JPH11244190A - 手乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の手乾燥装置は、本体内に送風機やヒー
タを内蔵しており、設置面積が大きくて、設置の際の自
由度が制約されるという課題を有している。 【解決手段】 電動送風機１が送風する気流を高速噴流
に変換する噴出孔５を列状に配置した棒状のノズル７を
接続部２２ａ・２２ｂによって所定箇所に固定できるよ
うにして、設置に要するスペースが小さくて、かつ高速
噴流で手を短時間で乾燥できる手乾燥装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗面所やトイレ・
キッチン等で使用する、水で手を洗った後、濡れ手を衛
生的に乾かすために用いる手乾燥装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、水洗等によって濡れた手をタ
オルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温
風に手をかざすことによって手を乾燥する手乾燥装置が
実用化されている。しかし、この温風式の手乾燥装置
は、乾燥完了までに約２０秒〜１分の時間を必要として
おり、ハンカチで拭う時間に比べて我慢できる限度を超
える程長くかかるものである。

【０００３】発明者らは前記温風式の手乾燥装置の欠点
を改良する目的で、高速噴流によって手に付着した水分
を引き剥がして、短時間で手を乾燥することが出来る手
乾燥装置を提案している。またこの構成のものに、水滴
の飛散を防止できる機能を付加したものや、紫外線によ
る殺菌等の機能を付加したもの、また送風空気を環流さ
せたり、送風ファンブレードを発熱体で構成したりして
加熱効率を向上させているものも提案している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし前記提案してい
る手乾燥装置は、本体内に送風機やヒータを内蔵してお
り、設置面積が大きくて、設置の際の自由度が制約され
るという課題を有している。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、電動送風機が
送風する気流を高速噴流に変換する噴出孔を列状に配置
した棒状のノズルを接続部によって所定箇所に固定でき
るようにして、設置に要するスペースが小さくて、かつ
高速噴流で手を短時間で乾燥できる手乾燥装置としてい
る。

【０００６】

【発明の実施の形態】請求項１に記載した発明は、電動
送風機が送風する気流を高速噴流に変換する噴出孔を列
状に配置した棒状のノズルを接続部によって所定箇所に
固定できるようにして、設置に要するスペースが小さく
て、かつ高速噴流で手を短時間で乾燥できる手乾燥装置
としている。

【０００７】請求項２に記載した発明は、ノズルを接続
部に対して着脱自在として、ノズルの清掃・交換などの
メンテが容易に行える手乾燥装置としている。

【０００８】請求項３に記載した発明は、ノズルはノズ
ルの長さを半径として回動する構成として、装置を設置
した後も設置環境や使い勝手にあわせて、噴出孔の向き
を自在に変えることができ、また不使用時にはノズルを
壁面まで寄せることができる手乾燥装置としている。

【０００９】請求項４に記載した発明は、ノズルと接続
部が回転保持構成によって連結し、ノズルがその略棒状
の長手方向を回転軸方向として回転することにより、噴
流の噴出方向を自由に調整することができる手乾燥装置
としている。

【００１０】請求項５に記載した発明は、噴出孔同士を
相対向させるように配置した２本の棒状のノズルの間に
手を挿入するようにして、手の両面に同時に高速噴流が
衝突するようにして、さらに短時間で乾燥できる手乾燥
装置としている。

【００１１】請求項６に記載した発明は、リング状のノ
ズルを使用することによって、手の全周に高速噴流が衝
突して、短時間で手を乾燥できる手乾燥装置としてい
る。

【００１２】請求項７に記載した発明は、リング状ノズ
ルから噴出する噴流がリング内側で渦流を形成するよう
にして、噴流が直接当たりにくい箇所にも流体力を作用
させて手に付着した水滴を引き剥がすことができ、手を
さらに短時間で乾燥できる手乾燥装置としている。

