JP3826403B2 - 手乾燥装置 - Google Patents
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Description
特に、本発明においては、手乾燥中の濡れた手から吹き飛ばされた水滴は、複数の板状体のいずれかに衝突して外部への飛散が阻止され、板状体の隙間から空気流のみが排出される。また、ノズル手段から手乾燥室内へ吹き出された空気流は、手乾燥室に挿入された手に当たって下降していき、手乾燥室の底面部に当接して左右に分流した後、それぞれの側の側面部材に当接して上昇流となるが、本発明においては、板状体が通気用開口部にその内側から外側に向かって上り勾配となるように形成されているため、この上昇流は、各板状体の勾配に沿って上方へ誘導されスムーズに外部へ排出される。このため、本発明によれば、空気流をさらに速やかに外部へ排出することが可能となり、乾燥性能がさらに向上する。
このように構成された本発明においては、リブが庇として機能し、手乾燥中の濡れた手から吹き飛ばされて手乾燥室内の左右側面に付着した水滴はリブの上面を伝って通気用開口部を避けるように下方へ流れるため、水滴が直接通気用開口部を通過して外部に飛散するのを防止することができる。また、リブを設けることにより、通気用開口部の上縁部付近の強度も向上する。
このように構成された本発明においては、濡れた手から吹き飛ばされた水滴が、板状体に衝突して付着した後、その下り勾配に沿って流下するので、水滴を効率良く一定場所に回収することが可能となる。
このように構成された本発明においては、濡れた手から吹き飛ばされた水滴が、リブに衝突して付着した後、その下り勾配に沿って流下するようになるので、水滴を効率良く一定場所に回収することが可能となる。
このように構成された本発明においては、ノズル手段から手乾燥室内へ吹き出された空気流は、手乾燥室に挿入された手に当たって下降していき、手乾燥室の底面部に当接して左右に分流した後、それぞれの側の側面部材に当接して上昇流となるが、この上昇流は、側面部材の手乾燥装置の底面部の近傍で且つ上方に位置する部分に形成された通気用開口部から速やかに外部へ排出される。このため、本発明によれば、空気流をさらに速やかに外部へ排出することが可能となり、乾燥性能がさらに向上する。また、上面の手挿入用開口部からの吹き返しが確実に抑制されるだけでなく、上面の手挿入用開口部からの水滴の飛散も低減することができる。
このように構成された本発明においては、ノズル手段から手乾燥室内へ吹き出された空気流は、手乾燥室に挿入された手に当たって下降していき、手乾燥室の底面部に当接して左右に分流した後、それぞれの側の側面カバーに当接して上昇流となるが、この上昇流は、側面カバーの手乾燥装置の底面部の近傍で且つ上方に位置する部分に形成された通気用開口部から速やかに外部へ排出される。このため、本発明によれば、空気流をさらに速やかに外部へ排出することが可能となり、乾燥性能がさらに向上する。また、上面の手挿入用開口部からの吹き返しが確実に抑制されるだけでなく、上面の手挿入用開口部からの水滴の飛散も低減することができる。
このように構成された本発明においては、手乾燥室内の空気流を、速やかに外部に排気することが出来るので、乾燥性向上に有効である。
このように構成された本発明においては、手乾燥装置を上から見たとき、手乾燥室の上方の開口が遠近効果により実際より広く見えるので実用的である。また、ノズル手段から手乾燥室内へ吹き出された空気流は、手乾燥室に挿入された手に当たって下降していき、手乾燥室の底面部に当接して左右に分流した後、それぞれの側の側面部材に当接して上昇流となり、この上昇流は、側面部材に形成された通気用開口部から外部に排出されるが、その一部は、手挿入用開口部から吹き返される。しかしながら、本発明によれば、側面部材の上縁部に下方に湾曲する湾状部が形成されているので、手挿入用開口部に吹き返された空気流は、側面部材の湾状部から横方向に逃げるため、効果的に空気流を外部に排出することができ、乾燥性能が向上する。
このように構成された本発明においては、手乾燥装置を上から見たとき、手乾燥室の上方の開口が遠近効果により実際より広く見えるので実用的である。また、ノズル手段から手乾燥室内へ吹き出された空気流は、手乾燥室に挿入された手に当たって下降していき、手乾燥室の底面部に当接して左右に分流した後、それぞれの側の側面カバーに当接して上昇流となり、この上昇流は、側面カバーに形成された通気用開口部から外部に排出されるが、その一部は、手挿入用開口部から吹き返される。しかしながら、本発明によれば、側面カバーの上縁部に下方に湾曲する湾状部が形成されているので、手挿入用開口部に吹き返された空気流は、側面カバーの湾状部から横方向に逃げるため、効果的に空気流を外部に排出することができ、乾燥性能が向上する。
