JP5370309B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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本発明は、洗浄後の濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に関するものである。
従来の手乾燥装置として例えば公知例の特開平6−62977号公報には、箱体の正面及び側面を開口して挿通自在に設けられた手挿入部と、手挿入部の上下面部に各々配設され、高圧空気を高速空気の風として噴出させるノズル孔を有する吹出ノズルと、吹出ノズルに高圧空気を送る高圧空気発生部とを具備し、手挿入部へ濡れた手を挿入し、その手がセンサー(図示せず)の位置までくると制御回路へ手検出信号が送られ、高圧空気発生部のDCブラシレスモータが始動し、ターボファン(図示せず)が回転する。そして、吸込口から吸い込まれた空気は、吸気ダクトを通り吸気側を経て高圧空気発生部で高圧になり、この高圧空気は高圧空気発生部の排気側から排気ダクト内を流れ、吹出ノズルから所定の傾斜で手の甲側と掌側の双方に同時に吹出され、手の水滴を前方へ飛ばすことで手を乾燥させる乾燥装置が示されている。
特開平6−62977号公報(請求項1、頁5の段落「0037」)
従来の手乾燥装置では、一般的な大人と同等の身長の人であれば正面開口から手を挿入することは問題ないが子供など身長が低い場合には、正面開口から手挿入部に手をいれようとしても正面開口が高すぎるため手を挿入できないか手挿入部の奥まで十分挿入できず、また左右の側面開口から手を挿入しようとしても子どもなど身長の低い人にとっては左右の側面開口の位置が離れているため手挿入部の奥まで十分に手を挿入することができず、手乾燥装置を使用し辛いまたは使用できないという問題があった。また、一般的な大人と同等の身長の人でも手を手挿入部へ左右の側面開口からそれぞれ挿入しようとすると、使用者が左右に腕を開いた状態のまま使用者の前方へ移動させて手乾燥装置の左右の側面開口の近くまで移動させ、その後手挿入部の中へ入れるように真横に移動させる必要があり、使用者にとっては体から離れた位置での不自然で動かし辛い動作を強要されるため、側面開口からは挿入し辛く、またその不自然な動作のために挿入すると手挿入部の内壁に接触し易いという問題があった。そのため、従来の手乾燥装置では、側面開口が設けられていても実際には手挿入部への手の挿入は側面開口からではなく正面開口から行われていたため、手の挿入を検知するセンサー位置に対して挿入される手が大きい場合には、挿入する途中で手が完全に手挿入部に入りきらないうちに手が検知され吹出ノズルから空気が吹出されてしまい、その結果吹出ノズルから吹出される高速空気のエアーカーテンの面に垂直に手を押し込むことになり、手の押し込み動作によりエアーカーテンの外側の手に付着している水滴が、エアーカーテンの力で手首へ移動したり手から腕や袖や顔へ飛沫してしまうため、使用感が良くないという問題があった。また、手挿入部から引き抜いた手がまだ濡れていて、引き抜き直後に再度乾燥させるため再度手を手挿入部に挿入させる場合も、手を引き抜いた直後では高圧空気発生部の通電が停止されても慣性でターボファンがまだ回転し続けているため吹出ノズルから風が吹出しており、正面開口から手を挿入させると吹出ノズルからの高速空気のエアーカーテンの面に垂直に手を押し込むことになり、同様に手に残った水滴が手首側へ移動したり手から腕や袖や顔へ飛沫してしまい使用感が良くないという問題があった。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、子供など身長の低い人でも手挿入部の奥まで十分に手を挿入可能になり手乾燥装置を使用できるようになるとともに、一般的な大人と同等の身長の人も左右の側面開口から手を挿入し易くなるため、吹出ノズルから空気が吹出されている状態で手挿入部に挿入しても手に付着した水滴が手首へ移動したり手から腕や袖、顔へ水滴が飛沫することを防止でき使用感を向上させる手乾燥装置を得るものである。
