JP5435603B1 - ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト - Google Patents

ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト Download PDF

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Abstract

【課題】ピッキング作業を行おうとするオペレータが転落するのを効果的に防ぐことができる転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフトを提供する。
【解決手段】転落防止装置は、ガード部17と、ガード部を近接位置と離間位置とに移動させ得るガード部移動手段と、ガード部に固定され、オペレータにピッキング作業の安全状況を提示するための投影画面を投影可能な投影手段18と、パレット検出センサ22と、パレット検出センサの検出結果に基づいてガード部移動手段と投影手段とを制御する制御部とを備え、制御部は、フォークがパレットに差し込まれていない場合に、ガード部の位置を近接位置とする一方、フォークがパレットに差し込まれている場合に、ガード部の位置を離間位置とするとともに、フォークがパレットに差し込まれていない場合とフォークがパレットに差し込まれている場合とで投影画面を異なる画面とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピッキングリフトの運転台に搭乗したオペレータが転落するのを防止する転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフトに関する。
工場の倉庫等において使用されるフォークリフトとして、例えば、図19に示すように、バッテリや走行用モータ(いずれも不図示)等を内蔵した車両本体2と、車両本体2の後方に設けられたマスト3と、マスト3に沿って昇降する運転台4とを備えたピッキングリフト100が知られている。
このピッキングリフト100の運転台4は、ステップ10と、ステップ10に搭乗したオペレータ(不図示)の頭上を覆うヘッドガード12と、ステップ10の後端部10Bから後方に向かって延びた一対のフォーク13と、オペレータの前方に設けられた操作盤14とを含んでいる。なお、フォーク13はパレットPに差し込まれている。
ヘッドガード12の左右の側端部12L、12Rは、ステップ10の前側隅部に立設された各支柱の上端部から後方に向かって、ステップ10の後端部10Bを含む鉛直面(ステップ10の後側隅部から上方へ延びる線Y1、Y2を含む平面)に至るまで延びている。
ところで、このピッキングリフト100による荷役作業には、オペレータが操作盤14を操作して、オペレータを乗せた運転台4を図19に示すような高所まで移動させて、運転台4をラック(不図示)に近づけ、パレットP上に積まれている荷物(不図示)をラックに移したり、ラックに保管されている荷物をパレットP上に移したりするピッキング作業が含まれる。このため、ピッキングリフト100の運転台4には、オペレータの転落を防止するための転落防止装置(図19の安全ガード15参照)が設けられている。
この安全ガード15によれば、ステップ10上に搭乗したオペレータの腰回りが包囲されるので、操作盤14を操作しているオペレータが誤ってステップ10の外側に足を踏み出してステップ10から転落するのを防止することができる。しかしながら、この安全ガード15では、パレットP上でピッキング作業を行っているオペレータの転落を防止することはできない。
また、従来の転落防止装置として、特許文献1に記載のものも知られている。
この特許文献1に記載の転落防止装置は、パレットPの上方のパレット上空間(パレットPの後側隅部から上方に延びる線Y3、Y4と、上記線Y1、Y2とで形成される空間)の側面および後面と、ステップ10の上方のステップ上空間(ステップ10とヘッドガード12との間の空間)の側面とを包囲する安全ガード(図19には不図示)を備えている。
この転落防止装置によれば、操作盤14を操作しているオペレータだけでなく、パレットP上でピッキング作業を行っているオペレータの転落を防ぐこともできる。
特許第4001337号公報
しかしながら、従来の転落防止装置は、ピッキング作業を行うオペレータのパレットPからの転落を防止することができるものの、パレットPが存在していない(フォーク13がパレットPに差し込まれていない)場合等のオペレータのステップ10からの予期せぬ転落を防ぐことができなかった。