このように構成された本発明においては、排水路が本体ハウジングの側面部材の外側面に形成されているので、排水路を外部に露出させることが可能となり、その場合には、排水路の清掃が容易となる。
このように構成された本発明においては、側面カバーにより、排水路に水滴が滴下している状態や滴下残跡がないため、外観が良好となる。また、排水路から水滴が飛散するおそれもなくなるため、設置した周辺の環境を清潔に維持することができる。そして、清掃の際には、側面カバーを本体ハウジングの側面部材から離脱させればよく、排水路も側面カバーも容易に清掃することができ、清掃性、メンテナンス性が向上する。
このように構成された本発明においては、正面カバーにより、排水路に水滴が滴下している状態や滴下残跡がないため、外観が良好となる。また、排水路から水滴が飛散するおそれもなくなるため、設置した周辺の環境を清潔に維持することができる。そして、清掃の際には、正面カバーを本体ハウジングの正面部材から離脱させればよく、排水路も正面カバーも容易に清掃することができ、清掃性、メンテナンス性が向上する。さらに、排水路が正面部材側に設けられているため、排水路の清掃を装置の正面から行うことができ、清掃作業が容易となる。
このように構成された本発明においては、手乾燥室の底面部に落下した水滴は、傾斜面に沿って重力落下で流れ、さらに、底面部に沿って両端側に向かって流れる空気流により吹き流されるため、手乾燥室の両側端に速やかに誘導されることになり、排水性が向上する。
このように構成された本発明においては、手乾燥室の底面部に落下した水滴は、傾斜面に沿って一端側から他端側に重力落下で流れ、さらに、傾斜面に沿って一端側から他端側に向かって流れる空気流により吹き流されるため、手乾燥室の他端側に速やかに誘導されることになり、排水性が向上する。
このように構成された本発明においては、排水路を通って流下した水滴を排水路の下端に設けられた水受け部で確実に回収することができるため、手乾燥装置周辺への水分の漏洩を防止することができる。また、水受け部を小さくすることができるため、デザイン的に良好となる。
図1に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、例えば、洗面所などの壁面Wに設置されている水栓200及び手洗い器202の側方に設置され、水栓200および手洗い器202を利用して手を洗った人が、濡れた手を乾燥するために使用するものである。
さらに、本体ハウジング2には、使用者が手Hを挿入することが可能な手乾燥室10が形成され、この手乾燥室10は、正面側壁を形成する正面側壁部11、背面側壁を形成する背面側壁部13、及び、底面を形成する底面部14により形成され、さらに、その上面に開口する手挿入用開口部12を有している(図6参照)。
ここで、本体ハウジング2の正面部材4は、別部材として形成され、本体ハウジング2の背面部材6等に後述する電動送風機16等の機器を取り付けた後に、本体ハウジング2の他の部材に取り付けられるようになっている。
また、図2乃至図5に示すように、複数のノズル18は、複数の小口径の小穴を水平方向に配列して形成したものであるが、小穴の配置を千鳥状に配置したり、間隔を変えて配置したりしてもよく、ノズルの形態も複数の小穴でなく水平方向に長いスリット状の形態とすることも可能である。
この通気用開口部22は、上述した複数のノズル18から吹き出した空気流が手乾燥室10の上面の手挿入用開口部12から吹き返さないように、手乾燥室10内の空気流を外部へ排出するためのものである。
さらに、この通気用開口部22には、手乾燥室10内の水滴の外部への飛散を防止するためのルーバー24が配置されている。
ここで、上部側面カバー20aと下部側面カバー20bはそれぞれ上下に2分割されているが、この2分割構造の代わりに、上下合わせて一体構造としても良い。
これらの板状体26は、手乾燥室10の内側から外側に向かって上り勾配をなるように傾斜配置されている。このため、手乾燥室10内において、側面カバー20に沿って上昇しようとする空気流が板状体26に当接すると、図8に示すように、空気流の進行方向は手乾燥室の外側に向かう方向に変化しやすいため、空気流は、板状体26の隙間を通過して手乾燥室10の外側へ排出される。
