JP2011072510A - 手乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手乾燥室内において手に当たった空気流は円滑に排出されつつ、空気流により手から飛ばされた水滴は装置の外部へ飛散しないよう捕捉することが可能であって、清掃性も良好な手乾燥装置を提供すること。
【解決手段】この手乾燥装置1は、側面部材2dには上下方向において縦長になるように開口されてなる排気口5が形成され、壁面4aと壁面4bとが対向する間隔が、左右方向における中央部で広く、左右方向における端部である側面部材2c、2d側で狭くなるように構成されている。
【選択図】図7
【解決手段】この手乾燥装置1は、側面部材2dには上下方向において縦長になるように開口されてなる排気口5が形成され、壁面4aと壁面4bとが対向する間隔が、左右方向における中央部で広く、左右方向における端部である側面部材2c、2d側で狭くなるように構成されている。
【選択図】図7
Description
本発明は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置に関する。
近年、鉄道の駅、ホテル、映画館あるいは大型商業設備などの公共施設のトイレや洗面所などには、水洗いした後の濡れた手を差し込み、自動的に吹き出す空気流によって乾燥する手乾燥装置が設置されている。この従来の手乾燥装置は、トイレや洗面所の壁面に取り付けられ、上面に設けられた開口部から手乾燥室内へ濡れた手を差し込むと、内蔵された電動送風機が自動的にONして手乾燥室内へ空気流が吹き出し、この空気流によって手に付着した水を吹き飛ばしながら乾燥するようになっている(例えば、下記特許文献1参照)。
上記従来の技術では、手乾燥室内へ濡れた手を差し込んで空気流が吹き出し、その空気流によって手に付着した水を吹き飛ばして乾燥する。手乾燥室内へ空気流を供給するノズルは、手乾燥室を形成する正面側壁部及び背面側壁部に設けられるものであり、手に当たった空気流は正面側壁部と背面側壁部との間を流れて側方より外部へ排出される。ここで、この側方部分に何らの手段も講じなければ、手から吹き飛ばされた水滴のうち側方に向かうものはそのまま外部へ排出されてしまい、手乾燥装置が設置されている場所の床を濡らしてしまうことが想定される。そこで上記従来の技術では、手乾燥室の側方に側面パネルを設けると共に、その側面パネルにルーバーを配置することで、空気流によって手から吹き飛ばされた水滴をルーバーで受け止めて空気流のみを外部に排出するように構成している。
このように空気流によって手から吹き飛ばされた水滴を受け止めて空気流のみを外部に排出するための手段として、手乾燥室の側方にルーバー付きの側面パネルを設けることは有効であるけれども、ルーバーは複数の羽根状部材を互いに近接させて配置する必要があるため、清掃性の観点からは必ずしも使い勝手のいいものではなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、手乾燥室内において手に当たった空気流は円滑に排出されつつ、空気流によって手から吹き飛ばされた水滴は捕捉することが可能であって、清掃性も良好な手乾燥装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る手乾燥装置は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、空気を吹き出す送風機と、前記送風機を内蔵し、上面に開口する手挿入用開口部を有する手乾燥室を形成する、正面側壁部、この正面側壁部に対向して配置される背面側壁部、前記正面側壁部と前記背面側壁部とを下方において繋ぐ底面部、及び前記正面側壁部と前記背面側壁部とを側方において繋ぐように設けられる一対の側面側壁部を有する本体ハウジングと、前記正面側壁部及び前記背面側壁部に設けられ、前記送風機から送られる空気流を前記手乾燥室内へ挿入された手に向かって吹き出すノズルと、を備え、前記側面側壁部には上下方向において縦長になるように開口されてなる排気口が形成され、前記正面側壁部と前記背面側壁部とが対向する間隔が、左右方向における中央部で広く、左右方向における端部である前記側面側壁部側で狭くなるように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る手乾燥装置は、手乾燥室に手を上方から挿入することでノズルから吹き出す空気流によって手に付着した水を吹き飛ばすものであって、手乾燥室を形成する正面側壁部及び背面側壁部に略沿うように手を挿入することが一般的な使い方である。本発明者らは手乾燥室から空気流を排出するための排気口を検討するにあたって、このような使い方を考慮しつつ、清掃性を向上するために排気口の形状を単純化することに配慮した結果、手乾燥室を形成する側面側壁部に上下方向において縦長になるように開口されてなる排気口を形成するものとした。このように上下方向に縦長の排気口を手乾燥室の側方に設けることで、正面側壁部及び背面側壁部に略沿うように挿入された手と排気口とが互いに沿うように構成することができ、手の表面に沿って流れ底面部にぶつかった後、側方に流れた空気流を効率的に排出することができるものとしている。
