JP2003260008A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JP2003260008A
JP2003260008A JP2002063280A JP2002063280A JP2003260008A JP 2003260008 A JP2003260008 A JP 2003260008A JP 2002063280 A JP2002063280 A JP 2002063280A JP 2002063280 A JP2002063280 A JP 2002063280A JP 2003260008 A JP2003260008 A JP 2003260008A
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hand
hand dryer
drying
electric blower
drying chamber
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Application number
JP2002063280A
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English (en)
Inventor
Takashi Niitsuma
貴 新妻
Seiichi Kawauchi
誠一 川内
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Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Taga Technology Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手乾燥室への手の挿入が目視しながら容易で
き、丈が低くてコンパクトな手乾燥装置を提供するこ
と。 【解決手段】筐体に電動送風機と手乾燥室とを設け、前
記電動送風機より前記手乾燥室に乾燥用の空気を送風す
る手乾燥装置にあって、前記電動送風機を前記筐体の中
央に、電動送風機の両側に手乾燥室を設け、筐体には、
前記手乾燥室に挿入する手の挿入口を前面側から上面側
に亘って設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面所やトイレな
どで洗浄した濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例に係わる手乾燥装置は、特開平9
−299279号公報に記載されている。この従来例の
概要を示す図15に沿って述べる。
【0003】図に示すように、手乾燥装置は電動送風機
9よりの送風手段と電気ヒータ18による加熱手段とに
より構成されており、温風高速気流を噴出ノズル孔(噴
出口)より噴出させ、濡れた手の乾燥時間を短縮できる
ものであった。
【0004】しかしながら、噴出ノズル孔8(噴出口)
の形状は、小丸径で手前側の位置は等間隔で配置されて
おり、手の全体に噴出気流があたらないために手の乾燥
時間を短縮できなく、早く乾燥させるために、風速増加
による高速気流を噴出させることとなり、騒音の高くな
る問題があった。
【0005】また、高速気流を手に噴出させ、噴出した
気流と共に手に付着した水分が利用者に吹きかかり不快
感が伴う問題があった。
【0006】また、この種の手乾燥装置には、開口部2
9が横向きタイプと縦向きタイプがある。
【0007】しかしながら、横向きタイプは肘が横方向
へ屈伸するために横壁や人が近くにいると肘が当たり使
いにくい。
【0008】一方、縦向きタイプは肘が上下方向へ屈伸
するために横壁や人に肘が当たら無いため使いやすい
が、本体下部に開口部29を有する手乾燥室5があるた
めに、目の高さに開口部29を配置しないと立ち姿勢で
は開口部29から手乾燥室内が見えず利用者の手の乾き
処理状態を目視しにくいことや目視しにくいために手乾
燥室5内に照明手段14を設ける必要があるため、製品
コストがかかり安価に製品を市場供給できないという課
題もあった。
【0009】また、この種の手乾燥装置には、貯水タン
ク22を設けているが、貯水タンク22の満水状態を清
掃者等がわからず、貯水タンク22に貯めた水を捨て忘
れたり、水があふれでて床面等を汚す可能性があった。
【0010】また、この種の手乾燥装置は、縦長の箱体
で構成され、洗面台等に上にのせ奥側壁面に設置した場
合、車椅子の方や小さな子供が本体に手が届かなく使用
できない場合もあった。
【0011】また電動送風機9と手乾燥室5は、上下に
並べた重なるように配置さえているので、手乾燥装置の
