JP4670645B2 - 身体しずく除去乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、噴流を噴き付けて、入浴等で濡れた人やペット等の体のしずくを除去、乾燥させる身体しずく除去乾燥装置に関する。
従来、この種の身体しずく除去乾燥装置としては、例えば、特許文献1および特許文献2に示されている構成の技術が開示されている。
図10に基づいて、その具体例を説明する。
図10に示すように、使用者が取っ手部101を持って操作部102の操作スイッチ103をオンさせることによってコントローラー104が駆動すると、送風装置105とヒーターユニット106が運転を開始する。送風装置105が送風する気流は、ヒーターユニット106によって暖められ、本体部107に接続しているダクト108内を通過しノズル部109に流れ、ノズル孔110から高速温風として噴出する。この高速温風の接触によって、使用者の身体あるいはペットの表面に有している水分は、空気中に吹き飛ばされることになる。このとき、被乾燥物の周辺の空気は、ノズル孔110から噴出される高速温風によって常に新鮮な空気と置換されている。従って、被乾燥物から吹き飛ばされた水分は、常に入れ替わる新鮮な空気中に効率的に気化することになり、被乾燥物の乾燥は短時間で終了するものである。このとき、高速温風はノズル部109に設けているノズル孔110から噴出するものであるため、接触させたい部位を自由に選択できる。すなわち、洗髪後の髪、手洗い後の手、あるいは足等に、集中して高速温風を接触させることができるものが開示されている。
特開2001−169961号公報 特開2003−164391号公報
このような従来の身体しずく除去乾燥装置では、熱源であるヒーターユニットがノズル孔から離れたところにあり、ダクト内を通じて温風を送風しているため、送風途中で長い待機時間があり、熱ロスが大きくノズル孔の温度が下がり乾燥時間の短縮化が図れなくなるが、それを解決するために、ヒーターユニットの容量を大きくすると途中の熱ロスをカバーできるが、ヒーターユニットのエネルギーの有効利用からみると好ましくなく、特に冬には、しずく除去乾燥の初期段階で長いダクト内の冷たい空気が吹き出され、初期に冷たい風が身体に当たって使用者に冷たい思いをさせるという課題があった。
また、身体しずく除去乾燥装置を運転していないときに湯気や身体洗浄よって生じる飛散水が、ノズル部内に侵入してヒーターユニットや送風装置内への水浸入による漏電および感電、その他制御回路のマイコン異常等でのノズル部の温度異常過昇による火傷、発煙、発火等が生じるという課題があった。
また、送風装置内でファンモーターが高速で回転して高速風を発生させるため、音が室内に響いて非常にうるさいという課題があった。
そこで本発明は、操作スイッチをオンさせると同時にノズル孔からの高速温風が体に温かさを感じさせることができかつ短時間乾燥でエネルギーロスが少なく、また、安全かつ低騒音で使える身体しずく除去乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明の身体しずく除去乾燥装置は上記の目的を達成するために、ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備える構成であって、前記ノズル取っ手部内に前記ファンモーターによって発生される風を温めるヒーターユニットを設けたものである。
この手段により、操作スイッチをオンさせると同時にノズル孔からの高速温風が体に温かさを感じさせることができかつ短時間乾燥でエネルギーロスが少ない身体しずく除去乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備える構成であって、前記送風装置の底部に前記送風ダクトを接続させるダクト接続部を設けた
ものである。
この手段により、安全な身体しずく除去乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトを備える構成であって、前記送風装置を屋外または室外に設け、前記送風ダクトを壁貫通させてノズル部を室内に設けたものである。
この手段により、低騒音な身体しずく除去乾燥装置が得られる。
本発明によれば、ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備える構成であって、前記ノズル取っ手部内に前記ファンモーターによって発生される風を温めるヒーターユニットを設けたことにより、運転後すぐ温風が吹き出すため、温風の待機時間が短く、省エネルギーで乾燥時間が短くなるという効果のある身体しずく除去乾燥装置を提供できる。