ところで、手乾燥室に挿入された手に付着した水を吹き飛ばした後の空気流が側面側壁部全体から外部に排出されるようにすれば、空気流の排出は効果的に行えるが、空気流によって手から側方へ吹き飛ばされた水滴も手乾燥室の外部へと多く排出されてしまうので、上述したように縦長に形成した排気口の幅は極力狭くすることが好ましいものである。しかしながら、単に排気口の幅を狭くすれば、空気流によって手から側方へ吹き飛ばされた水滴の大部分を捕捉することは容易にできても、空気流の排出効率が低下してしまうため、手に当たった空気流が上昇して手挿入用開口部から上方に吹き出してしまうことが想定される。このように手挿入用開口部から上方に空気流が吹き出せば、空気流によって使用者の髪が乱れたり顔に風を感じたりといった不快な現象が生じるおそれもある。そこで本発明では、正面側壁部と背面側壁部とが対向する間隔を、左右方向における中央部で広くする一方で、左右方向における端部である側面側壁部側で狭くするように構成している。このように構成することで、手を挿入する中央部近傍では十分な挿入スペースを確保しつつ、手に当たって水滴を吹き飛ばした後の空気流は、互いに狭まる正面側壁部と背面側壁部とによって方向付けられながら排気口へと導かれ、円滑に手乾燥室外へと排出される。さらに、空気流によって手から吹き飛ばされた水滴の大部分は正面側壁部や背面側壁部やその他の部分に付着した後、重力によって底部へと導かれる。従って、非常に簡易な構成で清掃性も確保する一方で、手乾燥室内に挿入した手に当たった空気流を外部に円滑に排出しつつ、空気流によって手から吹き飛ばされた水滴の大部分を捕捉して外部に極力排出しないようにすることができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記正面側壁部と前記背面側壁部とが対向する間隔は、前記手挿入用開口部側よりも前記底面部側で狭くなるように形成されていることも好ましい。
この好ましい態様では、手挿入用開口部側において正面側壁部と背面側壁部とが対向する間隔が相対的に広く確保されているので、手乾燥室に対する手の挿入動作を阻害することなく使用感を良好に保つことができる。一方で、底面部側では正面側壁部と背面側壁部とが対向する間隔が相対的に狭くなるように構成されているので、底面部側において空気流のガイド効果をより高く保つことができ、排気口へと空気流を導くことで手挿入用開口部側への吹き返しを効果的に低減することができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記排気口の周囲には、前記排気口が形成する開口面に沿った平坦面が形成されていることも好ましい。
この好ましい態様では、排気口の周囲に、その排気口が形成する開口面に沿った平坦面が形成されているので、手から吹き飛ばされ正面側壁部や背面側壁部に付着した水滴は、空気流を受けて排気口へ吹き流されたとしても平坦部でとどまるため、排気口から外部に出ることが少なくなる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記側面側壁部は、前記排気口と前記平坦面とが一体的に形成された板状部材であって、前記正面側壁部及び前記背面側壁部それぞれの端部に当接するように着脱自在に配置されていることも好ましい。
この好ましい態様では、側面側壁部を板状部材として形成し且つ着脱自在に配置しているので、使用時においては側面側壁部を装着して排気口及び平坦面を的確な位置に確実且つ容易に配置することができる一方で、清掃時においては側面側壁部を離脱して本体ハウジングの側面や側面側壁部を簡便に清掃することができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記本体ハウジングには、前記底面部の前記正面側壁部と前記背面側壁部との間の端部の少なくとも一部から下方へ延びる外壁面が形成され、この外壁面表面に前記手乾燥室内の水滴を排出するための排水溝が下方に延びるように設けられており、前記本体ハウジングの底部に、前記排水溝を通って流れる水を溜めるための水受けトレーを備え、前記底面部の端部には、前記底面部における水を前記排水溝に導くようにせり上がった導水ガイド面が形成されていることも好ましい。
