JP5659401B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、手乾燥装置に関するものである。
従来、この種の手乾燥装置は、噴流により水滴を手から剥離させ、手の乾燥をする方式としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その手乾燥装置の一例について図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、手乾燥装置101は、外部に向って開口した挿入口102から手を抜き差しできる手乾燥室103を有し、この手乾燥室103に挿入される手に対して高圧空気発生部104により生成される噴流を吹き当てて、噴流の運動エネルギーにより手に付着した水分を払拭するように構成したもので、手乾燥室103を前方に挿入口102を有する前後方向の空間として構成し、その下方には水受け部105を構成し、かつ手乾燥室103へ上側から下向きに奥側に向って5度から30度の吹出し角度をもって上記噴流を吹出させたことを特徴としている。
特開2004−716号公報
このような従来の手乾燥装置においては、噴流の方向が手乾燥室へ上側から下向きに奥側に向って5度から30度の吹出し角度をもっているため、手乾燥室へ手を挿入する際に噴流が手に当たりにくくなるため指先を下方に向けることが難しく、手乾燥室へ手を水平に挿入せねばならず、噴流の運動エネルギーしか利用できず、重力を手乾燥に効率よく生かせないという課題があった。また、噴流のエネルギーを効率よく利用するためには、手を噴流に略垂直に当てることが望ましいが、手を噴流に略垂直に当てるためには指先を上方に向ける必要があり、指先を上方に向けることで重力により使用者の手首側に水滴が移動するため、衣類が濡れたり、手首に水滴が残ってしまうという課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、手乾燥室へ手を挿入する際に指先を下方に向けやすく、噴流の運動エネルギーに加えて重力を利用でき、効率よく手乾燥を実施でき、かつ噴流の運動エネルギーを効率よく生かすために、手を噴流に略垂直に当てた際にも、重力により使用者の手首側に水滴が移動せず衣類が濡れたり、手首に水滴が残ることを防止できる手乾燥装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、手を挿入できる開口を有する手乾燥室と、前記手乾燥室に設け前記手乾燥室に挿入された手に向かって昇圧された高圧空気を噴流として吹出す複数の吹出し口と、空気を取り入れる吸込み口と、前記吸込み口と前記複数の吹出し口を連通する流路と、前記吸込み口と前記複数の吹出し口の間に設けられ、前記空気を昇圧して前記高圧空気を生み出す高圧空気発生手段とを備え、前記複数の吹出し口から吹出す噴流の吹出し方向が手挿入側であり上方から下方となるように吹出し口が前記手乾燥室の上部の面に設けられた手乾燥装置において、前記上部の面は、挿入する手の指先を下方に向けやすくするように前記複数の吹出し口より手挿入側手乾燥室の奥に向かうに従い下方に傾斜した上部斜面を備え、前記複数の吹出し口は、それぞれ吹出す噴流が前記手乾燥装置の両側壁面の中央面に集中するように、中央面を折り返し面として対称にV字形状に配置した手乾燥装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、手乾燥装置を使用する際に、手乾燥室上部の複数の吹出し口から吹出す噴流の吹出し方向が手挿入側であり、前記複数の吹出し口より手挿入側の前記手乾燥室の上部の面が、手挿入側から前記手乾燥室の奥側に向かうに従い下方に傾斜していることで、手乾燥室へ手を挿入する際に指先を下方に向けやすく、噴流の運動エネルギーに加えて重力を利用でき、効率よく手乾燥を実施でき、かつ噴流の運動エネルギーを効率よく生かすために、手を噴流に略垂直に当てた際にも、重力により使用者の手首側に水滴が移動せず衣類が濡れたり、手首に水滴が残ることを防止できる。加えて、使用者が手乾燥の際に中央面近傍で手もみをした場合でも、手もみをする手に噴流が集中するため効率よく手乾燥を行うことができる。
