JP2008073483A - 濡れ手脱湿乾燥器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、手洗い後の濡れ手を送風により脱湿乾燥する2個のサイクロンを設けた濡れ手脱湿乾燥器を提供する。
【解決手段】 双胴サイクロン式の脱湿乾燥部を設け、濡れ手入口にエアカーテンを設け、半密封室の中で濡れ手脱湿乾燥を効率良く行い、排気を静圧で壁側下部に排出する外装函体に収納した電力を節約し、衛生的に使用できる濡れ手脱湿乾燥器。
【選択図】図1
【解決手段】 双胴サイクロン式の脱湿乾燥部を設け、濡れ手入口にエアカーテンを設け、半密封室の中で濡れ手脱湿乾燥を効率良く行い、排気を静圧で壁側下部に排出する外装函体に収納した電力を節約し、衛生的に使用できる濡れ手脱湿乾燥器。
【選択図】図1
Description
本発明は、手洗い後の濡れ手を送風により脱湿乾燥する2個のサイクロンを設けた濡れ手脱湿乾燥器に関するものである。
従来、濡れ手を入れる開放型の脱湿乾燥部に複数の空気の吹出ノズル部を1列又は2列に配置し、圧送する冷風又は温風を送り、赤外線センサーを手入口に設けて、手が入っている間、送風機が起動し、手を抜き出すと停止する方式の濡れ手乾燥器があった。
そのために、次のような問題があった。
(イ)濡れ手を入れる脱湿乾燥部が開放型であるため、送風の圧力、風量の損失が大きく、消費電力が大きくなる。
(ロ)濡れ手を入れる部分が開放型であるため、脱湿した水分を含んだ空気が周辺に飛散して飛沫が使用者の呼吸に混入する可能性がある。
特に子供の場合、開放部に顔が近いので、衛生面の配慮に問題を残す。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ)濡れ手を入れる脱湿乾燥部が開放型であるため、送風の圧力、風量の損失が大きく、消費電力が大きくなる。
(ロ)濡れ手を入れる部分が開放型であるため、脱湿した水分を含んだ空気が周辺に飛散して飛沫が使用者の呼吸に混入する可能性がある。
特に子供の場合、開放部に顔が近いので、衛生面の配慮に問題を残す。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ)左右両手のそれぞれを入れて脱湿乾燥する2個のサイクロン筒を設ける。
各1個の濡れ手入口リングに赤外線センサーの送受信部をリングの左右対称の収納箇所に置き、その下にエアカーテン・ノズルを設ける。
2個のサイクロンに送風する1個の空気取入フィルターを持つ電動送風機と、2個のエアカーテン・ノズルと2個のサイクロンに空気を送風する4方分岐ダクトを設けた濡れ手脱湿乾燥器である。
(ロ)サイクロンの下部狭部で上昇気流乾燥を止めるため、サイクロン筒の下部中芯に末端が突出する円錐体を設ける。
サイクロンの下部端末を円錐体に沿って一定間隙を保って広げた下部形状をしたサイクロンであり、円錐体表面に端末へ湿気を含んだ空気を勢いよく排出させるための、サイクロン方向に合せたS字状又は逆S字状の盛上げ加工をしてあるサイクロンを用いる濡れ手脱湿乾燥器である。
(ハ)両手を装置の中に差し入れるために適当な傾斜面に濡れ手脱湿乾燥器の2個のサイクロン部を設ける。
サイクロン端末には脱湿用不織布パット付トレーと脱水タンクを兼備したトレー引出しを設ける。
静圧になった脱湿排気を壁側下方に排出する排気口を設けた外装函体に収納された濡れ手脱湿乾燥器である。
各1個の濡れ手入口リングに赤外線センサーの送受信部をリングの左右対称の収納箇所に置き、その下にエアカーテン・ノズルを設ける。
2個のサイクロンに送風する1個の空気取入フィルターを持つ電動送風機と、2個のエアカーテン・ノズルと2個のサイクロンに空気を送風する4方分岐ダクトを設けた濡れ手脱湿乾燥器である。
(ロ)サイクロンの下部狭部で上昇気流乾燥を止めるため、サイクロン筒の下部中芯に末端が突出する円錐体を設ける。
サイクロンの下部端末を円錐体に沿って一定間隙を保って広げた下部形状をしたサイクロンであり、円錐体表面に端末へ湿気を含んだ空気を勢いよく排出させるための、サイクロン方向に合せたS字状又は逆S字状の盛上げ加工をしてあるサイクロンを用いる濡れ手脱湿乾燥器である。
(ハ)両手を装置の中に差し入れるために適当な傾斜面に濡れ手脱湿乾燥器の2個のサイクロン部を設ける。
サイクロン端末には脱湿用不織布パット付トレーと脱水タンクを兼備したトレー引出しを設ける。
静圧になった脱湿排気を壁側下方に排出する排気口を設けた外装函体に収納された濡れ手脱湿乾燥器である。
(イ)本発明の双胴サイクロン方式を用いれば脱湿乾燥部が半密封状態になるため、脱湿効果が効率良くなり消費電力が節減できる。
(ロ)濡れ手入口のエアカーテンの働きにより、使用者への送風及び排気の混合した空気が吹き掛かることがなく、排気を静圧にして壁側下部へ排出するため衛生的に使用できる。
