JP2007098106A5 - - Google Patents

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手乾燥装置
本発明は、洗面所やトイレ等で手を洗い、濡れた手を乾燥させる手乾燥装置に関するものである。
従来、この種の手乾燥装置は、高速風により乾燥する方式としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その手乾燥装置について図40及び図41を参照しながら説明する。
図40、図41に示すように、壁面に固定された本体101は、下部に高速噴流を噴き出すノズル部102と前記ノズル部102から高速噴流を噴き出す方向に設置された水滴回収手段である水受け103を付属している。前記ノズル部102と前記水受け103の間に手を挿入して乾燥させるための処理空間104が形成される。本体101内には送風手段105、発熱手段106および制御手段107が設けられている。処理空間104の中に挿入された手を検知して送風手段105および発熱手段106に通電するための検知手段108を本体101の一部に付属している。
上記構成において濡れた手を処理空間104に挿入すると、検知手段108により手の存在を検知して、送風手段105および発熱手段106を動作させる。これにより本体下部に設置された吸込口109から外部空気を吸込み、送風手段105と発熱手段106を経由して温風が形成されてノズル部102より送風される。このとき差し出した手に温風が当たり、手を乾燥させる。手を引っ込めると検知手段108の検出がなくなるので、送風手段105および発熱手段106は停止する。このような運転の作業を制御手段107にて実施する。
手から離れた水滴は水受け103に集められるが、ノズル部102の送風により飛散しやすくなるため、水受け103の前部および側部の突出壁110を付属して周囲への飛散を防止する構成になっている。また水受けにて回収した水滴は、水受けにあるドレン穴111を通過して、ドレンタンク112に一定の量を溜められる。ドレンタンク112は定期的にメンテナンスされ回収された水滴を廃棄するようになっている。
また、両面から高速風を噴出すことにより乾燥する方式としたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
以下、その手乾燥装置について図42、図43を参照しながら説明する。
図42及び図43に示すように、壁面に固定された本体201は、高速噴流を噴き出す噴出ノズル202を対に対峙した形で付属している。前記噴出ノズル202の対峙した空間に手を挿入して乾燥させるための処理空間404が本体内部に形成される。その処理空間404の下方に水滴回収手段である水受け203を付属している。本体201内には送風手段205および制御手段207が設けられている。処理空間404の中に挿入された手を検知して送風手段205に通電するための検知手段208を本体201の一部に付属している。上記構成において濡れた手を処理空間404に挿入すると、検知手段208により手の存在を検知して、送風手段205を動作させる。これにより本体下部に設置された吸込口209から外部空気を吸込み、送風手段205を経由して風が形成されて噴出ノズル102より送風される。このとき差し出した手に風が当たり、手を乾燥させる。手を引っ込めると検知手段208の検出がなくなるので、送風手段205は停止する。このような運転の作業を制御手段207にて実施する。
特開平10−71101号公報 特開平5−293055号公報
このような従来の手乾燥装置では、手を早く乾かすためには一度に噴流を手に当てる必要があるが風量が多く必要であるという課題があり、また手を動かさなければ水滴がすべて除去できないという課題がある。本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、少ない風量で手全体に噴流を接触させることができ、また手を動かさなくても、水滴を自動で除去してくれることができる手乾燥装置を提供することを目的としている。
また、回転ノズルだけでは、手に付着した水滴を除去できない箇所があるという課題がある。本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、静止ノズルを組み合わせることで手に付着した水滴を除去することができる手乾燥装置を提供することを目的としている。
本発明の手乾燥装置は、上記目標を達成するため凹状に形成された乾燥室と、乾燥室を形成する1つの面から噴流を噴射する噴流発生部を備えたノズル部と、噴流発生部から噴出する空気を送出するファンモータとを備えた手乾燥装置であって、噴流発生部が場所を移動することを特徴とする。そして、本発明によれば少ない風量で手全体に噴流を接触させることができるとともに手を動かさなくても、水滴を自動で除去してくれることができる手乾燥装置が得られる。