また、ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備える構成であって、前記送風装置の底部に前記送風ダクトを接続させるダクト接続部を設けたことにより、身体しずく除去乾燥装置を運転していない時の湯気や身体洗浄などによって生じる飛散水がノズル部内から送風ダクト内へ浸入しても、少量の水であれば送風ダクトに溜まって送風装置内に行かないため、漏電や感電しない安全であるという効果のある身体しずく除去乾燥装置を提供できる。
また、ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトを備える構成であって、前記送風装置を屋外または室外に設け、前記送風ダクトを壁貫通させてノズル部を室内に設けたことにより、音が室内に響かない低騒音であるという効果のある身体しずく除去乾燥装置を提供できる。
発明の身体しずく除去乾燥装置は、ノズル取っ手部に送風装置の動作の開始、停止をさせる入/切スイッチを設け、壁または前記送風装置に取り付けられた係止具に前記ノズル取っ手部の前記入/切スイッチが設けられたスイッチ溝に係止し、このノズル取っ手部を前記係止具に着脱させることにより前記入/切スイッチがON/OFFできるものであり、ノズル部を係止具に係止させた状態で入/切スイッチがOFF、ノズル部を係止具から外せば入/切スイッチがONになるため、使用時いちいち電源スイッチを入り切りする必要がなく、使い勝手を良くすることができるという作用を有する。
また、ノズル取っ手部に、送風装置の自動運転と手動運転を切り替えるセンサースイッチを設け、このノズル取っ手部を係止具に着脱させることにより前記センサースイッチにより、自動運転と手動運転が切り換わるものであり、ノズル取っ手部を係止具に係止させた状態でセンサースイッチがON、ノズル取っ手部を係止具から外せばセンサースイッチがOFFになるため、係止具に係止させた状態で髪の毛などを両手で乾燥させる場合は、人感センサーの自動運転で動作し、係止具から外せば手動によって身体だけでなく多目的に使用できるという作用を有する。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3を用いて説明をおこなう。
身体しずく除去乾燥装置1を設置した浴室2について説明する。浴室2は4方を囲う壁4と、浴槽5と、身体などを洗う洗い場6と、この浴室2に出入りするためのドア3を設けている。この浴室2の壁4に、身体しずく除去乾燥装置1が設置されている。
次に、浴室2に設置された身体しずく除去乾燥装置1は、主に、風を発生させる送風装置7と、この送風装置7で発生した風を送風する可とう性のある送風ダクト27と、この送風ダクト27の先端に設けた風を吹き出すノズル部18で構成されている。送風装置7内には、風をつくり出すファンモーター9と電装部品を制御する制御回路10を設け、これらは外郭ケース8で覆われている。送風装置7下面には、風のもとになる空気を取り込む吸込口14を設け、この吸込口14には取り込む空気を清浄するフィルター15が備えられている。また、同じく送風装置7下部には、ファンモーター9からの風をノズル部18に送るために、送風装置7と送風ダクト27を接続して連通させたダクト接続部17を有している。このため、送風ダクト27はU字型に垂れ下がったトラップ部39を形成することとなる。
また、送風ダクト27のもう片方の一端には、ノズル部18を握るためのノズル取っ手部22を設け、その先端には風を吹き出す複数の吹出し孔19を有する風吹出し部20を設けている。ノズル取っ手部22内には、送風空気を加熱し温風にするヒーターユニット21を備え、ノズル取っ手部22表面には、電源を入/切できる電源スイッチ26と、ノズル部18から吹き出す風の強さを可変できる風量可変スイッチ24と、温風の入/切できる温風スイッチ25を設けている。
送風装置7の設置は、手29で送風装置7背面に設けた本体引っ掛け部13を、壁に取り付けた壁掛け金具12に引っ掛けて壁に固定する。
