JP4767506B2 - フォークリフトのフォーク制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フォークの方向を前方と左右の3方向に切り換え可能なフォークリフトのフォーク制御装置に関するものである。
昇降自在としたマスト装置の前面側に前方と左右の3方向に切り換え可能なフォークを備えたフォークリフトとして、例えば、下記に示す特許文献1、2がある。
特開平9−227100号公報 特開平11−49498号公報
この種のフォークリフトは、対向して立設されているラック間の狭い通路を走行し、フォークの向きを適宜変えることでラックとの間で荷役作業をスムーズに行なっている。上記特許文献1、2に記載されているフォークリフトでは、フォークでパレットをリフトアップして、所定の荷棚との間で荷のやりとりを行なうものであり、運転席がフォークとは反対側にあり、リフトアップしたパレットの上に乗って作業を行なう車種ではない。
一方、前方と左右の3方向にフォークの向きを変えることができて、フォークにてパレットをリフトアップして、該パレットの上にオペレータが乗って荷棚との間で荷のやりとりを行なうフォークリフトもある。パレットに乗って荷役作業を行なう場合、特に高所において荷役作業を行なう場合において、図17に示すように、パレット71の端部にオペレータが乗った場合(図中の白抜きの矢印参照)に荷の置き方などによってパレット71が傾斜し、危険を感じたり、荷が落下するなどの危険を生じる場合があった。なお、図中72はフォークであり、また、73はフォークリフトの運転席のテーブルである。
そこで、図18に示すように、オペレータがパレット71の上に乗ってもパレット71が傾斜しないようにテーブル73の下面より略Z字型の支持板74を取り付け、この支持板74にてパレット71の端部の下面を受けるようにしている。そのため、図中の矢印に示すようにオペレータが運転席のテーブル73からパレット71の端部の上に乗った場合でも、支持板74によりパレット71が傾斜することがなく、オペレータに危険を感じさせず、また、パレット71から荷が落下することも防止できる。
上記支持板74は、本来、パレット71の端部を下面より受けて該パレット71を支持するものであり、そのため、図19に示すように、パレット71を差し込んでいない状態では、フォーク72を昇降させてもフォーク72が支持板74に当たる恐れはない。しかしながら、パレット71を差し込んだ状態でフォーク72を無意識に下降させた場合、パレット71の端部が支持板74に衝突してしまい、上記とは逆向きに傾斜したり、パレット71が破損したり、また、荷が落下するという問題を有している。そのため、オペレータはフォーク72を下降させる場合に、パレット71の端部の下面が支持板74の上面にちょうど接触ないし近接するようにパレット71に注意を払いながらフォーク72の下降操作をする必要がある。この結果、荷役作業に時間がかかり、作業効率が悪いという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持ったフォークリフトのフォーク制御装置を提供するものである。
(1)パレットを差し込んだ状態でフォークを下降させる場合には、途中で自動的にフォークの下降を一旦停止させて、支持板にパレットが衝突しないようにすること。
(2)パレットの停止位置を運転席のテーブル(床面)の位置に対応させて、パレットを荷役作業にとって丁度良い高さに自動で停止させて、作業性を向上させること。
(3)パレットの停止を自動で行なうことで、オペレータの操作性の向上を図り、荷役作業全体の効率を向上させること。
そこで、本発明の請求項1記載のフォークリフトのフォーク制御装置では、マスト装置により昇降自在とした運転席と、この運転席の前面側に車体の左右方向にシフト可能なシフトキャリッジと、このシフトキャリッジに配されて昇降自在な昇降体と、この昇降体に配されて前方及び左右方向に向きを可変可能としたフォークと、前記運転席の床の下面より前方に突出して設けられ前記フォークにて差し込んだパレットを受ける支持板とを有するフォークリフトにおいて、上記シフトキャリッジが左端で上記フォークが右向きのとき、もしくは上記シフトキャリッジが右端で上記フォークが左向きのときに上記フォークを下降させる場合にのみ上記支持板より上方の位置で上記フォークを一旦停止させる制御手段を備えていることを特徴としている。
請求項2に記載のフォークリフトのフォーク制御装置では、前記運転席の床面と前記パレットの上面とが略同じ高さ位置になるように前記フォークを停止させるようにしていることを特徴としている。