【００１３】

【実施例】（実施例１）以下本発明の第１の実施例につ
いて説明する。図１は本実施例の手乾燥装置の構成を示
す斜視図である。送風ケース２内には空気を送風する電
動送風機１を収容している。送風ケース２は、図示して
いないが、内部に吸気側と排気側を仕切る隔壁を備えて
いる。前記電動送風機１と送風ケース２とは、送風ユニ
ットを構成している。電動送風機１が送風する気流は、
フレクシブルダクトによって構成している送風ダクト８
によって、噴出孔５を備えた棒状のノズル７に導かれ
る。前記噴出孔５は、棒状のノズル７に本実施例では２
列に穿たれている複数個の円形の小孔によって構成され
ている。また、本実施例では棒状のノズル７は２本使用
している。このとき、それぞれの棒状のノズル７は、前
記噴出孔５が相対向するように穿たれている。また、こ
の２本の棒状のノズル７の間隔は５〜１０cm程度として
おり、この間に手を挿入できるようにしている。

【００１４】送風ダクト８は、前記送風ユニットの排気
側と、キッチンのシンク・洗面台・トイレのロータンク
等の設置面３１を介して前記２本の棒状のノズル７との
間を接続している。設置面３１は、前記したようにキッ
チンのシンク・洗面台・トイレのロータンク等のある程
度水滴が飛散しても支障のない場所を選択しているもの
である。

【００１５】設置面３１に対する装置の固定は、接続部
を構成する接続部ベース２２ａと接続部継手２２ｂとを
使用している。つまり、設置面３１には送風ダクト８の
径に合わせたねじ部を有する開口部を設け、この開口部
からフレクシブルダクトによって構成した送風ダクト８
を貫通させて、送風ダクト８に予め挿入している前記接
続部ベース２２ａをねじ締めすることによって固定して
いる。また、接続部ベース２２ａには、図２に示してい
るように、棒状のノズル７を保持部２１によって保持し
た接続部継手２２ｂを接続している。このとき、接続部
ベース２２ａと接続部継手２２ｂとは、互いに円周面等
を摺動面として自由に回動するようになっている。つま
り、図１に円弧状の矢印で示しているように、ノズル７
を接続している接続部継手２２ｂは送風ダクト８を中心
にして回動するものである。従ってノズル７は、ノズル
７の長さを半径とする円運動を自由に行うことが出来る
ものである。このとき本実施例では、パッキン２３・２
４と回動部ふた２５を使用しており、前記接続部ベース
２２ａと接続部継手２２ｂとの間に、塵埃や水が入った
りにすることを防止し、かつ前記回動動作が安定してで
きるようになっている。

【００１６】また前記保持部２１は、図３に示している
構成となっている。つまり、保持部２１は一端は接続部
継手２２ｂに固定してあり、他端には棒状のノズル７に
設けているねじ部を受けるねじ部２６を設けているもの
である。このねじには、配管用ねじあるいは気密性の高
い細目ねじ等が適している。このため、棒状のノズル７
はその長手方向を回転軸方向として自在に回転できるも
のである。つまり、図１に円弧状の矢線として示してい
るように回転自在となっている。この結果、棒状のノズ
ル７の表面に穿たれている噴出孔５の位置も自由に回転
できるものであり、噴出孔５から噴出される噴流の方向
も自由に調整できるものである。なお図３に示している
２７はパッキンであり、防水・防塵の機能と、棒状のノ
ズル７と接続部継手２２ｂとの段差を埋める機能とを有
しているものである。

【００１７】この構成によって、ねじ２６のねじ込み具
合によって、噴出孔５の向きが微調整でき、さらに、ノ
ズル７の着脱も容易に行えるものである。

【００１８】また前記棒状のノズル７の長手方向を回転
軸とする自在な回転ができる構成は、図４に示すように
しても実現できるものである。この構成のものは、保持
部２１の端部に蓋２８とバネ２９とを設けているもので
ある。バネ２９と蓋２８とは、棒状のノズル７を挿入方
向に押さえるように付勢しているものである。また３０
は防水・防塵のためのパッキンである。従って、棒状の
ノズル７を握って保持部２１内を回転させても、バネ２
９と蓋２８が棒状のノズル７を押さえているため、棒状
のノズル７は保持部２１から外れることはないものであ
る。このとき、棒状のノズル７をバネ２９の付勢力に抗
して逆方向に引いた状態で回転させると、より容易に回
転するものである。つまり逆方向に引くことによって、
接合部が浮いた状態となるものである。またこのとき、
蓋２８を取り外すことによって、ノズル７は容易に着脱
できるものである。

