JP2008061732A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗面所やトイレ等にて使用される手乾燥装置において,使用者の身長差に関係なく手を挿入し快適に使用できる手乾燥装置を提供することを目的とする。
【解決手段】上面開口部2と正面開口部3と、上面開口部2、正面開口部3から挿入された手を乾燥する乾燥室4と、本体内部には乾燥室4の下方に送風手段9としてブロワモータと、送風手段9の吹出し側に加熱手段10としてPTCヒーターを収納体11に配置する。本体正面開口部3の上側には送風手段9の吹出し側に設けた加熱手段10を通過した気流を吹出す吹出しノズル12を設け、身長差に対応しそれぞれの開口部から挿入された手を快適に乾燥する手乾燥装置1が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は,洗面所やトイレ等にて手を洗い,濡れた手を温風にて乾燥させる手乾燥装置に関する。
従来、この種の手乾燥装置として、高速の空気を濡れた手に当て手に付着している水滴を吹き飛ばして短時間乾燥するものが知られていた(例えば特許文献1参照)。
以下、手乾燥装置について図13を参照しながら説明する。図13に示すように、箱体101の正面及び側面に開口し、手を収納できる広さを有する手挿入部102と、箱体101に設けられた高速空気流を発生する送風機103と、手挿入部102の互いに対向した面にそれぞれ配置されたノズル104a、104bから高速空気流を噴出する構成とし、手乾燥機としての使い勝手を損なわず、ノズルから空気の風速と風量の増大を図り、短時間乾燥を実現するものである(特許文献1参照)。
また、図14に示すように外部に向って開口した手挿入部102から手を抜き挿しできる処理空間106を有し、この処理空間106に挿入される手に対して高圧空気発生部107により生成される作動空気流を吹き当てて、作動気流の運動エネルギーにより手に付着した水分を払拭するものである(特許文献2参照)。
特開2001−087163号公報 特開2004−000716号公報
このような従来の図13の手乾燥装置では、固定設置された手乾燥装置の手挿入部へ手を挿入する場合、設置高さにより手の挿入角度が限定されるため挿入角度からはずれた身長が高い使用者にとっては前傾姿勢となり、身長が低い使用者にとっては手を無理に曲げて挿入しなければならず使用しづらいあるいは挿入できないという課題があった。
また、従来の図14の手乾燥装置では、高圧空気発生部が手を乾燥する処理空間の上部にあるため処理空間が使用者の胸の高さあたりにない場合、手の乾燥状態を目視できず使用しにくいだけでなく身長差により手が挿入しづらいあるいは挿入できないという課題があった。
また、風速と風量を増大すると開口部から使用者へ向かって風が吹き返すという課題があった。
また、使用者が子供の場合には風速と風量を増大すると強すぎるため恐怖感を与えるという課題があった。
また、使用者の身長により吹出し方向を切換えることができないという課題があった。
また、使用者に事前に吹出し方向を知らせることができないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、使用者の身長差に関わらず快適に使用することができる手乾燥装置を提供することを目的としている。
本発明のサウナ装置は、上記目的を達成するために、上面と正面に開口部を備え、前記開口部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、開口部から挿入された手を検知する手検知手段と、本体内部に送風手段と、前記送風手段の吹出し側に設けた加熱手段と、前記加熱手段を通過した気流を吹出す吹出しノズルを備え、前記吹出しノズルは正面開口部の上側に設け、前記手検知手段の検出信号により前記吹出しノズルから高速の温風を吹き出すことができる構成としたものである。
この手段により、上面と正面に濡れた手を挿入する開口部があり、背の高い人は上面の開口部から濡れた手を挿入でき、また、背の低い人は、正面の開口部から濡れた手を挿入できるなど、背の高さに合わせた開口部に濡れた手を挿入できる構成としたことにより、大人から子供まで、身長差に関係なく、濡れた手を無理なく挿入でき、快適に使用できる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、乾燥室側面に気流を排気する排気口を設け、前記吹出しノズルから吹出された気流を排気することができる構成としたものである。
この手段により、開口部から使用者へ向かって風が吹き返すことを抑制することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、乾燥室底面に吹出しノズルから吹出された高速の温風を左右側面に整流する凹部を設け、前記吹出しノズルから吹出された気流を整流することができる構成としたものである。
この手段により、手を乾燥するときに発生する乱流による騒音の低減と開口部から使用者へ向かって風が吹き返すことを抑制することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、乾燥室底面に前記吹出しノズルから吹出された気流を吸気する吸気口を設け、前記送風手段の吸い込み側に接続し循環する構成としたものである。
この手段により、高速の温風を循環することによりヒーターの加熱を抑え吹出した温風を有効に利用することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、上面の開口部、正面の開口部に手検知手段を設け、それぞれの開口部から挿入された手を検知する構成としたものである。
この手段により、上面の開口部、正面の開口部のそれぞれに手検知手段を設け、それぞれの開口部から挿入された手を検知し手を乾燥する構成とすることにより、上面の開口部と正面の開口部での同時検知は異常であり、物を入れられるなどのいたずら等の異常を検知することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、吹出しノズルの方向を可変する可変手段を設け、検知手段の検知信号により吹出しノズルの方向を可変する構成としたものである。
この手段により、開口部から挿入された手を検知し、検知した手に向かって吹出しノズルの方向を可変することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、二方向に吹出す二方向吹出しノズルを設け、正面開口部側の吹出し風により正面の開口部から漏れる水や気流を防ぐことができる構成としたものである。
この手段により、正面の開口部から使用者へ向かって漏れる水や気流を防ぐことができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、二方向に吹出す二方向吹出しノズルにそれぞれ異なるノズル孔を設け、それぞれ異なる風速を吹出すことができる構成としたものである。
この手段により、上面、正面の開口部から挿入した手に対して異なる風速で手を乾燥することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、二方向に吹出す二方向吹出しノズルにそれぞれ独立した風路と風路を切換える風路切換え手段を設け、手検知手段の検知信号により風路を切換えることができる構成としたものである。
この手段により、開口部から挿入された手を検知し、検知した手側の風路に切換え吹出すことができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、二方向の吹出しノズルそれぞれに独立した風路と送風手段を設け、吹出し風量を可変することができる構成としたものである。
この手段により、送風手段を個別に制御し二方向の吹出しノズルから吹出し風量を個別に可変することができる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、使用者の身長を検知する身長検知手段を設け、身長検知手段の検知信号により吹出しを切換えることができる構成としたものである。
この手段により、検出信号から事前に吹出し方向を変更し手挿入時から快適に手乾燥できる手乾燥装置が得られる。
また、他の手段は、使用者に手を挿入する開口部を示す報知手段を設け、挿入する開口部を知らせることができる構成としたものである。
この手段により、使用者に合った開口部を知らせることにより無理な体勢を取ることなく快適に手乾燥することができる手乾燥装置が得られる。
本発明によれば、身長差に関係なく手を挿入し快適に使用できる手乾燥装置を提供できる。
また、開口部から使用者へ向かって風が吹き返すことを抑制することができる手乾燥装置を提供できる。
また、手を乾燥するときに発生する乱流による騒音の低減と開口部から使用者へ向かって風が吹き返すことを抑制することができる手乾燥装置を提供できる。
また、高速の温風を循環することによりヒーターの加熱を抑え吹出した温風を有効に利用することができる手乾燥装置を提供できる。
また、上面の開口部、正面の開口部に手検知手段を設け、それぞれの開口部から挿入された手を検知し手を乾燥し誤動作防止することができる手乾燥装置を提供できる。
また、開口部から挿入された手を検知し、検知した手に向かって吹出しノズルの方向を可変することができる手乾燥装置を提供できる。
また、正面の開口部から使用者へ向かって漏れる水や気流を防ぐことができる手乾燥装置を提供できる。
また、上面、正面の開口部から挿入した手に対して異なる風速で手を乾燥することができる手乾燥装置を提供できる。
また、開口部から挿入された手を検知し、検知した手側の風路に切換え吹出すことができる手乾燥装置を提供できる。
また、送風手段を個別に制御し二方向の吹出しノズルから吹出し風量を個別に可変することができる手乾燥装置を提供できる。
また、検出信号から事前に吹出し方向を変更し手挿入時から快適に手乾燥できる手乾燥装置を提供できる。
また、使用者に合った開口部を知らせることにより無理な体勢を取ることなく快適に手乾燥することができる手乾燥装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、手乾燥装置1は、上面開口部2と正面開口部3と、上面開口部2、正面開口部3から挿入された手を乾燥する乾燥室4と、乾燥室4の底部には手から吹き飛ばされた水分を排出する排水口5を設け、本体の底部には排出された水滴を溜めるドレンタンク6を設け、排水口5とドレンタンク6は排水管7にて接続される。ドレンタンク6の後部には吸込口8を開口し、送風手段9に空気が取り込まれる。本体内部には乾燥室4の下方に送風手段9としてブロワモータと、送風手段9の吹出し側に加熱手段10としてPTCヒーターを収納体11に配置する。本体正面開口部3の上側には送風手段9の吹出し側に設けた加熱手段10を通過した気流を吹出す吹出しノズル12を設け、収納体11と吹出しノズル12は風路13により接続される。乾燥室4上部背面には手検知手段14として赤外線センサが配置される。本体内部側面に配設する制御手段15は手検知手段14の検知信号により送風手段9を制御することができるように構成する。
上記構成において、手乾燥装置1の配置高さは上面開口部2が床面から85cmから100cmとなるように配置する。上面開口部2は標準的な大人が使用しやすい高さであり、正面開口部3は、子供などの標準的な大人より脊の低い人が使用しやすい高さとすることができる。上面開口部2、正面開口部3から挿入された手を検知すると、送風手段9の運転を開始し加熱手段10を通過した気流は温風となり吹出しノズル12から高速の温風80m/sから130m/sを吹出す。吹出された高速の温風は、手の水滴を吹き飛ばし乾燥することができる。温風は、PTCヒータなどの加熱手段10で吹出しノズル12からの吹出し空気が濡れた手を乾かす程度に加熱されていればよく、例えば、50〜60℃程度に加熱されている。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2に示すように、図1の構成に加えて乾燥室側面に排気口16を設け、吹出しノズル12から吹出された気流を排気することができるように構成する。
上記構成において、手乾燥中に吹出しノズル12から吹出された気流は、手の水滴を吹き飛ばした後、乾燥室4の底部で跳ね返るが、跳ね返った気流は排気口16から排気されることにより、開口部から使用者へ向かって風が吹き返すことを抑制することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1または2と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、図1または図2の構成に加えて乾燥室4底部に吹出しノズル12から吹出された気流を左右側面に整流する凹部17を設け、吹出しノズル12から吹出された気流を左右側面に整流し排気口16から排気することができるように構成する。
上記構成において、手乾燥中に吹出しノズル12から吹出された気流は、手の水滴を吹き飛ばした後、乾燥室4の底部で左右側面に整流され、その整流することにより気流の衝突を抑制し騒音の低減をはかり開口部から使用者へ向かって風が吹き返すことを抑制することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から3と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、図1から図3のいずれかの構成に加えて、乾燥室4底部に吹出しノズル12から吹出された気流を吸気する循環吸込口18を設け、循環吸込口18は送風手段9の吸込み側に接続し循環することができるように構成する。
上記構成において、手乾燥時にはヒーター等の加熱手段10により加熱された温風が吹出しノズル12から吹出され循環吸込口18から送風手段9の吸込み側へ送られ、吸い込まれた温風と吸込口8から吸い込まれた空気は混合され、送風手段9から加熱手段10を通過する。高速の温風を循環することにより、省エネ加熱となり、吹出した温風を有効に利用することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から4と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、図1から図4のいずれかの構成に加えて上面開口部2に配置される上面手検知手段19a、19b正面開口部3に配置される正面手検知手段20a、20bとして発光素子と受光素子を制御手段15に接続し、上面、正面に手が挿入されたことを検知することができるように構成する。
