JP6704529B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄後の濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に関する。
従来、温風空気または高速空気流といった作動気流を濡れた手に当てることで手を乾燥させる手乾燥装置が知られている。特許文献1には、作動気流を生成する高圧空気発生部と、高圧空気発生部の下部に設けられたノズルと、手を挿入するための挿入口を備え、挿入された手から作動気流によって水分を払拭するための処理空間と、処理空間の下方で水を受けるドレンタンクを備える水受け部と、高圧空気発生部と水受け部とを分離可能にする連結手段と、を有する手乾燥装置が開示されている。
特許文献1の手乾燥装置のドレンタンクは、上面が開放した容器であり、背面側には上部に突起を有する係止片が突き出している。ドレンタンクは、底面をタンク受け上に載せて押し込むことにより、タンク受けの上部奥側に設けられた押さえバネが係止片の突起に掛止まることによりタンク受けに装着される。また、ドレンタンクの上面の開放部は、着脱可能なタンクカバーによって覆われている。
特開2002−272638号公報
しかしながら、上記特許文献1の手乾燥装置によれば、ドレンタンクを取り外さずに清掃する際には、タンクカバーを雑巾で拭き清掃するため、タンクカバーの上面から下方に向かって負荷が掛かる。ドレンタンクは、背面側の一部がタンク受けにはまり込み、背面側でタンク受けに嵌合している。このため、下方への負荷によってドレンタンクの前方側が下方に傾いて、ドレンタンクががたつくことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ケーシングに対するドレン容器の連結の信頼性を向上させた手乾燥装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる手乾燥装置は、手を挿抜可能な処理空間からなる手挿入部を備えて外殻の一部を構成するケーシングと、手挿入部の上方から下方に向かって空気流を噴出させるノズルと、手挿入部の後方に配置される背面側水受け部と、手挿入部の下方に配置される底面側水受け部とを有する水受け部と、底面側水受け部の下方でケーシングに着脱されるドレン容器と、を備える。ケーシングは、ドレン容器を支持するケーシング係止部を有する。底面側水受け部は、背面側水受け部と一体に構成されて後方側に配置される固定底面部と、ドレン容器の上部を覆ってドレン容器に対して着脱可能な着脱底面部と、を有する。ドレン容器は、ドレン容器がケーシングに装着された状態でケーシング係止部が嵌め込まれるドレン容器係止部、ドレン容器がケーシングに装着された状態においてドレン容器係止部よりも後方で固定底面部の下面に接するドレン容器突起部と、を有する。
本発明にかかる手乾燥装置は、ケーシングに対するドレン容器の連結の信頼性を向上させることができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置の斜視図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置においてドレン容器と着脱底面部とを取り外した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置の左右方向の中央部における、側面に沿った断面図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器とケーシングとの係止状態を示す断面図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器と着脱底面部との斜視図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のケーシングとドレン容器との係止部分の断面図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器の斜視図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器と着脱底面部とを連結した状態を示す断面図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器と着脱底面部とを連結する前の状態を示す断面図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器から着脱底面部を取り外した状態を示す断面図 本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のドレン容器と着脱底面部とを連結した状態を示す断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100においてドレン容器6と着脱底面部42bとを取り外した状態を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100の左右方向の中央部における、側面に沿った断面図である。図4は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6とケーシング1との係止状態を示す断面図である。図5は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6と着脱底面部42bとの斜視図である。なお、図4においては、一部の部品の記載を省略している。本実施の形態1において、前後方向は、手乾燥装置100の奥行き方向である。本実施の形態1において、左右方向は、手乾燥装置100を正面から見た左右方向である。
図1から図4に示すように、手乾燥装置100の外殻をなすケーシング1は、手を乾燥するために人が立つ手乾燥装置100の正面側および側面側に手挿入口2を有し、手挿入口2に続く処理空間として手挿入部3を備えており、手を挿抜できるようにしてある。ケーシング1は、後述する高圧空気流発生装置8および図示しない制御回路といった構成部を内部に収容する。手挿入部3は、ケーシング1の正面側の下部に、正面と両側面とが開放されたシンク状の凹部として形成されており、正面側および両側面側から手を挿抜できるようにしてある。すなわち、手挿入部3は、正面と両側面とが開放されることによってケーシング1の正面の下部に形成された凹部の内側の空間であって、手を乾燥するための空間である。
手挿入部3の底部側と後ろ側とには、水受け部4が形成されている。水受け部4は、手挿入部3の下方に配置されて手挿入部3を下方から覆う。水受け部4の左右方向および前方の端縁部には、前方または上方に突出した曲面構成の立ち上がりによる防水壁44が設けられ、手挿入部3の側方および前方に水が飛散しないようになっている。