さらに、図5及び図8に示すように、ルーバー24の各板状体26は、側面カバー20(上側側面カバー20a)の内側面よりも手乾燥室10内へ向かって突出するように設けられているため、手乾燥室10内を側面カバー20の内側面に沿って上昇する空気流は、板状体26により通気用開口部22に誘い込まれやすくなり、その結果、空気流を手乾燥室10の外側に速やかに排出することができる。
この本体ハウジング2の背面部材8の外側面に形成された排水路28は、下部側面カバー20を本体ハウジング2から離脱させたときに露出するようになっている。
なお、図3に示すように、通気用内部開口部23、排水口28a及び排水路28は、側面部材8において、一体構造となっている。
このような構造により、上側側面カバー20aは、本体ハウジング2の側面部材8に着脱可能に取り付け可能となっている。
図5及び図6に示すように、手乾燥室10に使用者が手Hを差し込むと、センサ19がそれを検知して電動送風機16が自動的に作動して、ノズル18から手Hに向かって空気流が吹き出す。このとき、使用者の手Hの甲側H2には複数のノズル18rから空気流が吹き付けられ、手Hの掌側H1には複数のノズル18fから空気流が吹き付けられる。このようにして、使用者の手Hの掌側H1および甲側H2の両面に対して同時に空気流が吹き付けられ、使用者の手Hの両面に付着している水滴を吹き飛ばすことにより、使用者の手Hを乾燥させることができるようになっている。
このとき、図6に示すように、使用者の手Hの形状が手首側が厚くて指先に向かって徐々に薄くなる「くさび形状」であるため、手乾燥室10に差し込まれた手Hに当接した空気流の多くは指先に向かって、すなわち、手乾燥室10の底面部14に向かって流れていくこととなる。
一方、空気流が、正面側壁部11、背面側壁部13および側面部材8の内面に斜めに当たったときは、空気流の進行方向と当接する面のなす角度がより大きい方向へ、その向きが変わり、正面側壁部11、背面側壁部13および側面部材8の内面に沿って多くの空気流が流れていく。
また、通気用開口部22をこのような配置することにより、底面部14が外側から見えないようにすることができるため、意匠効果も得ることができる。
図10に示すように、この第1実施形態の第1変形例では、リブ34が、上部側面カバー部材20aの通気用開口部22の上縁部付近のみに設けられている。このような部分にリブ34を設けることにより、上述したリブ27と同様、手乾燥中は、庇としての機能を発揮するので、手から吹き飛ばされた水滴が通気用開口部22から外部に飛散するのを防止することができる。
図11に示すように、この第1実施形態の第2変形例では、上部側面カバー20aにおいて、ルーバー24を形成する複数の板状体26を、手乾燥装置1の背面側(矢線R方向)に向かって下り勾配をなすように配置している。
これにより、第2変形例では、乾燥中の濡れた手から吹き飛ばされた水滴は、これらの板状体26に衝突して付着した後、その下り勾配に沿って流下するので、水滴を効率良く一定場所に回収することが可能となる。また、複数の板状体26に付着した水滴を一定場所に回収することで、手乾燥装置内の好ましくない部分への水滴の浸入を防止することもできるので、手乾燥装置の耐久性向上にも有効である。
図12に示すように、この第1実施形態の第3変形例では、上部側面カバー20aにおルーバー24を形成する複数の板状体26を手乾燥装置1の正面側(矢線F方向)に向かって下り勾配をなすように配置している。
これにより、第3変形例では、上述した第2変形例と同様に、乾燥中の濡れた手から吹き飛ばされた水滴は、これらの板状体26に衝突して付着した後、その下り勾配に沿って流下するので、水滴を効率良く一定場所に回収することが可能となる。
図13に示すように、この第1実施形態の第4変形例では、上部側面カバー20aにおいて、ルーバー24を形成する複数の板状体26を手乾燥装置1の背面側(矢線R方向)に向かって下り勾配をなすように配置するとともに、各板状体26の高位側に位置する部分に連続したリブ36を設け、低位側に位置する部分に高リブ38と低リブ40とを交互に設けている。さらに、これらの高リブ38と低リブ40との間には、それぞれ板状体26の上面と連続するように形成された連結部42を設けている。
図14に示すように、第1実施形態の第5変形例においては、排水路28が右側のみに配置されている。その関係で、手乾燥装置1の手乾燥装室10の底面部44が、その左端縁部44bから右端縁部44aに向かって下り勾配をなす傾斜面として形成され、さらに、右端縁部44aには排水路28aを経由して排水路28へ水分を誘導するための曲面が形成されている。