すなわち、ピッキング作業時に、オペレータはステップ10からパレットPに乗り移る必要があるが、特許文献1に記載の転落防止装置では、オペレータが安全ガードを降ろしてパレット上空間の後方および側方の安全性を確保していたとしても、パレットPが存在していないにもかかわらず、そのことに気付かないままパレットPに乗り移ろうとしたオペレータがステップ10の後端部10Bから後方に転落するのを防ぐことはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、ピッキング作業を行おうとするオペレータが転落するのを効果的に防ぐことができる転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフトを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、(1)ステップと、前記ステップに搭乗したオペレータの頭上を覆うヘッドガードと、前記ステップの後端部から後方に向かって延びた一対のフォークとを含む昇降可能な運転台を備えたピックキングリフトにおいて、前記オペレータが転落するのを防止する転落防止装置であって、ガード部と、前記ガード部を、前記ヘッドガードの後端部に近接した近接位置と該後端部から後方に遠ざかった離間位置とに移動させ得るガード部移動手段と、前記ガード部に設けられた投影部に、ピッキング作業の安全状況を前記オペレータに提示するための投影画面を投影可能な投影手段と、前記フォークがパレットに差し込まれているか否かを検出するパレット検出センサと、前記パレット検出センサの検出結果に基づいて、前記ガード部移動手段と前記投影手段とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれていない場合に、前記ガード部の位置を前記近接位置とする一方、前記フォークが前記パレットに差し込まれている場合に、前記ガード部の位置を前記離間位置とするとともに、前記フォークが前記パレットに差し込まれていない場合と前記フォークが前記パレットに差し込まれている場合とで、前記投影画面を異なる画面とすることを特徴とする転落防止装置としたものである。
この構成では、フォークがパレットに差し込まれているか否かによって、ガード部の位置および投影手段の投影画面が変化し、より詳しくは、フォークがパレットに差し込まれていない場合は、ガード部の位置が近接位置とされる一方、フォークがパレットに差し込まれている場合は、ガード部の位置が離間位置とされるとともに、フォークがパレットに差し込まれていない場合とフォークがパレットに差し込まれている場合とで、投影画面が異なる画面とされる。
したがって、この構成によれば、ガード部が近くにあるのか遠くにあるのかによって、および、投影画面が異なる画面とされることによって、すなわち、これらの相乗効果によって、ピッキング作業を行おうとするオペレータにパレットの有無を確実に気付かせ、該オペレータの転落を効果的に防ぐことができる。
上記構成(1)において、(2)前記制御部は、色、文字、図形、記号、模様、絵および動画の少なくとも1つを変化させることにより前記投影画面を異なる画面とすることが好ましい。
上記構成(1)または(2)において、(3)前記投影画面には、さらに、前記ピックキングリフトの走行状況、前記運転台の昇降状況、前記パレット上の荷物の積載状況、および前記ピックキングリフトの搭載機器の動作状況の少なくとも1つが提示されることが好ましい。
この構成によれば、投影画面が、ピッキング作業の安全状況だけでなく、ピックキングリフトの走行状況、運転台の昇降状況、パレット上の荷物の積載状況、ピックキングリフトの搭載機器の動作状況の少なくとも1つを提示するので、オペレータの転落を防止するための安全情報以外の、他の有益な情報もオペレータに提供することができる。
上記構成(1)〜(3)のいずれかにおいて、(4)前記ガード部移動手段は、前記ヘッドガードに対して前後方向にスライド可能に設けられたスライド式ルーフと、前記前後方向に伸縮する伸縮部材とから構成され、前記ガード部が前記スライド式ルーフの後端部に取り付けられ、前記投影手段が前記スライド式ルーフに吊下げられるように取り付けられ、前記伸縮部材の一端部および他端部が、それぞれ前記ヘッドガードおよび前記スライド式ルーフに固定され、前記制御部は、前記パレット検出センサの検出結果に基づいて、前記伸縮部材を伸縮させて前記スライド式ルーフをスライドさせることにより前記ガード部を前記近接位置と前記離間位置との間で移動させることが好ましい。
この構成によれば、パレット検出センサの検出結果に基づいて、伸縮部材が伸縮し、スライド式ルーフが前後方向にスライドするので、ガード部が近接位置と離間位置との間で自動的に移動可能となる。
上記構成(4)において、(5)前記伸縮部材は、パワーシリンダからなることが好ましい。
この構成によれば、伸縮部材の中でもパワーシリンダは特に制御性に優れているため、ガード部を離間位置と近接位置との間で確実かつ円滑に移動させることが可能となる。
上記構成(1)〜(5)のいずれかにおいて、(6)前記運転台の揚高を検出する揚高検出センサをさらに備え、前記制御部は、前記パレット検出センサの検出結果と前記揚高検出センサによって検出された前記揚高とに基づいて、前記投影画面を異なる画面とすることが好ましい。