請求項3に記載のフォークリフトのフォーク制御装置では、下降するパレットの検出を光センサで行ない、該光センサの検出距離を前記フォークまでの位置より短くして、前記フォークにパレットを差し込んでいるときは該パレットを前記光センサで検出して前記フォークを一旦停止させると共に、前記フォークにパレットを差し込んでいないときは前記光センサによるパレットの検出をなくして前記フォークを一旦停止させないようにすることを特徴としている。
請求項1に記載のフォークリフトのフォーク制御装置によれば、シフトキャリッジが左右端以外の位置であって左右方向に向いたフォークを下降させる場合に、すなわち、シフトキャリッジが左端でフォークが右向き、シフトキャリッジが右端でフォークが左向きの場合には前記支持板より上方の位置でフォークを一旦停止させるようにしているので、フォークを下降させていってもパレットが支持板に当たる手前で停止し、パレットが支持板に当たることはない。したがって、パレットの破損や荷の落下を防止することができる。また、シフトキャリッジが左端でフォークが左向き、シフトキャリッジが右端でフォークが右向きの場合には、フォークを一旦停止させることなく下降させても、パレットが支持板に当たることなく下降させることができて、荷役作業の効率を向上させることができる。
請求項2に記載のフォークリフトのフォーク制御装置によれば、前記運転席の床面と前記パレットの上面とが略同じ高さ位置になるように前記フォークを停止させるようにしているので、オペレータはフォークの停止のための操作をする必要がなく、パレットの高さ位置を床面の高さ位置に自動で停止させることができ、そのため、パレットを荷役作業にとって丁度良い高さに自動で停止させることができて、作業性を向上させることができる。また、パレットの停止を自動で行なうことで、オペレータの操作性の向上を図り、荷役作業全体の効率を向上させることができる。
請求項3に記載のフォークリフトのフォーク制御装置によれば、下降するパレットの検出を光センサで行ない、該光センサの検出距離を前記フォークまでの位置より短くしているので、パレットを差し込んでいる時はパレットは自動的に一旦停止して支持板との衝突を避け、パレットを差し込んでいないフォークのみの場合は、フォークを床面まで下降させてもフォーク自体は支持板に衝突しないので、フォークをそのまま床面まで下降させることができて、荷役作業全体の効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1はフォークリフト1の斜視図を示し、車体2の中央部分にはアウタマスト3とインナマスト4とからなるマスト装置5が配置されている。このマスト装置5の前方には運転席6が設けられていて、この運転席6の上方にはオペレータ保護用のヘッドガード7が配され、このヘッドガード7から安全ベルト10が吊設されている。また、運転席6の両側にはオペレータ保護用で略コ字型の保護ガード11が開閉自在に設けられている。運転席6の前部には操作パネル12が配設されていて、さらに、運転席6の上下には、つまり、ヘッドガード7の前部と運転席6のテーブル13の前部には車体幅方向の略全長にわたってラックギヤ14、15が設けられている。さらに、運転席6のテーブル13の前部の下面には従来と同様の支持板19が設けられている。
上記上下のラックギヤ14、15とそれぞれ噛合する駆動ギヤ(図示せず)を上下に配したシフトキャリッジ16が該ラックギヤ14、15間の上下方向に配設されており、このシフトキャリッジ16がラックギヤ14、15の幅方向(左右)に移動するようになっている。このシフトキャリッジ16には該シフトキャリッジ16に対して昇降自在とした略L型の昇降体17が設けられており、この昇降体17の前部には下部が下方に突出した旋回軸20が設けられている。この旋回軸20に平板状のブラケット21が取り付けられていて、該ブラケット21の両側に略L型の一対のフォーク22が設けられている。また、シフトキャリッジ16にはサブリフトシリンダ23が配されており、このサブリフトシリンダ23のロッドと昇降体17との間にサブリフトチェーン24が懸架されている。
オペレータが操作パネル12を操作することで、マスト装置5により運転席6自体が昇降可能に駆動され、また、シフトキャリッジ16がラックギヤ14、15の幅方向にシフトされる。また、シフトキャリッジ16に配されている昇降体17はサブリフトシリンダ23により駆動されたサブリフトチェーン24により上昇、下降される。昇降体17の前部に配された旋回軸20を回転駆動することで、フォーク22が前方、左右の3方向に切り換え制御され、荷役作業を行なうようになっている。
