JP6848400B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、手乾燥装置に関する。
手洗いした後の濡れた手を、高速空気流の噴射により水分を吹き飛ばして乾燥させる手乾燥装置が広く用いられている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2005−329266号公報 特開2001−299636号公報
特許文献1の手乾燥装置では、手挿入部の側面の一部に開口部があり、手から飛んだ水滴が開口部より飛び出さないように開口部に遮水のための複数の板状体を間隔を隔てて配置し、板状体と板状体との間から手挿入部内の空気を本体外へ排気している。しかしながら、水滴の飛行方向によっては、板状体と板状体との間を通って水滴が本体外へ飛び出す可能性がある。
特許文献2の手乾燥装置は、以下のような構成を有する。手挿入部の側面に開口部がなく、ノズルから吹出した空気は手から飛んだ水滴と共に排気ダクトを通り、本体下部のドレンタンクに運ばれる。水滴をドレンタンクに落とした後、その空気を本体内の送風機によって再度吸い込み、ノズルから再度吹き出す空気循環式の構成を有する。特許文献2の手乾燥装置では、以下のような課題がある。空気流に含まれる大きな水滴は分離されてドレンタンクに溜められるが、微粒状の水滴は、充分に除去しきれないまま送風機及び本体内部の風路に吸い込まれてしまう。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、手を小さく動かすことで手を乾燥させることができ、かつ、外部への水滴の飛散を軽減できる手乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明に係る手乾燥装置は、第一の手挿入空間と、第二の手挿入空間と、第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一前ノズルと、第一前ノズルと反対側から第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一後ノズルと、第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二前ノズルと、第二前ノズルと反対側から第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二後ノズルと、第一の手挿入空間から水を排出する第一排水部と、第二の手挿入空間から水を排出する第二排水部とが形成された本体と、第一前ノズル、第一後ノズル、第二前ノズル、及び第二後ノズルへ供給される気流を発生させる気流発生手段と、を備える手乾燥装置において、手乾燥装置の正面に向き合った使用者の左手の側に相当する方向を「左」とし、使用者の右手の側に相当する方向を「右」とし、本体の、「左」を向く側面である第一側面に形成された第一側面開口から使用者の左手を第一の手挿入空間に挿入可能であり、本体の、「右」を向く側面である第二側面に形成された第二側面開口から使用者の右手を第二の手挿入空間に挿入可能であり、本体は、第一の手挿入空間に面する第一前内壁面と、第一の手挿入空間に面し、第一前内壁面に対向する第一後内壁面と、第二の手挿入空間に面する第二前内壁面と、第二の手挿入空間に面し、第二前内壁面に対向する第二後内壁面と、「左」を向く第一壁面と「右」を向く第二壁面とを有し、第一の手挿入空間と第二の手挿入空間とを少なくとも部分的に隔てる隔壁と、をさらに備え、第一前内壁面に隔壁の第一壁面がつながり、隔壁の第一壁面に第一後内壁面がつながることによって第一の手挿入空間が形成され、第二前内壁面に隔壁の第二壁面がつながり、隔壁の第二壁面に第二後内壁面がつながることによって第二の手挿入空間が形成されているものである。
また、本発明に係る手乾燥装置は、第一の手挿入空間と、第二の手挿入空間と、第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一前ノズルと、第一前ノズルと反対側から第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一後ノズルと、第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二前ノズルと、第二前ノズルと反対側から第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二後ノズルと、第一の手挿入空間から水を排出する第一排水部と、第二の手挿入空間から水を排出する第二排水部とが形成された本体と、第一前ノズル、第一後ノズル、第二前ノズル、及び第二後ノズルへ供給される気流を発生させる気流発生手段と、を備え、本体の第一側面から使用者の左手を第一の手挿入空間に挿入可能であり、第一側面と反対側の、本体の第二側面から使用者の右手を第二の手挿入空間に挿入可能であり、第一の手挿入空間は、第二の手挿入空間に対して、少なくとも部分的に隔てられており、本体は、第一の手挿入空間に面する第一壁面及び第二の手挿入空間に面する第二壁面を有する隔壁をさらに備え、隔壁の少なくとも一部において隔壁の厚さが下に向かって薄くなるものである。