ところで、ピッキング作業時のオペレータの転落の危険性は、運転台の揚高に応じて変化するものであり、例えば、パレットが存在しておらず、かつ、揚高が高い場合は、オペレータに転落の危険性を十分認識させる必要があるが、揚高が低い場合には、オペレータに転落の危険性を過度に認識させる必要もない。
この構成によれば、運転台の揚高に基づいて投影手段の投影画面が異なるようになっているので、オペレータは、該投影画面によって運転台の揚高に応じた転落の危険性の判断をすることができる。
上記構成(1)〜(6)のいずれかにおいて、(7)音声を出力可能な音声出力部をさらに備え、前記制御部は、前記投影手段の前記投影画面に応じて、前記音声出力部から異なる前記音声を出力させることが好ましい。
この構成によれば、音声出力部の音声が投影画面に応じて変化するので、オペレータは、視覚的および聴覚的な相乗効果によってオペレータに転落の危険性を確実に認識させ、オペレータの転落をより効果的に防ぐことができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、(8)上記構成(1)〜(7)のいずれかに記載の転落防止装置を備えたことを特徴とするピッキングリフトとしたものである。
本発明によれば、ピッキング作業を行おうとするオペレータが転落するのを効果的に防ぐことができる転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフトを提供することができる。
本発明の第1実施例に係る転落防止装置を備えたピッキングリフトの側面図であり、ガード部が離間位置に移動した状態を示す図である。 第1実施例に係るピッキングリフトの側面図であり、ガード部が近接位置に移動した状態を示す図である。 第1実施例に係るピッキングリフトのガード部移動手段およびガード部の動きを説明する上面図であり、(A)はガード部が離間位置に移動した状態、(B)はガード部が近接位置に移動した状態を示す図である。 第1実施例に係るピッキングリフトのヘッドガードおよびその周辺を示す図であり、(A)は上面図、(B)は(A)の後面図、(C)は(A)の矢印線Cからみた一部拡大斜視図、(D)は(B)の一部拡大図である。 第1実施例に係るピッキングリフトの斜視図であり、ガード部が離間位置に移動した状態を示す図である。 第1実施例に係るピッキングリフトの制御に関するブロック図である。 第1実施例に係るピッキングリフトの制御部の動作を説明するフロー図である。 (A)〜(E)は、第1実施例に係るピッキングリフトの投影手段によって投影された投影画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る転落防止装置を備えたピッキングリフトの側面図であり、ガード部が離間位置に移動した状態を示す図である。 第2実施例に係るピッキングリフトの側面図であり、ガード部が近接位置に移動した状態を示す図である。 第2実施例に係るピッキングリフトのガード部移動手段およびガード部の動きを説明する上面図であり、(A)はガード部が離間位置に移動した状態、(B)はガード部が近接位置に移動した状態を示す図である。 第2実施例に係るピッキングリフトのヘッドガードおよびその周辺を示す図であり、(A)は上面図、(B)は(A)の後面図、(C)は(A)の矢印線Cからみた一部拡大斜視図、(D)は(B)の一部拡大図である。 第2実施例に係るピッキングリフトの斜視図であり、ガード部が離間位置に移動した状態を示す図である。 第2実施例に係るピッキングリフトの制御に関するブロック図である。 第2実施例に係るピッキングリフトの制御部の動作を説明するフロー図である。 (A)〜(E)は、第2実施例に係るピッキングリフトの投影手段によって投影された投影画面の一例を示す図である。 (A)〜(D)は、第3変形例に係るピッキングリフトの投影手段によって投影された投影画面の他例を示す図である。 第1変形例に係るピッキングリフトのヘッドガードおよびその周辺を示す図であり、(A)は上面図、(B)は(A)の後面図、(C)は(A)の矢印線Cからみた一部拡大斜視図、(D)は(B)の一部拡大図である。 従来の転落防止装置を備えたピッキングリフトの斜視図であり、運転台が高所にある状態を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係るピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフトの好ましい実施例について説明する。
(第1実施例)
本発明に係るピッキングリフト1Aは、図1および図2に示すように、従来のピッキングリフト100(図19参照)と同様、バッテリや走行用モータ(いずれも不図示)等を内蔵した車両本体2と、車両本体2の後方に設けられたマスト3と、マスト3に沿って昇降する運転台4とを備えている。
