JP4579196B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄後の濡れた手を高速空気流の噴射によって衛生的に乾燥処理する手乾燥装置に関するものである。
洗浄後の濡れた手を、タオルやハンカチ等で払拭せず高速空気流の噴射により水分を吹飛ばして乾燥させる手乾燥装置が開発されている。この種の装置の多くは、ノズルから吹出された手挿入部内の空気が使用者の顔に吹き返してこないように考慮されている。
例えば、特許文献1には、手挿入部の側面に設けられた開口部から、ノズルより吹出された空気の一部を本体外部へ逃がしている構造の手乾燥装置が開示されている。また、特許文献2には、手挿入部の側面に開口部がなく、ノズルから吹出された空気を再度本体内に取り込んで再度ノズルから吹出す空気循環式の手乾燥装置が開示されている。
特開2005−329266号公報 特開2001−299636号公報
特許文献1の手乾燥装置では、手挿入部の側面の一部に開口部があり、手から飛んだ水滴が開口部より飛び出さないように開口部に遮水のための複数の板状体を間隔を隔てて直接配置して、板状体と板状体との間から手挿入部内の空気を本体外へ排気しているが、手から飛ぶ水滴には左右方向に飛ぶものもあるので、板状体と板状体の間からはどうしてもその水滴が直接本体外に飛び出してしまう。また、板状体で一旦遮水された水滴の一部は重力で垂れて板状体の下端に水滴状に溜まるため、板状体の間から本体外部に排気する空気流により吹き飛ばさされて外部へ吹き飛んだり、本体外郭表面を伝わってたれ落ちたりしてしまう。そのため、特許文献1の手乾燥装置では、使用者への風の吹き返しは低減できるが、使用するたびに徐々に手乾燥装置付近の床や部屋や、手乾燥装置の外郭の開口部付近や手乾燥装置の下部等が水滴で汚れてしまい、不衛生な状態のまま放置されることが多くなる。
また、特許文献2の手乾燥装置では、手挿入部側面に開口部がなく、ノズルから吹出した空気は手から飛んだ水滴と共に排気ダクトを通り、本体下部のドレンタンクに運ばれ水滴をドレンタンクに落とした後、その空気を本体内の送風機によって再度吸込み、ノズルから再度吹出す空気循環式の構成を採用している。このような空気循環式風路の場合、ノズルから吹出された空気が使用者の顔に吹き返される空気流は低減できるが、乾燥処理に使用した空気には手から飛んだ水滴を含んでいるため、大きな水滴は空気流と分離してドレンタンクに貯水きるが、微粒状の水滴は充分に除去しきれないまま送風機や本体内部風路にまで吸込まれてしまい、使用の度に徐々に水滴が製品内部に蓄積され、送風機等の故障の原因となる。また、水滴中には油脂等の手の付着成分も多く含まれており、清掃困難な本体内部風路にその付着成分が蓄積されてしまうため、雑菌の温床や異臭の発生源となる可能性がある。また、ドレンタンクに貯めた水にも手の付着成分が多く含まれており、夏場などの気温が高い場合にはすぐに腐敗して異臭を発してしまう。また、夏場でなくてもドレンタンクに貯めた水を捨てないで放っておくと時間とともに同様に腐敗してしまう。特許文献2の手乾燥装置では、ドレンタンク付近を通過した空気を吸込む構成となっているので、ドレンタンクに貯めた水が腐敗して異臭を発した場合にその異臭を含んだ空気を吸込んで、ノズルから吹出すことになり、使用者にとって非常に不快感を与え、衛生性も損なわれてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、手に当った後の水滴を含んだ風を水滴と風とに分離して風のみを排気することで、使用者への吹き返し風を低減するとともに手挿入部から外部への水滴飛散、外郭への水垂れも同時に防止でき、さらに手挿入部内の衛生性も向上できる手乾燥装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上部のみが開口されて手を挿入する手挿入部を上側に有する本体外郭と、この本体外郭に内蔵されて高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、この高圧空気発生装置により発生された高圧空気流を手挿入部に噴出するノズルと、前記本体外郭の下側に設けられる水容器と、前記手挿入部と前記水容器をつなぐ排水路とを備えた手乾燥装置において、前記ノズルより吹出された空気を排気する排気路を前記手挿入部に接続されるように前記手挿入部の下側に形成し、この排気路に空気を外部へ逃がす開口部を形成したことを特徴とする。