次に、図1に示すように、フォーク22を右方または左方に向けた状態であってパレットを差し込んだ状態で下降させる場合において、フォーク22を所定の位置で自動的に停止させる場合の構成について説明する。図2に示すように、ラックギヤ14の両端にはフォーク22の左端と右端の位置を検出するフォーク左端検出センサ30とフォーク右端検出センサ31とが配設されている。シフトキャリッジ16が左端までシフトすると、シフトキャリッジ16の上部がフォーク左端検出センサ30のアクチュエータに当接し、リミットスイッチからなるフォーク左端検出センサ30から信号が出力される。また、シフトキャリッジ16が右端までシフトすると、シフトキャリッジ16がフォーク右端検出センサ31のアクチュエータに当接し、リミットスイッチからなるフォーク右端検出センサ31から信号が出力される。
また、昇降体17の前部には旋回軸20の上部に近接してフォーク22の左右の向きを検出するフォーク左向き検出センサ32とフォーク右向き検出センサ33とが配設されている。旋回軸20の上部にドグ(図示せず)が設けられており、フォーク22が左に向いた場合にドグがフォーク左向き検出センサ32のアクチュエータに当接し、リミットスイッチからなるフォーク左向き検出センサ32から信号が出力される。同様にフォーク22が右に向いた場合にドグがフォーク右向き検出センサ33のアクチュエータに当接し、リミットスイッチからなるフォーク右向き検出センサ33から信号が出力される。
さらに、昇降体17を下降させた際に該昇降体17の高さ位置、つまりフォーク22の高さ位置を検出する下降検出センサ34を該昇降体17に設けている。リミットスイッチからなる下降検出センサ34のアクチュエータが、図1に示すように、例えばシフトキャリッジ16に配したドグ40に当接して、下降検出センサ34から信号が出力されるようになっている。
図3はフォーク22を下降させた場合における所定の位置で自動的に停止させるためのブロック図を示し、上記各センサ30〜34からの検出信号はマイクロコンピュータからなる制御部36に入力され、また操作パネル12に設けられている荷役操作部35からの信号が制御部36に入力され、この操作パネル12からの操作にてシフトキャリッジ16のシフト制御や昇降体17の昇降制御、さらにはフォーク22の方向制御を行なうようになっている。制御部36からの信号にて駆動部37を駆動制御してサブリフトシリンダ23を制御することで、昇降体17が昇降制御される。
ここで、上記制御部36では、以下の条件でフォーク22の下降時の一時停止や、停止無視の制御を行なうようにしている。すなわち、パレットを差し込んだ状態でフォーク22を下降させた場合に該パレットが支持板19に当たるのは、フォーク22の位置が支持板19の前方にある場合であり、フォーク22がテーブル13より左方、または右方に位置する場合にはフォーク22を下降させてもパレットは支持板19には当接することはない。また、パレットを差し込んでいないフォーク22のみの場合には、該フォーク22が支持板19の前方に位置していても支持板19には当接しない(図19参照)。
そこで、図4に示すように、シフトキャリッジ16を左端にシフトさせた場合であってフォーク22が左に向いている場合は、フォーク22は支持板19より左方に位置していることになり、フォーク22を床面まで下降させてもパレット41は支持板19には衝突しない。この時、フォーク左端検出センサ30がオン、フォーク左向き検出センサ32がオンとなり、両センサ30、32からのオン信号が制御部36に入力される。
また、図5に示すように、シフトキャリッジ16を右端にシフトさせた場合であってフォーク22が右に向いている場合は、フォーク22は支持板19より右方に位置していることになり、フォーク22を床面まで下降させてもパレット41は支持板19には衝突しない。この時、フォーク右端検出センサ31がオン、フォーク右向き検出センサ33がオンとなり、両センサ31、33からのオン信号が制御部36に入力される。
この条件、つまり、両センサ30、32または両センサ31、33がそれぞれ共にオンしている場合には、そのオン信号を受けた制御部36は、パレットを差し込んだ状態のフォーク22を一旦停止させることなく床面まで下降制御を行なう。
一方、図6に示すように、シフトキャリッジ16が左端に位置してフォーク左端検出センサ30がオンし、フォーク22が右に向いてフォーク左向き検出センサ32がオフ状態でフォーク右向き検出センサ33がオンしている場合は、上から見た場合にフォーク22と支持板19とが対向した状態となり、フォーク22を下降させるとパレット41が支持板19に当たることになる。また、図7に示すように、シフトキャリッジ16が右端に位置してフォーク右端検出センサ31がオンし、フォーク22が左に向いてフォーク右向き検出センサ33がオフ状態でフォーク左向き検出センサ32がオンしている場合は、上から見た場合にフォーク22と支持板19とが対向した状態となり、フォーク22を下降させるとパレット41が支持板19に当たることになる。シフトキャリッジ16が左右端より内側に位置してフォーク左端検出センサ30またはフォーク右端検出センサ31がオンしていない状態でもフォーク22を下降させると、パレット41が支持板19に当たってしまう。