上記構成において、上面開口部2から手が挿入されると上面手検知手段19a、19bの検知信号により送風手段9の運転を開始する。同様に正面開口部3から手が挿入されると正面手検知手段20a、20bの検知信号により送風手段9の運転を開始する。また、濡れた手を上面開口部2と正面開口部3から同時に挿入することはありえず、したがって、同時に検知信号を受けた場合には、物の挿入などのいたずら等の異常と判断し、送風手段9の運転を停止する。背の高さに合わせて、上面開口部2と正面開口部3のそれぞれに挿入された手の検知信号により、送風手段9を運転するので効率よく手乾燥が行え、また、いたずら等の異常の検知も行うことができる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態5と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、図5の構成に加えて吹出しノズル12の送風方向を可変する可変手段21としてのルーバーを制御手段15に接続し、上面手検知手段19a、19b、正面手検知手段20a、20bの検知信号により吹出しノズル12の送風方向を可変することができるように構成する。
上記構成において、上面開口部2から手が挿入されると上面手検知手段19a、19bの検知信号により可変手段21の吹出し方向を上面開口部2側へ可変させ、送風手段9の運転を開始する。同様に正面開口部3から手が挿入されると正面手検知手段20a、20bの検知信号により可変手段21の吹出し方向を正面開口部3側へ可変させ、送風手段9の運転を開始する。それぞれの開口部から挿入された手に向けて吹出し方向を可変することにより手の乾燥性能を向上することができる。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から5と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、図1から5のいずれかの構成に加えて乾燥室4底部の奥側へ向かって吹出す吹出し方向と乾燥室4底部の手前側へ向かって吹出す吹出し方向の二方向に吹出す二方向吹出しノズル22を設け、乾燥室4底部の手前側の吹出し風により正面開口部3から漏れる気流や水滴を防ぐことができるように構成する。
上記構成において、上面開口部2から手が挿入されると手検知手段14の検知信号により送風手段9の運転を開始し、二方向吹出しノズル22から二方向に同時に高速の温風が吹出される。上面開口部2から挿入された手は、二方向吹出しノズル22の乾燥室4底部の奥側へ向かって吹出す吹出し風により手乾燥を行い、手の跳ね返り風や手から吹き飛ばされた水滴は乾燥室4底部の手前側の吹出し風により正面開口部3から使用者へ向かって飛散することを防ぐことができる。また、正面開口部3から挿入された手は二方向吹出しノズル22の乾燥室4底部の手前側へ向かって吹出す吹出し風により手を乾燥することができる。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態8について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態7と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8に示すように、図7の構成に加えて乾燥室4底部の奥側へ向かって吹出すノズル孔A23と乾燥室4底部の手前側へ向かって吹出すノズル孔B24を設け、ノズル孔B24はノズル孔A23より孔径を大きくすることにより吹出す風速を弱めることができるように構成する。例えば、ノズル孔A23の孔径をφ2mm程度とすると、ノズル孔Bの孔径は約φ4mm程度である。
上記構成において、上面開口部2から手が挿入されると手検知手段14の検知信号により送風手段9の運転を開始する。二方向吹出しノズル22から二方向に同時に高速の温風が吹出される。上面開口部2を使用する人は、ノズル孔A23から吹出す高速の吹出し風により手乾燥を行う。また、正面開口部3を使用対象とする子供は、ノズル孔B24から吹出す風速と風量を抑えた吹出し風により手乾燥を行うことにより、恐怖感を与えることなく使用することができる。
なお、本実施例の形態8では、ノズル孔に丸穴を用いたがスリット形状としても同様の効果をもたらす。
(実施の形態9)
次に、本発明の実施の形態9について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態8と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9に示すように、図8の構成に加えて二方向吹出しノズルのノズル孔にそれぞれ独立したノズル風路A25、ノズル風路B26と、送風手段9からの気流をノズル風路A25、ノズル風路B26に切換える風路切換手段27としてのルーバーを設ける構成とする。
上記構成において、上面開口部2から手が挿入されると上面手検知手段19a、19bの検知信号により、ノズル孔A23、ノズル孔B24から高速の温風を吹出すように風路切換手段27をノズル風路A25、ノズル風路B26の開口が同じとなる中央に切換え、送風手段9の運転を開始する。二方向吹出しノズル22から二方向に同時に高速の温風が吹出され、上面開口部2から挿入された手は、二方向吹出しノズル22の乾燥室4底部の奥側へ向かって吹出す吹出し風により手乾燥を行い、手の跳ね返り風や手から吹き飛ばされた水滴は乾燥室4底部の手前側の吹出し風により正面開口部3から使用者へ向かって飛散することを防ぐことができる。