丈が高くなり、高さ方向のスペースが狭いところでには
据付ができないという不具合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に対処し、手乾燥室への手の挿入が目視しながら容易で
き、丈が低くてコンパクトな手乾燥装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動送風機を
筐体の中央に、電動送風機の両側に手乾燥室を設け、筐
体には、手乾燥室に挿入する手の挿入口を前面側から上
面側に亘って設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
沿って説明する。
【0015】図1、図14において、箱体1(筐体)に
電動送風機9と手乾燥室5が備わる。電動送風機9は筐
体の中央に置かれ、電動送風機9の左右(両側)に手乾
燥室5が設けられる。手乾燥室5は縦長に形成し、筐体
の天面2(上面)と前面3に手が挿入される挿入口とし
ての開口4を有する。この手乾燥室5は手を入れる程度
の空間になっている。
【0016】電動送風機9から送風される乾燥用の空気
を噴出する噴出口8が手乾燥室5を形成する壁6に設け
られる。この噴出口8は連続した細いスリットのような
形状をしている。噴出口8は両側の壁6に設けられ、縦
に延びる縦噴出口部と横に延びる横噴出口部を有する。
【0017】電動送風機9から送風される乾燥用の空気
が噴出口8より手乾燥室5に噴出されるのである。
【0018】電動送風機9は電動機部11とフアン部1
0を有し、フアン部10側から吸い込まれた空気は電動
機部11側から排出されるようになっている。電動機部
11側から排出することにより、電動機の冷却をするこ
とができる。電動機の冷却により、乾燥用の空気は暖め
られるので乾燥に好都合である。
【0019】電動送風機9は電動機部11が上側に、フ
アン部10を下側になるように配置して筐体の中央に配
置されるのである。
【0020】箱体1(筐体)の下面には下面カバー50
が設けられ、この下面カバー50の中央に外気吸込口5
1が設けられる。下面カバー50の内側上面の対向する
ように支持板52が備わる。箱体1(筐体)の内側には
支持板52から立ち上がるように仕切り壁53が設けら
れる。この二枚の向き合うように配置された仕切り壁5
3、支持板52および天面2(上面)で区画される空間
が電動送風機9を備える電動送風機の収納室になる。
【0021】電動送風機9は収納室の置かれ、パッキン
グ54を介して支持板52の上側に載置される。支持板
52には電動送風機9のフアン部10に向き合うところ
に吸込口55が設けられる。
【0022】箱体1(筐体)の内側には、仕切り壁53
に向き合うように支持板52から立ち上がる仕切り壁5
6が設けられる。この仕切り壁56は電動送風機の収納
室の反対側になるように置かれる。また仕切り壁56は
箱体1(筐体)の側板から間隔を隔てて置かれる。仕切
り壁53、仕切り壁56および支持板52で区画される
空間が手乾燥室5になる。
【0023】仕切り壁53、仕切り壁56は手乾燥室5
の両側の壁6になる。また支持板52が手乾燥室5の底
側の壁になる。手乾燥室5を形成する空間は、電動送風
機の収納室の両側に位置する。
【0024】噴出口8は、仕切り壁53、仕切り壁56
に形成される。支持板52で形成される手乾燥室5の底
側の壁には、排出口15が設けられる。
【0025】支持板52と下面カバー50の内側上面と
で区画される空間で排出口15から吸込口55に至る空
気の流路が循環風路16になる。また電動送風機の収納
室から仕切り壁53の噴出口8を経て手乾燥室5に至空
気の流路が循環風路16になる。さらに仕切り壁56と
箱体1(筐体)の側板とで区画された空間から間隔を隔
てて電動送風機の収納室から電動送風機の収納室に至る
空気の流路も循環風路になる。
【0026】電動送風機9のフアン部10に吸引され、
電動機部11から電動送風機の収納室に排気された高圧
の噴流は循環風路を流れて噴出口8から手乾燥室5に噴
出される。この噴出される乾燥用の空気で手乾燥室5に
挿入されている手が乾燥される。乾燥用の空気の加熱
は、電動機部11の発熱で行うので電気ヒータ18等の
加熱手段を設けなくてもよいので安価になる。なお、高
温の乾燥用の空気を得たいときは、循環風路に別の加熱
手段を備えることが望ましい。
【0027】手乾燥室5に噴出した乾燥用の空気は、回
収用の排出口15から循環風路を経てフアン部10に再
度吸引される。この再度吸引される空気に加え、外部の
空気も外気吸込口51から吸引される。
【0028】下面カバー50には、外気吸込口51の外