(ロ)濡れ手入口のエアカーテンの働きにより、使用者への送風及び排気の混合した空気が吹き掛かることがなく、排気を静圧にして壁側下部へ排出するため衛生的に使用できる。
(イ)双胴サイクロン式濡れ手脱湿乾燥器本体(1)を設ける。
エアカーテンと、サイクロンへ送風する4分岐ダクト(2)を設ける。
空気取入口にフィルターを持つ電動送風機(3)を設ける。
赤外線センサー送受信部を左右対称に配置した濡れ手入口リング(4)を設ける。
その下にエアカーテン・ノズル(5)を設ける。
サイクロン端末から排出される湿気を含んだ空気を受ける不織布脱湿パット付きの脱湿トレー(6)を設ける。
脱湿した水分を貯める水タンク兼用のトレー引出し(7)を設ける。
電源「ON−OFF」スイッチと赤外線センサーの働きにより濡れ手がサイクロンに入ると起動し、手が抜き出されると停止する制御機能をもつ制御函(8)を設ける。
(ロ)サイクロンはその下部狹部で上昇気流を止めるため、サイクロン筒の下部中芯に末端が突出する円錐体(1−b)を設ける。
サイクロンの下部端末を円錐体に沿って一定間隙を保って広げた下部形状をしたサイクロン筒(1−a)を用いる。
円錐体表面には、サイクロン端末へ湿気を含んだ空気を勢いよく排出させる渦流を強めるための、サイクロンの風方向に合ったS字状又は逆S字状の盛上げ加工(1−c)をしてあるサイクロンを用いる。
(ハ)両手を装置の中に差し入れ易い適当な傾斜面に双胴サイクロン式濡れ手脱湿乾燥器本体装備品((1)〜(8))を収納し、静圧になった排気を排出する排気口をもった外装函体(9)に構成する。
本発明は、以上のような構成である。
これを使用するとき、使用者が立ったまゝ濡れ手を適当な傾斜面に設けられた濡れ手入口リングに差し入れるだけで、リングに設けられた赤外線センサーの働きで電動送風機が起動し、サイクロン脱湿乾燥が行われ、手を抜き出せば、自動的に送風機が停止する。
脱湿用の送風と排気も使用者には直接掛からないため衛生的に使用できる。
エアカーテンと、サイクロンへ送風する4分岐ダクト(2)を設ける。
空気取入口にフィルターを持つ電動送風機(3)を設ける。
赤外線センサー送受信部を左右対称に配置した濡れ手入口リング(4)を設ける。
その下にエアカーテン・ノズル(5)を設ける。
サイクロン端末から排出される湿気を含んだ空気を受ける不織布脱湿パット付きの脱湿トレー(6)を設ける。
脱湿した水分を貯める水タンク兼用のトレー引出し(7)を設ける。
電源「ON−OFF」スイッチと赤外線センサーの働きにより濡れ手がサイクロンに入ると起動し、手が抜き出されると停止する制御機能をもつ制御函(8)を設ける。
(ロ)サイクロンはその下部狹部で上昇気流を止めるため、サイクロン筒の下部中芯に末端が突出する円錐体(1−b)を設ける。
サイクロンの下部端末を円錐体に沿って一定間隙を保って広げた下部形状をしたサイクロン筒(1−a)を用いる。
円錐体表面には、サイクロン端末へ湿気を含んだ空気を勢いよく排出させる渦流を強めるための、サイクロンの風方向に合ったS字状又は逆S字状の盛上げ加工(1−c)をしてあるサイクロンを用いる。
(ハ)両手を装置の中に差し入れ易い適当な傾斜面に双胴サイクロン式濡れ手脱湿乾燥器本体装備品((1)〜(8))を収納し、静圧になった排気を排出する排気口をもった外装函体(9)に構成する。
本発明は、以上のような構成である。
これを使用するとき、使用者が立ったまゝ濡れ手を適当な傾斜面に設けられた濡れ手入口リングに差し入れるだけで、リングに設けられた赤外線センサーの働きで電動送風機が起動し、サイクロン脱湿乾燥が行われ、手を抜き出せば、自動的に送風機が停止する。
脱湿用の送風と排気も使用者には直接掛からないため衛生的に使用できる。
1 双胴サイクロン式濡れ手脱湿乾燥器本体
1−a サイクロン筒(末端円錐体に沿った末広がりの形状)
1−b サイクロン下部円錐体
1−c 円錐体表面のS字状又は逆S字状の盛り上げ加工図
2 エアカーテン・ノズルと双胴サイクロンへ送風する4分岐ダクト
3 エアフィルター付電動送風機
4 赤外線センサー送受信部付濡れ手入口リング
5 エアカーテン・ノズル
6 脱湿トレー、不織布パット付き
7 脱水分タンク兼用トレー引出し
8 制御函
9 外装函体
1−a サイクロン筒(末端円錐体に沿った末広がりの形状)
1−b サイクロン下部円錐体
1−c 円錐体表面のS字状又は逆S字状の盛り上げ加工図
2 エアカーテン・ノズルと双胴サイクロンへ送風する4分岐ダクト
3 エアフィルター付電動送風機
4 赤外線センサー送受信部付濡れ手入口リング
5 エアカーテン・ノズル
6 脱湿トレー、不織布パット付き
7 脱水分タンク兼用トレー引出し
8 制御函
9 外装函体