清掃性を考慮すれば、手乾燥室内の水滴を水受けトレーに向けて排水する排水溝はその幅を狭く構成することが好ましい。しかしながら、底面部の端部の幅に対して排水溝の幅を狭くすれば、底面部の端部へ流下してきた水滴を排水する際に排水溝以外の部分に流れ出てしまうおそれがあり、特に手乾燥室内に意図的に多めの水を入れて清掃する場合などは、その水が排水溝以外の部分に流れ出るおそれが顕在化する。そこでこの好ましい態様では、底面部の端部に底面部における水を排水溝に導くようにせり上がった導水ガイド面を形成することで、底面部の端部へ至った水が排水溝以外の部分に流れ出ることを防止して、確実に排水溝を経由して水受けトレーへと排水することができる。
本発明によれば、手乾燥室内において手に当たった空気流は円滑に排出されつつ、手から吹き飛ばされた水滴は捕捉することが可能であって、清掃性も良好な手乾燥装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1及び図2を参照しながら、本発明の一実施形態である手乾燥装置について説明する。図1は本発明の実施形態である手乾燥装置1を洗面所に設置した状態を示す斜視図、図2は手乾燥装置1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、例えば、洗面所などの壁面Wに設置されている水栓F付きの洗面器Lの側方に設置され、水栓Fおよび洗面器Lを利用して手を洗った人が、濡れた手を乾燥するために使用するものである。
なお、以下、説明の便宜上、本実施形態の手乾燥装置1を構成する部分(要素)において、手の掌側を乾燥させるための関連要素の各名称の説明において「掌側」と記載し、手の甲側を乾燥させるための関連部分の各名称の説明において「甲側」と記載する場合があり、位置関係を説明する際にも同様の趣旨で「掌側」又は「甲側」との語を用いる場合がある。手乾燥装置1を壁面Wに取り付けた状態で使用者を基準に換言すれば、「掌側」とは「手前側」であり、「甲側」とは「壁面側」である。従って、「掌側」の代わりに「手前側」を用い、「甲側」の代わりに「壁面側」を用いる場合もある。なお、本実施形態では手乾燥装置1を洗面所の壁面Wに設置する場合について説明しているが、手乾燥装置1の設置態様はこれに限られるものではなく、例えば壁面Wに固定されずに床面に立設される場合もある。
図2に示すように、手乾燥装置1は、本体ハウジング2及び水受けトレー19を備えている。本体ハウジング2は、手前側部材2aと、壁面側部材2bと、側面部材2cと、側面部材2dとによって構成されている。本体ハウジング2には手乾燥室としての開口凹部4が形成され、その開口凹部4の下方には送風機(図1及び図2においては明示せず、詳細は後述する)が内蔵されている。開口凹部4は上方に開口しており、使用者が手を差し入れるための手挿入用開口部4uが形成されている。
手乾燥装置1を壁面Wに取り付けた状態で使用者に対して手前側となる手前側部材2aは、水平方向に直線状に略等間隔に列設された複数のノズル6aを備えている(ノズル6aは、図1及び図2には明示せず、詳細は後述する)。また、手乾燥装置1を壁面Wに取り付けた状態で使用者に対して壁面側となる壁面側部材2bは、ノズル6aと同様に水平方向に直線状に略等間隔に列設された複数のノズル6bを備えている。ノズル6a及びノズル6bは、送風機から送給される空気流を開口凹部4内へ吹き出すためのノズルである。
また、本体ハウジング2の右側面には側面部材2dが着脱可能に装着され、側面部材2dには、ノズル6a,6bから吹き出した空気流を外部に排出するための排気口5が形成されている。なお、本体ハウジング2の左側面にも側面部材2dと鏡面対称な形状を有する側面部材2c(図1及び図2には明示しない)が着脱可能に装着されている。そして、開口凹部4内に差し込まれた濡れた手から吹き飛ばされた水滴を回収するため、本体ハウジング2の底部に、水受けトレー19が着脱可能に取り付けられている。
続いて、図3〜図6を参照しながら手乾燥装置1について更に詳細に説明する。図3及び図4は、手乾燥装置1を示す一部破断正面図及び一部破断背面図であり、図5及び図6は、図3に示す手乾燥装置1のA−A断面図及びB−B断面図である。なお、図3〜図6では、空気または風の流れを矢印で示している。
図3〜図6に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、手乾燥装置本体を取り囲む本体ハウジング2を備えている。この本体ハウジング2の上部には、本体ハウジング2の上方からその内部へ並べた両手を挿入することができるように、上端が開口した開口凹部4が設けられている。
この開口凹部4は、そこに手を挿入して風を当てて乾燥させる部分(手乾燥室)である。通常、掌を本体ハウジング2の手前側部材2a側に向け、手の甲を本体ハウジング2の壁面側部材2b側に向けた姿勢で、手を本体ハウジング2の上方から開口凹部(手乾燥室)4内へ挿入するようになっている。
