JP5804446B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置に関する。
近年、特に公共のトイレ等においては、手洗い後に手に付着している水を拭き取るためのペーパータオルを削減する傾向が強まっており、ペーパータオルの代わりに手乾燥装置を設置する場合が増えている。このような手乾燥装置は、洗面ボウルが配置されている場所からは少し離れた洗面カウンター上の壁面や、洗面カウンターから離れたトイレ空間の壁面等に設置されている場合が多い(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1において提案されている手乾燥装置では、手をハウジングの上方から開口凹部内へ挿入し、開口凹部の掌側壁面及び甲側壁面にそれぞれ設けられたセンサが手を検知すると、両壁面それぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル及び甲側用のノズルから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水滴を吹き飛ばされる。
特開2010−227320号公報
上記特許文献1の手乾燥装置は、開口凹部を有するハウジングを一体で成形することが難しいため、開口凹部を形成するハウジング上部とファンモータユニットを収納するハウジング下部を別々に成形することになるが、別々に成形されたハウジング上部とハウジング下部を組合せるとハウジング上部とハウジング下部の接合部に水平な溝部が形成される。
上記特許文献1の手乾燥装置は、手から吹き飛ばされた水滴がハウジングの側面に設けられた排水溝を伝ってハウジングの底部の水を溜める水受けトレイに落ちるようになっている。しかしながら、手から吹き飛ばされた水滴の一部は、上述したハウジング上部とハウジング下部の接合部に形成された溝部の中に入り込んでしまう。
溝部の中に一旦入り込んだ水滴は溝部近くにある水滴も溝部の中に引き込むため、より多くの水滴が溝部の中に引き込まれてしまう。また、溝部の中に入り込んだ水滴は、蒸発しにくく水平な溝部全体に広がるため、接合部に形成された溝部をまわり込んでハウジング内部に侵入し、ハウジング内部に配置されている電気部品をショートさせる恐れがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、手から吹き飛ばされた水滴がハウジングの外表面に形成された水平な溝部をまわり込んでハウジング内部に侵入することを防止する手乾燥装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る手乾燥装置は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、空気を送風する送風機を内蔵すると共に、使用者の手を挿入可能な空間であり、前記送風機から送風された空気が吹出される手乾燥室が形成されたハウジングを備え、前記ハウジングは、前記手乾燥室において水平方向に嵌合した第一ハウジングと第二ハウジングとを有し、その嵌合によって前記ハウジングの外表面には溝部が形成されており、前記ハウジングの側面に位置する前記溝部には、水の侵入を堰き止める堰止部が垂直方向において前記第一ハウジング側又は前記第二ハウジング側から突出形成されていることを特徴とする。
本発明では、ハウジングの側面に位置する溝部に水の侵入を堰き止める堰止部が垂直方向において前記第一ハウジング側又は前記第二ハウジング側から突出形成されていることによって、溝部の中に入り込んだ水滴が溝部全体に広がるのを防ぐため、水滴が水平な溝部をまわり込んでハウジング内部に侵入するのを防止することができる。
また、本発明に係る手乾燥装置は、前記堰止部に対して前記手乾燥室側の溝部から水を溜める水受トレイに水を誘導する誘導溝が前記ハウジングの側面に形成されていることも好ましい。
この好ましい様態では、溝部から水を溜める水受トレイに水を誘導する誘導溝が形成されていることによって、溝部の中に入り込んだ水滴を水受トレイに誘導するため、水滴が水平な溝部をまわり込んでハウジング内部に侵入するのをより確実に防止することができる。
また、本発明に係る手乾燥装置は、前記ハウジングの側面に位置する前記溝部における前記堰止部の前記手乾燥室側には、前記堰止部に沿って切り欠かれる切欠部が形成されていることも好ましい。
この好ましい態様では、溝部における堰止部の手乾燥室側に堰止部に沿って切欠部が形成されているため、溝部における堰止部の手乾燥室側に水垢やゴミが溜まってしまった場合に簡単に取り除くことができ、溝部の堰止部近傍の清掃性を向上させることができる。
本発明によれば、手から吹き飛ばされた水滴がハウジングの外表面に形成された水平な溝部をまわり込んでハウジング内部に侵入することを防止する手乾燥装置を提供することができる。