また、噴流発生部が回転移動することを特徴とする。
本発明によれば凹状に形成された乾燥室と、乾燥室を形成する1つの面から噴流を噴射する噴流発生部を備えたノズル部と、噴流発生部から噴出する空気を送出するファンモータとを備えた手乾燥装置であって噴流発生部が場所を移動することにより手乾燥を速やかに実施できると共に、噴流発生部を多く設置する必要がないため、ファンモータからの風量を少なくすることができるため本体の消費電力を少なくできるとともに本体の大きさをコンパクトにすることができるという効果のある手乾燥装置を提供できる。
また、噴流発生部が回転移動することにより同様の効果のある手乾燥装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、凹状に形成された乾燥室と、乾燥室を形成する1つの面から噴流を噴射する噴流発生部を備えたノズル部と、噴流発生部から噴出する空気を送出するファンモータとを備えた手乾燥装置であって噴流発生部が場所を移動するものであり、手を上下または前後に動かす必要がなく、噴流発生部が移動して手に付着した水分を除去することで、手乾燥を速やかに実施することができるという作用を有する。
また、ファンモータから回転ノズルまでに空気を連通する流路内部に高圧部を備え、軸受は、前記高圧部と大気圧部の両側に接触する構成としたものであり、軸受を高圧部と大気圧部の両側に接触する構成とすることで、高圧部より大気圧部へ連通する面積を小さくでき、空気漏れを抑えることができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本願発明の実施の形態1は、図1から図4に示すように、壁面に固定された手乾燥装置1は、手乾燥装置1の上部にノズル部2を持ち、ノズル部2から高速噴流を噴き出す方向に設置された水滴回収手段である乾燥室3を付属している。ノズル部2と乾燥室3の間に手を挿入して乾燥させるための処理空間4が手乾燥装置1の内部の自由空間に形成される。手乾燥装置1内にはファンモータ5、発熱手段6および制御手段7が設けられている。処理空間4の中に挿入された手を検知してファンモータ5および発熱手段6に通電するための検知手段8を手乾燥装置1の一部に付属している。ファンモータ5の上部に乾燥室3を設置しており、ノズル部2は乾燥室3の上部に位置している。
上記構成において濡れた手を処理空間4に挿入すると、検知手段8により手の存在を検知して、ファンモータ5および発熱手段6を動作させる。これにより本体下部に設置された吸込口9から外部空気を吸込み、ファンモータ5と発熱手段6を経由して温風が形成されてノズル部2より送風される。このとき差し出した手に温風が当たり、手を乾燥させる。
ノズル部2は軸受10を経由して手乾燥装置1の静止部11に設置されており、ノズル部2からの高速噴流による運動エネルギーの反力でノズル部2が回転軸12を中心として回転する構成となっている。したがってノズル部2を回転ノズル13と表現する。
回転ノズル13は軸受10と連結されており、軸受10はシール付きを使い、高圧部14と大気圧部15の両側に接触する構成としている。
軸受10の外径は回転ノズル13の外径より小さく、軸受10の内輪側を通過するように流路を設けている。
回転ノズル13は、成形可能な合成樹脂により形成されている。
回転ノズル13には、スリット状または多孔状の噴流発生部16が少なくとも1つ以上あり、噴流発生部16が回転ノズル13の回転と共に場所を変化させる。手を引っ込めると検知手段8の検出がなくなるので、ファンモータ5および発熱手段6は停止する。このような運転の作業を制御手段7にて実施する。これに伴い高速噴流が停止するため、回転ノズル13の回転も自動的に停止する。
回転ノズル13に噴流発生部16が設置された噴流発生部設置面17は、回転ノズル13の回転軸12と平行ではない。また、回転ノズル13の回転軸12は、床面に対して平行でない。
噴流発生部16から噴射される噴流の風速は70〜120m/sとすることで、回転ノズル13を駆動する力を伝達することができる。風速が70m/sより速くとなると回転ノズル13が駆動しにくくなり、回転数が低下する。また風速が120m/sより速くなると回転数が増加しすぎて水滴が除去しにくくなり乾燥効果が低下する。
風速が120m/sより速い場合は、回転ノズル13の一部に制御翼18を設置して回転数を調節することもできる。
また、風速が70m/sより遅い場合は、回転ノズル13をモータ19にて駆動させる構成とするか、あるいはファンモータ5から回転ノズル13までに空気を連通する流路20を備え、流路20の内にあり、回転ノズル13の一部に自転装置26を設け、回転ノズル13を駆動させる構成とすれば噴流の風速によらず回転させることができる。
回転ノズル13はバランスの調節をするバランス調整部21を有することでアンバランスを防ぐことができるため、振動の発生を防止できる。