本実施形態の手乾燥装置1では、手を本体ハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入し、開口凹部4の掌側壁面4a(正面側壁部)及び甲側壁面4b(背面側壁部)にそれぞれ設けられたセンサ3a,3bが手を検知すると、両壁面4a,4bのそれぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水滴を飛ばしながら下方へ流れるようになっている。尚、空気流の詳細については後に詳述する。
また、本体ハウジング2内には、掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bのそれぞれに送風するための掌側用のファンモータユニット8a(送風機)及び甲側用のファンモータユニット8b(送風機)が互いに隣接して設けられている。各ファンモータユニット8a,8bは、その回転駆動軸10a,10bが本体ハウジング2の手前側部材2a及び又は壁面側部材2bに対して垂直な方向に延びるように配置されている(図5及び図6参照)。
なお、掌側用及び甲側用のファンモータユニット8a,8bとも同一の最大出力を有する同一形態のものであり、両者とも回転駆動軸10a,10bの回転数を所望に変えることができるようになっている。一般的に手の甲側と掌側で同一の風量で乾燥させた場合、掌側の方が乾燥しにくいことが知られており、手乾燥装置1の使用時には、掌側用の回転駆動軸10aが甲側用の回転駆動軸10bよりも高速に回転するように各ファンモータユニット8a,8bを設定し、掌側に供給する風量が手の甲側に供給する風量に比べて大きくするのが好ましい。
また、甲側用のファンモータユニット8bは、本体ハウジング2の底部に隣接して配置され、掌側用のファンモータユニット8aは、その回転駆動軸10aが回転駆動軸10bに対して前方斜め上方に位置するように、甲側用のファンモータユニット8bの前方斜め上方に隣接して配置されている。さらに、各ファンモータユニット8a,8bの各ケーシング12a,12bの後端部には、掌側用及び甲側用の吸込口14a,14bがそれぞれ設けられている。
一方、各ファンモータユニット8a,8bの各吹出ダクト15a,15bの下流端には、上方に突出する掌側用及び甲側用の吹出口16a,16bがそれぞれ形成されている。この各吹出口16a,16bには、掌側用及び甲側用のフィンヒータ18a,18bがそれぞれ設けられ、各フィンヒータ18a,18bにより、各吹出口16a,16bから吹き出される空気が温められるようになっている。
また、本体ハウジング2の底部2eには水受けトレー19が設けられており、開口凹部4内において両端がなで肩形状の底面4cに落ちて両側に流れた水が、本体ハウジング2の外側表面を窪ませて形成されてなる排水溝(図1〜図6において明示せず)を伝って水受けトレー19内に落ちるようになっている。さらに、水受けトレー19の背面側には、フィルタ20を備えた空気取入口22が設けられ、この空気取入口22には、掌側用及び甲側用の吸気ダクト24a,24bがそれぞれ接続されている。
各吸気ダクト24a,24bは、それらの上流端26a,26bが空気取入口22のフィルタ20の上に配置され、各上流端26a,26bと各吸込口14a,14bを連通させるように、各上流端26a,26bから本体ハウジング2の壁面側部材2bに沿って上方にほぼ真っ直ぐに延びている。手乾燥装置1の作動中、本体ハウジング2の外部の空気は、空気取入口22からフィルタ20を介して、各吸気ダクト24a,24bに別々に吸込まれるようになっている。
さらに、各吸気ダクト24a,24b内のそれぞれの上部において、各ファンモータユニット8a,8bの各吸込口14a,14bに隣接して掌側用及び甲側用の吸音材28a,28bがそれぞれ配置されており、各吸音材28a,28bにより、各ファンモータユニット8a,8bの作動中に各吸込口14a,14bから漏出した音がそれぞれ吸収されるようになっている。
また、掌側用の吹出口16aには掌側用の送風ダクト30aが接続されており、この掌側用の送風ダクト30aは、本体ハウジング2の手前側部材2aに隣接して吹出口16aから上方に延びるように形成されている。さらに、掌側用の送風ダクト30a内の背面は、上述した開口凹部4の掌側壁面4aを形成しており、送風ダクト30a内の上部の背面側には、複数の掌側用のノズル6aが掌側用の吹出口16aのほぼ真上に位置するように配置されている(図5参照)。
一方、甲側用の吹出口16bには、掌側用の吹出口16aと同様に、甲側用の送風ダクト30bが接続されており、この甲側用の送風ダクト30bは、甲側用の吹出口16bから開口凹部4の甲側壁面4bに配置されている複数のノズル6bへと延びるように形成されている(図6参照)。