ただし、手挿入部の下側とは、開口部が本体外郭の側面に形成された場合には、手挿入部の最下点の下側のことをいうのではなく、手挿入部の左右端の部位の下側のことをいうものとする。
この発明によれば、ノズルより吹出された空気を排気する排気路を手挿入部の下側に形成し、この排気路に空気を外部へ逃がす開口部を形成するようにしたので、手から飛んだ水滴が従来技術のように空気を排気する開口部へ直接到達しなくなるため、開口部から外部へ水滴が飛するのを防止できるとともに、使用者への吹き返し風の低減、特に使用者の顔への吹き返しを抑えた使い勝手の良い手乾燥装置が得られる。すなわち、排気路に進入した水は、重力と風の力で積極的に下方向に運動エネルギーを与えられるため、開口部から外部へ放出される空気流に乗って外部へ飛び出すことはない。
以下に、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1〜図4に、実施の形態1の手乾燥装置を示す。図1は実施の形態1の手乾燥装置の外観斜視図、図2は正面断面図、図3は側面パネルを外した状態を示す斜視図、図4は側面パネルの内面側を示す斜視図である。
この手乾燥装置は、図1に示すように、この手乾燥装置は、背面外殻をなす背面パネル1aと、正面外殻をなす正面パネル1bと、一対の側面パネル1c,1cから構成される本体箱体(本体外郭)1を有する。本体箱体1の上部側には、背面パネル1a、正面パネル1bおよび一対の側面パネル1c,1cによって囲まれた、手挿入部4および乾燥処理空間3として機能する凹状空間が形成されている。手挿入部4は、人が本体箱体1の正面から両手を揃えた状態で手を上下方向や斜め上下方向に挿抜できるように上側に手挿入口5を有し、深底の容器構造に構成されている。手挿入部4の底部6は、図2に示すように、中央部から左右横端部に向って下り勾配があり、その各横端部には排水・排気口7が形成されている。
本体箱体1内には、高圧空気流発生装置2が組み込まれている。高圧空気流発生装置2は、DCブラシレスモーター(通常の整流子モーター又は誘導電動機であっても良い)と、これを駆動させる駆動回路及びDCブラシレスモーターによって回転するターボファン又は遠心ファンにより構成されており、制御回路によって自動運転される。高圧空気流発生装置2の吸気側は、本体箱体1内に設けられた吸気通路(図示せず)に臨んでいて、本体箱体1の底面に設けられた吸気通路端の吸込口から装置外の空気を吸込むことができるようになっている。高圧空気流発生装置2の吹出口は、途中において手挿入部4の前側と後側に二股に分岐したダクトに接続され、分岐したダクトの各端に高圧空気流発生装置2から送られてくる高圧空気流を高速の気流に変換し、手挿入部4に前方と後方から横列のライン状に高速空気流を吹出すエアーノズル8が接続されている。前後二つのエアーノズル8は、手挿入口5の近傍の正面側壁面および背面側壁面に噴出口をやや下向きにして横方向に対向状に列設されており、手挿入部4内に入れた手に高速の空気流を吹付け、手を擦り合わせることなく手に付いた水滴を手の表面から剥離し手挿入部4内へ吹飛ばす。吹き飛ばされた水滴は、手挿入部4の底部6に落下し、その後底部6に形成された勾配によって左右横端部に設けられた排水・排気口7に導かれる。
排水・排気口7から本体箱体1の下部に設けられた水容器9へ水を誘導する排水・排気路10を本体箱体1の左右側部に設けている。排水・排気口7及び排水・排気路10は、図3に示すように、本体箱体1を形成する側面パネル1cと本体側に設けた凹部で構成されている。水容器9は、本体箱体1に着脱自在に形成され、排水・排気路10から導かれたドレン水を貯水する。
排水・排気路10の途中には開口部11が両側面パネル1cに一体で形成され、開口部11には風向変更部材としての複数のルーバー12が設けられている。また、図4に示すように、各側面パネル1cの排水・排気路10側(裏側)には、開口部11の上側および左右横側を囲むように突出したリブ状の遮水部13が側面パネル1cに一体で設けられている。遮水部13における開口部11より上側に形成された庇部13aは、この場合、中央から前後に向かって下がる、三角屋根状の傾斜が設けてあるため、水が側面パネル1cの内壁を上から伝わってきても開口部11をよけて下へ伝わるようになっている。なお、この場合は、遮水部13における庇部13aを三角屋根状にしたが、前から後ろあるいは後ろから前に向かって単純にさがるような傾斜にしてもよい。また、遮水部13における庇部13aには、図4の丸部に示すように、庇部13aの根本より先端の方が高くなるように傾斜を設けてあるので、多量の水が側面パネル1cの内壁を上から伝わってきても、水が庇部13aの先端側を乗り越えて開口部11のほうに落下しないようにしている。尚、側面パネル1cは着脱可能に構成され、容易に排水・排気路10や開口部11を清掃できるようになっている。
この手乾燥装置では、手挿入口5から手挿入部4内に両手を揃えた状態で概ね手首付近まで入れると、図示しない手検知センサによって手が検知され、制御回路の処理により高圧空気流発生装置2が作動し、エアーノズル8から高い運動エネルギーを持つ高速空気流であるライン状噴流が手挿入部4内に吹出されて挿入された手の表裏に当り、手に付着した水分を手挿入部4の奥側(下側)へ吹飛ばす。さらに、手挿入部4内で手を挿抜させることによって、手全体に付着していた水分が全て排除され、手が乾燥処理される。そして手の乾燥処理終了後、手を手挿入部4から完全に抜くと、これが手検知センサーによって検知され、高圧空気流発生装置2が停止される。
手挿入部4において手から吹飛ばされた水は、底部6へ風と共に吹き飛ばされ、底部6に設けた横端に向う傾斜による重力と、底部6での中央から横端に向う風の力で、底部6の横端に設けた排水・排気口7に風と共に速やかに積極的に運ばれ、排水・排気路10を下って水容器9に貯水される。
一方、ノズル8から吹出した風は、手に当った後、大部分は手挿入部4の底部6に到達し、底部6の傾斜効果も加わり左右横端へ向い、排水・排気口7から排水・排気路10へ到達する。そして、水容器9には空気を外部に放出する排気口が無い為、排水・排気路10の途中に設けた開口部11からルーバー12の向きに沿って外部側方へ放出される。
開口部11付近の水と風の動作について説明すると、排水・排気路10を下向きに通過する水は、重力と風の力で積極的に下方向に運動エネルギーを与えられるため、開口部11から外部へ放出される空気流に乗って外部へ飛び出すことはない。また、開口部11の周りには、遮水部13が設けられているため、排水・排気路10を形成する側面パネル1cの表面を伝わってきた水滴も、遮水部13によって開口部11をよけて流れるため、水滴が開口部11やルーバ12に到達することはない。以上のような動作で、水と風が分離され、風のみが開口部11より放出されることになり、水のみを水容器9へと導くことができる。
このように実施の形態1によれば、ノズル8より吹出された空気を本体外部に逃がす開口部11を手挿入部4の側方ではなく、手挿入部4より下側に形成した排水・排気路10に設けるようにしているので、手から飛んだ水滴が直接開口部へ到達することがないため、開口部11から外部への水滴飛散を防止できるとともに、使用者への吹き返し風の低減、特に使用者の顔への吹き返しを抑えた使い勝手の良い手乾燥装置が得られる。また、開口部11を手挿入部4より下の本体外郭に設けたため、使用者から離れる方向、もしくは使用の顔以外、特に下半身の方向に排気できるため、排気をわずらわしく感じない使い勝手のよい手乾燥装置が得られる。また、排水・排気路10は排水路と排気路を兼ねるので、風の流れる力を使って手挿入部4内の水を積極的に水容器9へ運ぶことができ、手挿入部4内の水滴を迅速に排水することができるため、手挿入部4の内壁で水滴が溜まって乾燥することにより水滴中に含まれている汚れ成分(油脂等の手の付着成分や、埃や塵、石鹸成分等)が手挿入部4の内壁に付着する汚れを低減できるとともに、使用中でも手挿入部4内に水滴が溜まることがないので、使用者の見た目の衛生性も向上できる。また、開口部11の周りに遮水部13を設けたので、開口部11への水の到達をさらに防止でき、開口部11から水が飛散したり、垂れ落ちたりすることのない衛生的な手乾燥装置を得ることができる。
実施の形態2.
つぎに、図5および図6にしたがって実施の形態2について説明する。図5は実施の形態2の手乾燥装置の正面断面図、図6は側面パネルの内面側を示す斜視図である。実施の形態2では、実施の形態1で示した手乾燥装置の開口部11付近に設けた遮水部13を別の形態に変更している。それ以外は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については、実施の形態1のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
図5および図6に示すように、側面パネル1cの排水・排気路10側(内側)には、開口部11を覆い隠すように、壁体で構成した遮水部14が設けられている。遮水部14は、図5に示すように、下側のみが開口しており、この開口14aから空気が開口部11へ向かうことになる。
排水・排気路10を通過する水と空気は、空気のみ遮水部14の下部に設けた開口14aから上へ風が流れ、開口部11から外部へ放出される。水滴は重力に逆らって上に上がれない為、開口部11への遮水をより効果的に行うことができ、空気のみが外部へ放出される。
このように実施の形態2では、開口部11を覆い隠すような遮水部14を側面パネル1cに設けるようにしているので、実施の形態1の効果に加え、開口部11への遮水性能を更に向上させることができるという効果を有する。
実施の形態3.
つぎに、図7および図8にしたがって実施の形態3について説明する。図7は側面パネルに対し風向き変更板を外した状態を示す斜視図である。この実施の形態3では、ルーバー12を、側面パネル1cから着脱自在なように構成している。
図7に示すように、側面パネル1cには、矩形の孔である開口部11が形成され、この開口部11に対し、ルーバー12が一体形成されたルーバー枠12bが着脱自在に取り付けられる。この場合、ルーバー12は、ルーバー枠12bと一体で形成され、ルーバー枠12bには弾力性のある爪部12cが設けられている。したがって、ルーバー12が一体形成されたルーバー枠12bが側面パネル1cの開口部11に着脱可能に嵌め込まれ、爪部12cで引っ掛けて固定される。開口部11の内側には、先の実施の形態1,2に示した遮水部13または14が設けられている。
この図7の構成では、開口部11に着脱自在のルーバーを設けてあるため、角度の異なるルーバーに付け替えることにより自由に風向き変更することができたり、ルーバーを開口部のない蓋に付け替えることにより開口部11を自由に塞ぐことができ、障害物などがある場合や、排気したくない方向がある場合などのさまざまな設置シーンに応じて適切に排気方向を選択することができる。
図8の場合は、ルーバー12をルーバー枠12bに対し回転可能にしている。ルーバー12には突起軸12dが両側に設けられ、ルーバー枠12bに軸穴12eが複数設けられ、突起軸12dを軸穴12eに嵌め込むことで、ルーバー12が突起軸12dを中心に回転可能に組み立てられている。なお、1つのルーバー枠12bに取り付けられた複数のルーバー12を同じ方向に同時に連動可動なように構成しても良い。また、図1〜図3に示すような排水・排気路10から空気を側方に排気するような構成において、後述する図10、図11に示すような庇体14を開口部11の上方に設けるようにしてもよい。
この図8の構成では、ルーバーを風向きを調整可能なようにしているので、新たな部品を交換してとりつけなくてもその場で簡単に排気される風向きを自由に変更したり塞いだりすることができ、障害物などがある場合や、排気したくない方向がある場合などさまざまな設置シーンに応じて適切に排気することができる。
実施の形態4.
つぎに、図9〜図11にしたがって実施の形態4について説明する。図9は実施の形態4の手乾燥装置の分解斜視図、図10はその正面断面図、図11は側面パネルの内側斜視図である。
実施の形態4では、側面パネル1cには排水・排気路10に対応した位置に、排水・排気路10側に下がるように傾斜して先端が先細りの板状の遮水手段である庇体14を設けてある。庇体14の先端は、排水・排気路10の本体側凹部内壁10aに接触させてもよいし、接触させなくてもよい。また、側面パネル1cには、壁体14の下側に、下向きに開口するように外側に張り出させた突出部としての開口部11を設けている。
ノズル8から吹出された空気及び手から飛んだ水滴は、手挿入部4の底面6の両横端に設けた排水・排気口7から排水・排気路10に入る。排水・排気路10に入った空気は、開口部11から下側に排気される。排水・排気路内に入った水の大部分は排水・排気路10の本体側凹部内壁10aを伝わって水容器9に運ばれる。また、排水・排気路10の残り一部の水は排水・排気路10を形成する側面パネル1cの内壁を伝わって流れるが、その水は側面パネル1cに設けた庇体14に伝わり、その先端に集められ滴下して水容器9に貯水される。庇体14の先端は排水・排気路10の製品本体側に傾斜し、その先端が水容器9の横端面より内側上方に位置しているので、先端から鉛直方向に水が滴下しても本体外に飛び出すことがなく水容器9に貯水される。この場合、開口部11の面積を大きくして風速を下げ、滴下する水滴が風の力を受けないようにしたほうが好ましい。また、庇体14を本体側内壁10aに接触させてある場合には、水は庇体14の先端から本体内壁10aに伝わるため、滴下することがないので、開口部11への風速の影響をより受けにくく、確実に水容器9へ水を導くことが出来る。
このように実施の形態4では、下向きに開口する開口部11を設けるようにしているので、実施の形態1の効果に加え、側面方向に風を出したくない状況や製品側面にあまり空間を確保できない狭いスペースへの設置状況にも対応することができるという効果を有する。また、排気する開口部が見えないため、デザイン性もよくすることができる。
実施の形態5.
つぎに、図12、図13にしたがって実施の形態5について説明する。図12は、実施の形態5の手乾燥装置の正面断面図である。この実施の形態5では、手乾燥装置の開口部11を本体箱体1の底部に設けている。
排水・排気路10の下部には水容器9が設置され、水容器9の上には水容器の蓋15が設けられ、蓋15の一部に設けた穴部16に向って下がる傾斜が設けられている。また、水容器9の内側である例えば中央付近には、遮水手段である蓋15より一段高くなるように設けられた壁17を持った開口部11が本体下部に向って設けられている。
ノズル8から吹出された空気及び手から飛んだ水滴は、排水・排気路10を通って水容器9の蓋15に達する。そして、水は、蓋15より一段高くなるように設けられた壁17によって開口部11へ達することがなく、蓋部15の傾斜により穴部16に集められ水容器9へ貯められる。一方、空気は、壁部17を乗り越えて開口部11から外部へ放出される。尚、蓋15の上部空間を出来るだけ広くして、空気の流速を下げるようにしたほうが好ましい。
図13は、図12の変形例であり、排水・排気路10を装置本体の中央部に設けている、手挿入部4の底部6は、排水・排気路10が形成される中心部に向かって下り傾斜が設けられている。また、この場合、水容器9は、装置本体より小さく形成されており、この水容器9の左右外壁と側面パネル1cとによって、本体下方に向かう開口部11が形成されている。また、水容器9の蓋15には、排水・排気路10に対向する位置に孔15aが形成されおり、この孔15aを経由して水が水容器9に貯水される。尚、蓋15は、孔15aに向かって下り傾斜が設けられている。
図13の場合、ノズル8から吹出された空気及び手から飛んだ水滴は、排水・排気路10を通って蓋15の孔15aを経由して水容器9へ貯められる。一方、空気は、水容器9の上方空間を通って開口部11から外部へ放出される。
このように実施の形態5では、本体の底部に開口部11を設けるようにしているので、実施の形態1の効果に加え、側面方向に風を出したくない状況や製品側面にあまり空間を確保できない狭いスペースへの設置状況にも更に対応することができるとともに、側面に開口部がないので製品の横サイズを小さくすることができ、排気する開口部が見えないため、デザイン性も良くすることができるという効果を有する。
実施の形態6.
つぎに、図14、図15にしたがって実施の形態6について説明する。図14は、実施の形態6の手乾燥装置の外観斜視図、図15はその正面断面図である。この実施の形態6では、手乾燥装置の開口部11を本体箱体1の下部に設けられた水容器9の側面に設けるようにしている。
水容器9の側面には排水・排気路10と前後方向で同じ位置にならないように、すなわち排水・排気路10の下部と対向しない位置に、1つ又は複数の開口部11が設けられており、排水・排気路10を通ってきた水と空気は、水のみ蓋15の穴部16を介して水容器9に貯水され、空気のみ開口部11から外部に排気される。
このように実施の形態6では、開口部11を本体の下側に設けられた水容器9の側面に設けているので、実施の形態1の効果に加え、開口部11があまり目立たなく、デザイン性がよくなるという効果を奏する。
実施の形態7.