同様に正面開口部3から手が挿入されると正面手検知手段20a、20bの検知信号により、ノズル孔B24から高速の温風を吹出すように風路切換手段27をノズル風路A25側へ切換え、送風手段9の運転を開始する。二方向吹出しノズル22のノズル孔B24から高速の温風が乾燥室4底部の手前側に向かって吹出され、吹出しを片側だけにすることにより吹出しによる騒音を低減することができる。
(実施の形態10)
次に、本発明の実施の形態10について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態9と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図10に示すように、図9の構成に加えてそれぞれ独立した独立風路A28、独立風路B29と、可変送風手段A30、可変送風手段B31と、加熱手段A32、加熱手段B33と、風量を設定する風量スイッチA34、風量スイッチB35が本体側面に配置され制御手段15に接続される。加熱手段としては、加熱できればよく、例えばPTCヒータなどがある。
上記構成において、上面開口部2から手が挿入されると上面手検知手段19a、19bの検知信号により、風量スイッチA34の設定風量にて可変送風手段A30が運転を開始しノズル孔A23から高速の温風を吹出す。同時に風量スイッチB35の設定風量にて可変送風手段B31が運転を開始しノズル孔B24から高速の温風を吹出す。
可変送風手段としては、可変送風できればよく、例えば、インバータ制御によるブロワモータなどがある。
同様に、正面開口部3から手が挿入されると正面手検知手段20a、20bの検知信号により、風量スイッチA34の設定風量により可変送風手段A30が運転を開始しノズル孔A23から高速の温風を吹出す。同時に風量スイッチ風量スイッチB35の設定風量により可変送風手段可変送風手段B31が運転を開始しノズル孔B24から高速の温風を吹出す。これにより二方向の吹出し風量をそれぞれ可変することができる。
(実施の形態11)
次に、本発明の実施の形態11について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態6と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図11に示すように、図6の構成に加えて本体正面上部に配置される身長検知手段36として赤外線センサを制御手段15に接続し、使用者の身長を検知することができるように構成する。
上記構成において、身長検知手段36の検知範囲を床面から140cm以上となるように設定する。身長検知手段36からの検知信号により、可変手段21の吹出し方向を上面開口部2側へ可変させる。身長検知手段36からの検知信号がない場合は、可変手段21の吹出し方向を正面開口部3側へ可変させる。身長検知手段36の検知信号により事前に吹出し方向を可変させておくことにより、最良の状態にてすぐに手乾燥を行うことができる。
(実施の形態12)
次に、本発明の実施の形態12について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態11と同一のものは同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。図12に示すように、図11の構成に加えて吹出しノズル12の正面に配置される報知手段31としてLEDを制御手段15に接続し、使用者に手を挿入する開口部を知らせることができるように構成する。
上記構成において、身長検知手段36の検知範囲を床面から140cm以上となるように設定する。身長検知手段36からの検知信号により、上面開口部2側の報知手段37を点灯させる。また、身長検知手段36からの検知信号がない場合は、正面開口部3側の報知手段38を点灯させる。身長検知手段36の検知信号により事前に使用者に対して報知することにより、使用者に合った開口部を知らせることにより無理な体勢を取ることなく快適に手乾燥することができる手乾燥装置が得られる。
なお、本実施の形態12では、報知手段としてLEDを用いたが、音声を用いても同様の作用効果をもたらす。
高速の温風により、ヘアードライヤー、ボディードライヤー等にも適用できる。