運転台4は、ステップ10と、ステップ10に搭乗したオペレータ(不図示)の頭上を覆うヘッドガード12と、ヘッドガード12を左右両側から挟み込んで支持する左右一対の支持部材11(11L、11R)と、ステップ10の後端部10Bから後方に向かって延びた一対のフォーク13と、ピッキングリフト1Aを操作するための操作盤14と、ステップ10上でのオペレータの動きを規制する安全ガード15と、ステップ10に設けられたブレーキペダル21とを含んでいる。
操作盤14は、支持部材11L、11Rの間に設けられており、例えば、ピッキングリフト1Aを任意の方向に走行させたり、運転台4を昇降させたりするための各種操作手段を有する。この操作手段の一例としては、キースイッチ14a、アクセルレバー14b、および昇降スイッチ14c等がある。
また、本発明に係るピッキングリフト1Aは、図1〜図6に示すように、ガード部17と、ガード部移動手段と、投影手段18と、パレット検出センサ22と、MPU(Micro Processing Unit)からなる制御部23Aとを備えた転落防止装置をさらに備えている。なお、図3(A)と図4(A)は、同一図面である。
ガード部移動手段は、ガード部17を、ヘッドガード12の後端部12Bに近接した近接位置と該後端部12Bから後方に遠ざかった離間位置とに移動させ得るものであれば、どのような構成のものであってもよいが、例えば、後述するように、ヘッドガード12に対して前後方向にスライド可能に設けられたスライド式ルーフ16と、前後方向に伸縮する伸縮部材20とから構成されるのが好ましい。
ヘッドガード12およびスライド式ルーフ16は、図3および図4に示すように、支持部材11L、11Rの間に上下に設けられている。ヘッドガード12は、ボルト等の固定具または溶接等の任意の固定手段によって、支持部材11L、11Rの前後方向に延びた各内壁(特に図4(B)参照)の上側部分に固定されている。支持部材11L、11Rの前後方向に延びた各内壁の下側部分には、断面が略C字形状のガイドレール部11G(特に図4(D)参照)が前後方向に設けられている。スライド式ルーフ16の側端部16L、16Rには、支持部材11L、11Rのガイドレール部11Gに係合して自在にスライドするガイドローラ等のスライド部16Gが前後方向に延びるように設けられている。なお、スライド部16Gは、ガイドレール部11Gから脱落しないように、該ガイドレール部11Gよりも長く形成されていることが好ましい。
ガード部17は、例えば金属の枠体(柵)17Fと、枠体17Fの開口部に嵌め込まれて透光性を有する例えばアクリルの平板(窓部)17Wから構成され、固定ピン等の固定具または溶接等の任意の固定手段によってスライド式ルーフ16の後端部16Bに取り付けられている。透光性を有する平板(窓部)17Wでガード部17を構成したのは、不透明な部材でガード部17を構成すると、オペレータがピッキング作業を行う際に周囲の様子を把握しづらくなってしまったり、走行運転時に後方を確認しづらくなってしまったりするからである。ガード部17の上端部は、図4に示すように、スライド式ルーフ16の後端部16Bに固定されている。ガード部17の下端部は、スライド式ルーフ16の後端部16Bよりも下方に配置されている。なお、ガード部17は、図1および図2に示すように、スライド式ルーフ16の後端部16Bから操作盤14の位置する高さ付近まで(ステップ10に立つオペレータの目線高さ付近まで)下方に延びているが、これに限定されるものではなく、ガード部17の上下方向の長さが適宜調整され得ることは言うまでもない。
アクリルの平板17Wの表面(運転台4に搭乗したオペレータに対向する面)には、後述する投影手段18からの投光を受ける投影部19を有する。投影部19を例えば半透明のコンバイナーから構成すると、投影部19の透光性が維持され、オペレータの投影部19からの視界は良好となる。また、投影部19をコンバイナーから構成した場合に比べて、オペレータの投影部19からの視界は若干妨げられるが、投影部19を例えば不透明のスクリーン板から構成してもよい。なお、投影部19の大きさ(面積)は、適宜設定される。
投影手段18は、ガード部17に設けられた投影部19に、ピッキング作業の安全状況をオペレータに提示するための投影画面を投影するためものである。投影手段18は、プロジェクター等の投影装置からなる。
投影手段18は、スライド式ルーフ16に吊下げられるように設けられている。以下、投影手段18のスライド式ルーフ16への取り付け構造について説明する。
投影手段18は、図4(A)〜(C)に示すように、本体18aと、コ字状の本体支持部18bと、光出力部18cと、第1部材18dと、第2部材18eとを含む。
本体18aは、光出力部18cから投光して、投影部19に投影画像を投影する。本体支持部18bは、本体18aを両側から挟みこんで支持するとともに、該本体18aの左右、上下の向き(角度)をそれぞれ調整可能になっている。第1部材18dは、固定ネジ18f等の固定手段によって本体支持部18bに取り付けられる。なお、本体支持部18bと第1部材18dとの間には、本体18bの高さを調整するための高さ調整部材18gが設けられる。第2部材18eの一端は、固定ネジ18f等の固定手段によって第1部材18dに取り付けられる。第2部材18eの他端は、固定ネジ18f等の固定手段によってスライド式ルーフ16の中間フレーム16Mの例えば側面に取り付けられる。