本発明の手乾燥装置によれば、手を小さく動かすことで手を乾燥させることができ、かつ、外部への水滴の飛散を軽減することが可能となる。
実施の形態1による手乾燥装置を示す側面図である。 図1に示す手乾燥装置の斜視図である。 図1に示す手乾燥装置の正面図である。 図1に示す手乾燥装置の平面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による手乾燥装置1を示す側面図である。図2は、図1に示す手乾燥装置1の斜視図である。図3は、図1に示す手乾燥装置1の正面図である。図4は、図1に示す手乾燥装置1の平面図である。以下の説明では、手乾燥装置1についての、上下方向、前後方向、及び左右方向を、図1から図4中に示す座標軸のように定める。上下方向は、鉛直線の方向である。使用者は、手乾燥装置1の「前」に立って手乾燥装置1を使用する。手乾燥装置1の「左」とは、手乾燥装置1の正面に向き合った使用者の左手の側に相当する方向である。手乾燥装置1の「右」とは、手乾燥装置1の正面に向き合った使用者の右手の側に相当する方向である。
図1に示すように、手乾燥装置1は、本体2及び高圧空気発生装置3を備える。本体2は、手乾燥装置1の外郭を形成する筐体を構成する。高圧空気発生装置3は、本体2の内部に配置されている。高圧空気発生装置3は、使用者の手に付着した水分を吹き飛ばすための気流を発生させる気流発生手段の例である。図1では、理解を容易にするための便宜上、本体2の内部にある高圧空気発生装置3を透視した状態を表す。
図2に示すように、本体2には、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5が形成されている。第一の手挿入空間4は、第二の手挿入空間5に対して、少なくとも部分的に隔てられている。第一の手挿入空間4は、手乾燥装置1の正面に向き合った使用者が左手を挿入可能な空間である。第二の手挿入空間5は、手乾燥装置1の正面に向き合った使用者が右手を挿入可能な空間である。第一の手挿入空間4の、上下方向、前後方向、及び左右方向の各寸法は、使用者の左手の全体が内壁に触れることなく第一の手挿入空間4内に入ることのできる寸法であることが望ましい。第二の手挿入空間5の、上下方向、前後方向、及び左右方向の各寸法は、使用者の右手の全体が内壁に触れることなく第二の手挿入空間5内に入ることのできる寸法であることが望ましい。
本体2は、例えば、正面を形成する前パネル、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5を形成する挿入部パネル、背面を形成する背面パネル、左の側面を形成する第一側面パネル、右の側面を形成する第二側面パネル、上面を形成する上パネル、及び、底部を形成する門型のフレームが組み合わされた構成を有する。
図4に示すように、本体2は、第一底面6、第一前内壁面7、第一後内壁面8、第二底面9、第二前内壁面10、第二後内壁面11、及び隔壁12を備える。隔壁12は、第一の手挿入空間4と第二の手挿入空間5との間を少なくとも部分的に隔てる。隔壁12は、第一壁面13及び第二壁面14を備える。第二壁面14は、第一壁面13の反対側の壁面である。
第一の手挿入空間4は、第一底面6、第一前内壁面7、第一後内壁面8、及び隔壁12の第一壁面13によって囲まれている。第一底面6、第一前内壁面7、第一後内壁面8、及び第一壁面13は、第一の手挿入空間4に面する。第一底面6は、第一の手挿入空間4の下側を覆う。第一前内壁面7は、第一の手挿入空間4の前側を覆う。第一後内壁面8は、第一の手挿入空間4の後ろ側を覆う。隔壁12の第一壁面13は、第一の手挿入空間4の右側を覆う。第一後内壁面8は、第一前内壁面7に対向する。
第二の手挿入空間5は、第二底面9、第二前内壁面10、第二後内壁面11、及び隔壁12の第二壁面14によって囲まれている。第二底面9、第二前内壁面10、第二後内壁面11、及び第二壁面14は、第二の手挿入空間5に面する。第二底面9は、第二の手挿入空間5の下側を覆う。第二前内壁面10は、第二の手挿入空間5の前側を覆う。第二後内壁面11は、第二の手挿入空間5の後ろ側を覆う。隔壁12の第二壁面14は、第二の手挿入空間5の左側を覆う。第二後内壁面11は、第二前内壁面10に対向する。
本体2は、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18を備える。第一前ノズル15及び第一後ノズル16は、高圧空気発生装置3により発生した気流を第一の手挿入空間4へ吹き出す。第一後ノズル16は、第一前ノズル15と反対側から、第一の手挿入空間4へ気流を吹き出す。第二前ノズル17及び第二後ノズル18は、高圧空気発生装置3により発生した気流を第二の手挿入空間5へ吹き出す。第二後ノズル18は、第二前ノズル17と反対側から、第二の手挿入空間5へ気流を吹き出す。第一前ノズル15は、第一前内壁面7に配置されている。第一後ノズル16は、第一後内壁面8に配置されている。第二前ノズル17は、第二前内壁面10に配置されている。第二後ノズル18は、第二後内壁面11に配置されている。