本発明の実施形態である手乾燥装置の外観を示す斜視図である。 図1に示す手乾燥装置の縦断面図である。 図1に示す手乾燥装置の側面部材を外した斜視図である。 図3に示す手乾燥装置の正面側部材を外した斜視図である。 図3に示す手乾燥装置の溝部の拡大縦断面図である。 図3に示す手乾燥装置の堰止部の拡大斜視図である。 図3に示す手乾燥装置の堰止部の横断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1を参照しながら、本発明の一実施形態である手乾燥装置について説明する。図1は、本発明の実施形態である手乾燥装置1の斜視図である。
本実施形態の手乾燥装置1は、例えば、洗面所などの壁面に設置されている水栓付きの洗面器の側方に設置され、水栓および洗面器を利用して手を洗った人が、濡れた手を乾燥するために使用するものである。
なお、以下、説明の便宜上、本実施形態の手乾燥装置1を構成する部分(要素)において、手の掌側を乾燥させるための関連要素の各名称には「掌側」と付し、手の甲側を乾燥させるための関連部分の各名称には「甲側」と付する場合があり、位置関係を説明する際にも同様の趣旨で「掌側」又は「甲側」との語を用いる場合がある。手乾燥装置1を壁面に取り付けた状態で使用者を基準に換言すれば、「掌側」とは「手前側」「正面側」であり、「甲側」とは「壁面側」「背面側」である。従って、「掌側」の代わりに「手前側」「正面側」を用い、「甲側」の代わりに「壁面側」「背面側」を用いる場合もある。なお、本実施形態では手乾燥装置1を洗面所の壁面に設置する場合について説明しているが、手乾燥装置1の設置態様はこれに限られるものではなく、例えば壁面に固定されずに床面に立設される場合もある。
図1に示すように、手乾燥装置1は、ハウジング2及び水受トレイ19を備えている。ハウジング2は、正面側部材2a(第一ハウジング)と、背面側部材2b(第二ハウジング)と、側面部材2cと、側面部材2dとによって構成されている。ハウジング2には手乾燥室としての開口凹部4が形成され、その開口凹部4の下方には送風機(図1においては明示せず)が内蔵されている。開口凹部4は上方に開口しており、使用者が手を差し入れるための開口部4uが形成されている。
手乾燥装置1を壁面に取り付けた状態で使用者に対して手前側となる正面側部材2aは、水平方向に直線状に略等間隔に列設された複数のノズル6a(第2ノズル、図1には明示せず)を備えている。また、手乾燥装置1を壁面に取り付けた状態で使用者に対して壁面側となる背面側部材2bは、ノズル6aと同様に水平方向に直線状に略等間隔に列設された複数のノズル6b(第1ノズル)を備えている。ノズル6a及びノズル6bは、送風機から送給される空気流を開口凹部4内へ吹き出すためのノズルである。
また、ハウジング2の右側面には側面部材2dが着脱可能に装着され、側面部材2dには、水滴の通過を防止するルーバー5を有する台形状の通気口5aが設けられている。なお、ハウジング2の左側面にも側面部材2dと鏡面対称な形状を有する側面部材2cが着脱可能に装着されている。そして、開口凹部4内に差し込まれた濡れた手から吹き飛ばされた水滴を回収するため、ハウジング2の底部に、水受トレイ19が着脱可能に取り付けられている。
続いて、図2を参照しながら手乾燥装置1について更に詳細に説明する。図2は、手乾燥装置1の中央近傍における縦断面図である。なお、図2では、空気または風の流れを矢印で示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、手乾燥装置本体を取り囲むハウジング2を備えている。このハウジング2の上部には、ハウジング2の上方からその内部へ並べた両手を挿入することができるように、上端が開口した開口凹部4が設けられている。
この開口凹部4は、そこに手を配置して風を当てて乾燥させる部分(手乾燥室)である。通常、掌をハウジング2の正面側部材2a側に向け、手の甲をハウジング2の背面側部材2b側に向けた姿勢で、手をハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入するようになっている。
本実施形態の手乾燥装置1では、手をハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入し、開口凹部4の正面側壁4a及び背面側壁4bにそれぞれ設けられたセンサ3a,3bが手を検知すると、両壁面4a,4bのそれぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水滴を飛ばしながら下方へ流れるようになっている。
また、ハウジング2内には、掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bのそれぞれに送風するためのファンモータユニットが設けられている。ファンモータユニット8は、その回転駆動軸10がハウジング2の正面側部材2a及び又は背面側部材2bに対して垂直な方向に延びるように配置されている。