Claims (3)
- 左右両手のそれぞれを入れて脱湿する2個のサイクロン筒を設け、各1個の濡れ手入口リングに赤外線センサーの送受信部をリングの左右対称の収納箇所に置き、その下にエアカーテンノズルを設け、2個のサイクロンに送風する1個の空気取入れフィルターを持つ電動送風機で、2個のエアカーテン・ノズルと2個のサイクロンに送風する4方分岐ダクトを設けた濡れ手脱湿乾燥器。
- サイクロンの下部狭部で上昇気流を止めるため、サイクロン筒の下部中芯に末端が突出する円錐体を設け、サイクロンの下部端末を円錐体に沿って一定間隙を保って広げた下部形状をしたサイクロンであり、円錐体表面に端末へ湿気を含んだ空気を勢いよく排出させる渦流を強めるためのサイクロン方向に合せたS字状又は逆S字状の盛上げ加工をしてある、請求項1記載の濡れ手脱湿乾燥器。
- 両手を装置の中に差し入れ易い適当な傾斜面に濡れ手脱湿乾燥器の2個のサイクロン部を設け、サイクロン端末には不織布パット付脱湿トレーと脱水タンクを兼備したトレー引出しを設け、静圧になった排気を壁側下部に排出する排気口を設けた外装函体に収納された請求項1記載の濡れ手脱湿乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006284338A JP2008073483A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 濡れ手脱湿乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006284338A JP2008073483A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 濡れ手脱湿乾燥器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008073483A true JP2008073483A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39346136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006284338A Pending JP2008073483A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 濡れ手脱湿乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008073483A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015015987A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 登 井上 | 手乾燥装置 |
JP2017536493A (ja) * | 2014-09-16 | 2017-12-07 | ジュン シア,リ | 流体排出システム、廃棄物を処理するシステム及び流体監視システム |
KR20230045940A (ko) * | 2021-09-29 | 2023-04-05 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 에어 나이프를 이용한 손 마찰 방지 핸드 드라이어 |
-
2006
- 2006-09-20 JP JP2006284338A patent/JP2008073483A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015015987A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 登 井上 | 手乾燥装置 |
JP2017536493A (ja) * | 2014-09-16 | 2017-12-07 | ジュン シア,リ | 流体排出システム、廃棄物を処理するシステム及び流体監視システム |
KR20230045940A (ko) * | 2021-09-29 | 2023-04-05 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 에어 나이프를 이용한 손 마찰 방지 핸드 드라이어 |
KR102520469B1 (ko) * | 2021-09-29 | 2023-04-12 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 에어 나이프를 이용한 손 마찰 방지 핸드 드라이어 |
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