図2に示すように、第一前ノズル15は、第一前内壁面7に形成された複数のノズル孔を有する。第一前ノズル15の複数のノズル孔により形成される列の長手方向は、上下方向に沿う。当該列の長手方向は、鉛直線に対して平行でもよいが、鉛直線に対して30°以下の角度で傾斜していてもよい。第一後ノズル16は、第一後内壁面8に形成された複数のノズル孔を有する。第一後ノズル16の複数のノズル孔により形成される列の長手方向は、上下方向に沿う。当該列の長手方向は、鉛直線に対して平行でもよいが、鉛直線に対して30°以下の角度で傾斜していてもよい。第一前ノズル15は、第一後ノズル16に対向する位置にあってもよい。
第二前ノズル17は、第二前内壁面10に形成された複数のノズル孔を有する。第二前ノズル17の複数のノズル孔により形成される列の長手方向は、上下方向に沿う。当該列の長手方向は、鉛直線に対して平行でもよいが、鉛直線に対して30°以下の角度で傾斜していてもよい。第二後ノズル18は、第二後内壁面11に形成された複数のノズル孔を有する。第二後ノズル18の複数のノズル孔により形成される列の長手方向は、上下方向に沿う。当該列の長手方向は、鉛直線に対して平行でもよいが、鉛直線に対して30°以下の角度で傾斜していてもよい。第二前ノズル17は、第二後ノズル18に対向する位置にあってもよい。
図示の構成では、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18が備えるノズル孔の各々が円形または楕円形であるが、各ノズル孔の形状は、長方形、波形など、いかなる形状でもよい。
図3及び図4に示すように、本体2は、第一排水部19及び第二排水部20を備える。第一排水部19は、第一の手挿入空間4内の水を第一の手挿入空間4外へ排出する。第二排水部20は、第二の手挿入空間5内の水を第二の手挿入空間5外へ排出する。本体2の内部には、第一排水部19及び第二排水部20からの排水を貯留する排水タンク31が備えられている。第一排水部19及び第二排水部20は、排水タンク31に連通する流路を有する。本実施の形態では、第一排水部19は、隔壁12の第一壁面13の下方に位置する。第二排水部20は、隔壁12の第二壁面14の下方に位置する。
図2及び図4に示すように、第一の手挿入空間4に通じる第一上面開口21及び第一側面開口22と、第二の手挿入空間5に通じる第二上面開口23及び第二側面開口24とが、本体2に形成されている。第一上面開口21及び第二上面開口23は、本体2の上面において開口する。第一側面開口22は、本体2の左の側面である第一側面において開口する。第二側面開口24は、本体2の右の側面である第二側面において開口する。
第一上面開口21は、第一底面6に対向する位置にある。第一側面開口22は、隔壁12の第一壁面13に対向する位置にある。第一側面開口22は、第一上面開口21につながっている。すなわち、第一上面開口21及び第一側面開口22は、連続した一つの開口を形成する。使用者は、左手を第一上面開口21及び第一側面開口22から第一の手挿入空間4へ挿入可能である。使用者は、本体2の左の側面である第一側面から左手を第一の手挿入空間4へ挿入可能である。第一上面開口21及び第一側面開口22は、使用者が第一の手挿入空間4に挿入した左手を第一前内壁面7及び第一後内壁面8に触れずに自由に抜き差しできる大きさを有する。
第二上面開口23は、第二底面9に対向する位置にある。第二側面開口24は、隔壁12の第二壁面14に対向する位置にある。第二側面開口24は、第二上面開口23につながっている。すなわち、第二上面開口23及び第二側面開口24は、連続した一つの開口を形成する。使用者は、右手を第二上面開口23及び第二側面開口24から第一の手挿入空間4へ挿入可能である。本体2の右の側面である第二側面から右手を第二の手挿入空間5へ挿入可能である。第二上面開口23及び第二側面開口24は、使用者が第二の手挿入空間5に挿入した右手を第二前内壁面10及び第二後内壁面11に触れずに自由に抜き差しできる大きさを有する。
図4に示すように、第一前ノズル15及び第一後ノズル16と第一側面開口22との距離は、第一前ノズル15及び第一後ノズル16と隔壁12の第一壁面13との距離より短い。第二前ノズル17及び第二後ノズル18と第二側面開口24との距離は、第二前ノズル17及び第二後ノズル18と隔壁12の第二壁面14との距離より短い。
図1に示すように、高圧空気発生装置3は、モータ3a及びターボファン3bを備える。モータ3aは、ターボファン3bを回転させる電動機である。モータ3aは、例えば、DCブラシレスモータまたは整流子モータでもよい。ターボファン3bは、本体2の内部に形成された風路内に配置されている。高圧空気発生装置3は、第一底面6及び第二底面9よりも下側の位置にある。
本体2の下部には、吸気口25が形成されている。吸気口25は、高圧空気発生装置3のターボファン3bへ取り込む空気の入口となる。吸気口25は、本体2の外部空間に対して開口する。防菌防カビ処理をしたフィルタ(図示省略)などが吸気口25に取り付けられていてもよい。