尚、本体ハウジング2の各寸法については、成人の両手を並べて開口凹部4内へ挿入した際に、掌と手の甲が、開口凹部4の掌側壁面4a及び甲側壁面4bのそれぞれと接触しないように寸法決めされている。
例えば、本体ハウジング2の横幅については、好ましくは200mm〜350mmであり、最も好ましくは300mmである。また、本体ハウジングの奥行は、好ましくは120mm〜250mmであり、最も好ましくは180〜200mmである。また、掌側用のノズル6aと甲側用のノズル6bとの距離については、好ましくは70mm〜100mmであり、最も好ましくは85mmである。また、本体ハウジング2の高さは、好ましくは450mm〜700mmである。このような寸法を採用するのは、意匠上コンパクトで好ましいことと、使い勝手の向上が図れるためである。例えば、車椅子使用時には車椅子のフットレストとの干渉が無くなり、車椅子の取り回しが楽になるという使い勝手の向上が見込まれる。また、小学校等へ設置する際には、取り付け高さを低くすることで上端高さを低くすることができ、小学生等が利用する際の使い勝手の向上が見込まれる。
本実施形態の手乾燥装置1では、手を本体ハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入し、開口凹部4の掌側壁面4a及び甲側壁面4bにそれぞれ設けられたセンサ3a,3bが手を検知すると、CPU及びメモリといった構成要素からなる制御手段(図示しない)によってファンモータユニット8a,8bが駆動され、両壁面4a,4bのそれぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、前記温風は手に付着していた水を吹き飛ばしながら下方へ流れるようになっている。
本実施形態では、壁面側に配置されるセンサ3bを受光素子とし、手前側に配置されるセンサ3aを発光素子としている。発光素子であるセンサ3aから出射される光を受光素子であるセンサ3bが受光することができるように、センサ3bとセンサ3aとの位置関係が設定されている。この手乾燥装置1は、センサ3aから出射される光をセンサ3bが受光しなかった場合に、使用者の手が開口凹部4へと挿入されたものとして、上述したような動作を実行するように構成されている。
センサ3aは、図3及び図5に示すように、手前側に配置される掌側用のノズル6aの下方であって、開口凹部4の壁面4aに沿った幅方向略中央に配置されている。一方、センサ3bは、図4及び図5に示すように、壁面側に配置される甲側用のノズル6bの下方であって、開口凹部4の壁面4bに沿った幅方向略中央に配置されている。
続いて、開口凹部4に使用者が手を挿入した場合の空気の流れについて、図7〜図9を参照しながら説明する。図7は、開口凹部4に使用者が手を挿入した場合の空気の流れや、手に付着している水を吹き飛ばして除去する様子を説明するための平面図である。図8は、開口凹部4に使用者が手を挿入した場合の空気の流れや、手に付着している水を吹き飛ばして除去する様子を説明するための断面図であって、開口凹部4を手前側部材2aから壁面側部材2bへと向かう方向に沿って切断した縦断面図である。図9は、開口凹部4に使用者が手を挿入した場合の空気の流れや、手に付着している水を吹き飛ばして除去する様子を説明するための断面図であって、開口凹部4を側面部材2cから側面部材2dへと向かう方向に沿って切断した縦断面図である。尚、図示を簡易にするため、図7及び図9は手乾燥装置1の右側半分のみを示しているけれども、左側半分においても同様の空気の流れや水の流れが生じており、その態様は右側半分と線対称なものである。
本実施形態の手乾燥装置1では、手を本体ハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入し、開口凹部4の掌側の壁面4a(正面側壁部)及び甲側の壁面4b(背面側壁部)にそれぞれ設けられたセンサ3a,3b(図3〜図6参照)が手を検知すると、両壁面4a,4bのそれぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水を吹き飛ばしながら下方及び排気口5へ流れるようになっている。
図7に示すように、掌側の壁面4aと甲側の壁面4bとが対向する間隔は、左右方向における中央部で広く(図中距離d1)、左右方向における端部である側面部材2d側で狭く(図中距離d2)なるように構成されている(d1>d2)。壁面4aと壁面4bとは互いに近づきながら、排気口5に収束するように構成されている。排気口5が形成されている側面部材2dには、排気口5を囲むように平坦面34が形成されていて、壁面4a及び壁面4bは、この平坦面34を覆わないように平坦面34の外側で側面部材2dに当接している。