また、回転ノズル13に設けた噴流発生部16の流入側にメッシュを設けたことで、噴流の発生を変化させ、騒音を低減する効果を有することができる。
回転ノズル13は手が左右あるため、左右対称となるように複数配置すると、1個の設置より効果的である。この場合、複数個ある回転ノズル13の回転軸12が平行に設置されている。
回転ノズル13が左右で逆回転をすることで、左右それぞれの回転ノズル13の噴流の干渉を防ぐことができるため、水滴が飛散することを防止することができる。
また、回転ノズル13の外側に静止した防護壁22を設けて、使用者が回転ノズル13に接触しにくくすることで安全に使用できるようにしている。
乾燥室3にて回収した水滴は、乾燥室3にあるドレン穴23を通過して、ドレンタンク24に一定の量を溜められる。ドレンタンク24は定期的にメンテナンスされ回収された水滴を廃棄するようになっている。
なお、前記ファンモータ5は、一般的に掃除機などに使用される電動送風機であり、ブラシ付モータによるものおよびブラシレスモータによるものを含み、ターボファンを使用しモータの高速回転による温度上昇を冷却しながら送出するものである。
(参考の形態1)
本発明の参考の形態1は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、回転ノズル13に設置された噴流発生部16の形状をスリット形状の変わりに複数個の孔または楕円とすることで風量、風速を変化させることもできる。
(参考の形態2)
本発明の参考の形態2は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、回転ノズル13に設置された噴流発生部16を複数設置させることで、噴流が手に接触する機会が増加し、速やかに水滴を除去することができる。
(参考の形態3)
本発明の参考の形態3は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、回転ノズル13に設置された噴流発生部16を複数箇所設け、噴流発生部16の回転軸12が通る中心点27から最も遠い位置がそれぞれ異なることで、手の異なる部位に噴流を接触させることができ、速やかに水滴を除去することができる。
(参考の形態4)
本発明の参考の形態4は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、複数の回転ノズル13の各々に設置された噴流発生部16の設置箇所や形状を変化させることで、手の各部位での水滴除去に最適な構成を作ることができる。
(参考の形態5)
本発明の参考の形態5は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図9に示すように、同様に複数の回転ノズル13の大きさを設置する場所によって変えることで乾燥時間を短縮させることもできる。
(参考の形態6)
本発明の参考の形態6は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図10、図11に示すように、回転ノズル13とは別に静止した静止ノズル25を有することで、回転ノズル13だけでは除去できない水滴を除去することができる。
静止ノズル25が左右にある回転ノズル13の間に設置したり、静止ノズル25が左右にある回転ノズル13の周辺にあることも可能である。
(参考の形態7)
本発明の参考の形態7は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図12に示すように、複数個の回転ノズル13の各々の回転軸12を交差させることもできる。
(参考の形態8)
本発明の参考の形態8は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図13および図14に示すように、乾燥室3は、ファンモータ5よりも低い位置に設置したりすることもでき、構成上の都合により設置方法を検討するべきである。
(参考の形態9)
本発明の参考の形態9は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図15から図18に示すように、壁面又は床面に固定された手乾燥装置1は、手を挿入し、付着した水滴を除去するための処理空間4を有しており、処理空間4は、手から除去された水滴が外部へ飛散しないよう処理空間4の周囲に乾燥室3が形成されている。また、乾燥室3の2つ以上の面にはノズル部2が設けられ、ノズル部2から処理空間4に向かって高速噴流を噴き出す構成となっている。手乾燥装置1内には例えば一般的に掃除機などに使用される電動送風機であり、ブラシ付モータによるものおよびブラシレスモータによるものを含み、ターボファンを使用しモータの高速回転による温度上昇を冷却しながら送出するファンモータ5及び、発熱手段6としての例えばPTCヒータおよびマイコンを搭載した回路基盤としての制御手段7が設けられており、処理空間4の中に手が挿入されると、乾燥室3の一部に設けられた例えば赤外線センサによる検知手段8により手の存在を検知して制御手段7に検知信号を送り、制御手段7によりファンモータ5および発熱手段6の通電が開始される。また、使用者の手を検知手段8が検知しなくなると、制御手段7に検知信号を送らなくなり、制御手段7はファンモータ5および発熱手段6への通電を停止する制御をしている。
