JP2002068689A - ピッキングフォークリフト - Google Patents
ピッキングフォークリフトInfo
- Publication number
- JP2002068689A JP2002068689A JP2000264537A JP2000264537A JP2002068689A JP 2002068689 A JP2002068689 A JP 2002068689A JP 2000264537 A JP2000264537 A JP 2000264537A JP 2000264537 A JP2000264537 A JP 2000264537A JP 2002068689 A JP2002068689 A JP 2002068689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo handling
- cab
- picking
- operator
- handling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
え、また、操作部を操作する際の足元周りの空間を大き
く取ることができ、しかも、安全性を高めたピッキング
フォークリフトを提供する。 【解決手段】 走行用の車両本体に立設されたマストに
運転台3が昇降可能に設けられ、この運転台3には、フ
ォークを有する三方向スタッキング用の荷役装置が取り
付けられるとともに、操作者の転落防止用の保護ガード
16が起伏可能に設けられており、この保護ガード16
には、少なくとも荷役操作を行うための操作部35を取
り付けている。
Description
荷役装置とともに運転台が昇降される構成を備えたピッ
キングフォークリフトに係り、特には、ピッキング作業
性と安全性とを高めるための技術に関する。
には、運転台を昇降可能に設けるとともに、この運転台
に対して三方向スタッキング用の荷役装置を取り付けた
構成のものがある。
転台を昇降することでラック棚上の少量の荷物を個別に
積み込んだり取り出したりする作業(以下、ピッキング
作業という)を行えるとともに、ラック棚の設置間隔が
比較的狭い場所であっても、荷役装置のフォークを移動
や旋回することでパレット上に載置された荷物を車両の
進行方向および左右両側の三方向に対して積み降ろし作
業(以下、パレット作業という)を行えるので、1台2
役を果たせるといった利点を有している。
ークリフトの概略構成を示す斜視図である。
走行機構を有する車両本体1に立設された左右一対のマ
スト2に運転台3が昇降可能に設けられ、この運転台3
には、フォーク22を有する三方向スタッキング用の荷
役装置4が取り付けられている。
た左右の支柱7、これらの支柱7間に位置する壁面部
8、および各支柱7の上下端から荷役装置4側に向けて
張り出された床部9と天井部10とを有し、壁面部8に
は車両本体1の速度調整用の走行制御レバー11や旋回
制御用のステアリングハンドル12が設けられ、また、
床部9の荷役装置4側の端部中央には、荷役装置4を操
作するための荷役操作部15が立設されている。
操作者の転落防止用の保護ガード16の各一端が揺動可
能に取り付けられており、これによって、各保護ガード
16が床部9に略平行な平伏状態から支柱7に略平行な
起立状態までの間を起伏できるようになっている。
部9と天井部10の各々の一側面に設けられたラック部
18に沿ってシフトキャリッジ19が左右に移動可能に
設けられ、このシフトキャリッジ19の上下のアーム部
20の間に左右一対のサブマスト21が回動自在に取り
付けられ、さらに、このサブマスト21にフォーク22
がフィンガーバー23を介して昇降可能に取り付けられ
ている。
た油圧モータ26とピニオンギヤ27とでシフトキャリ
ッジ19がラック部18に沿って左右に駆動され、ま
た、同じくシフトキャリッジ19に内蔵された図示しな
い油圧モータとギヤとによってサブマスト21が回転駆
動され、さらに、サブマスト21に設けられた油圧シリ
ンダ28とサブリフトチェーン29とによってフォーク
22がサブマスト21に沿って昇降されるようになって
おり、この構成によって、車両本体1の進行方向および
左右両側の三方向に対してパレット作業を行うことがで
きる。
さまで上昇させた後、操作者が保護ガード16を引き上
げてからフォーク22に支持されたパレット上に乗り移
ることでピッキング作業を行うことができる。
従来構成のピッキングフォークリフトにおいては、上述
のごとく、床部9の荷役装置4側の端部中央の位置から
荷役操作部15が立設された構成となっているために、
次のような問題が指摘される。
臨む箇所には、荷役操作部15を設置するためのスペー
スを必ず確保する必要があるので、足元周りの空間が狭
くなり、作業者の動きが制限される。
てからピッキング作業を行う場合、運転台3の荷役装置
4側の前面に荷役操作部15が常に存在することになる
ため、この荷役操作部15が出入りの際の障害物となっ
てピッキング作業に支障をきたすことがある。
合を除き、操作者の転落防止のために保護ガード16
は、常時下方に降ろした状態にしておくように注意を促
しているものの、操作者によっては、これを無視して保
護ガード16を上方に引き上げたままで作業を行うこと
があり、作業者に安全動作を徹底させるのが難しい。
したように床部9の荷役装置4側の端部中央に配置する
場合の外、床部9の荷役装置4側の端部中央よりも右寄
りあるいは左寄りに配置した構成のものもあるが、その
場合でも、荷役装置4の床部9から荷役操作部15を立
設している点は同じ構成であるから、上記(1)〜
(3)の問題を同様に指摘することができる。
なされたもので、従来よりもピッキング作業を一層容易
に行え、また、操作部を操作する際の足元周りの空間を