図15に示すように、第2実施形態による手乾燥装置51は、第1実施形態のように側面カバー20を有さず、本体ハウジング2の側面部材8の上部に通風用開口部22及びルーバー24(板状体26)を設けている。さらに、側面部材8の下方には、手乾燥室10の底面部14の幅寸法に合わせた排水溝52を形成し、この排水溝52により、外部に露出した排水路28を形成している。この排水溝52の上端部に切欠部52aが形成され、排水路28は、この切欠部52aを経由して手乾燥室10の底面部14の曲面Rで形成された右端部14aと繋がっている。また、排水溝52の下端部は、回収容器30の回収口30aに臨むように形成されている。このように、第2実施形態による手乾燥装置1においては、排水路28は、側面部材8自体により形成され外部に露出した状態となっている。なお、図示しない本体ハウジング2の左側も同様な構造となっている。
この結果、第2実施形態による手乾燥装置51によれば、排水路28が外部に露出しているため、汚れを直ちに発見することが可能であり、取り外しが必要な側面カバー52が不要となり、清掃が容易となる。
図16に示すように、第3実施形態による手乾燥装置61は、第1実施形態のように側面カバー20を有さず、本体ハウジング2の側面部材8の上部に通風用開口部22及びルーバー24(板状体26)を設けている。さらに、側面部材8の通風用開口部22の下方に手乾燥室10の底面部14の幅寸法に合わせてスリット状の排水口62が形成されている。この排水口62の下側面と手乾燥室10の底面部14の曲面で形成された右端縁部14aとは繋がっている。この結果、第3実施形態においては、手乾燥室10内の水滴は排水口62から本体ハウジング2の側面部材8の外表面を伝って流下する。このように、第3実施形態では、側面部材8の外表面が排水路28となり、この排水路28が外部に露出した状態となっている。なお、図示しない本体ハウジング2の左側も同様な構造となっている。
図17に示すように、第4実施形態による手乾燥装置71は、排水路28を本体ハウジング2の正面側に設けたものである。
具体的には、先ず、手乾燥装置71は、側面カバー20を設けない場合には、本体ハウジング2の側面部材8に、通気用開口部22及びルーバー24(板状体26)を形成し、側面カバー20を設ける場合には、側面カバー20に通気用開口部22及びルーバー24(板状体26)を形成する。なお、第4実施形態においては、側面部材8又は側面カバー20の何れにも、排水路28は形成されていない。
次に、手乾燥装置71において、手乾燥室10の底面部72を正面側に向かって下り勾配の傾斜面として形成する。本体ハウジング2の正面部材4は溝形状となっており、さらに、この正面部材4には、正面カバー74が着脱自在に取り付けられている。第4実施形態においては、排水路28が、正面部材4の外側面と正面カバー74の内側面とにより形成されている。ここで、排水路28の上端部は、底面部72の曲面が形成された前縁部分と繋がっており、下端部は、回収容器30に連通している。
このように構成された手乾燥装置71においては、手乾燥室10内において手から吹き飛ばされ底面部72に落下した水滴は、その下り勾配に沿って前縁方向(正面側)へ移動した後、排水路28内を流下して、回収容器30内へ回収される。
図19及び図20に示すように、第6実施形態の手乾燥装置91においては、側面カバー92に形成される通気用開口部94の形状を、手乾燥室10の側方から見た断面形状とほぼ同じ形状及び面積とし、そのため、通気用開口部94の上方部分が開放された形状となっている。
2 本体ハウジング
4 正面部材
6 背面部材
8 側面部材
10 手乾燥室
11 正面側壁部
12 手挿入用開口部
13 背面側壁部
14、44、72 底面部
16 電動送風機
17 空気ダクト
18 ノズル
19 センサ
20、92 側面カバー
22、94 通気用開口部
23 通気用内部開口部
24 ルーバー
26 板状体
28 排水路
28a、62 排水口
30 回収容器
32 湾状部
38 高リブ
40 低リブ
42 連結部
52 排水溝
74 正面カバー
82 上縁部
H 手
H1 甲側
H2 掌側
Claims (18)
- 使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、
正面部材、背面部材及び側面部材、並びに、上面に開口する手挿入用開口部を有する手乾燥室を形成する正面側壁部、背面側壁部及び底面部から構成された箱状の本体ハウジングと、