そこで、本発明では、両センサ30、32または両センサ31、33がそれぞれ共にオンしている場合以外において、昇降体17を下降させていき下降検出センサ34がオンした場合には、下降検出センサ34からのオン信号が入力された制御部36は駆動部37を介してサブリフトシリンダ23をオフ制御し、フォーク22の下降を一旦停止させるようにしている。これにより、フォーク22を下降させていってもパレット41が支持板19に当たる手前で停止し、パレット41が支持板19に当たることはない。したがって、パレット41の破損や荷の落下を防止することができる。
フォーク22の下降を一旦停止させる高さ位置は、支持板19より上方であれば、どの位置でも良い。この場合、フォーク22の下降を一旦停止させた後は、オペレータが荷役操作部35を操作し、再度の動作指示を行なうことで、フォーク22を下限まで下降させるようにしている。
なお、先の説明ではパレット41の有無に限らず、上記の条件の場合にフォーク22の下降を一旦停止するようにしていたが、パレット41の検出を行なうセンサ(図示せず)を設け、このセンサにてパレット41を検出した場合にのみ、フォーク22の下降を一旦停止させるように制御を行なうようにしても良い。この場合、パレット41を検出しない場合には、フォーク22の下降の一旦停止の制御は行なわれない。
また、フォーク22の下降を一旦停止させない場合、すなわち、シフトキャリッジ16が左端でフォーク22が左向き、あるいはシフトキャリッジ16が右端でフォーク22が右向きの場合には、フォーク22を一旦停止させることなく下降させても、パレット41が支持板19に当たることなく下降させることができて、荷役作業の効率を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態では、フォーク22を下降させる場合に、一定の条件の場合にフォーク22を一旦停止させるようにしていたが、シフトキャリッジ16の位置やフォーク22の向きに関係なく、フォーク22を下降させる場合に、必ず支持板19の上方の位置でフォーク22を停止させるようにしても良い。かかる場合、フォークを下降させていってもパレットが支持板に当たる手前で停止し、パレットが支持板に当たることはない。したがって、パレットの破損や荷の落下を防止することができる。
また、本発明では、フォーク22の停止位置を、図8に示すように、パレット41の上面がテーブル13の上面と略同じ高さ位置となるように制御を行なっている。これにより、オペレータはフォーク22の停止のための操作をする必要がなく、パレット41の高さ位置をテーブル13の高さ位置に自動で停止させることができ、そのため、パレット41を荷役作業にとって丁度良い高さに自動で停止させることができて、作業性を向上させることができる。また、パレット41の停止を自動で行なうことで、オペレータの操作性の向上を図り、荷役作業全体の効率を向上させることができる。
次に、通常の荷役作業を行なう場合について簡単に説明する。図12はフォーク22を前方に向けた状態を示し、この状態からフォーク22を右方に向けると共に床面近くまで下降させる。そして、図10及び図11に示すように、フォーク22を右端までシフトさせてパレット41に差し込む。この状態でフォーク22を左方にシフトさせるとパレット41が支持板19に当たるので、図12に示すように昇降体17(フォーク22)を所定量(例えば、200mm)上昇させてパレット41を支持板19の高さ位置より上昇させる。
次に、図13に示すように、フォーク22を左端までシフトさせる。この状態では、パレット41は支持板19の上方に位置している。そして、フォーク22を下降させていくと、下降検出センサ34がオンしてフォーク22の下降を自動的に停止させる。フォーク22が自動で停止すると、図14及び図8に示すように、パレット41の下面が支持板19の上面に接触ないし近接して停止することになる。この状態では、テーブル13の上面とパレット41の上面とはほぼ同じ高さ位置になる。