なお、手乾燥装置1の使用時には、掌側に供給する風量が手の甲側に供給する風量に比べて大きくなるように、掌側の送風ダクト30a及び甲側の送風ダクト30bの流路断面積が設定されている。ファンモータユニット8のケーシングの後端部には、吸込口14が設けられている。
一方、ファンモータユニット8の吹出ダクト15の下流端には、上方に突出する吹出口16が形成されている。この吹出口16には、フィンヒータ18が設けられ、フィンヒータ18により、吹出口16から吹き出される空気が温められるようになっている。
また、ハウジング2の底部2eには水受けトレイ19が設けられており、開口凹部4内において両端がなで肩形状の底壁4cの壁面4csに落ちて両側に掃けた水が、ハウジング2の内側部にある排水路32を伝って水受トレイ19内に落ちるようになっている。さらに、水受けトレイ19の背面側には、フィルタ20を備えた空気取入口22が設けられ、この空気取入口22には、吸気ダクト24が接続されている。
吸気ダクト24は、その上流端26が空気取入口22のフィルタ20の上に配置され、上流端26と吸込口14を連通させるように、上流端26からハウジング2の背面側部材2bに沿って上方にほぼ真っ直ぐ延びている。手乾燥装置1の作動中、ハウジング2の外部の空気は、空気取入口22からフィルタ20を介して、吸気ダクト24に吸込まれるようになっている。
さらに、吸気ダクト24内の上部において、ファンモータユニット8の吸込口14に隣接して吸音材28が配置されており、吸音材28により、ファンモータユニット8の作動中に吸込口14から漏出した音がそれぞれ吸収されるようになっている。
また、吹出口16には掌側用の送風ダクト30aが接続されており、この掌側用の送風ダクト30aは、ハウジング2の正面側部材2aに隣接して吹出口16aから上方に延びるように形成されている。さらに、掌側用の送風ダクト30a内の背面は、上述した開口凹部4の正面側壁4aが壁面4asを形成しており、送風ダクト30a内の上部の背面側には、複数の掌側用のノズル6aが掌側用の吹出口16aのほぼ真上に位置するように配置されている。
更に、吹出口16には、掌側用の吹出口16aと同様に、甲側用の送風ダクト30bが接続されている。この甲側用の送風ダクト30bは、甲側用の吹出口16bから開口凹部4の背面側壁4bの壁面4baに配置されている複数のノズル6bへと延びるように形成されている。
尚、ハウジング2の各寸法については、成人の両手を並べて開口凹部4内へ挿入した際に、掌と手の甲が、開口凹部4の壁面4as及び壁面4baのそれぞれと接触しないように寸法決めされている。
上述したように、ハウジング2の両側面部材2c,2dには、風抜き手段であるルーバー5が設けられ、開口凹部4内に配置された手にノズル6a,6bから温風が吹きつけられた際にハウジング2の側面部材2c,2dの方向に飛散した水滴が、このルーバー5により遮断され、風のみがルーバー5を抜けるようになっている。
本実施形態のハウジング2は、手乾燥室1において水平方向に嵌合した正面側部材2a(第一ハウジング)と背面側部材2b(第二ハウジング)とを有し、その嵌合によってハウジング2の外表面には溝部31が形成されており、ハウジング2の側面に位置する溝部31には、水の侵入を堰き止める堰止部34が垂直方向において正面側部材2a側又は背面側部材2b側から突出形成されているものである。
従来、溝部31の中に一旦入り込んだ水滴は、蒸発しにくく水平な溝部全体に広がるため、接合部に形成された溝部31をまわり込んでハウジング2の内部に侵入し、ハウジング2の内部に配置されている電気部品をショートさせる恐れがあるという問題があった。
そこで、本実施形態の手乾燥装置1は、ハウジング2の側面に位置する溝部31に水の侵入を堰き止める堰止部34が垂直方向において突出形成されることによって、溝部31の中に入り込んだ水滴が溝部全体に広がるのを防ぐため、水平な溝部31を水滴がまわり込んでハウジング内部に侵入するのを防止できるようになる。
より具体的に、本実施形態の手乾燥装置1の構成について図3〜図7を参照しながら説明する。図3は、側面部材2c及び側面部材2dを取り外した時の斜視図である。正面側部材2aとハウジング2の下部との接合部に水平な溝部31が形成される。
水平な溝部31は、ハウジング2の手乾燥室からハウジング2の内部近傍まで連続して繋がっている。尚、溝部31は、使用者から視覚的に見えにくく、温風により吹き飛ばされた水滴が溜まりやすい底壁4cの壁面4csを避けた正面側壁4aに形成されるのが好ましい。
続いて、正面側部材2aを取り外した時の溝部31について図4を参照しながら説明する。溝部31は、開口凸部4側の第一溝部31aと側面部の第二溝部31ba、31bbによって構成され、手乾燥室から連続した溝となっている。上述した手に付着していた水滴は、温風により吹き飛ばされ排水路32を通って、水受トレイ19に流れるが、水滴の一部は第一溝部31aに入り込んでしまう。
第一溝部31aの断面図を図5に示す。溝部31の内部は、正面側部材2aの凹状に形成された当接部に、ハウジング2の一部に凸状に形成された溝部壁33がパッキン部材37を介して当接しており、第一溝部31aに入りこんだ水滴が正面側部材2aとハウジング2の下部との間から製品内部へ直接侵入しないように構成されている。
しかし、溝部31の中に入り込んだ水滴が多くなると水平な溝部31全体に広がろうとするため、水滴はやがて溝部壁33を回り込むように第二溝部31ba、bbへ移動する。水平な溝部31は、ハウジング2の内部近傍まで連続して繋がっているため、水滴がハウジング2の内部に配置されている電気部品をショートさせる恐れがある。
第二溝部31baの拡大図を図6に、溝部31の上面視を図7に示す。第二溝部31baには第二溝部31baに対して垂直方向に正面側部材2a側又は背面側部材2b側から突出形成された堰止部34が設置されている。この構成により、第一溝部31aから侵入し、第二溝部31baに移動した水滴は堰止部34により溝部31全体に広がらず製品内部へは移動できなくなり、電気部品をショートさせる恐れがあるという従来の問題を解決することができるようになった。
また、本発明に係る手乾燥装置1は、前記堰止部に対して前記手乾燥室側の溝部から水を溜める水受トレイ19に水を誘導する誘導溝35が前記ハウジングの側面に形成されていることによって、溝部31の中に入り込んだ水滴を水受トレイ19に誘導するため、水滴が水平な溝部31をまわり込んでハウジング内部に侵入するのをより確実に防止することができる。
また、溝部31における堰止部34の手乾燥室側に堰止部34に沿って切欠部36が形成されているため、溝部31における堰止部34の手乾燥室側に水垢やゴミが溜まってしまった場合に簡単に取り除くことができ、溝部31の堰止部34近傍の清掃性を向上させることが期待できる。
本発明の手乾燥装置1では、溝部31には、溝部壁33、堰止部34が配置されており、水滴が第一溝部31aから入り込んだ場合でも、第二溝部31ba、31bbを通って製品内部へ侵入することなく、誘導溝35を通って排水ができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1:手乾燥装置
2:ハウジング
2a:正面側部材
2b:背面側部材
2c:側面部材
2d:側面部材
2e:底部
3a,3b: センサ
4:開口凹部
4a:正面側壁
4as:壁面
4b:背面側壁
4ba:第一壁面
4bb:第二壁面
4c:底壁
4cs:壁面
4d:規制壁
4da:規制壁面
4db:副規制壁面
4u:開口部
5:ルーバー
5a:通気口
6a:第2ノズル
6b:第1ノズル
8:ファンモータユニット
10:回転駆動軸
14:吸込口
15:吹出ダクト
16:吹出口
18:フィンヒータ
19:水受トレイ
20:フィルタ
22:空気取入口
24:吸気ダクト
26:上流端
28:吸音材
30a:送風ダクト
30b:送風ダクト
31:溝部
31a:第一溝部
31ba:第二溝部
31bb:第二溝部
32:排水路
33:溝部壁
34:堰止部
35:誘導溝
36:切欠部
37:パッキン部材

Claims (3)

  1. 使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、
    空気を送風する送風機を内蔵すると共に、使用者の手を挿入可能な空間であり、前記送風機から送風された空気が吹出される手乾燥室が形成されたハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前記手乾燥室において水平方向に嵌合した第一ハウジングと第二ハウジングとを有し、その嵌合によって前記ハウジングの外表面には溝部が形成されており、
    前記ハウジングの側面に位置する前記溝部には、水の侵入を堰き止める堰止部が垂直方向において前記第一ハウジング側又は前記第二ハウジング側から突出形成されていることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記堰止部に対して前記手乾燥室側の溝部から水を溜める水受トレイに水を誘導する誘導溝が前記ハウジングの側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記ハウジングの側面に位置する前記溝部における前記堰止部の前記手乾燥室側には、前記堰止部に沿って切り欠かれる切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手乾燥装置。
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