伸縮部材20は、例えば、図3および図4に示すように、円筒状の収納ケース20aと、該収納ケース20aから突出し得るロッド20bとを有するパワーシリンダ20からなる。収納ケース20aは、例えば、固定ピン等の固定具や溶接等の任意の固定手段によって、ヘッドガード12の前方部分に固定されている。また、ロッド20bの一端部は、収納ケース20aに収納され、ロッド20bの他端部は、任意の固定手段によってスライド式ルーフ16の後方部分に固定されている。
パレット検出センサ22は、この実施例では、例えば、ロックバーがパレットPの自重により押し下げられているか否かによりパレットPの有無を検出するセンサ(例えば、特許第4222499号公報参照)からなるが、本発明では、パレット検出センサ22の構成は特に限定されない。
図6に示すように、制御部23Aには、操作盤14のキースイッチ14a、アクセルレバー14b、および昇降スイッチ14cと、安全ガード15と、ブレーキペダル21とから送られてくる各種信号が入力される。そして、制御部23Aは、入力された各信号に基づいて、走行用モータ、電磁ブレーキ、およびマスト3を制御する。
より詳しくは、制御部23Aは、キースイッチ14aがオンされ、かつ安全ガード15が使用状態(図5に実線で示す降ろされた状態)とされているときに、アクセルレバー14b、昇降スイッチ14c、またはブレーキペダル21が操作されると、その操作量に応じて走行用モータ、マスト3、または電磁ブレーキを駆動させ、ピッキングリフト1Aを走行/停止させたり、運転台4を昇降させたりする。
一方、制御部23Aは、キースイッチ14aがオンされていないとき、または安全ガード15が不使用状態(図5に点線で示す立ち上げられた状態)とされているときに、アクセルレバー14b、昇降スイッチ14cまたはブレーキペダル21が操作されても、ピッキングリフト1Aを走行/停止させたり、運転台4を昇降させたりはしない。
制御部23Aは、さらに、パレット検出センサ22の検出結果に基づいて、上記のガード部移動手段(スライド式ルーフ16およびパワーシリンダ20)と投影手段18とを制御する。
より詳しくは、制御部23Aは、パレット検出センサ22の検出結果を示す信号に基づいて、フォーク13がパレットPに差し込まれているか否かを判定する(図7のステップS10参照)。
フォーク13がパレットPに差し込まれていない場合、制御部23Aは、パワーシリンダ20を縮めてスライド式ルーフ16を前方にスライドさせることによりガード部17を近接位置(図2または図3(B)参照)に移動させる(図7のS11参照)とともに、投影手段18の投影画面を図8(A)〜(E)に示す第1画面とする(図7のS13参照)。第1画面は、予め設定された色や文字等によって、パレットPが存在していなくて危険な状態であることを示しており、オペレータは、転落の危険性を容易に認識できる。また、近接位置に移動したガード部17によって、ステップ10の上方のステップ上空間(図5で示されたステップ10とヘッドガード12との間の空間参照)の後面の少なくとも一部が塞がれるので、オペレータがパレット上空間に入ることも防止できる。
一方、フォーク13がパレットPに差し込まれている場合、制御部23Aは、パワーシリンダ20を伸ばしてスライド式ルーフ16を後方にスライドさせることによりガード部17を離間位置(図1、図3(A)または図5参照)に移動させる(図7のS12参照)とともに、投影手段18の投影画面を図8(A)〜(E)に示す第2画面とする(図7のS14参照)。第2画面は、第1画面とは異なる色や文字等からなる画面であり、パレットPが存在していて安全な状態であることを示しており、オペレータは、転落の危険性がないことを容易に認識できる。また、離間位置に移動したガード部17によって、パレットPの上方のパレット上空間(図5で示された線Y1〜Y4で形成される空間参照)の後面および/またはその近傍の少なくとも一部が塞がれるので、オペレータがパレットPの後方に転落することも防止できる。
なお、図8(A)は、第1画面および第2画面を互いに異なる色で構成したものであり、同図(B)は、第1画面および第2画面を互いに異なる文字で構成したものであり、同図(C)は、第1画面および第2画面を互いに異なる色および文字の組み合わせで構成したものであり、同図(D)は、第1画面および第2画面を互いに異なる絵(ピクトグラム(pictogram)や写真等を含む)で構成したものであり、同図(E)は、第1画面および第2画面を互いに異なる動画で構成したものである。
このピッキングリフト1Aの転落防止装置によれば、ガード部17が近くにあるのか遠くにあるのかによって、および、投影画面が異なる画面(第1画面および第2画面)とされることによって、すなわち、これらの相乗効果によって、ピッキング作業を行おうとするオペレータにパレットPの有無を確実に気付かせ、該オペレータの転落を効果的に防ぐことができる。
また、このピッキングリフト1Aの転落防止装置によれば、制御性に優れたパワーシリンダ20によって、ガード部17を離間位置と近接位置との間で確実かつ円滑にスライドさせることが可能となる。
なお、伸縮部材(パワーシリンダ)20の伸縮長L20は、任意とすることができるが、パレットPの長さLP(あるいはフォーク13の長さL13)に応じて決定されるのが好ましく、より詳細には、0.5×LP≦L20≦LP(あるいは0.5×L13≦L20≦L13)に決定されるのが好ましい。L20>LP(あるいはL20>L13)とすると、離間位置に移動したガード部17の存在によって、ピッキングリフト1Aの全長が長くなり、車両の取り回しが悪くなるからである。また、L20<0.5×LP(あるいはL20<0.5×L13)とすると、オペレータのピッキング作業の邪魔になるからである。
また、ヘッドガード12およびスライド式ルーフ16(側端部16L、16R)は、ステップ10に対して平行になっているが、完全に平行である必要はなく、上下いずれかの方向に傾いていてもよい。
(第2実施例)
本発明の第2実施例に係るピッキングリフト1Bは、運転台4の揚高を検出する揚高検出センサ24と、音声を出力可能な音声出力部とをさらに備え、制御部23Bが、パレット検出センサ22の検出結果と揚高検出センサ24によって検出された運転台4の揚高に基づいて、投影手段18の投影画面を異なる画面とし、この異なる投影画面に応じて、音声出力部から異なる音声を出力させる点(特に図14〜図16参照)、スライド式ルーフ16がヘッドガード12の上方に配置されている点(特に図9、図10および図12(B)参照)、および、投影手段18のスライド式ルーフ16への取り付け構造(特に図12(C)参照)が、第1実施例に係るピッキングリフト1Aと異なる。
このピッキングリフト1Bは、マスト3を構成するアウタマストの下部に設けられたプーリから引き出されたワイヤの先端がインナマストの頂部に連結され、アウタマストに対してインナマストが運転台4とともに昇降すると、それに伴ってプーリが回転し、ワイヤが引き出されたり巻き取られたりするよう構成されている。
揚高検出センサ24は、プーリの回転量を検出することにより、運転台4の揚高を検出する。
制御部23Bは、パレット検出センサ22の検出結果を示す信号に基づいて、フォーク13がパレットPに差し込まれているか否かを判定する(図15のステップS10参照)。
フォーク13がパレットPに差し込まれていない場合、制御部23Bは、上記第1実施例と同様に、ガード部17を近接位置(図10または図11(B)参照)に移動させる(図15のS11参照)。そして、制御部23Bは、揚高検出センサ24によって検出された運転台4の揚高Hを判定し(図15のS20参照)、以下のように、揚高Hを示す信号に基づいて、投影手段18を制御する。すなわち、制御部23Bは、運転台4の揚高Hが第1揚高H1(例えば1m)未満の場合、投影手段18の投影画面を図16(A)〜(E)に示す第4画面とし(図15のS21参照)、運転台4の揚高Hが第1揚高H1以上かつ第2揚高H2(例えば4.9m)以下の場合(但し、H2>H1とする)、投影手段18の投影画面を図16(A)〜(E)に示す第1画面とし(図15のS22参照)、運転台4の揚高Hが第2揚高H2を超える場合、投影手段18の投影画面を図16(A)〜(E)に示す第5画面とする(図15のS23参照)。なお、運転台4の揚高Hが第2揚高H2を超える場合は、オペレータにとって極めて危険な状況であるといえるため、制御部23Bは、ピッキングリフト1Bの走行機能を停止する(アクセルレバー14b等の操作を無効にする)。
一方、フォーク13がパレットPに差し込まれている場合は、制御部23Bは、上記第1実施例と同様に、ガード部17を離間位置(図9、図11(A)、または図13参照)に移動させる(図15のS12参照)。そして、制御部23Bは、揚高検出センサ24によって検出された運転台4の揚高Hを判定し(図15のS30参照)、以下のように、揚高Hを示す信号に基づいて、投影手段18を制御する。すなわち、制御部23Bは、運転台4の揚高Hが第1揚高H1未満の場合、投影手段18の投影画面を図16(A)〜(E)に示す第2画面とし(図15のS31参照)、運転台4の揚高Hが第1揚高H1以上かつ第2揚高H2以下の場合、投影手段18の投影画面を図16(A)〜(E)に示す第3画面とし(図15のS32参照)、運転台4の揚高Hが第2揚高H2を超える場合、投影手段18の投影画面を図16(A)〜(E)に示す第5画面とする(図15のS33参照)。
なお、図8と同様に、図16(A)は、第1画面および第2画面を互いに異なる色で構成したものであり、同図(B)は、第1画面および第2画面を互いに異なる文字で構成したものであり、同図(C)は、第1画面および第2画面を互いに異なる色および文字の組み合わせで構成したものであり、同図(D)は、第1画面および第2画面を互いに異なる絵で構成したものであり、同図(E)は、第1画面および第2画面を互いに異なる動画で構成したものである。