この発明に係る手乾燥装置においては、箱体の上部に設けられた上開口部と、上開口部に繋がり箱体の側部に設けられた側開口部と、箱体に上開口部および側開口部に繋がって設けられ挿入された手を収容する手挿入部と、箱体に設けられて高圧空気を発生する高圧気流発生装置と、手挿入部の背面側壁面に設けられ高圧気流発生装置からの空気を前記手挿入部に噴出する背面側ノズルと、背面側壁面に対向し背面側壁面より幅が小さい正面側壁面に設けられ高圧気流発生装置からの空気を手挿入部に噴出する正面側ノズルとを備えたものである。
子供など身長の低い人でも手挿入部の奥まで十分に手を挿入可能になり手乾燥装置を使用できるようになるとともに、一般的な大人と同等の身長の人も手挿入部の左右の側面開口から手を挿入しやすくなるため、吹出ノズルから空気が吹き吹出されている状態で手挿入部に挿入しても手に付着した水滴が手首へ移動したり手から腕や袖や顔へ水滴が飛沫することのない使用感の良い手乾燥装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1を示す手乾燥装置の側面断面図である。 この発明の実施の形態1を示す手乾燥装置の平面図である。 この発明の実施の形態1を示す手乾燥装置の正面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における手乾燥装置の側面断面図である。図2は、この発明を実施するための実施の形態1における手乾燥装置の平面図である。図3は、この発明を実施するための実施の形態1における手乾燥装置の正面図である。図1および図2および図3において、箱体1は手乾燥装置の外郭をなし、箱体1の上部には上開口部20aが設けられ、上開口部20aに繋がって箱体1の両側の側部には側開口部20bが各々設けられている。箱体1には上開口部20aおよび側開口部20bに連通し、上開口部20aおよび側開口部20bから使用者が手を自在に挿抜できる手挿入部2が設けられている。手挿入部2は側面から見ると下部方向へかつ背面方向へ傾斜を有してほぼU字状の空間を形成している。手挿入部2には、正面側の内壁を構成する正面側壁面2aと、正面側壁面2aに対向し背面側の内壁を構成する背面側壁面2bがあり、表面にはシリコン系もしくはフッ素系等の撥水性コ−ティングまたは酸化チタン等の親水性があるコ−ティングが施され、また正面側壁面2aおよび背面側壁面2bは抗菌剤を含浸させた樹脂でできている。そのため手挿入部2の内壁である正面側壁面2aおよび背面側壁面2bの表面の汚れ付着を低減させるとともに、清掃不足で汚れが堆積しまっても菌の繁殖を抑えることができる。正面側壁面2aの上開口部20aの近傍および、背面側壁面2bの上開口部20aの近傍には、それぞれ正面側ノズル7aと背面側ノズル7bが、左右方向に(左右の側開口部20bに向かって)直線状に設けられ、さらに高速空気を手挿入部2の奥側に向かって噴出するように傾斜して設けられている。
図2において、正面側壁面2aは正面側壁面2aの左右方向の中央付近から各々左右両側が正面側に向かって概ね平面状で傾斜した傾斜部2cが各々設けられている。箱体1の正面方向に垂直な左右方向の線を基準線Aとすると、鉛直方向から見て傾斜部2cの傾斜角度θは、左右両側とも同じ角度で基準線Aから正面側に向かってθ=5°〜45°の範囲にすると手の挿入性が良くなる。更に、傾斜角度が大きいほど手乾燥装置の厚み方向(前後方向)のサイズが大きくなるので、狭いトイレでの設置性が必要な場合には、手の挿入性が良く設置性も損なわないバランスのとれた角度としてはその中でもθ=15〜25°がよい。手の甲側はしわが多いため、しわに染み込んだ水滴を吹き飛ばすためには水滴の付いている手の甲全体に背面側ノズル7bからの高速空気を直接当てる必要があるため、背面側ノズル7bの左右方向の幅は、標準的な大人が両手を並べて広げた状態の両手幅寸法値を基にさらに余裕をもって設定され、背面側壁面2bは背面側ノズル7bが配置できるように更に幅広く設定されている。