つぎに、図16、図17にしたがって実施の形態7について説明する。図16は実施の形態7の手乾燥装置を示す分解斜視図であり、図17はその正面断面図である。
図16、図17において、手挿入部4の底面6は中央に向って下り傾斜しており、その傾斜の最下部と水容器9の間には排水ホース18が設けれている。手挿入部4の底面6の左右横端は、一段高く形成された立ち上げ部19が排気口20を囲むように設けられている。排気口20と、側面パネル1cに形成された開口部11との間には排気路21が設けられ、開口部11には排気する風向きを変えるルーバー12が取り付けられている。排気口20と排気路21は本体側に設けられた凹部21aと側面パネル1cで構成されている。
また、側面パネル1cの手挿入部4の側方側の部位すなわち排気口20の上方には、排気口20を覆い隠すように庇部22が側面パネル1cと一体に形成されている。庇部22は水が流れやすいように、先端が下がるように全体に傾斜が設けられ、その先端は更に鉛直方向に曲がっており、また、製品前後方向には全体に扇状に曲率を設けて、水を流しやすくしている。
ノズルから吹出された空気と手から飛んだ水滴は、大部分は直接手挿入部4の底面6に到達し、左右方向に飛んだ水滴も側面パネル1cや庇部22を伝わって手挿入部4の底面6に到達する。手挿入部4の底面6到達した水滴の大部分は、排水ホース18に入り、残りは風の力で手挿入部4の底面6の左右方向に押し上げられるが、立ち上げ部19を乗り越えることはない。そして、手挿入部4の底面6の左右方向に押し上げられた水は、手乾燥装置の運転が停止すれば、重力で手挿入部4の底面6の傾斜に沿って中央へ流れ、排水ホース18へ流される。製品寸法が若干大きくなってしまうが、底面6の傾斜を大きくすれば、風の力より重力による力が強くなるので、手乾燥装置が運転中でも水滴を排水ホース18へより導くこともできる。以上のようにして手から飛ばされた水滴は回収されて排水ホース18を通り水容器9へ貯水される。
一方、ノズル8から吹出された空気は手挿入部4の底面6に当り、底面6の左右横端に向って流れ、排気口20から排気路21を通って開口部11からルーバー12の向きにしたがって外部へ放出される。排気口20の周りには立ち上げ部19があり、上部には庇部22が排気口20を覆い隠すように配置されているため、手から飛んだ水滴が排気口20へ浸入することはない。
このように実施の形態7によれば、排水路と排気路を分離したので、実施の形態1の効果に加え、開口部11への遮水を容易にでき、空気のみを開口部11から確実に外部に排気することができるという効果を有する。
実施の形態8.
つぎに、図18、図19にしたがって実施の形態8について説明する。図18は実施の形態8の手乾燥装置を示す分解斜視図であり、図19はその正面断面図である。この実施の形態8においては、実施の形態7の手乾燥装置の開口部11の位置を変更しており、それ以外は実施の形態7と同じである。
図18、図19に示すように、排気路21の最下端には下向きに開口部11が設けられており、水容器9は開口部11により内側に設けられている。このため、開口部11は、利用者からは見えない。
このように実施の形態8によれば、排気する開口部11が装置の底部に形成されており、利用者からは見えないので、実施の形態7の効果に加え、デザイン性もよくすることができ、製品の横サイズも小さくすることができるという効果を有する。
以上のように、本発明にかかる手乾燥装置は、洗浄後の濡れた手を高速空気流の噴射によって衛生的に乾燥処理する手乾燥装置に有用である。
この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1の外観構成を示す斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1の外観構成を示す分解斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1の側面パネルの内側構成を示す斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態2の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態2の側面パネルの内側構成を示す斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態3の側面パネルの構成を示す斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態3のルーバー部の構成を示す分解斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態4の外観構成を示す分解斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態4の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態4の側面パネルの内側構成を示す斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態5の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態5の他の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態6の外観構成を示す分解斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態6の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態7の外観構成を示す分解斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態7の構成を示す正面断面図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態8の外観構成を示す分解斜視図である。 この発明にかかる手乾燥装置の実施の形態8の構成を示す正面断面図である。