従って、排気口5の周囲には、排気口5が形成する開口面(側面部材2dが配置されている平面)に沿った平坦面34が形成されていることになる。そのため、手から吹き飛ばされ正面側壁部や背面側壁部に付着した水滴は、空気流を受けて排気口へ吹き流されたとしても平坦部でとどまるため、排気口から外部に出ることが少なくなる。結果として、平坦面34が水滴を捕捉して空気流のみを外部に排出することができ、平坦面34が捕捉した水滴は下方に流れて排水溝32から水受けトレー19へと流れる。排水溝32は、底面4cにおける壁面4aと壁面4bとの間の端部から下方へ延びる外壁面(図示しない)に設けられており、開口凹部4の水滴を水受けトレー19へと流出させるために、外壁面において下方に延びるように形成されている。
また本実施形態では、側面部材2dが、排気口5と平坦面34とが一体的に形成された板状部材であって、掌側の壁面4a及び甲側の壁面4bそれぞれの端部に当接するように着脱自在に配置されている。従って、使用時においては側面部材2dを装着することで開口凹部4及び壁面4a,4bに対して排気口5及び平坦面34を的確な位置に確実且つ容易に配置することができる一方で、清掃時においては側面部材2dを離脱して本体ハウジング2の側面や側面部材2d、前記外壁面及びそこに形成された排水溝32を簡便に清掃することができる。
図8に示すように、掌側の壁面4aと甲側の壁面4bとが対向する間隔は、手挿入用開口部4u側(図中距離d3)よりも底面4c側(図中距離d4)で狭くなるように形成されている。手挿入用開口部4u側において掌側の壁面4aと甲側の壁面4bとが対向する間隔が相対的に広く確保されているので、開口凹部4に対する手の挿入動作を阻害することなく使用感を良好に保つことができる。一方で、底面4c側では掌側の壁面4aと甲側の壁面4bとが対向する間隔が相対的に狭くなるように構成されているので、底面4c側において空気流のガイド効果をより高く保つことができ、排気口5へと空気流を導くことで手挿入用開口部4u側への吹き返しを効果的に低減することができる。図9に示すように、ノズル6a(6b)から吹き出された空気流は手Hに当たって下方に流れ、底面4cに沿って側面部材2d側に流れて排気口5から外部へと排出される。排気口5は、このような空気の流れを考慮して縦長に形成されている。
より具体的に本発明者らが検討した内容を記述する。本実施形態に係る手乾燥装置1は、手乾燥室として開口凹部4に手Hを上方から挿入することでノズル6a,6bから吹き出す空気流によって手Hに付着した水を吹き飛ばすものであって、開口凹部4を形成する壁面4a,4bに略沿うように手Hを挿入することが一般的な使い方である。本発明者らは開口凹部4から空気流を排出するための排気口5を検討するにあたって、このような使い方を考慮しつつ、清掃性を向上するために排気口5の形状を単純化することに配慮した結果、開口凹部4を形成する側面部材2d(2c)に上下方向において縦長になるように開口されてなる排気口5を形成するものとした。このように上下方向に縦長の排気口5を開口凹部4の側方に設けることで、壁面4a,4bに略沿うように挿入された手と排気口5とが互いに沿うように構成することができる(図8参照)。そのため、手Hに当たって直接的に側方に流れる空気流や、底面4cに沿って側面部材2d側に流れる空気流(図9参照)を効率的に排出することができるものとしている。
ところで、排気口5の幅は、排気口5からの水滴飛散を防ぐために、使用者として想定している平均的な成人の手の厚み以下とすることが好ましいものである。一方で、開口凹部4の手挿入用開口部4uは、手を挿入するときに前後方向に適度な余裕を持たせており、本実施形態では前後共に手の厚みと同程度の余裕を持たせている。従って、平均的な成人の手の厚みをaとし、手挿入用開口部4uの前後長さ(換言すれば手挿入用開口部4u近傍であって左右方向中央近傍における壁面4aと壁面4bとの距離)をbとし、排気口5の前後長さをcとすると、式(1)、式(2)、式(3)に示すような関係が成立する。
a≒1/3 b (1)
a≧c (2)
1/3 b≧c (3)
a≒1/3 b (1)
a≧c (2)
1/3 b≧c (3)
排気口5の前後長さcについては次のような考察も成り立つものである。開口凹部4に挿入された手Hに付着した水滴を吹き飛ばした後の空気流を側面から排出するには排気口5の前後長さcは広い方が有利であるが、それでは空気流により手から吹き飛ばされた水滴も排気口5を通して開口凹部4の外部へと排出されてしまうので、上述したように縦長に形成した排気口5の前後長さc(幅)は極力狭くすることが好ましい。しかしながら、単に排気口5の前後長さc(幅)を狭くすれば、空気流によって手から吹き飛ばされた水滴を捕捉することは容易にできても、空気流の排出効率が低下してしまうため、手に当たった空気流が上昇して手挿入用開口部4uから上方に吹き出してしまうことが想定される。このように手挿入用開口部4uから上方に空気流が吹き出せば、空気流によって使用者の髪が乱れたり顔に風を感じたりといった不快な現象が生じるおそれもある。そこで本実施形態では、上述したような考え方で排気口5の前後長さcを設定すると共に、壁面4a,4bの形状を工夫することで、円滑に空気流を排気口5から外部へ排出するものとしている。