水受け部4は、複数の部品によって構成されており、手挿入部3の後ろ側において手乾燥装置100の高さ方向に延在して設けられた立壁面を有する背面部である背面側水受け部4aと、手挿入部3の底部側に設けられた底面部である底面側水受け部4bとを備える。すなわち、水受け部4は、手挿入部3の底部側から後ろ側にわたって、手乾燥装置100の側面に沿った断面において断面L形状に設けられている。
背面側水受け部4aは、手挿入部3の後ろ側に設けられている。底面側水受け部4bは、背面側水受け部4aの下部につながり手乾燥装置100の正面側に向かって延在してケーシング1に固定された固定底面部41bと、ドレン容器6の上端部6aを覆いドレン容器6に対して着脱自在に設けられたトレイ形状の着脱底面部42bとに分割されている。背面側水受け部4aと固定底面部41bとは、一体に形成されており、またケーシング1の一部を構成している。着脱底面部42bは、ドレン容器6とともにケーシング1に対して着脱可能である。
着脱底面部42bは、正面側から後ろ側に向かって下がるように傾斜しており、傾斜の下端に排水口5が設けられている。着脱底面部42bにおける後ろ側の外縁領域42baと、固定底面部41bにおける前方側の外縁領域41baとは、前後方向において重複して重複領域43をなしている。また、重複領域43において、外縁領域42baは、外縁領域41baとの間に排水口5となる隙間を有した状態で外縁領域41baの上方に配置されている。
すなわち、固定底面部41bの左右方向における中央側には、前方に突出して延在する突出部41bbが設けられている。突出部41bbは、外縁領域41baに対応している。ドレン容器6がケーシング1に装着された状態においては、突出部41bbが外縁領域42baと上下に重複することで、重複領域43および排水口5が構成される。
防水壁44は、手から吹き飛ばされた水滴、および手から吹き飛ばされて背面側水受け部4aまたは底面側水受け部4bに付着した水滴が、手挿入部3の外へ飛散することを防止する。防水壁44は、水受け部4の外側全周に設けられている。
防水壁44は、手挿入部3の背面側または底面側に、水受け部4の端縁部から上方または前方に立ち上がった状態に水受け部4側に設けられる防水壁立ち上がり部44aと、防水壁立ち上がり部44aに接続して防水壁立ち上がり部44aより外側寄りに設けられて外向きの上り勾配を有する防水壁傾斜部44bと、を備える。防水壁傾斜部44bは、水受け部4から離れるにしたがって外側に向かう方向に傾斜している。防水壁44は、水受け部4の左右および前方の端縁部の全長にわたって設けられている。
底面側水受け部4bから上方に延びる底面側の防水壁44の防水壁立ち上がり部44aおよび防水壁傾斜部44bは、外向きの上り勾配を有している。この場合の外向きの上り勾配は、底面側水受け部4bに対して外側かつ上方に向かう傾斜の勾配である。背面側水受け部4aから前方に延びる背面側の防水壁44の防水壁立ち上がり部44aおよび防水壁傾斜部44bは、外向きの上り勾配を有している。この場合の外向きの上り勾配は、背面側水受け部4aに対して外側かつ前方に向かう傾斜の勾配である。なお、底面側の防水壁44の防水壁立ち上がり部44aは、鉛直方向に沿って設けられてもよい。背面側の防水壁44の防水壁立ち上がり部44aは、前後方向に沿って設けられてもよい。
防水壁44に防水壁傾斜部44bが設けられることによって、手から吹き飛ばされて防水壁傾斜部44bに付着した水は、防水壁44上に留まらず、またケーシング1の外部に流れずに防水壁傾斜部44bを伝って流れて手挿入部3の背面側または底面側に流れ落ちる。底面側水受け部4bから上方に延びる底面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bに付着した水滴は、自重によって底面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bを伝って下方へ流れ落ち、底面側の防水壁44の防水壁立ち上がり部44aを伝って、手挿入部3の下方の底面側水受け部4bである着脱底面部42bに流れる。着脱底面部42bに流れた水滴は、排水口5を経由してドレン容器6に溜まる。
また、背面側水受け部4aから前方に延びる背面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bに付着した水滴は、自重によって下方へ移動する。背面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bの下部は、底面側水受け部4bから上方に延びる底面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bに繋がっている。これにより、背面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bに付着した水滴は、底面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bを伝って下方へ流れ落ち、底面側の防水壁44の防水壁傾斜部44bおよび底面側の防水壁44の防水壁立ち上がり部44aを伝って、手挿入部3の下方の底面側水受け部4bである着脱底面部42bに流れる。着脱底面部42bに流れた水滴は、排水口5を経由してドレン容器6に溜まる。
防水壁44に防水壁傾斜部44bが設けられていない場合には、手から吹き飛ばされた水滴が防水壁44上に留まり、つぎに使用する使用者が手を手挿入部3に入れ、ノズル12から空気流が吹き出された際に、手に当たって跳ね返った空気流によってケーシング1の外部に飛散してしまう可能性がある。手から吹き飛ばされた水滴には、水分だけではなく、石鹸または洗剤の成分、使用者の手の皮脂および汚れが含まれているため、乾いたときに臭いが発生する。また、手乾燥装置は、商業施設および飲食店といった多数の人が利用する場所に設置されることが多い。このため、手から吹き飛ばされた水滴は、手乾燥装置100の使用後に速やかに水受け部4を流れ、ドレン容器6に回収できることが好ましい。
手乾燥装置100は、上述した構造を有する防水壁44を備えることにより、手から吹き飛ばされて防水壁44に付着した水滴を速やかに水受け部4に流してドレン容器6に回収することが可能である。すなわち、手乾燥装置100は、手から吹き飛ばされて底面側の防水壁傾斜部44bに付着した水滴、および背面側の防水壁傾斜部44bに付着した水滴を、速やかに水受け部4に流してドレン容器6に回収することが可能である。