側に貯水タンク22が備わる。貯水タンク22には、乾
燥用の空気によって飛ばされた手の水が溜まるのであ
る。
【0029】手乾燥室5に乾燥用の空気を噴出する噴出
口8は、前述したように連続した細いスリットのような
形状をしているので、手全体に噴出気流をあてることが
でき、手の乾燥時間を短縮できる。
【0030】すなわち、先に述べた従来例の噴出ノズル
孔8は、小丸径の形状で、かつ位置が等間隔で配置され
ている。このため、手全体に噴出気流があたらないため
に手の乾燥時間を短縮できずに、風速増加による高速気
流を噴出させることとなり、騒音の高くなる傾向にあっ
たが、本発明は噴出ノズル孔8をスリット状7に形成
し、噴出ノズル孔8の開口面積を大きくすることで、風
速を必要以上に増加させずに風量を増加させ、噴出ノズ
ル孔8に気流を送風する電動送風機9の回転数の低減に
よる消費電力の低減も図れる。それと共に、手全体に噴
出気流をあてることができ、手の乾燥時間を短縮できる
のである。
【0031】また、箱体1(筐体)の中央に電動送風機
9を配置し、この電動送風機9の両側に手乾燥室5を振
り分けるように配置したので、電動送風機の上側に手乾
燥室を配置するものに比べて手乾燥装置の丈を低く抑え
ることができ、丈のコンパクトな手乾燥装置を提供でき
る。
【0032】さらに手乾燥室5は縦の方向に形成され、
かつ挿入口としての開口4が天面2と前面3に亘って設
けられているので、手乾燥室5への手の出し入れが容易
で使い勝っ手がよい。すなわち、従来の手乾燥装置は、
開口部を横長にして掌が上下方向に向くようにして手を
噴出気流にかざす横向きタイプと開口部を縦長にして掌
が横方向に向くようにして手を噴出気流にかざす縦向き
タイプとがある。しかしながら、横向きタイプは利用者
が手先を前に延ばして開口部より手乾燥室5に手を抜き
差し挿入すると、肘が横方向へ屈伸することになり、開
口部の近傍の横壁に肘があたりやすく、また、人が近く
にいると手を抜き差し挿入に伴い人に肘があたりやすく
使いにくい。さらに、開口部の上下方向を大きくしない
と手の抜き差し挿入しにくい。一方、縦向きタイプは、
利用者が手先を前に延ばして開口部より手乾燥室に抜き
差し挿入しても、肘が上下方向へ屈伸するために横壁や
人に肘が当たら無いため使いやすいが、本体下部に開口
部を有する手乾燥室があるために、目の高さに開口部を
配置しないと立ち姿勢では開口部から手乾燥室内が見え
ず利用者が手の乾き処理状態を目視しにくいことや目視
しにくいために手乾燥室内に照明手段14を設ける必要
があるため、製品コストがかかり安価に製品を市場供給
できないことや手乾燥室5内に手が接触し非衛生的であ
るといった問題はある。本発明は、上述したように手乾
燥室5が縦の方向に形成され、かつ挿入口としての開口
4が天面2と前面3に亘ってされているので、普通の姿
勢のままで手乾燥室5がよく見え、その姿勢のままで手
乾燥室5に手を挿入できるので、従来の問題が一掃され
た使い勝ってのよい手乾燥装置を提供できるのである。
【0033】図2は、図1の手乾燥装置に透明な材質の
壁部材17を備えたものである。箱体1(筐体)の天面
2に壁部材17を備えることで、天面2側の挿入口とし
ての開口4が塞がれるようになるが、壁部材17は透明
であるため手乾燥室5内がよく見え、目視しながら手を
容易に挿入できるのである。
【0034】図3は図1の手乾燥装置に図2のものと同
様に透明な材質の壁部材17A,17Bを備えたもので
ある。この壁部材17A,17Bは壁部材17より小さ
く、挿入口としての開口4を部分的に塞ぐようにしてい
る。手が挿入できるところとして残る開口4は、天面2
(上面)と前面3のコーナ部近傍になる。挿入口は狭く
なるが、コーナ部にあるので略斜め方向より手の抜き差
ができ、挿入性がそれほど悪くなることはない。
【0035】また挿入口としての開口4が、天面2(上
面)ないし前面3で一部的に塞がれて狭くなっているの
で、噴射する乾燥用の空気によって手から飛ばされた水
分が手乾燥室5の外に飛び出しずらくなる。すなわち、
噴射する乾燥用の空気が手に直角にあたって、手に付着
していた水分を飛ばす。その乾燥用の空気は水分を含ん
だまま、開口4から噴出そうとするが、前述のように開
口4が狭くなっているので、噴出にくく、水分が手乾燥
室5の外に飛び出しずらくなるのである。
【0036】これらにより、水分が利用者に吹きかかる
不快感がなくなる。病院や食品売場等の清潔な室内環境
を保つことができる。
【0037】また透明な材質の壁部材であるので、手乾
燥室5内よく見え、手乾燥室5の壁面に手を触れずに乾
燥できるので衛生的であり、手の乾き具合もよく見える
ので好都合である。