具体的には、掌側の壁面4aと甲側の壁面4bとが対向する間隔を、左右方向における中央部で広くする(図7の距離d1)一方で、左右方向における端部である側面部材2d(2c)側で狭くするように(図7の距離d2)構成している。このように構成することで、手を挿入する中央部近傍では十分な挿入スペースを確保しつつ、手に当たって下方に流れ底面4cに沿って側面部材2d側に流れる空気流は、互いに狭まる壁面4aと壁面4bとによって方向付けられながら排気口5へと導かれ、円滑に開口凹部4外へと排出される。このとき空気流によって手から吹き飛ばされた水滴は、空気流とは関係なくまっすぐに飛んで、その大部分は、壁面4aや壁面4bやその他の部分に付着して捕捉される。
このようにして捕捉された水滴は底面4c側に流れ、排水溝32を経由して水受けトレー19へと流れるけれども、この流れる水が排水溝32に確実に流れるように本実施形態では導水ガイド面35を設けている。この導水ガイド面35について図10を参照しながら説明する。図10は、図8をやや上方から見た断面斜視図である。図10に示すように、底面4cの端部には、底面4cにおける水を排水溝32に導くようにせり上がった導水ガイド面35が形成されている。導水ガイド面35は、排水溝32の壁面4a側にも壁面4b側にも設けられている。導水ガイド面35は、壁面4a,4bと連続的に設けられており、底面4cからは上方にせり上がっており、排水溝32に干渉しないように形成されている。従って、排水溝32の幅が狭くても、底面4cの端部に流れてきた水を確実に排水溝32に導くことができ、また排水溝32の排水能力を一時的に超える水が底面4cの端部に流れてきたとしても、導水ガイド面35によって排水溝32以外の部分に流れ出ることを確実に防止できる。このように構成することで、例えば清掃時に開口凹部4内の正面側壁部や背面側壁部、底面4cに少量の水を掛け流して清掃したとしても、その水を確実に排水溝32から水受けトレー19へと回収することができる。
図10を参照しながら説明した導水ガイド面35は、排水溝32に干渉しないように設けたけれども、排水溝32内に突出するように設けることも好ましい。図11及び図12に示す導水ガイド面35aは、排水溝32内に突出するように設けられ、且つ側面部材2dと密接するように設けられている。このように構成することで、排水溝32の排水能力を一時的に超える水が底面4cの端部に流れてきたとしても、水は排水溝32内に突出して設けられている導水ガイド面35aによって排水溝32に確実に誘導されるので、側面部材2dとの隙間から外側に漏れ出ることをより確実に防止できる。
F:水栓
L:洗面器
W:壁面
1:手乾燥装置
2:本体ハウジング
2a:手前側部材
2b:壁面側部材
2c,2d:側面部材
2e:底部
3a,3b:センサ
4:開口凹部
4a,4b:壁面
4c:底面
4u:手挿入用開口部
5:排気口
6a,6b:ノズル
8a,8b:ファンモータユニット
10a,10b:回転駆動軸
12a,12b:ケーシング
14a,14b:吸込口
15a,15b:吹出ダクト
16a,16b:吹出口
18a,18b:フィンヒータ
19:水受けトレー
20:フィルタ
22:空気取入口
24a,24b:吸気ダクト
26a,26b:上流端
28a,28b:吸音材
30a,30b:送風ダクト
32:排水溝
34:平坦面
35:導水ガイド面
35a:導水ガイド面
L:洗面器
W:壁面
1:手乾燥装置
2:本体ハウジング
2a:手前側部材
2b:壁面側部材
2c,2d:側面部材
2e:底部
3a,3b:センサ
4:開口凹部
4a,4b:壁面
4c:底面
4u:手挿入用開口部
5:排気口
6a,6b:ノズル
8a,8b:ファンモータユニット
10a,10b:回転駆動軸
12a,12b:ケーシング
14a,14b:吸込口
15a,15b:吹出ダクト
16a,16b:吹出口
18a,18b:フィンヒータ
19:水受けトレー
20:フィルタ
22:空気取入口
24a,24b:吸気ダクト
26a,26b:上流端
28a,28b:吸音材
30a,30b:送風ダクト
32:排水溝
34:平坦面
35:導水ガイド面
35a:導水ガイド面
Claims (5)
- 使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、
空気を吹き出す送風機と、