本体2の内部には、吸気風路26及び送気風路27が形成されている。吸気口25から流入した空気は、吸気風路26を通って、高圧空気発生装置3のターボファン3bへ到達する。ターボファン3bから排出された高圧の空気は、送気風路27を通って、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18のそれぞれに供給される。送気風路27は、四つの風路に分岐し、その分岐した各風路が第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18に通じている。なお、図1中の白抜きの矢印は、本体2の内部における空気の流れを表している。
第一前内壁面7及び第二前内壁面10の上端29の位置は、第一後内壁面8及び第二後内壁面11の上端30の位置よりも低い位置にある。隔壁12の上端は、後ろから前に向かって低くなるように、水平面に対して傾斜している。本実施の形態であれば、このような構成により以下の効果が得られる。図4に示す平面視においては、第一上面開口21は、左横に倒れたU字状を呈し、第二側面開口24は、右横に倒れたU字状を呈する。U字状の第一上面開口21及び第二側面開口24が、奥へ向かって高くなるように傾斜することで、身長の低い使用者、例えば子供であっても、第一上面開口21及び第二側面開口24の全体を目視しやすい。
本体2には、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5に挿入された手を検知する手検知センサが取り付けられている。本実施の形態における手検知センサは、発光部28aと、発光部28aから発せられた光を受光する受光部28bとを備える。手検知センサの発光部28aは、第一前内壁面7及び第二前内壁面10に取り付けられている。手検知センサの受光部28bは、第一後内壁面8及び第二後内壁面11に取り付けられている。第一の手挿入空間4における複数の位置で手を検知するように手検知センサが備えられてもよい。例えば、以下のようにしてもよい。第一の手挿入空間4に対して、第一側面開口22に近い位置と、隔壁12の第一壁面13に近い位置とにそれぞれ手検知センサを配置してもよい。第一の手挿入空間4に対して、第一上面開口21に近い位置と、第一底面6に近い位置とにそれぞれ手検知センサを配置してもよい。第二の手挿入空間5における複数の位置で手を検知するように手検知センサが備えられてもよい。例えば、以下のようにしてもよい。第二の手挿入空間5に対して、第二側面開口24に近い位置と、隔壁12の第二壁面14に近い位置とにそれぞれ手検知センサを配置してもよい。第二の手挿入空間5に対して、第二上面開口23に近い位置と、第二底面9に近い位置とにそれぞれ手検知センサを配置してもよい。
使用者の手が第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5に挿入されたことを手検知センサが検知すると、本体2内に設けられた制御装置(図示省略)が高圧空気発生装置3を作動させることで高圧空気を発生し、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18から気流を吹き出させる。その気流により、手に付着している水分が吹き飛ばされる。第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5から手が完全に出たことを手検知センサが検知すると、制御装置が高圧空気発生装置3を停止させる。
本実施の形態であれば、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18により形成される列の長手方向が、上下方向に沿うようにされていることで、以下の効果が得られる。使用者は、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5から手を上下方向に出し入れすることなく、手首を支点にして手を左右に振る動作だけで手の乾燥を行うことが可能となる。このような使用方法を以下「推奨使用方法」と称する。推奨使用方法によれば、手を小さく動かすことで手を乾燥させることができるため、使い勝手に優れる。
本実施の形態であれば、隔壁12を備えたことで、使用者に対して、第一上面開口21及び第二上面開口23よりも、第一側面開口22及び第二側面開口24からの方が手が入れやすいという視覚的な感覚を持たせることができる。このため、第一上面開口21及び第二上面開口23からではなく、第一側面開口22及び第二側面開口24から手を入れるように自然と使用者を促すことができる。その結果、使用者が自然と推奨使用方法で使用するように促すことができる。