大きく取ることができ、しかも、安全性を高めたピッキ
ングフォークリフトを提供することを目的とする。
達成するために、走行用の車両本体に立設されたマスト
に運転台が昇降可能に設けられ、この運転台には、フォ
ークを有する三方向スタッキング用の荷役装置が取り付
けられるとともに、操作者の転落防止用の保護ガードが
起伏可能に設けられているピッキングフォークリフトに
おいて、前記保護ガードには、少なくとも荷役操作を行
うための操作部を取り付けたことを特徴としている。
ると操作部も上方に移動するので、このとき、運転台の
荷役装置側に臨む箇所には障害物がなくなるために、ピ
ッキング作業を容易に行うことができる。また、運転台
の上の荷役装置側に臨む箇所には操作部を設置するため
の場所を確保する必要がないので、足元周りの空間を大
きく取ることができて作業者が動き易く、さらに、操作
者は、保護ガードを下方に降ろさないと、操作部を操作
することができないので、安全性が確保される。
て図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態
に係るピッキングフォークリフトの全体を示す斜視図、
図2は同ピッキングフォークリフトの運転台の部分を示
す平面図、図3は同じ運転台の部分を示す側面図であ
り、図4に示した従来例と対応する部分には同一の符号
を付す。
トは、走行機構を有する車両本体1に立設された左右一
対のマスト2に運転台3が昇降可能に設けられ、この運
転台3には、フォーク22を有する三方向スタッキング
用の荷役装置4が取り付けられている。
れらの支柱7間に位置する壁面部8、および各支柱7の
上下端から荷役装置側に向けて張り出された床部9と天
井部10とを有する。そして、壁面部8に左右一対のリ
フトブラケット32が固定され、このリフトブラケット
32にガイドローラ33が取り付けられており、このガ
イドローラ33によって運転台3がマストに沿って昇降
されるようになっている。
部8側に車両本体の運転を行うための運転操作部34が
設けられる一方、左右の各支柱7にはそれぞれ支軸37
が固定され、各支軸37に取付金具36を介して操作者
の転落防止用の保護ガード16の各一端が揺動可能に取
り付けられており、これによって、各保護ガード16が
床部9に略平行な平伏状態から支柱7に略平行な起立状
態までの間で起伏可能に構成されている。なお、これら
の保護ガード16は、たとえばパイプ材を屈曲成形する
ことで形成されている。
側に荷役操作を行うための荷役操作部35が取り付けら
れており、この保護ガード16を下方に降ろして平伏状
態にしたときには、この荷役操作部35が荷役装置に臨
んでいる。
度調整用の走行制御レバー11、旋回制御用のステアリ
ングハンドル12、運転台3を昇降させるリフトレバー
40が設けられるとともに、キースイッチ41、方向指
示灯スイッチ42、ホーンボタン43などが設けられて
いる。
ッジを介してフォークを左右に移動させるシフトレバー
45、フォークを旋回させるローテイトレバー46、フ
ォークを昇降させるサブリフトレバー47などが設けら
れている。そして、各レバー45〜47の操作に応じた
制御を行う上で必要な電線などは、保護ガード16の内
部を通って運転台3に設けた図示しないコントローラに
接続されている。
クリフトにおいて、マスト2に沿って運転台3を所定高
さまで上昇させた後、操作者が荷役操作部35が取り付
けられている保護ガード16を上方に押し上げると、運
転台3の荷役装置側の前面には障害物が全くなくなるの
で、フォーク22に支持された図示しないパレットに容
易に乗り移ることができ、ピッキング作業が簡単に行え
る。また、運転台3の上に荷役操作部35を設置するた
めの場所を確保する必要がないので、足元周りの空間を
大きく取ることができて作業者が動き易くなる。さら
に、操作者は、保護ガード16を下方に降ろさないと、
荷役操作部35を操作することができないので、安全性
が確保される。
天井部10との各々の一側面に設けられたラック部18
に沿ってシフトキャリッジ19がオイルモータ39の駆
動により左右に移動可能に設けられ、このシフトキャリ
ッジ19にローテイトヘッド48がサブリフトチェーン
29によって昇降可能に設けられ、このローテイトヘッ
ド48にフォーク22がフィンガバー23を介してオイ
ルモータ49の駆動により回転可能に取り付けられてい
る。これにより、フォーク22が車体本体1の進行方向
および左右両側の3方向に切り換えられてパレット作業
を行えるようになっている。
保護ガード16の一方側に荷役操作部35を取り付けて
いるが、保護ガード16が左右一体化されたものでは、
その中央に荷役操作部35を取り付けた構成とすること
もできる。
部35には荷役操作用のレバー45〜47等を設けてい
るが、これらに加えて車両本体の運転を行うためのステ
アリングハンドル12、各種レバー11,40、スイッ
チ類41〜43を設けることも可能である。このような
構成にすれば、運転操作部34を省略することができ
る。
によれば、次の効果が得られる。
上方に移動するため、運転台の荷役装置側の前面には障
害物がなくなるので、少量の物品の積み込みや取り出し
を行うピッキング作業を極めて容易に行うことができ
る。
操作部を設置するための場所を確保する必要がないの
で、操作部を操作する際の足元周りの空間を大きく取る
ことができて作業者が動き易くなる。
ろさないと、操作部を操作することができないので、安
全性が確保されるとともに、作業者に安全動作を徹底さ
せることができる。
リフトの全体を示す斜視図である。
リフトの運転台の部分を示す平面図である。
リフトの運転台の部分を示す側面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 走行用の車両本体に立設されたマストに