本発明の実施の形態1の手乾燥装置の斜視図 本発明の実施の形態1の手乾燥装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態1の手乾燥装置の流体素子ノズルの拡大断面を示す構成図 本発明の参考例1の手乾燥装置の断面斜視図 本発明の参考例1の手乾燥装置の可動ノズルの拡大斜視図 従来技術の一例を示す斜視図
本発明の請求項1記載の手乾燥装置は、手を挿入できる開口を有する手乾燥室と、前記手乾燥室に設け前記手乾燥室に挿入された手に向かって昇圧された高圧空気を噴流として吹出す複数の吹出し口と、空気を取り入れる吸込み口と、前記吸込み口と前記複数の吹出し口を連通する流路と、前記吸込み口と前記複数の吹出し口の間に設けられ、前記空気を昇圧して前記高圧空気を生み出す高圧空気発生手段とを備え、前記複数の吹出し口から吹出す噴流の吹出し方向が手挿入側であり上方から下方となるように吹出し口が前記手乾燥室の上部の面に設けられた手乾燥装置において、前記上部の面は、挿入する手の指先を下方に向けやすくするように前記複数の吹出し口より手挿入側手乾燥室の奥に向かうに従い下方に傾斜した上部斜面を備え、前記複数の吹出し口は、それぞれ吹出す噴流が前記手乾燥装置の両側壁面の中央面に集中するように、中央面を折り返し面として対称にV字形状に配置した手乾燥装置である。これにより、手乾燥室へ手を挿入する際に指先を下方に向けやすく、噴流の運動エネルギーに加えて重力を利用でき、水滴を指先に移動させることができるので効率よく手乾燥を実施でき、かつ噴流の運動エネルギーを効率よく生かすために、手を噴流に略垂直に当てた際にも、重力により使用者の手首側に水滴が移動せず衣類が濡れたり、手首に水滴が残ることを防止できる。
また、複数の噴流の吹出し方向が、手乾燥装置の両側壁面の中央面に略集中することで、噴流により手から吹き飛ばされた水滴も中央面付近に集まるため、手乾燥室外へ水滴が飛散するのを防止することができる。また、使用者が手乾燥の際に中央面近傍で手もみをした場合でも、手もみをする手に噴流が集中するため効率よく手乾燥を行うことができる。
また、複数の吹出し口から吹出す噴流が手挿入方向に対して略垂直に振動し、手の任意の位置で、手の挿入方向と略垂直方向一列の水滴を吹き飛ばすことを特徴とするものであり、手を引き抜く際に手首側から指先方向に水滴を移動させることができるため、乾きムラなく効率よく手乾燥を行うことができる。
また、複数の吹出し口と高圧空気発生手段との間に、高圧空気を取り入れる流入口と、高圧空気の流れに対し垂直方向の断面が略長方形で外部に向けて拡大する流出口と、前記流入口から前記流出口を連通する略長方形の主流路と、前記主流路の長辺側の片面から分岐して、反対側の前記主流路の長辺側の面に連通する循環風路部とを備えて、前記流出口から吹出す噴流を前記主流路の短辺方向に振動させる流体素子ノズルを設けたことを特徴とするものであり、複数の吹出し口から吹出す噴流が振動することで広範囲に噴流を送ることができるため、複数の吹出し口の数を減らすことができ、風速を維持したまま風量を低減することで消費電力を低減することができる。また、可動部がないため可動部の劣化などがなく、長期間安定して噴流振動を実現することができる。また駆動手段が不要なため装置をコンパクトにすることができる。
また、流体素子ノズルの循環風路部が、手乾燥装置の表面パネルと高圧空気発生手段との間に配置されたことを特徴とするものであり、流体素子ノズルの循環風路部が、手乾燥装置の表面パネルと高圧空気発生手段との間に配置されたことで、高圧空気発生手段から生じる騒音が表面パネルに伝わるのを循環風路部が物理的に障害物となり抑制するため、騒音を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に手乾燥装置11の斜視図を、図2に手乾燥装置11の断面図を示すように、手乾燥装置11は、手を挿入できる開口32を有する手乾燥室12と、手乾燥室12の内壁面の上部に設けられ、手乾燥室12に挿入された手に向かって昇圧された高圧空気を噴流13として手挿入側に上方から下方に吹出す複数の吹出し口15と、手挿入側から手乾燥室12の奥側に向かうに従い下方に傾斜して設けられた、複数の吹出し口15より手挿入側の手乾燥室12の上部斜面31と、空気を取り入れる吸込み口16と、吸込み口16と複数の吹出し口15を連通する流路17と、吸込み口16と複数の吹出し口15の間に設けられ、空気を昇圧して高圧空気を生み出す高圧空気発生手段18とを備え、複数の吹出し口15と高圧空気発生手段18との間に、噴流13を手挿入方向14に対して略垂直の噴流振動方向19に振動数100Hzで振動させる流体素子ノズル20を設けた構成である。
複数の吹出し口15は、それぞれの吹出し口15から吹出す噴流13が手乾燥装置11の両側の側壁面22の中央面23に略集中するように、中央面23を折り返し面として中央面23に対して対称にV字形状に配置されている。また、複数の吹出し口15と対向する位置に、複数の吹出し口15から吹出す噴流13の吹出し方向に対して略垂直に水受け手段21が設けられている。
また、流体素子ノズル20は図3にその拡大断面図を示すように、高圧空気を取り入れる流入口24と、高圧空気の流れに対し垂直方向の断面が略長方形で外部に向けて拡大する流出口25と、流入口24から流出口25を連通する略長方形の主流路26と、主流路26の長辺側の面a27から分岐して、反対側の主流路26の長辺側の面b28に連通する循環風路部29とを備えた構成となっており、面a27、面b28の圧力差により循環風路部29の内部の気体を駆動し、その結果圧力差が反転し、再び気体が駆動されることで流出口25から吹出す噴流13を主流路26の短辺方向である噴流振動方向19に振動させるものである。
また、流体素子ノズル20の循環風路部29は、図2に示すように手乾燥装置11の本体内である表面パネル30と高圧空気発生手段18との間に配置されている。ここで、高圧空気とは大気圧以上の圧力の空気を表し、例えば3から12kPa程度であり、高圧空気を発生する高圧空気発生手段18としてはブロワなどのファンが挙げられる。また、噴流13としては、風速50m/sから130m/s程度の高速風が望ましい。また、ここでは一例として噴流の振動数を100Hzとしたが、20Hz以上であれば噴流振動の効果を十分に得ることができる。
このような構成によれば、手乾燥装置を使用する際に、手乾燥室へ手を挿入する際に指先を下方に向けやすく、噴流の運動エネルギーに加えて重力を利用でき、効率よく手乾燥を実施でき、かつ噴流の運動エネルギーを効率よく生かすために、手を噴流に略垂直に当てた際にも、重力により使用者の手首側に水滴が移動せず衣類が濡れたり、手首に水滴が残ることを防止できる。
また、吸込み口を手乾燥室の内壁面に設けたことで、複数の吹出し口から吹出された噴流が手乾燥室外へ流出するのを減少させることができるため、複数の吹出し口から吹出された噴流が手乾燥室外へ流出する際に空気と一緒に手乾燥室外へ飛散する水を減少させ、使用者に水がかかるのを防止することができる。
また、複数の吹出し口と対向する位置に、複数の吹出し口から吹出す噴流の吹出し方向に対して略垂直に水受け手段を設けたことで、複数の吹出し口から吹出された噴流により手から吹き飛ばされた水滴を水受け手段により受け止めることができるため、手乾燥室外へ水滴が飛散するのを防止することができる。ここで、水受け手段の表面が滑らかであれば、噴流が水受け手段に衝突する際に生じる騒音を低減することができる。
また、複数の吹出し口が、それぞれの吹出し口から吹出す噴流が手乾燥装置の両側壁面の中央面に略集中するように、中央面を折り返し面として中央面に対して対称にV字形状に配置されているため、複数の噴流の吹出し方向が、手乾燥装置の両側壁面の中央面に略集中することで、噴流により手から吹き飛ばされた水滴も中央面付近に集まるため、手乾燥室外へ水滴が飛散するのを防止することができる。また、使用者が手乾燥の際に中央面近傍で手もみをした場合でも、手もみをする手に噴流が集中するため効率よく手乾燥を行うことができる。
また、複数の吹出し口から吹出す噴流が振動することで広範囲に噴流を送ることができるため、複数の吹出し口の数を減らすことができ、風速を維持したまま風量を低減することで消費電力を低減することができる。
また、噴流の振動方向が手挿入方向に対して略垂直であることで、手の任意の位置での、手の挿入方向と略垂直方向一列の水滴を吹き飛ばすことができるため、手を引き抜く際に手首側から指先方向に水滴を移動させることができるため、乾きムラなく効率よく手乾燥を行うことができる。
また、噴流の振動数が20Hz以上であることで、手を引き抜く速度より充分速く噴流が振動するため、手全体に噴流を接触させることができ、効率よく手乾燥が実施できる。
また、流体ノズルを用いることで、複数の吹出し口から吹出す噴流が振動することで広範囲に噴流を送ることができるため、複数の吹出し口の数を減らすことができ、風速を維持したまま風量を低減することで消費電力を低減することができる。また、可動部がないため可動部の劣化などがなく、長期間安定して噴流振動を実現することができる。また駆動手段が不要なため装置をコンパクトにすることができる。
また、流体素子ノズルの循環風路部が、手乾燥装置の表面パネルと高圧空気発生手段との間に配置されたことで、高圧空気発生手段から生じる騒音が表面パネルに伝わるのを循環風路部が物理的に障害物となり抑制するため、騒音を低減することができる。また、手乾燥装置の本体内に配置されたことで、外部からの衝撃などにより循環風路部が損傷することを防止することができるため、長期間安定して噴流振動を実現することができる。
参考例1
図4に手乾燥装置41の断面斜視図示すように、手乾燥装置41は、手を挿入できる開口56を有する手乾燥室42と、手乾燥室42の内壁面の開口56より下部に設けられ、手乾燥室42に挿入された手に向かって昇圧された高圧空気を噴流43として、手挿入側と反対方向で、下方から上方に吹出す複数の吹出し口45と、手挿入側から手乾燥室42の奥側に向かうに従い下方に傾斜し、複数の吹出し口45の設けられた手乾燥室12の開口56より下部の面である下部斜面55と、空気を取り入れる吸込み口46と、吸込み口46と複数の吹出し口45を連通する流路47と、吸込み口46と複数の吹出し口45の間に設けられ、空気を昇圧して高圧空気を生み出す高圧空気発生手段48とを備え、複数の吹出し口45と高圧空気発生手段48との間に、噴流43を手挿入方向44に対して略垂直の噴流振動方向49に振動数20Hzで振動させる可動ノズル50を設けた構成である。
また、複数の吹出し口45と対向する位置に、水受け手段51が設けられている。また、可動ノズル50は図5にその拡大斜視図を示すように、可動部材で構成されるスイングノズル52と、スイングノズル52を振動させるための駆動手段であるモータ53とモータ53で生じた回転運動をスイングノズル52の直線往復運動に変換するクランク54で構成されている。
ここで、高圧空気とは大気圧以上の圧力の空気を表し、例えば3から12kPa程度であり、高圧空気を発生する高圧空気発生手段48としてはブロワなどのファンが挙げられる。また、噴流43としては、風速50m/sから130m/s程度の高速風が望ましい。また、ここでは一例として噴流の振動数を20Hzとしたが、20Hz以上であれば噴流振動の効果を十分に得ることができる。