図4に示すように、前後方向についての第一上面開口21の大きさL1は、第一側面開口22から隔壁12に向かって減少する。すなわち、当該大きさL1は、本体2の左端から、左右方向の中央に向かって減少する。当該大きさL1は、第一前内壁面7と第一後内壁面8との距離に相当する。前後方向についての第二上面開口23の大きさL2は、第二側面開口24から隔壁12に向かって減少する。すなわち、当該大きさL2は、本体2の右端から、左右方向の中央に向かって減少する。当該大きさL2は、第二前内壁面10と第二後内壁面11との距離に相当する。本実施の形態であれば、上記の構成により、以下の効果が得られる。第一上面開口21及び第二上面開口23がそれぞれ中央に向かって狭くなっているので、使用者は、第一上面開口21及び第二上面開口23よりも第一側面開口22及び第二側面開口24からの方が手を入れやすいと感じる。このため、第一上面開口21及び第二上面開口23からではなく、第一側面開口22及び第二側面開口24から手を入れるように自然と使用者を促すことができる。その結果、使用者が自然と推奨使用方法で使用するように促すことができる。
本実施の形態では、前後方向についての第一上面開口21の大きさL1は、左右方向についての第一上面開口21のほぼ全長に渡って、隔壁12に向かって漸減している。また、前後方向についての第二上面開口23の大きさL2は、左右方向についての第二上面開口23のほぼ全長に渡って、隔壁12に向かって漸減している。このような構成に限らず、第一上面開口21の少なくとも一部において上記大きさL1が隔壁12に向かって減少すれば、上記と類似の効果が得られる。また、第二上面開口23の少なくとも一部において上記大きさL2が隔壁12に向かって減少すれば、上記と類似の効果が得られる。例えば、左右方向についての第一上面開口21の全長の少なくとも1/2の範囲において上記大きさL1が隔壁12に向かって減少してもよい。また、左右方向についての第二上面開口23の全長の少なくとも1/2の範囲において上記大きさL2が隔壁12に向かって減少してもよい。
本実施の形態であれば、隔壁12を備えたことで、以下の効果が得られる。第一の手挿入空間4にて使用者の手から吹き飛ばされた水滴の一部は、隔壁12の第一壁面13に向かう方向に飛んで第一壁面13に付着する。第二の手挿入空間5にて使用者の手から吹き飛ばされた水滴の一部は、隔壁12の第二壁面14に向かう方向に飛んで第二壁面14に付着する。このようにして、使用者の手から吹き飛ばされた水滴を隔壁12によって捕捉することができるので、本体2の外部への水滴の飛散を軽減できる。
隔壁12の第一壁面13及び第二壁面14に付着した水滴は、重力により流下し、第一排水部19及び第二排水部20から排水タンク31へ排水される。このため、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5に水分が残存することを抑制できるので、残存した水分の再飛散を確実に軽減できる。
図3及び図4に示すように、第一排水部19は、第一側面開口22よりも隔壁12の第一壁面13に近い位置にある。すなわち、第一排水部19と第一壁面13との最短距離は、第一排水部19と第一側面開口22との最短距離より短い。また、第二排水部20は、第二側面開口24よりも隔壁12の第二壁面14に近い位置にある。すなわち、第二排水部20と第二壁面14との最短距離は、第二排水部20と第二側面開口24との最短距離より短い。このような構成により、水滴が第一側面開口22及び第二側面開口24から本体2の外部へ飛散することをより確実に防止できるので、本体2の外部への水滴の飛散をさらに軽減できる。特に、本実施の形態では、隔壁12の第一壁面13の直下に第一排水部19があり、隔壁12の第二壁面14の直下に第二排水部20がある。これにより、上記効果をより確実に奏することが可能となる。
第一排水部19の流路は、第一の手挿入空間4とほぼ同等の幅を有する。第二排水部20の流路は、第二の手挿入空間5とほぼ同等の幅を有する。このような構成により、本実施の形態であれば、第一排水部19及び第二排水部20の流路を十分に広くできるので、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5からの排水をより確実に促進できる。このため、残存水分の再飛散を確実に軽減できる。
図3に示すように、第一底面6は、第一排水部19に向かって低くなるように傾斜している。第二底面9は、第二排水部20に向かって低くなるように傾斜している。このような構成により、本実施の形態であれば、第一底面6及び第二底面9上に集まった水分を第一排水部19及び第二排水部20へ確実に導くことができる。よって、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5からの排水をより確実に促進できる。このため、残存水分の再飛散を確実に軽減できる。
第一排水部19は、第一底面6よりも急な傾斜角度で下る第一斜面32を有する。第一斜面32は、第一底面6に対し、排水タンク31に向かう方向に折れ曲がっている。第二排水部20は、第二底面9よりも急な傾斜角度で下る第二斜面33を有する。第二斜面33は、第二底面9に対し、排水タンク31に向かう方向に折れ曲がっている。このような構成により、本実施の形態であれば、第一排水部19及び第二排水部20から排出された水が、再度、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5側へ飛散することを、より確実に防止できる。第一斜面32及び第二斜面33は、第一排水部19及び第二排水部20から排水された水分が第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5へ再飛散することを抑制する再飛散抑制手段として機能する。