運転台が昇降可能に設けられ、この運転台には、フォー
クを有する荷役装置が取り付けられるとともに、操作者
の転落防止用の保護ガードが起伏可能に設けられている
ピッキングフォークリフトにおいて、 前記保護ガードには、少なくとも荷役操作を行うための
操作部を取り付けたことを特徴とするピッキングフォー
クリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000264537A JP3768083B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ピッキングフォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000264537A JP3768083B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ピッキングフォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002068689A true JP2002068689A (ja) | 2002-03-08 |
JP3768083B2 JP3768083B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=18751940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000264537A Expired - Fee Related JP3768083B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ピッキングフォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3768083B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105668465A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-06-15 | 林德(中国)叉车有限公司 | 用于站驾式叉车的集成控制臂 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105858564B (zh) * | 2016-06-03 | 2018-12-07 | 意欧斯智能科技股份有限公司 | 一种含护臂的堆高车限位保护装置 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000264537A patent/JP3768083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105668465A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-06-15 | 林德(中国)叉车有限公司 | 用于站驾式叉车的集成控制臂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3768083B2 (ja) | 2006-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6571913B2 (en) | Multipurpose machine | |
AU2002329704A1 (en) | Multipurpose machine | |
JP2006321598A (ja) | 三方向スタッキングトラック | |
JP3678410B2 (ja) | ピッキングフォークリフト | |
JP2002068689A (ja) | ピッキングフォークリフト | |
JPH0764272B2 (ja) | 自走式作業台車 | |
JP3767848B2 (ja) | ピッキングフォークリフト | |
JPH09124297A (ja) | 高所作業車の障害物検出装置 | |
JP2003040596A (ja) | オーダーピッキング車 | |
JP2002167182A (ja) | ピッキングフォークリフト | |
JP3729441B2 (ja) | ピッキングフォークリフトの運転台 | |
JP3704859B2 (ja) | 自動倉庫のスタッカクレーン | |
JP3589951B2 (ja) | リーチ型フォークリフト | |
JP4767506B2 (ja) | フォークリフトのフォーク制御装置 | |
JP2002087774A (ja) | ピッキングフォークリフト | |
WO2021039915A1 (ja) | 高所作業車の操作盤 | |
JP3767849B2 (ja) | ピッキングフォークリフト | |
JP2003146595A (ja) | 低揚高型ピックアップリフト | |
JP6255617B2 (ja) | 有人無人兼用フォークリフト | |
JP4737497B2 (ja) | パレットロック装置 | |
JP2003206096A (ja) | パレットロック装置 | |
JPH1111889A (ja) | 荷役車両 | |
JP3948704B2 (ja) | 荷役車輌 | |
JP2017149559A (ja) | 有人無人兼用フォークリフト | |
JP3948556B2 (ja) | リフトトラック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3768083 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |