JP3855294B2 - 手乾燥装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面所やトイレ・キッチン等で使用する、水で手を洗った後、手を乾かすために用いる手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水洗等によって濡れた手をタオルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温風に手をかざすことによって手を乾燥する手乾燥装置が使用されている。この中には、例えばヘヤドライヤとしても使用できるもの、また水滴の飛散を防止する構成を備えているもの、あるいは紫外線によって殺菌する機能を負荷した構成のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記従来の手乾燥装置は、乾燥の完了までに約20秒〜1分の時間を必要としており、使い勝手が悪いという課題を有している。つまり、使用者は乾燥完了まで待てずに結局タオルやハンカチで濡れた手を拭いているのが実態である。また、手のひらや手の甲は乾燥しても、手の側面・指先、指の間、指の付け根にはまだ水分が残っていたりするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような従来の構成が有している課題を解決するもので、高速の渦巻気流の中に手を挿入することによって、噴出孔から噴出した気流を渦巻状に回転しながら吸込口内に吸込ませて手の各部に付着している水分を吹き飛ばし、乾燥時間の短い、また手の各部を万遍なく乾燥できる手乾燥装置としているものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、吸込口の手前に設けた渦巻状の案内羽根によって、噴出孔から噴出する気流は渦巻状となり、手挿入口に挿入した手の各部に付着した水分を万遍なく吹き飛ばして、短時間で手を乾燥できる手乾燥装置としている。
【0006】
請求項2に記載した発明は、吸込口と電動送風機とを連通する通路内に設けた渦巻状の案内羽根によって、手挿入口を流れる気流を渦巻き状とすると共に、手挿入口の容積を大きく採れる手乾燥装置としている。
【0007】
【実施例】
以下本発明の実施例について説明する。図1は本実施例の構成を示す断面図、図2は手挿入口側から見た正面図である。
【0008】
筐体1の一側には、水道水等によって濡れた手を挿入する手挿入口2を設けている。また筐体1の内部には電動送風機3を設けており、手挿入口2から吸引した空気を送風経路4から手挿入口2内に送風しいる。手挿入口2の入口近傍には、前記電動送風機3の送風気流を噴出する噴出孔5を設けている。噴出孔5から噴出した気流は、手挿入口2の奥に設けている渦巻状の案内羽根7から吸込口6に、更に通路8を通って電動送風機3に案内される。
【0009】
以下本実施例の動作について説明する。使用者が濡れた手を手挿入口2に挿入すると、図示していないセンサが作用して、電動送風機3が回転を開始する。電動送風機3は、手挿入口2から吸引した空気を送風経路4から手挿入口2に設けている噴出孔5に送風する。このとき噴出孔5から噴出される気流は、噴出孔5を通ることによって高速となっており、また渦巻状とした案内羽根7によって渦巻状に回転しながら吸込口6内に吸い込まれ、通路8から電動送風機3内に流入する。従って、手挿入口2内に挿入している手には、各部に高速の渦巻状の気流が衝突して、手の各部に付着している水分はスムースに吹き飛ばされる。
【0010】
つまり本実施例では、吸込口6の手前に設けた渦巻状の案内羽根7によって、手挿入口2を流れる高速の気流を渦巻状として、手の各部に付着している水分を万遍なく吹き飛ばすように作用するものである。
【0011】
このとき、図3・図4に示しているように、通路6内に渦巻状の案内羽根9を設けた構成とした場合には、同様に手挿入口2に高速の渦巻状の気流を流すことができ、また手挿入口2の容積を大きく採ることができる。従って、使用者は深く濡れた手を手挿入口2に挿入することができる。
【0012】
なお前記各実施例では手乾燥装置として横置きのものを示しているが、縦置きとして上方から手を挿入するようにしても支障はないものである。
【0013】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、手を挿入する手挿入口と、手挿入口から吸引した空気を送風する電動送風機と、手挿入口内に設けた電動送風機の送風空気を噴出する噴出孔と、噴出孔より噴出した高速気流を回収し電動送風機に戻す手挿入口の奥に設けた吸込口と、吸込口の手前に設けた渦巻状の案内羽根とを備えた構成として、高速の渦巻気流の中に手を挿入することによって、噴出孔から噴出した気流を渦巻状に回転しながら吸込口内に吸込ませて手の各部に付着している水分を吹き飛ばし、噴出孔から吸込口に吸い込まれる高速渦巻気流が手の各部に万遍なく衝突することにより、乾燥時間の短い、また手の各部を万遍なく乾燥できる手乾燥装置を実現するものである。
【0014】
請求項2に記載した発明は、手を挿入する手挿入口と、手挿入口から吸引した空気を送風する電動送風機と、手挿入口内に設けた電動送風機の送風空気を噴出する噴出孔と、噴出孔より噴出した高速気流を回収し電動送風機に戻す手挿入口の奥に設けた吸込口と、吸込口と電動送風機とを連通する通路内に設けた渦巻状の案内羽根とを備えた構成として、特に手挿入口の容積を大きく採れ、使い勝手の良い手乾燥装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である手乾燥装置を示す側断面図
【図2】同、正面図
【図3】同、通路内に案内羽根を設けた手乾燥装置を示す側断面図
【図4】同、正面図
【符号の説明】
1 筐体
2 手挿入口
3 電動送風機
5 噴出孔
6 吸込口
7 案内羽根
8 通路
9 案内羽根
Claims (2)
- 手を挿入する手挿入口と、手挿入口から吸引した空気を送風する電動送風機と、手挿入口内に設けた電動送風機の送風空気を噴出する噴出孔と、噴出孔より噴出した高速気流を回収し電動送風機に戻す手挿入口の奥に設けた吸込口と、吸込口の手前に設けた渦巻状の案内羽根とを備え、前記噴出孔から噴出した気流を渦巻状に回転しながら前記吸込口内に吸込ませて手の各部に付着している水分を吹き飛ばすような高速の渦巻状の気流を発生させるようにした手乾燥装置。
- 手を挿入する手挿入口と、手挿入口から吸引した空気を送風する電動送風機と、手挿入口内に設けた電動送風機の送風空気を噴出する噴出孔と、噴出孔より噴出した高速気流を回収し電動送風機に戻す手挿入口の奥に設けた吸込口と、吸込口と電動送風機とを連通する通路内に設けた渦巻状の案内羽根とを備え、前記噴出孔から噴出した気流を渦巻状に回転しながら前記吸込口内に吸込ませて手の各部に付着している水分を吹き飛ばすような高速の渦巻状の気流を発生させるようにした手乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05572396A JP3855294B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 手乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05572396A JP3855294B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 手乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238866A JPH09238866A (ja) | 1997-09-16 |
JP3855294B2 true JP3855294B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=13006790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05572396A Expired - Lifetime JP3855294B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 手乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3855294B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8037619B2 (en) * | 2009-04-28 | 2011-10-18 | Hokwang Industries Co., Ltd. | Air intake structure for hand dryers of high airflow pressure |
KR20220028829A (ko) | 2020-08-31 | 2022-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 건조장치 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP05572396A patent/JP3855294B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09238866A (ja) | 1997-09-16 |
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