符号の説明
1 本体箱体
1a 背面パネル
1b 正面パネル
1c 側面パネル
2 高圧空気流発生装置
3 乾燥処理空間
4 手挿入部
5 手挿入口
6 底部(底面)
7 排水・排気口
8 エアーノズル
9 水容器
10 排水・排気路
10a 本体側凹部内壁
11 開口部
12 ルーバー
12b ルーバー枠
12c 爪部
12d 突起軸
12e 軸穴
13a 庇部
13 遮水部
14 庇体(遮水部、壁体)
14a 開口
15a 孔
15 蓋部
16 穴部
17 壁部
18 排水ホース
19 立ち上げ部
20 排気口
21a 凹部
21 排気路
22 庇部

Claims (14)

  1. 上部のみが開口されて手を挿入する手挿入部を上側に有する本体外郭と、
    この本体外郭に内蔵されて高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、
    この高圧空気発生装置により発生された高圧空気流を手挿入部に噴出するノズルと、
    前記本体外郭の下側に設けられる水容器と、
    前記手挿入部と前記水容器をつなぐ排水路と、
    前記手挿入部に接続されるように前記手挿入部の下側に形成され、前記ノズルより吹出された空気を排気する排気路と、
    この排気路に形成され、空気を外部へ逃がす開口部と、
    を備え、
    前記排水路および前記排気路を共用する排水・排気路を本体外郭の左右の側壁内部に形成し、
    前記開口部は、前記排水・排気路の途中に形成され、空気を側方に排気することを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記開口部への水の通過を遮る遮水手段を設けることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記遮水手段は、少なくとも開口部の下側を除いた周囲に形成される突出したリブ状であることを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  4. 前記遮水手段は、下部が開口されて開口部を覆うように形成されていることを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  5. 前記遮水手段は、前記排水・排気路の途中に設けられ、装置内側に向かって下り傾斜を有する庇体であることを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  6. 前記開口部に、風向きを変更する風向変更部材を設けることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の手乾燥装置。
  7. 前記風向変更部材は、着脱可能であること特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  8. 上部のみが開口されて手を挿入する手挿入部を上側に有する本体外郭と、
    この本体外郭に内蔵されて高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、
    この高圧空気発生装置により発生された高圧空気流を手挿入部に噴出するノズルと、
    前記本体外郭の下側に設けられる水容器と、
    前記手挿入部と前記水容器をつなぐ排水路と、
    前記手挿入部に接続されるように前記手挿入部の下側に形成され、前記ノズルより吹出された空気を排気する排気路と、
    この排気路に形成され、空気を外部へ逃がす開口部と、
    前記開口部への水の通過を遮る遮水手段と、
    を備え、
    前記排気路は、本体外郭の左右側面部に形成され、
    前記排水路は、左右側面部に形成された前記排気路の本体内側に形成され、
    前記遮水手段は、手挿入部に形成されて前記排気路につながる排気口の上側に形成されて、本体外郭の側面部から下り傾斜するように延在される庇体であることを特徴とする手乾燥装置。
  9. 前記開口部は、空気を側方に排気することを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  10. 前記排気路は、水容器の近傍まで延在され、前記開口部は、前記排気路の水容器の外側に形成され、空気を下側に排気することを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  11. 前記開口部に、風向きを変更する風向変更部材を設けることを特徴とする請求項8〜10の何れか一つに記載の手乾燥装置。
  12. 前記風向変更部材は、着脱可能であること特徴とする請求項11に記載の手乾燥装置。
  13. 上部のみが開口されて手を挿入する手挿入部を上側に有する本体外郭と、
    この本体外郭に内蔵されて高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、
    この高圧空気発生装置により発生された高圧空気流を手挿入部に噴出するノズルと、
    前記本体外郭の下側に設けられる水容器と、
    前記手挿入部と前記水容器をつなぐ排水路と、
    前記手挿入部に接続されるように前記手挿入部の下側に形成され、前記ノズルより吹出された空気を排気する排気路と、
    この排気路に形成され、空気を外部へ逃がす開口部と、
    を備え、
    前記開口部は、水容器の内側に形成され、空気を下側に排気することを特徴とする手乾燥装置。
  14. 前記水容器に蓋をする孔を有する蓋体または水容器によって、前記開口部への水の通過を遮る遮水手段をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の手乾燥装置。
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