上記構成において濡れた手を処理空間4に挿入すると、検知手段8により手の存在を検知して、ファンモータ5および発熱手段6を動作させる。これにより本体下部に設置された吸込口9から外部空気を吸込み、ファンモータ5と発熱手段6を経由して温風が形成されてノズル部2より送風される。このとき差し出した手に温風が当たり、手を乾燥させる。
ノズル部2は軸受10を経由して手乾燥装置1の静止部11に設置されており、ノズル部2からの高速噴流による運動エネルギーの反力でノズル部2が回転軸12を中心として回転する構成となっている。したがってノズル部2を回転ノズル13と表現する。
回転ノズル13は軸受10と連結されており、軸受10はシール付きを使い、高圧部14と大気圧部15の両側に接触する構成としている。軸受10の外径は回転ノズル13の外径より小さく、軸受10の内輪側を通過するように流路を設けている。
回転ノズル13は、成形可能な合成樹脂により形成されることで安価に製作が可能となり、且つ軽量とすることが可能となる。
回転ノズル13は例えば手の幅に合わせて直径80〜130mmとし、幅1.5〜2.5mmのスリット状または直径2〜3mmの多孔状の噴流発生部16が少なくとも1つ以上を有し、噴流発生部16が回転ノズル13の回転と共に場所を変化させる。手を引っ込めると検知手段8の検出がなくなるので、ファンモータ5および発熱手段6は停止する。このような運転の作業を制御手段7にて実施する。これに伴い高速噴流が停止するため、回転ノズル13の回転も自動的に停止する。
回転ノズル13に噴流発生部16が設置された噴流発生部設置面17は、回転ノズル13の回転軸12と平行としないことで単一平面に噴流を噴射する構成となり、対象物に絶え間なく噴流を当てることができる。また、回転ノズル13の回転軸12は、床面に対して平行でないようにすることで、使用者に対し、使い勝手の良い角度、例えば10〜30度の角度とすることで屈まずに手を挿入することができる。
噴流発生部16から噴射される噴流の風速は70〜120m/sとすることで、回転ノズル13を駆動する力を伝達することができる。風速が70m/sより速くとなると回転ノズル13が駆動しにくくなり、回転数が低下する。また風速が120m/sより速くなると回転数が増加しすぎて水滴が除去しにくくなり乾燥効果が低下する。
風速が120m/sより速い場合は、回転ノズル13の一部に制御翼18を設置して回転数を調節することもできる。例えば制御翼18は図18に示すように回転方向に対して垂直に設置することにより、回転ノズル13が回転した際に風を受けて抵抗となるため、回転力を減衰させる作用を利用して回転数を調節するものである。
また、風速が70m/sより遅い場合は、回転ノズル13をモータ19にて駆動させる構成とするか、あるいはファンモータ5から回転ノズル13までに空気を連通する流路20を備え、流路20の内にあり、回転ノズル13の一部に例えば風を受けて回転する風車の作用を使った自転装置26を設け、回転ノズル13を駆動させる構成とすれば噴流の風速によらず回転させることができる。
回転ノズル13はバランスの調節をするバランス調整部21を有することでアンバランスを防ぐことができるため、振動の発生を防止できる。バランス調整部21は、回転ノズル13の重心が回転軸12と重ならない場合に用いるものであり、回転軸12を中心とし回転ノズル13の重心位置と反対位置にバランス調節部21としての例えばリブ形状の肉厚部を設けることでアンバランスを解消するものである。
また、回転ノズル13に設けた噴流発生部16の流入側にメッシュを設けたことで、噴流の発生前に渦を発生させることで噴流を変化させ、騒音を低減する効果を有することができる。メッシュは例えば20〜80メッシュサイズのステンレス製金網を使用しても良いし、樹脂製のプリネットフィルターを用いても良い。なお、設置方法としては、風の流れる方向に対し、垂直に設置すると効果がある。
また、回転ノズル13は手が左右あるため、左右対称となるように複数配置すると、1個の設置より効果的である。この場合、複数個ある回転ノズル13の回転軸12が平行に設置されていると手を横並びに挿入できる使い勝手の良いものとなる。
回転ノズル13が左回転と右回転となるような逆回転をすることで、左右それぞれの回転ノズル13の噴流の干渉を防ぐことができるため、水滴が飛散することを防止することができる。
また、回転ノズル13の外側に静止した防護壁22を設けて、使用者が回転ノズル13に接触しにくくすることで安全に使用できるようにしている。