また、制御部23Bは、投影画面(第1画面〜第5画面)に応じて、すなわち、パレット検出センサ22の検出結果と揚高検出センサ24によって検出された揚高とに基づいて、メロディや声等の異なる音声1〜音声5を音声出力部から出力させる。
なお、制御部23Bは、音量や音域の異なる音声を出力させてもよいし、あるいは、各音声の少なくとも1つを無音としてもよい。また、音声出力部は、投影手段18に設けられてもよいし、運転台4に設けられてもよい。
投影手段18は、図11および図12に示すように、第3部材18eの代わりにコ字状の第3部材18hを含む。第3部材18hの一端は、固定ネジ18f等の固定手段によって第1部材18dに取り付けられる。第3部材18hの他端は、固定ネジ18f等の固定手段によってスライド式ルーフ16の中間フレーム16Mの上面に取り付けられる。すなわち、第3部材18hは、ヘッドガード12に接触することなく、互いに上下方向に配置されたスライド式ルーフ16の中間フレーム16Mおよびヘッドガード12の中間フレーム12Mにまたがるように設けられている。
ところで、ピッキング作業時のオペレータの転落の危険性は、運転台4の揚高に応じて変化するものであり、例えば、パレットPが存在しておらず、かつ、揚高が高い場合は、オペレータに転落の危険性を十分認識させる必要があるが、揚高が低い場合には、オペレータに転落の危険性を過度に認識させる必要もない。
このピッキングリフト1Bの転落防止装置によれば、運転台4の揚高に基づいて投影手段18の投影画面が異なるようになっているので、オペレータは、該投影画面によって運転台4の揚高に応じた転落の危険性の判断をすることができる。
また、このピッキングリフト1Bの転落防止装置によれば、音声出力部の音声が投影画面に応じて変化するので、視覚的および聴覚的な相乗効果によってオペレータに転落の危険性を確実に認識させ、オペレータの転落をより効果的に防ぐことができる。
(変形例)
以上、本発明に係る転落防止装置およびピッキングリフトの実施形態について説明したが、本発明は、これらの構成に限定されるものではない。
(第1変形例)
投影手段18のスライド式ルーフ16への取り付け構造は、上記の各実施例に限定されるものではい。例えば、スライド式ルーフ16がヘッドガード12よりも上方に配置されている場合、図18に示すように、第3部材18hがスライド式ルーフ16の2つの中間フレーム16M(ヘッドガード12の2つの中間フレーム12M)をまたぐような構成としてもよい。
(第2変形例)
ガード部17は、上記実施例では、枠体17Fと、平板17Wとから構成されていたが、枠体17Fのみから構成されていてもよい。ただし、ガード部17が枠体17Fのみから構成される場合、枠体17Fには、反射型のスクリーンからなる投影部19が設けられる。また、ガード部17は、枠体17Fと、投影部19と同程度の大きさの平板17Wとから構成されていてもよい。なお、ガード部17は、オペレータの後方への移動をある程度規制することができ、かつオペレータに視認されやすい任意の形状のものから構成されることが好ましい。
ガード部17の枠体17Fおよび平板17Wは、それぞれ金属およびアクリルの材質の部材に限定されることなく、任意の材質の部材、特に、軽量性、強度性、および透光性の少なくとも1つが考慮された部材からなるのが好ましい。
(第3変形例)
投影手段18の投影画面には、ピッキング作業の安全状況が提示される以外に、例えば図17(A)に示すようなピックキングリフト1A(1B)の走行状況(例えば、現在の走行速度が○○km/hで、安全な状況にあるか等)、同図(B)に示すような運転台4の昇降状況(例えば、現在の運転台4の揚高が□□mで、安全な状況にあるか等)、同図(C)に示すようなパレットP上の荷物の積載状況(例えば、現在の荷物の積載重量が△△kgで、安全な状況にあるか等)、および同図(D)に示すようなピックキングリフトの搭載機器の動作状況(例えば、××機器が正常に動作しているか等)の少なくとも1つが提示されてもよい。
この構成によれば、オペレータの転落を防止するための安全情報以外の、他の有益な情報もオペレータに提供することができる。
(第4変形例)
伸縮部材20は、上記実施例ではパワーシリンダ20からなっていたが、これに限定されるものではなく、例えば、ガード部17を離間位置と近接位置との間でスライドさせ得るアクチュエータからなっていてもよい。
(第5変形例)
制御部23A(23B)は、色、文字、絵および動画を変化させることにより投影手段18の投影画面を異なる画面としたが、これに限定されるものではなく、図形、記号、模様等を変化させることにより投影画面を異なる画面とするように構成されてもよい。
(第6変形例)