【0038】図1から図3に示す手乾燥装置の電動送風
機9は、高静圧タイプ2段ファンである。高静圧タイプ
2段ファンを用いることで、スリット状の面積の大きい
噴出口8であっても、高速の噴出気流を噴出させること
ができるため、乾燥時間を短縮でき、騒音も低減でき
る。
【0039】図4に示す手乾燥装置は、先の述べたもの
とは噴出口8が違う。スリット状の噴出口8を2列以上
の複数列状に配設しているものである。
【0040】図5に示す手乾燥装置も先の述べたものと
は噴出口8が違う。噴出口8は長穴形状とし、等間隔で
1列および複数列状に,かつ前後にずれることなく配設
されている。
【0041】図6に示す手乾燥装置は、図5に示す手乾
燥装置とは噴出口8の配置が違う。長穴形状の噴射口8
が、互い違いになるように配設したものである。
【0042】図7に示す手乾燥装置は、図6に示す手乾
燥装置とは噴出口8の並びピッチが違う。図6に示す噴
出口8の並び荒い間隔になっているのに対し、図7に示
す噴出口8は狭い間隔で配置されている。図7の方は、
噴出口8が隣り合う列の前後端部がラップするようにな
っているのである。
【0043】図8に示す手乾燥装置は、噴出口8を長穴
形状とし、該噴出口8の長手方向が噴出口8の並び方向
に対して傾斜するように配置している。縦方向、横方向
のなるように配置することも可能である。
【0044】図9は噴出口8のスリットが略扇状に配設
したものである。噴出口8のスリットは扇状に代えて略
縦方向、略横方向、略斜め方向、略扇状に配設してもよ
い。
【0045】図4から図9に示すものにおいては、先に
説明したように、噴出口8の開口面積を大きくすること
で、風速を必要以上に増加させずに風量を増加させ、噴
出口8に気流を送風する電動送風機9の回転数の低減に
よる消費電力の低減も図れると共に、手全体に噴出気流
をあてることができ、手の乾燥時間を短縮できる。
【0046】図10に示す手乾燥装置は、手乾燥室5の
奥側に向かって乾燥用の空気が噴出されるように、噴出
口8に気流ガイドリブ20を設けたものである。気流ガ
イドリブ20は手乾燥室5の向かって直角ではなく、手
乾燥室5の奥側に向くように傾斜している。
【0047】乾燥用の空気は、気流ガイドリブ20によ
り、手乾燥室5の奥側に向かって斜めに噴射されるの
で、手乾燥室5内に直角に噴出されるものとは違って手
に付着していた水分は手乾燥室5の奥側に向かって飛ば
される。このため、挿入口の開口4から吹き返える空気
に乗って出てくる水分は少なく、水分が利用者に吹きか
かり不快感を低減できる。手乾燥装置が置かれる病院や
食品売場等の清潔な室内環境が保たれる。
【0048】図11は、手乾燥装置の設置について示し
ている。上側の図は天面2が上側向きに、前面3が前向
きになるように据えた場合である。下側の図は天面2が
前向きに、前面3が上向きになるように据えた場合であ
る。
【0049】いずれの場合でも、常に挿入口の開口4が
利用者側の方向を向く位置になるよに置くことができ
る。手乾燥装置を洗面台等に上に載せ、奥側壁面に設置
した場合でも車椅子の方や小さな子供が手乾燥装置に手
が届き、使用しやすくなるような設置対応を選ぶことが
できる。
【0050】図12は、図11の手乾燥装置に備わる貯
水タンク22を拡大して示している。
【0051】貯水タンク22は、箱型形状をしている。
貯水タンク22の天面A24と前面A25の交わる角部
(コーナ部)を斜にカットしたような開口A26を設け
る。貯水タンク22の開口A26は角部(コーナ部)に
設けられているので、図11に示す二つの設置対応にお
いても水をためることができる。
【0052】貯水タンク22は手から払われた水を溜め
るもので、手乾燥室5の底側に設けた水抜き穴から開口
A26に注がれ、貯水タンク22に溜まるのである。
【0053】また貯水タンク22を備えるところは、箱
体1(筐体)の角部(コーナ部)で、挿入口としての開
口4が設けられる天面2(上面)と前面3との角部に対
して対角する位置である。このような位置関係になるよ
うに貯水タンク22と開口4が配置されるので、図11
で述べて、天面2が上側向きに、前面3が前向きになる
ように据えたり、天面2が前向きに、前面3が上向きに
なるように据えたりすることができるのである。
【0054】図13は、各種センサーを備えた手乾燥装
置を示す。外観は、図3に示すもの同じである。手乾燥
装置の前面側に制御装置26を設ける。手検知センサー
27は、手乾燥室5の底側に備える。満水検知センサー
28は、貯水タンク22の後部に備える。電気ヒータ1
8は循環風路16に備える。
【0055】手検知センサー27、満水検知センサー2