本発明の実施の形態1の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態2の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態3の手乾燥装置の構成を示す正面概略図 同手乾燥装置の実施の形態4の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態5の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態6の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態7の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態8のノズル孔を示す図 同手乾燥装置の実施の形態9の手乾燥装置の構成を示す正面概略図 同手乾燥装置の実施の形態10の手乾燥装置の構成を示す正面概略図 同手乾燥装置の実施の形態11の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 同手乾燥装置の実施の形態12の手乾燥装置の構成を示す正面概略図 従来の手乾燥装置の構成を示す側面概略図 従来の手乾燥装置の構成を示す側面概略図
符号の説明
1 手乾燥装置
2 上面開口部
3 正面開口部
4 乾燥室
5 排水口
6 ドレンタンク
7 排水管
8 吸込口
9 送風手段
10 加熱手段
11 収納体
12 吹出しノズル
13 風路
14 手検知手段
15 制御手段
16 排気口
17 凹部
18 循環吸込口
19a 上面手検知手段
19b 上面手検知手段
20a 正面手検知手段
20b 正面手検知手段
21 可変手段
22 二方向吹出しノズル
23 ノズル孔A
24 ノズル孔B
25 ノズル風路A
26 ノズル風路B
27 風路切換手段
28 独立風路A
29 独立風路B
30 可変送風手段A
31 可変送風手段B
32 加熱手段A
33 加熱手段B
34 風量スイッチA
35 風量スイッチB
36 身長検知手段
37 報知手段
38 報知手段
101 箱体
102 手挿入部
103 送風機
104a ノズル
104b ノズル
105 手挿入口
106 処理空間
107 高圧空気発生部

Claims (12)

  1. 手乾燥装置の上面と正面に開口部を備え、前記開口部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、開口部から挿入された手を検知する手検知手段と、本体内部に送風手段と、前記送風手段の吹出し側に設けた加熱手段と、前記加熱手段を通過した気流を吹出す吹出しノズルを備え、前記吹出しノズルは正面開口部の上側に設け、前記手検知手段の検出信号により前記吹出しノズルから高速の温風を吹き出すことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 乾燥室側面に送風を排気する排気口を設け、前記吹出しノズルから吹出された気流を排気することを特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  3. 乾燥室底面に吹出しノズルから吹出された高速の温風を左右側面に整流する凹部を設け、前記吹出しノズルから吹出された気流を整流することを特徴とする請求項1または2記載の手乾燥装置。
  4. 乾燥室底面に前記吹出しノズルから吹出された気流を吸気する吸気口を設け、前記送風手段の吸い込み側に接続し循環することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の手乾燥装置。
  5. 上面の開口部、正面の開口部のそれぞれに手検知手段を設け、検知異常を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の手乾燥装置。
  6. 吹出しノズルの方向を可変する可変手段を設け、検知手段の検知信号により吹出しノズルの方向を可変することを特徴とする請求項5記載の手乾燥装置。
  7. 二方向に吹出す二方向吹出しノズルを設け、正面開口部側の吹出し風により正面の開口部から漏れる水や気流を防ぐことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の手乾燥装置。
  8. 二方向に吹出す二方向吹出しノズルにそれぞれ異なるノズル孔を設け、それぞれ異なる風速を吹出すことを特徴とする請求項7記載の手乾燥装置。
  9. 二方向に吹出す二方向吹出しノズルにそれぞれ独立したノズル風路とノズル風路を切換える風路切換手段を設け、手検知手段の検知信号により風路を切換えることを特徴とする請求項8記載の手乾燥装置。
  10. 二方向に吹出す二方向吹出しノズルそれぞれに独立した独立風路と可変送風手段を設け、吹出し風量を可変することを特徴とする請求項9記載の手乾燥装置。
  11. 使用者の身長を検知する身長検知手段を設け、身長検知手段の検知信号により吹出しを切換えることを特徴とする請求項6または10に記載の手乾燥装置。
  12. 使用者に手を挿入する開口部を示す報知手段を設け、挿入する開口部を知らせることを特徴とする請求項11記載の手乾燥装置。
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