JP6103468B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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本発明の態様は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置に関する。
近年、特に公共のトイレ等においては、手洗い後に手に付着している水を拭き取るためのペーパータオルを削減する傾向が強まっており、ペーパータオルの代わりに手乾燥装置を設置する場合が増えている。このような手乾燥装置は、洗面ボウルが配置されている場所からは少し離れた洗面カウンター上の壁面や、洗面カウンターから離れたトイレ空間の壁面等に設置されている場合が多い(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1において提案されている手乾燥装置では、手を手乾燥室の開口凹部内へ挿入し、開口凹部内に設けられたセンサーが手を検知すると、手乾燥室の上方に設けられた複数の吹出しノズルから加熱手段によって熱せられた空気圧が吹き付けられ、手に付着していた水滴を飛ばすようになっている。
特開2003−275132号公報
しかしながら、従来の手乾燥装置では、加熱手段に、電源部から給電を受ける接続端子が左右方向に設置されており、空気流路内の左右方向全域を覆うことができなかった。そのため、接続端子の下方に位置する吹出しノズルから噴出される空気は加熱されずに冷たいまま噴出されていた。具体的には、図6、7に示すように加熱手段であるヒーター208の左右の側面のどちらかに接続端子220が左右方向に向かって突設されていたので、接続端子220の下方に位置する吹出しノズル210から出る空気は暖められずに冷たいままであった。そのため使用者は吹出しノズル210の位置によって温度ムラを感じるという問題があった。この問題は特に冬や寒冷地において顕著であった。なお本願明細書の左右方向とは図2(a)のように、手乾燥装置を正面から見た時の左右の方向である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、吹出しノズルから噴出される空気の温度ムラを無くすことができる手乾燥装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る手乾燥装置は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、空気流を発生させる空気流発生手段を内部に有する本体箱体と、前記空気流を手に吹付ける吹出しノズルと、前記空気流発生手段と前記吹出しノズルとを連絡する空気流路と、前記空気流を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に給電を行う電源部と、を備え、前記加熱手段は、正面視で左右方向の一方側から他方側に亘って前記空気流路内に設けられる発熱部と、前記発熱部から突設した、前記電源部からの給電を受ける接続端子と、を備え、前記接続端子の全体が、正面視において、前記発熱部の左端を通る仮想鉛直線と右端を通る仮想鉛直線との間に収まっているとともに、前記発熱部よりも上流側の前記空気流路にて、前記発熱部から前記空気流発生手段に向かって突設されている
このように構成された発明によれば、従来の接続端子部分を加熱手段とすることで、吹出しノズルから噴出される空気の温度ムラを低減することができる。
また、このように構成された発明によれば、接続端子を発熱部から空気発生手段に向かって突設することにより、吹出しノズルと加熱手段の距離を近づけ、熱エネルギーを無駄にせず、より効率的に加熱された空気流を手に吹付けることができ、使用者は良好な温風によって手を乾燥できる。
本発明において、好ましくは、前記発熱部は、前記空気流路内の左右方向の幅全域に亘って設置されている。
このように構成された発明によれば、加熱手段が空気流路内の左右方向の幅全域に亘って設置されているので、吹出しノズルから噴出される前に、空気流は確実に加熱手段を通る。よって加熱手段によって暖められた空気流を吹出しノズルから噴出し手に吹きつけることができ、より温度ムラを無くすことができる。