本実施の形態では、第一排水部19からの排水と第二排水部20からの排水とが共通の排水タンク31に流入する。これにより、以下の効果が得られる。排水タンク31の数を一つにできるので、排水タンク31の清掃性が煩雑になることがない。
本実施の形態では、第一排水部19及び第二排水部20の直下に排水タンク31を配置している。これにより、以下の効果が得られる。ドレンの流路を省略または極めて短くできるので、ドレンの流路への汚れの蓄積を抑制でき、衛生性を容易に維持できる。また、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5の下部に排水タンク31を設けることで、本体2の高さを低くすることができ、手乾燥装置1を小型化することができる。
排水タンク31内には、吸水性を有するフィルタを配置して、皮脂成分と水分を分離することで排水タンク31内の水滴の気散量を促進させてもよい。また、排水タンク31に対して、例えば、紫外線を照射するLED、あるいは抗菌剤等の殺菌手段を備えることで、衛生性をより良好に保つ機能を付与してもよい。
図3に示すように、手乾燥装置1は、排水タンク31から本体2の外部へ通じる風路34と、風路34に配置された排気ファン35とをさらに備えてもよい。排気ファン35は、排水タンク31から風路34を通って本体2の外部へ向かう方向に送風する。手乾燥時に排気ファン35を作動させることで、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5において第一排水部19及び第二排水部20へ向かう誘引流を形成することができ、第一排水部19及び第二排水部20への水滴の回収率を向上させることができる。このため、本体2の外部への水滴の飛散をさらに軽減できる。風路34及び排気ファン35は、第一排水部19及び第二排水部20から排水された水分が第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5へ再飛散することを抑制する再飛散抑制手段として機能する。また、手乾燥装置1が稼働していない間でも排気ファン35を作動させてもよい。これにより、排水タンク31に貯留された水分の蒸発が促進され、排水タンク31内の衛生性を容易に維持でき、メンテナンスを簡易にすることができる。
本実施の形態では、隔壁12の厚さL3は、下に向かって薄くなる。これにより、以下の効果が得られる。第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5において、手から飛散した水滴を、第一排水部19及び第二排水部20へより高効率に誘導することができる。隔壁12の第一壁面13及び第二壁面14を伝う上昇流を抑制でき、使用者の顔の方向へ水滴が飛散することをより確実に防止できる。本実施の形態では、上下方向についての隔壁12のほぼ全長に渡って、隔壁12の厚さL3が、下に向かって薄くなっている。このような構成に限らず、隔壁12の少なくとも一部において隔壁12の厚さL3が下に向かって薄くなっていれば、上記と類似の効果が得られる。例えば、上下方向についての隔壁12の全長の少なくとも1/2の範囲において隔壁12の厚さL3が下に向かって薄くなるようにしてもよい。
本実施の形態では、隔壁12の下端36が第一底面6及び第二底面9から離れている。隔壁12の下端36の下において、第一排水部19の流路と第二排水部20の流路とが一つにつながった排水口を形成している。このような構成により、第一排水部19及び第二排水部20の開口を広く取ることができるので、手から飛散した水滴の回収量をさらに向上させることができる。隔壁12より下側において第一の手挿入空間4と第二の手挿入空間5とがつながっていてもよい。
図4中で第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18から出ている矢印は、気流の吹出方向を示す。本実施の形態では、第一前ノズル15から吹き出される気流は、隔壁12に近づく方向の速度成分を有する。第一後ノズル16から吹き出される気流は、隔壁12に近づく方向の速度成分を有する。第二前ノズル17から吹き出される気流は、隔壁12に近づく方向の速度成分を有する。第二後ノズル18から吹き出される気流は、隔壁12に近づく方向の速度成分を有する。すなわち、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18から吹き出される気流は、それぞれ、本体2の左右方向の中央に近づく方向の速度成分を有する。本実施の形態であれば、このような構成により、手から飛散した水滴を、第一排水部19及び第二排水部20へより高効率に誘導することができ、本体2の外部への水滴の飛散をさらに軽減できる。