前記送風機を内蔵し、上面に開口する手挿入用開口部を有する手乾燥室を形成する、正面側壁部、この正面側壁部に対向して配置される背面側壁部、前記正面側壁部と前記背面側壁部とを下方において繋ぐ底面部、及び前記正面側壁部と前記背面側壁部とを側方において繋ぐように設けられる一対の側面側壁部を有する本体ハウジングと、
前記正面側壁部及び前記背面側壁部に設けられ、前記送風機から送られる空気流を前記手乾燥室内へ挿入された手に向かって吹き出すノズルと、を備え、
前記側面側壁部には上下方向において縦長になるように開口されてなる排気口が形成され、
前記正面側壁部と前記背面側壁部とが対向する間隔が、左右方向における中央部で広く、左右方向における端部である前記側面側壁部側で狭くなるように構成されていることを特徴とする手乾燥装置。 - 前記正面側壁部と前記背面側壁部とが対向する間隔は、前記手挿入用開口部側よりも前記底面部側で狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
- 前記排気口の周囲には、前記排気口が形成する開口面に沿った平坦面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
- 前記側面側壁部は、前記排気口と前記平坦面とが一体的に形成された板状部材であって、前記正面側壁部及び前記背面側壁部それぞれの端部に当接するように着脱自在に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の手乾燥装置。
- 前記本体ハウジングには、前記底面部の前記正面側壁部と前記背面側壁部との間の端部の少なくとも一部から下方へ延びる外壁面が形成され、この外壁面表面に前記手乾燥室内の水滴を排出するための排水溝が下方に延びるように設けられており、
前記本体ハウジングの底部に、前記排水溝を通って流れる水を溜めるための水受けトレーを備え、
前記底面部の端部には、前記底面部における水を前記排水溝に導くようにせり上がった導水ガイド面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009226473A JP2011072510A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 手乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009226473A JP2011072510A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 手乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011072510A true JP2011072510A (ja) | 2011-04-14 |
Family
ID=44017167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009226473A Pending JP2011072510A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 手乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011072510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016007400A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 三菱電機株式会社 | 手乾燥装置 |
WO2021180716A1 (en) | 2020-03-10 | 2021-09-16 | Focus Dgi Ltd | Improvements in or relating to hand driers |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009226473A patent/JP2011072510A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016007400A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 三菱電機株式会社 | 手乾燥装置 |
WO2021180716A1 (en) | 2020-03-10 | 2021-09-16 | Focus Dgi Ltd | Improvements in or relating to hand driers |
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