これにより、手乾燥装置100は、前の使用者の使用時に防水壁44の上面に残った水滴がつぎの使用者の手に当たった空気流によって手乾燥装置100の外部に飛散することを抑制でき、使用後に防水壁44上に残った水滴が床または手乾燥装置100の下方の洗面台を濡らすことを抑制できる。そして、手乾燥装置100は、手から吹き飛ばされて手乾燥装置100の外部に飛散した水滴が乾くことに起因した臭いの発生を抑制できる。また、手乾燥装置100は、防水壁44の上面に水滴が残ることを抑制できるため、防水壁44の上面に残った水滴が乾くことに起因した臭いの発生を抑制できる。また、手乾燥装置100は、つぎに使用する使用者が防水壁44上に留まっている水滴に触れてしまうことを抑制できる。したがって、手乾燥装置100は、手乾燥装置100の衛生性と、手乾燥装置100が設置された周囲の衛生性とを向上させることができる。
水受け部4の下方には、排水口5から滴下する水を貯留するドレン容器6が、ケーシング1に対して抜き差し自在に設けられている。ドレン容器6は、ケーシング1の一部であるケーシング係止突起部19aがドレン容器係止受け部19bに係止されることで、ケーシング1に固定される。ケーシング1に対するドレン容器6の着脱については後述する。
手挿入部3の内面には、シリコン系の撥水性コーティングもしくはフッ素系の撥水性コーティング、酸化チタンに代表される親水性を有する材料のコーティングといったコーティングが施され、または抗菌剤が含浸されている。これにより、手挿入部3の内面は、汚れが付着することが軽減されており、また細菌が繁殖することが低減されている。
手挿入部3の上方には、手挿入部3に向かって下方に高速空気を吹き出すノズル12が設けられている。ノズル12の背面側の近くには、手挿入部3における手の有無を検知する手検知センサ14が設けられている。手挿入部3より上方に位置するケーシング1の側面には、吸気口9が形成されたメンテナンスパネル20が配置されている。メンテナンスパネル20の表面の一部においては、背面側から前面側に向かうにしたがって、左右方向における中央側に向かって傾斜する傾斜面が設けられている。そして、傾斜面の前面側の縁部とメンテナンスパネル20の裏面との間に設けられた隙間によって吸気口9が構成されている。
手挿入部3の上方には、背面側の手乾燥装置100の外殻をなすベース7とケーシング1とで箱体状の空間が構成される。ベース7は、固定保持板16によってケーシング1の背面側に固定されている。箱体状の空間内には、DC(Direct Current)ブラシレスモータと、DCブラシレスモータによって回転するターボファンとにより構成された空気流発生部である高圧空気流発生装置8と、手検知センサ14における手の検知信号に応じて高圧空気流発生装置8の運転を制御する図示しない制御回路と、が組み込まれている。なお、DCブラシレスモータの代わりに、整流子モータまたは誘導電動機が用いられてもよい。
また、箱体状の空間内には、高圧空気流発生装置8の吸気側と吸気口9とを連通する吸気風路10と、高圧空気流発生装置8の排気側とノズル12とを連通する排気風路13と、が設けられている。排気風路13の途中であってノズル12より上流側には、高圧空気流発生装置8から送られてくる空気を加熱して温風化させるヒータ15が設けられている。
つぎに、ノズル12と排気風路13の構成について説明する。排気風路13は、高圧空気流発生装置8を覆うモータカバー31に、高圧空気流発生装置8から発生する高圧空気流をシールするシール部品32を介してノズル12が連結されることで構成される。シール部品32は、排気風路13に配置されるヒータ15の発熱を考慮して、耐熱性の高いシリコン樹脂製とすることが好ましい。モータカバー31と排気風路13とは、ネジで固定される。このため、手乾燥装置100は、ヒータ15および高圧空気流発生装置8の部品交換が容易とされており、また長期間使用した後での排気風路13内の清掃も可能とされている。
排気風路13は、前方に向かうにしたがって下方向に傾斜し、排気風路13の途中部分で、下流側が後方に向かう方向に曲がった構造とされている。すなわち、排気風路13は、上流側から下流側に向かうにしたがって下方向に傾斜し、排気風路13の下流側の途中部分において後方に向かう方向に曲がった構造とされている。そして、排気風路13の下流側に上述したノズル12が設けられている。ノズル12から手挿入部3に吹き出される吹き出し風は、排気風路13の下流側の伸長方向に従って、後方に向かう。
これにより、ケーシング1を除くケーシング1の内部の構成部品の中で、前後方向において排気風路13が最も前方に位置している。ノズル12は、排気風路13が後方に向かって曲がった後の下流に設けられる。そして、ケーシング1の前後方向において、シール部品32において前方に位置する面であるシール部品前面32aの位置と、ノズル12の位置とは、ほぼ同一の位置となる。
ケーシング1の前後方向の寸法は、ケーシング1の内部で最も前方に位置している排気風路13の位置で決定される。ケーシング1の内部で最も前方に位置している排気風路13の位置によって決定されたケーシング1の前後方向の寸法と、ノズル12の位置により、ケーシング1の前面とノズル12の吹き出し口の距離を最小に構成でき、ノズル12がケーシング1の前面の近くに配置され、ノズル12から吹き出される風は後方に向かう。これにより、手挿入部3において手から前面側に向かって吹き飛ばされる水滴が少なくなり、使用者にとって使い勝手が良い。そして、ケーシング1の前面とノズル12の吹き出し口との距離が10mm以下とされることで、手挿入部3において手から前面側に向かって吹き飛ばされる水滴がより少なくなり、使用者にとってより使い勝手が良くなる。また、大人の使用者を想定した場合、ノズル12の吹き出し口と背面側水受け部4aとの距離が110mmから130mm程度とされることで、手挿入部3の内部で使用者が手もみをしたときに手の全体に風が当たり、かつ使用者の手が手挿入部3に触れることがない。
手乾燥装置100は、排気風路13がシール部品前面32aよりも前方に配置され、ノズル12から手挿入部3に吹き出される吹き出し風が、前後方向においてシール部品前面32aと同じ位置から後方下側に向かって吹き出されるので、手を挿入する十分な空間を確保しつつ、壁からの本体の突出を最小に抑えることができる。また、手から吹き飛ばされた水滴は、手に当たった後に背面側の背面側水受け部4aに向かって吹き飛ばされるので、手挿入部3の下方にある水受け部4で確実に回収することができる。また、大人の使用者を想定した場合、ケーシング1の奥行寸法Dが150mm以下とされることで、使用者にとって使い勝手が良く、水滴を確実に回収できる衛生的な手乾燥装置100を得ることができる。また、ケーシング1の奥行寸法Dが150mm以下とされることで、手乾燥装置100が壁に取り付けられる場合の壁からの突出量が少なく、狭い洗面所および狭いトイレ空間に設置可能な手乾燥装置100を得ることができる。