一方、手の平側はしわが少ないため手から水滴が飛びやすいので正面側ノズルからの高速空気が直接当たらなくても、手に当たった後の外側に向きを変えた高速空気でも手に当たった位置の近くの水滴であれば吹き飛ばすことができる。そのため乾燥性能を維持したままノズル幅を小さくすることができ、正面側ノズル7aの左右方向の幅は標準的な大人が両手を並べて広げた状態の両手幅寸法値よりも若干小さく設定され、図2および図3に示されるように正面側壁面2aの幅も背面側壁面2bの幅より小さく設定されている。
図1において、手挿入部2の下方の箱体1の内部には、羽根とモーターで構成された高圧空気流発生装置3が設けられている。また、手挿入部2の底部には手挿入部2内の水を排水する排水口4が設けられ、排水口4には排水管5の一端が取り付けられ、排水管5の他端(図示せず)の下方には排水管5を通って排水された水を溜めるタンク6が着脱自在に箱体1の下部に取り付けられている。
また、正面側壁面2aの正面側ノズル7aよりも更に上側の上開口部20a側の位置には手の有無を検知する上側手検知センサー(発光側)8aが設けられている。正面側壁面2aの手挿入部2の奥側には手の有無を検知する奥側手検知センサー(発光側)8bが設けられている。また背面側壁面2bには上側手検知センサー(発光側)8aと奥側手検知センサー(発光側)8bの上下方向の中央付近でほぼ等距離となる位置に手検知センサー(受光側)8cが設けられており、上側手検知センサー(発光側)8aと手検知センサー(受光側)8cおよび、奥側手検知センサー(発光側)8bと手検知センサー(受光側)8cが一対となる透過式センサーで構成され、上側手検知センサー(発光側)8aや奥側手検知センサー(発光側)8bで発光された赤外線が挿入された手で遮られることで手の有無を検知している。
高圧空気流発生装置3の排気側は、箱体1の内部に設けられた排気チャンバー14内に設けられ、排気チャンバー14には、排気チャンバー14内の空気を排出する排気口14aが設けられて、排気口14aには正面側と背面側に分かれてそれぞれ正面側排気ダクト15aおよび背面側排気ダクト15bが接続され、正面側排気ダクト15aは正面側ノズル7aに連通し、背面側排気ダクト15bは背面側ノズル7bに連通している。また、高圧空気流発生装置3の吸気側は吸気ダクト9の一端に接続され、吸気ダクト9の内壁には高圧空気流発生装置3からの騒音を低減させるために吸音材10が貼り付けられている。吸気ダクト9の他端は箱体1の底部に設けられた下方に開口した吸気口11に接続され、吸気口11の空気の入口部には空気中の埃を除去するエアフィルター12が着脱可能に設けられている。
次に動作について説明する。使用者が手乾燥装置の箱体1の正面側1aの前に立ち、腕を下方に伸ばした状態で手乾燥装置の左右の側開口部20bから手挿入部2の中へそれぞれ左右の濡れた手を入れ、手挿入部2の中で両手を互いに近づけるように中央に寄せると、両腕が上開口部20aから出た挿入状態で手が挿入された状態になり、手挿入部2に設けた上部手検知センサー(発光側)8aと手検知センサー(受光側)8cの対および奥側手検知センサー(発光側)8bと手検知センサー(受光側)8cの対が手を検知し、高圧空気流発生装置3が作動する。高圧空気流発生装置3が作動すると、エアフィルター12を通って埃が除去された外の空気を吸気口11から吸い込み、吸気ダクト9を通って高圧空気流発生装置3の吸込側に吸い込まれる。吸い込まれた空気は高圧空気流発生装置3で高圧空気にされる。