乾燥室3にて回収した水滴は、乾燥室3にあるドレン穴23を通過して、ドレンタンク24に一定の量を溜められる。ドレンタンク24は定期的にメンテナンスされ回収された水滴を廃棄するようになっている。
(参考の形態10)
本発明の参考の形態10は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図19及び図20に示すように、回転ノズル13に設置された噴流発生部16の形状をスリット形状の変わりに複数個の孔または楕円とすることで風量、風速を変化させることもできる。例えば直径2〜3mmの孔とすることで手の一点に集中して噴流を当てることができる。
(参考の形態11)
本発明の参考の形態11は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図21及び図22に示すように回転ノズル13に設置された噴流発生部16を複数設置させることで、噴流が手に接触する機会が増加し、速やかに水滴を除去することができる。
(参考の形態12)
本発明の参考の形態12は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図23及び図24に示すように回転ノズル13に設置された噴流発生部16を複数箇所設け、噴流発生部16の回転軸12から最も遠い位置がそれぞれ異なることで、手の各部位での水滴除去に最適な構成を作ることができる。例えば、スリット状の噴流発生部16を半径方向に複数設置し、且つ回転軸12に対しそれぞれ角度をつけることにより、それぞれの噴流発生部16は手の別の部位に噴流を当てることができ、水滴を効率良く除去することができる。
(参考の形態13)
本発明の参考の形態13は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図25及び図26に示すように複数の回転ノズル13の各々に設置された噴流発生部16の設置箇所や形状を変化させることで、手の各部位での水滴除去に最適な構成を作ることができる。
(参考の形態14)
本発明の参考の形態14は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図27及び図28に示すように同様に複数の回転ノズル13の大きさを設置する場所によって変えることで乾燥時間を短縮させることもできる。
(参考の形態15)
本発明の参考の形態15は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図29から図32に示すように回転ノズル13とは別に静止した静止ノズル25を有することで、回転ノズル13だけでは除去できない水滴を除去することができる。
指先の水滴が除去できない場合は、例えば図29及び図30に示すように静止ノズル25が左右にある回転ノズル13の間に設置することで親指周りの水滴を除去する構成としたり、例えば図31及び32に示すように静止ノズル25が左右にある回転ノズル13の周辺に設置することで指先や手の側面、指の間などの水滴を除去することで残水の無い乾燥が可能である。
(参考の形態16)
本発明の参考の形態16は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図33及び図34に示すように複数個の回転ノズル13の各々の回転軸12を交差させることもできる。例えば、八の字に手を挿入する乾燥室を形成した場合には回転軸12を交差させるように回転ノズル13を配置することで、手に垂直に噴流を噴射することができ、乾燥効果の高い手乾燥装置が提供できる。
(参考の形態17)
本発明の参考の形態17は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図35に示すように乾燥室3は、ファンモータ5よりも低い位置することで、本体の設置位置を高くすることができ、狭いトイレ空間内においても洗面台の横などに手乾燥装置を設置することができる。
(参考の形態18)
本発明の参考の形態18は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図35に示すように少なくとも1組以上の回転ノズル13が対向するように設置することで挿入された手の両面より噴流を当てることができ、乾燥時間短縮に効果がある。また、対向して設置した回転ノズル13の回転方向を同一方向または逆回転とすることで水滴の除去方向を制御することができる。
(参考の形態19)
本発明の参考の形態19は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図36に示すようにファンモータ5の能力に余裕があり、回転しなくとも十分乾燥時間を満足できる場合や、回転ノズル13を設置するスペースが無い場合によっては、乾燥室3を形成する面の少なくとも1面は静止ノズル25のみとすることも可能である。
(参考の形態20)