【００１９】以下本実施例の動作について説明する。使
用者が濡れた手を２本のノズル７の間に挿入すると、図
示していないセンサが作用して電動送風機１が動作を開
始する。あるいは使用者自らが図示していない足踏み式
スイッチを踏むと、電動送風機１が動作を開始する。電
動送風機１が送風する気流は、送風ユニットから送風ダ
クト８を通って、２本の棒状のノズル７に列状に穿って
いる噴出孔５から高速噴流として噴出する。この高速噴
流が濡れた手に衝突して、手の表面に付着している水分
が引き剥がされるものである。このため、手は短時間で
乾燥する。

【００２０】このとき、棒状のノズル７を握って適当な
角度だけ回転させると、噴出孔５から噴出される高速噴
流の方向を例えば指先に向かう方向に調整することが出
来る。こうした場合には、例えば掌や指、指のまた等に
付着した水分は、指先方向に吹き飛ぶことになって、よ
り乾燥時間を短縮できるものである。またこのとき、高
速噴流の噴出方向を真横に向けたり、２本の棒状のノズ
ル７から噴出される高速噴流の方向を両方とも下向きに
したりすることもできるものである。つまり棒状のノズ
ル７の回転角度の設定が自由であるため、本実施例装置
を設置した後も設置環境や使い勝手にあわせて、噴出孔
５の向きを自在に変えることができものである。

【００２１】さらにこのとき、本実施例によれば接続部
継手２２ｂが接続部ベース２２ａに対して回動できるよ
うになっているため、２本の棒状のノズル７は独立にそ
の長さを半径として円弧を描くように回動できるものと
なっている。この結果図１に示しているように、２本の
棒状のノズル７を同一位置として、しかも棒状のノズル
７を握って適当な角度だけ回転させるようにして、２本
の棒状のノズル７に穿っている噴出孔５を対峙させる位
置とすることが容易に出来るものである。この状態で２
本の棒状のノズル７の間に濡れた手を挿入すると、高速
噴流が手の両面に同時に衝突するものである。このた
め、一度に手の両面を乾燥することができ、乾燥時間を
より短縮することが出来るものである。また、２つの棒
状のノズル７の回動角度に差を設けて、つまり２つの棒
状のノズル７の停止位置を相対的にずらせた状態で、噴
出孔５を同方向に向けるように調整して使用すれば、高
速噴流の噴出方向を片面の広い面積に限定するようにで
きるものである。この限定された場所が、例えば流し台
等のような水の飛散による影響を受けない場所であれば
使い勝手の良いものとなる。また、例えば不使用時に
は、２本の棒状のノズル７を壁際に回動させるといった
使い方もできるものである。また、状況に応じて噴流を
噴出する位置を変えることができるものとなっている。

【００２２】また本実施例では、棒状のノズル７を握っ
て適当な角度だけ回転させると、噴出孔５から噴出され
る高速噴流の方向を自由に調整することができるもので
ある。このため例えば高速噴流の方向を指先に向かう方
向に調整した場合には、乾燥時間を短縮することができ
るものである。

【００２３】なお本実施例では、棒状のノズル７を２本
使用するとして説明しているが、１本の棒状のノズル７
として使用しても、短時間で手を乾燥でき、ほぼ同様の
効果を有するものである。もちろんこの場合には、２本
の棒状のノズル７を使用する構成のものに比べると、よ
り省スペースで設置ができるものである。