高圧空気流発生装置3で高圧化された高圧空気は高圧空気流発生装置3の排気側から排気チャンバー14内に排気され、排気口14aから正面側排気ダクト15aおよび背面側ダクト15bを通り、それぞれ正面側ノズル7aおよび背面側ノズル7bで高圧空気から高速空気に変換され手挿入部2内に噴出される。正面側ノズル7aおよび背面側ノズル7bは上開口部20aの近傍に左右方向に直線状に設けられているので、上開口部20a近傍にはエアーカーテン状の高速空気が噴出されることになり、そのエアーカーテン状の高速空気は手挿入部2内に挿入されている手の甲および掌の両面に当たり、手の表面に付着していた水を吹飛ばす。そして、挿入されている手を上開口部20aから手挿入部2の外に引き抜くことで、エアーカーテン状の高速空気が挿入されている手の手首付近から指先に向かって水滴を吹き飛ばしながら移動し、手全体に付着していた水滴が除去され手を乾燥させることができる。手挿入部2から手を抜くと、上側手検知センサー(発光側)8aと手検知センサー(受光側)8cの対が手の無いことを検知し、高圧空気流発生装置3が停止する。手挿入部2に挿入された濡れた手から吹き飛ばされた水滴は手挿入部2に飛ばされ、正面側壁面2aおよび背面側壁面2bに当たって流下し、手挿入部2の底部に設けられた排水口4から排水管5を通ってタンク6に回収される。
次に、手検知センサー8a、8b、8cの検知制御について詳細に説明する。上側手検知センサー(発光側)8aと手検知センサー(受光側)8cの対が手を検知するとともに、奥側手検知センサー(発光側)8bと手検知センサー(受光側)8cの対が手を検知しなければ、高圧空気流発生装置3は作動せず、濡れた手が十分手挿入部2の中に入らないと動作しないように制御している。また、手を検知して一旦高圧空気流発生装置3が作動すれば、奥側手検知センサー(発光側)8bと手検知センサー(受光側)8cの対が手を検知しなくなっても、上側手検知センサー(発光側)8aと手検知センサー(受光側)8cの対が手を検知していれば高圧空気流発生装置3は作動し続ける。そして手挿入部2に挿入された手を上開口部20aから手挿入部2の外に引き抜かれると、上側手検知センサー(発光側)8aと手検知センサー(受光側)8cの対が手の無いことを検知して、高圧空気流発生装置3が停止する。
以上の構成の手乾燥装置によれば、正面側ノズル7aおよび背面側ノズル7bの左右方向の幅について、しわの多い手の甲側に対応する背面側ノズル7bよりしわの少ない手の平側に対応する正面側ノズル7aを狭くすることで、手の平側と甲側の乾燥性能を低下させることなく正面側壁面2aの左右方向の幅を小さくできるので、左右の側開口部20bの距離を小さくすることができ、左右の側開口部20bから両手を挿入しやすくなる。つまり、上開口部20aからでは十分に手挿入部4の奥まで手を挿入できない身長の低い子供などでも、左右の側開口部20bから両手を挿入すれば手挿入部の中まで十分手を挿入でき、両腕が上開口部20aから出た状態でなく側開口部20bから出た挿入状態のまま、挿入されている手だけを上方に移動させて正面側ノズル7aや背面側ノズル7bからの高速空気に手を当てて手を乾燥させる使用方法により手乾燥装置を使用できるようになる。
また、一般的な大人と同等の身長のある人でも、使用者が手乾燥装置の正面に立って腕を下方に伸ばした状態で左右の側開口部20bからそれぞれの手を挿入させるとき、腕を左右に大きく開く必要が無いため、体から手をあまり離すことなく挿入させることができるので、より自然な姿勢で側開口部20bから手を挿入でき、手挿入部2の内壁面である正面側壁面2aおよび背面側壁面2bに手が接触せずに、特に側開口部20bと正面側壁面2aとの角に手が接触せずに挿入することができるようになる。
そのため、側開口20bから手を挿入することが支障なくできるようになるので、例えば正面側ノズル7aまたは背面側ノズル7bと、奥側手検知センサー(発光側)8bと手検知センサー(受光側)8cを直線で結んだ手検知位置との距離よりも大きい手が挿入されても側開口部20bから手を挿入でき、最初から手首付近まで手挿入部2に入りきる高さまで下げた状態で側開口部20bから手を挿入することができ、濡れている手の平や甲を最初からノズルより奥になる位置状態で挿入でき、正面側ノズル7aまたは背面側ノズル7bからの高速空気で手の平や甲の水滴が手首側へ移動したり、腕や袖や顔へ飛沫してしまうことがなく非常に使用感が良い。