図15及び図16はパレット41の検出を先のドグ40と下降検出センサ34の代わりに例えば、反射形光電センサなどの光センサ44を用いた例を示し、支持板19の垂直片19aの背面側に光センサ44を配設し、この光センサ44からの光を通過させるための穴43を垂直片19aに穿設したものである。この光センサ44の取り付け位置は、パレット41の下面のエッジであるパレット41の下端を検出する位置としている。先の条件の場合と同様にフォーク22を下降させていって、光センサ44からの光がパレット41の下端にて反射され、該反射光を光センサ44が受光すると、フォーク22の下降が停止される。
なお、フォーク22の下降を一旦自動で停止させた場合、通常はパレット41の上面と運転席6のテーブル13の上面とが同じ高さ位置となるように制御している。しかし、フォーク22を停止させた場合にパレット41の上面がテーブル13の上面より高い位置に停止させるようにしている場合は、その後オペレータが荷役操作部35を操作してフォーク22を下降させるようにしている。
このように、本実施形態では、フォーク22を下降させる場合に、パレット41を検出してパレット41の下降を一旦停止させていることで、パレット41の厚さが変化しても、安全に支持板19上にパレット41を直接降下させることができる。
また、光センサ44による検出距離をパレット41までを検出できる距離とし、フォーク22までは検出しない距離と設定しておくことで、フォーク22の下降時にパレット41を差し込んでいない状態では、フォーク22を一旦停止させることなく、フォーク22を床面まで下降させることができる。これにより、パレット41を差し込んでいる時はパレット41は自動的に一旦停止して支持板19との衝突を避け、パレット41を差し込んでいないフォーク22のみの場合は、フォーク22を床面まで下降させてもフォーク22自体は支持板19に衝突しないので、フォーク22をそのまま床面まで下降させることができて、荷役作業全体の効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態におけるフォークリフトの斜視図である。 本発明の実施の形態における要部斜視図である。 本発明の実施の形態におけるブロック図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における支持板の上にパレットの端部を乗せた状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態における要部側面図である。 本発明の実施の形態における要部平面図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 (a)(b)は本発明の実施の形態における光センサを用いた場合の要部平面図及び要部側面図である。 本発明の実施の形態における説明図である。 従来例の説明図である。 従来例の説明図である。 従来例の説明図である。
1 フォークリフト
2 車体
6 運転席
13 テーブル
16 シフトキャリッジ
17 昇降体
19 支持板
22 フォーク
30 フォーク左端検出センサ
31 フォーク右端検出センサ
32 フォーク左向き検出センサ
33 フォーク右向き検出センサ
34 下降検出センサ
36 制御部
44 光センサ

Claims (3)

  1. マスト装置により昇降自在とした運転席と、この運転席の前面側に車体の左右方向にシフト可能なシフトキャリッジと、このシフトキャリッジに配されて昇降自在な昇降体と、この昇降体に配されて前方及び左右方向に向きを可変可能としたフォークと、前記運転席の床の下面より前方に突出して設けられ前記フォークにて差し込んだパレットを受ける支持板とを有するフォークリフトにおいて、
    上記シフトキャリッジが左端で上記フォークが右向きのとき、もしくは上記シフトキャリッジが右端で上記フォークが左向きのときに上記フォークを下降させる場合にのみ上記支持板より上方の位置で上記フォークを一旦停止させる制御手段を備えていることを特徴とするフォークリフトのフォーク制御装置。
  2. 前記運転席の床面と前記パレットの上面とが略同じ高さ位置になるように前記フォークを停止させるようにしていることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトのフォーク制御装置。
  3. 下降するパレットの検出を光センサで行ない、該光センサの検出距離を前記フォークまでの位置より短くして、前記フォークにパレットを差し込んでいるときは該パレットを前記光センサで検出して前記フォークを一旦停止させると共に、前記フォークにパレットを差し込んでいないときは前記光センサによるパレットの検出をなくして前記フォークを一旦停止させないようにすることを特徴とする請求項1または2に記載のフォークリフトのフォーク制御装置。
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