この本体ハウジングの内部に収納された電動送風機と、
上記本体ハウジングの正面側壁部と背面側壁部に設けられ、上記電動送風機から送られる空気流を上記手乾燥室内へ挿入された手に向かって吹き出すノズル手段と、
上記本体ハウジングの側方に形成され上記手乾燥室内の空気流を外部に通気する通気用開口部と、
この通気用開口部に設けられ上記手乾燥室内の水滴の外部への飛散を防止する水滴飛散防止手段と、を有し、
上記水滴飛散防止手段は、上記通気用開口部にその内側から外側に向かって上り勾配となるように所定の隙間を介在させて配置された複数の板状体であることを特徴とする手乾燥装置。 - 上記通気用開口部及び水滴飛散防止手段は、上記本体ハウジングの側面部材に形成されている請求項1記載の手乾燥装置。
- 上記通気用開口部及び水滴飛散防止手段は、上記本体ハウジングの側面部材に着脱自在に取り付けられた側面カバーに形成され、さらに、上記本体ハウジングの側面部材には通気用開口部に対応する位置に通気用内部開口部が形成されている請求項1記載の手乾燥装置。
- 上記水滴飛散防止手段は、上記通気用開口部の少なくとも上縁部に上記手乾燥室内に向かって突出するように形成されたリブを備えている請求項1乃至3の何れか1項に記載の手乾燥装置。
- 上記板状体は、上記手乾燥装置の正面側または背面側に向かって下り勾配をなすように配置されている請求項1記載の手乾燥装置。
- 上記リブは、上記手乾燥装置の正面側または背面側に向かって下り勾配をなすように配置されている請求項4記載の手乾燥装置。
- 上記通気用開口部は、上記側面部材の、上記手乾燥室の底面部の近傍で且つ上方に位置する部分に形成されている請求項2記載の手乾燥装置。
- 上記通気用開口部は、上記側面カバーの、上記手乾燥室の底面部の近傍で且つ上方に位置する部分に形成されている請求項3記載の手乾燥装置。
- 上記通気用開口部は、上記手乾燥室の側方から見た断面形状とほぼ同じ形状を有するように形成されている請求項7又は請求項8記載の手乾燥装置。
- 上記本体ハウジングの側面部材の上縁部に下方に湾曲する湾状部が形成されている請求項1記載の手乾燥装置。
- 上記側面カバーの上縁部に下方に湾曲する湾状部が形成されている請求項3記載の手乾燥装置。
- 更に、上記手乾燥室内の水滴を上記手乾燥室の底面部の少なくとも一端側から下方へ排出するように上記本体ハウジングの側面部材の外側面に形成された排水路を有する請求項2記載の手乾燥装置。
- 更に、上記手乾燥室内の水滴を上記手乾燥室の底面部の少なくとも一端側から下方へ排出するように上記本体ハウジングの側面部材の外側面と上記側面カバーの内側面により形成された排水路を有する請求項3記載の手乾燥装置。
- 更に、上記本体ハウジングの正面部材に着脱自在に取り付けられた正面カバーと、上記手乾燥室内の水滴を上記手乾燥室の底面部の前端側から下方へ排出するように上記本体ハウジングの正面部材の外側面と上記正面カバーの内側面により形成された排水路を有する請求項1記載の手乾燥装置。
- 上記手乾燥室の底面部は、その中央部から両端側に向かって下り勾配に形成された傾斜面を有する請求項12又は13記載の手乾燥装置。
- 上記手乾燥室の底面部は、その一端側から他端側に向かって下り勾配に形成された傾斜面を有する請求項12乃至13の何れか1項に記載の手乾燥装置。
- 更に、上記排水路の下端に上記排水路を流下した水滴を回収する水受け部を設け、上記排水路の下端が、上記本体ハウジングの内方に向かって緩やかに傾斜して入り込むように形成されている請求項12乃至16の何れか1項に記載の手乾燥装置。
燥装置。 - 使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、
一部に開口する手挿入用開口部を有する手乾燥室を形成する本体ハウジングと、
この本体ハウジングの内部に収納された電動送風機と、
上記本体ハウジングに設けられ、上記電動送風機から送られる空気流を上記手乾燥室内へ挿入された手に向かって吹き出すノズル手段と、
上記本体ハウジングの手乾燥室の上記手挿入用開口部が開口した以外の部分に形成され上記手乾燥室内の空気流を外部に通気する通気用開口部と、
この通気用開口部に設けられ上記手乾燥室内の水滴の外部への飛散を防止する水滴飛散防止手段と、を有し、
上記水滴飛散防止手段は、上記通気用開口部にその内側から外側に向かって上り勾配となるように所定の隙間を介在させて配置された複数の板状体であることを特徴とする手乾燥装置。
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