第一前ノズル15から吹き出される気流は、第一排水部19に近づく方向の速度成分を有してもよい。第一後ノズル16から吹き出される気流は、第一排水部19に近づく方向の速度成分を有してもよい。第二前ノズル17から吹き出される気流は、第二排水部20に近づく方向の速度成分を有してもよい。第二後ノズル18から吹き出される気流は、第二排水部20に近づく方向の速度成分を有してもよい。これらの構成によれば、手から飛散した水滴を、第一排水部19及び第二排水部20へより高効率に誘導することができ、本体2の外部への水滴の飛散をさらに軽減できる。
本実施の形態では、一台の高圧空気発生装置3によって第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18に送風する構成としているが、このような構成に限らず、第一前ノズル15及び第一後ノズル16に送風する高圧空気発生装置と、第二前ノズル17及び第二後ノズル18に送風する高圧空気発生装置とを別々に備えるようにしてもよい。そのようにすることで、第一の手挿入空間4への送風と、第二の手挿入空間5への送風とを個別に切り替えることができる。これにより、例えば、片手のみ乾燥する場合に、もう片方に不必要な気流を出すことを防止できる。
本実施の形態では、第一の手挿入空間4に対しては、第一前ノズル15及び第一後ノズル16以外のノズルが設けられていない。また、第二の手挿入空間5に対しては、第二前ノズル17及び第二後ノズル18以外のノズルが設けられていない。これにより、以下の効果が得られる。高圧空気発生装置3により発生した高圧空気を、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18に集中させることができるので、吹き出される気流の風速を高くでき、より短時間で手を乾燥させることができる。ただし、本発明では、図示の構成に限らず、第一前ノズル15、第一後ノズル16、第二前ノズル17、及び第二後ノズル18以外のノズルがさらに備えられていてもよい。例えば、左右方向に沿う列を形成するノズルがさらに備えられていてもよい。
以上説明したように、本実施の形態であれば、手乾燥時の手の動作を少なくでき、本体2の外部への水滴の飛散を軽減でき、本体2の外壁への水垂れも同時に防止できる。また、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5に水分が残存することを抑制できるので、第一の手挿入空間4及び第二の手挿入空間5の衛生性を容易に維持できる。
1 手乾燥装置、 2 本体、 3 高圧空気発生装置、 4 第一の手挿入空間、 5 第二の手挿入空間、 12 隔壁、 15 第一前ノズル、 16 第一後ノズル、 17 第二前ノズル、 18 第二後ノズル、 19 第一排水部、 20 第二排水部、 21 第一上面開口、 22 第一側面開口、 23 第二上面開口、 24 第二側面開口、 31 排水タンク

Claims (9)

  1. 第一の手挿入空間と、第二の手挿入空間と、前記第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一前ノズルと、前記第一前ノズルと反対側から前記第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一後ノズルと、前記第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二前ノズルと、前記第二前ノズルと反対側から前記第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二後ノズルと、前記第一の手挿入空間から水を排出する第一排水部と、前記第二の手挿入空間から水を排出する第二排水部とが形成された本体と、
    第一前ノズル、第一後ノズル、第二前ノズル、及び第二後ノズルへ供給される気流を発生させる気流発生手段と、
    を備える手乾燥装置において、
    前記手乾燥装置の正面に向き合った使用者の左手の側に相当する方向を「左」とし、前記使用者の右手の側に相当する方向を「右」とし、
    前記本体の、前記「左」を向く側面である第一側面に形成された第一側面開口から前記使用者の左手を前記第一の手挿入空間に挿入可能であり、
    前記本体の、前記「右」を向く側面である第二側面に形成された第二側面開口から前記使用者の右手を前記第二の手挿入空間に挿入可能であり、
    前記本体は、
    前記第一の手挿入空間に面する第一前内壁面と、
    前記第一の手挿入空間に面し、前記第一前内壁面に対向する第一後内壁面と、
    前記第二の手挿入空間に面する第二前内壁面と、
    前記第二の手挿入空間に面し、前記第二前内壁面に対向する第二後内壁面と、
    前記「左」を向く第一壁面と前記「右」を向く第二壁面とを有し、前記第一の手挿入空間と前記第二の手挿入空間とを少なくとも部分的に隔てる隔壁と、
    をさらに備え、
    前記第一前内壁面に前記隔壁の前記第一壁面がつながり、前記隔壁の前記第一壁面に前記第一後内壁面がつながることによって前記第一の手挿入空間が形成され、