本発明の参考の形態20は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図37に示すようにファンモータ5を2個使用することでさらに風量の増加が可能であるため、乾燥時間短縮に効果がある。また、図38に示すように流路20中で合流させる構成とすることで設置する流路は1つとなり、部品点数削減に効果がある。また、図39に示すようにファンモータ5からの流路20を2系統とすることで高圧空気の風量や圧力に差を設けてノズル部へ供給する際に有効である。また、図39に示すようにファンモータ5を乾燥室3の上下に1個づつ配置することも可能である。
本発明にかかる手乾燥装置は、噴流発生部が場所を移動することにより手乾燥を速やかに実施できると共に、噴流発生部を多く設置する必要がないため、ファンモータからの風量を少なくすることができるため本体の消費電力を少なくできるとともに本体の大きさをコンパクトにすることができるという効果がある。
よって、洗面所やトイレ等で手を洗い、濡れた手を乾燥させる装置等に有効であり、また、一般的に液体によって濡れたものを乾燥させる用途としても適用できる。
本発明の実施の形態1の構造を示す側断面図 同斜視図 同実施の形態1の一部の構造を示す側断面図 同実施の形態1の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態1の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態2の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態3の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態4の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態5の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態6の構造を示す斜視図 同参考の形態6の別の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態7の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態8の構造を示す斜視図 同側断面図 本発明の参考の形態9の構造を示す側断面図 同斜視図 同斜視図 同参考の形態9の一部の構造を示す側断面図 本発明の参考の形態10の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態11の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態12の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態13の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態14の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態15の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態15の別の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態16の構造を示す斜視図 同斜視図 本発明の参考の形態17及び参考の形態18の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態19の構造を示す斜視図 本発明の参考の形態20の構造を示す一部断面を含む斜視図 同一部断面を含む斜視図 同側断面図 従来の手乾燥装置の一例を示す縦断面図 同斜視図 従来の手乾燥装置の一例を示す斜視図 同断面図
符号の説明
1 手乾燥装置
2 ノズル部
3 乾燥室
4 処理空間
5 ファンモータ
6 発熱手段
7 制御手段
8 検知手段
9 吸込口
10 軸受
11 静止部
12 回転軸
13 回転ノズル
14 高圧部
15 大気圧部
16 噴流発生部
17 噴流発生部設置面
18 制御翼
19 モータ
20 流路
21 バランス調整部
22 防護壁
23 ドレン穴
24 ドレンタンク
25 静止ノズル
26 自転装置
27 中心点

Claims (2)

  1. 凹状に形成された乾燥室と、前記乾燥室を形成する1つの面から噴流を噴射する噴流発生部を備えたノズル部と、前記噴流発生部から噴出する空気を送出するファンモータとを備えた手乾燥装置であって、前記噴流発生部が移動することを特徴とする手乾燥装置。
  2. 噴流発生部が回転移動することを特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
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