上記構成により、ノズル取っ手部22の電源スイッチ26を押すと、送風装置7のファンモーター9が動作し、空気が高圧の風となって送風ダクト27を通ってノズル取っ手部22、ノズル部18へと送られる。高圧の風は、ノズル取っ手部22のヒーターユニット21により暖められて温風となる。温風になった高圧の風は、ノズル部18の風吹出し部20に送られ、風吹出し部20に設けられた複数の吹出し孔19から高速風が吹き出される。このとき、ヒーターユニット21がノズル取っ手部22にあるため、電源スイッチ26を押すと、ヒーターユニット21で暖められた空気がすぐに吹出し孔19から吹き出されるため、使用者が寒い思いをすることがない。また、吸気は、送風装置7の吸込口14から吸い込まれ、吸込口14のフィルター15によって水気や埃、ゴミを除去し、きれいな空気を送風装置7内に取り込む。また、ノズル取っ手部22の風量可変スイッチ24と温風スイッチ25により、風量を強めたり弱めたり、ヒーターユニット21の温度をコントロールすることにより、用途や使用部位、季節によって自由に手元で調整できる。これら電気部品は、制御回路10によって制御される。また、この身体しずく除去乾燥装置1は、送風装置7の本体取っ手部16を持って上に引き上げることにより、浴室2の壁4に固定された壁掛け金具12から送風装置7の本体引っ掛け部13が外れ、好きな場所に持ち運べる。また、送風装置7と送風ダクト27が接続されているダクト接続部17は、送風装置7の底部に設けているため、送風ダクト27が垂れ下がってU字となりトラップ部39を形成する。これにより、身体しずく除去乾燥装置1を運転していない時に湯気や身体洗浄などによって生じる飛散水が、吹出し孔19を通ってノズル部18内から送風ダクト27内へ浸入した場合でも、少量の水であれば送風ダクト27のトラップ部39に溜まって送風装置7内に行かないため、漏電や感電、故障を防ぐことができる。
なお、ヒーターユニット21の位置は、ノズル取っ手部22でなくても、風吹出し部20や送風ダクト27内など、吹出し孔19の近傍であれば効果は同じである。
また、送風ダクト27のトラップ部39については、送風装置7の底にタンク状の液溜めを設けても効果は同じである。
(実施の形態2)
実施の形態2は実施の形態1に対して図4に示すように、ノズル部18内に設けたヒーターユニット21をPTCヒーター21Aとし、送風装置7のファンモーター9を、内部を風が流れるブロアモーター9Aとしたものである。
上記構成により、PTCヒーター21Aは半導体ヒーターであり、ある一定の温度以上上昇しない特性を持っているため、水浸入などが原因で制御回路10のマイコンが暴走してもヒーターユニット21の温度が異常過昇しないため、火傷、発煙、発火等を引き起こすことはない。
また、ブロアモーター9Aの回転によって発熱した熱を内部に流れる空気によって回収するため、熱回収効率を高め、エネルギーロスを少なくできる。
(実施の形態3)
実施の形態3は実施の形態1に対して図5に示すように、送風装置7と、空気を吹き出す吹出し孔19を有するノズル部18と、送風装置7とノズル部18を連通させる送風ダクト27を備え、送風装置7は屋外または室外に設けるとともに、壁4に貫通させたダクト貫通穴37を設け、送風ダクト27をこのダクト貫通穴37から室内に引き込み、先端にノズル部18を設けたものである。
上記構成により、音の発生源である送風装置7内のファンモーター9が屋外または室外に出ており、送風空気はダクト貫通穴37により壁4を貫通した送風ダクト27を通って室内側のノズル部18に供給される。そのため、送風装置7からの音が壁4によって遮られ、使用する室内の騒音を下げることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4は実施の形態1に対して図6に示すように、ノズル取っ手部22は、壁4または送風装置7に取り付けられたノズル取っ手部22を支持するための係止具33に係止可能とし、この係止具33の内側には係止具凸部36を設けている。ノズル取っ手部22にはノズル取っ手部22を係止具33に係止させる係止具凸部36が嵌まり込むスイッチ溝34を設けており、このスイッチ溝34の中には、電源を入/切できる入/切スイッチ35を設けたものである。
上記構成により、使用しない状態の時、すなわち係止具33にノズル取っ手部22を係止させた状態では、ノズル取っ手部22のスイッチ溝34に係止具33の係止具凸部36が嵌まり込み、このスイッチ溝34の中の入/切スイッチ35が押され、電源がOFF状態になる。また、使用する時、すなわち係止具33からノズル取っ手部22を取り外した状態では、スイッチ溝34の中の入/切スイッチ35を押していた係止具33の係止具凸部36が外れて、電源がON状態になる。電源がON状態になると、ファンモーター9が動作し、ノズル部18の風吹出し部20から温風が吹き出し、また、ノズル取っ手部22にある風量を可変する風量可変スイッチ24や風の温度を調整できる温風スイッチ25も自由に切り換えができることとなる。