【００２４】また本実施例によれば、電動送風機１と送
風ケース２で構成した送風ユニットに送風ダクト８を接
続する構成としているため、実質的な設置スペースは前
記送風ユニットだけとなるものである。従って、発明者
らが従来提案している構成のものに比べて設置面積を極
めて小さくでき、設置の際の自由度が大きくなっている
ものである。

【００２５】なお電動送風機１としては、例えば、高風
量のファンモータから高圧力のコンプレッサまで、必要
な圧力と流量が得られるものであればどんなものでも使
用できる。

【００２６】また、回動構成と回転保持構成について
も、本実施例で説明した構成に限定する必要はないもの
である。

【００２７】（実施例２）次に、本発明の第２の実施例
について説明する。図５は本実施例の構成を示す斜視図
である。本実施例では実施例１で説明した棒状のノズル
７に代えてリング状のノズル１７を使用しているもので
ある。もちろんこのリング状ノズル１７も、実施例１で
説明した棒状のノズル７と同様、着脱容易で回動・回転
ができる。リング状のノズル１７は、内側に実施例１で
説明したと同様の列状に穿たれている円形の小孔を有し
ている。この小孔は高速噴流を噴出する噴出孔５として
作用する。

【００２８】以上の構成とすることによって、本実施例
によればより短時間で手を乾燥することができる手乾燥
装置を実現できるものである。つまり、噴出孔５は、リ
ング状のノズル１７の内側に全周にわたって穿たれてい
るものである。このため、リング状のノズル１７の中に
手を挿入すると、高速の噴流がリングの略中心に向かっ
て噴出されるものである。従って、手の全周にわたって
同時に噴流が衝突するものである。

【００２９】（実施例３）続いて本発明の第３の実施例
について説明する。図６は本実施例の構成及び動作を説
明する斜視図である。本実施例では、実施例２で説明し
たリング状のノズル１７に代えて渦流ノズル１８を使用
しているものである。渦流ノズル１８は、噴出孔５の配
置方向に工夫を加えているものである。すなわち、噴出
孔５から噴出される高速噴流がリングの中心に向かう方
向となっているのではなく、円周方向と軸方向の両方に
対して傾いた方向となるように設定しているものであ
る。この設定とすることによって、噴出孔５から噴出さ
れる高速噴流は、全体としてリング内側に渦流を形成す
るものである。従ってリング内に濡れた手を挿入したと
きに、噴流が直接当たりにくい箇所であっても、流体力
が作用して手に付着している水分が引き剥がされるもの
である。また手から引き剥がされた水滴も、高速噴流が
渦を巻いているため、安定した方向に落下するものであ
る。

【００３０】以上のように本実施例によれば、噴流が直
接当たりにくい箇所にも流体力を作用させて手に付着し
た水滴を引き剥がすことができ、手をさらに短時間で乾
燥できる手乾燥装置を実現するものである。

【００３１】なお、前記実施例１・実施例２・実施例３
の構成は独立したものではなく、自由に組み合わせて使
用しても支障はないものである。

【００３２】また前記各実施例は手乾燥装置として、つ
まり乾燥対象を手として説明しているが、必ずしも乾燥
対象を手に限定する必要はないものである。例えば本実
施例装置をキッチンのシンクに設置した場合には、手以
外にも、食器やまな板等の台所用品を乾燥することがで
きるものである。

【００３３】

【発明の効果】請求項１に記載した発明は、空気を送風
する電動送風機と、列状に配置した電動送風機が送風す
る気流を高速で噴出する噴出孔を有する棒状のノズル
と、このノズルを保持し所定箇所に設置する接続部とを
備えた構成として、設置に要するスペースが小さくて、
かつ高速噴流で手を短時間で乾燥できる手乾燥装置を実
現するものである。

【００３４】請求項２に記載した発明は、ノズルは接続
部に対して着脱自在とした構成として、接続部からノズ
ルを着脱容易とすることにより、請求項１に記載した発
明が有する効果に加え、ノズルの清掃・交換などのメン
テが容易に行える手乾燥装置を実現するものである。