前後方向において、ノズル12がシール部品前面32aよりも後方に配置されている場合には、ノズル12がシール部品前面32aと同じ位置に配置されている場合よりも、前後方向におけるケーシング1の前面とノズル12の吹き出し口との距離が長くなる。そして、この場合は、手挿入部3に手が挿入されても、ノズル12から吹き出された吹き出し風が手の全体に当たらずに、手が十分に乾かない場合がある。この場合は、手挿入部3におけるケーシング1の前面側の領域であって吹き出し風が当たらない領域が広くなり、手挿入部3に挿入された手を十分に乾かすことができない。
吸気風路10の前段には、高圧空気流発生装置8へ吸い込まれる空気中の塵埃を除去する樹脂製または金属製の図示しないフィルタがメンテナンスパネル20と一体で成形され、ケーシング1の内側の側方へ着脱可能な状態で取り付けられている。フィルタは、ケーシング1の側面へのメンテナンスパネル20の抜き差し動作で着脱できる。フィルタの面積は、吸気口9および吸気風路10における通風方向に垂直な方向での断面積よりも大きくされている。なお、フィルタは、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタまたは抗菌フィルタであってもよい。
吸気口9は、ケーシング1の背面に設けられてもよい。吸気口9をケーシング1の背面に設ける場合は、ベース7の一部に吸気口9が配置される。ケーシング1の背面側に吸気口9を設けることで、手乾燥装置100の外観の意匠性が向上する。
ケーシング1の上面には、図示しない操作スイッチ部が配置されている。操作スイッチ部には、制御回路への通電の入り切りを行う図示しない電源スイッチと、ノズル12からの吹き出し風の風速の強弱を切り替えたり、ヒータ15の入り切りを行う図示しない操作スイッチとが設けられている。
操作スイッチ部は、電源スイッチと操作スイッチとが実装された図示しない制御基板と、制御基板を上方から覆うように取り付けられた図示しない操作スイッチカバーとで構成されている。操作スイッチカバーは、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合合成樹脂(Acrylonitrile‐Butadiene‐Styrene:ABS)またはポリプロピレン(polypropylene:PP)といった樹脂からなる樹脂製であり、電源スイッチと操作スイッチとを操作するための図示しない押しボタンが設けられている。押しボタンは、手で押しボタンを押した時に上下方向に可動するように、バネ性をもつ形状となっている。操作スイッチは、タクトスイッチ(登録商標)または静電容量式のスイッチが用いられる。
操作スイッチ部は、ケーシング1において吸気風路10の上方に固定されている。ケーシング1には、ベース7にケーシング1が取り付けられたときに、操作スイッチ部がケーシング1の上面に現れるように上面開口部37が設けられている。ケーシング1がベース7に取り付けられた状態では、上面開口部37に操作スイッチ部がはまり込む構造となっている。ケーシング1と操作スイッチ部とは上面開口部37の周辺位置で固定されており、上面開口部37と操作スイッチ部との間に隙間なく取り付けることが可能とされている。なお、ケーシング1と操作スイッチ部との固定にはネジを用いてもよい。
また、操作スイッチ部は、ケーシング1に開閉可能に取り付けられた操作部パネル18で覆われている。操作スイッチ部を操作する手順を説明する。まず、操作部パネル18をケーシング1の左右方向の外側に向かって水平に移動させる。つぎに、操作部パネル18を、操作部パネル18の回転軸を中心にして上方に回転させて操作部パネル18を開ける。操作部パネル18の回転軸は、ケーシング1の左右方向に移動可能とされている。操作部パネル18が「閉」の状態では、ケーシング1と操作部パネル18との間に隙間が発生しない構造とされている。これにより、見栄えがよく、ケーシング1の内部への埃の侵入および水の浸入を防ぐことができる。また、操作部パネル18を開ける際は、操作部パネル18をケーシング1の左右方向の外側に向かって水平に移動させる必要があるため、操作方法を把握しているメンテナンス作業者以外の人が操作スイッチ部をいたずらすることを防止できる。
操作スイッチカバーの上面にはラベルまたはプラスチックフィルムが貼り付けられており、電源の入り切り、吹き出し風の風速の強弱の切り替え、およびヒータ15の入り切りの状態表示説明が表示されている。また、操作スイッチカバーには、手乾燥装置100の動作状態を示すためのLED(Light Emitting Diode)が露出される開口が設けられている。LEDを透過させるために操作スイッチカバーに設けた開口は、ラベルまたはプラスチックフィルムによって覆われるため、ケーシング1の内部への水の浸入および埃の侵入を防止することが可能となる。
つぎに、ケーシング1に対するドレン容器6の着脱について説明する。図2に示すように左右のケーシングの側面1aの下部には、底面側水受け部4bの固定底面部41bよりも前方に突出してドレン容器6を支持する一対のケーシング係止突起部19aが設けられている。一方、ドレン容器6の両側面における後ろ側の内壁部には、ケーシング1のケーシング係止突起部19aが嵌め込まれる凹形状の一対のドレン容器係止受け部19bが設けられている。ケーシング1がケーシング係止突起部19aを備え、ケーシング係止突起部19aを挿入可能なドレン容器係止受け部19bをドレン容器6が備えることで、ドレン容器6を手乾燥装置100の前後方向に抜き差しでき、ドレン容器6がケーシング1に対して着脱自在とされている。
したがって、ケーシング係止突起部19aとドレン容器係止受け部19bとによって構成されるドレン容器6とケーシング1との嵌め合い構造の少なくとも一部がケーシング1の下部に設けられている。そして、手乾燥装置100の前後方向において嵌め合い構造の少なくとも一部が固定底面部41bと着脱底面部42bとの分割部である排水口5より後方に位置することによって、水受け部4で受けた水が、分割部である排水口5より後方に位置している嵌め合い構造に到達することが無く、汚れが堆積することを抑制することが可能である。
ドレン容器6をケーシング1に装着する場合には、ケーシング1のケーシング係止突起部19aがドレン容器6のドレン容器係止受け部19bに嵌め込まれる。これにより、図1、図4に示すように、ドレン容器6は、ケーシング1に固定され、ケーシング1から落ちることがない。そして、ケーシング1に対するドレン容器6の着脱は、底面側水受け部4bの着脱底面部42bには関係なく、ケーシング1に対して独立して行われる。このため、ドレン容器6は、着脱底面部42bがドレン容器6から取り外された状態でも、ケーシング1に対して固定されたままの状態を維持することができる。したがって、ドレン容器6とケーシング1とは嵌め合い構造によって連結されて固定可能とされている。
図6は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のケーシング1とドレン容器6との係止部分の断面図である。ドレン容器6がケーシング1に装着された状態においてドレン容器係止受け部19bに挿入されたケーシング係止突起部19aがドレン容器6を支持する最も前面側の点は、図6に示すようにケーシング係止突起部19aの上面における最も前方側の点であるドレン容器支持点52である。
前後方向におけるケーシング係止突起部19aの長さは、ドレン容器6がケーシング1に装着された状態において、ドレン容器6の重心位置であるドレン容器重心位置51よりも前方側でドレン容器6を支持する長さに設定されている。上記構造とすることで、ドレン容器6がケーシング1に装着された状態において、ドレン容器重心位置51は、ケーシング係止突起部19aのドレン容器支持点52よりも後方側にある。これにより、手乾燥装置100は、ドレン容器6の前方側が下方に傾いて装着されることを防止可能である。
また、図1に示すように、ドレン容器の側面6bとケーシングの側面1aとの合わせ目53は、使用者の目線に露出している。手乾燥装置100は、ドレン容器6が前方側に下方に傾いて装着されることを防止することで、正しくない装着状態に起因した外観の意匠性の低下を防止可能である。
また、ドレン容器6の底面であるドレン容器底面54は、後方側が下がる傾斜を有する傾斜形状とされている。また、ドレン容器底面54における後方側の領域は、ケーシング1への取り付けのために、ドレン容器6がケーシング1に装着された状態において水平となる水平形状とされている。ドレン容器底面54の傾斜形状は、前後方向において、ドレン容器6の正面側からドレン容器重心位置51まで継続する形状、またはドレン容器6の正面側からドレン容器重心位置51を後方に越えた位置まで継続する形状とされる。
そして、ドレン容器底面54における傾斜形状とされた領域と、ドレン容器底面54における水平形状とされた領域との、ドレン容器6がケーシング1に装着された状態における高さ位置、すなわち鉛直方向における位置を調整することによって、ドレン容器6に水が溜まった場合に、前後方向においてドレン容器重心位置51よりも後方に溜まる水の容積が、ドレン容器重心位置51よりも前方にたまる水の容積よりも大きくなる。すなわち、ドレン容器6に水が溜まった状態のドレン容器重心位置55は、ドレン容器6に水が溜まっていない空の状態よりも、後方側に移動することになる。上記構造とすることで、ドレン容器6がケーシング1に装着された状態では、ドレン容器6に水が溜まった状態のドレン容器6の重心位置が、ケーシング係止突起部19aのドレン容器支持点52よりもさらに後方側にある。これにより、手乾燥装置100は、ドレン容器6が前方側に下方に傾いて装着されることを防止可能である。
また、ケーシング係止突起部19aの奥行寸法を固定底面部41bの奥行寸法より大きくすることで、ドレン容器6に水が溜まった状態でもケーシング係止突起部19aによって安定してドレン容器6が支持され、ドレン容器6が前方側に下方に傾いて装着されることを防止可能である。
また、手乾燥装置100は、上記のようにドレン容器6に水が溜まった状態でもドレン容器6が前方側に下方に傾くことがないため、ドレン容器6に水が溜まったことによって合わせ目53が傾くことがない。これにより、手乾燥装置100は、ドレン容器の側面6bとケーシング1との間に隙間が生じることなく、ドレン容器6をケーシング1に装着することが可能となる。
一方、ドレン容器6をケーシング1から取り外す場合には、ドレン容器6を前方に引っ張ることで、ケーシング1のケーシング係止突起部19aがドレン容器6のドレン容器係止受け部19bから引き抜かれる。これにより、ドレン容器6がケーシング1から取り外された状態とすることができる。
また、着脱底面部42bの左右の端縁部には、防水壁44によって構成される防壁構造42bbが設けられ、ケーシング1のケーシング係止突起部19aとドレン容器6のドレン容器係止受け部19bとの合わせ目を覆っている。これにより、使用を継続することで汚れが徐々についていくケーシング1のケーシング係止突起部19aとドレン容器6のドレン容器係止受け部19bとの合わせ目での汚れの蓄積を低減することができる。
つぎに、着脱底面部42bのドレン容器6に対する着脱について説明する。図7は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6の斜視図である。図8は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6と着脱底面部42bとを連結した状態を示す断面図である。図9は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6と着脱底面部42bとを連結する前の状態を示す断面図である。図10は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6から着脱底面部42bを取り外した状態を示す断面図である。図11は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100のドレン容器6と着脱底面部42bとを連結した状態を示す断面図である。
着脱底面部42bは、ドレン容器6に対して上方に取り付けられる。着脱底面部42bは、ドレン容器6に対して単独で着脱自在とされており、ドレン容器6の後側から抜き差し可能とされている。すなわち、着脱底面部42bにおける防壁構造42bbの上端の外周部は、ドレン容器6の上端部と同等の形状および寸法を有する。また、防壁構造42bbの上端の外周縁部における下面部は、ドレン容器6の上端部に対応した形状を有する。これにより、着脱底面部42bの外周縁部の下面部がドレン容器6の上端部6aに嵌ることで、着脱底面部42bがドレン容器6上に固定される。したがって、ドレン容器6と着脱底面部42bとは嵌め合い構造によって連結されて固定可能とされている。そして、着脱底面部42bは、ドレン容器6がケーシング1から取り外された状態においてドレン容器6に対して着脱自在とされている。
また、ドレン容器6の左右の内壁の上部には、ドレン容器6の後ろ側からスライドさせて取り付けられる着脱底面部42bと嵌め合うドレン容器嵌合部71が設けられている。ドレン容器嵌合部71の形状は、前後方向の長さが上下方向の長さよりも長い。すなわち、ドレン容器嵌合部71は、奥行き方向の長さが高さ方向の長さよりも長い。ドレン容器嵌合部71の後ろ側の下部の角部は、着脱底面部42bを挿入しやすいように面取りされている。また、ドレン容器6の前方側の内壁の上部には、ドレン容器嵌合部75が設けられている。
着脱底面部42bには、ドレン容器嵌合部71と嵌まり合う着脱底面部嵌合部72が着脱底面部42bの外側の側面に設けられている。着脱底面部嵌合部72の形状は、前後方向の長さが上下方向の長さよりも長い。すなわち、着脱底面部嵌合部72は、奥行き方向の寸法が高さ方向の寸法よりも長い。着脱底面部嵌合部72の前方側の上部の角部は、ドレン容器6に挿入しやすいように面取りされている。また、着脱底面部42bの前方側には、ドレン容器嵌合部75と嵌り合う着脱底面部嵌合部76が設けられている。
ドレン容器6と着脱底面部42bを連結する際は、防壁構造42bbの上端の外周縁部における下面部がドレン容器の側面6bの上端部6a上に載置されるようにして、着脱底面部42bをドレン容器6の後ろ側から前方側に向かって水平にスライドさせて連結させる。すなわち、着脱底面部42bの左右の外周領域における下面部がドレン容器の側面6bの上端部6a上に載置されるようにして、着脱底面部42bをドレン容器6の後ろ側から前方側に向かって水平にスライドさせて連結させる。
ドレン容器6と着脱底面部42bとが連結した状態では、ドレン容器の側面6bの内壁の上部に設けられたドレン容器嵌合部71の下部に、着脱底面部42bに設けられた着脱底面部嵌合部72が配置されて、ドレン容器嵌合部71と着脱底面部嵌合部72とが嵌り合う。また、ドレン容器6の前方側の内壁の上部に設けられたドレン容器嵌合部75の下部に、着脱底面部42bに設けられた着脱底面部嵌合部76が当接し、ドレン容器嵌合部75と着脱底面部嵌合部76とが嵌り合う。これにより、ドレン容器6と着脱底面部42bとがドレン容器6の上下方向において固定され、着脱底面部42bのがたつきが防止される。
着脱底面部42bを取り外すときは、ケーシング1からドレン容器6を取り外した後、着脱底面部42bをドレン容器6の後ろ側へスライドさせることで、ドレン容器6から着脱底面部42bを取り外すことができる。
上述したように、手乾燥装置100は、ドレン容器6から着脱底面部42bを上方に取り外すことができない構造とされている。これにより、使用者が手乾燥装置100を使用する際には、手に衝突した空気流が背面側水受け部4aに向かって流れ、背面側水受け部4aに沿って、固定底面部41bと着脱底面部42bとの分割部に隙間を設けて構成された排水口5に流れ込む。しかしながら、手乾燥装置100は、ドレン容器6から着脱底面部42bを上方に取り外すことができないため、排水口5に流れ込む空気流の風圧によって着脱底面部42bが上方に浮き上がることが防止される。
ドレン容器6の後ろ側には、図2から図10に示すように、上面から上方に向かって突出するドレン容器後部突起部77が設けられている。ドレン容器後部突起部77は、ドレン容器6の後ろ側に設けられた背面側の外枠6cの上面から上方に突出して2つ配置されている。ドレン容器後部突起部77は、背面側の外枠6cの内壁から前方に突出してドレン容器6における後ろ側の領域を覆う蓋部46の上面から、背面側の外枠6c上にわたって設けられている。ドレン容器後部突起部77は、ドレン容器6をケーシング1に取り付けた状態において、ケーシング係止突起部19aとドレン容器係止受け部19bとによって構成されるドレン容器6とケーシング1との嵌め合い構造よりも後方であり、固定底面部41bの下部となる位置に設けられている。そして、ドレン容器後部突起部77の上面は、ドレン容器6がケーシング1に取り付けられた状態で、固定底面部41bの裏側、すなわち固定底面部41bの下面に接する。すなわち、ドレン容器後部突起部77の上面は、ドレン容器係止受け部19bよりも後方で固定底面部41bの下面に接する。
図3および図4においては、固定底面部41bが、背面側水受け部4aの下方において、固定底面部41bと背面側水受け部4aの下部とがつながる部分よりも後方にも延在した構成を示している。なお、固定底面部41bと背面側水受け部4aの下部とがつながる部分が、図3および図4に示す構成の場合よりも後方の位置であって且つドレン容器後部突起部77よりも後方の位置とされて、固定底面部41bが背面側水受け部4aの下方に存在しない構成とすることも可能である。
着脱底面部42bとドレン容器6とをケーシング1に取り付けた状態で清掃する場合は、着脱底面部42bとドレン容器6とを濡れた雑巾で拭く拭き清掃が行われる。このとき、着脱底面部42bの上面から下方に向かって負荷が掛かり、ドレン容器6にも下方に負荷が加わる。手乾燥装置100では、ドレン容器6をケーシング1に取り付けた状態で、固定底面部41bの裏側、すなわち固定底面部41bの裏側の下面にドレン容器後部突起部77の上面が接することで、ドレン容器6が固定底面部41bの下面に固定される。これにより、ケーシング1に取り付けられたドレン容器6は、がたつきが無い状態とされる。
したがって、手乾燥装置100は、ドレン容器6がケーシング1に取り付けられた状態でドレン容器6に下方に負荷が加わっても、ドレン容器6ががたつくことがなく、無理なく拭き清掃することが可能である。また、ドレン容器6がケーシング1に取り付けられた状態でドレン容器6に下方に負荷が加わってもドレン容器6ががたつかないため、手乾燥装置100の側面側におけるケーシングの側面1aとドレン容器の側面6bとの合わせ目53に隙間が発生することを防ぐことが可能となる。また、固定底面部41bの裏側の下面にドレン容器後部突起部77の上面が接することで、ドレン容器6のケーシング1への装着時における装着強度が増加する。これにより、ドレン容器6が満水の時でも、ドレン容器6は傾くことがない。したがって、手乾燥装置100は、ケーシング1に着脱可能なドレン容器6のケーシング1との連結の信頼性を向上させることができる。
また、ドレン容器後部突起部77の上面は、円状または四角形状となっている。そして、ドレン容器後部突起部77は、ドレン容器6の後ろ側の左右の外枠の幅の範囲内の狭い幅で形成されている。すなわち、ドレン容器後部突起部77の面積は、固定底面部41bの下面の面積に比べて非常に小さい面積とされている。
ドレン容器6と着脱底面部42bは、ドレン容器嵌合部71と着脱底面部嵌合部72との嵌合、およびドレン容器嵌合部75と着脱底面部嵌合部76との嵌合で連結される。そして、ドレン容器6をケーシング1に取り付けた状態で、ドレン容器後部突起部77が固定底面部41bの下面に接触するようになっている。
固定底面部41bの下面にはドレン容器後部突起部77のみが当接し、ドレン容器後部突起部77の面積が固定底面部41bの下面の面積に比べて非常に小さい面積とされていることにより、ドレン容器6の挿抜時においても固定底面部41bの下面との摩擦が小さくなる。これにより、ドレン容器後部突起部77と固定底面部41bの下面との接触がドレン容器6の挿入性に悪影響を及ぼすことがない。したがって、手乾燥装置100は、固定底面部41bの下面に着脱底面部42bが引っかかることなくドレン容器6をケーシング1に挿抜可能である。
なお、ドレン容器後部突起部77がドレン容器6の後ろ側の左右の外枠の上面から上方に突出した構成とすることも可能である。この場合も、ドレン容器後部突起部77のみが固定底面部41bの下面に当接する構成とされる。また、この場合も、ドレン容器後部突起部77は、ドレン容器6をケーシング1に取り付けた状態において、ケーシング係止突起部19aとドレン容器係止受け部19bとによって構成されるドレン容器6とケーシング1との嵌め合い構造よりも後方であり、固定底面部41bの下部となる位置に設けられる。そして、ドレン容器後部突起部77の上面は、ドレン容器6がケーシング1に取り付けられた状態で、固定底面部41bの裏側、すなわち固定底面部41bの下面に接する。すなわち、ドレン容器後部突起部77の上面は、ドレン容器係止受け部19bよりも後方で固定底面部41bの下面に接する。
また、ドレン容器6がケーシング1に取り付けられた状態において、着脱底面部42bは、固定底面部41bと離間している。したがって、手乾燥装置100は、ドレン容器6をケーシング1に挿抜する際にも着脱底面部42bと固定底面部41bとが擦れることがなく、着脱底面部42bと固定底面部41bとがドレン容器6の挿入性に悪影響を及ぼすことがない。
また、ドレン容器後部突起部77が複数設けられることで、ドレン容器6が固定底面部41bの下面により強固に固定され、ドレン容器6のケーシング1への装着時における装着強度が増加する。
また、ドレン容器後部突起部77が固定底面部41bの下面と接触するか、または製造時の寸法公差によりドレン容器後部突起部77と固定底面部41bの下面との間に隙間が生じた場合でもほぼ隙間の無い構造となるので、がたつくことなくスムーズな挿抜が可能となる。
また、子どもがいたずらでドレン容器6にぶら下がったり、ドレン容器6を無理に下方に押したりした場合でも、ドレン容器後部突起部77を設けたことで、ドレン容器6の前方部分が下方に傾くことを防ぐことが可能となる。
また、ドレン容器後部突起部77は、上面が円状または四角形状で高さが低い形状とされている。これにより、ドレン容器後部突起部77は、いたずらなどでドレン容器6に下方に負荷が掛けられた場合でも折れたり破損したりすることがなく、またドレン容器6の挿抜繰り返し行われた場合でも破損することがない。
したがって、手乾燥装置100は、使用を継続するにつれて汚れが溜まりやすく使用者の目線に入る着脱底面部42bを、ドレン容器6をケーシング1から取り外すことなく、無理なく拭き清掃することが可能である。
また、手乾燥装置100は、ドレン容器6をケーシング1から取り外した後に、着脱底面部42bをドレン容器6から取り外して容易に清掃することができる。したがって、ドレン容器6に溜まった水を廃棄する際に、着脱底面部42bをドレン容器6から取り外して容易に清掃することができる。
また、ケーシング1に装着されたドレン容器6は、固定底面部41bの下方に設けられたタンク受け部81によって後方部分が下方から保持される。タンク受け部81は、ケーシング1の背面側から前方に延びた状態に設けられている。洗面台の上または洗面台の上方に設置された手乾燥装置100の真下の洗面台の清掃を行う場合には、ドレン容器6を外し、手挿入部3に手を入れて清掃が行われる。ここで、タンク受け部81が大きく前方に張り出していると、手乾燥装置100の真下の領域の清掃が困難になる。
手乾燥装置100は、ドレン容器後部突起部77によってドレン容器6が固定底面部41bの下面に固定されるため、着脱底面部42bの清掃時の下方への負荷に耐えうる構造とすることを目的としてドレン容器6を下方から保持するためのタンク受け部81を前面側に長く延ばす必要がない。したがって、手乾燥装置100が洗面台の上または洗面台の上方に設置された場合でも、手乾燥装置100の真下の洗面台の清掃が容易である。
つぎに、手乾燥装置100における水滴の回収について説明する。使用者が手挿入部3に手を挿入すると、高圧空気流発生装置8が作動し、ノズル12から高速空気が吹き出される。これにより、高速空気によって手から水滴が吹き飛ばされる。手から吹き飛ばされた水滴は、水受け部4で受け止められる。上述したように、水受け部4の底面側水受け部4bにおいては、重複領域43において、着脱底面部42bにおける後ろ側の外縁領域42baと、固定底面部41bにおける前方側の外縁領域41baとの間の隙間である排水口5が設けられている。
水受け部4で受け止められた水滴は、排水口5に送られ、水受け部4の下方に配置されたドレン容器6に回収される。着脱底面部42bに受け止められた水滴は、着脱底面部42b上を流れて排水口5に到達し、排水口5からドレン容器6に滴下する。一方、固定底面部41bに受け止められた水滴は、前方に流れて排水口5に到達し、排水口5からドレン容器6に滴下する。また、背面側水受け部4aに受け止められた水滴は、固定底面部41bに流れ、固定底面部41bを前方に流れて排水口5に到達し、排水口5からドレン容器6に滴下する。このように、水受け部4で受け止められた水滴は、底面側水受け部4bにおける固定底面部41bと着脱底面部42bとの分割部に設けられた隙間である排水口5を通してドレン容器6へ導かれる。
これにより、底面側水受け部4bにおける固定底面部41bと着脱底面部42bとの分割部に汚れが堆積することを抑制できる。すなわち、固定底面部41bと着脱底面部42bとの分割部に隙間を設けて排水口5とすることで、水滴で分割部の汚れが流されるため、分割部に汚れが堆積することを抑制できる。また、固定底面部41bと着脱底面部42bとは、直接固定されておらず、固定底面部41bと着脱底面部42bとは嵌め合い構造によって固定される構造ではないため、底面側水受け部4bの形状が簡単になり、清掃性が向上する。
また、水受け部4で受け止められた水滴がドレン容器6に流れる過程の中で、底面側水受け部4bには汚れが蓄積しやすい。底面側水受け部4bは、使用者の目線に主に露出しており、清掃頻度が少ない場合には美観を損ねる。
ここで、着脱底面部42bは、ケーシング1に対して着脱されるのではなく、上述したようにドレン容器6上に単独で着脱される構成とされている。これにより、着脱底面部42bは、工具を使用しなくても単独で容易に取り外しが可能である。したがって、手乾燥装置100は、汚れが蓄積しやすく頻繁に掃除しなければならない着脱底面部42bを取り外して容易に清掃することができるため、水受け部4の衛生性および清潔性を保つことができ、また水受け部4の清掃性およびメンテナンス性が向上する。なお、ドレン容器6に対する着脱底面部42bの固定方法は、嵌め合い構造以外に爪構造であっても同様の効果が得られる。
またドレン容器6をケーシング1から取り外すことで、固定底面部41bを容易に清掃することが可能である。したがって、手を乾燥する際に飛び散った水滴は固定底面部41bに付着し、使用を継続すると汚れが徐々についてくるが、固定底面部41bを容易に清掃することができる。