本発明の態様によれば、吹出しノズルから噴出される空気流の温度ムラのない手乾燥装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置を例示する斜視模式図 (a)本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置の正面図 (b)本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置のA−A断面図 (a)本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置の側面図 (b)本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置のB−B断面図 図3の加熱手段付近の拡大図である。 本発明の実施の形態にかかる吹出しノズルに設置した加熱手段の上面図 従来の吹出しノズルに設置した加熱手段の上面図 従来加熱手段の正面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。図1は、本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置を例示する斜視模式図である。図1に示すように、本発明の手乾燥装置100は建築物のトイレ洗面空間などの壁面に設置するもので、手乾燥装置100は床面から離隔して設置する。本体箱体102は手乾燥装置100の外郭を構成するもので、手乾燥装置100の正面に開放し、残りの5方の壁を有する箱体である。手乾燥装置100の上側の略半分は、正面側に表面カバー104を有し、手乾燥装置100の下端側には水受けトレイ106を有する。表面カバー104と水受けトレイ106の間には、本体箱体102の正面に開口した空間である手乾燥室110を有する。手乾燥室110の底部には水受け部108を有する。
図2、3に示すように、表面カバー104と本体箱体102の間には、機能部200を備える。機能部200には、外部の空気を吸い込む吸込口202、空気中の塵やゴミを取り除くフィルター204、空気流を発生させる空気流発生手段であるファンユニット206、空気流を加熱する加熱手段は、発熱部であるヒーター208と接続端子220にて構成され、空気流を噴出する吹出しノズル210を連通して有する。吹出しノズル210は、複数のノズル孔210aを有し、ノズル孔210aから暖められた空気は噴出される。なお吹出しノズルの左右方向の幅は複数並んでいるノズル孔210aの端から端までであり、空気流が噴出する長手方向の幅である。また、フィルター204は手乾燥室110上部後方に設けられたフィルター取っ手204aを引っ張ることで取り外すことが可能であり、フィルター204の清掃が容易である。またファンユニット206は、モーターで羽根車を回転させて空気流を発生させている。
また、機能部200には、人体検知手段であるセンサー212、制御部214を有する。センサー212が手乾燥室2に差し込まれた使用者の手を検出すると、センサー212の検出結果を受けた制御部214がファンユニット206を駆動し、センサー212が使用者の手を検知しなくなると、センサー212の非検出結果を受けた制御部214がファンユニット206を停止する。制御部214は、ファンユニット206と同期してヒーター208を駆動・停止する。ファンユニット206とヒーター208は電源部218からの電気の供給で駆動している。制御部214と電源部218は、制御基板213に配置されている。
手乾燥室に手を挿入し、センサー212が手を検知すると、ファンユニット206が作動する。すると吸込口202から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気はフィルター204を通ってファンユニット吸込口202からファンユニット206の内部に吸い込まれ、ファンユニット206の内部で加圧された空気が、ファンユニット206の排気口から排出される。排出された空気流は吹出しノズル210に導かれる空気流路216を通り、空気流路216途中に、左右方向において、空気流路216内の一方側から他方側に亘って設けられたヒーター208を通って暖められ、空気流が吹出しノズル210から手乾燥室110に吹き出す構成である。また、吹出しノズル210は手乾燥室110の上部正面側に配設され、空気流の噴出角度は略垂直よりやや後傾している。これにより、使用者側への水滴飛散を抑える効果がある。
図3、4に示すように、ヒーター208には電源部218から給電を受ける接続端子220が突設され、接続端子220の全体が、本体箱体102の正面視において、ヒーター208の左端を通る仮想鉛直線Lと右端を通る仮想鉛直線Rとの間に収まるように形成されている。仮想鉛直線L又はRは、本体箱体102の正面視において、ヒーター208の左端または右端から上下方向に延びる仮想直線である。従来のように左右方向に接続端子220を設置していないので、空気流路216内に幅広くヒーター208を設置することができる。なお実施例では、ヒーター208に設けられる接続端子220の向きは、ヒーター208からファンユニット206に向かって突設されているが、これに限定されるものではなく、反対側に向いていてもよい。
