fee Related JP3545539B2 (ja) 1996-07-18 1996-07-18 機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3545539B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109594827A (zh) * 2019-01-18 2019-04-09 绍兴市非凡广告有限公司 一种基于搬运机器人和载车板的智能立体停车系统
CN109812112A (zh) * 2019-03-29 2019-05-28 湖北众达智能停车设备有限公司 一种防止载车板意外掉落的组合装置及立体车库
CN112814450A (zh) * 2021-01-27 2021-05-18 广州巨时信息科技股份有限公司 一种智能立体车库系统及其实现智能泊车的方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109594827A (zh) * 2019-01-18 2019-04-09 绍兴市非凡广告有限公司 一种基于搬运机器人和载车板的智能立体停车系统
CN109594827B (zh) * 2019-01-18 2024-01-23 绍兴市非凡传媒科技有限公司 一种基于搬运机器人和载车板的智能立体停车系统
CN109812112A (zh) * 2019-03-29 2019-05-28 湖北众达智能停车设备有限公司 一种防止载车板意外掉落的组合装置及立体车库
CN109812112B (zh) * 2019-03-29 2023-11-10 湖北众达智能停车设备有限公司 一种防止载车板意外掉落的组合装置及立体车库
CN112814450A (zh) * 2021-01-27 2021-05-18 广州巨时信息科技股份有限公司 一种智能立体车库系统及其实现智能泊车的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3545539B2 (ja) 2004-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3314325B2 (ja) 物品格納設備
JP3545539B2 (ja) 機械式立体駐車設備のパレット落下防止装置
JP3595644B2 (ja) 物品格納装置
JP3361214B2 (ja) 物品格納設備
JP2000351410A (ja) 物品格納装置
JPH116322A (ja) 櫛刃式立体駐車装置
JP3545543B2 (ja) エレベータ式立体駐車設備のパレット位置補正装置
JP2973817B2 (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
JP3335044B2 (ja) 機械式駐車設備のパレット落下防止装置
JP3331488B2 (ja) 昇降台のバウンド抑制装置
JP2003002409A (ja) 自動倉庫
JP3960566B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP4117862B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JPH09256661A (ja) 機械式立体駐車装置
JP3912710B2 (ja) 3縦列中間乗入型昇降式駐車装置
JP3916112B2 (ja) 中間乗入3縦列型昇降式駐車装置
JP3368656B2 (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
JP4465125B2 (ja) 立体駐車装置
JP3748659B2 (ja) 縦列型昇降式駐車装置
JPH07144714A (ja) スタッカクレーンの昇降制御装置
JP2649183B2 (ja) エレベータ式立体駐車装置
JP3800453B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP4043120B2 (ja) 旋回装置を内蔵した3縦列型昇降式駐車装置とこれを用いた自動車の入出庫方法
JPH11139511A (ja) 多段式荷移載装置及びスタッカクレーン並びに自動倉庫
JP2789061B2 (ja) エレベータ式立体駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20031216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040408

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees