JP6391539B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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本発明は、濡れた手を風によって乾燥させる手乾燥装置に関する。
濡れた手を風によって乾燥させる手乾燥装置では、手から吹き飛ばした水滴を回収するタンクが設けられている。タンクを有する手乾燥装置は、ノズルから吹き出す高速気流をタンクカバーで受け止めた後に、タンクに貯留する。タンクカバーを設けることにより、手乾燥装置は、タンクに溜めた水が飛散すること及びタンク引き抜き時に水がこぼれることを防止している。
しかし、タンクカバーはいたずら、または過失により紛失してしまうことがあり、タンクカバーを紛失した場合、タンクを単体で本体に装着して手乾燥装置を使われてしまうおそれがあった。
タンクに水が溜まった状態でタンクカバーを外して手乾燥装置を使用すると、タンクに溜まった水にノズルから吹き出す高速気流が衝突し、水滴は飛散する。手乾燥装置では、使用者の手挿入方向と垂直に気流が噴射されるようにノズルが配置されていることが多く、この場合、飛散した水滴は前方及び後方に飛散しやすい。前方へ飛散した水滴は使用者に、後方へ飛散した水滴は壁面及び床に飛ぶため、使用者に不快感を与えてしまうといった課題があった。また、タンクカバーを外したまま手乾燥装置を使用すると、タンクに溜めた水がメンテナンス時に清掃者にかかり不快感を与えてしまうといった課題があった。
上記課題を改善するために、特許文献1には超音波距離計によりタンクカバーまでの距離を測定し、タンクおよびタンクカバーがない状態では高圧空気流発生装置を作動させない手乾燥装置が開示されている。
特開2000−184987号公報
しかしながら、特許文献1に開示される手乾燥装置は、超音波距離計の感度バラツキ、部品の寸法バラツキ及び組立バラツキにより、タンクカバーまでの距離を正確に検知できないおそれがある。したがって、特許文献1に開示される発明は、タンクを単体で装着した状態で手乾燥装置を運転してしまう可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タンクを単体で装着した状態で運転することを防止した手乾燥装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、前面上部から前方に延在する張り出し部を有するケーシングと、ケーシング内に空気流を発生させる空気流発生部と、張り出し部の下方の処理空間に向けて空気流を噴射するノズルと、処理空間に配置された物体から空気流によって吹き飛ばされた水滴を受け止めるタンクカバーと、タンクカバーを上方に着脱可能であり、タンクカバーの装着時にはタンクカバーとともにタンクユニットを構成し、タンクカバーが受け止めた水滴を収容するタンクとを有する。本発明において、ケーシングは、タンクカバー単体及びタンク単体とは係合せずタンクユニットとは係合するタンクユニット保持構造を備える。
本発明によれば、タンクを単体で装着した状態で運転することを防止した手乾燥装置を得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の上面斜視図 実施の形態1に係る手乾燥装置の断面図 実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクユニットの分解斜視図 実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクユニットを取り外した状態での断面図 実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクユニットを取り外した状態での正面図 実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクカバーの上面図 実施の形態1に係る手乾燥装置の下面斜視図 本発明の実施の形態2に係る手乾燥装置の断面図 実施の形態2に係る手乾燥装置のタンク係合部の構造を示す図 実施の形態2に係る手乾燥装置のタンク係合部の別の構造を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の上面斜視図である。図2は、実施の形態1に係る手乾燥装置の断面図であり、図1中のII−II線に沿った断面を示す。図3は、実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクユニットの分解斜視図である。図4は、実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクユニットを取り外した状態での断面図である。図5は、実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクユニットを取り外した状態での正面図である。図6は、実施の形態1に係る手乾燥装置のタンクカバーの上面図である。図7は、実施の形態1に係る手乾燥装置の下面斜視図である。図1及び図2に示すように、実施の形態1に係る手乾燥装置30は、高圧気流を発生させる空気流発生部である高圧気流発生装置4と、前面上部から前方に延在する張り出し部1aを有し、高圧気流発生装置4を内蔵する本体であるケーシング1と、ケーシング1内に設置され、張り出し部1aの下方の処理空間である手挿入空間2に向けて空気流を噴射するノズル3と、ケーシング1の後部に設けられた吸気口10と、吸気口10と高圧気流発生装置4とを連通させる吸気風路11と、高圧気流発生装置4とノズル3とを連通させる排気風路12とを有する。
ケーシング1には、非接触式のセンサ5が配置されている。センサ5は、具体例を挙げると反射式赤外線センサ又は測距センサである。
また、実施の形態1に係る手乾燥装置30は、手挿入空間2に配置された物体から空気流によって吹き飛ばされた水滴を受け止めるタンクカバー7と、タンクカバー7を上方に着脱可能であり、タンクカバー7が受け止めた水滴を収容するタンク6とを有する。図3に示すように、タンク6の上にはタンクカバー7が被せられている。タンク6に装着されたタンクカバー7及びタンク6は、タンクユニット18を構成している。
タンクユニット18は、高さ方向で分割された構造となっている。換言すると、タンクユニット18は、タンク6とタンクカバー7とが上下方向に重なった構造になっている。図4に示すように、ケーシング1の下部には正面向きにタンクユニット挿入口8が設けられており、タンクユニット18は、タンクユニット挿入口8に装着される。
タンクユニット挿入口8の上面8a奥側の左右方向の中央部には、下方に突出したリブ状のタンクユニット保持部17が設けられている。タンクユニット保持部17及びタンクユニット挿入口8の下面8bは、タンクカバー7単体及びタンク6単体とは係合せずタンクユニット18とは係合するタンクユニット保持構造をなしている。
図2に示すように、タンクユニット18の挿入方向先端側では、タンクユニット18の厚さHは、タンクユニット挿入口8の奥側に設けられているタンクユニット保持部17とタンクユニット挿入口8の下面8bとの間隔Dと概ね等しくなるが、タンク6の単体の厚さHはタンクユニット保持部17とタンクユニット挿入口8の下面8bとの間隔Dに比べて小さくなっている。また、タンク6の重心はタンクユニット挿入口8よりも前方にある。また、タンクユニット18の挿入方向先端側では、タンクカバー7の単体の厚さHはタンクユニット保持部17とタンクユニット挿入口8の下面8bとの間隔Dに比べて小さくなっている。また、タンクカバー7の重心はタンクユニット挿入口8よりも前方にある。このように、タンクユニット18の挿入方向先端側では、タンクユニット18の厚さHは、タンク6の厚さH及びタンクカバー7の厚さHのどちらよりも大きくなっている。
図5及び図7に示すように、タンクユニット挿入口8の左右両側には、タンク6の下面の左右の両端を支える下面保持部20が設けられている。下面保持部20は、左右方向の中央側を開放端とした片持ち状の突起であり、弾力性を備えている。図5に示すように、タンクユニット挿入口8の上面8aには、上面8aから下方に向かって突出する水切り部21が設けられている。水切り部21は左右方向に延出して設けられ、水切り部21の先端は左右方向の中央が低くなるように傾斜している。
図3及び図6に示すように、タンクカバー7には、底面7aの外周部を全周にわたって囲みかつ底面7aを前底面7bと後底面7cとに二分する土手13が設けられている。土手13は、底面7aから上方へ壁状に突出している。
また、前底面7bは、後方が低くなるように傾斜している。タンクカバー7は、前底面7bの最下点である最下領域7dの2ヶ所に、穴状に開口したドレン穴14が設けられている。
また、タンクカバー7には、タンクユニット挿入口8の中に入る風を低減する防風壁19が設けられている。防風壁19は、前底面7bから上方に向かって突出した壁状の突起壁で、左右のドレン穴14の間に設けられ、左右のドレン穴14を結ぶように左右方向に延出し、中央が前方に向かって凸形状の円弧形状となっている。
図3に示すように、タンク6のドレン穴14と重なる部分の周囲は、後方に向かって低くなる傾斜面6aとなっている。
ケーシング1、タンク6及びタンクカバー7は、同色、同材質及び一体感のあるデザインとされている。
次に、実施の形態1に係る手乾燥装置30の動作について説明する。使用者が手挿入空間2に手を入れると、センサ5が手を検知して高圧気流発生装置4が起動し、手乾燥装置30の周囲の空気は吸気口10から手乾燥装置30の内部へと吸い込まれる。吸気風路11にはフィルタ9が設けられており、埃又は水滴が手乾燥装置30の内部へ浸入することは防止される。
吸気風路11から高圧気流発生装置4へと流入した空気は、高圧気流発生装置4により高圧気流とされる。高圧気流は、排気風路12を通ってノズル3まで流れたのち、ノズル3から高速気流となって吹き出される。
ノズル3から吹き出された高速気流は、使用者の手に衝突し、濡れた手に付着していた水滴を吹き飛ばす。高速気流によって使用者の手から吹き飛ばされた水滴は、タンクカバー7に付着する。
使用者が手挿入空間2から手を抜いた後、高圧気流発生装置4は惰性運転をするため、惰性運転が終わって高圧気流発生装置4が停止するまでの間は、ノズル3から高速気流が吹き出され続ける。手挿入空間2から手が抜かれているため、高速気流はタンクカバー7に直接当たる。
土手13は、乾燥時に手から除去されタンクカバー7に付着した水滴がタンクカバー7の外に流出することを防止し、使用者、床又は壁へ水滴が飛散することを防止する。
タンクカバー7に付着した水滴は高速気流及び重力によって流下し、ドレン穴14を通って、タンクカバー7の下方に重ねて設置されたタンク6に回収され、ドレン水となって溜まる。
タンクカバー7には防風壁19が設けられているため、タンクユニット挿入口8内に風が入り込むことで発生する騒音は抑制される。また、防風壁19は、前方に向かって凸形状の円弧形状になっているため、防風壁19に沿って水滴が流れることによって水滴をドレン穴14へ誘導でき、水滴がドレン穴14に入りやすくなる。
ドレン穴14から落ちた水滴は、傾斜面6aによってタンク6の後方に流動する。タンク6の後方から水を溜めていくことにより、タンク6の重心が後方に移動して、タンク6の手前側が下方に傾くことを防止できる。
手乾燥装置30の使用時にタンクカバー7が装着されていないと、ノズル3から吹き出された高速気流がタンク6に溜められているドレン水に直接衝突してしまうため、そのドレン水が使用者、床又は壁に飛散してしまう。したがって、ドレン水の飛散を防止するには、高速気流をタンクカバー7で受止める必要があり、タンクカバー7が非装着の状態で手乾燥装置30が使用されることを防止する必要がある。
実施の形態1に係る手乾燥装置30は、タンク6の重心がタンクユニット挿入口8よりも前方にあるため、タンクカバー7を付けずにタンク6を単体で本体に取り付けても、タンク6はタンクユニット保持部17で保持されない。また、重心が前側にあるためタンク6は傾いて滑り落ち、ケーシング1に固定することができない。すなわち、ケーシング1は、タンクカバー7単体及びタンク6単体とは係合せずタンクユニット18とは係合するタンクユニット保持構造をなすタンクユニット保持部17を備えている。この構造により、タンクカバー7が非装着の状態での製品の使用を防止することができる。なお、タンク6が自重でケーシング1から滑り落ちる構造に限定するものではなく、高速気流が衝突することでタンク6がケーシング1から滑り落ちる構造にしてもよい。
実施の形態1に係る手乾燥装置30は、タンクユニット挿入口8の下面8aとタンクユニット保持部17とがなすタンクユニット保持構造においてタンクユニット18を挟み込む構造であるため、タンクユニット18をケーシング1に取付けた状態でタンクカバー7のみを取り外すことはできなくなっている。すなわち、実施の形態1に係る手乾燥装置30では、タンクカバー7及びタンク6は、タンクユニット7がタンクユニット保持構造に係合している状態では、単体ではケーシング1から取り外すことができない。
ケーシング1、タンク6及びタンクカバー7は、タンクユニット18を取り外せる構造であることが一般人には容易にわからないようになっているため、タンクカバー7がいたずらにより紛失することを防止できる。
タンクユニット18に過度な荷重がかかった場合、タンクユニット挿入口8に設けられた下面保持部20が弾性変形して外側に開き、タンクユニット18が下方に安全に外れる。したがって、タンクユニット18にぶらさがろうとしても、タンクユニット18はケーシング1からすぐ外れるため、タンクユニット18にぶら下がることができず、タンクユニット18にぶら下がろうとした人に危険が及ぶことはない。
タンクユニット18が外れた後、タンクユニット挿入口8の下面保持部20は弾性力で元の形状に復元するため、再びタンクユニット18を取付けて正常に使用することができる。
使用者の濡れ手から吹き飛ばされた水滴は、ケーシング1にも付着する。ケーシング1に付着した水滴は高速気流又は重力により下方に流されていき、表面張力によりタンクユニット挿入口8の上面8aに回り込み奥側に流される。
ケーシング1に付着し、高速気流又は重力によりタンクユニット挿入口8の上面8aに回り込んだ水滴は、水切り部21に付着し、それ以上奥側に流されることは防止される。水切り部21に付着した水滴は重力によって下方へ流れる。水切り部21の先端は中央部が低くなるように傾斜しているため、重力によって下方へ流れる水滴は水切り部21の中央に集約される。集約された水滴は、自重が表面張力よりも大きくなると水切り部21から落下する。水切り部21から落下した水滴は、タンクカバー7に受け止められるため、タンク6に回収することができる。
タンクユニット挿入口8の上面8aに回り込んだ水滴がタンクカバー7の奥側まで流れてタンク6に回収されなかったり、ケーシング1の部品間の合せ目に入り込んだりしてしまうと、製品外に水滴が滴り落ちたり、清掃されない箇所に水が溜まって不衛生になったりする懸念がある。実施の形態1に係る手乾燥装置30は、タンクユニット挿入口8の上面8aに回り込んだ水滴がタンク6に回収されるため、製品外に水滴が滴り落ちたり、清掃されない箇所に水が溜まって不衛生になったりすることを防止できる。
なお、タンク6後方から水を溜めていくことができれば、傾斜面6aを有する構造とは異なる構造を手乾燥装置30に用いても良い。タンク6においてドレン穴14よりも前方に仕切り板を設けることで、タンク6後方に先に水を溜める構造にしてもよい。
実施の形態1に係る手乾燥装置30は、タンクカバー7を装着せずにタンク6を単体でケーシング1に固定することができない構造となっているため、タンク6を単体でケーシング1に装着した状態で運転することを防止できる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2に係る手乾燥装置の断面図である。実施の形態2に係る手乾燥装置40では、タンクユニット41は、タンク42とタンクカバー43とを結合させるタンク係合部15を有する。図8に示す構成では、タンク係合部15はタンクユニット4の前端に設けられているが、他の箇所に設けても良い。また、実施の形態2に係る手乾燥装置40は、ケーシング44とタンクカバー43とが結合するカバー係合部46を有する。カバー係合部46は、ケーシング44がタンクユニット挿入口45の上面45aが有するカバー引掛部16にタンクカバー43の後端部43aが係合する。
図9は、実施の形態2に係る手乾燥装置のタンク係合部の構造を示す図である。タンク係合部15は、タンクカバー43に設けられたツメ43bと、タンク42に設けられた溝42aとを有する。タンクカバー43をタンク42に装着すると、ツメ43bが溝42aに嵌まり込むため、自重、ドレン水の重量又は風圧で外れることはない。なお、タンクカバー43に溝を設け、タンク42にツメを設けてもよい。
タンクカバー43をタンク42に装着後、タンクユニット41をタンクユニット挿入口45に挿入すると、タンクカバー43の後端部43aカバー引掛部16に係合するとともに、タンク42の底面42bがタンクユニット挿入口45の下面45bによって支えられる。すなわち、カバー引掛部16及びタンクユニット挿入口45の下面45bは、タンクカバー43単体及びタンク42単体とは係合せずタンクユニット41とは係合するタンクユニット保持構造をなしている。タンク42は、タンク係合部15によってタンクカバー43に結合しているため、タンクカバー43を介してケーシング44に支持される。したがって、タンクユニット41をタンクユニット挿入口45に挿入した場合には、タンクユニット41が外れることはない。
一方、タンクカバー43を外してタンク42を単体でタンクユニット挿入口45に挿入すると、タンク42は上側の保持機構を備えていないため、自重により傾いて滑り落ち、ケーシング44に固定することができない。また、タンクカバー43を単体でタンクユニット挿入口45に挿入すると、タンクカバー43の後端部43aがカバー引掛部16に係合するが、自重により傾いてケーシング44に固定されない。
タンク係合部15の構造は上記に限定されるものではなく、タンクカバー43をタンク42に装着した状態で、自重、ドレン水の重量又は風圧では外れず、かつ、工具なしで清掃者がタンクカバー43をタンク42から取り外せる構造であればよい。
図10は、実施の形態2に係る手乾燥装置のタンク係合部の別の構造を示す図である。タンクカバー43は凹部43cを有し、タンク42は凸部42cを有している。タンクカバー43をタンク42に装着すると、凹凸の嵌め込み構造となっているため、自重、ドレン水の重量又は風圧でタンク係合部15が外れることはない。なお、タンクカバー43が凸部を有し、タンク42が凹部を有する構造であってもよい。
実施の形態1との主要な相違点は、上述した通りであり、それ以外は実施の形態1と同等なので、説明は省略する。
実施の形態2に係る手乾燥装置は、タンクカバー43を装着せずにタンク42を単体でケーシング44に固定することができない構造となっているため、タンク42を単体でケーシング44に装着した状態で運転することを防止できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,44 ケーシング、1a 張り出し部、2 手挿入空間、3 ノズル、4 高圧気流発生装置、5 センサ、6,42 タンク、6a 傾斜面、7,43 タンクカバー、7a 底面、7b 前底面、7c 後底面、7d 最下領域、8,45 タンクユニット挿入口、8a,45a 上面、9 フィルタ、10 吸気口、11 吸気風路、12 排気風路、13 土手、14 ドレン穴、15 タンク係合部、16 カバー引掛部、18,41 タンクユニット、19 防風壁、20 下面保持部、21 水切り部、30,40 手乾燥装置、42a 溝、42b 底面、42c 凸部、43a 後端部、43b ツメ、43c 凹部、45b 下面、46 カバー係合部。

Claims (4)

  1. 前面上部から前方に延在する張り出し部を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に空気流を発生させる空気流発生部と、
    前記張り出し部の下方の処理空間に向けて前記空気流を噴射するノズルと、
    前記処理空間に配置された物体から前記空気流によって吹き飛ばされた水滴を受け止めるタンクカバーと、
    前記タンクカバーを上方に着脱可能であり、前記タンクカバーの装着時には前記タンクカバーとともにタンクユニットを構成し、前記タンクカバーが受け止めた水滴を収容するタンクとを有し、
    前記ケーシングは、前記タンクカバー単体及び前記タンク単体とは係合せず前記タンクユニットとは係合するタンクユニット保持構造を備えることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記タンクユニットは、前記タンクカバーと前記タンクとが上下方向に重なった構造であり、
    前記タンクユニットの厚さは、前記タンクカバーの厚さ及び前記タンクの厚さのどちらよりも大きく、
    前記タンクユニット保持構造は、前記タンクユニットを上下から挟む構造であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記タンクユニットは、前記タンクと前記タンクカバーとを結合するタンク係合部を有し、
    前記タンクユニット保持構造は、前記タンクカバーの後端部を支持するカバー引掛部と、前記タンクの底面を下から支える支持部とを有することを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 前記タンクカバー及び前記タンクは、前記タンクユニットが前記タンクユニット保持構造に係合している状態では、単独で前記ケーシングから取り外すことができないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の手乾燥装置。
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