接続端子220と電源部218はケーブル222にて電気的に接続されており、ヒーター208が電源部218から電気の供給を受けるために、接続端子220と電源部218を繋ぐケーブル222が接続端子220から延びている。
ヒーター208はPTCヒーターであり、図4、5に示すように、電源部218から接続端子220へ電源が供給され、熱交換フィン224を介して、図示しないPTC素子に電源が供給され発熱する。もちろん、熱交換フィン224を介さずに直接PTC素子に電源を供給してもよい。なお加熱手段はPTCヒーターのみに限定されるものではない。
熱交換フィン224は、PTC素子と空気との熱交換を促進させる熱交換部材である。ヒーター208はPTC素子と熱交換フィン224によって構成されている。
PTC素子は、通電されると速やかに温度が上昇し、温度が所定温度に達すると電気抵抗値が急増して電流を制限し、発熱を抑える自己温度制御機能を持つ正特性サーミスタである。
ヒーター208は吹出しノズル210と一体成形されたケーシング226内に固定されている。空気流路216は、ファンユニット206を囲むファンユニットケース207とケーシング226によって形成される。このような構成によって、ヒーター208は空気流路216に設置されファンユニット206から排出された空気流を暖めることができる。
ヒーター208は空気流路内216の左右方向の幅全域に亘って設けられており、吹出しノズル210のほぼ真上に設置されている。ヒーター208が空気流路内216の幅全域に設置されているので、吹出しノズル210から噴出される前に、空気流は確実にヒーター208を通り加熱される。よってヒーター208によって暖められた空気流を確実に吹出しノズル210から噴出し、手に吹きつけることができ、温度ムラを無くすことができる。ヒーター208と吹出しノズル210の設置距離は、近いほど望ましい。ヒーター208と吹出しノズル210の距離が遠いと、ヒーター208によって暖められた空気流が吹出しノズル210に導かれるまでに徐々に冷めてしまい、手に吹出される空気流の温度が低くなってしまう。距離が近いとヒーター208によって暖められた空気流が暖かいまま吹出しノズルから噴出されるので、熱エネルギーを無駄にせず、使用者は良好な温風によって手を乾燥できる。
空気流路216内の一方側から他方側に亘って設けられているヒーター208は、少なくとも吹出しノズル210の左右方向の幅全域を覆うように設置され、好ましくは空気流路216の端から端までを隙間なく横断するように設置される。
以上説明したように、本発明によれば、手乾燥装置使用時、加熱手段によって挿入された手を温めながら手に付着した水滴等を吹き飛ばすため、吹出しノズルから噴出される空気流の温度ムラを無くすことができ、冬の時期や寒冷地においても、使用者は、快適に手乾燥装置を使用することができる。
100 手乾燥装置
102 本体箱体
104 表面カバー
106 水受けトレイ
108 水受け部
110 手乾燥室
200 機能部
202 吸込口
204 フィルター
204a フィルター取っ手
206 ファンユニット
207 ファンユニットケース
208 ヒーター 210 吹出しノズル
210a ノズル孔
212 センサー
214 制御部
216 空気流路
218 電源部
220 接続端子
222 ケーブル
224 熱交換フィン
226 ケーシング
L 左端を通る仮想鉛直線
R 右端を通る仮想鉛直線

Claims (2)

  1. 使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、
    空気流を発生させる空気流発生手段を内部に有する本体箱体と、
    前記空気流を手に吹付ける吹出しノズルと、
    前記空気流発生手段と前記吹出しノズルとを連絡する空気流路と、
    前記空気流を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段に給電を行う電源部と、を備え、
    前記加熱手段は、
    正面視で左右方向の一方側から他方側に亘って前記空気流路内に設けられる発熱部と、
    前記発熱部から突設した、前記電源部からの給電を受ける接続端子と、を備え、
    前記接続端子の全体が、正面視において、前記発熱部の左端を通る仮想鉛直線と右端を通る仮想鉛直線との間に収まっているとともに、前記発熱部よりも上流側の前記空気流路にて、前記発熱部から前記空気流発生手段に向かって突設されている手乾燥装置。
  2. 前記発熱部は、前記空気流路内の左右方向の幅全域に亘って設置されている請求項1に記載の手乾燥装置。
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