【００３５】請求項３に記載した発明は、ノズルはノズ
ルの長さを半径として回動する構成として、請求項１に
記載した発明が有する効果に加え、装置を設置した後も
設置環境や使い勝手にあわせて、噴出孔の向きを自在に
変えることができ、また不使用時にはノズルを壁面まで
寄せることができる手乾燥装置を実現するものである。

【００３６】請求項４に記載した発明は、ノズルはノズ
ルの長手方向を回転軸として回転する構成として、請求
項１に記載した発明が有する効果に加え、噴流の噴出方
向を自由に調整することができる手乾燥装置を実現する
ものである。

【００３７】請求項５に記載した発明は、空気を送風す
る電動送風機と、列状に配置した電動送風機が送風する
気流を高速で噴出する噴出孔を有する２本の棒状のノズ
ルと、それぞれのノズルを保持し所定箇所に設置する接
続部とを備え、２本の棒状のノズルから噴出する高速噴
流を相対向させる構成として、請求項１に記載した発明
が有する効果に加え、手の両面に同時に高速噴流が衝突
するようにして、さらに短時間で乾燥できる手乾燥装置
を実現するものである。

【００３８】請求項６に記載した発明は、ノズルをリン
グ状とした構成として、請求項１に記載した発明が有す
る効果に加え、手の全周に高速噴流が衝突して、短時間
で手を乾燥できる手乾燥装置を実現するものである。

【００３９】請求項７に記載した発明は、ノズルの噴出
孔を高速噴流がリング内で渦を巻くように設定した構成
として、噴流が直接当たりにくい箇所にも流体力を作用
させて手に付着した水滴を引き剥がすことができ、手を
さらに短時間で乾燥できる手乾燥装置を実現するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例である手乾燥装置の構成
を示す斜視図

【図２】同、接続部の構成を示す断面図

【図３】同、接続部と一体とした保持部の構成を示す断
面図

【図４】同、接続部と一体とした保持部の別の構成を示
す断面図

【図５】本発明の第２の実施例である手乾燥装置に使用
しているリング状のノズルの構成を示す斜視図

【図６】本発明の第３の実施例である手乾燥装置に使用
しているリング状の渦流ノズルの構成を示す斜視図

【符号の説明】

１ 電動送風機 ２ 送風ケース ５ 噴出孔 ７ 棒状のノズル ８ 送風ダクト １７ リング状ノズル １８ リング状の渦流ノズル ２１ 保持部 ２２ａ 接続部ベース ２２ｂ 接続部継手

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 空気を送風する電動送風機と、列状に配
   置した電動送風機が送風する気流を高速で噴出する噴出
   孔を有する棒状のノズルと、このノズルを保持し所定箇
   所に設置する接続部とを備え、ノズルから噴出する高速
   噴流で手を乾燥する手乾燥装置。
2. 【請求項２】 ノズルは接続部に対して着脱自在とした
   請求項１記載の手乾燥装置。
3. 【請求項３】 ノズルはノズルの長さを半径として回動
   する請求項１記載の手乾燥装置。
4. 【請求項４】 ノズルはノズルの長手方向を回転軸とし
   て回転する請求項１記載の手乾燥装置。
5. 【請求項５】 空気を送風する電動送風機と、列状に配
   置した電動送風機が送風する気流を高速で噴出する噴出
   孔を有する２本の棒状のノズルと、それぞれのノズルを
   保持し所定箇所に設置する接続部とを備え、２本の棒状
   のノズルから噴出する高速噴流を相対向させて手を乾燥
   する手乾燥装置。
6. 【請求項６】 ノズルはリング状とした請求項１から５
   のいずれか１項に記載した手乾燥装置。
7. 【請求項７】 ノズルの噴出孔を高速噴流がリング内で
   渦を巻くように設定した請求項６記載の手乾燥装置。