また、着脱底面部42bは、ドレン容器6に支持されており、固定底面部41bとは固定されていない。そして、上述したようにドレン容器6は、ケーシング1に直接支持されている。これにより、ドレン容器6の満水時にドレン容器6に溜まった水の重量が重くなった場合でも、着脱底面部42bと固定底面部41bとに直接力が加わるということがないため、分割部の構造を簡単にでき、水受け部4の清掃性を向上できる。
また、着脱底面部42bが固定底面部41bとは係止されない構造とすることで、着脱底面部42bおよび固定底面部41bを凹凸の少ない単純形状で構成することができるため、底面側水受け部4bの清掃が容易となる。
また、手乾燥装置100は、汚れの溜まりやすい着脱底面部42bをケーシング1に係止させずにドレン容器6に係止させる構造とされている。そして、着脱底面部42bをドレン容器6に嵌め合わせて係止するための嵌め合い構造部11が、着脱底面部42bの外周縁部の下部に設けられている。すなわち、手乾燥装置100は、嵌め合い構造部11が手乾燥装置100の外装面に面した構成とされている。この構成により、手乾燥装置100は、使用を継続することで汚れが徐々についていく部品の合わせ目、すなわち着脱底面部42bとドレン容器6との合わせ目である嵌め合い構造部11を、水滴が直接吹き飛ぶ手挿入部3に面する領域外に配置することができる。したがって、手乾燥装置100は、底面側水受け部4bで受けた水が嵌め合い構造部11に到達しないので、嵌め合い構造部11に汚れが堆積することを抑制でき、清掃頻度が少なくても、底面側水受け部4bの周辺の美観を保つことが可能となる。
また、ドレン容器6の上方に配置した着脱底面部42bによって、使用を継続することで汚れが徐々についていく着脱底面部42bを係止するための嵌め合い構造部11を、使用者の上方からの目線に対して覆い隠すことができる。これにより、底面側水受け部4bの周辺の外観に起因して、使用者が手挿入部3に手を挿入したくないという不快感を軽減することが可能となる。
また、水受け部4は、背面側水受け部4aと底面側水受け部4bとの2部品で構成されており、分割部が1箇所とされている。一般的に、部品の分割部は汚れが堆積しやすい。しかしながら、水受け部4は、分割部が1箇所なので、汚れの堆積箇所を最低限にできる。
また、水受け部4の左右方向および前方の端縁部には、前方または上方に突出した曲面構成の立ち上がりによる防水壁44が設けられている。そして、ドレン容器6とケーシング1との嵌め合い構造は防水壁44の下部に設けられている。このため、防水壁44で受け止められた水滴は、速やかに着脱底面部42bまたは固定底面部41bに流れ、排水口5を通してドレン容器6へ導かれる。これにより、防水壁44で受け止められた水滴はドレン容器6とケーシング1との嵌め合い構造に到達しにくく、嵌め合い構造に汚れが堆積することを抑制できる。
上述したように、本実施の形態1にかかる手乾燥装置100は、ドレン容器6をケーシング1に取り付けた状態で、固定底面部41bの下面にドレン容器後部突起部77の上面が接することで、ドレン容器6が固定底面部41bの下面に固定される。これにより、ケーシング1に取り付けられたドレン容器6は、がたつきが無い状態とされ、下方に負荷が加わってもがたつくことがなく、無理なく拭き清掃することが可能である。
したがって、手乾燥装置100は、ケーシング1に着脱可能なドレン容器6のケーシング1との連結の信頼性を向上させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 ケーシング、1a ケーシングの側面、2 手挿入口、3 手挿入部、4 水受け部、4a 背面側水受け部、4b 底面側水受け部、5 排水口、6 ドレン容器、6a 上端部、6b ドレン容器の側面、6c 外枠、7 ベース、8 高圧空気流発生装置、9 吸気口、10 吸気風路、11 嵌め合い構造部、12 ノズル、13 排気風路、14 手検知センサ、15 ヒータ、16 固定保持板、18 操作部パネル、19a ケーシング係止突起部、19b ドレン容器係止受け部、20 メンテナンスパネル、31 モータカバー、32 シール部品、32a シール部品前面、37 上面開口部、41b 固定底面部、41ba,42ba 外縁領域、41bb 突出部、42b 着脱底面部、42bb 防壁構造、43 重複領域、44 防水壁、44a 防水壁立ち上がり部、44b 防水壁傾斜部、46 蓋部、52 ドレン容器支持点、53 合わせ目、54 ドレン容器底面、51,55 ドレン容器重心位置、71,75 ドレン容器嵌合部、72,76 着脱底面部嵌合部、77 ドレン容器後部突起部、81 タンク受け部、100 手乾燥装置、D 奥行寸法。

Claims (6)

  1. 手を挿抜可能な処理空間からなる手挿入部を備えて外殻の一部を構成するケーシングと、
    前記手挿入部の上方から下方に向かって空気流を噴出させるノズルと、
    前記手挿入部の後方に配置される背面側水受け部と、前記手挿入部の下方に配置される底面側水受け部とを有する水受け部と、
    前記底面側水受け部の下方で前記ケーシングに着脱されるドレン容器と、
    を備え、
    前記ケーシングは、前記ドレン容器を支持するケーシング係止部を有し、
    前記底面側水受け部は、
    前記背面側水受け部と一体に構成されて後方側に配置される固定底面部と、
    前記ドレン容器の上部を覆って前記ドレン容器に対して着脱可能な着脱底面部と、
    を有し、
    前記ドレン容器は
    記ドレン容器が前記ケーシングに装着された状態で前記ケーシング係止部が嵌め込まれるドレン容器係止部
    記ドレン容器が前記ケーシングに装着された状態において前記ドレン容器係止部よりも後方で前記固定底面部の下面に接するドレン容器突起部と、
    を有すること、
    を特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記ドレン容器突起部が、複数設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記ドレン容器突起部は、前記ドレン容器の外枠上に配置されていること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記ケーシング係止部の奥行寸法は、前記固定底面部の奥行寸法より大きいこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
  5. 前記着脱底面部は、前記固定底面部と離間していること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
  6. 前記ケーシングの奥行は、150mm以下であること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
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