このような構成によれば、手乾燥装置を使用する際に、手に付着した水滴が重力により噴流が当たる手の下方に移動するため、吹出された噴流の力が効率よく水滴に作用することで、手に付着した水滴を効率よく剥離することができ、より少ないエネルギーで手乾燥を実施することができる。また、噴流の運動エネルギーを効率よく生かすために、手を噴流に略垂直に当てた際にも重力により水滴は指先側に移動するため使用者の手首側に水滴が移動せず衣類が濡れたり、手首に水滴が残ることを防止することができる。
また、複数の吹出し口から吹出す噴流が振動することで広範囲に噴流を送ることができるため、複数の吹出し口の数を減らすことができ、風速を維持したまま風量を低減することで消費電力を低減することができる。また、噴流の振動数を駆動手段により容易に制御することができる。
本発明にかかる手乾燥装置は、挿入した手に付着した水分を乾かすことができるため、洗面所やトイレ等で手を洗い、濡れた手を乾燥させる装置等に有効であり、また、一般的に液体によって濡れたものを乾燥させる用途としても適用できる。
11 手乾燥装置
12 手乾燥室
13 噴流
14 手挿入方向
15 吹出し口
16 吸込み口
17 流路
18 高圧空気発生手段
19 噴流振動方向
20 流体素子ノズル
21 水受け手段
22 側壁面
23 中央面
24 流入口
25 流出口
26 主流路
27 面a
28 面b
29 循環風路部
30 表面パネル
31 上部斜面
32 開口
41 手乾燥装置
42 手乾燥室
43 噴流
44 手挿入方向
45 吹出し口
46 吸込み口
47 流路
48 高圧空気発生手段
49 噴流振動方向
50 可動ノズル
51 水受け手段
52 スイングノズル
53 モータ
54 クランク
55 下部斜面
56 開口
101 手乾燥装置
102 挿入口
103 手乾燥室
104 高圧空気発生部
105 水受け部

Claims (4)

  1. 手を挿入できる開口を有する手乾燥室と、前記手乾燥室に設け前記手乾燥室に挿入された手に向かって昇圧された高圧空気を噴流として吹出す複数の吹出し口と、空気を取り入れる吸込み口と、前記吸込み口と前記複数の吹出し口を連通する流路と、前記吸込み口と前記複数の吹出し口の間に設けられ、前記空気を昇圧して前記高圧空気を生み出す高圧空気発生手段とを備え、前記複数の吹出し口から吹出す噴流の吹出し方向が手挿入側であり上方から下方となるように吹出し口が前記手乾燥室の上部の面に設けられた手乾燥装置において、前記上部の面は、挿入する手の指先を下方に向けやすくするように前記複数の吹出し口より手挿入側手乾燥室の奥に向かうに従い下方に傾斜した上部斜面を備え、前記複数の吹出し口は、それぞれ吹出す噴流が前記手乾燥装置の両側壁面の中央面に集中するように、中央面を折り返し面として対称にV字形状に配置した手乾燥装置。
  2. 複数の吹出し口から吹出す噴流が手挿入方向に対して略垂直に振動し、手の任意の位置で、手の挿入方向と略垂直方向一列の水滴を吹き飛ばすことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 複数の吹出し口と高圧空気発生手段との間に、高圧空気を取り入れる流入口と、高圧空気の流れに対し垂直方向の断面が略長方形で外部に向けて拡大する流出口と、前記流入口から前記流出口を連通する略長方形の主流路と、前記主流路の長辺側の片面から分岐して、反対側の前記主流路の長辺側の面に連通する循環風路部とを備えて、前記流出口から吹出す噴流を前記主流路の短辺方向に振動させる流体素子ノズルを設けたことを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
  4. 流体素子ノズルの循環風路部が、手乾燥装置の表面パネルと高圧空気発生手段との間に配置されたことを特徴とする請求項に記載の手乾燥装置。
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