    前記第二前内壁面に前記隔壁の前記第二壁面がつながり、前記隔壁の前記第二壁面に前記第二後内壁面がつながることによって前記第二の手挿入空間が形成されている手乾燥装置。
  2. 前記第一前ノズルにより形成される列の長手方向は、上下方向に沿い、
    前記第一後ノズルにより形成される列の長手方向は、上下方向に沿い、
    前記第二前ノズルにより形成される列の長手方向は、上下方向に沿い、
    前記第二後ノズルにより形成される列の長手方向は、上下方向に沿う請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 記第一排水部は、前記本体の前記第一側面よりも前記隔壁の前記第一壁面に近い位置にあり、
    前記第二排水部は、前記本体の前記第二側面よりも前記隔壁の前記第二壁面に近い位置にある請求項1または請求項2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記第一前ノズルから吹き出される気流は、前記本体の左右方向の中央に近づく方向の速度成分を有し、
    前記第一後ノズルから吹き出される気流は、前記本体の左右方向の中央に近づく方向の速度成分を有し、
    前記第二前ノズルから吹き出される気流は、前記本体の左右方向の中央に近づく方向の速度成分を有し、
    前記第二後ノズルから吹き出される気流は、前記本体の左右方向の中央に近づく方向の速度成分を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  5. 前記第一の手挿入空間に通じる第一上面開口と、前記第二の手挿入空間に通じる第二上面開口とが前記本体に形成されており、
    前記第一上面開口の少なくとも一部において、前後方向についての前記第一上面開口の大きさが前記本体の前記第一側面から前記本体の左右方向の中央に向かって減少し、
    前記第二上面開口の少なくとも一部において、前後方向についての前記第二上面開口の大きさが前記本体の前記第二側面から前記本体の左右方向の中央に向かって減少する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  6. 前記本体は、前記第一の手挿入空間に面する第一底面及び前記第二の手挿入空間に面する第二底面を有し、
    前記第一排水部は、前記第一底面よりも急な傾斜角度で下る第一斜面を有し、
    前記第二排水部は、前記第二底面よりも急な傾斜角度で下る第二斜面を有する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  7. 前記第一排水部及び前記第二排水部から排水された水分が前記第一の手挿入空間及び前記第二の手挿入空間へ再飛散することを抑制する再飛散抑制手段を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  8. 記第一の手挿入空間に通じる第一上面開口と、前記第一上面開口につながり、前記第一の手挿入空間に通じる前記第一側面開口と、前記第二の手挿入空間に通じる第二上面開口と、前記第二上面開口につながり、前記第二の手挿入空間に通じる前記第二側面開口とが前記本体に形成されており、
    前記第一前ノズルは、前記第一前内壁面に配置され、
    前記第一後ノズルは、前記第一後内壁面に配置され、
    前記第二前ノズルは、前記第二前内壁面に配置され、
    前記第二後ノズルは、前記第二後内壁面に配置されている請求項1から請求項のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  9. 第一の手挿入空間と、第二の手挿入空間と、前記第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一前ノズルと、前記第一前ノズルと反対側から前記第一の手挿入空間へ気流を吹き出す第一後ノズルと、前記第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二前ノズルと、前記第二前ノズルと反対側から前記第二の手挿入空間へ気流を吹き出す第二後ノズルと、前記第一の手挿入空間から水を排出する第一排水部と、前記第二の手挿入空間から水を排出する第二排水部とが形成された本体と、
    第一前ノズル、第一後ノズル、第二前ノズル、及び第二後ノズルへ供給される気流を発生させる気流発生手段と、
    を備え、
    前記本体の第一側面から使用者の左手を前記第一の手挿入空間に挿入可能であり、
    前記第一側面と反対側の、前記本体の第二側面から使用者の右手を第二の手挿入空間に挿入可能であり、
    前記第一の手挿入空間は、前記第二の手挿入空間に対して、少なくとも部分的に隔てられており、
    前記本体は、前記第一の手挿入空間に面する第一壁面及び前記第二の手挿入空間に面する第二壁面を有する隔壁をさらに備え、
    前記隔壁の少なくとも一部において前記隔壁の厚さが下に向かって薄くなる手乾燥装置。
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