なお、入/切スイッチ35はノズル取っ手部22に設けたが、係止具33側に設けても効果は同じである。
(実施の形態5)
実施の形態5は実施の形態1に対して図7に示すように、ノズル取っ手部22に人感センサー23を設け、ノズル取っ手部22は、壁4または送風装置7に取り付けられたノズル取っ手部22を支持するための係止具33に係止可能とし、この係止具33の内側には係止具凸部36を設けている。ノズル取っ手部22にはノズル取っ手部22を係止具33に係止させる係止具凸部36が嵌まり込むスイッチ溝34を設けており、このスイッチ溝34の中には、人感センサーでの動作を切り換えできるセンサースイッチ38を設けている。これにより、ノズル取っ手部22を係止具33に係止させるとセンサースイッチ38により人感センサー23が動作状態となって自動運転でき、逆に係止具33からノズル取っ手部22を取り外すと人感センサー23が停止状態となって手動運転に切り換わるものである。
上記構成により、ノズル取っ手部22を手29で持たずに使用する時、すなわち係止具33にノズル取っ手部22を係止させた状態では、ノズル取っ手部22のスイッチ溝34に係止具33の係止具凸部36が嵌まり込み、このスイッチ溝34の中のセンサースイッチ38が押され、人感センサー23がON状態になっている。人感センサー23がON状態になると、ノズル部18に人が近づくと自動的に送風装置7のファンモーター9が動作し、ノズル部18の風吹出し部20から温風が吹き出し、例えば頭髪などを乾かす際など両手で髪型を整えながらしずく除去や乾燥ができる。また、ノズル取っ手部22を手で持って使用する時、すなわち係止具33からノズル取っ手部22を取り外した状態では、スイッチ溝34の中のセンサースイッチ38を押していた係止具33の係止具凸部36が外れて、人感センサー23がOFF状態になる。これにより、人感センサー23での自動運転が解除されるため、ノズル取っ手部22にある電源スイッチ26を手動で入れることにより、身体だけでなく、自由に多目的用途に連続的に使用できることとなる。
なお、センサースイッチ38はノズル取っ手部22に設けたが、係止具33側に設けても効果は同じである。
(実施の形態6)
実施の形態6は実施の形態1に対して図8に示すように、ノズル取っ手部22の先端に設けたノズル差込部31と風吹出し部20は、ノズル差込部31が接続できるノズル差込穴30を設けることにより、吹出し孔19を有する風吹出し部20を着脱自在としている。また用途により、例えばノズル差込部31に風吹出し部20Aのノズル差込穴30Aを嵌め込むことにより、吹出し孔19Aを有する風吹出し部20Aのような形状のノズル部18Aを選択できるものである。
上記構成により、ノズル取っ手部22の先端に設けたノズル差込部31を風吹出し部20のノズル差込穴30から引き抜くと、ノズル取っ手部22と風吹出し部20が分離し、風吹出し部20の代わりに風吹出し部20Aを取り付けることにより、形状や吹出し孔19の異なった物を用途や使用部位に応じて自由に取り換えられるため、効率良くしずく除去や乾燥ができることとなる。
なお、ノズル差込部31に風吹出し部20Aのノズル差込穴30Aを嵌め込むことにより、風吹出し部20の交換ができるようにしたが、この構成でなくても、逆に風吹出し部20A側をノズル取っ手部22側に差し込んだり、他の類似の接続方法であっても効果は同じである。
(実施の形態7)
実施の形態7は実施の形態1に対して図9に示すように、風吹出し部20Bの形状をパイプ状とし、表面に複数の吹出し孔19Bを長手方向に列状に設けるとともに折曲げ自在としたものである。
上記構成により、風吹出し部20Bは、例えば蛇腹状などの構造的に可とう性のあるパイプや、銅やアルミニウムなどの材質的に柔らかいパイプでありながら、折曲げ自在で、その折り曲げた形状で保持できる。そのため、例えば手が届かなくて見えない背中やお尻などのしずくを除去させて乾燥させようとした場合、一度その部位の形状に合わせて風吹出し部20Bを折り曲げて整形する。このとき、風吹出し部20Bの表面の複数の吹出し孔19Bが身体方向に向くように整形しておく。そして、人感センサー23や電源スイッ
チ26によって電源が入ると、送風装置7のファンモーター9が動作し、ノズル部18Bの風吹出し部20Bから風が吹き出すが、このとき、ゆっくりとノズル部18Bを身体32に沿って上下させることにより、ムラなく身体32のしずく除去や乾燥ができることとなる。
なお、風吹出し部20Bの形状をパイプ状としたが、四角や丸などの形状であっても形状が自由に手で成型できるものであれば、効果は同じである。
本発明の身体しずく除去乾燥装置は、温風を吹出すノズルで被乾燥物の水分を吹飛ばしたり乾燥させる構造によって、公衆浴場、温泉に設けられたり、ペットや家畜等の動物を洗浄した後に水分を除去する身体のしずく除去乾燥にも適応できる。
本発明の実施の形態1の身体しずく除去乾燥装置を設置した浴室の斜視図 同身体しずく除去乾燥装置の構成図 同身体しずく除去乾燥装置の送風装置の本体取っ手部を握って持ち運んでいる状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2の身体しずく除去乾燥装置の構成図 本発明の実施の形態3の身体しずく除去乾燥装置の構成図 本発明の実施の形態4の身体しずく除去乾燥装置の構成図 本発明の実施の形態5の身体しずく除去乾燥装置の構成図 本発明の実施の形態6の身体しずく除去乾燥装置のノズル部の風吹出し部の取り換え着脱を示す構成図 本発明の実施の形態7の身体しずく除去乾燥装置の折り曲げ自在な風吹出し部と身体の関係を示す上面側構成図 従来の身体しずく除去乾燥装置の構成図
符号の説明
1 身体しずく除去乾燥装置
4 壁
7 送風装置
9 ファンモーター
9A ブロアモーター
17 ダクト接続部
18 ノズル部
18A ノズル部
18B ノズル部
19 吹出し孔
19A 吹出し孔
19B 吹出し孔
20 風吹出し部
20A 風吹出し部
20B 風吹出し部
21 ヒーターユニット
21A PTCヒーター
22 ノズル取っ手部
23 人感センサー
24 風量可変スイッチ
25 温風スイッチ
26 電源スイッチ
27 送風ダクト
29 手
33 係止具
34 スイッチ溝
35 入/切スイッチ
38 センサースイッチ

Claims (8)

  1. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記ノズル取っ手部内に前記ファンモーターによって発生される風を温めるヒーターユニットを設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる入/切スイッチを設け、壁または前記送風装置に取り付けられた係止具に前記ノズル取っ手部の前記入/切スイッチが設けられたスイッチ溝に係止し、このノズル取っ手部を前記係止具に着脱させることにより前記入/切スイッチがON/OFFできることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  2. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記ノズル取っ手部内に前記ファンモーターによって発生される風を温めるヒーターユニットを設け、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる電源スイッチ、吹出す風の量を調整する風量可変スイッチ、吹出す風の温度を調整する温風スイッチのいずれか単独、あるいは、いずれかの組み合わせで設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる入/切スイッチを設け、壁または前記送風装置に取り付けられた係止具に前記ノズル取っ手部の前記入/切スイッチが設けられたスイッチ溝に係止し、このノズル取っ手部を前記係止具に着脱させることにより前記入/切スイッチがON/OFFできることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  3. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記送風装置の底部に前記送風ダクトを接続させるダクト接続部を設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる入/切スイッチを設け、壁または前記送風装置に取り付けられた係止具に前記ノズル取っ手部の前記入/切スイッチが設けられたスイッチ溝に係止し、このノズル取っ手部を前記係止具に着脱させることにより前記入/切スイッチがON/OFFできることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  4. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記送風装置の底部に前記送風ダクトを接続させるダクト接続部を設け、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる電源スイッチ、吹出す風の量を調整する風量可変スイッチの両方、またはいずれか単独で設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる入/切スイッチを設け、壁または前記送風装置に取り付けられた係止具に前記ノズル取っ手部の前記入/切スイッチが設けられたスイッチ溝に係止し、このノズル取っ手部を前記係止具に着脱させることにより前記入/切スイッチがON/OFFできることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  5. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記ノズル取っ手部内に前記ファンモーターによって発生される風を温めるヒーターユニットを設け、前記ノズル取っ手部に、人感センサーを設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の自動運転と手動運転を切り替えるセンサースイッチを設け、このノズル取っ手部を係止具に着脱させることにより前記センサースイッチにより、自動運転と手動運転が切り換わることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  6. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記ノズル取っ手部内に前記ファンモーターによって発生される風を温めるヒーターユニットを設け、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる電源スイッチ、吹出す風の量を調整する風量可変スイッチ、吹出す風の温度を調整する温風スイッチのいずれか単独、あるいは、いずれかの組み合わせで設け、前記ノズル取っ手部に、人感センサーを設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の自動運転と手動運転を切り替えるセンサースイッチを設け、このノズル取っ手部を係止具に着脱させることにより前記センサースイッチにより、自動運転と手動運転が切り換わることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  7. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記送風装置の底部に前記送風ダクトを接続させるダクト接続部を設け、前記ノズル取っ手部に、人感センサーを設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の自動運転と手動運転を切り替えるセンサースイッチを設け、このノズル取っ手部を係止具に着脱させることにより前記センサースイッチにより、自動運転と手動運転が切り換わることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
  8. ファンモーターによって風を発生させる送風装置と、風を吹き出す吹出し孔を有する風吹出し部を設けたノズル部と、前記送風装置と前記ノズル部を連通させる送風ダクトと、前記ノズル部には前記ノズル部を持つためのノズル取っ手部を備え、前記送風装置の底部に前記送風ダクトを接続させるダクト接続部を設け、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の動作の開始、停止をさせる電源スイッチ、吹出す風の量を調整する風量可変スイッチの両方、またはいずれか単独で設け、前記ノズル取っ手部に、人感センサーを設けたものであって、前記ノズル取っ手部に、前記送風装置の自動運転と手動運転を切り替えるセンサースイッチを設け、このノズル取っ手部を係止具に着脱させることにより前記センサースイッチにより、自動運転と手動運転が切り換わることを特徴とした身体しずく除去乾燥装置。
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