揚高検出センサ24は、上記第2実施例のものに限定されるものではなく、運転台4の揚高を直接的または間接的に検出し得る、任意のセンサから構成されてもよい。
1A、1B、 ピッキングリフト
2 車両本体
3 マスト
4 運転台
10 ステップ
10B ステップの後端部
11、11L、11R 支持部材
11G ガイドレール部
12 ヘッドガード
12B ヘッドガードの後端部
13 フォーク
14 操作盤
14a キースイッチ
14b アクセルレバー
14c 昇降スイッチ
15 安全ガード
16 スライド式ルーフ
16B スライド式ルーフの後端部
16G スライド部
16L、16R スライド式ルーフの側端部
17 ガード部
18 投影手段
18a 本体
18b 本体支持部
18c 光出力部
18d 第1部材
18e 第2部材
18f 固定ネジ
18g 高さ調整部材
18h 第3部材
19 投影部
20 伸縮部材(パワーシリンダ)
20a 収納ケース
20b ロッド
21 ブレーキペダル
22 パレット検出センサ
23A、23B 制御部(MPU)
24 揚高検出センサ
P パレット

Claims (8)

  1. ステップと、前記ステップに搭乗したオペレータの頭上を覆うヘッドガードと、前記ステップの後端部から後方に向かって延びた一対のフォークとを含む昇降可能な運転台を備えたピックキングリフトにおいて、前記オペレータが転落するのを防止する転落防止装置であって、
    ガード部と、
    前記ガード部を、前記ヘッドガードの後端部に近接した近接位置と該後端部から後方に遠ざかった離間位置とに移動させ得るガード部移動手段と、
    前記ガード部に設けられた投影部に、ピッキング作業の安全状況を前記オペレータに提示するための投影画面を投影可能な投影手段と、
    前記フォークがパレットに差し込まれているか否かを検出するパレット検出センサと、
    前記パレット検出センサの検出結果に基づいて、前記ガード部移動手段と前記投影手段とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれていない場合に、前記ガード部の位置を前記近接位置とする一方、前記フォークが前記パレットに差し込まれている場合に、前記ガード部の位置を前記離間位置とするとともに、前記フォークが前記パレットに差し込まれていない場合と前記フォークが前記パレットに差し込まれている場合とで、前記投影画面を異なる画面とすることを特徴とする転落防止装置。
  2. 前記制御部は、色、文字、図形、記号、模様、絵および動画の少なくとも1つを変化させることにより前記投影画面を異なる画面とすることを特徴とする請求項1に記載の転落防止装置。
  3. 前記投影画面には、さらに、前記ピックキングリフトの走行状況、前記運転台の昇降状況、前記パレット上の荷物の積載状況、および前記ピックキングリフトの搭載機器の動作状況の少なくとも1つが提示されることを特徴とする請求項1または2に記載の転落防止装置。
  4. 前記ガード部移動手段は、前記ヘッドガードに対して前後方向にスライド可能に設けられたスライド式ルーフと、前記前後方向に伸縮する伸縮部材とから構成され、
    前記ガード部が前記スライド式ルーフの後端部に取り付けられ、
    前記投影手段が前記スライド式ルーフに吊下げられるように取り付けられ、
    前記伸縮部材の一端部および他端部が、それぞれ前記ヘッドガードおよび前記スライド式ルーフに固定され、
    前記制御部は、前記パレット検出センサの検出結果に基づいて、前記伸縮部材を伸縮させて前記スライド式ルーフをスライドさせることにより前記ガード部を前記近接位置と前記離間位置との間で移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の転落防止装置。
  5. 前記伸縮部材は、パワーシリンダからなることを特徴とする請求項4に記載の転落防止装置。
  6. 前記運転台の揚高を検出する揚高検出センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記パレット検出センサの検出結果と前記揚高検出センサによって検出された前記揚高とに基づいて、前記投影画面を異なる画面とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の転落防止装置。
  7. 音声を出力可能な音声出力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記投影手段の前記投影画面に応じて、前記音声出力部から異なる前記音声を出力させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の転落防止装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の転落防止装置を備えたことを特徴とするピッキングリフト。
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