8の検知信号は、制御装置26に送られようになってい
る。電気ヒータ18の通電、電動送風機9の運転は制御
装置26で制御されるようになっている。
【0056】手乾燥室5に手が挿入されると、手検知セ
ンサー27で検知され、電動送風機9の運転が制御装置
26により指示される。電気ヒータ18の通電は、外気
温度に合わせて調整されるようにしてもよい。また電気
ヒータ18の通電は、マニアルに選択できるようにして
もよい。
【0057】貯水タンク22の貯水量は、満水検知セン
サー28で検知され、貯水量が規定値になると制御装置
26より満水した旨の警報が出されるようになってい
る。
【0058】このように貯水タンク22の満水状態を清
掃者等は知ることができ、貯水タンク22に貯めた水を
捨て忘れたり、水があふれでて床面等を汚す可能性がな
くなる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、手乾
燥室への手の挿入が目視しながら容易でき、しかも丈が
低くてコンパクトな手乾燥装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる実施例を示すもの
で、手乾燥装置の斜視図。
【図2】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、手乾燥装置の斜視図。
【図3】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、手乾燥装置の斜視図。
【図4】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、噴出口の配列が図1のものと異にする手乾燥装置
の斜視図。
【図5】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、噴出口の形状および配列が図1のものと異にする
手乾燥装置の斜視図。
【図6】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、噴出口の並び間隔が図5のものと異にする手乾燥
装置の斜視図。
【図7】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、噴出口の並びが図5のものと異にする手乾燥装置
の斜視図。
【図8】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、噴出口を斜めに、かつ一列にしたところが図5の
ものと異にする手乾燥装置の斜視図。
【図9】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示すも
ので、スリット状の噴出口を略扇状に配設している手乾
燥装置の斜視図。
【図10】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示す
もので、噴出口の拡大断面。
【図11】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示す
もので、手乾燥装置の設置方向を変えた二つの態様を示
している手乾燥装置の縦断面図。
【図12】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示す
もので、貯水タンクの拡大斜視図。
【図13】本発明の実施形態に係わる他の実施例を示す
もので、手検知センサーと電気ヒータを設け、満水検知
センサーを備えた手乾燥装置の斜視図。
【図14】図1のA−A縦断面図。
【図15】従来の手乾燥装置を示す縦断面。
【符号の説明】
1…箱体、2…天面、3…前面、4…開口、5…手乾燥
室、6…横壁面、8…噴出口、9…電動送風機、10…
フアン部、11…電動機部、14…照明、15…排出
口、16…循環風路、17…壁部、18…電気ヒータ、
20…気流ガイドリブ、22…貯水タンク、23…箱体
A、24…天面A、25…前面A、26…制御装置、2
7…手検知センサー、28…満水検知センサー。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体に電動送風機と手乾燥室とを設け、前
    記電動送風機より前記手乾燥室に乾燥用の空気を送風す
    る手乾燥装置にあって、 前記電動送風機を前記筐体の中央に、電動送風機の両側
    に手乾燥室を設け、 筐体には、前記手乾燥室に挿入する手の挿入口を前面側
    から上面側に亘って設けたことを特徴とする手乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された手乾燥装置にあっ