また、側開口20bから手を挿入することが支障なくできるようになるので、手の下げ量が不十分で手首付近まで手挿入部に入りきらない高さの状態で側開口部20bから手を挿入された場合や、手洗いで手首付近から腕の一部まで濡れている状態で挿入された場合でも、側開口20bから手を挿入することが支障なくできるようになるので、吹出ノズルからの高速空気のエアーカーテンの面に垂直に手が挿入されずエアーカーテンの面の平面方向に挿入されるので、挿入に伴って手首の水滴にエアーカーテンが当たっても、左右方向(横方向)に水滴が飛び使用者に向かっては飛ばないので非常に使用感がよく、その飛散量もエアーカーテンの線上にある手首の水滴だけなので非常に少ない。また、手挿入部2から引き抜いた手がまだ濡れていて、引き抜き直後に再度乾燥させるため再度手を手挿入部2に挿入させるとき、手を引き抜いた直後では高圧空気発生部3の通電が停止されていても慣性でファンがまだ回転しているために正面側ノズル7aや背面側ノズル7bから風が吹出している状態でも、左右の側開口部20bから左右の手を手挿入部2へ挿入することができるので、正面側ノズル7aや背面側ノズル7bからの高速空気のエアーカーテンの面に概ね垂直に手が挿入されずエアーカーテンの面の平面の方向に挿入されるので、上記の効果と同様で非常に使用感が良い。
また、正面側壁面2aの側面側が正面側に傾斜した傾斜部2cが設けられているので、使用者が手乾燥装置の正面に立って腕を下方に伸ばした状態で左右の側開口部20bからそれぞれ左右の手を挿入させるとき、両手を使用者からみて前方に移動させ体から離れた位置で横方向に移動させて側開口部20bから手を挿入する必要が無く、体から近い位置で最初から斜め前方内側に向かって最短距離を移動させるだけで挿入させることができるので、腕の動きとして無理がなく自然に手を挿入することができ、側開口部20bから手を更に容易に挿入しやすくなるとともに、自然で無理のない動作なので手挿入部2の内壁面である正面側内壁面2aおよび背面側内壁面2bに手が接触せずに、特に側開口部20bと正面側壁面2aとの角に手が接触せずに挿入することができる。
尚、別の実施例として図示はしないが、傾斜部2cは平面ではなく曲面で構成されてもよく、また正面側壁面2aの全体が傾斜部2cでなくても左右両側端付近に部分的に傾斜部2cを設けてもよい。
1 箱体
1a 正面側
2 手挿入部
2a 正面側壁面
2b 背面側壁面
2c 傾斜部
3 高圧空気流発生装置
4 排水口
5 排水管
6 タンク
7a 正面側ノズル
7b 背面側ノズル
8a 上側手検知センサー(発光側)
8b 奥側手検知センサー(発光側)
8c 手検知センサー(受光側)
9 吸気ダクト
11 吸気口
12 エアフィルター
14 排気チャンバー
14a 排気口
15a 正面側排気ダクト
15b 背面側排気ダクト
20a 上開口部
20b 側開口部
A 基準線
θ 傾斜角度

Claims (2)

  1. 箱体の上部に設けられた上開口部と、前記上開口部に繋がり前記箱体の側部に設けられた側開口部と、前記箱体に前記上開口部および前記側開口部に繋がって設けられ挿入された手を収容する手挿入部と、上記箱体に設けられて高圧空気を発生する高圧気流発生装置と、前記手挿入部の背面側壁面に設けられ前記高圧気流発生装置からの空気を前記手挿入部に噴出する背面側ノズルと、前記背面側壁面に対向し前記背面側壁面より幅が小さい正面側壁面に設けられ前記高圧気流発生装置からの空気を前記手挿入部に噴出する正面側ノズルとを備えたことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記正面側壁面の左右方向の中央付近から概ね左右対称に前記正面側壁面の前記側開口部側が正面側に向かって傾斜した傾斜部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
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