    て、 前記手乾燥室の壁には乾燥用の空気を噴出する噴出口を
    設けたことを特徴とする手乾燥装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載された手乾燥装置にあっ
    て、 前記手乾燥室の壁には、手乾燥室に噴出された乾燥用の
    空気を回収する吸込口を設け、 該吸込口から前記電動送風機の吸込口側に至る循環風路
    および電動送風機の吐出口側から前記噴出口に至る循環
    風路を設けたことを特徴とする手乾燥装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一つに記載され
    た手乾燥装置において、 前記手乾燥室の前面側または上面側を被う透明な部材を
    設けたことを特徴とする手乾燥装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか一つに記載され
    た手乾燥装置において、 前記電動送風機は、高静圧タイプ2段ファンを有するこ
    とを特徴とする手乾燥装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一つに記載され
    た手乾燥装置において、 前記噴出口は、スリット状に形成し、かつ一列または複
    数列に配設したことを特徴とする手乾燥装置。
  7. 【請求項7】請求項1から5のいずれか一つに記載され
    た手乾燥装置において、 前記噴出口は、長穴形状に形成し、かつ等間隔で1列ま
    たは複数列に配設したことを特徴とする手乾燥装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載された手乾燥装置におい
    て、 隣り合う前記噴出口が、互い違いに配設されていること
    を特徴とした手乾燥装置。
  9. 【請求項9】請求項1から5のいずれか一つに記載され
    た手乾燥装置において、 前記噴出口は、長穴形状に形成し、かつ等間隔で複数列
    に配置し、かつ隣り合う列では前記噴出口が前後にずれ
    ることなく揃って配置されていることを特徴とする手乾
    燥装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載された手乾燥装置におい
    て、 前記噴出口は噴出口の長手方向が並び方向に対し、縦方
    向、横方向ないし斜め方向に配置したことを特徴とする
    手乾燥装置。
  11. 【請求項11】請求項6または7記載された手乾燥装置
    において、 前記噴出口のスリットが略扇状であることを特徴とする
    手乾燥装置。
  12. 【請求項12】請求項1から11のいずれか一つに記載
    された手乾燥装置おいて、 前記噴出口より噴出する乾燥用空気の噴出流が前記手乾
    燥室の奥側に向くように斜めに噴出させる気流ガイドリ
    ブを有することを特徴とする手乾燥装置。
  13. 【請求項13】請求項1から12のいずれか一つに記載
    された手乾燥装置おいて、 前記電動送風機の運転を制御する制御装置を設け、手の
    有無を検知して前記制御装置に検知信号を出す手検知セ
    ンサーを備えたことを特徴とする手乾燥装置。
  14. 【請求項14】請求項1から13のいずれか一つに記載
    された手乾燥装置おいて、 前記乾燥用の空気を加熱する電気ヒータを設けたことを
    特徴とする手乾燥装置。
  15. 【請求項15】請求項14のいずれか一つに記載された
    手乾燥装置おいて、 前記電気ヒータを前記循環風路に設けたことを特徴とす
    る手乾燥装置。
  16. 【請求項16】請求項1から15のいずれか一つに記載
    された手乾燥装置おいて、 前記筐体に手洗い水が貯まる貯水タンクを備え、該貯水
    タンクの水を検知する水検知センサーを設けたことを特
    徴とする手乾燥装置。
  17. 【請求項17】請求項1から15のいずれか一つに記載
    された手乾燥装置おいて、 手から払われた手洗い水を貯める貯水タンクを前記筐体
    に備え、この貯水タンクを、前記挿入口が設けられる筐
    体の前面側と上面側のコーナ部に対する対角位置に配置
    したことを特徴とする手乾燥装置。
  18. 【請求項18】請求項17に記載された手乾燥装置おい
    て、 前記貯水タンクの箱体の天面と前面の交わる角部に手洗
    い水が注がれる開口を設けたことを特徴とする手乾燥装
    置。
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